JPH0436506Y2 - - Google Patents

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JPH0436506Y2
JPH0436506Y2 JP1986064019U JP6401986U JPH0436506Y2 JP H0436506 Y2 JPH0436506 Y2 JP H0436506Y2 JP 1986064019 U JP1986064019 U JP 1986064019U JP 6401986 U JP6401986 U JP 6401986U JP H0436506 Y2 JPH0436506 Y2 JP H0436506Y2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/023Light-emitting indicators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/16Indicators for switching condition, e.g. "on" or "off"
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S116/00Signals and indicators
    • Y10S116/28Push button structure

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば押釦スイツチ等の受動部品
の押圧操作部材に適当な押釦表示装置に関する。
〔従来の技術〕
受動部品にあつては、その操作部がいずれの動
作位置にあるかを表示するために種々の方式がと
られている。すなわち、回転型のものでは、操作
部の外周に突起や線などの目印を設け、その目印
の受動部品本体に対する相対角の変化で位置を知
るように構成されていることが多く、スライド型
のものでは、操作部の一部に上記と同様の目印を
設け、架目印と受動部品本体との相対的位置変化
を認識できるように構成されていることが多い。
また、プツシユ式のものでは、前面から操作部を
見た場合、押圧位置にあるか非押圧位置にあるか
を認識することが難しいため、例えば押釦スイツ
チにあつては、押圧位置にあるオン時に、押釦の
操作部や操作部のそばのランプ等が点燈して、オ
ン状態を表示できるようになつているいるものが
多々見られる。この一例として、例えば本出願人
が実開昭55−151987号の明細書中に提示した押釦
スイツチがある。
第6図は上記明細書において提示された従来の
照光式押釦スイツチの要部断面図であり、1は合
成樹脂より成る透光性の押圧部を兼ねたキヤツ
プ、2は透光性の表示板、3は前面板、4は操作
部材、6は回転板7,8より成る回転部材、9は
カバー、10はランプ、11はコイルばね、13
はスイツチ12の復帰用ばね、14はアーム、1
5はアーム14を右方へ付勢するためのコイルば
ねである。
次に前記1〜15の各部材について個々に説明
する。
キヤツプ1の前面1aには貫通孔1cが、内側
には該貫通孔1cと連接した凹部1bがそれぞれ
形成され、前面1aの上半面には、例えば第7図
に示すように、前面に機能や機種などを示す表示
Dが形成されている。
表示板2には、前記キヤツプ1の前面に形成され
た凹部1bに嵌込まれる平面部2aと、前記凹部
1bに連接した貫通孔1cに挿入される凸状の表
示部2bと、キヤツプ1の側壁に沿つて前記平面
部2aから下方に直角に折り曲げて形成された支
持部2dと、さらにその端部からL形に突出した
舌片2cとが形成されている。該舌片2cは前記
回転板7,8の端部からL形に突出した舌片2c
とが形成されている。該舌片2cは前記回転板
7,8に当接して回転させるためのもので、平面
板2aとの間隔は回転板7の回動半径より大きい
寸法に形成されている。
前面板3には、角筒状の貫通穴3aと、その中
間から後方(図面における左方)にかけて一側面
に突出した突出部3bとが一体に形成され、該突
出部3bの段部3cには内側と外側に各々凹部3
d,3eが設けられているとともに、更に凹部3
eと一対に、アーム14を係合するための係合片
3fが形成されている。
操作部材4は直方体状で、前記前面板3の貫通
穴3aに貫通するとともに、その後部側壁から前
記段部3cに対向して操作腕4aを形成し、また
前面には開口部4bを略2分するように隔壁4c
が略中央部まで延長して形成され、且つ該隔壁4
cと対向し、操作腕4aが突設された側の一方の
開口部4dの側壁は中間付近まで切除されてい
る。
