JPH0436666Y2 - - Google Patents

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JPH0436666Y2
JPH0436666Y2 JP13402987U JP13402987U JPH0436666Y2 JP H0436666 Y2 JPH0436666 Y2 JP H0436666Y2 JP 13402987 U JP13402987 U JP 13402987U JP 13402987 U JP13402987 U JP 13402987U JP H0436666 Y2 JPH0436666 Y2 JP H0436666Y2
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container
shoulder
shoulder member
ring body
container body
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JP13402987U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は液体容器に関し、特に主として携帯用
として使用される液体容器に関するものである。
(従来技術) 近年 携帯用の液体容器の中には、金属板製の
真空断熱二重容器からなる容器本体を使用しその
容器本体の外容器を外ケースに兼用したものが知
られている(例えば、実公昭61−12025号公報)。
又、この種(例えば実公昭61−12025号公報の
もの)の金属板製容器本体(二重容器)を使用し
た携帯用液体容器においては、容器本体の肩部に
は合成樹脂製の環状の肩部材が無理嵌メによつて
取付けられ、又外容器の外周には把手又は吊紐取
付用のリング体が設けられるのが通例である。
ところが、従来のこの種の液体容器では、肩部
材は単に無理嵌メによつて取付けられているの
で、その取付状態が不確実となり、該肩部材が容
器本体に対してガタついたり外れたりするおそれ
があつた。尚、該肩部材を容器本体の肩部に対し
て専用のビスによつて固定すればその取付状態が
比較的強固となるが、そのビス止め作業が面倒で
あるとともにビスが外部から見えて見映えが悪く
なるという問題がある。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来の液体容器の問題点に
鑑み、容器本体の肩部に取付けられる肩部材を簡
単且つ確実に固定し得るようにすることを目的と
するものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は、容器本体の肩部外周に別の肩部材が
設けられ、しかも前記容器本体の外周に把手又は
吊紐取付用のリング体を設けてなる液体容器にお
いて、前記肩部材は前記容器本体肩部に対して無
理嵌メされており、さらに該肩部材の外周には外
向きの突出部が設けられている一方、前記リング
体に前記肩部材の突出部を押さえることができる
押え部を設けて、前記リング体を、前記押え部で
前記肩部材の突出部を押えた状態で締付部材によ
り容器本体の外周に締付固定していることを特徴
としている。
(作用) 本考案の液体容器では、肩部材は容器本体肩部
に対して無理嵌メされており、しかもリング体の
押え部で肩部材の突出部を押えた状態で該リング
体を固定しているので、肩部材は専用のビスなど
の特別の固定手段を用いなくても確実に固定され
る。
(実施例) 第1図ないし第3図を参照して本考案の実施例
を説明すると、この実施例の液体容器では、異な
る2種類の液体を同時に収容し得るようにした双
室形のものが採用されており、この液体容器は、
ステンレス鋼などの金属板製の内外二重容器で且
つ外容器11内に2つの内容器12,12をその
各給液口14,14がそれぞれ外容器11の長さ
方向の両端に開口するようにして設けて容器本体
1を形成し、且つ該容器本体1の両端肩部13,
13にそれぞれ合成樹脂製の環状の肩部材2,2
を取付け、しかも各内容器12,12の給液口1
4,14に栓10,10を螺着するとともに、前
記各リング体3,3にそれぞれ蓋兼用のコツプ
4,4を螺合し、さらに容器本体1の両端寄り位
置にそれぞれ把手又は吊紐取付用のリング体3,
3を設けて該リング体3,3間に把手8又は吊紐
