JPH04371864A - ページプリンタ - Google Patents

ページプリンタ

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JPH04371864A
JPH04371864A JP14826691A JP14826691A JPH04371864A JP H04371864 A JPH04371864 A JP H04371864A JP 14826691 A JP14826691 A JP 14826691A JP 14826691 A JP14826691 A JP 14826691A JP H04371864 A JPH04371864 A JP H04371864A
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Application number
JP14826691A
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English (en)
Inventor
Naohiko Miyoshi
三好 尚彦
Daisuke Yamada
大介 山田
Satoshi Hayashida
林田 聡
Shiyouhei Moroi
昭平 毛呂井
Shozo Ishibashi
石橋 省三
Yoshitsugu Inoue
喜嗣 井上
Satoshi Nakamura
聡 中村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータなどで処
理したデータをページ単位で印字出力するページプリン
タに係わり、特に、解像度の異なるドットプリンタのエ
ミュレーションや、変倍処理を、少ない容量のメモリで
、高品質に行なうのに好適なページプリンタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ページプリンタは、ページを単位として
印字するプリンタであり、高速、高品質の印字、低騒音
などの特徴を持ち、一行単位で印刷するラインプリンタ
と比べて、一ページ分のドットパターン情報を展開する
ためのページバッファを持ち、レイアウトを正確に行な
うことができる。印字機構、すなわち、画像形成部には
、乾式電子複写機と同じ電子写真方式を用いるが、露光
方式の違いにより、レーザビームプリンタ方式、LED
(発光ダイオード)方式、液晶シャッタ方式などがある
。また、出力文字は、ドットの集合で表現するため、コ
ンピュータから転送されてくる文字コードなどのコード
データを、ドット情報化する。すなわち、コードデータ
に対応するドットパターンを、キャラクタジェネレータ
から抽出する。そして、このようにして抽出したドット
パターンと、コンピュータから転送されてきた図形や、
イメージ、帳票枠などの印刷情報を重ねあわせて、同時
に印刷する。このような、コンピュータシステムにおけ
る印刷装置に関しては、例えば、電子情報通信学会編「
電子情報通信ハンドブック」(1988年、オーム社発
行)のpp.1679〜1683に記載されている。
【0003】現在、コンピュータで処理され出力される
情報は、一般に、ドットプリンタ用のものであり、ペー
ジプリンタを印刷装置として用いる場合には、エミュレ
ーションを行ない、印字出力する。ページプリンタが、
高解像であることから、エミュレーションは、比較的容
易に行なうことができる。ドットプリンタのエミュレー
ションにおいて、イメージデータやグラフィック(図形
)データなどに関しては、ページプリンタとドットプリ
ンタとの画素密度、すなわち、解像度が同じであれば、
そのままページバッファに展開することができるが、一
般には、ページプリンタの方が、解像度が細かい(高い
)ので、画像は縮小されることになる。そのために、画
像の拡大処理を行ない等倍にする必要がある。そして、
文字などのコードデータ(フォント)に関しては、幾つ
かのフォントサイズ毎に用意したフォントカートリッジ
から、拡大した画像に合わせたサイズのものを選択して
用いる。例えば、240dpi(ドット/インチ)のペ
ージプリンタで、180dpiのドットプリンタのエミ
ュレーションを行なう場合、画像は3/4(180/2
40)倍に縮小されることになる。そして、等倍にする
ために、イメージデータを4/3倍し、フォントは、3
2×32ドットのものを用いる。このようなイメージの
拡大を行なわず、また、フォントもドットプリンタと同
じサイズ、例えば、24×24ドットのフォントを用い
て、3/4倍や、2/3倍などの縮小サイズの印刷を行
なうこともある。また、現在、レーザプリンタなどの画
像形成部には、印字画像の解像度の設定を可変できるも
のがあり、画像形成部の解像度を、ページバッファの解
像度よりも高く設定して、縮小印刷を行なうこともでき
