JPH04358751A - 車両用エンジンの蒸発燃料制御装置 - Google Patents

車両用エンジンの蒸発燃料制御装置

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JPH04358751A
JPH04358751A JP4069491A JP4069491A JPH04358751A JP H04358751 A JPH04358751 A JP H04358751A JP 4069491 A JP4069491 A JP 4069491A JP 4069491 A JP4069491 A JP 4069491A JP H04358751 A JPH04358751 A JP H04358751A
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JP
Japan
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purge
valve
signal
solenoid valve
control
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Application number
JP4069491A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Nakada
邦彦 中田
Mamoru Yoshioka
衛 吉岡
Toshihisa Sugiyama
敏久 杉山
Yuji Kanto
関東 勇二
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の燃料タンクから
発生する蒸発燃料を燃焼室に導き、大気中に放出される
蒸発燃料を規制するようにした車両用エンジンの蒸発燃
料制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料タンクから発生する蒸発燃
料をそのまま大気中に放出させることは大気汚染の原因
となるため、この蒸発燃料をエンジンの吸気通路に導入
し、供給燃料とともに燃焼室内で燃焼させるようにした
装置が知られている。この装置では、蒸発燃料は活性炭
などの吸着剤を収納したキャニスタに導かれ、吸着剤に
一時的に吸着される。吸着剤に吸着された蒸発燃料は、
エンジン運転時に吸気管負圧によって吸着剤から離脱し
、吸気とともに燃焼室内に導入される。
【0003】蒸発燃料制御装置に関する先行技術の一例
として、たとえば特開昭61−19962号公報が知ら
れている。この装置では、キャニスタとスロットル弁下
流とを連通するパージ通路にパージ用電磁弁が設けられ
ており、このパージ用電磁弁を吸入空気量に応じてデュ
ーティ制御することにより、蒸発燃料のパージ流量が最
適に調整される。しかし、蒸発燃料のパージ流量の調整
をデューティ制御によって行なう装置においては、パー
ジ用電磁弁が燃料中の固型成分等の付着によって開き側
で故障すると、スロットル弁が全閉となるアイドリング
時または減速時に、大量の蒸発燃料がキャニスタから吸
気通路(サージタンク)に流れる。そのため、空燃比が
大きく変動し、エンジンの不調またはエンジンストール
を招くおそれがある。また、パージ用電磁弁の開弁側で
の故障によって空燃比がオーバリッチになりエンジンが
失火した場合は、未燃燃料が排気通路に配置される排気
ガス触媒に滞留し、この触媒での未燃燃料の燃焼により
、触媒が溶損するおそれも生じる。
【0004】このような問題に対処するため、キャニス
タに吸着された蒸発燃料をパージさせるパージ用電磁弁
の下流にフェイルセーフ用の連通制御弁を設けた装置が
知られている(実開平2−61173号公報)。この装
置においては、パージ用電磁弁が開弁されない運転領域
では、連通制御弁は吸気管負圧によって閉弁されるよう
になっている。したがって、パージ用電磁弁が開き側で
故障した場合は、制御弁によってパージ通路は確実に閉
じられ、大量の蒸発燃料の吸気通路への流入によるエン
ジンストール等の発生が防止される。
【0005】しかし、上述とは逆にパージ用電磁弁が全
閉状態で故障した場合は、パージが全く行なわれなくな
りキャニスタが蒸発燃料で飽和状態になってしまう。し
たがって、キャニスタから余剰の燃料が大気へ流出し、
ガソリン臭が発生するという問題が生じる。そこで、パ
ージ用電磁弁が全閉状態で故障した場合でも、蒸発燃料
を確実にパージさせる手段が考えられている。この手段
は、パージ用電磁弁と制御弁とを迂回するバイパスパー
ジ通路をパージ通路に接続したものから構成されており
、パージ通路がパージ用電磁弁の故障によって閉塞され
た場合でも、バイパスパージ通路を介して蒸発燃料のパ
ージが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パージ
