JPH09158775A - 内燃機関の吸気圧センサ異常検出装置 - Google Patents

内燃機関の吸気圧センサ異常検出装置

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JPH09158775A
JPH09158775A JP7318357A JP31835795A JPH09158775A JP H09158775 A JPH09158775 A JP H09158775A JP 7318357 A JP7318357 A JP 7318357A JP 31835795 A JP31835795 A JP 31835795A JP H09158775 A JPH09158775 A JP H09158775A
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JP
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pressure sensor
intake
intake air
internal combustion
combustion engine
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Koichi Mizutani
浩市 水谷
Keisuke Ikari
恵介 碇
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/22Safety or indicating devices for abnormal conditions
    • F02D41/222Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of sensors or parameter detection devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L27/00Testing or calibrating of apparatus for measuring fluid pressure
    • G01L27/007Malfunction diagnosis, i.e. diagnosing a sensor defect
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02D2200/0406Intake manifold pressure
    • F02D2200/0408Estimation of intake manifold pressure

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は吸気圧センサと共に吸入空気量を検
出するセンサを備える内燃機関において、吸気圧センサ
の異常を検出する装置に関し、吸気圧センサの出力異常
を正確に検出することを目的とする。 【解決手段】 エアフロメータ、クランク角センサおよ
び吸気圧センサから、それぞれ吸入空気量G、機関回転
数NEおよび吸気圧信号Vpim を読み込む(ステップ1
00)。GをNEで除することにより単位吸入空気量G
/Nを算出する(ステップ102)。マップを参照して
G/Nに対するVpim の上下限値Vpimmax,Vpimminを
算出する(ステップ104)。Vpim が、所定時間継続
してVpimmin≦Vpim ≦Vpimmaxの範囲外で検出された
場合に吸気圧センサの検出値Vpimが異常であると判断
する(ステップ106〜112)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気圧
センサ異常検出装置に係り、特に、吸気圧センサと共に
吸入空気量を検出するセンサを備える内燃機関におい
て、吸気圧センサの異常を検出する吸気圧センサ異常検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車載用内燃機関においては、
吸気圧PMに基づいて種々の制御が実行されている。吸
気圧PMに基づく制御としては、例えば、燃料噴射量T
AUの制御、排気還流装置の制御(EGR制御)、また
は蒸発燃料のパージ制御等が知られている。吸気圧PM
に大きな誤差が重畳されている場合に上記の制御が実行
されると、内燃機関の運動状態に整合しない燃料噴射量
TAU、排気ガス還流量、または蒸発燃料パージ量が演
算される。これらの不適切な演算値に基づいて上記の制
御が実行されると、内燃機関において良好な排気エミッ
ションを維持することが困難となる。従って、吸気圧P
Mに基づいて上記の制御が実行される内燃機関において
は、吸気圧センサに異常が生じて吸気圧PMが不適正な
値となった場合に、その異常を検出し得ることが望まし
い。
【0003】ところで、実開昭63−200648号に
は、内燃機関の一回転あたりの吸入空気量(以下、単位
