JP4661612B2 - 過給機付きエンジンの蒸発燃料制御装置 - Google Patents

過給機付きエンジンの蒸発燃料制御装置 Download PDF

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近年、自然環境の保護に寄与する技術が重要視されており、例えば、エンジンを有する自動車等については、燃料タンク等で発生する蒸発燃料が大気中へ放出されないようにして大気の汚染を防止する技術が必要不可欠である。この技術として、従来より、例えば特許文献1に示されるような蒸発燃料制御装置が知られている。
この特許文献1に係る蒸発燃料制御装置では、燃料タンク等で発生する蒸発燃料をキャニスタに一時的に蓄え(吸着し)、この蓄えた蒸発燃料をエンジンの所定の運転条件に応じてキャニスタから離脱させてパージ用空気と混合させ、このパージ混合気をパージ通路を介してパージ弁で流量制御しつつエンジンの吸気通路へ供給することによって、蒸発燃料の大気への蒸散を防止するようにしている。
そして、このような蒸発燃料制御装置を過給機付きエンジンに採用する場合には、過給機のコンプレッサにより吸気通路内の圧力が正圧となると、吸気通路からキャニスタ側へ吸気が逆流して、キャニスタ内の燃料が大気中に放散する虞があるという問題があった。そこで、前記特許文献1に係る蒸発燃料制御装置は、パージ通路に逆止弁を設けることによって、吸気通路内の圧力が正圧となっても、吸気通路からキャニスタ側へ吸気が逆流することを防止するようにしている。
特開平1−170751号公報
ところが、前記特許文献1に係る蒸発燃料制御装置のように、パージ通路にパージ弁と逆止弁とを設ける構成においては、エンジン停止後にパージ通路中のパージ弁と逆止弁との間の部分に負圧が残留する場合がある。かかる場合には、その負圧によって逆止弁の弁体が弁座に対して必要以上に押圧されることになる。また、エンジン1が運転されると、エンジンルーム内が高温となり逆止弁の温度が高温になる場合がある。このように逆止弁が高温となった状態で、エンジン停止後に前述の負圧が残留している場合であって、さらに逆止弁の弁体及び弁座の少なくとも一方が樹脂等で形成されている場合においては、弁体及び/又は弁座が溶けて、両者が固着してしまう虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、パージ通路中のパージ弁と逆止弁との間の部分に残留する負圧によって逆止弁に不具合が生じることを防止することにある。
本発明は、パージ通路におけるパージ弁と逆止弁との間の部分をエンジン停止後に大気に開放するようにしたものである。
具体的には、第1の発明は、燃料タンクで発生した蒸発燃料を蓄えるキャニスタと、該キャニスタと吸気通路とを連通させ、該キャニスタに蓄えた蒸発燃料を該吸気通路へ供給するためのパージ通路と、該パージ通路に設けられて前記キャニスタから前記吸気通路へ供給される蒸発燃料の供給量を制御するパージ弁と、弁体と該弁体が着座する弁座とを有し且つ前記パージ通路における前記パージ弁よりも前記吸気通路側に設けられて、該パージ通路内における前記吸気通路側の圧力が前記キャニスタ側の圧力よりも高いときに該弁体が該弁座に着座することによって該吸気通路から該キャニスタへの空気の流れを遮断する逆止弁とを備えた過給機付きエンジンの蒸発燃料制御装置が対象である。そして、前記パージ弁をエンジン停止後に所定の開放時間だけ開放させるパージ弁制御手段と、前記吸気通路に設けられて、該吸気通路の吸気圧力を検出する吸気圧力センサと、エンジン停止後に所定の待機時間が経過したときに前記吸気圧力センサの故障診断を実行する吸気圧力センサ故障診断手段とをさらに備え、前記パージ弁制御手段は、前記吸気圧力センサ故障診断手段による故障診断が実行された後に、前記パージ弁を前記開放時間だけ開放させるものとする。
前記の構成の場合、エンジン停止後に前記パージ弁が常に閉じられているとすると、前記パージ通路における前記パージ弁と前記逆止弁との間の部分には、前記キャニスタ側からは前記パージ弁によって、前記吸気通路側からは前記逆止弁によって空気の流入が阻止されるため、負圧が残留することがある。そこで、前記パージ弁制御手段が、エンジン停止後に所定の開放時間だけ該パージ弁を開放させることによって、前記パージ通路における該パージ弁と該逆止弁との間の部分を大気に開放させ、この部分の圧力が負圧から大気圧となる。
