JPH04365376A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH04365376A JPH04365376A JP3169374A JP16937491A JPH04365376A JP H04365376 A JPH04365376 A JP H04365376A JP 3169374 A JP3169374 A JP 3169374A JP 16937491 A JP16937491 A JP 16937491A JP H04365376 A JPH04365376 A JP H04365376A
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- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置及びその
製造方法に関し、特に、高集積半導体記憶素子等のキャ
パシタ膜を備えた半導体装置とその製造方法に関する。
製造方法に関し、特に、高集積半導体記憶素子等のキャ
パシタ膜を備えた半導体装置とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の高集積半導体記憶素子の
断面構造を示す図であり、図において、1はシリコンか
らなる半導体基板、2は白金膜またはパラジウム膜(以
下、白金膜として説明する)、3はペロブスカイト構造
に形成されたチタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする薄膜
(以下、PZT膜と称す)、4はスルーホール、5は絶
縁膜、6は配線、8はトランジスタ部、9は絶縁膜、1
0は多結晶シリコン、11は拡散領域である。
断面構造を示す図であり、図において、1はシリコンか
らなる半導体基板、2は白金膜またはパラジウム膜(以
下、白金膜として説明する)、3はペロブスカイト構造
に形成されたチタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする薄膜
(以下、PZT膜と称す)、4はスルーホール、5は絶
縁膜、6は配線、8はトランジスタ部、9は絶縁膜、1
0は多結晶シリコン、11は拡散領域である。
【0003】次に、上記高集積半導体記憶素子の製造工
程について説明する。先ず、シリコンからなる半導体基
板1上に不純物拡散領域11を形成し、トランジスタ8
部と多結晶シリコン10が絶縁膜5で被覆された受動素
子部等を形成する。次いで、トランジスタ8,受動素子
部の絶縁膜5を被覆するように白金膜2を形成し、白金
膜2と半導体基板1とをスルーホール4を介して接続す
る。次に、アモルファス状のPZT膜3を白金膜2上に
形成し、シリコン基板1の熱処理を行うと、上記PZT
膜3が白金膜2との界面側から上方に向けてペロブスカ
イト構造をもつ結晶に再結晶化し、強誘電体薄膜に改質
される。続いて、ポリシリコン或いはアルミからなる配
線6をPZT膜3上に形成すると、ペロブスカイト構造
に結晶化されて強誘電体膜に改質したPZT膜3の上部
と下部にそれぞれ導電膜(白金膜2と配線6)が形成さ
れたキャパシタが得られる。
程について説明する。先ず、シリコンからなる半導体基
板1上に不純物拡散領域11を形成し、トランジスタ8
部と多結晶シリコン10が絶縁膜5で被覆された受動素
子部等を形成する。次いで、トランジスタ8,受動素子
部の絶縁膜5を被覆するように白金膜2を形成し、白金
膜2と半導体基板1とをスルーホール4を介して接続す
る。次に、アモルファス状のPZT膜3を白金膜2上に
形成し、シリコン基板1の熱処理を行うと、上記PZT
膜3が白金膜2との界面側から上方に向けてペロブスカ
イト構造をもつ結晶に再結晶化し、強誘電体薄膜に改質
される。続いて、ポリシリコン或いはアルミからなる配
線6をPZT膜3上に形成すると、ペロブスカイト構造
に結晶化されて強誘電体膜に改質したPZT膜3の上部
と下部にそれぞれ導電膜(白金膜2と配線6)が形成さ
れたキャパシタが得られる。
【0004】このように、従来の高集積半導体記憶素子
では、キャパシタを形成するため、半導体基板1上に白
金膜2を形成し、この上にアモルファス状のPZT膜3
を形成した後、基板1の加熱処理を行って、PZT膜が
白金膜2の格子定数に近似するようにPZT膜の再結晶
化を行っていた。
では、キャパシタを形成するため、半導体基板1上に白
金膜2を形成し、この上にアモルファス状のPZT膜3
を形成した後、基板1の加熱処理を行って、PZT膜が
白金膜2の格子定数に近似するようにPZT膜の再結晶
化を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に半導体基板としてシリコン基板1を用いた場合、白金