通路に配置される制御弁は吸気管負圧で閉弁するダイヤ
フラム式の弁から構成されるので、ダイヤフラムが破損
した場合は、開弁状態となり、パージ用電磁弁のフェイ
ルセーフとして機能しなくなる。つまり、制御弁が開弁
状態で故障したのを気付かずに長期にわたって使用して
いる場合、パージ用電磁弁が開弁状態で故障すると上述
のように、空燃比がオーバリッチになり、エンジンの不
調が生じたり排気ガス触媒が溶損するおそれが生じる。 したがって、制御弁が開き側で故障した場合は、早期に
車両のドライバーに制御弁の故障を告知し、適切な対応
をとることが望まれる。
【0007】本発明は、上記の問題に着目し、蒸発燃料
をパージするパージ通路に、パージ用電磁弁と制御弁を
バイパスするバイパスパージ通路を接続した蒸発燃料制
御装置において、制御弁が開き側で故障した場合に、早
期にその故障を検出し、適切な指示を出力することが可
能な車両用エンジンの蒸発燃料制御装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明に
係る車両用エンジンの蒸発燃料制御装置は、燃料タンク
から発生する蒸発燃料をキャニスタに吸着させ、該吸着
された蒸発燃料をスロットル弁下流の吸気通路に導くパ
ージ通路に、蒸発燃料のパージ流量をデューティ制御に
より調整するパージ用電磁弁と、前記スロットル弁の全
閉時の吸気管負圧のダイヤフラム室への導入によって閉
弁する制御弁とを直列に設け、前記パージ通路に前記パ
ージ用電磁弁と制御弁とを迂回するバイパスパージ通路
を接続した車両用エンジンの蒸発燃料制御装置において
、つぎのような手段を具備している。 (1)  前記スロットル弁が全閉状態でかつ車速がゼ
ロの時にパージ用電磁弁を開弁状態とし、この時の空燃
比の制御信号値を検知する第1の信号検知手段と、前記
スロットル弁が全閉状態でかつ車速がゼロの時にパージ
用電磁弁を全閉状態とし、この時の空燃比の制御信号値
を検知する第2の信号検知手段と、前記第1の信号検知
手段からの信号値と第2の信号検知手段からの信号値と
の比較に基づいて前記制御弁の開き側での故障の有無を
判定する判定手段と、前記判定手段からの故障発生信号
により制御弁が故障である旨を表示する異常表示手段と
、を具備したものから成る。 (2)  前記スロットル弁が全閉状態でかつ車速がゼ
ロの時にパージ用電磁弁を開弁状態とし、この時の空燃
比の制御信号値を検知する第1の信号検知手段と、前記
スロットル弁が全閉状態でかつ車速がゼロの時にパージ
用電磁弁を全閉状態とし、この時の空燃比の制御信号値
を検知する第2の信号検知手段と、前記第1の信号検知
手段からの信号値と第2の信号検知手段からの信号値と
の比較に基づいて前記制御弁の開き側での故障の有無を
判定する判定手段と、前記判定手段からの故障発生信号
により制御弁が故障である旨を表示する異常表示手段と
、前記判定手段からの故障発生信号に基づき前記パージ
用電磁弁を閉弁させるパージ用電磁弁閉弁指令手段と、
を具備したものから成る。
【0009】
【作用】このように構成された車両用エンジンの蒸発燃
料制御装置においては、スロットル弁が全閉状態でかつ
車速がゼロのときの空燃比の制御信号値が第1および第
2の信号検知手段によって検知される。すなわち、エン
ジンのアイドリング時の空燃比の制御信号値が各信号検
知手段によって検知される。第1の信号検知手段は、ア
イドリング時においてパージ用電磁弁を開弁状態にした
場合の空燃比の制御信号値を検知し、第2の信号検知手
段は、アイドリング時においてパージ用電磁弁を閉弁状
態にした場合の空燃比の制御信号値を検知する。第1の
信号検知手段からの信号値と第2の信号検知手段からの
信号値は、判定手段によって比較され、両者の信号値に
差異が生じた場合は、制御弁が開き側で故障であると判
定される。つまり、アイドリング時には、制御弁が正常
であるならばパージ用電磁弁を開弁してもパージ通路は
閉塞状態となっており、パージ通路からのパージは行な
われないが、制御弁が開き側で故障である場合は、パー
ジ用電磁弁を開弁させると、パージ通路が開いてパージ
が行なわれる。したがって、制御弁が開き側で故障した
場合は、パージ通路およびバイパスパージ通路の双方か
らパージが行なわれることになり、空燃比が正常時に比
べて変化する。この空燃比の変化は、空燃比の制御信号
値の変化となって現われ、この空燃比の制御信号の変化
を判定手段によって判断することにより、制御弁の故障
の有無を知ることができる。
【0010】判定手段は、第1の信号検知手段と第2の
信号検知手段からの信号値に差異があると判断した場合
は、制御弁が開き側で故障したとみなして故障発生信号
を出力し、その旨が異常表示手段に表示される。また、
判定手段はパージ用電磁弁閉弁指令手段にも故障発生信