る。
【0004】このようなドットプリンタのエミュレーシ
ョンや、画像の変倍印刷に関する技術には、例えば、当
発明の当事者などにより出願された、特願平1−334
23号明細書および図面に記載のものがある。すなわち
、各縮小率に変倍したイメージデータと合致する適正な
フォントサイズを、予め用意したフォントサイズから選
択する方法や、予め用意した1種類のケイ線のサイズを
、各縮小率に変倍したイメージデータと合致する適正な
フォントサイズに変倍することにより、ケイ線フォント
とイメージデータとのずれを防ぐ方法が記載されており
、画像の変倍時におけるフォントの切替操作や、フォン
トメモリの増加を抑え、かつ、印字品質を低下させるこ
となく変倍処理を可能とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のページプリンタ
においては、原画に対して、縮小、または、拡大した印
字画像を印刷する場合には、印字イメージとして、ペー
ジバッファに展開する際に、指定された縮小率または拡
大率に応じて、まず、画像のドットパターンの変倍処理
を行ない、変倍処理したドットパターンデータをページ
バッファに展開していた。しかし、この変倍処理は、デ
ジタル的に行なわれるために、変倍率が整数でない場合
、例えば、1.5倍という倍率の場合には、1ドットの
黒イメージは、ある閾値を持って、1ドットか2ドット
のどちらかの黒イメージとなり、実際には1.5ドット
の黒イメージが、1ドットまたは2ドットのいずれかに
なるため、原画とは異なる印字となってしまっていた。 図3は、従来のページプリンタによる変倍処理で発生す
る画像変化を示す説明図である。右から2番目が黒イメ
ージの6ドットのイメージ31を、1.5倍に拡大する
と、9ドットに印刷されるが、閾値により、右から3番
目のドットだけが黒イメージのイメージ32、もしくは
、右から2、3番目の二つのドットが黒イメージのイメ
ージ33のいずれかになる。イメージ32、33のいず
れにしろ、原画であるイメージ31を、正確に1.5倍
したイメージとは異なるものとなる。このような不具合
は、高解像度(400dpi以上)のページプリンタに
おいては、印字品質としては問題はない。しかし、40
0dpi以上のページバッファや、パターンメモリ(キ
ャラクタジェネレータROM)を用いる必要があり、メ
モリ容量が大きくなり、コストと処理スピードの面で問
題となる。特に、フォントに関しては、縮小率や拡大率
に適したフォントを、それぞれ用意する必要があり、コ
スト面で問題があった。
【0006】また、ドットプリンタのエミュレーション
を行なうページプリンタにおいては、それぞれのプリン
タの解像度が異なる場合、例えば、180dpiプリン
タのエミュレーションを行なう240dpiのページプ
リンタでは、240/180倍の変倍が必要となり、こ
れは、4/3倍であり、整数倍ではなく、上述の1.5
倍の変倍処理と同様に、原画と異なる印字となってしま
う。また、印字画像の解像度の設定を可変なページプリ
ンタも、エミュレーションにおいては、フォント用メモ
リの容量が大きくなる。例えば、180dpiのドット
プリンタのエミュレーションの場合は、完全な印字品質
を考慮すると、360dpiのページバッファの構成が
考えられる。そのために、360dpiのページバッフ
ァと360dpiのフォントを必要とし、メモリ容量が
大きくなり、コストアップとなる。しかも、このページ
プリンタが、160dpiのドットプリンタのエミュレ
ーションも可能な機能を有していれば、320dpiの
ページバッファを構成するために、360dpi用とは
別に、320dpi用のフォントも必要となり、さらに
コストアップとなる。また、グラフィックの場合、低解
像度のページバッファで描画すると、斜め線などでは、
ドットのエッジが目立ってしまう。従って、高品質のグ
ラフィック印字を行なう場合には、高解像度のページバ
ッファが必要となり、この場合も、フォントのメモリ容
量が増加し、かつ、処理スピードが劣化してしまう。
【0007】解決しようとする問題点は、従来のページ
プリンタでは、少ないメモリ容量で、印字画像の変倍処
理や、ドットプリンタのエミュレーションを、高品質、
かつ、高効率に行なうことができない点である。本発明
の目的は、これら従来技術の課題を解決し、ドットプリ
ンタのエミュレーションや、画像の変倍処理などを、高
品質、かつ、高効率に行なうことを可能とするページプ
リンタを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明のページプリンタは、(1)イメージデータお
よびグラフィックデータを含むドットパターンデータと
、文字コードを含むコードデータとからなる印刷情報を
、ページ単位で、上位装置から入力し、コードデータに