その結果、前記逆止弁を構成する前記弁体が、該パージ弁と該逆止弁との間の部分に残留する負圧によって前記弁座に必要以上に押圧されることが防止され、逆止弁の温度が上昇しても、該弁体と該弁座とが固着してしまうことを防止することができる
記の構成の場合、前記吸気圧力センサ故障診断手段によってエンジン停止後に前記吸気圧力センサの故障診断が実行される。かかる構成において、前記パージ通路における前記パージ弁と前記逆止弁との間の部分の圧力を負圧から大気圧にすべく、エンジン停止後に該パージ弁を開放させると、前記吸気圧力センサの故障診断中にもかかわらず、前記キャニスタ側から前記吸気通路側へ空気が流入して、吸気通路内の圧力が変動する可能性がある。そうすると、吸気圧力センサの故障診断を正確に行えない虞がある。そこで、前記パージ弁制御手段は前記吸気圧力センサ故障診断手段による故障診断が実行されるのを待ってから前記パージ弁を前記所定の開放時間だけ開放させることによって、前記吸気圧力センサの故障診断を正確に行いつつ、前記パージ通路におけるパージ弁と逆止弁との間の部分を大気に開放して、該逆止弁に不具合が生じることを防止することができる。
の発明は、第の発明において、大気圧を検出する大気圧センサをさらに備え、前記吸気圧力センサ故障診断手段は、前記吸気圧力センサの検出値と前記大気圧センサの検出値との差に基づいて該吸気圧力センサの故障診断を行うものとする。
この第の発明では、前記第の発明における前記吸気圧力センサ故障診断手段の故障診断方法が特定される。つまり、吸気圧力センサ故障診断手段は、前記所定の待機時間経過後の前記吸気圧力センサの検出値と前記大気圧力センサの検出値との差に基づいて故障診断を行う。したがって、エンジン停止後にパージ弁を開くと、前記キャニスタ側から前記吸気通路側へ空気が流入して前記吸気圧力センサの検出値に影響を与え、吸気圧力センサの故障診断を正確に行えない虞があるが、前記パージ弁制御手段は、前記吸気圧力センサ故障診断手段による故障診断が実行されるのを待ってからパージ弁を開放させるため、前記吸気圧力センサの検出値に影響を与えることがなく、吸気圧力センサの故障診断を正確に行うことができる。
、前記逆止弁の温度に関連する温度を検出する温度検出手段をさらに備え、前記パージ弁制御手段は、前記温度検出手段によって検出された温度が所定温度よりも高いときに、前記パージ弁を前記開放時間だけ開放させるものとする。
前記の構成の場合、前記逆止弁の温度に関連する温度が高いとき、即ち、逆止弁が高温のときのみ、前記パージ制御手段によってエンジン停止後に前記パージ弁を開いて、前記パージ通路におけるパージ弁と逆止弁との間の部分を大気に開放するようにしている。こうすることによって、前記逆止弁の前記弁体と弁座とが固着する可能性が低いときには、前記パージ弁が不要に開放されることが防止されるため、パージ弁の作動頻度を抑制することになり、パージ弁の耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、前記パージ弁制御手段がエンジン停止後に所定の開放時間だけパージ弁を開放させることによって、パージ通路におけるパージ弁と逆止弁との間の部分が大気に開放されるため、弁体が負圧によって必要以上に弁座に押圧されることが防止され、その結果、逆止弁が高温となった場合であっても弁体と弁座との固着を防止して、逆止弁に不具合が生じることを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1には、本発明に係る蒸発燃料制御装置を採用したエンジン1の概略図を示す。
このエンジン1は、複数の気筒2(1つのみ図示)が直列に設けられたシリンダブロック3と、このシリンダブロック3上に配置されたシリンダヘッド4とを有し、各気筒2内にはそれぞれピストン5が往復動可能に嵌挿されていて、そのピストン5の冠面とシリンダヘッド4の下面との間に燃焼室6が区画形成されている。
前記シリンダヘッド4には、各気筒2毎に吸気ポート12及び排気ポート13が形成されている。これら吸気ポート12及び排気ポート13は、内側端がそれぞれ燃焼室6の天井面に臨んで開口する一方、外側端がそれぞれシリンダヘッド4の一側面と他側面とに開口するように設けられている。また、吸気ポート12及び排気ポート13の内側端には、各内側端を開閉するように吸気弁14及び排気弁15がそれぞれ配置されている。