号を出力することが可能であり、これによってパージ用
電磁弁が閉弁され、これ以降はパージ通路からのパージ
は行なわれなくなる。したがって、空燃比が大幅にリッ
チになることは回避され、エンジン不調の発生や触媒の
溶損も防止される。なお、パージ通路が閉塞されてもバ
イパスパージ通路を介して適度なパージが行なわれるの
で、キャニスタからの燃料流出も阻止される。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る車両用エンジンの蒸発
燃料制御装置の望ましい実施例を、図面を参照して説明
する。
【0012】第1実施例 図1ないし図5は、本発明の第1実施例を示しており、
とくに車両に搭載される6気筒エンジンに適用した場合
を示している。このうち、図1は蒸発燃料制御装置を中
心としたエンジンの系統図を示しており、図2は蒸発燃
料制御装置を除いたエンジンの制御系統図を示している
。図2において、1はエンジン、2はサージタンク、3
は排気マニホールドを示す。排気マニホールド3は排気
干渉を伴わない#1〜#3気筒群と#4〜#6気筒群の
2つに集合され、その集合部が連通路3aによって連通
されている。7、8は互いに並列に配置された主ターボ
チャージャ、副ターボチャージャである。ターボチャー
ジャ7、8のそれぞれのタービン7a、8aは排気マニ
ホールド3の集合部に接続され、それぞれのコンプレッ
サ7b、8bは、インタクーラ6、スロットル弁4を介
してサージタンク2に接続されている。
【0013】主ターボチャージャ7は、低吸入空気量域
から高吸入空気量域まで作動され、副ターボチャージャ
8は低吸入空気量域で停止される。双方のターボチャー
ジャ7、8の作動、停止を可能ならしめるために、副タ
ーボチャージャ8のタービン8aの下流に排気切替弁1
7が、コンプレッサ8bの下流に吸気切替弁18が設け
られる。吸、排気切替弁18、17の両方とも開弁のと
きは、両方のターボチャージャ7、8が作動される。副
ターボチャージャ8のタービン8aの下流と主ターボチ
ャージャ7のタービン7aの下流とは、排気バイパス通
路40を介して連通可能となっている。排気バイパス通
路40には、この排気バイパス通路40を開閉する排気
バイパス弁41が設けられている。排気バイパス弁41
は、ダイヤフラム式アクチュエータ42によって開閉さ
れるようになっている。
【0014】低吸入空気量域で停止される副ターボチャ
ージャ8の吸気通路には、1個ターボチャージャから2
個ターボチャージャへの切替を円滑にするために、コン
プレッサ7bの上流とコンプレッサ8bの下流とを連通
する吸気バイパス通路13と、吸気バイパス通路13の
途中に配設される吸気バイパス弁33が設けられる。吸
気バイパス弁33はダイヤフラム式のアクチュエータ1
0によって開閉される。吸気切替弁18の上流と下流と
を連通するバイパス通路には、逆止弁12が設けられて
おり、吸気切替弁18の閉時において副ターボチャージ
ャ8側のコンプレッサ出口圧力が主ターボチャージャ7
側より大になったとき、空気が上流側から下流側に流れ
ることができるようにしてある。なお、図中、14はコ
ンプレッサ出口側の吸気通路、15はコンプレッサ入口
側の吸気通路を示す。吸気通路15はエアフローメータ
24を介してエアクリーナ23に接続される。排気通路
を形成するフロントパイプ20は、排気ガス触媒21、
22を介して排気マフラー(図示せず)に接続される。 吸気切替弁18はアクチュエータ11によって開閉され
、排気切替弁17はダイヤフラム式アクチュエータ16
によって開閉されるようになっている。ウエストゲート
バルブ31は、アクチュエータ9によって開閉されるよ
うになっている。
【0015】アクチュエータ9、10、11、16、4
2は、過給圧または負圧の導入によって作動するように
なっている。各アクチュエータ9、10、11、16、
42には、正圧タンク51からの過給圧または負圧とエ
アフローメータ24の下流からの大気圧とを選択的に切
り替えるために、第1、第2、第3、第4、第5、第6
の電磁弁25、26、27、28、32、44が接続さ
れている。各電磁弁25、26、27、28、32、4
4の切替は、エンジンコントロールコンピュータ29か
らの指令に従って行なわれる。なお、第2の電磁弁26
へ負圧を導入する通路には、負圧の一方の流れのみを許
すチェック弁45が介装されている。
【0016】第1の電磁弁25のONは、吸気切替弁1
8を全開とするようにアクチュエータ11を作動させ、
OFFは吸気切替弁18を全閉とするようにアクチュエ
ータ11を作動させる。第4の電磁弁28のONは、排
気切替弁17を全開とするようにアクチュエータ16を
作動させ、OFFは排気切替弁17を全閉するようにア
クチュエータ10を作動させる。第3の電磁弁27のO
Nは吸気バイパス弁33を全閉とするようにアクチュエ