回転部材6は透光性材料よりなる回転板7と不
透光性材料よりなる回転板8が互に直角に形成さ
れて断面略L字状を成し、直交部の両側に嵌挿し
た支軸6aによつて軸支されている。
カバー9には、前面板3の貫通穴3aと連通し
た凹部9bと、突出部3bと対向したスイツチ取
付穴9cが形成されている。
光源用ランプ10は、前記凹部9bの底部に形
成した穴9aに装着され、カバー9と前記前面板
3には、ネジ止め、また双方に係合部を設けてス
ナツプイン結合とする等の適宜な手段(図示せ
ず)が形成されている。
コイルばね11は、その一端が前面板3の突出
部3bの段部3cの内側に設けた凹部3dに挿入
され、操作部4の操作腕4aとの間に配設され、
常に操作部材4を一方に付勢してガタを防止して
いる。
押釦スイツチ12はセルフロツク機構を備えた
もので、端子板12aと操作杆12bを備え、復
帰用バネ13のバネ圧は、前記コイルバネ11の
バネ圧よりも大きくしてある。
アーム14には、前面板3の係合片3fと係合
する係合部14aを設け、操作部材4の一方の開
口部4dの側面開口部を側板14cが一体に形成
され、側板14cとその平面を階段状にわずかに
ずらして一体に形成してある。係合部14aの後
部には、前記係合片3fと当接するストツパー1
4bが設けられ、また後端には突起14eが設け
られている。さらに、側板14cには側面を延長
して細幅の耳部14fを設け、その端部に前記回
転部材6の支軸6aを支承する係合穴14dを設
けてある。コイルばね15は、アーム14を前方
(右方)へ付勢するもので、前記アーム14と、
前面板3の段部3cに設けた凹部3eとの間に配
設されている。
なお、スイツチ12は、内部にいわゆるセルフ
ロツク機構を備えたもので、即ち、押杆12bが
押圧されると該押材12bは押圧された位置でロ
ツクされ、押杆12bを離しても押杆12bは始
めの位置に復帰しないようになつており、更に再
び押杆12bを押圧して離すと内部のロツクが解
除され、押杆12bは始めの位置に復帰するよう
構成されたものである。
次に前記従来のスイツチの動作を第6図ないし
第10図により説明する。まずスイツチ12の動
作のみについて説明すると、キヤツプ1が押圧さ
れることにより、操作部材4が後方(図面におい
て左方)に移動し、押杆12bが一番奥まで押圧
された第10図の位置で押杆12bがロツクさ
れ、そのまま離すと若干逆行して押杆12bは第
9図の位置でロツクされた状態で止まり、スイツ
チ12内の接点は切換えられた接続状態に保持さ
れる。次に第9図の状態にあるものを第10図の
位置まで押圧すると、一旦ロツクされていた押杆
12bはロツク状態から解除されるもので、キヤ
ツプ1の押圧を離すと一躍して第5図、即ち始め
の状態に復帰する。
次に表示部2bの変化について説明する。非押
圧位置では表示部2bは不透光性の回転板8と間
隔をおいて対向した位置にある。次にキヤツプ1
が押圧される舌片2cが回転板7から離れて回転
板8に当接し、回転部材6は第8図に示すように
回転し始める。更に押圧されると、第9図のよう
に透光性回転板7が表示部2bの直下に接近して
入り込み、表示部2bを通して回転板7が見える
位置に来て表示部2が明るくなる。すなわち、直
方状の操作部材4の前方の開口部4bをほぼ2等
分して、隔壁4cを形成し、その一方に回転部材
6を配設してあるので、キヤツプ1の前面1aの
上半分は点灯したランプ10の光により常時照射
されて表示が行なわれ、下半分はキヤツプ1の押
圧操作によつて、押釦スイツチ12の動作状態に
応じて表示を行うことができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記押釦スイツチにあつては、ラン
プ10が1つ1つのスイツチに装着されているの
で、同様の押釦スイツチを並設して用いる場合
や、他の照明部品を備えた機器と併設する場合に
は、ランプ10の数が増えて部品コストが高くな
るとともに全体としての発熱量が大きくなる。発
熱量が大きくなると、押釦部、換言すればキヤツ
プ1部が熱くなるなどの問題が生じる。
これを回避するために、ランプ10などの光源
を押釦スイツチの筐体外に設け、その光源からの
光を導光体などを介して各操作部材4の開口部4
b,4dを導びき、所定の個所を照明することが
考えられる。すなわち、従来のように、各操作部
材4の背後側におのおの光源を備えたものにあつ
ては、光源が上記回転部材6に比較的に近い位置
にあるため特に導光体を用いる必要はないが、筐
体外に光源がある場合には、光の減衰量が大きい
ので導光体を用いて光を回転部材6まで導く必要
がある。このように導光体を用いると、光の拡散
