JPH04357051A - 記録方法及びその装置 - Google Patents
記録方法及びその装置Info
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- JPH04357051A JPH04357051A JP13156791A JP13156791A JPH04357051A JP H04357051 A JPH04357051 A JP H04357051A JP 13156791 A JP13156791 A JP 13156791A JP 13156791 A JP13156791 A JP 13156791A JP H04357051 A JPH04357051 A JP H04357051A
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 3
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置等の記録装置のように、1ライン毎の記録周期が一定
でない状態で、間欠記録を行う記録装置の記録方法及び
その装置に関するものである。
置等の記録装置のように、1ライン毎の記録周期が一定
でない状態で、間欠記録を行う記録装置の記録方法及び
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フルライン型のサーマルヘッドを
用いた感熱記録では、記録時の電力を分散させて電源を
小型化するために、1ラインの記録時にサーマルヘッド
の発熱素子を複数のブロックに分割して通電することに
より、各ラインの記録を行っている。これら各ブロック
の記録時には、各ブロックに1回だけ通電して記録を行
うか(図2)、また、記録紙などの記録媒体の移動のタ
イミングや、サーマルヘッドの最高到達温度を下げるた
めや、更には熱転写のためなどに、この各ブロックへの
通電タイミングを複数のタイミングに分割して記録を行
っている。
用いた感熱記録では、記録時の電力を分散させて電源を
小型化するために、1ラインの記録時にサーマルヘッド
の発熱素子を複数のブロックに分割して通電することに
より、各ラインの記録を行っている。これら各ブロック
の記録時には、各ブロックに1回だけ通電して記録を行
うか(図2)、また、記録紙などの記録媒体の移動のタ
イミングや、サーマルヘッドの最高到達温度を下げるた
めや、更には熱転写のためなどに、この各ブロックへの
通電タイミングを複数のタイミングに分割して記録を行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
例のように、複数回各ブロックに通電して記録する記録
法によれば、1回だけの通電により記録する時に比べて
サーマルヘッドへの印加エネルギーが小さくなる。この
ため、充分な濃度を確保して1ラインを記録するために
は、各ラインの記録に要する所要時間が長くなるという
欠点があった。また、各ラインの記録周期が変わると、
画像の濃度ムラが発生することがある。そこで、この対
策として記録周期に応じて、記録時以外にサーマルヘッ
ドに記録時よりも小さいエネルギーで通電するヒート制
御が必要となる。
例のように、複数回各ブロックに通電して記録する記録
法によれば、1回だけの通電により記録する時に比べて
サーマルヘッドへの印加エネルギーが小さくなる。この
ため、充分な濃度を確保して1ラインを記録するために
は、各ラインの記録に要する所要時間が長くなるという
欠点があった。また、各ラインの記録周期が変わると、
画像の濃度ムラが発生することがある。そこで、この対
策として記録周期に応じて、記録時以外にサーマルヘッ
ドに記録時よりも小さいエネルギーで通電するヒート制
御が必要となる。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、複数回の記録動作により1ラインを記録する時、1
ラインごとの記録周期に応じて、その記録回数を制御す
るようにして、記録周期に関係なく均一の濃度で記録す
ることができる記録方法及びその装置を提供することを
目的とする。
で、複数回の記録動作により1ラインを記録する時、1
ラインごとの記録周期に応じて、その記録回数を制御す
るようにして、記録周期に関係なく均一の濃度で記録す
ることができる記録方法及びその装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は以下のような構成を備える。即ち
、1ラインの記録データを複数回の記録動作で記録媒体
に記録する記録装置であって、現ラインの記録終了時よ
り、次ラインの記録開始までの時間間隔を計時する計時
手段と、前記計時手段による計時値に従って前記次ライ
ンの記録回数を決定する決定手段とを有する。
に本発明の記録装置は以下のような構成を備える。即ち
、1ラインの記録データを複数回の記録動作で記録媒体
に記録する記録装置であって、現ラインの記録終了時よ