対応するドットパターンデータを、パターンメモリから
抽出して、このパターンメモリから抽出したドットパタ
ーンデータと、上位装置から入力したイメージデータお
よびグラフィックデータを含むドットパターンデータと
を合成して、画像形成部により、ページ単位で印字出力
するページプリンタにおいて、上位装置から入力したイ
メージデータおよびグラフィックデータを含むドットパ
ターンデータと、パターンメモリから抽出したドットパ
ターンデータとを、それぞれのドットパターンデータの
解像度で、ページ単位で記憶する複数のページバッファ
と、この複数のページバッファに記憶したそれぞれのド
ットパターンデータを、同一の解像度にするそれぞれの
整数値で変倍して整合し、かつ、この同一の解像度に整
合したそれぞれのドットパターンデータを合成する整合
・合成部とを設け、画像形成部により、この整合・合成
部で合成したドットパターンデータを印字出力すること
を特徴とする。また、(2)上記(1)に記載のページ
プリンタにおいて、整合・合成部は、複数のページバッ
ファに記憶したそれぞれのドットパターンデータを、そ
れぞれのドットパターンデータの解像度の最小公倍数に
するそれぞれの整数値で変倍して整合し、かつ、合成し
、画像形成部は、この整合・合成部で合成したドットパ
ターンデータを印字出力することを特徴とする。また、
(3)上記(1)もしくは(2)のいずれかに記載のペ
ージプリンタにおいて、画像形成部は、整合・合成部で
整合した解像度と異なる解像度で、整合・合成部で合成
したドットパターンデータを印字出力して、変倍処理を
行なうことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、上位装置から入力したイメ
ージデータやグラフィックデータ、および、パターンメ
モリから抽出したドットパターンデータ(フォント)な
どを、複数のページバッファに、それぞれの解像度で、
ページ単位で記憶する。また、整合・合成部で、それぞ
れのページバッファに記憶したドットパターンデータを
、それぞれの変倍値で変倍して整合する。この変倍値は
、例えば、それぞれのページバッファの解像度の最小公
倍数に整合するための値であり、必ず整数であり、1.
5倍などの変倍で発生する原画との相違は発生しない。 また、このことにより、フォントは、低解像度のものを
一種類用意すれば良い。そして、整合・合成部で、ある
解像度に整合され合成されたドットパターンデータを、
同じ解像度の画像形成部で印字出力することにより、等
倍の印字出力を得ることができる。もし、画像形成部の
印字解像度が、整合・合成部で整合された解像度と異な
れば、変倍された印字画像を出力する。画像形成部に、
印字画像の解像度の設定が可変なものを用いることによ
り、整合・合成回路から出力される様々な解像度のドッ
トパターンデータを、正しく印字出力することができる
。そして、画像形成部の解像度を変化させることにより
、印字画像の縮小、拡大を容易に行なうことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明を施したページプリンタの本
発明に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。 本実施例のページプリンタは、本発明を施し、コンピュ
ータなどの上位装置から転送されてきた印刷情報を、ペ
ージ単位に取り込み、本発明に係わる変倍処理を含む、
ページプリンタ全体の処理動作を制御するプリンタコン
トローラ1と、プリンタコントローラ1から出力される
ドットパターンデータに基づき、印字出力を行なう画像
形成部2により構成されている。さらに、プリンタコン
トローラ1は、ページプリンタの全体動作の制御プログ
ラムを格納したプログラムROM(Read  Onl
y  Memory、読み出し専用メモリ)3と、この
プログラムROM3から制御プログラムを読みだし、ペ
ージプリンタの動作制御を行なうCPU(Centra
l  Processing  Unit、中央処理装
置)4と、上位装置から転送されてきた文字コードなど
に対応するドットパターンデータを格納したキャラクタ
ジェネレータROM(以下、CGROMと記載)5と、
ドットパターンデータをページ単位で記憶するそれぞれ
解像度の異なる複数のページバッファ6〜8と、ページ
バッファ6〜8に記憶したそれぞれのドットパターンデ
ータを、それぞれ異なる整数値で変倍する変倍部9〜1
1と、それぞれの変倍部9〜11で変倍したドットパタ
ーンデータを、それぞれパラレル/シリアル変換するP
/S回路12〜14と、P/S回路12〜14からのド
ットパターンデータの論理和演算を行なうOR回路15
と、ページバッファ6〜8から変倍部9〜11へのドッ
トパターンデータのDMA(Direct  Memo