吸入空気量と称す)と、吸気圧との間に相関が認められ
ることが記載されている。単位吸入空気量と吸気圧との
間に相関が認められるとすれば、予め両者の関係を把握
しておくことで、単位吸入空気量に基づいて、吸気圧と
相関を有する特性値を推定することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単位吸入空気
量から推定される特性値に基づいて、吸気圧センサの検
出値が正常であるか否かを判別することは、内燃機関の
分野において従来行われていなかった。また、上記公報
には、かかる手法により吸気圧センサの状態を判別する
ことについて、何ら起因ないし契機となり得る記載はな
されていない。
【0005】内燃機関が、吸気圧センサと共に単位吸入
空気圧を検出する機構を備えている場合、上記の手法に
より吸気圧センサの状態を判断することとすれば、簡易
な構成で、大幅なコストアップを伴うことなく、吸気圧
センサの異常に伴う排気エミッションの悪化を防止する
ことが可能となる。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、内燃機関の吸入空気量と、吸気圧センサの検出
値とを対比することにより、吸気圧センサの状態を判断
する内燃機関の吸気圧センサ異常検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、内燃機関
に搭載される吸気圧センサの異常を検出する装置であっ
て、内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手
段と、内燃機関の機関回転数を検出する機関回転数検出
手段と、内燃機関の吸入空気量および機関回転数に基づ
いて、内燃機関の吸気圧と相関を有する特性値を演算す
る相関値演算手段と、前記相関値演算手段の演算結果
と、前記吸気圧センサの出力値とに基づいて、前記吸気
圧センサの異常を検出する異常検出手段と、を備える内
燃機関の吸気圧センサ異常検出手段により達成される。
【0008】本発明において、前記相関値演算手段は、
吸入空気量検出手段の検出結果と、機関回転数検出手段
の検出結果とに基づいて、内燃機関の吸気圧と相関を有
する特性値を演算する。前記異常検出手段は、相関値演
算手段により演算される特性値と吸気圧センサの検出値
との間に強い相関が認められる場合には、吸気圧センサ
が正常であると判断し、上記の特性値と吸気圧センサの
検出値との間に強い相関が認められない場合には、吸気
圧センサが異常であると判断する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例のシス
テム構成図を示す。本実施例のシステムは、後述の如
く、電子制御ユニット(ECU10)により制御され
る。図1において、内燃機関12は、シリンダブロック
14を備えている。シリンダブロック14には、ウォー
タジャケット16内を流通する冷却水の温度を検出する
水温センサ18、およびシリンダブロック14の振動を
検出するノックセンサ20が配設されている。シリンダ
ブロック16の内部には、ピストン22が液密かつ摺動
可能に収納されている。
【0010】ピストン22には、クランクシャフト24
が連結されている。内燃機関12は、クランクシャフト
24の回転角に応じてパルス信号を出力するクランク角
センサ26を備えている。ECU10は、クランク角セ
ンサ26から供給されるパルス信号に周期に基づいて、
機関回転数NEを演算する。
【0011】シリンダブロック16内部の、ピストン2
2の上方側には、燃焼室28が形成されている。燃焼室
28には、点火プラグ30の先端が露出されている。点
火プラグ30には、イグニッションコイル32が接続さ
れている。また、イグニッションコイル32には、イグ
ナイタ34が接続されている。イグナイタ34は、EC
U10から点火信号が供給されるタイミングと同期し
て、イグニッションコイル32の一次電流を導通又は遮
断する。イグニッションコイル32の一次電流が導通又
は遮断されると、その2次側には、ECU10から点火
信号が発せられる時期と同期して高圧の点火信号が発生
する。
【0012】燃焼室28には、吸気マニホールド36及
び排気マニホールド38が連通している。吸気マニホー
ルド32は、内燃機関が備える複数の気筒とサージタン
ク40とを連通する複数の枝管を備えている。排気マニ
ホールド38の各枝管には電磁弁式のインジェクタ41
が配設されている。内燃機関10においては、インジェ
クタ38に供給する駆動信号の時間長を変更すること
で、燃料噴射量を変更することができる。
【0013】内燃機関12は、サージタンク40の内圧
に応じた電気信号を出力するターボプレッシャセンサ4
2、およびサージタンク40内を流通する空気の温度に
応じた電気信号を出力する吸気温センサ44を備えてい
る。ECU10は、ターボプレッシャセンサ42の出力
信号に基づいて吸気圧PMを検出し、また、吸気温セン