また、前記シリンダヘッド4には、各気筒2毎の軸心に沿うようにして点火プラグ16が配設されている。この点火プラグ16の先端の電極は燃焼室6の天井面から該燃焼室6を臨むように配置されている。
さらに、前記シリンダヘッド4には、各気筒2毎の燃焼室6の吸気側周縁部に噴口を臨ませて、インジェクタ20が配設されている。これら各気筒2のインジェクタ20は気筒列方向に伸びる燃料分配管(図示せず)を介して燃料供給管22に接続されており、これにより、高圧燃料ポンプ21から吐出された高圧の燃料が各インジェクタ20に分配供給される。
図の例では、高圧燃料ポンプ21は、燃料通路24により燃料タンク23に接続されていて、この燃料通路24の上流側から下流側に向かって順番に低圧燃料ポンプ25、低圧レギュレータ26、フィルタ27等が配設されている。前記低圧燃料ポンプ25は燃料タンク23内で燃料に浸るように配置されており、燃料を吸い上げて燃料通路24に送出する。この燃料は低圧レギュレータ26により調圧され、フィルタ27により濾過されて高圧燃料ポンプ21に供給され、該高圧燃料ポンプ21により昇圧されて燃料供給管22へ吐出される。一方、余剰の燃料は低圧側へ戻されて、リターン通路28により燃料タンク23に還流される。
前記図1に示すように、エンジン1の一側面には、各気筒2の吸気ポート12に連通するように吸気通路30が接続されている。この吸気通路30は、エンジン1の燃焼室6に対しエアクリーナ31で濾過した空気を供給するものであり、その上流側から下流側に向かって順に、エンジン1に吸入される空気(吸気)の流量を検出するエアフローセンサ32と、その吸気温度を検出する吸気温度センサ33と、後述のタービン41により駆動されて吸気を圧縮するコンプレッサ34と、このコンプレッサ34により圧縮された吸気を冷却するインタークーラ35と、吸気通路30の断面積を調整する電気式スロットル弁36と、サージタンク37とがそれぞれ配設されている。サージタンク37よりも下流側の吸気通路30は各気筒2毎に分岐する独立通路とされ、これら各独立通路の下流端部がそれぞれ吸気ポート12の外側端に接続されている。また、前記サージタンク37には、スロットル弁36よりも下流の吸気通路30内の圧力を検出する吸気圧力センサ38が配設されている。
一方、エンジン1の他側面には、燃焼室6から既燃ガス(排気)を排出する排気通路40が接続されている。この排気通路40の上流側は、各気筒2毎に分岐して排気ポート13の外側端に接続される独立通路と該各独立通路が集合する集合部とを有する排気マニホールドによって構成されている。この排気マニホールドよりも下流側の排気通路40には、上流側から下流側に向かって順に、排気流を受けて回転されるタービン41と、排気中の有害成分を浄化するための触媒コンバータ42とが配設されている。
前記タービン41と前記吸気通路30のコンプレッサ34とは、ターボ過給機43を構成していて、排気流によりタービン41が回転されると、このタービン41と一体に回転するコンプレッサ34が吸気を圧縮して過給するようになっている。尚、過給機43はターボ過給機に限らず、機械式過給機であってもよい。
また、前記図1に示すように、エンジン1には、蒸発燃料制御装置50が配設されている。この蒸発燃料制御装置50は、該タンク内の蒸発燃料を蓄える(吸着する)吸着剤(例えば、活性炭)が充填されたキャニスタ51と、燃料タンク23と該キャニスタ51とを連通し、燃料タンク23の空間部に滞留する蒸発燃料をキャニスタ51にリリーフするリリーフ通路52と、キャニスタ51から延設され、先端が大気に開放された大気開放通路53と、キャニスタ51と吸気通路30におけるスロットル弁36よりも下流側部位とを連通し、キャニスタ51に吸着された蒸発燃料を吸気通路30に供給するためのパージ通路54と、該パージ通路54に設けられてキャニスタ51から吸気通路30へ供給される蒸発燃料の供給量を制御するパージ弁55と、パージ通路54における該パージ弁55よりも吸気通路側に設けられて、吸気通路からキャニスタへの空気の流れを遮断する逆止弁56とを備えている。