り、次ラインの記録開始までの時間間隔を計時する計時
手段と、前記計時手段による計時値に従って前記次ライ
ンの記録回数を決定する決定手段とを有する。
【0006】上記目的を達成するために本発明の記録方
法は以下のような工程を備える。即ち、1ラインの記録
データを複数回の記録動作で記録媒体に記録する記録方
法であって、現ラインの記録終了より次ラインの記録開
始までの時間間隔を計時する工程と、その時間間隔が長
くなるほど次ラインの記録時おける繰り返し記録回数を
多くして前記次ラインを記録する工程とを有する。
法は以下のような工程を備える。即ち、1ラインの記録
データを複数回の記録動作で記録媒体に記録する記録方
法であって、現ラインの記録終了より次ラインの記録開
始までの時間間隔を計時する工程と、その時間間隔が長
くなるほど次ラインの記録時おける繰り返し記録回数を
多くして前記次ラインを記録する工程とを有する。
【0007】
【作用】以上の構成において、現ラインの記録終了時よ
り、次ラインの記録開始までの時間間隔を計時し、その
計時値に従って次ラインの記録回数を決定して、次ライ
ンを記録するように動作する。
り、次ラインの記録開始までの時間間隔を計時し、その
計時値に従って次ラインの記録回数を決定して、次ライ
ンを記録するように動作する。
【0008】又、好適な発明の態様によれば、現ライン
の記録終了時より、次ラインの記録開始までの時間間隔
が長くなると、次ラインの記録回数を多くして、次のラ
インを記録するように動作する。
の記録終了時より、次ラインの記録開始までの時間間隔
が長くなると、次ラインの記録回数を多くして、次のラ
インを記録するように動作する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0010】図1は本実施例のファクシミリ装置の概略
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、1は装置全体を制御する主
制御部、2は各種機能指示キーや電話番号入力用のテン
キーなどを備えた操作パネルや、オペレータへの各種メ
ッセージなどを表示する表示部を備えた操作・表示部で
ある。3は読取部で、原稿画像を光電的に読取ってデジ
タル信号に変換して主制御部1に出力している。4は通
信制御部で、ネットワーク制御ユニット(NCU)5を
介して回線との間の通信制御を行っている。6はROM
,RAM,タイマ等を有する1チップマイコン等を備え
た記録制御部で、記録媒体である記録紙7を搬送する記
録紙搬送モータ7及び記録デバイスであるサーマルヘッ
ド8をコントロールする。このサーマルヘッド8の温度
はサーミスタ9で検出される。
制御部、2は各種機能指示キーや電話番号入力用のテン
キーなどを備えた操作パネルや、オペレータへの各種メ
ッセージなどを表示する表示部を備えた操作・表示部で
ある。3は読取部で、原稿画像を光電的に読取ってデジ
タル信号に変換して主制御部1に出力している。4は通
信制御部で、ネットワーク制御ユニット(NCU)5を
介して回線との間の通信制御を行っている。6はROM
,RAM,タイマ等を有する1チップマイコン等を備え
た記録制御部で、記録媒体である記録紙7を搬送する記
録紙搬送モータ7及び記録デバイスであるサーマルヘッ
ド8をコントロールする。このサーマルヘッド8の温度
はサーミスタ9で検出される。
【0012】以上の構成において、記録動作時は、読取
部3で読み取った画像データ、又は回線・NCU5を介
して通信制御部4で復調された画像データを、主制御部
1にてサーマルヘッド8で記録可能な形態に変換し、1
ライン分サーマルヘッド8に転送する毎に、記録制御部
6へプリントコマンドを送出して記録を行っている。こ
れを受けた記録制御部6では、記録紙搬送モータ7を駆
動して記録紙の移動を開始するとともに、サーマルヘッ
ド8に通電して発熱駆動することにより、1ラインの記
録を行なっている。この1ラインの記録時には、同時に
通電するドット数を減らして電源部を小型化するため、
通常、1ラインを2〜8前後の複数ブロックに分割し、
各ブロック毎に順次通電することにより記録を行ってい
る。この各ブロック毎の通電時間を印加パルス幅と呼ん
でいる。
部3で読み取った画像データ、又は回線・NCU5を介
して通信制御部4で復調された画像データを、主制御部
1にてサーマルヘッド8で記録可能な形態に変換し、1
ライン分サーマルヘッド8に転送する毎に、記録制御部
6へプリントコマンドを送出して記録を行っている。こ
れを受けた記録制御部6では、記録紙搬送モータ7を駆
動して記録紙の移動を開始するとともに、サーマルヘッ
ド8に通電して発熱駆動することにより、1ラインの記
録を行なっている。この1ラインの記録時には、同時に
通電するドット数を減らして電源部を小型化するため、
通常、1ラインを2〜8前後の複数ブロックに分割し、
各ブロック毎に順次通電することにより記録を行ってい
る。この各ブロック毎の通電時間を印加パルス幅と呼ん
