JPH04361945A - 巻取材張力制御装置 - Google Patents

巻取材張力制御装置

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Publication number
JPH04361945A
JPH04361945A JP13508491A JP13508491A JPH04361945A JP H04361945 A JPH04361945 A JP H04361945A JP 13508491 A JP13508491 A JP 13508491A JP 13508491 A JP13508491 A JP 13508491A JP H04361945 A JPH04361945 A JP H04361945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
gap
pinch
rolls
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP13508491A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Akai
赤 井 卓 己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13508491A priority Critical patent/JPH04361945A/ja
Publication of JPH04361945A publication Critical patent/JPH04361945A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺の材料を、可調整
ギャップを有し速度制御されるピンチロールを介し張力
制御される巻取機に巻取る巻取材張力制御装置に関する
【0002】
【従来の技術】一般的に巻取機に板状の材料を巻取る場
合、材料が仕上圧延機を抜けた後の張力は、巻取機とそ
の前段に設けられているピンチロールとの間で保たれて
いる。その場合、巻取機は張力制御、ピンチロールは速
度制御にて、巻取に必要な張力を保ちながら、速度が一
定になるように制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法によれば、
巻取機は張力制御を行い、巻取張力が与えられた目標張
力に満たない場合は張力を得ようとして電動機の電流を
増加させる方向に制御を行う。
【0004】また、ピンチロールは速度制御であり、与
えられた目標速度となるように制御を行う。したがって
、必要な巻取張力を得るための材料速度とピンチロール
の周速とはなかなか一致せず、場合によっては材料がピ
ンチロールのところでスリップし、材料の表面にスケー
ルが焼き付くなど、歩留まりが悪化する要因となってい
る。
【0005】したがって本発明は材料のスリップを未然
に防止することができる巻取材張力制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の巻取材張力制御装置は、材料の巻取機への巻
取速度を検出する第1の速度検出手段と、ピンチロール
の周速を検出する第2の速度検出手段と、第1の速度検
出手段によって検出された材料の巻取速度と第2の速度
検出手段によって検出されたピンチロールの周速との比
を演算し速度比として出力する速度比演算手段と、この
速度比演算手段から出力される速度比をもとにしこれを
所定範囲内の値に収めるためのギャップ補正値を求める
制御演算手段と、この制御演算手段によって求められた
ギャップ補正値に従ってピンチロールのギャップを調整
するピンチロールギャップ調整手段とを備えたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】材料の巻取り速度とピンチロールの周速を検出
し、両者の比に基づいてピンチロールのギャップを調整
することにより、材料の巻取に必要な張力を確実に得つ
つ、材料速度の上昇を抑えることができ、ピンチロール
での材料スリップを未然に防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳細に
説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すものである
。図において、材料Z(例えば圧延された材料)がピン
チロール2を介して巻取機3に巻き取られるものとする
。基本的には、材料Zの巻取機3への巻取り速度が所定
値となるようにピンチロール2は速度制御され、ピンチ
ロール2と巻取機3との間の材料張力が所定値となるよ
うに巻取機3は張力制御される。材料Zが挟まれるピン
チロール2のギャップを調整するためにギャップ調整機
構4が備えられている。ギャップ調整機構4は、ギャッ
プ調整モータ5によりギア6を介して駆動される。
【0010】ピンチロール2にはその周速を検出するた
めのパルスを発生するパルス発生器7が設けられ、また
、巻取機3には材料Zの巻取速度を検出するためのパル
スを発生するパルス発生器8が設けられている。パルス
発生器7の出力パルスに基づきピンチロール(PR)周
速検出器9によりピンチロール2の周速VPRが求めら
れ、パルス発生器8の出力パルスに基づき巻取速度検出
器10により材料Zの巻取機3への巻取速度VS が求
められる。
【0011】PR周速検出器9によって求められたピン
チロール2の周速VPRと巻取速度検出器10によって
求められた材料Zの巻取機3への巻取速度VS との比
a=VS /VPRが速度比演算手段11により演算さ
れる。速度比演算手段11で求められた速度比aは関数
発生器12に入力される。速度比aの値がほぼ1.1以
上になる(すなわち、a>1.1)とそれはピンチロー
ル2で材料Zとの間にスリップを生ずるおそれありとの
危険信号であり、関数発生器12において、a−1.1
に相当する信号bを出力する。逆に、例えばa<1.0
という事態も相対的にピンチロール2の回転速度が速す
ぎる(すなわち材料Zの走行速度が遅すぎる)というこ