ータ10を作動させ、OFFは吸気バイパス弁33を全
開するようにアクチュエータ10を作動させる。
【0017】排気バイパス弁41を作動させるアクチュ
エータ42に大気圧を導入する第5の電磁弁32は、O
N、OFF制御でなく、デューティ制御される。同様に
、ウエストゲートバルブ31を作動させるアクチュエー
タ9に過給圧を導く第6の電磁弁44も、ON、OFF
制御でなく、デューティ制御される。デューティ制御は
、周知の通り、デューティ比により通電時間を制御する
ことであり、デジタル的に通電、非通電の割合を変える
ことにより、アナログ的に平均電流が可変制御される。 なお、デューティ比は、1サイクルの時間に対する通電
時間の割合であり、1サイクル中の通電時間をA、非通
電時間をBとすると、デューティ比=A/(A+B)×
100(%)で表わされる。本実施例では、第5の電磁
弁32と第6の電磁弁44をデューティ制御することに
より、これらの電磁弁の開口量を可変させることが可能
となっている。
【0018】排気バイパス弁41の開度は、アクチュエ
ータ42のダイヤフラム室42aに導入される過給圧の
大気へのブリード量(リーク量)を第5の電磁弁32の
デューティ制御によって可変させることにより可変可能
となっている。ウェストゲートバルブ31の開度は、ア
クチュエータ9のダイヤフラム室9bに導入される過給
圧の大気へのブリード量(リーク量)を第6の電磁弁4
4のデューティ制御によって可変させることにより可変
可能となっている。
【0019】エンジンコントロールコンピュータ29は
、エンジンの各種運転条件検出センサと電気的に接続さ
れ、各種センサからの信号が入力される。エンジン運転
条件検出センサには、吸気管圧力センサ30、スロット
ル開度センサ5、吸入空気量測定センサとしてのエアフ
ローメータ24、エンジン回転数センサ50、および酸
素センサ19が含まれる。エンジンコントロールコンピ
ュータ29は、演算をするためのセントラルプロセッサ
ユニット(CPU)、読み出し専用のメモリであるリー
ドオンリメモリ(ROM)、一時記憶用のランダムアク
セスメモリ(RAM)、入出力インターフェイス(I/
Oインターフェイス)、各種センサからのアナログ信号
をディジタル量に変換するA/Dコンバータを備えてい
る。
【0020】図1は、蒸発燃料制御装置を中心としたエ
ンジンの系統図を示している。図中、61は車両に搭載
される燃料タンクを示している。燃料タンク61で発生
した蒸発燃料は、通路62を介してチャコールキャニス
タ63に導かれるようになっている。チャコールキャニ
スタ63は、周知の通り活性炭が収納された蒸発燃料の
吸着容器であり、燃料タンク61からの蒸発燃料は、こ
のチャコールキャニスタ63の活性炭に一旦吸着される
ようになっている。チャコールキャニスタ63には、パ
ージ通路としてのメインパージ通路64とサブパージ通
路65の2系統のパージ通路が接続されている。
【0021】サブパージ通路65の下流端は、主ターボ
チャージャ7のコンプレッサ7b上流に接続されている
。サブパージ通路65には、第1のバキュームコントロ
ールバルブ(VCV1)66が介装されている。第1の
バキュームコントロールバルブ66は、ダイヤフラム式
のアクチュエータ66aによって開閉駆動されるように
なっている。アクチュエータ66aのダイヤフラム室に
は、通路67を介してコンプレッサ7b下流側の過給圧
が導かれるようになっている。メインパージ通路64の
下流端は、サージタンク2に接続されている。メインパ
ージ通路64には、制御弁としての第2のバキュームコ
ントロールバルブ(VCV2)69とパージ用電磁弁7
0が介装されている。第2のバキュームコントロールバ
ルブ69とパージ用電磁弁70とは、直列に接続されて
いる。第2のバキュームコントロールバルブ69は、ダ
イヤフラム式のアクチュエータ69aによって開閉駆動
されるようになっている。アクチュエータ69aのダイ
ヤフラム室には、通路71を介してスロットル弁4の直
下流の吸気管負圧が導かれ、第2のバキュームコントロ
ールバルブ69が閉じられるようになっている。パージ
用電磁弁70は、バキュームスイッチングバルブから構
成されており、エンジンコントロールコンピュータ29
によるデューティ比の変化によってメインパージ通路6
4を流れる蒸発燃料のパージ量を制御する機能を有する
【0022】本実施例では、スロットル弁4が全閉状態
になると制御弁としての第2のバキュームコントロール
バルブ69はアクチュエータ69aに導かれる吸気管負
圧によって閉じられる。したがって、パージ用電磁弁7
0が開き側で故障した場合でも、蒸発燃料がサージタン
ク2内にパージされることはなくなり、空燃比の荒れに
よるエンジン不調やエンジンストール等の発生は防止さ
れる。このように、第2のバキュームコントロールバル