サ44の出力信号に基づいて吸気温THAを検出する。
尚、以下の記載においては、プレッシャセンサ42の出
力信号を信号Vpim と称す。
【0014】サージタンク40の上流側には吸気管45
が連通している。吸気管45の内部には、スロットルバ
ルブ46が配設されている。スロットルバルブ46は、
図示しないアクセルペダルと連動して作動するバルブで
あり、アクセルペダルの踏み込み量に応じた開度が生ず
るように構成されている。スロットルバルブ46の近傍
には、その開度を検出するスロットルセンサ48が配設
されている。また、スロットルバルブ46には、スロッ
トルバルブ46が急激に全閉状態となるのを防止するダ
ッシュポット50が連結されている。スロットルバルブ
46の上流側には、サブスロットルバルブ52が配設さ
れている。サブスロットルバルブ52は、その開度がE
CU10により制御されるバルブである。サブスロット
ル52の近傍には、その開度を検出するサブスロットル
センサ54が配設されている。
【0015】また、スロットルバルブ46とサブスロッ
トルバルブ52との間には、ベーパ通路56が開口して
いる。ベーパ通路56は、キャニスタ60のベーパポー
トに連通している。また、ベーパ通路56は、吸気管4
5側からキャニスタ60側へ向かう流れのみを許容する
チェック弁58を備えている。内燃機関12の停止中に
吸気管45内に流出する蒸発燃料は、ベーパ通路56を
通ってキャニスタ60に到達し、キャニスタ60により
吸着される。ベーパ通路56には、パージ用バキューム
・スイッチング・バルブ(以下、パージVSVと称す)
62を備えるパージ通路64を連通している。パージ通
路64は、サージタンク40に連通している。従って、
内燃機関12の運転中は、パージ通路64の内部に吸気
負圧が導かれる。ECU10は、内燃機関12の運転中
に、内燃機関12の運転状態に応じてパージVSV62
をデューティ制御する。パージVSV62が上記の如く
制御されると、キャニスタ60に吸着されていた燃料
が、内燃機関12の運転中に適宜サージタンク40内に
パージされる。
【0016】吸気管45は、インタークーラー66に連
通している。また、インタークーラー66は、第1過給
通路68および第2過給通路69に連通している。第1
過給通路68は、第1ターボチャージャー70が備える
コンプレッサ70aの吐出口に連通している。また、第
2過給通路69は、第2ターボチャージャー72が備え
るコンプレッサ72aの吐出口に連通している。コンプ
レッサ70a,72aの吸入口は、共に吸気管74に連
通している。吸気管74は、その端部において、エアフ
ィルタ76と連通している。
【0017】吸気管74の内部には、その内部を流通す
る空気の量、すなわち、内燃機関12に吸入される空気
の量に応じた出力信号を発生するエアフロメータ78が
設けられている。ECU10は、エアフロメータ78の
検出信号に基づいて、内燃機関12の吸入空気量を検出
する。本実施例において、エアフロメータ78は、吸入
空気量の質量流量に応じた信号を出力する。以下、エア
フロメータ78によって検出される空気量を吸入空気量
Gと称す。
【0018】吸気管74には、第1および第2ターボチ
ャージャ70,72、およびスロットルバルブ46等を
バイパスしてサージタンク40に連通するバイパス通路
80が開口している。バイパス通路80は、その途中
に、ISCV82を備えている。ISCV82は、駆動
信号のデューティ比に応じて任意に開度を変更すること
ができるように構成されている。ECU10は、スロッ
トルバルブ46が全閉状態となる内燃機関12のアイド
ル時に、適当なアイドル回転数を得るために必要な吸入
空気量が得られるように、ISCV82をデューティ制
御する。
【0019】吸気管74と、第1過給通路68とは、コ
ンプレッサ70aをバイパスする吸気バイパス通路84
により連通されている。吸気バイパス通路84は、サー
ジタンク40内の負圧を駆動源として作動するバイパス
制御弁86を備えている。バイパス制御弁86は、スロ
ットルバルブ46が開弁状態である場合には吸気バイパ
ス通路84を遮断状態とし、また、スロットルバルブ4
6が全閉状態である場合に吸気バイパス通路84を導通
状態とするように構成されている。スロットルバルブ4
6が開弁されている場合、第1ターボチャージャ70
は、第1過給通路68に空気を圧送する。かかる状況下
でスロットルバルブ46が全閉状態とされ、その結果、
圧縮空気の流通が遮断されると、第1ターボチャージャ
70において大きなサージ音が発生する。本実施例のシ
ステムでは、スロットルバルブ46が全閉状態とされた
後、バイパス制御弁86が開弁して第1過給通路68か
ら吸気管74に向けて圧縮空気が還流されるため、サー
ジ音の発生が抑制される。
【0020】第2過給通路69は、吸気制御弁88を備
えている。吸気制御弁88は、負圧アクチュエータ90
に連結されている。負圧アクチュエータ90には、負圧