前記パージ弁55は、後述のパワートレインコントロールモジュール60からの制御信号により制御される電磁駆動式弁であって、パージ通路54を開閉することによって、パージ通路54を介してキャニスタ51から吸気通路30へ供給される蒸発燃料の供給量を調整するようになっている。
また、前記逆止弁56は、パージ通路54を開閉する弁体としての樹脂製のボール弁56aと、該ボール弁56aが着座及び離座する金属製の弁座56bとを有する。ボール弁56aは、弁座56bに対して吸気通路側からキャニスタ側に付勢されて設けられている。つまり、逆止弁56は、パージ通路54内における、該逆止弁56よりも吸気通路側の圧力がキャニスタ側の圧力よりも高いときにはボール弁56aが弁座56bに着座することによって吸気通路側からキャニスタ側への空気の流れを遮断する一方、パージ通路54内における、該逆止弁56よりもキャニスタ側の圧力が吸気通路側の圧力よりも高いときにはボール弁56aが付勢力に抗して弁座56bから離座することによってキャニスタ側から吸気通路側への空気の流れを許容する。したがって、この逆止弁56を設けることによって、吸気通路30内の吸気が大気圧以上(正圧)に加圧されても、該吸気がキャニスタ51に逆流することはなく、蒸発燃料の大気への漏出を防止することができる。
このように構成された蒸発燃料制御装置50においては、燃料タンク23内の蒸発燃料は、リリーフ通路52を通してキャニスタ51にリリーフされて吸着材に吸着され、大気開放通路53を介して空気のみが大気中に放たれる。また、キャニスタ51に吸着された蒸発燃料は、大気開放通路53を介して流入するパージ用空気と混合されて、パージ混合気としてパージ通路54を介してキャニスタ51から吸気通路30へ供給される。
図2に模式的に示すように、前記エンジン1の少なくとも点火プラグ16、インジェクタ20、高圧燃料ポンプ21、電気式スロットル弁36、過給機43、パージ弁55等は、パワートレインコントロールモジュール(以下、PCMという)60からの制御信号を受けて作動するようになっている。また、該PCM60には、前記エアフローセンサ32、吸気温度センサ33、吸気圧力センサ38や、図示省略のクランク角センサ、燃圧センサ、スロットルセンサ、アクセル開度センサ等からの出力信号がそれぞれ入力され、さらに、大気圧を検出する大気圧センサ71とエンジン1の運転/停止状態を検出するためのイグニッションスイッチ72からの出力信号が入力される。
すなわち、前記PCM60は、前述の各種センサから入力される信号に基づいてエンジン1の運転状態を検出し、これに応じて、主に各気筒2への吸気及び燃料の供給量や混合気への点火時期等を制御する。また、PCM60は、エンジン1の停止後に吸気圧力センサ38の故障診断を行う。さらに、PCM60は、エンジン1の運転中は、該エンジン1の運転状態に応じて、吸気通路30へ供給する蒸発燃料の供給量を調整すべく前記パージ弁55を制御(以下、パージ量制御という)すると共に、エンジン停止後には、パージ通路54におけるパージ弁55と逆止弁56との間の部分を大気に開放すべく該パージ弁55を開くように制御(以下、パージ通路開放制御という)する。このため、PCM60は少なくとも、エンジン1の運転状態を検出して、これに応じて点火プラグ16等を制御し、エンジン1の運転を制御する運転制御部60aと、吸気圧力センサ38の故障診断を行う吸気圧力センサ故障診断手段としての故障診断部60bと、前記パージ量制御とパージ通路開放制御とを行うパージ弁制御手段としてのパージ弁制御部60cとを有する。
ここで、前記故障診断部60bによる故障診断について説明すると、該故障診断部60bは、エンジン1の停止後、所定の待機時間T1経過したときに、前記吸気圧力センサ38と大気圧センサ71との出力値を比較することによって該吸気圧力センサ38の故障を診断する。詳しくは、吸気圧力センサ38が設置された吸気通路30内の圧力は、エンジン1の停止直後は、エンジン1の運転状態(詳しくは、ターボ過給機43の作動状態)に応じて負圧又は正圧となっているが、時間が経つにつれて、該吸気通路30内の圧力は大気圧に近づき、エンジン1の停止後所定の待機時間T1経過後には、該吸気通路30内の圧力は大気圧になると考えられる(すなわち、所定の待機時間T1は、エンジン1の停止後、該吸気通路30内の圧力が大気圧となる時間に設定されている)。つまり、エンジン1の停止後所定の待機時間T1経過後の吸気圧力センサ38の出力値は、大気圧センサ71の出力値と略同じ値を示すはずである。そこで、エンジン1の停止後、所定の待機時間T1経過したときに、吸気圧力センサ38と大気圧センサ71との出力値を比較することによって、両者の出力値に所定値以上の差がある場合には、吸気圧力センサ38が故障していると判断することができる。こうして、故障診断部60bは、吸気圧力センサ38の故障の有無を診断している。