ry  Access)転送を制御するプリントスキャ
ンDMA制御部16と、CPU4とプリントスキャンD
MA制御部16とのバス使用を制御するバスアービタ回
路17と、ホストコンピュータなどの上位装置との接続
用インタフェースのHOSTI/F18と、画像形成部
2との制御信号およびデータのやり取りを行なうVID
EOI/F19とにより構成されている。尚、画像形成
部2は、本実施例においては、印字画像の解像度の設定
が可変なものである。
【0011】ページバッファ6〜8は、HOSTOI/
F18を介して上位装置から転送されてきた印刷情報を
、イメージデータや、グラフィックデータ、および、C
GROM5から出力されたフォントデータ別に、それぞ
れのデータと同じ解像度で記憶する。また、変倍部9〜
11とP/S回路12〜14、および、OR回路15と
プリントスキャンDMA制御部16、そして、バスアー
ビタ回路17とにより、整合・合成回路を構成している
。すなわち、プリントスキャンDMA制御部16とバス
アービタ回路17により、ページバッファ6〜8のドッ
トパターンデータを、変倍部9〜11に送出する。ここ
で、変倍部9〜11は、送出されてきたドットパターン
データを、それぞれ異なる整数値で変倍するものであり
、プリントスキャンDMA制御部16は、それぞれの変
倍部9〜11でのドットパターンデータの変倍処理結果
が、同一の解像度になるような組合せで、ページバッフ
ァ6〜8からのドットパターンデータを、変倍部9〜1
1に送出する。そして、変倍部9〜11で同一の解像度
に整合されたそれぞれのドットパターンデータを、P/
S12〜14でシリアル信号に変換し、OR回路15で
合成している。このようにして合成されたドットパター
ンデータは、VIDEOI/F19を介して、画像形成
部2に送出される。画像形成部2は、例えば、光学系に
レーザを用い、回転ミラーの回転速度などの変更により
、印字画像の解像度の設定を任意に変えることができ、
プリンタコントローラ1から送られてくるドットパター
ンデータと同じ解像度で、印字出力する。もし、画像形
成部2の解像度を、プリンタコントローラ1から送られ
てくるドットパターンデータの解像度よりも高く設定す
ると、その解像度比に等しい縮小率で印字画像を出力す
る。また、逆に、画像形成部2の解像度を、プリンタコ
ントローラ1から送られてくるドットパターンデータの
解像度よりも低く設定すると、その解像度比に等しい拡
大率で印字画像を出力する。
【0012】以下、160dpiのドットプリンタのエ
ミュレーションを行なう場合を具体例として、本発明に
関しての詳細な説明を行なう。ページバッファ6は16
0dpiで構成され、ページバッファ7は240dpi
で構成される。そして、変倍部9は、ページバッファ6
のドットパターンデータを3倍、変倍部10は、ページ
バッファ7のドットパターンデータを2倍にそれぞれ変
倍する。そして、上位装置からのドットパターンデータ
は、160dpiであり、ページバッファ6に展開し、
CGROM5からのドットパターンデータ(フォント)
は、240dpiであり、ページバッファ7に展開する
。このように組合せることにより、変倍部9からのドッ
トパターンデータの解像度(3×160dpi=480
dpi)と、変倍部10からのドットパターンデータの
解像度(2×240dpi=480dpi)とが同じ値
となり、OR回路15で、正しく合成することができる
。そして、VIDEOI/F19から、画像形成部2へ
は、480dpiのドットパターンデータが送出され、
画像形成部2は、利用者の希望する変倍率で印字出力す
る。このように、本実施例においては、イメージデータ
は、ページバッファ6に等倍で展開され、かつ、変倍部
9においても整数倍で変倍されるため、原画通りに印字
される。また、フォント用のページバッファ7も、24
0dpiの少ないメモリ容量で構成することができる。
【0013】さらに、画像形成部2は、印字画像の解像
度の設定を変更できるので、変換部9〜11の変倍率を
可変とすれば、例えば、180dpiのプリンタのエミ
ュレーションにおいても、変換部9を4倍、変換部10
を3倍とすることで、ページバッファ6に180dpi
で展開したイメージデータと、ページバッファ7に24
0dpiで展開したフォントデータとを、720dpi
の共通な解像度とすることができ、160dpiのドッ
トプリンタのエミュレーションと同じ効果を得ることが
できる。また、グラフィック描画の場合は、イメージ用
のページバッファのみを高解像度とすることで、斜め線
のドットのエッジなどの印字品質の低下を防ぐことがで
きる。例えば、イメージ用のページバッファ6を、48
0dpiで構成して、上位装置から転送されてきた48
0dpiのイメージデータを展開し、また、フォント用