またはパラジウムとシリコンとが反応性に富むことから
、基板1が加熱されることによって白金膜2と半導体基
板1とが容易に反応してしまい、形成される素子自体の
特性を劣化させるというような問題点があった。
に半導体基板としてシリコン基板1を用いた場合、白金
またはパラジウムとシリコンとが反応性に富むことから
、基板1が加熱されることによって白金膜2と半導体基
板1とが容易に反応してしまい、形成される素子自体の
特性を劣化させるというような問題点があった。
【0006】一方、上記の加熱処理の程度を小さくて、
白金膜2とシリコンからなる半導体基板1との不要反応
を抑制することが考えられるが、白金膜2とシリコン基
板1との反応が低減できるものの、PZT膜を良好なペ
ロブスカイト構造の結晶に結晶化することができなくな
るため、PZT膜が強誘電体薄膜に改質されず、得られ
るキャパシタの特性が安定しないという問題点があった
。
白金膜2とシリコンからなる半導体基板1との不要反応
を抑制することが考えられるが、白金膜2とシリコン基
板1との反応が低減できるものの、PZT膜を良好なペ
ロブスカイト構造の結晶に結晶化することができなくな
るため、PZT膜が強誘電体薄膜に改質されず、得られ
るキャパシタの特性が安定しないという問題点があった
。
【0007】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、シリコン基板と白金またはパラジ
ウムとの不要な反応がなく、強誘電体薄膜に改質された
PZT膜を有するキャパシタが備えた半導体装置とその
製造方法を得ることを目的とする。
めになされたもので、シリコン基板と白金またはパラジ
ウムとの不要な反応がなく、強誘電体薄膜に改質された
PZT膜を有するキャパシタが備えた半導体装置とその
製造方法を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる半導体
装置及びその製造方法は、シリコン基板上に形成された
アモルファス状のPZT膜を形成し、該アモルファス状
のPZT膜の上面に白金またはパラジウム膜を形成し、
上記基板を加熱処理して上記PZT膜をペロブスカイト
構造に結晶化するようにしたものである。
装置及びその製造方法は、シリコン基板上に形成された
アモルファス状のPZT膜を形成し、該アモルファス状
のPZT膜の上面に白金またはパラジウム膜を形成し、
上記基板を加熱処理して上記PZT膜をペロブスカイト
構造に結晶化するようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明においては、白金またはパラジウム膜
とシリコン基板とが接触しないため、PZT膜の加熱処
理に十分な温度と時間を費やすことができ、その結果、
ペロブスカイト構造に結晶化されて強誘電膜に改質され
たPZT膜を得ることができるとともに、シリコン基板
表面における不要な反応を防止することができる。
とシリコン基板とが接触しないため、PZT膜の加熱処
理に十分な温度と時間を費やすことができ、その結果、
ペロブスカイト構造に結晶化されて強誘電膜に改質され
たPZT膜を得ることができるとともに、シリコン基板
表面における不要な反応を防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の一実施例による半導体装置に
おけるキャパシタの形成工程を示す断面図であり、図1
(a) は形成途上を示し、図1(b) はキャパシタ
が完成した状態を示している。図において、1はシリコ
ンからなる半導体基板、2は白金膜またはパラジウム膜
(以下、白金膜として説明する)、3はPZT膜である
。
する。図1は、この発明の一実施例による半導体装置に
おけるキャパシタの形成工程を示す断面図であり、図1
(a) は形成途上を示し、図1(b) はキャパシタ
が完成した状態を示している。図において、1はシリコ
ンからなる半導体基板、2は白金膜またはパラジウム膜
(以下、白金膜として説明する)、3はPZT膜である
。
【0011】先ず、シリコンからなる半導体基板上1に
蒸着あるいは塗布法等によって厚さ10nm程度のPZ
T膜3を形成する。次に、該PZT膜3上にスパッタ蒸
着法等によって厚さ100〜200nmの白金膜2を形
成する。上記PZT膜3の結晶構造はここではアモルフ
ァス状である。次に、該シリコン基板1を窒素雰囲気中
で例えば加熱温度を700℃とし、30分間加熱すると
、上記PZT膜3は、PZT膜3上に形成された白金膜
2との界面部から下層に向けて再結晶化してペロブスカ
イト構造に結晶化され、強誘電特性を示す膜に改質され
る。続いて、王水を用いてPZT膜3上の白金膜2を全
面エッチングして除去した後、PZT膜3上にアルミ層
を形成し、パターニングを行うと、図1(b) に示す