が最小限に押えられることから、照度の高い光を
回転部材6側に導くことができる。ところが、上
記のような回転部材6を備え、キヤツプ1の押
圧・非押圧位置に対応して光の透過や遮断をおこ
なうもにあつては、導光体によつて導かれた光が
強いと、回転部材6の不透光性回転板8の周縁か
ら光が漏洩し、表示部2bが明るくなる虞れがあ
る。
言い換えれば、導光体を導入して照度が高くな
り、表示部2bが明るくなればなるほど、非押圧
位置にあつても表示部2bが明るくなる可能性が
あり、押圧位置と非押圧位置の差を視認しにくく
なつたり、不用な光が漏れるなどの不都合が生じ
る。
この考案は、上記のような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、
上記の光の漏洩を防止し、必要時のみ明るく照明
可能な押釦表示装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
操作部の前面に表示部が形成された第1のスラ
イド部材と、断面略L字状に形成された透光板と
遮光板とを有する回転部材が上記表示部側に回動
自在に取り付けられ、上記第1のスライド部材に
スライド自在に支持される第2のスライド部材
と、上記第1のスライド部材をスライド自在に支
持する枠体と、該第1のスライド部材のスライド
位置を規制するロツク手段とを備え、該第1のス
ライド部材に対し、上記透光板が表示部に臨む押
圧位置と、上記遮光板が表示部に臨む非押圧位置
の少なくとも2位置を選択する押釦表示装置にお
いて、回転部材に光を導く導光体を上記第2のス
ライド部材に設けるとともに、上記押圧位置にあ
るときに第1のスライド部材と枠体間で導光体ま
での光路を形成し、非押圧位置にあるときに該光
路を遮断する光透過孔をすくなくとも第1のスラ
イド部材と枠体の双方に設けた構成にしてある。
〔作用〕
上記手段によると、押釦表示装置の外部からの
光を該装置内に導入して、押釦の位置に相応した
表示をおこなうに際し、導光体と光透過孔との相
対位置を、押圧位置と非押圧位置によつて変化せ
しめ、表示が必要な押圧位置にあつては、外部か
らの光を両光透過孔と導光体を介して回転部体の
透光板まで導き、表示が不要な非押圧位置にあつ
ては、光透過孔を閉鎖して外部からの光が導光体
に至らないようにしてあるので、回転部材が遮光
側に回転している非押圧位置でも、表示部から光
の漏洩が生じる虞れはない。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図ないし第5図は、この考案の実施例を説
明するためのもので、第1図ないし第3図は実施
例に係る押釦表示装置の動作説明図、第4図は該
押釦表示装置の側面図、第5図は同底面図であ
る。以下の説明において、前記従来例と同一もし
くは同一とみなせる構成要素には同一の符号を付
してある。
第1図ないし第5図において、押釦表示装置
は、操作部としてのキヤツプ1が嵌着された第1
のスライド部材としての操作部材4と、キヤツプ
1の嵌着側に回転部材6を備えるとともに、該回
転部材側に光を導く導光体を備え、該操作部材4
に対しスライド可能に設けられた第2のスライド
部材としてのアーム14と、該操作部材4をスラ
イド自在に支持する枠体20とから主になり、操
作部材4の上記キヤツプ1の反対端側で連結部2
4を介してスイツチ12と連結されている。
キヤツプ1の内面には、例えばメタクリル樹脂
などからなる透明な表示板2が装着され、該表示
板2の一部の表示部2bがキヤツプ1の前面に露
出し、また、円部側には従来例と同様の舌片2c
が垂架されている。
操作部材4は、略角筒状の枠体20内をスライ
ド自在に支持され、第1図ないし第5図における
左側の操作側に上記キヤツプ1が嵌着されてお
り、他端側には、第5図に示すようなスナツプフ
イツト形式の連結部24が形成されている。ま
た、この連結部24近傍の底面には、後述のロツ
ク機構25の一部を構成するハート状のカム溝2
6が切溝されているとともに、枠体20円に位置
する所定の個所にスリツト状の光透過孔22が穿
設されている。
アーム14は、先端部に支軸6aに軸支される
回転部材6を備え、中央部から後端部側(キヤツ
プ1側を前部として)にかけて例えばメタクリル
樹脂などからなる導光体21を備えている。導光
体21の後端部は該アーム14から突出し、その
突出部分が光導入面21aとして、また、所定の
角度に傾斜した傾斜面が光反射面21bとして機
能するように設定されており、該導光体21の前
端部側は、回転部材6に近接した位置まで延長さ
れている。上記回転部材6は、前述の如く透光性
