JPH0437167Y2 - - Google Patents

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JPH0437167Y2
JPH0437167Y2 JP2142587U JP2142587U JPH0437167Y2 JP H0437167 Y2 JPH0437167 Y2 JP H0437167Y2 JP 2142587 U JP2142587 U JP 2142587U JP 2142587 U JP2142587 U JP 2142587U JP H0437167 Y2 JPH0437167 Y2 JP H0437167Y2
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JP
Japan
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ladder
guide rail
roof
attached
bracket
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JP2142587U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建家の屋根部にメンテナンス用のは
しごを取付ける装置に関する。
〔従来の技術〕
実開昭58−168700号公報に示すように、アーチ
状の屋根に沿つてアーチ状のメンテナンス用のは
しごを移動自在に配設すると共に、屋根の端部に
はしご用ガイドレールを取付け、前記はしごの端
部に取付けた車輪をはしご用ガイドレールに沿つ
て移動自在とし、この車輪を介してはしご用ガイ
ドレールに沿つてはしごを屋根全長に沿つて移動
できるようにしたはしごの取付装置が知られてい
る。
他方、実公昭60−32241号公報に示すように、
可動屋根をアーチ状とし、その両端部を躯体上部
に設けたレールに沿つて移動自在としたものが知
られ、この様な可動屋根においては可動屋根用ガ
イドレールに沿つてスムーズに移動できるように
するために可動屋根の端部に車輪を取付け、この
車輪を可動屋根用ガイドレールに当接している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前者のはしごの取付装置であると、はしご用ガ
イドレールは屋根の端部と建物の躯体上部とに亘
つて取付けてあるので、そのはしご用ガイドレー
ルを正しく水平状態に取付けることが面倒である
と共に、後述したように可動屋根を有する屋根部
であるとその可動屋根用ガイドレールが躯体上部
に取付けてあるからはしご用ガイドレールと可動
屋根用ガイドレールとを躯体上部に正しく水平状
態となるように取付けねばならず、その取付け作
業が非常に面倒となると共に、はしご用ガイドレ
ールと可動屋根用ガイドレールとを干渉しないよ
うに離隔して配設せねばならずはしご用ガイドレ
ールが建物の躯体より遠く離れてはしごが屋根部
より大きく離隔し安定性が悪いものとなる。
そこで、本考案は可動屋根を有する屋根部には
しご用ガイドレールを簡単に取付けできると共
に、はしごが屋根部よりあまり離隔せずに安定性
を良いようにできる屋根部のはしご取付装置を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕 躯体に取着した可動屋根用ガイドレールの側板
にブラケツト装着溝を形成し、このブラケツト装
着溝にはしご用ブラケツトを嵌合して取着すると
共に、このはしご用のブラケツトに取着したはし
ご用ガイドレールにはしごに装着したガイドロー
ラを当接して、可動屋根用ガイドレールを基準と
してはしご用ガイドレールを取付けできるように
したものである。
〔実施例〕
第6図は屋根部の斜視図であり、躯体Aにはア
ーチ状となつた両側の固定屋根Bと中間一対の可
動屋根Cとが設けられ、一対の可動屋根Cを矢印
で示すように固定屋根B側に移動することで屋根
Bの中間部を開放できるようにしてあると共に、
可動屋根Cに沿つてアーチ状のメンテナンス用の
はしごDが移動自在に設けてある。
第1図は第6図のI部断面図であり、躯体Aに
はブラケツト1が適宜間隔を置いて複数固着さ
れ、各ブラケツト1にはアルミニウムの押出型材
を適宜長さに切断した短尺のアタツチメント2が
それぞれ固着してあると共に、各アタツチメント
2間に亘つてアルミニウムの押出型材より成る長
尺なるレール部材3が長手方向より挿入して取付
けられ、レール部材3とアタツチメント2とは一
箇所において連結固着されて可動屋根用ガイドレ
ールEを構成してある。
前記アタツチメント2は底板4と一対の側板
5,5とで断面略上向コ字状となり、底板4がボ
ルト6でブラケツト1の傾斜した取付板1aに固
着されていると共に、前記レール材3は底板10
と一対の側板11,11とで断面略コ字状の長尺
材となり、アタツチメント2に長手方向よりスラ
イドさせて挿入することで外れないように嵌合連
結される。
前記レール部材3の側板11の端部には被係止
片14が内向に一体形成され、この被係止片14
と側板11の上部内面11aとで下向凹部15を
形成し、さらに前記底板10に形成した凹陥部1
7にステンレス、鉄などより成るレール18が嵌
着してあると共に、下方の側板11の中間部11
bは若干厚肉となつてガイドレール19を形成し
ている。なお、側板11の中間部11bに凹陥部
を形成し、この凹陥部にガイドレール19を嵌着
するようにしても良い。
前記可動屋根Cは堅支持枠20と横支持枠21
とでアーチ状の支持枠体22を形成し、この支持
枠体22の外面に框組体23を取着すると共に、
この框組体23に屋根板24を装着し、さらに框
組体23の下横框25に取着した水切り板26を
前記レール部材3の上方の側板11の上部外面と
対向させると共に、その外面に形成した凹溝27
に装着したAT材28を水切り板26の内面に圧
接して雨水が浸入しないようにしてある。
前記堅支持枠20の下端中空部にはアルミニウ
ムから成る取付ブラケツト30が嵌合されてボル
ト31で固着され、この取付ブラケツト30に略
下向コ字状となつた車輪枠32がボルト33で取