でいる。
【0013】この1ライン毎の記録時においては、回線
の状態やモデム(変復調部)の能力、画像データの複雑
さ(白黒ドットの反転回数)、符号化形態や副走査線密
度等により、1ライン分の画像データが揃うまでの時間
が異なり、記録周期がランダムな間欠記録となる。
の状態やモデム(変復調部)の能力、画像データの複雑
さ(白黒ドットの反転回数)、符号化形態や副走査線密
度等により、1ライン分の画像データが揃うまでの時間
が異なり、記録周期がランダムな間欠記録となる。
【0014】図2は従来のファクシミリ装置におけるサ
ーマルヘッドへの通電タイミングを示す図である。
ーマルヘッドへの通電タイミングを示す図である。
【0015】通常、フルマルチサーマルヘッドは、記録
時における消費電力を低減させ、装置の電源ユニットを
小型化するために、1ラインを複数のブロックに分割し
、各ブロックに順次電力を印加することにより、1ライ
ンの記録を行っている。図2は、サーマルヘッドの発熱
素子を4ブロックに分割した例であり、T1,T2,…
のタイミングで入力されるプリントコマンドにより、サ
ーマルヘッドの第1ブロックから順次電圧を印加(通電
して)して、各ブロック毎に1回の記録動作を行って1
ラインの記録している。
時における消費電力を低減させ、装置の電源ユニットを
小型化するために、1ラインを複数のブロックに分割し
、各ブロックに順次電力を印加することにより、1ライ
ンの記録を行っている。図2は、サーマルヘッドの発熱
素子を4ブロックに分割した例であり、T1,T2,…
のタイミングで入力されるプリントコマンドにより、サ
ーマルヘッドの第1ブロックから順次電圧を印加(通電
して)して、各ブロック毎に1回の記録動作を行って1
ラインの記録している。
【0016】図3は本実施例のファクシミリ装置におけ
る記録タイミング図を示す図で、図2に示した記録例で
は、各ブロックを1回の通電により記録しているのに対
し、この実施例では、各ブロックを4回通電することに
より記録している。
る記録タイミング図を示す図で、図2に示した記録例で
は、各ブロックを1回の通電により記録しているのに対
し、この実施例では、各ブロックを4回通電することに
より記録している。
【0017】この特徴は、記録紙が移動している間に記
録を行う移動書きにおいて、1回の通電による記録に比
べ、各ブロック共、移動している間中に亙って複数回通
電されて記録される。このため、記録紙の搬送方向(副
走査方向)に発生する画像の白スジを防ぐことが可能と
なる。また、サーマルヘッド8の発熱素子の最高到達温
度が低くなるため、サーマルヘッド8の寿命の延命や、
熱転写時の不必要なインクの溶触や貼付きを防ぐことも
できる。但し、この分割記録では、サーマルヘッド8の
各ブロックへの通電を繰り返しオン、オフさせるので、
各ブロック毎の電圧印加時間が1回の通電により記録す
る場合に比べ長くなる。そのため、各ラインの記録に要
する時間が少し増えてしまうことになる。
録を行う移動書きにおいて、1回の通電による記録に比
べ、各ブロック共、移動している間中に亙って複数回通
電されて記録される。このため、記録紙の搬送方向(副
走査方向)に発生する画像の白スジを防ぐことが可能と
なる。また、サーマルヘッド8の発熱素子の最高到達温
度が低くなるため、サーマルヘッド8の寿命の延命や、
熱転写時の不必要なインクの溶触や貼付きを防ぐことも
できる。但し、この分割記録では、サーマルヘッド8の
各ブロックへの通電を繰り返しオン、オフさせるので、
各ブロック毎の電圧印加時間が1回の通電により記録す
る場合に比べ長くなる。そのため、各ラインの記録に要
する時間が少し増えてしまうことになる。
【0018】そこで、最小伝送時間が規格で定められて
いるファクシミリ装置において、このような分割記録を
有効に行うためには、各ライン毎の記録周期に応じて、
各ブロックを繰り返し記録する記録回数を変更すること
が効果的である。
いるファクシミリ装置において、このような分割記録を
有効に行うためには、各ライン毎の記録周期に応じて、
各ブロックを繰り返し記録する記録回数を変更すること
が効果的である。
【0019】図4は、本実施例のファクシミリ装置にお
ける、記録周期(記録間隔)に応じて各ブロックの繰り
返し記録回数を変更するための記録制御部6による記録
動作制御を示すフローチャートである。
ける、記録周期(記録間隔)に応じて各ブロックの繰り
返し記録回数を変更するための記録制御部6による記録
動作制御を示すフローチャートである。
【0020】まずステップS1で、記録時間間隔を計時
するインターバルタイマ60に初期値I1 をセットす
る。これは、記録紙の記録すべき行の先頭ラインであり
、各ブロックの記録回数として最大値“4”がセットさ
れる値である。ここで、I1 ≒5ms、またI0 ≒
2msとする。次にステップS2でプリントコマンドを
受けたかどうかを判断し、主制御部1よりプリントコマ
