JPH0437245Y2 - - Google Patents

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JPH0437245Y2
JPH0437245Y2 JP15359586U JP15359586U JPH0437245Y2 JP H0437245 Y2 JPH0437245 Y2 JP H0437245Y2 JP 15359586 U JP15359586 U JP 15359586U JP 15359586 U JP15359586 U JP 15359586U JP H0437245 Y2 JPH0437245 Y2 JP H0437245Y2
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passage
fuel
intake passage
negative pressure
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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内燃機関へ混合気を供給するための
燃料供給装置であつて、燃料通路に連通する吸気
流量検出用負圧通路内の液面レベルを一定に保つ
ように燃料流量を制御して、適正な空燃比を得る
液面制御式の燃料供給装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種従来の燃料供給装置としては、本件出願
人が先に出願した特願昭60−146627号に記載のも
のがある。第2図はその構造を示したもので、一
端が吸気通路1の固定ベンチユリ2にメインノズ
ル3として開口し、且つ他端がジエツト4を介し
てフロート室5に連通する燃料通路6の途中にソ
レノイドバルブ7を配置してある。
更に、一端が固定ベンチユリ2の上流で固定ベ
ンチユリ2よりも弱い負圧を発生する固定ベンチ
ユリ8に開口し、他端がジエツト4とソレノイド
バルブ7との間で燃料通路6に連通する負圧通路
9を配設してある。負圧通路9の途中に液面レベ
ルセンサ11を配置し、液面レベルセンサ11か
らの信号を受けて、液面レベルがあらかじめ決め
られたレベルで一定となるよにソレノイドバルブ
7を制御して、燃料吐出量を変える制御回路(図
示は省略)を備えている。
特願昭60−146627号の発明では、絞り弁12の
開度又は機関回転数が変化した場合、吸気通路1
内を流れる空気量が変わるのに従つて、負圧通路
9内の圧力も変化する。一方、メインノズル3か
ら吸出される燃料量も、固定ベンチユリ2を流れ
る空気量の変化に伴つて変わり、したがつて、燃
料通路6内の圧力も変化する。
この場合、燃料通路6内を流れる燃料量が多過
ぎると、あらかじめ決められたレベルより液面が
下がる、すなわち、液面が設定液面レベル以下に
なる。そうして、液面レベルセンサ11で液面が
設定液面レベル以下であることを検知し、制御回
路(図示は省略)を介してソレノイドバルブ7へ
信号を送り、燃料吐出量を抑制する。また、燃料
通路6内を流れる燃料量が少なすぎる場合は、上
記と逆の作用により燃料吐出量を増加させ、空燃
比を常に一定に保つのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記燃料供給装置では、ソレノイド
バルブ7が液面レベルセンサ11からの信号のみ
によつて作動するようになつている。したがつ
て、例えば機関の始動・暖機の検出信号又はO2
センサからの信号によつて、メインノズル3から
の燃料吐出量を一時的に変えたいときも、設定レ
ベルを変更する必要がある。そのためには、固定
ベンチユリ8の圧力を調節すればよい。しかし、
そうすることは、上記構造のままでは不可能なた
め、O2センサフイードバツク、始動・暖機にお
ける燃料吐出量の増量の必要性に積極的に対応し
得なかつた。
本考案は、上記問題点に鑑み、O2センサフイ
ードバツク、始動・暖機における燃料吐出量の増
量の必要性にも積極的に対応し得るこの種燃料供
給装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案による燃料供給装置は、一端が吸気通路
の固定ベンチユリに開口し且つ他端がジエツトを
介して燃料供給源に連通する燃料通路の途中にソ
レノイドバルブを配置し、一端が該固定ベンチユ
リの上流で該固定ベンチユリよりも弱い負圧を発
生するベンチユリに開口し且つ他端が該ジエツト
と該ソレノイドバルブとの間で該燃料通路に連通
する負圧通路の途中に液面レベルセンサを配置
し、該液面レベルセンサからの信号を受けて液面
レベルがあらかじめ決められたレベルで一定とな
るように該ソレノイドバルブを制御する制御回路
を備えて成る燃料供給装置において、該負圧通路
の該吸気通路への開口部に該吸気通路の断面積変
化手段を設け、該断面積変化手段を機関運転状態
検出信号により制御するようにしたことを特徴と
しており、O2センサフイードバツク、始動・暖
機における燃料吐出量の増量の必要性に応じて、
該負圧通路内の負圧を更に変化させることによ
り、液面レベルセンサの位置を移動することな
く、空燃比を変えることを可能としたものであ
る。
〔第1実施例〕 以下、第1図に示した第1実施例に基づき、本
考案を説明する。第1実施例は、吸気通路の断面
積変化手段を可変ベンチユリにしたものである。
符号1から12までは、第2図と同一である。
13は負圧通路9の吸気通路1への開口端に対向
する位置に吸気通路1と直交する方向へ摺動可能
に配置したピストンバルブ、14はピストンバル
ブ13の後端部に螺合してあるボールねじ、15
はボールねじ14を回転するステツピングモータ
である。ステツピングモータ15は機関の始動、
暖機の検出信号又はO2センサ(図示は省略)か
らの信号等により制御される。第1実施例の場
合、ピストンバルブ13,ボールねじ14及びス
テツピングモータ15より吸気通路の断面積変化