タンク92に連通するVSV94が連通されている。V
SV94は、ECU10から供給される駆動信号に基づ
いて、負圧アクチュエータ90に、負圧または大気圧を
供給する。負圧アクチュエータ90は、VSV94の状
態に応じて、すなわち、ECU10の指令に応じて、吸
気制御弁88を開弁または閉弁状態とする。
【0021】第2過給通路69は、吸気制御弁88をバ
イパスするバイパス通路96、およびバイパス通路96
を所定の開弁圧で閉塞するリードバルブ98を備えてい
る。本実施例においては、後述の如く、吸気制御弁88
が閉弁状態に維持されたまま第2ターボチャージャ72
が作動される場合がある。かかる場合に、過給圧が所定
圧に到達すると、リードバルブ98が開弁して過剰な過
給圧の上昇が防止される。
【0022】内燃機関12の排気マニホールド38は、
第1ターボチャージャー70が備えるタービン70bの
流入口、第2ターボチャージャー72が備えるタービン
72bの流入口、およびウエストゲート通路100に連
通している。タービン70bの流出口は、第1排気通路
102を介して排気管104に連通している。タービン
72bの流出口は、第2排気通路106を介して排気管
104に連通していると共に、排気バイパス通路108
を介して第1排気通路102に連通している。また、ウ
エストゲート通路100は、第1排気通路102に連通
している。
【0023】第2排気通路106には、排気制御弁11
0が配設されている。また、排気バイパス通路108に
は、排気バイパス弁112が配設されている。排気制御
弁110および排気バイパス弁112は、それぞれ負圧
アクチュエータ114,116に連結されている。負圧
アクチュエータ114,116は、ECU10により制
御されるVSV118,120に連通している。排気制
御弁110は、ECU10の指令に応じて、第2排気通
路106を導通または遮断状態とする。また、排気バイ
パス弁112は、ECU10の指令に応じて、排気バイ
パス通路108を導通または遮断状態とする。
【0024】排気制御弁110および排気バイパス弁1
12の双方が閉弁状態とされている場合、タービン72
bは排気管104と遮断された状態となる。この場合、
タービン72b内を排気ガスが流通しないため、第2タ
ーボチャージャー72は非作動状態となる。排気バイパ
ス弁112のみが開弁している場合は、タービン72b
内に比較的少量の排気ガスが流通する。本実施例におい
ては、第2ターボチャージャ72を作動状態とするに先
立ってかかる状態を形成し、第2ターボチャージャ72
を助走状態とする。排気制御弁110が開弁すると、タ
ービン72b内を多量の排気ガスが流通する。この場
合、第1ターボチャージャ70と同様に、第2ターボチ
ャージャ72が作動状態となる。
【0025】ウエストゲート通路100には、ウエスト
ゲートバルブ122が配設されている。ウエストゲート
バルブ122には、負圧アクチュエータ124が連結さ
れている。また、負圧アクチュエータ124には、EC
U10により制御されるVSV126が連通している。
ウエストゲートバルブ122は、ECU10の指令に応
じて、ウエストゲート通路100を導通または遮断状態
とする。ウエストゲート通路100が遮断状態である
と、排気マニホールド38を流れる排気ガスが、全てタ
ービン70bまたは72bに流入する。この場合、第1
および第2ターボチャージャ70,72は、高い効率で
吸入空気の圧送を行う。一方、ウエストゲート通路10
0が導通状態であると、排気マニホールド38を流れる
排気ガスが、タービン70b,72bを流通することな
く排気管104に流出する。この場合、第1および第2
ターボチャージャ70,72による過給が停止され、過
給圧の更なる上昇が防止される。
【0026】排気管104には、O2 センサ128が配
設されている。O2 センサ128は、排気管104内を
流通する排気ガス中の酸素濃度に応じた信号を出力する
センサである。ECU10は、O2 センサ128の出力
信号に基づいて、内燃機関12に供給されている混合気
の空燃比を検出し、その空燃比が目標空燃比となるよう
に、燃料噴射量のフィードバック制御を実行する。
【0027】本実施例のシステムにおいては、低回転・
低負荷領域では第1ターボチャージャ70のみが作動状
態となり、高回転・高負荷領域では第1および第2ター
ボチャージャが作動状態とされる。また、過給圧が所定
値に到達すると、更なる過給圧の上昇を防止するため
に、第1および第2ターボチャージャーが共に非作動状
態とされる。
【0028】上記の機能は、ECU10が、クランク角
センサ26の出力信号に基づいて検出される機関回転数
NE、およびターボプレッシャセンサ42により検出さ
れる吸気圧PM等に基づいて、吸気制御弁88、排気制
御弁110、排気バイパス弁112、およびウエストゲ
ートバルブ124を以下の如く制御することにより達成
される。
【0029】すなわち、ECU10は、NE,PM等に