9を取付けて構成されている。
容器本体1の外容器11は、円筒状の胴部11
aの両端にそれぞれ肩部13となる環状板11
b,11bを溶接によつて接合(接合部A)して
形成されている。
外容器11と各内容器12,12とは、それぞ
れの口部において溶接によつて接合(接合部B)
して一体化されている。
外容器11と各内容器12,12間の空所は、
真空とされている。
尚、この液体容器の上半部と下半部は相互に同
形、同構造となつており、以下の説明ではその上
半部側についてのみ述べる。
外容器11の環状板11bの側壁部外面には、
環状の凹溝16が形成されており、他方肩部材2
の側壁部21の内面下部寄り位置には該凹溝16
に無理嵌メ可能な突条26が形成されていて、該
突条26と該凹溝16を無理嵌メさせることによ
り、肩部材2を容器本体1の肩部13に装着させ
ている。尚、肩部材側壁部21側の突条26は、
例えば角度270°程度の範囲で形成されており、こ
のように側壁部21内面の一部に突条非形成部分
(例えば角度90°の範囲)を設けておくと、肩部材
2を容器本体肩部13に対して容易に無理嵌メさ
せることができるようになる。
肩部材2の側壁部21外面下端には、角度約
270°程度の範囲で外向きの突出部24が形成され
ている。又、この突出部24の途中にはその対向
位置の2箇所に切欠25,25が形成されてい
る。尚、突出部24及び切欠25は後述するよう
にリング体3側の押え部34及びリブ35とそれ
ぞれ係合するものである。
肩部材側壁部21の外面上部寄り位置には、コ
ツプ4を螺合するための雄ネジ22が形成されて
いる。又この肩部材側壁部21の外面には、この
液体容器を横置き状態で置くときの支持台となる
突出部27が形成されている。この突出部(支持
台)27の先端は適宜長さを持つ細幅平坦面とな
つており、容器本体両端の各突出部27,27に
よつて液体容器を安定した状態で横置きすること
ができるようになつている。
前記リング体3は、断面コ形の略環状体で、そ
の円周方向の1箇所に切断部31が形成されてお
り、弾性変形させる(該切断部31の間隔を拡げ
たり狭めたりする)ことによつてリング体3の内
径を変化せしめ得るようにされている。
リング体3の外側面には、切断部31の左右両
側に跨がるようにして内方に凹入する凹入部32
が形成されている。この凹入部32には、切断部
31を挟んでその両側にボルト51とナツト52
からなる締付部材5を保持するための一対の保持
片33,33が設けられている。そしてこのリン
グ体3を容器本体1の外周に装着した状態で締付
部材5(ボルト51とナツト52)によつて両保
持片33,33を締付けることによつてリング体
3の内径を狭めて該リング体3を容器本体1外面
に締付固定し得るようになつている。
リング体3の一部には外方向に向けて膨出部3
6が形成されている。この膨出部36は、把手8
又は吊紐9の取付台となるものであり、上下各膨
出部36,36間に跨つて把手8が取付けられ且
つ吊紐9が着脱自在となつている。尚、把手取付
部及び吊紐取付部は膨出部36,36に対して内
外方向に出没し得るようになつている。例えば把
手8を使用する場合には該把手8を第1図に実線
図示(符号8)する如く外方に引き出し、逆に把
手不使用時には該把手を鎖線図示(符号8′)す
る如く内方に押し込んでおくことができるように
なつている。
リング体3の上面部は内向きのフランジ状とな
つており、このフランジ部の内縁が前記肩部材2
に形成した突出部24を押さえるための押え部3
4となる。この押え部34の内径は、リング体3
の切断部31を左右外側に拡げると突出部24の
外形より大きくなり、該押え部34が該突出部2
4の外側を上下方向に乗り越えることができるよ
うになつている。又、突出部24となるフランジ
の下面には、前記肩部材側突出部24の切欠2
5,25内にそれぞれ嵌入するリブ35,35が
形成されている。
そしてこのリング体3を組付ける際には、該リ
ング体3を予め容器本体1の外周に嵌装させてお
き、該容器本体1の肩部13に肩部材2を無理嵌
メさせて取付けた後、リング体3の切断部31を
拡げて押え部34を肩部材2の突出部24を端部
側に乗り越えさせて該押え部34で突出部24を
押えた状態(そのとき押え部34側のリブ35,
35を突出部24側の切欠25,25内に嵌入さ