ブ69は、フェイルセーフとして機能する。
【0023】メインパージ通路64には、パージ用電磁
弁70と制御弁としての第2のバキュームコントロール
バルブ69とを迂回するバイパスパージ通路72が接続
されている。これにより、第2のバキュームコントロー
ルバルブ69の上流とパージ用電磁弁70の下流とは、
バイパスパージ通路72によって連通されている。バイ
パスパージ通路72の流路断面積は、メインパージ通路
64の流路断面積よりも小に設定されている。本実施例
では、メインパージ通路64の内径が4mmに設定され
、バイパスパージ通路72の内径が0.5mmに設定さ
れている。バイパスパージ通路72には、蒸発燃料のパ
ージ流量を制限する絞り弁(オリフス)73が介装され
ている。
【0024】エンジンコントロールコンピュータ29は
、エアフローメータ24およびエンジン回転数センサ5
0からの信号によりエンジン1回転当りの吸入空気量を
算出する機能を有している。また、エンジンコントロー
ルコンピュータ29は、エンジン回転数(NE)とエン
ジン1回転当りの吸入空気量(GN)とに基づき、図6
に示すデューティ比マップM1 からデューティ比を求
め、パージ用電磁弁70のデューティ制御を行なう機能
を有している。
【0025】エンジンコントロールコンピュータ29に
は、図1に示すように、スロットル弁4が全閉状態でか
つ車速がゼロの時、すなわち、アイドリング時に、パー
ジ用電磁弁70を開弁状態にし、この時の空燃比の制御
信号値を検知する第1の信号検知手段81が形成されて
いる。空燃比の制御信号値は、上述した酸素センサ19
からのフィードバック信号によって燃料噴射弁(図示略
)の燃料噴射量を制御する信号値である。  エンジン
コントロールコンピュータ29には、スロットル弁14
が全閉状態でかつ車速がゼロの時、すなわち、アイドリ
ング時に、パージ用電磁弁70を閉弁状態にし、この時
の空燃比の制御信号値を検知する第2の信号検知手段8
2が形成されている。
【0026】エンジンコントロールコンピュータ29に
は、図1に示すように、第1の信号検知手段からの信号
値と第2の信号検知手段からの信号値との比較に基づい
て、制御弁としての第2のバキュームコントロールバル
ブ69の開き側での故障の有無を判定する判定手段83
が形成されている。また、エンジンコントロールコンピ
ュータ29には、判定手段83からの故障発生信号によ
り第2のバキュームコントロールバルブ69が開き側で
故障である旨を表示する異常表示手段としての警報ラン
プ84が接続されている。
【0027】第1の信号検知手段81、第2の信号検知
手段82、判定手段83は、エンジンコントロールコン
ピュータ29に格納されたプログラムから構成されてい
る。異常表示手段としての警報ランプ84は、運転席の
前方に位置するインストルメントパネル内に配置されて
いる。
【0028】つぎに、第1実施例における作用について
説明する。高吸入空気量域では、吸気切替弁18と排気
切替弁17がともに開かれ、吸気バイパス弁10が閉じ
られる。これによって2個ターボチャージャ7、8が駆
動され、十分な過給空気量が得られ、出力が向上される
。低速域でかつ高負荷時には、吸気切替弁18と排気切
替弁17がともに閉じられ、吸気バイパス弁33が開か
れる。これによって1個のターボチャージャ7のみが駆
動される。低吸入空気量域で1個ターボチャージャとす
る理由は、低吸入空気量域では1個ターボチャージャ過
給特性が2個ターボチャージャ過給特性より優れている
からである。1個ターボチャージャとすることにより、
過給圧、トルクの立上りが早くなり、レスポンスが迅速
となる。低吸入空気量域から高吸入空気量域に移行する
とき、つまり1個ターボチャージャから2個ターボチャ
ージャ作動へ切り替えるときには、吸気切替弁18およ
び排気切替弁17が閉じられているときに排気バイパス
弁41をデューティ制御により小開制御し、さらに吸気
バイパス弁33を閉じることにより副ターボチャージャ
8の助走回転数を高め、ターボチャージャの切替をより
円滑(切替時のショックを小さく)に行うことが可能に
なる。
【0029】上述の制御過程では、スロットル弁4が開
弁されると制御弁としての第2のバキュームコントロー
ルバルブ69のダイヤフラム室69bには、スロットル
弁4の直上流の大気圧が導かれ、第2のバキュームコン
トロールバルブ69は開弁状態となる。したがって、サ
ージタンク2内が負圧の場合は、チャコールキャニスタ
63に吸着されていた蒸発燃料は、メインパージ通路6
4を介してサージタンク2に導かれ、この時の蒸発燃料
のパージ量はパージ用電磁弁70のデューティ制御によ
って制御される。このように、メインパージ通路64は
、低、中吸入空気量域でのみパージを行なう機能を有す
る。
【0030】メインパージ通路64のパージ用電磁弁7