基づいて検出される内燃機関12の運転領域が低回転・
低負荷領域であり、かつ、過給圧が過剰でないと判断さ
れる場合は、吸気制御弁88、排気制御弁110、排気
バイパス弁112、およびウエストゲートバルブ124
を全て閉弁状態とする。かかる状況下では、第1ターボ
チャージャー70のみにより吸入空気の過給が行われ
る。
【0030】内燃機関12の運転領域が低負荷・低回転
領域から高負荷・高回転領域に向けて変化し、内燃機関
12において所定の運転状態が形成されると、ECU1
0は、排気バイパス弁112を開弁状態として第2ター
ボチャージャー72を助走させる。その後、内燃機関の
運転領域が所定の高負荷・高回転領域となると、先ず排
気制御弁110が開弁され、次いで吸気制御弁88が開
弁される。その結果、第1ターボチャージャー70と共
に、第2ターボチャージャー72も作動状態となる。
【0031】第1ターボチャージャ70および第2ター
ボチャージャ70,72の過給能力は、タービン70
b,72bを流れる排気ガスの流量により決定される。
従って、排気ガスが多量に流通する場合には、過剰な過
給圧が生ずる可能性がある。本実施例のシステムにおい
ては、ターボプレッシャセンサ42により検出される吸
気圧PMが所定値を超えることがないように、ウエスト
ゲートバルブ122がデューティ制御される。このた
め、本実施例のシステムによれば、広い運転領域におい
て、効率良く吸入空気を過給することができる。
【0032】ところで、本実施例のシステムにおいて、
ターボプレッシャセンサ42の検出値は、第1ターボチ
ャージャー70および第2ターボチャージャー72の作
動状態を制御するための基礎データとされる他、パージ
VSV62を駆動するための基礎データとされる。車載
用内燃機関の分野においては、排気ガスの一部を吸気側
に還流させることにより排気ガス中に含有されるNOX
の低減を図る装置、すなわち、排気還流装置が公知であ
る。内燃機関12が、かかる装置を搭載している場合に
は、ターボプレッシャセンサ42の検出値は、排気ガス
の還流量を制御するための基礎データとしても用いられ
る。
【0033】本実施例のシステムにおいて、ターボプレ
ッシャセンサ42の検出値に大きな誤差が重畳される
と、第1および第2ターボチャージャ70,72の作動
状態が所期の状態に制御できず、かつ、キャニスタ60
からの燃料のパージ量が精度良く所期の量に制御できな
い事態を生ずる。さらに、排気還流装置が搭載されてい
る場合には、排気ガスの還流量が精度良く所期の流量に
制御できない事態を生ずる。従って、ターボプレッシャ
センサ42が正常に機能しない状況下で上記の制御が続
行されるとすれば、内燃機関12の排気エミッションが
悪化する等の不具合が生ずる場合がある。
【0034】本実施例のシステムは、ターボプレシャセ
ンサ42が正常であるか否かを判別し、ターボプレッシ
ャセンサ42が正常であると判別される場合にのみ、そ
の検出値を各種制御に利用する。以下、ECU10が、
ターボプレッシャセンサ42の状態を判別すべく実行す
る処理に内容について説明する。
【0035】図2中に実線で示す曲線は、内燃機関12
の等PM曲線を示す。また、図2中に破線で示す曲線
は、内燃機関12の等G/N曲線を示す。等PM曲線
は、ターボプレッシャセンサ42により検出される吸気
圧PMを一定値に維持しつつ機関回転数NEを変化させ
た場合に得られる軸トルクTの変化状態を示す。また、
等G/N曲線は、エアフロメータ78により検出される
吸入空気量Gを機関回転数NEで除した値(以下、単位
吸入空気量G/Nと称す)を一定値に維持しつつ機関回
転数NEを変化させた場合に得られる軸トルクTの変化
状態を示す。
【0036】図2に示す如く、等PM曲線、および等G
/N曲線は、共に機関回転数NEの変動に対して大きな
変動を示さない。すなわち、内燃機関12の軸トルクT
は、吸気圧PM、若しくは単位吸入空気量G/Nにより
ほぼ決定され、機関回転数NEの変化に対して大きな変
動は示さない。この点で、内燃機関12の吸気圧PM、
および単位吸入空気量G/Nは、共に軸トルクTの代用
特性値であると把握することができる。このため、吸気
圧PMと単位吸入空気量G/Nとの間には、互いに相関
が認められる。従って、単位吸入空気量G/Nが求まれ
ば、その値からある程度の精度で吸気圧PMを推定する
ことは可能である。また、単位吸入空気量G/Nに基づ
いて吸気圧PMを推定することができれば、吸気圧PM
の実測値とその推定値を比較することで、実測値が適正
な値であるか否かを判断することができる。
【0037】図3は、上記の手法により吸気圧PMの実
測値が適正な値であるか否か、すなわち、ターボプレッ
シャセンサ42が正常であるか否かを判断すべくECU
10が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを
示す。図3に示すルーチンは、内燃機関12が始動され
た後、所定時間毎に起動される。