材料からなる回転(透光)板7と不透光性材料か
らなる回転(遮光)板8により断面略L字状に形
成されているが、透光性材料としてはポリカーボ
ネイト樹脂などが、また不透光性材料としては
ABS樹脂などが多く用いられている。回転板8
は不透光性があればよいので、同一の樹脂で回転
部材6を形成し、その後、回転板8部の表面に例
えばカーボンブラツクを主成分とするフイルム等
を貼着して形成する例もある。このアーム14の
側面には、第4図に示すように、コイルばね27
の装着部28とストツパ29が設けられ、該コイ
ルばね27が該装着部28と枠体20間に装着さ
れて、アーム14を常時前部方向に弾発してい
る。そして、該ストツパ29が枠体20の側面の
開口部30の端縁に係止することによりアーム1
4の位置を規制するようになつている。
枠体20は、上述のように略角筒状に形成さ
れ、角筒内に上記操作部材4とアーム14とをス
ライド自在に支持している。枠体20の側面に
は、第4図に示すように、コイルばね27の装着
孔31と上記ストツパ29が遊挿される開口部3
0が形成されている。また、枠体20の下面には
スリツト状の光透過孔23が穿設されるととも
に、後部から突出した状態でロツク機構25が付
設されている。該光透過孔23は、上記操作部4
に形成された光透過孔22と同一の形状に形成さ
れ、非押圧位置にあるときは互いに閉鎖し、押圧
位置にあるときには開口する位置に、操作部材4
の押圧ストロークを考慮して穿設されている。こ
れにより、押圧位置あつては、両光透過孔23,
22から導光体21の光導入面21bに至る光路
を形成することができ、非押圧位置にあつては、
該光路を遮断することができる。
ロツク手段は、ロツク機構25と上記カム溝2
6との組合せで動作する公知のもので、ロツクピ
ン32の先端がカム溝26内を摺動する行程の予
め設定された位置でセルフロツクがおこなわれ
る。
スイツチ12は、例えば単動式あるいは運動式
のスイツチ装置であつて、操作部材4の前記連結
部24のがスイツチ装置の可動接点に連なる押杆
33と連結し、操作部材4のスライド動作により
接点を切り換えるようになつている。このスイツ
チ12にあつては、該押杆33にコイルばね34
が装着され、該押杆33を常時操作部材4方向に
付勢し、上記ロツク機構25に駆動力を付与して
いる。
引き続いて、上記のように構成された押釦表示
装置の動作の概略について説明する。
第1図は操作部材4が非押圧位置にある状態を
示している。このとき、操作部材4は、アーム1
4に対し舌片2cが回転部材6の回転板7側に当
接し、遮光側の回転板8が表示部2bに正対して
いるとともに、光到過孔22は、枠体20側の光
透過孔23とは完全にずれた位置にあり、導光体
21の光導入面21aには操作部材4の下面側に
設けられた図示しない光源からの光Lが入射しな
いようになつている。したがつて、表示部2bに
対して回転板8と該操作部材4とにより、二重の
遮光手段が設定されていることになる。
次に、第1図の位置からキヤツプ1を矢印A方
向に押圧すると、操作部材4が同A方向に移動
し、舌片2cが回転板8に当接してこれを第1図
時計方向に回転させ、透光性の回転板7を表示部
2bに正対させる。そして、操作部材4が一番奥
まで押圧された第3図の位置でロツクピン32が
カム溝26内でロツクされ、そのまま離すと若干
逆行して第2図の押圧位置でロツク状態を保持す
る。このとき、光透過孔22と23とが一致し、
導光体21の光導入面21aまでの光路が形成さ
れる。これにより、前記光源からの光Lが光透過
孔23,22を経て光導入面21aに導入され、
光反射面21bで反射されて回転面7に至り、さ
らに回転面7を透過して表示部2bから外部に出
射する。また、この第2図の状態では、押杆33
がスイツチ12本体内に押し込まれ、可動接点が
移動して回路をオンにする。したがつて、スイツ
チ12がオンになつたときに、表示部2bが明る
く輝くようになり、外部から明確に操作部材4の
動作位置が確認できる。なお、この場合、透光性
の回転板7に例えば青や赤の着色を施しておけ
ば、さらに視認性が良くなることはいうまでもな
い。また、この実施例にあつては、アーム14を
常時キヤツプ1方向に付勢するコイルばね27を
設け、常時、その先端に取り付けた回転板7が表
示部2bに最も近接した位置のあるようにアーム
14を付勢しているので、回転板7が着色されて
いる場合には、表示部2bの色の発現性に著しい
向上がみられる。
オフにする場合には、第2図の状態から、再度
矢印A方向にキヤツプ1を押圧する。すると、第
3図の状態でロツクが解除され、押圧力を緩める