0が、信号線の断線や信号線を接続するためのコネクタ
の外れ等によって全閉状態で故障した場合は、メインパ
ージ通路64からの蒸発燃料のパージは行なわれなくな
る。この場合、パージ通路64には、パージ用電磁弁7
0と制御弁としての第2のバキュームコントロールバル
ブ69とを迂回するバイパスパージ通路72が接続され
ているので、チャコールキャニスタ63に吸着された蒸
発燃料は、バイパスパージ通路72を介してサージタン
ク2内にパージされる。そのため、チャコールキャニス
タ63は燃料タンク61からの蒸発燃料によって飽和状
態になることは回避され、チャコールキャニスタ63か
らの燃料流出は防止される。なお、バイパスパージ通路
72の流路断面積は、メインパージ通路64の流路断面
積よりも小となっているので、パージ量が不必要に増大
することもなく、パージ用電磁弁70の正常時にも空燃
比がオーバリッチになることはない。さらに、バイパス
パージ通路72のパージ量は、絞り弁73によって正確
に調整されるため、所望の空燃比を狙うことも可能とな
る。
【0031】サージタンク2内が過給によって正圧にな
った場合は、パージ用電磁弁70の閉弁によりメインパ
ージ通路64は閉じられる。この状態では、第1のバキ
ュームコントロールバルブ66のアクチュエータ66a
には正圧が導かれ、第1のバキュームコントロール66
の開弁によりサブパージ通路65は開かれる。サブパー
ジ通路65が開かれると、チャコールキャニスタ63に
吸着されていた蒸発燃料は、吸気管負圧によりサブパー
ジ通路65を介して主ターボチャージャ7のコンプレッ
サ7bの直上流に導かれ、蒸発燃料のパージが行なわれ
る。このように、サブパージ通路65は、高吸入空気量
域のみで蒸発燃料のパージを行なう機能を有する。
【0032】メインパージ通路64に配置される制御弁
としての第2のバキュームコントロールバルブ69は、
吸気管負圧および過給圧を利用して開閉作動を行なうも
のであるので、一般のダイヤフラム式のバルブに比較し
て耐久信頼性の面で劣ることになる。つまり、ダイヤフ
ラム式のバルブにおいては、一方向の圧力に対しては比
較的耐久性があるが、ダイヤフラム室に負圧と正圧が繰
返し作用する場合は、ダイヤフラムの使用が過酷になり
、ダイヤフラムの耐久信頼性が低下する。第2のバキュ
ームコントロールバルブ69のダイヤフラムの破損によ
って、第2のバキュームコントロールバルブ69が開弁
状態で故障した場合は、パージ用電磁弁のフェイルセー
フ手段として機能しなくなり、パージ用電磁弁70が開
き状態で故障すると空燃比のオーバリッチによるエンジ
ン不調や排気ガス触媒の溶損を招くおそれが生じる。 したがって、第2のバキュームコントロールバルブ69
が開き側で故障した場合は、早期に車両のドライバーに
その故障を告知し、適切な対応をとることが望まれる。
【0033】図4は、制御弁としての第2のバキューム
コントロールバルブ69の故障の発生をドライバーに知
らせるための処理手順を示している。ステップ100で
処理が開始され、ステップ101に進んで警報ランプ8
4が点燈しているか否かが判断される。ここで、警報ラ
ンプ84が既に点燈していると判断された場合は、ステ
ップ109に進んで、処理はリターンされる。ステップ
101で、警報ランプ84が点燈していないと判断され
た場合は、ステップ102に進み、スロットル弁4が全
閉状態であるか否かが判断される。ここで、スロットル
弁4が全閉状態でないと判断された場合は、ステップ1
09に進む。ステップ102でスロットル弁4が全閉状
態であると判断された場合はステップ103に進み、車
速がゼロか否かが判断される。ここで、車速がゼロでな
いと判断された場合は、ステップ109に進む。ステッ
プ103で車速がゼロであると判断された場合は、ステ
ップ104に進む。上述のステップ102とステップ1
03は、エンジンがアイドリング状態であるか否かを判
断する機能を有する。
【0034】ステップ104においては、第1の信号検
知手段81によって、パージ用電磁弁70が開弁状態と
され、この時の空燃比の制御信号値が検知される。ステ
ップ104の処理が完了すると、ステップ105に進み
、第2の信号検知手段82によって、パージ用電磁弁7
0がステップ105で閉弁状態とされ、ステップ106
でこの時の空燃比の制御信号値が検知される。ステップ
106の処理が完了すると、ステップ107に進み、第
1の信号検知手段81からの信号値と第2の信号検知手
段82からの信号値との比較に基づいて、制御弁として
の第2のバキュームコントロールバルブ69が開き側で
故障しているか否かの判断が、判定手段83によって行
なわれる。つまり、このステップ107では、図5に示
すように、第1の信号検知手段81によって検知された
信号値(FAF1)と、第2の信号検知手段82によっ
て検知された信号値(FAF2)とが比較され、双方の