【0038】図3に示すルーチンが起動されると、先ず
ステップ100において、エアフロメータ78により検
出される吸入空気量G、クランク角センサ26により検
出される機関回転数NE、およびターボプレッシャセン
サ42の出力信号Vpim が読み込まれる。次に、ステッ
プ102では、吸入空気量Gを機関回転数NEで除する
ことにより、単位吸入空気量G/Nが演算される。
【0039】上記の処理が終了すると、ステップ104
において、信号Vpim の許容範囲が設定される。本実施
例において、信号Vpim の許容範囲は、図4に示すマッ
プを単位吸入空気量G/Nで検索することにより設定さ
れる。図4に示すマップ中に実線で示される直線は、
ターボプレッシャセンサ42が基準特性を示す場合に得
られる特性直線である。また、図4中に破線で示す直線
およびは、ターボプレッシャセンサ42の特性が公
差範囲内で変動した際に実現される可能性のある範囲を
隔成する直線である。更に、図4中に実線で示す直線
およびは、ターボプレッシャセンサ42が正常である
とすれば、実現されることのない異常領域を隔成する直
線である。従って、本実施例においては、ターボプレッ
シャセンサ42の出力信号Vpim が、図4中において直
線の上方に隔成される領域に存在する場合、および図
4中において直線の下方に隔成される領域に存在する
場合は、共にターボプレッシャセンサ42が適正に吸気
圧PMを検出していないと判断することができる。
【0040】本ルーチンにおいて、上記ステップ104
では、図4中に示す直線から、単位吸入空気量G/N
に対するVpim の上限値Vpimmaxが算出されると共に、
図4中に示す直線から、単位吸入空気量G/Nに対す
るVpim の下限値Vpimminが算出される。
【0041】上限値Vpimmaxおよび下限値Vpimminが算
出されると、次に、ステップ106において、Vpim <
Vpimminが所定時間a以上継続して成立したか否かが判
別される。その結果、かかる条件が成立していないと判
別された場合は、ステップ108において、Vpimmax<
Vpim が所定時間b以上継続して成立したか否かが判別
される。その結果、かかる条件が成立していないと判別
された場合は、ターボプレッシャセンサ42に異常が生
じていないと判断することができる。この場合、以後、
何ら処理が進行されることなく今回のルーチンが終了さ
れる。
【0042】一方、上記ステップ106においてVpim
<Vpimminが所定時間a以上継続して成立したと判別さ
れた場合、および上記ステップ108においてVpimmax
<Vpim が所定時間b以上継続して成立したと判別され
た場合は、ターボプレッシャセンサ42に異常が生じて
いると判断することができる。この場合、ステップ11
0において、異常警報ランプを点灯させると共に、ダイ
アグノーシスにその異常を記憶させる処理が実行され
る。
【0043】次いで、ステップ112において、ターボ
プレッシャセンサ42の異常状態を表示するXFAIL
フラグに“1”がセットされた後、今回のルーチンが終
了される。ECU10は、XFAIL=1が成立する場
合は、図4に示す直線の特性に従ってG/Nに対する
Vpim を演算し、その演算値に基づいて、第1および第
2ターボチャージャ70,72の制御、蒸発燃料のパー
ジ制御等を実行する。
【0044】上述の如く、本実施例のシステムによれ
ば、ターボプレッシャセンサ42の検出値Vpim に基づ
いて適正な吸気圧PMが演算できない場合に、確実にそ
の状態を検出することができると共に、予め設定された
基準の特性に従って(図4に示す直線の特性)、ター
ボプレッシャセンサ42の異常に対するフェールセーフ
を実現することができる。従って、本実施例のシステム
によれば、ターボプレッシャセンサ42に異常が生じた
場合に、その異常に伴って排気エミッションが悪化する
等の不具合が生ずるのを、確実に防止することができ
る。
【0045】ところで、内燃機関12の単位吸入空気量
G/Nと吸気圧PMとは、図2に示す如く、軸トルクT
が小さいほど、すなわちG/Nが小さいほど、またはP
Mが低圧であるほど互いに高い相関を示す。かかる現象
は、軸トルクTの小さい領域では、吸気管40からサー
ジタンク45を経て内燃機関12に吸入される空気の流
速が比較的穏やかであるため、吸気圧PMと単位吸入空
気量NEとの相関関係に吸気系の経路等が影響し難いの
に対して、軸トルクTの大きい領域では、内燃機関12
に吸入される空気の流速が比較的急激であるため、吸気
圧PMと単位吸入空気量NEとの相関関係に吸気系の経
路等が影響し易いことに起因すると考えられる。
【0046】ターボプレッシャセンサ42が正常である
場合に得られるVpim とG/Nとの関係は、G/NとP
Mとの相関が高いほど、図4に示す直線の関係に近づ
く。従って、G/NとPMとの相関が、軸トルクTの小
さい領域で高く、軸トルクTの大きい領域で低いとすれ