次に、前記パージ弁制御部60cの制御について説明する。パージ弁制御部60cは、パージ量制御においては、エンジン1の運転状態に応じてパージ弁55の開度を制御して、空燃比に悪影響を与えない範囲でキャニスタ51に吸着された蒸発燃料を吸気通路30へ供給している。また、パージ弁制御部60cは、パージ通路開放制御においては、エンジン1の停止後、パージ弁55を所定の開放時間T2だけ全開するように制御している。こうすることで、パージ通路54におけるパージ弁55と逆止弁56との間の部分は大気開放通路53を介して大気に開放される。その結果、パージ通路54におけるパージ弁55と逆止弁56との間の部分に負圧が残留することが防止される。尚、このように、エンジン1運転中のパージ量制御とエンジン1停止後のパージ通路開放制御とを1つのパージ弁制御部60cで行うように構成されているが、各制御を別々の制御部で行うように構成してもよい。
以下に、PCM60による蒸発燃料制御について図3のフローチャートに基づいて説明する。尚、PCM60は蒸発燃料制御と並行してインジェクタ20の燃料噴射制御やスロットル弁36の制御等を行っている。
まず、スタート後のステップS1では、イグニッションスイッチ72の出力信号に基づいて、イグニッションがオフになっているか否かを判定する。イグニッションがオフ、即ち、エンジン1が停止している場合(YES)はステップS2へ進んで、以下に説明するように、前記吸気圧力センサ38の故障診断及び前記パージ通路開放制御を行う。一方、イグニッションがオン、即ち、エンジン1が運転中の場合(NO)はステップS14へ進んで、エンジン1の運転状態に応じてパージ弁55を制御して前記パージ量制御を行う。
ステップS2においては、エンジン1が停止後、所定の待機時間T1が経過したか否かを判定する。待機時間T1が経過していない場合(NO)はリターンして、ステップS1、S2を繰り返すことによって、エンジン1が停止後、待機時間T1が経過するのを待つ。
待機時間T1が経過している場合(YES)にはステップS3において、故障診断済みフラグFが1であるか否かを判定する。そして、故障診断済みフラグFが1の場合(YES)はステップS11へ進む一方、故障診断済みフラグFが0の場合(NO)はステップS4へ進む。この故障診断済みフラグFは、エンジン1が停止後に前記吸気圧力センサ38の故障診断が実行されたか否かを判定するためのフラグであり、該故障診断が既に実行されている場合はF=1となり、該故障診断がまだ実行されていない場合はF=0となる。この故障診断済みフラグFは、イグニッションがオンされる度(又は、イグニッションがオフされる度)にF=0にリセットされる。すなわち、エンジン1停止後初めてステップS3を実行するときには、吸気圧力センサ38の故障診断がまだ実行されていないため故障診断済みフラグFは0であり、ステップS4へ進む。
以下のステップS4〜S10では、故障診断部60bによって吸気圧力センサ38の故障診断が行われる。まず、ステップS4では、吸気圧力センサの出力値P1を読み込む。続いて、ステップS5において、大気圧センサ71の出力値P2を読み込む。そして、ステップS6において、吸気圧力センサの出力値P1と大気圧センサ71の出力値P2の偏差である圧力偏差ΔP(=P1−P2)を算出すると共に、ステップS7において、その圧力偏差ΔPが所定値αよりも大きいか否かを判定する。その結果、圧力偏差ΔPが所定値αよりも大きい場合(YES)には、ステップS8において吸気圧力センサ38が故障していると診断する一方、圧力偏差ΔPが所定値α以下の場合(NO)には、ステップS9において吸気圧力センサ38は正常であると診断する。これらの診断結果は、PCM60のメモリ等に記憶されると共に、吸気圧力センサ38が故障していると診断されたときには、図示省略のインストルメントパネルに設けられた警告ランプ等の警報手段によって乗員にその旨が報知される。