と操作部材4は第1図の非押圧位置に復帰する。
この過程で回転部材6も第2図において、反時計
方向に回転して、全て第1図の状態に戻る。これ
により前記光源からの光Lは遮断され、表示部2
bの輝きは消える。一方、押杆33も第1図位置
に戻るため、スイツチもオフになる。
以上のように、上記実施例によれば、 表示が必要なオン時のみ、導光体21に対し
て外部の光Lを導入し、回転板7に入射できる
ので表示が明確になる。
コイルばね27により、アーム14をキヤツ
プ1方向に付勢し、回転板7と表示部2bとの
距離が常に最短になるように設定してあるの
で、着色した回転(透光)板7の表示部2bに
おける色の発現性に優れている、 スイツチ12を多数連設した場合でも光源は
ただ一つでよいので、電力の消費および発熱を
抑えることができる、 などの効果がある。
〔考案の効果〕
これまでの説明で明らかなように、第1のスラ
イド部材と枠体にそれぞれ光透過孔を設け、両光
透過孔の相対位置と第1のスライド部材の動作位
置を勘案して第2のスライド部材に備えられた導
光体への光路の形成、あるいは、光路の遮断をお
こなうこの考案によれば、表示不要時に、確実に
表示部に至る光を遮断することができるので、必
要のみ明るく照明された表示を得ることができ
る。いいかえれば、必要時のみ視認性に優れた表
示を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、この考案の実施例を説
明するためのもので、第1図、第2図および第3
図はそれぞれ押釦表示装置の一部断面動作説明
図、第4図は該装置の側面図、第5図は該装置の
底面図、第6図ないし第10図は従来例を説明す
るためのもので、第6図は押該釦表示装置の要部
断面図、第7図はキヤツプの正面図、第8図、第
9図および第10図はそれぞれ操作状態を示す要
部断面動作説明図である。 1……キヤツプ、2b……表示部、4……操作
部材、6……回転部材、7,8……回転板、14
……アーム、20……枠体、21……導光体、2
2……光透過孔、25……ロツク機構、26……
カム溝、L……光。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作部の前面に表示部が形成された第1のスラ
    イド部材と、断面略L字状に形成された透光板と
    遮光板とを有する回転部材が上記表示部側に回動
    自在に取り付けられ、上記第1のスライド部材に
    スライド自在に支持される第2のスライド部材
    と、上記第1のスライド部材をスライド自在に支
    持する枠体と、該第1のスライド部材のスライド
    位置を規制するロツク手段とを備え、該第1のス
    ライド部材に対し、上記透光板が表示部に臨む押
    圧位置と、上記遮光板が表示部に臨む非押圧位置
    の少なくとも2位置を選択するものにおいて、回
    転部材に光を導く導光体を上記第2のスライド部
    材に設けるとともに、上記押圧位置にあるときに
    第1のスライド部材と枠体間の導光体までの光路
    を形成し、非押圧位置にあるときに該光路を遮断
    する光透過孔を、すくなくとも第1のスライド部
    材と枠体の両者に設けたことを特徴とする押釦表
    示装置。
JP1986064019U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0436506Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986064019U JPH0436506Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30
US07/009,284 US4771725A (en) 1986-04-30 1987-01-30 Push button indicating device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986064019U JPH0436506Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62176916U JPS62176916U (ja) 1987-11-10
JPH0436506Y2 true JPH0436506Y2 (ja) 1992-08-28

Family

ID=13246029

Family Applications (1)

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