ンドを入力するとステップS3に進み、タイマ60によ
る計時を停止する。ページの先頭では、タイマ60によ
る計時はI1 (5ms)となっている。
するインターバルタイマ60に初期値I1 をセットす
る。これは、記録紙の記録すべき行の先頭ラインであり
、各ブロックの記録回数として最大値“4”がセットさ
れる値である。ここで、I1 ≒5ms、またI0 ≒
2msとする。次にステップS2でプリントコマンドを
受けたかどうかを判断し、主制御部1よりプリントコマ
ンドを入力するとステップS3に進み、タイマ60によ
る計時を停止する。ページの先頭では、タイマ60によ
る計時はI1 (5ms)となっている。
【0021】次にステップS4に進み、記録制御部6を
駆動して記録紙の搬送を開始し、ステップS5でタイマ
60による計時値が、前回の記録紙の搬送開始から今回
の搬送開始までの時間間隔の計時がI0 (2ms)よ
り小さいかどうかを判断する。タイマ60による計時値
が2ms以下であればステップS6に進み、スキャン数
フラグS0 を“2”とする。また2ms以下でない時
はステップS7に進み、タイマ60による計時値がI1
(5ms)より小さいかどうかを判断する。5ms以
下の時はステップS8に進み、スキャン数フラグS0
に“3”をセットし、5ms以上であればステップS9
に進み、スキャン数フラグS0 に“4”をセットする
。このようにして、記録間隔を示すインターバルタイマ
60の値Tが、0≦T<2msで2回の記録を行い、2
ms≦T<5msで3回の記録動作を行い、5ms≦T
の場合は、最大エネルギーを印加する4回での記録動作
により画像を記録する。尚、これらステップS6、S8
及びS9においては、同時にスキャンカウンタSc =
0としておく。
駆動して記録紙の搬送を開始し、ステップS5でタイマ
60による計時値が、前回の記録紙の搬送開始から今回
の搬送開始までの時間間隔の計時がI0 (2ms)よ
り小さいかどうかを判断する。タイマ60による計時値
が2ms以下であればステップS6に進み、スキャン数
フラグS0 を“2”とする。また2ms以下でない時
はステップS7に進み、タイマ60による計時値がI1
(5ms)より小さいかどうかを判断する。5ms以
下の時はステップS8に進み、スキャン数フラグS0
に“3”をセットし、5ms以上であればステップS9
に進み、スキャン数フラグS0 に“4”をセットする
。このようにして、記録間隔を示すインターバルタイマ
60の値Tが、0≦T<2msで2回の記録を行い、2
ms≦T<5msで3回の記録動作を行い、5ms≦T
の場合は、最大エネルギーを印加する4回での記録動作
により画像を記録する。尚、これらステップS6、S8
及びS9においては、同時にスキャンカウンタSc =
0としておく。
【0022】次にステップS10に進んで、例えば図3
のタイミング図に示すように、実際の記録動作を行う。 この記録処理は、サーマルヘッド8の発熱素子を、例え
ば4つのブロックに分割し、各ブロック毎に1回ずつ通
電して、1ラインを記録する処理を示している。これら
各ブロックへの通電時間(パルス幅)は、サーミスタ9
により検出されたサーマルヘッド8の温度に基づいて決
定される。こうして、サーマルヘッド8の各ブロックが
1回ずつ通電されてステップS11で1ライン分が記録
されるとステップS12に進み、スキャンカウンタSc
をインクリメント(+1)する。尚、これらスキャン
フラグS0 及びスキャン数カウンタSc は記録制御
部6のRAMに設けられている。
のタイミング図に示すように、実際の記録動作を行う。 この記録処理は、サーマルヘッド8の発熱素子を、例え
ば4つのブロックに分割し、各ブロック毎に1回ずつ通
電して、1ラインを記録する処理を示している。これら
各ブロックへの通電時間(パルス幅)は、サーミスタ9
により検出されたサーマルヘッド8の温度に基づいて決
定される。こうして、サーマルヘッド8の各ブロックが
1回ずつ通電されてステップS11で1ライン分が記録
されるとステップS12に進み、スキャンカウンタSc
をインクリメント(+1)する。尚、これらスキャン
フラグS0 及びスキャン数カウンタSc は記録制御
部6のRAMに設けられている。
【0023】次にステップS13で、前述のステップS
6,S8或いはS9で予めセットされているスキャン数
S0 とカウンタSc の値とを比較する。ここで、S
c ≠S0(指定された回数記録されていない)であれ
ばステップS10に戻り、前述した記録動作を繰り返す
。ステップS13でSc =S0 となれば、1ライン
の記録終了としてステップS14に進み、1ページの記
録終了かどうかの判断を行う。1ページの記録終了であ
ればこの記録処理を終了するが、そうでなければステッ
プS15に進み、タイマ60により、現ラインの記録終
了より、次ラインの記録開始までの記録時間間隔の計時
を開始する。次にステップS2に進み、次のプリント開
始コマンドが主制御部1より入力されるのを待ち、プリ