そして、吸気圧力センサ38の故障診断が実行されると、ステップS10において、故障診断済みフラグFが1に設定される。その後、リターンする。
吸気圧力センサ38の故障診断実行後、リターンした場合には、ステップS1からステップS3まで進み、ステップS3において故障診断済みフラグFが1であるとして、ステップS11へ進む。
以下のステップS11〜S13では、パージ弁制御部60cによって前記パージ通路開放制御が行われる。まず、ステップS11においてパージ弁55が全開にされる。次に、ステップS12においてパージ弁55を全開後、所定の開放時間T2が経過したか否かが判定される。開放時間T2が経過していない場合(NO)はリターンして、ステップS1〜S3、S11、S12を繰り返すことによって、パージ弁55全開後、開放時間T2が経過するのを待つ。そして、開放時間T2が経過したとき(YES)には、ステップS13においてパージ弁55を全閉にする。その後、エンドへ進み、PCM60はシャットダウンする。
こうして、エンジン1が停止すると、吸気圧力センサ38の故障診断実行後に、パージ弁55が開放時間T2だけ全開にされ、パージ通路54におけるパージ弁55と逆止弁56との間の部分が大気に開放される。
したがって、前記実施形態1によれば、エンジン1停止後、所定の開放時間T2だけパージ弁55を全開にすることによって、パージ通路54におけるパージ弁55と逆止弁56との間の部分を大気に開放することができるため、該部分に負圧が残留することを防止することができる。その結果、逆止弁56のボール弁56aが負圧により弁座56bに対して必要以上に押圧されることが防止され、逆止弁56の温度が高温になったとしても、該ボール弁56aが溶けて弁座56bに固着して逆止弁56に不具合が生じることを防止することができる。
また、パージ通路54におけるパージ弁55と逆止弁56との間の部分の大気開放を、吸気圧力センサ38の故障診断実行後に行うことによって、該故障診断が終わるまでは、パージ通路54から吸気通路30内へ空気が流入することが防止される。その結果、故障診断中における吸気通路30の圧力変動を可及的に抑制して、吸気圧力センサ38の故障診断を正確に行うことができる。
《実施形態2》
続いて、本発明の実施形態2について説明する。実施形態2は、前記パージ通路開放制御が前記実施形態1と異なる。すなわち、前記実施形態1では、エンジン1停止後であって吸気圧力センサ38の故障診断実行後には、常にパージ通路開放制御を行うようにしているが、実施形態2では、逆止弁56が高温のときにのみパージ通路開放制御を行うようにしている。
以下に、実施形態2に係るパージ通路開放制御について主に説明する。実施形態2では、図4に示すように、図3に示すフローチャートにおけるステップS3とS11との間に、ステップS15が別途追加されている。詳しくは、ステップS3で吸気圧力センサ38の故障診断実行済みと判定された場合(YES)に、直ちにステップS11に進むのではなく、ステップS15へ進むようにする。このステップS15では、吸気温度センサ33の出力値に基づいて、吸気温度が所定温度よりも高いか否かを判定する。そして、吸気温度が所定温度よりも高い場合(YES)には、エンジン1周辺の雰囲気温度が高く、逆止弁56の温度も高くなっていると判断できるため、逆止弁56のボール弁56aと弁座56bとの固着を防止すべく、ステップS11へ進んで、パージ弁55を全開にする。ステップS11以降のフローは前記実施形態と同様であるため、説明は省略する。一方、吸気温度が所定温度よりも低い場合(NO)には、エンジン1周辺の雰囲気温度が低く、逆止弁56の温度がボール弁56aと弁座56bとが固着してしまうほど高くないと判断できるため、パージ弁55の全開制御を行うことなく、エンドへ進む。こうして、逆止弁56の温度(逆止弁56の温度に関連する温度)が高温であるときだけパージ弁開放制御を行うことによって、ボール弁56aと弁座56bとが固着する可能性が低いときにはパージ弁55を全開にすることを防止している。その結果、パージ弁55の作動頻度を抑制することができ、パージ弁55の耐久性を向上させることができる。すなわち、前記所定温度は、パージ通路54内の負圧によりボール弁56aが弁座56bに対して必要以上に押圧されている場合に、ボール弁56aが溶けて弁座56bと固着してしまう温度に設定しておけばよい。
