JPH01176768A - リワインダ制御装置 - Google Patents

リワインダ制御装置

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Publication number
JPH01176768A
JPH01176768A JP54688A JP54688A JPH01176768A JP H01176768 A JPH01176768 A JP H01176768A JP 54688 A JP54688 A JP 54688A JP 54688 A JP54688 A JP 54688A JP H01176768 A JPH01176768 A JP H01176768A
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JP
Japan
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roll
speed
winder
tension
intermediate roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP54688A
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English (en)
Inventor
Takashi Kobayashi
孝 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、シート材が巻回されているアンワインダとこ
のアンワインダからシート材を巻き取るワインダとの中
間に配された中間ロールを駆動する電動機駆動制御系を
備えたリワインダ制御装置に関する。
(従来の技術) 従来のリワインダ制御装置のブロック図を第2図に示す
。第2図に示すリワインダは、シート材1を巻回したア
ンワインダ2と、このアンワインダ2のシート材1を巻
き取る巻取りロール3と、この巻取りロール3を駆動す
るリアドラム4およびフロントドラム5と、アンワイン
ダ2と巻取りロール3との間のシート材1の搬送路に設
けられた中間ロール6と、この中間ロール6と巻取ロー
ル3との間に設けられた張力検出ロール7と、アンワイ
ンダ2を駆動する電動機8と、中間ロール6を駆動する
電動a19と、リアドラム4を駆動する電動機10と、
フロントドラム5を駆動する電動機11とを備えている
。巻取りロール3および両ドラム4.5でワインダを構
成している。このリワインダを制御する制御装置は、電
動機8すなわちアンワインダ2を制御するアンワインダ
制御回路13と、電動機9すなわち中間ロール6を制御
する中間ロール制御回路14Aと、電動機10゜11す
なわちワインダを制御するワインダ制御装置15とから
なっている。張力検出ロール7には、これと協働してシ
ート材1の張力Tを検出する張力検出回路12が設けら
れている。
アンワインダ制御回路13は、張力基準を設定する張力
設定器16と、アンワインダ2自体の慣性による張力誤
差を補償する補償回路17と、張力設定器16による張
力基準信号と補償回路17からの張力補償信号と張力検
出回路12からの張力検出信号とにより電流制御信号を
出力する張力制御増幅器18と、この張力制御増幅器1
8からの出力信号により電力制御信号を出力する電流制
御増幅器19と、この電流制御増幅器19からの出力信
号により電動機8に制御された電力を供給する電力変換
器20とから構成されている。
ワインダ制御回路15は、巻取り速度基準を発生する速
度基準回路21と、速度基準回路21からの速度基準と
電動機10に取り付けた速度検出器22からの速度検出
信号との偏差に基づきそれを零とするための電流制御信
号を出力する速度制御増幅器23と、この速度制御増幅
器23からの出力信号によりリアドラム4側の電力制御
信号を出力する電流制御増幅器24と、この電流制御増
幅器24からの出力信号により電動機10に制御された
電力を供給する電力変換器25と、速度制御増幅器23
の出力信号によりフロントドラム5側の電力制御信号を
出力する電流制御増幅器26と、この電流制御増幅器2
6からの出力信号により電動機11に制御された電力を
供給する電力変換器27とから構成されている。
中間ロール制御回路14Aは、速度基準回路21からの
速度基準と電動機9に取り付けた速度検出器28からの
速度検出信号との偏差に基づいてそれを零とするための
電流制御信号を出力する速度制御増幅器29と、この速
度制御増幅器29からの出力信号により電力制御信号を
出力する電流制御増幅器30と、この電流制御増幅器3
0からの出力信号により電動機9に制御された電力を供
給する電力変換器31とから構成されている。
このように構成されたリワインダ制御装置では、巻取り
ロール3はリアドラム4およびフロントドラム5により
表面駆動される。シート材1の巻き取り速度を設定する
速度基準は速度基準回路21から出力され速度検出器2
2で検出された実際速度信号と共に速度制御増幅器23
に入力され実際の速度が速度基準信号と等しくなるよう
に電動機・  10および電動機11の電流が制御され
、これによりシート材1は一定速度で巻き取られる。中
間ロール6は電動機9により駆動されるが、中間ロール
6の速度基準として速度基準回路21からの信号を速度