せる)で、両保持片33,33を締付部材5によ
つて締付ければ、該リング体3は容器本体1の外
周に強固に緊締される。このようにリング体3の
組付状態においては、肩部材2はリング体3の押
え部34によつて押えられており、もし肩部材2
が容器本体1の肩部13に対して無理嵌メが弛ん
でガタつくことがあつても該肩部材2が容器本体
1から外れることはない。又リング体3側のリブ
35,35が肩部材2側の切欠25,25内に嵌
入しているので、肩部材2がリング体3に対して
回動することがなく、安定した状態で組付けられ
ている。
各リング体3,3の凹入部32,32にはそれ
ぞれ蓋板6,6が嵌装されている。即ち、この蓋
板6には係止爪61,61が設けられ、他方凹入
部32の奥面には係止爪61,61を係止するた
めの受穴37,37が形成されていて、該係止爪
61,61を受穴37,37の口縁に係止させる
ことによつて蓋板6を凹入部32に嵌装してい
る。この蓋板6,6の表面には、各側の内容器1
2,12内に収容している液体の種類(例えばコ
ーヒーとジユース)を識別するための色又は文字
などの表示を施すと便利である。
肩部材2の外側にはコツプ4が螺合されている
が、このコツプ4にはツマミ41が設けられてい
る。そしてこのコツプ4は最終段階まで締込んだ
ときにツマミ41がリング体3の膨出部36側に
向くように設計されている。これは、この液体容
器を、台座となる突出部27,27を下向きにし
て床又は地面上に横置きした際に、該ツマミ41
が上方に向くようにして、ツマミ41に泥がつか
ないようにするためのものである(衛生的であ
る)。尚、液体容器の横置状態でコツプ4のツマ
ミ41が上方に向いていれば液体容器の立起し動
作と同時に他方の手でコツプ4を回動させること
ができ、コツプ4の取外し回動操作が容易とな
る。
尚、この実施例では、双室形の液体容器を採用
しているが、他の実施例では通常の単室形の液体
容器を採用することも可能なことは勿論である。
(考案の効果) 本考案の液体容器は、肩部材2が容器本体1の
肩部13に対して無理嵌メされており、さらに該
肩部材2の突出部24をリング体3の押え部34
によつて押えた状態で該リング体3を締付部材5
により容器本体1の外周に締付固定しているの
で、例えばビス止めなどの特別の固定手段を用い
なくても肩部材2を確実に固定でき、もし該肩部
材2が容器本体肩部13に対して無理嵌メが弛ん
でも該肩部材2が容器本体肩部13から外れるこ
とがなくなり、さらに把手8又は吊紐9取付用の
リング体3を肩部材2押え用に兼用しているの
で、リング体3を有効利用することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる液体容器の縦
断面図、第2図は第1図の液体容器の一部分解斜
視図、第3図は第1図の−断面図である。 1……容器本体、2……肩部材、3……リング
体、4……コツプ、5……締付部材、8……把
手、9……吊紐、11……外容器、12……内容
器、13……肩部、24……突出部、34……押
え部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1の肩部13外周に別の肩部材2が設
    けられ、しかも前記容器本体1の外周に把手又は
    吊紐取付用のリング体3を設けてなる液体容器で
    あつて、前記肩部材2は前記容器本体肩部13に
    対して無理嵌メされており、さらに該肩部材2の
    外周には外向きの突出部24が設けられている一
    方、前記リング体3には前記肩部材2の突出部2
    4を押さえることができる押え部34が設けられ
    ていて、前記リング体3が、前記押え部34で前
    記肩部材2の突出部24を押えた状態で締付部材
    5により容器本体1の外周に締付固定されている
    ことを特徴とする液体容器。
JP13402987U 1987-09-01 1987-09-01 Expired JPH0436666Y2 (ja)

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JPS6439030U JPS6439030U (ja) 1989-03-08
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