信号値が図の破線で示すように一致していれば正常と判
定される。図の実線で示すように、双方の信号値に差異
があれば制御弁としての第2のバキュームコントロール
バルブ69は開き側で故障であると判定される。
【0035】この判定機能を説明するとつぎのようにな
る。第2のバキュームコントロールバルブ69が正常時
の場合は、アイドリング時には、メインパージ通路64
からのパージは行なわれない。しかし、ダイヤフラム等
の破損によって第2のバキュームコントロールバルブ6
9が開き側で故障した場合は、このままではパージは行
なわれないが、第1の信号検知手段81によってアイド
リング時でパージ用電磁弁70を開弁させた場合は、メ
インパージ通路64からのパージが行なわれることにな
り、これによって空燃比が変化する。空燃比の変化は、
空燃比の制御信号値(FAF)の変化となって現われる
ので、この空燃比の制御信号を判定手段83によって捉
えることにより、制御弁の故障の有無が判断可能となる
【0036】ステップ107において、双方の信号値が
一致すれば正常と判断され、ステップ109に進む。ス
テップ107において、制御弁としての第2のバキュー
ムコントロールバルブ69が開き状態で故障であると判
断された場合は、ステップ108に進み、判定手段83
からの故障発生信号により異常表示手段である警報ラン
プ84が点灯する。したがって、車両のドライバーは、
警報ランプ84の点灯によって第2のバキュームコント
ロールバルブ69が開き側で故障であることを知ること
ができ、適切な対応が可能となる。この処理が終了する
と、ステップ109に進み、一連の処理が完了する。
【0037】第2実施例 図7および図8は、本発明の第2実施例を示している。 第2実施例が第1実施例と異なるところは警報ランプ点
灯以降の処理のみであり、その他の部分は第1実施例に
準じるので、準じる部分に第1実施例と同一の符号を付
すことにより準じる部分の説明を省略し、異なる部分に
ついてのみ説明する。図7に示すように、判定手段83
には、この判定手段83からの故障発生信号に基づきパ
ージ用電磁弁70を閉弁させるパージ用電磁弁閉弁指令
手段85が接続されている。このパージ用電磁弁閉弁指
令手段85は、エンジンコントロールコンピュータ29
に格納されるプログラムから構成されている。
【0038】このように構成された第2実施例において
は、つぎのような処理がなされる。図8は、制御弁とし
ての第2のバキュームコントロールバルブ69の故障の
発生をドライバーに知らせるための処理手順および告知
後の処理手順を示している。ステップ100ないしステ
ップ108における処理内容は、上述した第1実施例の
図4と同一であるので、これらのステップの処理につい
ての説明は省略する。ステップ108の処理が終了する
と、ステップ108aに進み、パージ用電磁弁70のデ
ューティ比が0%とされ、パージ用電磁弁70は閉弁状
態に拘束される。したがって、これ以降はメインパージ
通路64からのパージは行なわれなくなる。そのため、
パージ用電磁弁70の開き側の故障によって空燃比が必
要以上にリッチになることも回避され、エンジン不調や
排気ガス触媒の溶損発生も防止される。パージ用電磁弁
70が閉弁されると、ステップ109に進み、一連の処
理は完了する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用エンジンの蒸発燃料制御装置によるときは、第1の信
号検知手段からの信号値と第2の信号検知手段からの信
号値との比較から制御弁の開き側での故障の有無を判定
し、故障の場合は故障発生信号により制御弁が故障であ
る旨を異常表示手段によって表示することが可能となる
ので、車両のドライバーは制御弁の故障の発生を早期に
知ることができる。したがって、制御弁の交換等の適切
な対応が可能となり、パージ用電磁弁が故障した場合で
も、空燃比のオーバリッチを防止することができる。ま
た、判定手段からの故障発生信号に基づきパージ用電磁
弁閉弁指令手段によりパージ用電磁弁を閉弁させること
により、これ以降はパージ通路からの蒸発燃料のパージ
は一切行なわれず、パージ用電磁弁の開弁側での故障に
よるエンジン不調や排気ガス触媒の溶損も確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る車両用エンジンの蒸
発燃料装置の制御ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る車両用エンジンの蒸
発燃料制御装置の系統図である。
【図3】図2のエンジンの制御系統図である。
【図4】図2の装置における制御弁の故障診断の処理手
順を示すフローチャートである。
【図5】図2の装置における空燃比の制御信号値の変化
を示す特性図である。
【図6】図2の装置におけるパージ用電磁弁のデューテ