手段である可変ベンチユリを構成している。その
作用はつぎのとおりである。
例えば、機関の始動・暖機状態が検出される
と、ステツピングモータ15はその検出信号を受
けて作動し、ボールねじ14を回転する。ボール
ねじ14の回転数に応じた距離だけ、ピストンバ
ルブ13は吸気通路1内に突出して、吸気通路1
の断面積を小さくする。その結果、負圧通路9の
吸気通路1への開口端近傍の負圧が強くなり、負
圧通路9内の液面レベルが上昇する。
液面レベルがあらかじめ決められたレベルより
上昇すると、液面レベルセンサ11がこれを検知
し、制御回路(図示は省略)を介してソレノイド
バルブ7へ信号を送り、液面レベルがあらかじめ
決められたレベルに戻るように、ソレノイドバル
ブ7の開度を大きくするので、メインノズル3か
らの燃料吐出量が増大する。したがつて、混合気
の空燃比が、あらかじめ設定された値(例えば定
常運転に適した値)よりも小さくなる。すなわ
ち、濃混合気となり、機関の始動・暖機に適した
ものとなる。
また、機関の暖機が終了すると、ピストンバル
ブ13が引き込まれて吸気通路1の断面積が大き
くなる。その結果、負圧通路9の吸気通路1への
開口端近傍の負圧が低下し、液面レベルが下降す
るので、上述と逆の作用によりソレノイドバルブ
7の開度が減少して、混合気の空燃比は、あらか
じめ設定された値に戻る。
O2センサにより排ガス中の酸素濃度の過不足
が検出された場合、上述と同様の作用により混合
気体の空燃比が変化し、排ガス中の酸素濃度は所
定の濃度(理論空燃比の排ガス中酸素濃度)に戻
り、三元触媒の浄化率が高く維持される。
なお前述のように、ピストンバルブ13が吸気
通路1内に突出し吸気通路何時の断面積を小さく
するので、負圧通路9の吸気通路1への開口端近
傍の負圧が定常運転時に比較して強くはなるが、
固定ベンチユリ2よりも強い負圧にすることは意
味がないし、液面制御式の燃料供給装置の特性が
損なわれることにもなる。したがつて、第1実施
例における設計条件、例えば吸気通路1内へのピ
ストンバルブ13の突出量に適切な上限を設ける
こと、負圧通路9の吸気通路1への開口端と対向
するピストンバルブ13の位置の適切な選択等に
より、液面センサ式の燃料供給装置の特性を維持
しなければならない。
〔第2実施例〕 吸気通路の断面積変化手段に、絞り弁12と似
た構造の板弁を用い、該板弁をアクチユエータに
より開・閉弁させる。該アクチユエータはレバ
ー、連結桿を含み、負圧を利用したダイアフラム
式である。当然、負圧のON・OFFには、上記検
出信号で制御するソレノイドバルブを用いる。第
2実施例にいても、板弁の開度を減少し吸気通路
1の断面積を小さくすることにより、負圧通路9
の吸気通路1への開口端近傍の負圧が定常運転時
に比較して強くはなるが、設計条件で固定ベンチ
ユリ2よりも強い負圧にはならないように構成し
てある。
〔第3実施例〕 本考案の燃料供給装置は、主燃料系の他に定速
燃料系に適用できる。第1図を参考にして、その
場合の構造を概略的に述べれば、燃料通路6を主
燃料通路と低速燃料通路に分岐し、該分岐部近傍
の該低速燃料通路に低速燃料ジエツトを設ける。
主燃料系には本考案を適用しないので、該低速燃
料ジエツトより下流において、負圧通路9は該低
速燃料通路に開口する構造となる。絞り弁12の
開度が小さいとき絞り弁12の周縁部と吸気通路
1の内周部とで形成する負圧発生部に、該低速燃
料通路の吸気通路1への開口部を設け、該開口部
を低速ノズルとする。
〔考案の効果〕
上述のように、本考案による燃料供給装置は、
液面制御式の燃料供給装置の特性を維持しつつ、
O2センサフイードバツク、始動・暖機における
燃料吐出量の増量の必要性に積極的に対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による燃料供給装置の一実施例
の断面図、第2図は従来例の断面図である。 1……吸気通路、2……固定ベンチユリ、3…
…メインノズル、4……ジエツト、5……フロー
ト室、6……燃料通路、7……ソレノイドバル
ブ、9……負圧通路、11……液面レベルセン
サ、12……絞り弁、13……ピストンバルブ、
14……ボールねじ、15……ステツピングモー
タ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が吸気通路の固定ベンチユリに開口し且つ
    他端がジエツトを介して燃料供給源に連通する燃
    料通路の途中にソレノイドバルブを配置し、一端
    が該固定ベンチユリの上流で該固定ベンチユリよ
    りも弱い負圧を発生するベンチユリに開口し且つ
    他端が該ジエツトと該ソレノイドバルブとの間で
    該燃料通路に連通する負圧通路の途中に液面レベ
    ルセンサを配置し、該液面レベルセンサからの信
    号を受けて液面レベルがあらかじめ決められたレ
    ベルで一定となるように該ソレノイドバルブを制
    御する制御回路を備えて成る燃料供給において、 該負圧通路の該吸気通路への開口部に該吸気通
    路の断面積変化手段を設け、該断面積変化手段を
    機関運転状態検出信号により制御するようにした
    ことを特徴とする燃料供給装置。
JP15359586U 1986-10-06 1986-10-06 Expired JPH0437245Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15359586U JPH0437245Y2 (ja) 1986-10-06 1986-10-06

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JPS6360059U JPS6360059U (ja) 1988-04-21
JPH0437245Y2 true JPH0437245Y2 (ja) 1992-09-02

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