とであり、この場合(a<1.0)は、a−1.0に相
当する負の値の信号bを出力する。関数発生器12の出
力信号bはPI制御器13に入力され、ここでPI制御
演算が行われる。PI制御器13の出力信号cはギャッ
プ補正信号としてモータ駆動装置14に入力される。モ
ータ駆動装置14はモータギャップ調整モータ5および
ギア6を介してギャップ調整機構4を駆動する。
【0012】なお、図には、巻取機3に設けられている
張力制御装置の図示が省略されている。
【0013】いま、ピンチロール2のギャップは予め所
定の値に設定されており、巻取機3とピンチロール2と
の間で材料Zに所定の張力が加えられた状態で巻取機3
への巻取が行われているものとする。この状態で、速度
比演算手段11により算出された速度比aの値が、1.
0≦a≦1.1の範囲内にあるときは関数発生器12の
出力信号bはゼロである。しかし、a>1.1  また
は  a<1.0  になると、b≠0となり、前者(
a>1.1)の場合は正の信号bが生じ、後者(a<1
.0)の場合は負の信号bが生ずる。この信号bにPI
制御器13でPI制御演算が施され、その出力信号cに
より、a>1.1(すなわち、b>0)の場合は、モー
タ駆動装置14、ギャップ調整モータ5、ギア6および
ギャップ調整機構4を介して、ピンチロール2のギャッ
プが狭められ、a<1.0(すなわち、b<0)の場合
は、ピンチロール2のギャップが拡げられる。このよう
にして、ピンチロール2のギャップは、1.0≦a≦1
.1となるように調整される。
【0014】たとえば、b>0  の場合、ピンチロー
ル2のギャップがわずかに狭められ、そのためピンチロ
ール2による引張り力が増加し、巻取機3の速度上昇が
抑えられ、所定の張力を得ることができる。また、b<
0  の場合は、ピンチロール2のギャップが拡げられ
、そのためピンチロール2による引張り力が減少し、巻
取機3の速度下降が抑えられ、所定の張力を得ることが
できる。
【0015】かくして、速度比a=VS /VPRの値
を所定の範囲内、たとえば  1.0≦a≦1.1  
に収め、材料Zのスリップを未然に防止することができ
る。
【0016】以上述べた実施例においては、ギャップ調
整機構4を電気モータ方式のものであるとして説明した
が、他の駆動方式、たとえば油圧駆動方式のものであっ
ても本発明を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ピンチロールの周速と
材料の巻取機への巻取速度との比の値に基づいて、ピン
チロールのギャップを調整することにより、材料のスリ
ップを未然に防止し、製品の歩留まり向上に寄与するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による巻取材張力制御装置の一実施例を
示すブロック図。
【符号の説明】 Z  材料 2  ピンチロール 3  巻取機 4  ギャップ調整機構 5  ギャップ調整モータ 6  ギア 7  パルス発生器 8  パルス発生器 9  ピンチロール(PR)周速検出器10  巻取速
度検出器 11  速度比演算手段 12  関数発生器 13  PI制御器 14  モータ駆動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の材料を、可調整ギャップを有し速度
    制御されるピンチロールを介し張力制御される巻取機に
    巻取る巻取材張力制御装置において、材料の巻取機への
    巻取速度を検出する第1の速度検出手段と、前記ピンチ
    ロールの周速を検出する第2の速度検出手段と、前記第
    1の速度検出手段によって検出された材料の巻取速度と
    前記第2の速度検出手段によって検出されたピンチロー
    ルの周速との比を演算し速度比として出力する速度比演
    算手段と、この速度比演算手段から出力される速度比を
    もとにしこれを所定範囲内の値に収めるためのギャップ
    補正値を求める制御演算手段と、この制御演算手段によ
    って求められたギャップ補正値に従って前記ピンチロー
    ルのギャップを調整するピンチロールギャップ調整手段
    とを備えたことを特徴とする巻取材張力制御装置。
JP13508491A 1991-06-06 1991-06-06 巻取材張力制御装置 Pending JPH04361945A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005144442A (ja) * 2003-10-21 2005-06-09 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 自動壁紙糊付機及び自動壁紙糊付機用スリッター
ITUA20162077A1 (it) * 2016-03-29 2017-09-29 Amutec S R L Con Socio Unico Un apparato e relativo metodo per regolare lo stato di tensione di un nastro in materiale plastico che viene alimentato lungo una linea di produzione per la realizzazione di sacchetti

Cited By (3)

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JP2005144442A (ja) * 2003-10-21 2005-06-09 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 自動壁紙糊付機及び自動壁紙糊付機用スリッター
JP4553302B2 (ja) * 2003-10-21 2010-09-29 ヤヨイ化学工業株式会社 自動壁紙糊付機及び自動壁紙糊付機用スリッター
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