ント開始コマンドが入力されるとステップS3でタイマ
60を停止する。こうして、次の記録開始までの時間間
隔がタイマ60により計時され、この計時値に応じて、
次のラインの記録時における繰り返し記録回数が決定さ
れる。
6,S8或いはS9で予めセットされているスキャン数
S0 とカウンタSc の値とを比較する。ここで、S
c ≠S0(指定された回数記録されていない)であれ
ばステップS10に戻り、前述した記録動作を繰り返す
。ステップS13でSc =S0 となれば、1ライン
の記録終了としてステップS14に進み、1ページの記
録終了かどうかの判断を行う。1ページの記録終了であ
ればこの記録処理を終了するが、そうでなければステッ
プS15に進み、タイマ60により、現ラインの記録終
了より、次ラインの記録開始までの記録時間間隔の計時
を開始する。次にステップS2に進み、次のプリント開
始コマンドが主制御部1より入力されるのを待ち、プリ
ント開始コマンドが入力されるとステップS3でタイマ
60を停止する。こうして、次の記録開始までの時間間
隔がタイマ60により計時され、この計時値に応じて、
次のラインの記録時における繰り返し記録回数が決定さ
れる。
【0024】図3のタイミング図では、T1 で1ライ
ン目のプリント開始コマンドを受け、各ブロックを4回
の記録動作で記録し、1行の記録が終了する。図4に示
す制御フローチャートに従えば、次ラインのプリントコ
マンドを受けるまでの時間間隔I10は、2ms≦I1
0<5msなので、T2 で開始される記録動作は3回
の繰り返し記録により記録される。
ン目のプリント開始コマンドを受け、各ブロックを4回
の記録動作で記録し、1行の記録が終了する。図4に示
す制御フローチャートに従えば、次ラインのプリントコ
マンドを受けるまでの時間間隔I10は、2ms≦I1
0<5msなので、T2 で開始される記録動作は3回
の繰り返し記録により記録される。
【0025】更に、タイミングT2 で開始される記録
行2と、タイミングT3 で開始される記録行3との間
の時間間隔、並びに記録行3と記録行4との間の時間間
隔I20及びI30は、どちらも2msより小さいので
、タイミングT3 及びT4 のタイミングで開始され
るプリントコマンドでは、2回の記録動作による記録と
なる。
行2と、タイミングT3 で開始される記録行3との間
の時間間隔、並びに記録行3と記録行4との間の時間間
隔I20及びI30は、どちらも2msより小さいので
、タイミングT3 及びT4 のタイミングで開始され
るプリントコマンドでは、2回の記録動作による記録と
なる。
【0026】又、タイミングT5 でプリント開始コマ
ンドを受けるタイミングは、4行目と5行目の時間間隔
I40が5ms以上となるタイミングであるため、この
5行目は4回の繰り返し記録により記録される。
ンドを受けるタイミングは、4行目と5行目の時間間隔
I40が5ms以上となるタイミングであるため、この
5行目は4回の繰り返し記録により記録される。
【0027】尚、上述の実施例では、1ラインを記録す
る時の最大記録回数を4回としたが、本発明はこれに限
定されるものでなく、この回数は何回でも構わない。
る時の最大記録回数を4回としたが、本発明はこれに限
定されるものでなく、この回数は何回でも構わない。
【0028】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置に、本発
明よって規定される処理を実行するプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置に、本発
明よって規定される処理を実行するプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0029】以上説明したように本実施例によれば、フ
ルライン型のサーマルヘッドによる1ラインの記録時、
サーマルヘッドの発熱素子を複数のブロックに分割し、
各ブロックに複数回通電して記録する場合、各ラインの
記録周期に応じて、その繰り返し記録回数を変更するこ
とにより、記録周期によるサーマルヘッドの蓄熱、放熱
の影響を緩和し、記録画像の濃度ムラを低減できる。
ルライン型のサーマルヘッドによる1ラインの記録時、
サーマルヘッドの発熱素子を複数のブロックに分割し、
各ブロックに複数回通電して記録する場合、各ラインの
記録周期に応じて、その繰り返し記録回数を変更するこ
とにより、記録周期によるサーマルヘッドの蓄熱、放熱
の影響を緩和し、記録画像の濃度ムラを低減できる。
【0030】また、記録周期が短い時は、繰り返し記録
回数を減らすことにより、1ラインの記録に要する所要
時間が短縮できるので、効率の良い分割記録が可能とな
る。これにより、ヘッドの寿命延長や、熱転写時におけ
るインクシートと記録紙との貼付、記録された画像の尾
引き等の低減が可能となる。
回数を減らすことにより、1ラインの記録に要する所要
時間が短縮できるので、効率の良い分割記録が可能とな