着してあると共に、この車輪枠32に一対の略縦
向きとなつた車輪34と1つの略水平となつたガ
イド車輪35とが支承され、一対の車輪34が前
記レール18に接し、ガイド車輪35がガイドレ
ール19に接している。
前記車輪枠32には一対の係合部材40,40
が取付けてあり、各係合部材40の係止片45が
前記各下向凹部15内に臨むようにしてある。
このようであるから、被係止片14で係止片4
5が包覆されると共に、可動屋根Cが強風で持ち
上げられた時に係止片45が被係止片14に係合
して車輪34がレール部材3より外れることが防
止される。
前記アタツチメント2の一対の側板5,5には
ブラケツト装着溝8がそれぞれ形成されると共
に、上方の側板5に形成したブラケツト装着溝8
にはアルミニウムから成るはしご用ブラケツト5
0の取付基板51が長手方向よりスライド嵌合し
て取着され、このはしご用ブラケツト50のL型
本体52の端部に円弧片53を一体形成すると共
に、この円弧片53に略円形となつたはしご用ガ
イドレール54の取付溝55をスライド嵌合して
取着し、このはしご用ガイドレール54に前記は
しごDの縦材56の下端に装着したブラケツト5
7のガイドローラ58を接して、はしご56をは
しご用ガイドレール54に沿つて長手方向に移動
できるようにしてある。
つまり、ブラケツト57は取付基片57aと一
対の脚片57b,57bとより成り、その一対の
脚片57b,57b間に亘つて支軸59でガイド
ローラ58が支承され、かつ各脚片57bの先端
側に支軸60でガイドローラ58がそれぞれ支承
されて各ガイドローラ58ははしご用ガイドレー
ル54の中心に対して放射状に位置している。
前記はしご用ガイドレール54は所定の長さと
なり、第1図,第2図,第3図に示すようにジヨ
イント材61とジヨイントスリーブ62とで順次
連結されて屋根部の略全長に亘る長さとなつてい
る。
つまり、ジヨイント材61は円筒形となり、か
つはしこ用ガイドレール54の内側円弧片54a
を支持する連結片54bが嵌まり込むスリツト溝
61aが両端に開口するように形成されて、内側
円弧片54aの外側面に嵌合するようになり、ジ
ヨイントスリーブ62は円筒形となつて内側円弧
片54aの内側面に嵌合するようにしてある。
なお、第4図に示すようにはしご用ガイドレー
ル54の端部を長手方向に略く字状に切欠き5
4′し、その切欠き54′が重り合りように連結す
ればガイドローラ58が乗り移る時にガタつくこ
とを防止できる。
また、第5図に示すようにアタツチメント2と
レール部材3とを一体として底板と一対の側板と
を有する略上向コ字状の可動屋根用ガイドレール
Eを構成し、その側板にアタツチメント装着溝8
を形成しても良い。
〔考案の効果〕
躯体に取着した可動屋根用ガイドレールEの側
板に形成したブラケツト装着溝8にはしご用ブラ
ケツト50を嵌合して取着したので、可動屋根用
ガイドレールEを基準としてはしご用ガイドレー
ル54を位置決めして取着でき、可動屋根用ガイ
ドレールEを正しく水平状態に取付けることでは
しご用ガイドレール54を正しく水平状態に取付
けできる。
したがつて、可動屋根を有する屋根部にはしご
用ガイドレールを簡単に取付けできる。
また、可動屋根用ガイドレールEとはしご用ガ
イドレール54とを接近して取付けてもはしごD
と可動屋根Cとが干渉することがなく、はしごが
屋根部よりあまり離隔しないようにできて安定性
を良くできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第6図
のI部詳細断面図、第2図ははしご用ガイドレー
ルの連結部の分解斜視図、第3図は連結状態の正
面図、第4図は連結状態の他の実施例を示す正面
図、第5図は可動屋根用ガイドレールの他の実施
例の断面図、第6図は屋根部の概略斜視図であ
る。 Aは躯体、Bは固定屋根、Cは可動屋根、Dは
はしご、Eは可動屋根用ガイドレール、8はブラ
ケツト装着溝、50ははしご用ブラケツト、54
ははしご用ガイドレール、58はガイドローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 躯体Aに固定屋根Bと可動屋根Cとを設けて屋
    根部を構成し、該躯体Aに底板と一対の側板とで
    略上向コ字状の可動屋根用ガイドレールEを取付
    けると共に、該可動屋根用ガイドレールEの側板
    にブラケツト装着溝8を形成し、そのブラケツト
    装着溝8にはしご用ブラケツト50の基端部を嵌
    合して取着すると共に、その先端部にはしご用ガ
    イドレール54を取着し、このはしご用ガイドレ
    ール54にメンテナンス用のはしごDの下端に装
    着したガイドローラ58を当接したことを特徴と
    する屋根部のはしご取付装置。
JP2142587U 1987-02-18 1987-02-18 Expired JPH0437167Y2 (ja)

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JP2142587U JPH0437167Y2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18

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JP2142587U JPH0437167Y2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18

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JPS63129041U JPS63129041U (ja) 1988-08-24
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JP2142587U Expired JPH0437167Y2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18

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