ば、正常なターボプレッシャセンサ42により得られる
Vpim は、軸トクルTが小さい領域、すなわちG/Nが
小さい領域では、直線近傍の狭小な範囲内に収まり、
一方、G/Nが大きい領域では、直線を中心とする比
較的広範な範囲にばらつくことになる。
【0047】このため、本実施例においてVpim の許容
範囲を設定する際に用いられるマップは、図4に示す如
く、G/Nが小さい領域ほど上下限値の範囲が狭く、G
/Nが大きい領域ほど上下限値の範囲が広くなるように
設定されている。かかる設定によれば、G/Nの大きい
領域でターボプレッシャセンサ42の異常を誤検出する
ことなく、G/Nの小さい領域において、感度良くター
ボプレッシャセンサ42の異常を検出することができ
る。
【0048】単位吸入空気量G/Nと吸気圧PMとの相
関の程度は、軸トルクTの大小のみならず、機関回転数
NEの高低にも影響される。すなわち、単位吸入空気量
G/Nと吸気圧PMとは、図2に示す如く、機関回転数
NE低いほど高い相関を示す。かかる現象は、吸気管4
0からサージタンク45を経て内燃機関12に吸入され
る単位時間当たりの空気の流通量が、機関回転数NEが
高いほど多量であること、すなわち、機関回転数NEが
高いほど吸気管45等を流通する空気の流れが吸気系の
形状等に影響され易いことに起因すると考えられる。
【0049】上述の如く、正常なVpim とG/Nとの関
係は、G/NとPMとの相関が高いほど、図4に示す直
線の関係に近づく。このため、本実施例のシステムに
おいては、NEが低回転であるほど正常なVpim とG/
Nとの関係が直線近傍となり、一方、NEが高回転で
あるほど正常なVpim とG/Nとの関係が直線を中心
とする比較的広範な範囲にばらつくことになる。
【0050】本実施例において、Vpim の許容範囲は、
図4に示す直線およびに基づいて設定される。従っ
て、NEが低回転であるほど直線およびが直線に
近づくように、また、NEが高回転であるほど直線お
よびが直線から離間するように、適宜直線および
を設定すれば、機関回転数NEに対するPMとG/N
との相関の程度をも考慮したうえで、精度良くターボプ
レッシャセンサ42の状態を判断することが可能であ
る。
【0051】尚、上述の如く、G/Nの大小に応じて、
またはNEの高低に応じて、Vpimが正常値とされる許
容領域を変更することは、ターボプレッシャセンサ42
の状態を精度良く判定するうえで有効である。しかしな
がら、本発明は、G/NやNEに応じてVpim の許容領
域を異ならしめるものに限定されるものではない。すな
わち、直線ととを直線に平行に設定し、Vpim が
それらの直線およびに挟まれる領域内に存在するか
否かに基づいて、Vpim が正常であるか否かを判断する
こととしても良い。
【0052】尚、上記の実施例においては、ターボプレ
ッシャセンサ42が前記した吸気圧センサに、エアフロ
メータ78が前記した吸入空気量検出手段に、クランク
角センサ26が前記した機関回転数検出手段に、また単
位吸入空気量G/Nが前記した特性値に、それぞれ相当
している。更に、上記の実施例においては、ECU10
が上記ステップ102の処理を実行することにより前記
した相関値演算手段が、上記ステップ104〜110の
処理を実行することにより前記した異常検出手段が、そ
れぞれ実現されている。
【0053】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。本実施例の吸気圧センサ異常検出装置は、上記図1
に示すシステムにおいて、ECU10が図5に示すルー
チンを実行することにより実現される。図5は、ECU
10が、上記第1実施例に比して更に精度良くターボプ
レッシャセンサ42の状態を判別すべく実行する制御ル
ーチンの一例のフローチャートを示す。尚、図5におい
て、上記図3に示すステップと同一の処理を実行するス
テップには、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0054】図5に示すルーチンは、上記図3に示すル
ーチンと同様に、所定時間毎に起動される。図5に示す
ルーチンにおいては、ステップ102において単位吸入
空気量G/Nが演算された後、ステップ200におい
て、G/Nが所定のしきい値G/N0 以下であるか否か
が判別される。上述の如く、吸気圧PMと単位吸入空気
量G/Nとは、G/Nが小さいほど高い相関を示す。こ
のため、G/N≦G/N 0 が成立する場合は、吸気圧P
Mと単位吸入空気量G/Nとが高い相関を示すと判断す
ることができる。この場合、以後ステップ202の処理
が実行される。
【0055】一方、上記ステップ200において、G/
N≦G/N0 が不成立であると判別された場合は、吸気
圧PMと単位吸入空気量G/Nとの相関が比較的低いと
判断することができる。ターボプレッシャセンサ42が
正常であるか否かを精度良く判別するためには、かかる
環境下で判別を行うべきではない。このため、ステップ