る。これにより、ヘッドの寿命延長や、熱転写時におけ
るインクシートと記録紙との貼付、記録された画像の尾
引き等の低減が可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、、
複数回の記録動作により1ラインを記録する時、1ライ
ンごとの記録周期に応じて、その記録回数を制御するよ
うにしたので、記録周期に関係なく均一の濃度で記録で
きる効果がある。
複数回の記録動作により1ラインを記録する時、1ライ
ンごとの記録周期に応じて、その記録回数を制御するよ
うにしたので、記録周期に関係なく均一の濃度で記録で
きる効果がある。
【図1】本実施例のファクシミリ装置の概略構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】従来のファクシミリ装置の感熱記録部における
記録タイミングを示すタイミング図である。
記録タイミングを示すタイミング図である。
【図3】本実施例のファクシミリ装置の記録部における
記録タイミングを示すタイミング図である。
記録タイミングを示すタイミング図である。
【図4】本実施例のファクシミリ装置における1ページ
の画像記録処理を示すフローチャートである。
の画像記録処理を示すフローチャートである。
1 主制御部
2 操作・表示部
3 読取部
4 通信制御部
5 NCU
6 記録制御部
7 記録紙搬送モータ
8 サーマルヘッド
60 タイマ
Claims (2)
- 【請求項1】 1ラインの記録データを複数回の記録
動作で記録媒体に記録する記録装置であって、現ライン
の記録終了時より、次ラインの記録開始までの時間間隔
を計時する計時手段と、前記計時手段による計時値に従
って前記次ラインの記録回数を決定する決定手段と、を
有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 1ラインの記録データを複数回の記録
動作で記録媒体に記録する記録方法であって、現ライン
の記録終了より次ラインの記録開始までの時間間隔を計
時する工程と、その時間間隔が長くなるほど次ラインの
記録時おける繰り返し記録回数を多くして前記次ライン
を記録する工程と、を有することを特徴とする記録方法
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13156791A JPH04357051A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 記録方法及びその装置 |
US08/223,813 US5452095A (en) | 1991-04-22 | 1994-04-06 | Recording apparatus and method having a recording mode which repeatedly records recording data for one line a plurality of times |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13156791A JPH04357051A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 記録方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04357051A true JPH04357051A (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=15061085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13156791A Pending JPH04357051A (ja) | 1991-04-22 | 1991-06-04 | 記録方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04357051A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012139941A (ja) * | 2011-01-04 | 2012-07-26 | Fujitsu Component Ltd | 印字装置、印字方法 |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP13156791A patent/JPH04357051A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012139941A (ja) * | 2011-01-04 | 2012-07-26 | Fujitsu Component Ltd | 印字装置、印字方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000807 |