ような導電膜としてのアルミニウムの電極配線6を備え
たキャパシタが形成される。
蒸着あるいは塗布法等によって厚さ10nm程度のPZ
T膜3を形成する。次に、該PZT膜3上にスパッタ蒸
着法等によって厚さ100〜200nmの白金膜2を形
成する。上記PZT膜3の結晶構造はここではアモルフ
ァス状である。次に、該シリコン基板1を窒素雰囲気中
で例えば加熱温度を700℃とし、30分間加熱すると
、上記PZT膜3は、PZT膜3上に形成された白金膜
2との界面部から下層に向けて再結晶化してペロブスカ
イト構造に結晶化され、強誘電特性を示す膜に改質され
る。続いて、王水を用いてPZT膜3上の白金膜2を全
面エッチングして除去した後、PZT膜3上にアルミ層
を形成し、パターニングを行うと、図1(b) に示す
ような導電膜としてのアルミニウムの電極配線6を備え
たキャパシタが形成される。
【0012】上記キャパシタではシリコン基板1がキャ
パシタを構成する下部導電膜として機能しており、また
、上記キャパシタの容量は、電極配線6の面積とPZT
膜3の比誘電率と膜厚とによって決定される。
パシタを構成する下部導電膜として機能しており、また
、上記キャパシタの容量は、電極配線6の面積とPZT
膜3の比誘電率と膜厚とによって決定される。
【0013】このような本実施例による半導体装置では
、シリコン基板の加熱処理を充分に行ってペロブスカイ
ト構造に再結晶化したPZT膜3上に所望の面積,比誘
電率,膜厚を備えたアルミ層からなる電極配線6を形成
しているため、このシリコン基板1,PZT膜3及び電
極電極6によって形成されたキャパシタは、所望の容量
と安定性を備えたものとなり、該キャパシタが組み込ま
れた半導体装置の信頼性を高めることができる。
、シリコン基板の加熱処理を充分に行ってペロブスカイ
ト構造に再結晶化したPZT膜3上に所望の面積,比誘
電率,膜厚を備えたアルミ層からなる電極配線6を形成
しているため、このシリコン基板1,PZT膜3及び電
極電極6によって形成されたキャパシタは、所望の容量
と安定性を備えたものとなり、該キャパシタが組み込ま
れた半導体装置の信頼性を高めることができる。
【0014】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は、第2の実施例によるシリコンからなる半
導体基板上にキャパシタを形成した高集積半導体記憶素
子の断面構造を示す図であり、符号1〜3は上記実施例
と同じであり、4はスールホール、5はシリコン酸化膜
からなる絶縁膜、7はポリシリコンまたはアルミニウム
からなる配線、8はトランジスタ部、9は絶縁膜、10
は多結晶シリコン、11は拡散領域である。
する。図2は、第2の実施例によるシリコンからなる半
導体基板上にキャパシタを形成した高集積半導体記憶素
子の断面構造を示す図であり、符号1〜3は上記実施例
と同じであり、4はスールホール、5はシリコン酸化膜
からなる絶縁膜、7はポリシリコンまたはアルミニウム
からなる配線、8はトランジスタ部、9は絶縁膜、10
は多結晶シリコン、11は拡散領域である。
【0015】次に、上記高集積半導体記憶素子の製造工
程について説明する。先ず、シリコンからなる半導体基
板1上に拡散領域11を形成し、トランジスタ部8と多
結晶シリコン10を絶縁膜5で被覆した受動素子部等を
形成する。ここまでは図3に示した従来の高集積半導体
記憶素子の製造工程と同じである。次に、トランジスタ
8の絶縁膜5と受動素子の絶縁膜5を被覆するように半
導体基板1上に厚さ数百nmのポリシリコン膜7を形成
し、ポリシリコン膜7と半導体基板1とをスルーホール
4を介して接続する。続いて、スパッタ法等によりPZ
T膜3と白金膜2とを順次蒸着し、基板1を窒素雰囲気
中で例えば加熱温度を700℃として30分間加熱する
と、PZT膜3は白金膜2との界面側からペロブスカイ
ト構造をもつ結晶に再結晶化して強誘電体薄膜に改質さ
れる。そして、上記白金膜2を写真製版,スパッタエッ
チ法によってパターニングし、所望の白金電極パターン
を形成すると、所望のキャパシタ容量を有するキャパシ
タが形成される。尚、この白金電極パターンは集積回路
の電極として利用することができる。
程について説明する。先ず、シリコンからなる半導体基
板1上に拡散領域11を形成し、トランジスタ部8と多
結晶シリコン10を絶縁膜5で被覆した受動素子部等を
形成する。ここまでは図3に示した従来の高集積半導体
記憶素子の製造工程と同じである。次に、トランジスタ
8の絶縁膜5と受動素子の絶縁膜5を被覆するように半
導体基板1上に厚さ数百nmのポリシリコン膜7を形成
し、ポリシリコン膜7と半導体基板1とをスルーホール
4を介して接続する。続いて、スパッタ法等によりPZ