200において、上記の条件が不成立であると判別され
た場合は、以後、何ら処理を進めることなく今回のルー
チンが終了される。
【0056】ステップ202では、NEが所定のしきい
値NE0 以下であるか否かが判別される。上述の如く、
吸気圧PMと単位吸入空気量G/Nとは、NEが低いほ
ど高い相関を示す。このため、上記の条件が成立する場
合は、吸気圧PMと単位吸入空気量G/Nとが高い相関
を示すと判断することができる。この場合、ターボプレ
ッシャセンサ42が正常であるか否かを判断すべく、以
後、ステップ104以降の処理が実行される。
【0057】一方、上記ステップ202において、NE
≦NE0 が不成立であると判別された場合は、吸気圧P
Mと単位吸入空気量G/Nとの相関が比較的低いと判断
することができる。ターボプレッシャセンサ42が正常
であるか否かを精度良く判別するためには、かかる環境
下で判別を行うべきではない。このため、ステップ20
2において、上記の条件が不成立であると判別された場
合は、以後、何ら処理を進めることなく今回のルーチン
が終了される。
【0058】上述の如く、本実施例の吸気圧センサ異常
検出装置によれば、単位吸入空気量G/Nが小さく、か
つ、機関回転数NEが低い所定の低回転・低負荷領域に
おいてのみ、すなわち、吸気圧PMと単位吸入空気量G
/Nとが高い相関を示している場合にのみ、ターボプレ
ッシャセンサ42の信号Vpim が正常であるか否かの判
別が行われる。本実施例の吸気圧センサ異常検出装置
は、単位吸入空気量G/Nと吸気圧PMとの間に相関が
あることをを利用してターボプレッシャセンサ42の状
態を判別する装置である。従って、PMとG/Nとの間
に高い相関が認められる状況においてのみかかる判別が
行われるとすれば、ターボプレッシャセンサ42の信号
Vpim が適正な値であるか否かを、高い精度で判別する
ことが可能である。このため、本実施例のシステムによ
れば、ターボプレッシャセンサ42に異常が生じた際
に、上記の第1実施例のシステムに比して更に確実に、
排気エミッションの悪化等を防止することができる。
【0059】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、吸入空気
量と機関回転数とに基づいて演算される特性値と、吸気
圧センサの検出値とを対比することにより、吸気圧セン
サの検出値が適正な値であるか否かを正確に判断するこ
とができる。従って、本発明によれば、吸入空気量を検
出する機構、および機関回転数を検出する機構を備える
内燃機関において、大きなコストアップを伴うことな
く、精度良く吸気圧センサの異常を検出する異常検出装
置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】内燃機関の等吸気圧曲線および等単位吸入空気
量曲線を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例において電子制御ユニット
が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートであ
る。
【図4】図3に示す制御ルーチンにおいて用いられるマ
ップの一例である。
【図5】本発明の第2実施例において電子制御ユニット
が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 電子制御ユニット 12 内燃機関 26 クランク角センサ 36 吸気マニホールド 38 排気マニホールド 40 サージタンク 42 ターボプレッシャセンサ 45,74 吸気管 46 スロットルセンサ 70 第1ターボチャージャ 72 第2ターボチャージャ 78 エアフロメータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に搭載される吸気圧センサの異
    常を検出する装置であって、 内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段
    と、 内燃機関の機関回転数を検出する機関回転数検出手段
    と、 内燃機関の吸入空気量および機関回転数に基づいて、内
    燃機関の吸気圧と相関を有する特性値を演算する相関値
    演算手段と、 前記相関値演算手段の演算結果と、前記吸気圧センサの
    出力値とに基づいて、前記吸気圧センサの異常を検出す
    る異常検出手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関の吸気圧センサ異常
    検出手段。
JP7318357A 1995-12-06 1995-12-06 内燃機関の吸気圧センサ異常検出装置 Pending JPH09158775A (ja)

Priority Applications (2)

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