ィ比を求めるマップ図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る車両用エンジンの蒸
発燃料装置の制御ブロック図である。
【図8】図7の装置における制御弁の故障診断の処理手
順および故障発生時の対策処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1  エンジン 2  サージタンク 4  スロットル弁 7  主ターボチャージャ 8  副ターボチャージャ 29  エンジンコントロールコンピュータ61  燃
料タンク 63  チャコールキャニスタ 64  パージ通路(メインパージ通路)69  制御
弁(第2のバキュームコントロールバルブ)70  パ
ージ用電磁弁(バキュームスイッチングバルブ) 72  バイパスパージ通路 81  第1の信号検知手段 82  第2の信号検知手段 83  判定手段 84  異常表示手段(警報ランプ) 85  パージ用電磁弁閉弁指令手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  燃料タンクから発生する蒸発燃料をキ
    ャニスタに吸着させ、該吸着された蒸発燃料をスロット
    ル弁下流の吸気通路に導くパージ通路に、蒸発燃料のパ
    ージ流量をデューティ制御により調整するパージ用電磁
    弁と、前記スロットル弁の全閉時の吸気管負圧のダイヤ
    フラム室への導入によって閉弁する制御弁とを直列に設
    け、前記パージ通路に前記パージ用電磁弁と制御弁とを
    迂回するバイパスパージ通路を接続した車両用エンジン
    の蒸発燃料制御装置であって、前記スロットル弁が全閉
    状態でかつ車速がゼロの時にパージ用電磁弁を開弁状態
    とし、この時の空燃比の制御信号値を検知する第1の信
    号検知手段と、前記スロットル弁が全閉状態でかつ車速
    がゼロの時にパージ用電磁弁を全閉状態とし、この時の
    空燃比の制御信号値を検知する第2の信号検知手段と、
    前記第1の信号検知手段からの信号値と第2の信号検知
    手段からの信号値との比較に基づいて前記制御弁の開き
    側での故障の有無を判定する判定手段と、前記判定手段
    からの故障発生信号により制御弁が故障である旨を表示
    する異常表示手段と、を具備したことを特徴とする車両
    用エンジンの蒸発燃料制御装置。
  2. 【請求項2】  燃料タンクから発生する蒸発燃料をキ
    ャニスタに吸着させ、該吸着された蒸発燃料をスロット
    ル弁下流の吸気通路に導くパージ通路に、蒸発燃料のパ
    ージ流量をデューティ制御により調整するパージ用電磁
    弁と、前記スロットル弁の全閉時の吸気管負圧のダイヤ
    フラム室への導入によって閉弁する制御弁とを直列に設
    け、前記パージ通路に前記パージ用電磁弁と制御弁とを
    迂回するバイパスパージ通路を接続した車両用エンジン
    の蒸発燃料制御装置であって、前記スロットル弁が全閉
    状態でかつ車速がゼロの時にパージ用電磁弁を開弁状態
    とし、この時の空燃比の制御信号値を検知する第1の信
    号検知手段と、前記スロットル弁が全閉状態でかつ車速
    がゼロの時にパージ用電磁弁を全閉状態とし、この時の
    空燃比の制御信号値を検知する第2の信号検知手段と、
    前記第1の信号検知手段からの信号値と第2の信号検知
    手段からの信号値との比較に基づいて前記制御弁の開き
    側での故障の有無を判定する判定手段と、前記判定手段
    からの故障発生信号により制御弁が故障である旨を表示
    する異常表示手段と、前記判定手段からの故障発生信号
    に基づき前記パージ用電磁弁を閉弁させるパージ用電磁
    弁閉弁指令手段と、を具備したことを特徴とする車両用
    エンジンの蒸発燃料制御装置。
JP4069491A 1991-02-14 1991-02-14 車両用エンジンの蒸発燃料制御装置 Pending JPH04358751A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021038718A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 トヨタ自動車株式会社 エンジン装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021038718A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 トヨタ自動車株式会社 エンジン装置

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