制御増幅器29に入力することにより、巻取りロール3
の巻取り速度と等しくなるように制御される。張力検出
ロール7の検出張力は張力検出回路12を介して張力検
出信号となり、張力設定器16で設定された張力基準信
号と共に張力制御増幅器18に人力される。この張力制
御増幅器18は張力検出値が張力基準と等しくなるよう
に電動機8の電流を制御する。これによりアンワインダ
2の張力および巻取りロール3の張力が共に設定張力に
制御される。
(発明が解決すべき問題点) 従来のリワインダ制御装置は以上のように構成されてい
るため、巻取りロール3の加減速時に張力変動を生じ、
シート材1の巻きずれや切断等の事故を引き起こすとい
う問題点があった。
つまり、中間ロール6の周速とシート材1の走行速度に
差があると、中間ロール6とシート材1の間でトルクの
伝達という現象が生じる。中間ロール6の周速とシート
材1の走行速度との間の速度差をΔS1シート材1と中
間ロール6との間の動摩擦係数をμ、シート材1が中間
ロール6に接している部分の面積すなわち接触面積をA
とすると、中間ロール6からシート材1に伝達される張
力ΔTは、 ΔT−ΔS−μ・A      ・・・・・・(1)と
なり、アンワインダ2の張力T2と巻取りロール3の張
力T3との間にΔT相当の差が生じる。
例えば、中間ロール6の周速がシート材1の走行速度よ
り速くなるとT2〉T3となり、巻取りロール3側の張
力が弱まる。このため、張力制御増幅器18の作用によ
り、アンワインダ2側の張力T2を強め、これにより巻
取りロール3の張力T3を張力基準に回復させるべく補
償動作が行われる。しかし、張力制御動作には制御時定
数による遅れが存在するので、この遅れが回復するまで
の間、巻取りロール3側の張力が張力基準よりも弱まり
、巻きずれの原因となる。また、アンワインダ2側では
張力が強まり過ぎるのでシート材切断の原因となる。
逆に、中間ロール6の速度がシート材1の速度よりも遅
くなるとT2くT3となり、アンワインダ2側の張力が
弱まり、しわや巻きずれを生じることになる。
一方、シート材1の走行速度はリアドラム4の周速と等
しいので、一定速度で巻取っているときは、中間ロール
6の周速とシート材1の走行速度も互いに等しい。しか
し、加減速を行うと、中間ロール6の速度制御応答と巻
取りロール3を含むワインダの速度制御応答との違いに
より両者の間に速度差を生じる。ワインダの速度制御系
の開ループ−巡伝達関数Gは、 と表わされる。ここで、K1は速度制御増幅器23のゲ
イン、T1は速度制御増幅器23の時定数、Jは巻取り
ロール3と電動機10.11の合計の慣性モーメント、
T2は電流制御系の時定数、K2は定数である。
さて、ワインダの合成慣性モーメントJは巻取りロール
3上のコイル径が大きくなるに従って増加する。このた
め、(2)式の一巡伝達関数のゲインはロール径が大き
くなるに従い指数関数的に増加する。したがって、コイ
ル径の増加に伴い、(2)式の一巡伝達関数のゲインが
低下するので、速度応答は遅くなる。すなわち、ワイン
ダの速度応答は巻取りロール3上のコイル径によって変
化する。また、ワインダの慣性モーメントJはシート材
1の密度や幅によっても変化する。つまり、材料の違い
によっても速度応答は変化する。これに対して、中間ロ
ール6の慣性モーメントは常に一定であるので、その速
度応答は変化しない。このため、巻取りロール3のコイ
ル径あるいは材料の差により、中間ロール6とワインダ
の速度応答に差が生じる。したがって、速度基準を変化
させたときに新たな速度基準に到達するまでの時間に差
が生じ、中間ロール6の周速とシート材1の走行速度と
の間に差が発生する。このため、アンワインダ2やワイ
ンダの加減速の度に張力変動を生じるという問題点があ
った。
したがって本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、
巻取りロールのコイル径の変化すなわちワインダの慣性
モーメントの変化にもかかわらず、処理されるシート材
に張力変動を生じないようにしたリワインダ制御装置を
提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本発明のリワインダ制御装
置は、ワインダのコイル径を検出するコイル径検出手段
と、このコイル径検出手段の出力を用いてワインダの慣
性モーメントを演算する演算手段と、この演算手段によ
って演算された慣性モーメントに応じて、中間ロールを
駆動する電動機駆動制御系の速度制御ゲインを調整する
ゲイン補正手段とを具備したことを特徴とする。
(作 用) このように構成された本発明のリワインダ制御装置にお
いては、ワインダのコイル径を検出し、その検出値を用
いてワインダの慣性モーメントを演算し、この慣性モー
メントにより、中間ロールを駆動する速度制御系の速度
制御ゲインを調整し、中間ロールの速度応答を常にワイ
ンダの速度応答に等しくなるように制御する。したがっ
て、加減速に際してもシート材に張力変動を来たすこと
なく、巻きずれや材料切断といった事態を回避すること
ができる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るリワインダ制御装置の
ブロック図である。ここで第2図と同一の構成部分につ
いては同一符号を付し、その説明は省略する。第1図の