尚、この実施形態2では、逆止弁56の温度に関連する温度を検出する温度検出手段として、吸気温度を検出する吸気温度センサ33を採用しているが、これに限られるものではない。例えば、逆止弁56のハウジングに取り付けられた温度センサを採用してもよい。その他、逆止弁56の温度に関連する温度を検出することができる任意の手段を採用することができる。
《その他の実施形態》
本発明は、前記実施形態について、以下のような構成としてもよい。すなわち、前記実施形態1、2では、逆止弁56として、ボール弁56aと弁座56bとを採用しているが、これに限られるものではない。例えば、ディスク弁を有する逆止弁でもよく、弁体と該弁体が着座及び離座する弁座とを有し且つ、流体を一方向にのみ流通させる逆止弁であれば、任意のものを採用することができる。
また、前記ボール弁56aは樹脂製であり、弁座56bは金属製であるがこれに限られるものではない。例えば、ボール弁56aが金属製で、弁座56bが樹脂製であってもよく、若しくは、両者が樹脂製であってよい。また、逆止弁を構成する弁座及び/又は弁座が樹脂製に限られず、高温となった場合に溶けて固着してしまう材質であれば、本発明を適用することができ、そうすることで、エンジン停止後にパージ通路54に残留する負圧に起因して弁体と弁座とが溶けて固着することを防止することができる。さらには、弁座及び/又は弁座が熱で溶けてしまう材質に限られず、該パージ通路54に残留する負圧によって弁体が弁座に対して必要以上に押圧されることで不具合を生じてしまうような材質であれば、本発明を適用してその不具合を防止することができる。
以上説明したように、本発明は、パージ通路に生じた負圧により逆止弁に不具合を引き起こすことを防止することができるため、パージ通路においてパージ弁と吸気通路との間に逆止弁を設けた過給機付きエンジンの蒸発燃料制御装置について有用である。
本発明の実施形態に係る蒸発燃料制御装置を採用した過給機付きエンジンの概略図である。 蒸発燃料制御装置の概略構成を示すブロック図である。 蒸発燃料制御装置の動作手順を示すフローチャート図である。 その他の実施形態に係る蒸発燃料制御装置の動作手順の一部を示すフローチャートである。
23 燃料タンク
30 吸気通路
33 吸気温度センサ(温度検出手段)
38 吸気圧力センサ
51 キャニスタ
54 パージ通路
55 パージ弁
56 逆止弁
56a ボール弁(弁体)
56b 弁座
60b 故障診断部(吸気圧力センサ故障診断手段)
60c パージ弁制御部(パージ弁制御手段)
71 大気圧センサ

Claims (2)

  1. 燃料タンクで発生した蒸発燃料を蓄えるキャニスタと、該キャニスタと吸気通路とを連通させ、該キャニスタに蓄えた蒸発燃料を該吸気通路へ供給するためのパージ通路と、該パージ通路に設けられて前記キャニスタから前記吸気通路へ供給される蒸発燃料の供給量を制御するパージ弁と、弁体と該弁体が着座する弁座とを有し且つ前記パージ通路における前記パージ弁よりも前記吸気通路側に設けられて、該パージ通路内における前記吸気通路側の圧力が前記キャニスタ側の圧力よりも高いときに該弁体が該弁座に着座することによって該吸気通路から該キャニスタへの空気の流れを遮断する逆止弁とを備えた過給機付きエンジンの蒸発燃料制御装置であって、
    前記パージ弁をエンジン停止後に所定の開放時間だけ開放させるパージ弁制御手段と、
    前記吸気通路に設けられて、該吸気通路の吸気圧力を検出する吸気圧力センサと、
    エンジン停止後に所定の待機時間が経過したときに前記吸気圧力センサの故障診断を実行する吸気圧力センサ故障診断手段とをさらに備え、
    前記パージ弁制御手段は、前記吸気圧力センサ故障診断手段による故障診断が実行された後に、前記パージ弁を前記開放時間だけ開放させることを特徴とする過給機付きエンジンの蒸発燃料制御装置。
  2. 請求項に記載の過給機付きエンジンの蒸発燃料制御装置において、
    大気圧を検出する大気圧センサをさらに備え、
    前記吸気圧力センサ故障診断手段は、前記吸気圧力センサの検出値と前記大気圧センサの検出値との差に基づいて該吸気圧力センサの故障診断を行うことを特徴とする過給機付きエンジンの蒸発燃料制御装置。
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