のページバッファ7を、240dpiで構成して、ペー
ジバッファ7のドットパターンデータのみを変倍部2で
2倍に変倍して、480dpiドットパターンデータと
して合成し、画像形成部2で印字出力する。このように
することにより、小容量のフォント用ページバッファを
用いて、高解像度のイメージデータの印字を行なうこと
ができる。
【0014】次に、変倍部9〜11の変倍処理に関して
説明を行なう。プリンタコントローラ1から画像形成部
2へのドットパターンデータの転送は、画像形成部2か
ら送られてくるドットクロック(図中、DOTCLKと
記載)と、ライン同期信号(図中、LSYNCと記載)
とに合わせて行なわれる。従来は、プリンタコントロー
ラ1において、プリントスキャンDMA制御部16によ
り、ライン同期信号毎に1ライン分ずつ、ドットクロッ
クに同期して、例えば、ページバッファ6からのドット
パターンデータを、VIDEOI/F19を介して、画
像形成部2に送出していた。しかし、本実施例では、変
倍部9〜11は、ドットクロックをそれぞれの変倍率に
対応して分周して、一ライン分、すなわち、主走査方向
のドットパターンデータを変倍し、また、副走査方向に
は、それぞれの変倍率に対応する回数分、同じラインの
スキャンアドレスを発生させることで変倍を行なう。ま
た、プリントスキャンDMA制御部16は、それぞれの
ページバッファに対し、それぞれのドットクロック、ラ
イン同期信号に同期して、スキャンリクエスト、および
、スキャンアドレスの発生を行なう。例えば、変倍部1
0で、ページバッファ6のドットパターンデータを2倍
に変倍する場合には、図2に示すように、ドットクロッ
クを2倍に分周し、同じラインを2度スキャンすること
で、2倍の変倍処理を行なう。図2は、図1におけるペ
ージプリンタの変倍処理に係わる信号制御動作の一実施
例を示すタイムチャートである。図2(a)は、主走査
方向の変倍処理を示し、図2(b)は、副走査方向の変
倍処理を示している。図2(a)では、図1の変倍部1
0において、図1の画像形成部2からのドットクロック
21が、2倍に分周され、ドットクロック22が得られ
る状態を示している。そして、本実施例のシステムバス
が16ビットであり、ドットクロック22の16クロッ
ク毎に、スキャンリクエスト(2)23が生成されてい
る。このドットクロック22に同期して、図1のページ
バッファ7からのドットパターンデータが、画像形成部
2に送出され、一ワード分の印字が行なわれる。尚、ス
キャンリクエスト1回に対して1ワードを読みだし、A
4サイズの場合、通常、80ワードで1ラインとなる。 図2(b)では、図1のプリントスキャンDMA制御部
16において、図1の画像形成部2からのライン同期信
号に同期して、すなわち、ライン同期信号24で、ライ
ン先頭アドレスをロードし、また、ライン同期信号24
の2倍の周期のライン同期信号25で、ライン先頭アド
レスをカウントアップすることで、スキャンアドレス2
6を発生させていることを示している。このようにして
、ドットクロック21を2倍に分周して、ドットパター
ンデータの主走査方向の変倍を行ない、かつ、2ライン
分、同じドットパターンデータを送出することにより、
副走査方向の変倍を行なうことができる。
【0015】以上、図1および図2を用いて説明したよ
うに、本実施例のページプリンタでは、ドットプリンタ
のエミュレーションを行なう場合、イメージデータ用の
ページバッファを、ドットプリンタに合わせた解像度で
、また、フォント用のページバッファを、フォントに合
わせた解像度で構成する。このことにより、イメージデ
ータを変倍して、ページバッファに展開する必要がなく
、また、解像度を整合するために行なう変倍も整数倍の
変倍であり、原画と同じイメージで印字出力することが
できる。また、グラフィック描画の場合、イメージデー
タ用のページバッファのみを、高解像で構成すれば、フ
ォントはローコストな低解像度のものでも、高品質なグ
ラフィック印字が可能である。そして、本実施例の画像
形成部は印字画像の解像度が可変であり、フォントの縮
小、拡大が可能となる。このことにより、エミュレーシ
ョンを行なうドットプリンタの解像度に係わらず、常に
、同一の解像度で、フォント用のページバッファを構成
できるので、一種類のドット構成のフォントのみを用意
すれば良く、操作性の向上、および、コストの軽減が可
能となる。また、画像形成部の印字画像の解像度を、各
ページバッファの解像度の最小公倍数と異なる値に設定
すれば、アナログ的に変倍した印字出力を行なうことが
できる。尚、本実施例においては、印字画像の解像度が
可変な画像形成部を用いたページプリンタの例で説明し
たが、アナログ的な変倍処理以外に関しては、解像度の
設定が固定された画像形成部を用いたページプリンタに