装置における中間ロール制御回路14には、第2図の中
間ロール制御回路14Aの構成部品に加えて、巻取りロ
ール3のコイル径を検出するコイル径検出回路40と、
シート材1の密度を設定する密度設定器41と、シート
材1の幅を設定する幅設定器42と、これらのコイル径
、密度、および幅に基づいて、巻取りロール3を含むワ
インダの慣性モーメントJを演算する慣性モーメント演
算器43と、この慣性モーメント演算器43の出力信号
によって速度制御増幅器29の出力信号を割算する割算
器44を備えている。割算器44の出力信号は電流制御
増幅器30に入力される。
このように構成されたリワインダ制御装置においては、
巻取りロール3のコイル径はコイル径検出回路40によ
り演算によって検出される。慣性モーメント演算器43
は、コイル径り1シート材密度ρ、シート幅Wを基に、
慣性モーメントJを算出する。
・・・・・・(3) ここで、Doは巻取りロール3のコア径、JMはリアド
ラム4とフロントドラム5並びに電動機10と電動機1
1の合計慣性モーメントである。
次に、(3)式により算出された慣性モーメントJによ
り中間ロール6の速度制御増幅器29の出力信号を割算
することにより、中間ロール6の速度制御−巡伝達関数
Gは となる。ここで、Jlは中間ロール6の慣性モーメント
、K1は中間ロール6の速度制御増幅器29のゲイン、
T1は中間ロール6の速度制御増幅器2つの時定数、T
2は中間ロール6の電流制御系の時定数、K2は定数で
ある。
(4)式に従い、各定数に1、K2、T1、T2を適宜
調整することによって、中間ロール6の速度制御系の速
度制御ゲインをワイ、ンダの速度制御系の速度制御ゲイ
ンと等しくすることができる。その結果、巻取りロール
3のロール径の変化、シート材1の密度や幅の変化にか
かわらず、中間ロール6とワインダの速度応答を同一に
し、加減速時の速度差によって生じていたシート材のし
わやたるみ、切断といった事態を回避することができる
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によればワインダの巻取りロ
ールのコイル径の変化を考慮して中間口  。
−ルの速度制御系の速度制御ゲインを調整するので、常
に中間ロールとワインダの速度応答を同一にすることが
でき、したがって、従来加減速時の速度差によって生じ
ていたシート材のしわやたるみ、さらには切断といった
事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るリワインダ制御装置の
ブロック図、第2図は従来のりヮインダ制御装置のブロ
ック図である。 1・・・シート材、2・・・アンワインダ、3・・・巻
取りロール、6・・・中間ロール、8,9,10.11
・・・電動機、12・・・張力検出回路、13・・・ア
ンワインダ制御回路、14・・・中間ロール制御回路、
15・・・ワインダ制御回路、16・・・張力設定器、
40・・・コイル径検出回路、43・・・慣性モーメン
ト演算器、44・・・割算器。 出願人代理人  佐  藤  −雄 J 嘉2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シート材が巻回されているアンワインダと、このアンワ
    インダからシート材を巻き取るワインダとの中間に配さ
    れた中間ロールを駆動する電動機駆動制御系を備えたリ
    ワインダ制御装置において、前記ワインダのコイル径を
    検出するコイル径検出手段と、このコイル径検出手段の
    出力を用いて前記ワインダの慣性モーメントを演算する
    演算手段と、この演算手段によって演算された慣性モー
    メントに応じて前記電動機駆動制御系の速度制御ゲイン
    を調整するゲイン補正手段とを具備したことを特徴とす
    るリワインダ制御装置。
JP54688A 1988-01-05 1988-01-05 リワインダ制御装置 Pending JPH01176768A (ja)

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JP54688A JPH01176768A (ja) 1988-01-05 1988-01-05 リワインダ制御装置

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JP54688A JPH01176768A (ja) 1988-01-05 1988-01-05 リワインダ制御装置

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JP (1) JPH01176768A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102556720A (zh) * 2010-11-18 2012-07-11 Abb公司 与卷绕机驱动器相关的方法和设备
US10023416B2 (en) 2014-05-23 2018-07-17 Mitsubishi Electric Corporation Inter-roller conveyance control device

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