JPH04367064A - データ変換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はホストシステムからＣＲ
Ｔ画面に表示されたコードデータの変換方法に関し、特
にＣＲＴ画面上に矩形領域を指定し、この矩形領域の表
示データを領域一括でスプレッドシートの入力データと
するためのデータ変換方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種のデータ変換方式は、ホス
トシステムからＣＲＴ画面に表示されたコードデータに
は罫線、アトリビュート情報、文字スペース等による論
理的なデータ区切り情報が含まれているため、領域を一
括して変換する手法は実施していない。このため、例え
ばオペレータが目視して論理的区切りを判断し、論理的
区切り単位にスプレッドシートの入力データとして処理
を行なう。あるいは、あらかじめ決められた論理的区切
りのルールを設け、そのルール上でホストシステムのア
プリケーションを設計して、一括でスプレッドシートの
入力とできる様処理を行なっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
変換方式は、ホストシステムより受信したコードデータ
を、ＣＲＴ画面上に表示し、この表示データをスプレッ
ドシートの入力データとする場合に、データの論理的区
切りをＣＲＴ画面上でオペレータが確認し、その区切り
単位に（通常は数文字分程度）スプレッドシートの１セ
ルに格納するという操作を繰り返す。あるいはまた、ホ
ストアプリケーションを設計する際に、論理的区切りを
、例えば縦罫線で行なうという様なルールをあらかじめ
決めた上で行ない、そのルールにもとづいて一括してス
プレッドシートに格納するという方法を用いている。

【０００４】これは、ＣＲＴ表示データの論理的区切り
を自動的に認識する機構が無いためである。あったとし
ても従来のホストシステムのアプリケーションを作成し
直す必要があり、データのスプレッドシートへの格納時
における操作の繁雑さ及びホストアプリケーションの変
更及び処理の増大を招くという欠点を有している。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、文書作成時に
、ホストシステムより検索したデータ及び、ワードプロ
セッサで作成したデータをスプレッドシートのデータと
して入力して加工をする必要が生じた場合に、前記ホス
トシステムより検索し、表示装置の画面に表示したデー
タの矩形領域を指定し、この矩形領域データをスプレッ
ドシートへ格納するに際し、領域を一括して格納するた
めにどの様なデータを一括して格納するかをあらかじめ
受信側で定義しておくことにより、ホストシステムのア
プリケーションに変更を加えること無く一括格納を可能
とすることを特徴とするデータ変換方式である。

【０００６】

【作用】本発明のデータ変換方式では、ＣＲＴ画面に表
示したデータの論理的区切りを受信側で自動的に判断し
、スプレッドシートへの入力を一括で行なうために以下
の手法を用いる。

【０００７】ホストシステムより送信されＣＲＴ画面に
表示したコードデータには、文字スペース、罫線による
区切り、アトリビュートによる区切り（色指定、リバー
ス、ハイライト等）があり、これらを論理的区切りとみ
なし、スプレッドシートを扱うソフトウェアがこれらの
論理的区切りと解釈できかつ、ホストシステムの既存の
アプリケーションに変換を加える必要が無い様に、文字
スペース、罫線、アトリビュートを区切り符号に変換す
るためのルールを受信側で設定し、コードデータと変換
した符号データを一括してスプレッドシートを扱うソフ
トウェアに渡す。

【０００８】

【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。

【０００９】図１は本発明の実施例のオペレータの操作
手順を示した図であり、１はＣＲＴ画面、２は３２７０
等のホストオンライン画面、３はスプレッドシートの画
面であり、画面２と３はマルチウィンドウにより同時に
表示されている。この画面でホストオンライン画面のデ
ータをスプレッドシートの入力とするためのデータは、
オペレータがホストオンライン画面２上でマウス等によ
り領域を設定し実施する。

【００１０】次に、このデータ変換をどの様に実施する
かについて図２を用いて説明する。

【００１１】図２中のデータストリームＤ１は、オペレ
ータがＣＲＴ画面上で領域を設定し、領域を切取った際
に発生するデータストリームであり、通常はＯＳやウィ
ンドウソフトウェアにて管理される。このデータストリ
ームＤ１には、ＣＲＴ画面表示制御のためのアトリビュ
ート（コードデータの属性）が含まれており、スプレッ
ドシートの入力データとするためには不要な情報である
。

【００１２】このアトリビュートを削除し論理的区切り
とするために、受信側のオンライン画面制御ソフトウェ
アに、どのアトリビュートを論理的区切りとするかのル
ールを設定しておき、そのルールに基づいて論理的区切
りに変換する。

【００１３】図３は変換ルールの指定の一実施例を示し
た図であり、ＣＲＴ画面上のどのアトリビュートを論理
フィールドの区切りとするかを設定している。

【００１４】この様にして変換した際のデータの変換結
果の例を図４に示す。図４ではデータの論理的区切り以
外に通常の処理で必要となる行の終わり（ＳＰ２）とデ
ータの終わり（ＳＰ３）を付加している例を示している
。

【００１５】この様にしてデータ変換を行うことにより
、スプレッドシートを扱うソフトウェアには不要であっ
たＣＲＴ画面表示のためのアトリビュート制御情報を削
除し、かつ、ホストアプリケーションを変更せずにデー
タストリームを一括して扱うことが可能となる。

【００１６】

【発明の効果】以上説明したように本発明には、ＣＲＴ
画面表示のため属性情報をスプレッドシートを扱うソフ
トウェアが認識できる様にするために表示制御の属性を
データの論理的区切りに変換することにより、従来のよ
うにオペレータ判断で実施するか、あるいは、スプレッ
ドシートを扱うソフトウェアが認識できる様にホストシ
ステムのアプリケーションを変更するといったこと無し
に、矩形領域単位でスプレッドシートを扱うソフトの入
力データとすることが可能となり、操作性及び処理時間
を向上させる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によりオペレータが操作する手順をＣＲ
Ｔ表示装置との関係で説明するための図。

【図２】オペレータにより矩形領域が切り取られたとき
のデータストリームの一例を示した図。

【図３】データ変換のルールを示した図。

【図４】データ変換後のデータストリームの一例を示し
た図である。

【符号の説明】

１　　　　ＣＲＴ画面 ２　　　　ホストオンライン画面 ３　　　　スプレッドシートの画面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　文書作成時に、ホストシステムより検
   索したデータ及び、ワードプロセッサで作成したデータ
   をスプレッドシートのデータとして入力して加工をする
   必要が生じた場合に、前記ホストシステムより検索し、
   表示装置の画面に表示したデータの矩形領域を指定し、
   この矩形領域データをスプレッドシートへ格納するに際
   し、領域を一括して格納するためにどの様なデータを一
   括して格納するかをあらかじめ受信側で定義しておくこ
   とにより、ホストシステムのアプリケーションに変更を
   加えること無く一括格納を可能とすることを特徴とする
   データ変換方式。