も適用できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、解像度の異なるドット
プリンタのエミュレーションや、変倍処理を、少ない容
量のビットマップメモリで、高品質に行ない、ページプ
リンタのコストを低減し、かつ、性能を向上させること
が可能である。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施したページプリンタの本発明に係わ
る構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるページプリンタの変倍処理に係わ
る信号制御動作の一実施例を示すタイムチャートである
【図3】従来のページプリンタでの変倍処理により発生
する画像変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1  プリンタコントローラ 2  画像形成部 3  プログラムROM 4  CPU 5  CGROM 6〜8  ページバッファ 9〜11  変倍部 12〜14  P/S回路 15  OR回路 16  プリントスキャンDMA制御部17  バスア
ービタ回路 18  HOSTI/F 19  VIDEOI/F 21  ドットクロック 22  分周ドットクロック 23  スキャンリクエスト 24、25  ライン同期信号 26  スキャンアドレス 31〜33  イメージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  イメージデータおよびグラフィックデ
    ータを含むドットパターンデータと、文字コードを含む
    コードデータとからなる印刷情報を、ページ単位で、上
    位装置から入力し、上記コードデータに対応するドット
    パターンデータを、パターンメモリから抽出して、該パ
    ターンメモリから抽出したドットパターンデータと、上
    記上位装置から入力した上記イメージデータおよびグラ
    フィックデータを含むドットパターンデータとを合成し
    て、画像形成手段により、ページ単位で印字出力するペ
    ージプリンタにおいて、上記上位装置から入力した上記
    イメージデータおよびグラフィックデータを含むドット
    パターンデータと上記パターンメモリから抽出したドッ
    トパターンデータとを、それぞれのドットパターンデー
    タの解像度で、ページ単位で記憶する複数のページバッ
    ファと、該複数のページバッファに記憶したそれぞれの
    ドットパターンデータを、同一の解像度にするそれぞれ
    の整数値で変倍して整合し、かつ、該同一の解像度に整
    合したそれぞれのドットパターンデータを合成する整合
    ・合成手段とを設け、上記画像形成手段により、該整合
    ・合成手段で合成したドットパターンデータを印字出力
    することを特徴とするページプリンタ。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載のページプリンタにお
    いて、上記整合・合成手段は、上記複数のページバッフ
    ァに記憶したそれぞれのドットパターンデータを、それ
    ぞれのドットパターンデータの解像度の最小公倍数にす
    るそれぞれの整数値で変倍して整合し、かつ、合成し、
    上記画像形成手段は、該整合・合成手段で合成したドッ
    トパターンデータを印字出力することを特徴とするペー
    ジプリンタ。
  3. 【請求項3】  請求項1もしくは請求項2のいずれか
    に記載のページプリンタにおいて、上記画像形成手段は
    、上記整合・合成手段で整合した解像度と異なる解像度
    で、上記整合・合成手段で合成したドットパターンデー
    タを印字出力して、変倍処理を行なうことを特徴とする
    ページプリンタ。
JP14826691A 1991-06-20 1991-06-20 ページプリンタ Pending JPH04371864A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056804A (ja) * 2008-09-17 2009-03-19 Silverbrook Research Pty Ltd 印刷ヘッドを駆動するプリントエンジン

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JP2009056804A (ja) * 2008-09-17 2009-03-19 Silverbrook Research Pty Ltd 印刷ヘッドを駆動するプリントエンジン

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