T膜3と白金膜2とを順次蒸着し、基板1を窒素雰囲気
中で例えば加熱温度を700℃として30分間加熱する
と、PZT膜3は白金膜2との界面側からペロブスカイ
ト構造をもつ結晶に再結晶化して強誘電体薄膜に改質さ
れる。そして、上記白金膜2を写真製版,スパッタエッ
チ法によってパターニングし、所望の白金電極パターン
を形成すると、所望のキャパシタ容量を有するキャパシ
タが形成される。尚、この白金電極パターンは集積回路
の電極として利用することができる。
【0016】このような本実施例による半導体装置では
、シリコン基板1上に形成されたポリシリコン膜7上に
PZT膜3と白金膜2を順次形成し、この状態で基板1
の加熱を行い、PZT膜3をペロブスカイト構造に結晶
化した後、白金膜2のパターニングを行ってキャパシタ
を形成したので、ポリシリコン膜7,PZT膜3及び白
金膜2から構成されるキャパシタは所望の容量を備え、
特性自体も安定化するため、半導体装置自体の信頼性が
高められる。
、シリコン基板1上に形成されたポリシリコン膜7上に
PZT膜3と白金膜2を順次形成し、この状態で基板1
の加熱を行い、PZT膜3をペロブスカイト構造に結晶
化した後、白金膜2のパターニングを行ってキャパシタ
を形成したので、ポリシリコン膜7,PZT膜3及び白
金膜2から構成されるキャパシタは所望の容量を備え、
特性自体も安定化するため、半導体装置自体の信頼性が
高められる。
【0017】また、このような本実施例による半導体装
置の製造方法では、シリコン基板1上に形成したポリシ
リコン膜7を下部電極として利用しているため、集積回
路における他の素子の電極(図示せず)を形成する際に
同時に上記ポリシリコン膜7を形成することができるた
め、半導体装置の製造工程を大きく変更することなくキ
ャパシタを装置内に組込むことができ、また、最上層に
形成する白金膜は所望のパターンにパターニングするこ
とによりそのまま集積回路の電極として利用することが
できるため、製造工程の短縮化を図ることができる。
置の製造方法では、シリコン基板1上に形成したポリシ
リコン膜7を下部電極として利用しているため、集積回
路における他の素子の電極(図示せず)を形成する際に
同時に上記ポリシリコン膜7を形成することができるた
め、半導体装置の製造工程を大きく変更することなくキ
ャパシタを装置内に組込むことができ、また、最上層に
形成する白金膜は所望のパターンにパターニングするこ
とによりそのまま集積回路の電極として利用することが
できるため、製造工程の短縮化を図ることができる。
【0018】尚、上記実施例では、PZT膜をそのまま
残しているが、PZT膜3は絶縁体なので、キャパシタ
形成後必要ならば所望の部分をエッチングして除去して
もよい。また、上記実施例では上部電極として白金膜2
をそのまま利用しているが、前述した実施例と同様に白
金膜2を全面エッチングして除去した後、PZT膜3上
に新たな電極材料により電極を形成してもよい。
残しているが、PZT膜3は絶縁体なので、キャパシタ
形成後必要ならば所望の部分をエッチングして除去して
もよい。また、上記実施例では上部電極として白金膜2
をそのまま利用しているが、前述した実施例と同様に白
金膜2を全面エッチングして除去した後、PZT膜3上
に新たな電極材料により電極を形成してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、シリコ
ン基板上に形成したポリシリコン膜上にPZT膜を形成
し、該PZT膜の表面に白金またはパラジウム膜を形成
し、この後にシリコン基板を加熱して上記PZT膜をペ
ロブスカイト構造に結晶化したので、PZT膜は十分に
改質されて強誘電体化し、このPZT膜を含むキャパシ
タの特性が安定化するため、半導体装置自体の信頼性を
高めることができる。
ン基板上に形成したポリシリコン膜上にPZT膜を形成
し、該PZT膜の表面に白金またはパラジウム膜を形成
し、この後にシリコン基板を加熱して上記PZT膜をペ
ロブスカイト構造に結晶化したので、PZT膜は十分に
改質されて強誘電体化し、このPZT膜を含むキャパシ
タの特性が安定化するため、半導体装置自体の信頼性を
高めることができる。
【0020】また、キャパシタを構成する下部の導電膜
をポリシリコン膜とすることにより、半導体装置の製造
工程を大きく変更することなく、製造工程内にキャパシ
タの形成工程を組み込むことができるため、従来に比べ
て製造工程の短縮化を図ることができる効果がある。
をポリシリコン膜とすることにより、半導体装置の製造
工程を大きく変更することなく、製造工程内にキャパシ
タの形成工程を組み込むことができるため、従来に比べ
て製造工程の短縮化を図ることができる効果がある。
【0021】また、上記白金またはパラジウム膜を所望
のパターンにパターニングすることで、キャパシタを構
成する上部の導電膜としてだけでなく、集積回路の電極
としても利用することができるため、製造工程の短縮化
を図ることができる効果がある。
のパターンにパターニングすることで、キャパシタを構
成する上部の導電膜としてだけでなく、集積回路の電極
としても利用することができるため、製造工程の短縮化
を図ることができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例による半導体装置におけるキ
ャパシタの形成工程を示す工程断面図。
ャパシタの形成工程を示す工程断面図。
【図2】本発明の一実施例による半導体装置(高集積半
導体記憶素子)の断面図。
導体記憶素子)の断面図。
【図3】従来の高集積半導体記憶素子の断面図。
1 半導体基板
2 白金又はパラジウム膜
3 PZT膜
4 スルーホール
5 絶縁膜
6 アルミニウム等の金属電極配線
7 ポリシリコン等からなる配線
8 半導体基板上に作成されたトランジスタ9 絶
縁膜 10 多結晶シリコン 11 不純物拡散領域
縁膜 10 多結晶シリコン 11 不純物拡散領域
Claims (7)
- 【請求項1】 シリコン基板上に誘電体膜とその上下
両面に設けた導電膜とからなるキャパシタを備えた半導
体装置において、上記誘電体膜は、上記シリコン基板上
に形成されたアモルファス状のチタン酸ジルコン酸鉛を
主成分とする薄膜(PZT膜)の上面に白金またはパラ
ジウム膜を形成し、上記シリコン基板を加熱して上記P
ZT膜をペロブスカイト構造に結晶化したPZT膜であ
ることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において
、上記シリコン基板がキャパシタを構成する導電膜を兼
ねることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の半導体装置において
、上記ペロブスカイト構造に結晶化したPZT膜の下面
に設けられる導電膜がポリシリコン膜であることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の
半導体装置において、上記白金またはパラジウム膜は所
望の電極パターンに形成され、該電極パターンは集積回
路の配線となっていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 シリコン基板上にキャパシタを備えた
半導体装置を製造する方法において、上記シリコン基板
上にアモルファス状のPZT膜を形成する工程と、該ア
モルファス状のPZT膜上に白金またはパラジウム膜を
形成する工程と、上記シリコン基板を加熱し、上記アモ
ルファス状のPZT膜をペロブスカイト構造に結晶化す
る工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法
。 - 【請求項6】 請求項5に記載の半導体装置の製造方
法において、上記シリコン基板上にアモルファス状のP
ZT膜を形成する工程に先立って、上記シリコン基板表
面にポリシリコン膜を形成することを特徴とする半導体
装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項5または6に記載の半導体装置
の製造方法において、上記白金またはパラジウム膜を所
望のパターンにパターニングする工程を含むことを特徴
とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169374A JPH04365376A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169374A JPH04365376A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365376A true JPH04365376A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=15885411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3169374A Pending JPH04365376A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04365376A (ja) |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP3169374A patent/JPH04365376A/ja active Pending
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