JPH0435637A - 眼内長さ測定装置 - Google Patents

眼内長さ測定装置

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JPH0435637A
JPH0435637A JP2145107A JP14510790A JPH0435637A JP H0435637 A JPH0435637 A JP H0435637A JP 2145107 A JP2145107 A JP 2145107A JP 14510790 A JP14510790 A JP 14510790A JP H0435637 A JPH0435637 A JP H0435637A
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昭浩 荒井
Hideki Hatanaka
畑中 英樹
Akihiko Sekine
明彦 関根
Isao Minegishi
峰岸 功
Fumio Otomo
文夫 大友
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    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、角膜頂点位置を幾何光学的原理を利用した光
学系を用いて求め、眼内測定対象物の位置を物理光学的
原理を利用した干渉光学系を用いて求めて、眼内測定対
象物から角膜頂点までの眼内長さを測定する眼内長さ測
定装置に関する。
(従来の技術) 従来から、レーザーダイオードLDからの光束を被検眼
に照射し、眼内測定対象物としての眼底から反射した平
面波と角膜から反射した球面波とを干渉させ、その干渉
信号を用いて眼内長さの一種である眼底と角膜との間の
距離(眼軸長)を測定する眼軸長測定装置が知られてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この従来の眼軸長測定装置では、眼底か
らの反射平面波と角膜からの反射球面波を干渉させると
き、被検眼に対しての測定装置のアライメントについて
、厳しいアライメント精度が要求され、殊に絶えず動く
眼球の測定においては、致命的ともいえる欠点である。
また、被検眼に対して測定装置のアライメントが若干で
もずれると干渉縞の位置が大きくずれて今まで観察して
いた場所では、干渉縞の本数が急激に増え、干渉が起っ
ているのかを見きわめるのが困難であった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その眼
内長さ測定装置の構成は、 コヒーレント長の短い光源と、 被検眼内を経由する測定光路と装置内部に参照光路とを
形成し、前記光源からの光束を該測定光路と該参照光路
に導くビームスプリッタと、前記測定光路を経て眼内測
定対象物から反射した光と前記参照光路を経た光とを干
渉させ、その干渉光を受けとる第1受光部と、 前記参照光路の光路長と前記第1受光部からの信号のピ
ーク位置とから測定光路と参照光路との光路差を求める
眼内測定対象物位置測定部と、被検眼角膜に光束を照射
する照射光学系と、前記被検眼角膜からの反射光をll
l12受光部に導く受光光学系と、 該第2受光部の出力から前記被検眼角膜の位置を求める
角膜位置測定部と、 を有することを特徴とする。
(作用) 本発明に係わる眼内長さ測定装置によれば、角膜頂点位
置は、幾何光学的光学系としての照射光学系及び受光光
学系を用いて測定され、眼内測定対象物位置は、物理的
光学系の一部を構成する光源を用いて測定され、この光
源は、短いコヒーレント長が利用されているので、干渉
縞が生じる位置を精度良く求めることができることにな
る。
(実施例1) 第1図は、角膜距離測定系として角膜にリング像を投影
して角膜頂点位置を求める実施例を示すものである。
第1図において、100は角膜距離測定系、101は干
渉光学系、102は被検眼角膜に光束を照射する照射光
学系としてのリング状光源投影部、103は被検眼、1
04は対物レンズである。角膜距離測定系100は第1
光路105、第2光路106を有している。第1光路1
05は第2受光部としての二次元イメージセンサ107
、結像レンズ108、ハーフミラ−109、絞り110
、レンズ111、全反射ミラー112)レンズ113、
ハーフミラ−114、ダイクロインクミラー115、対
物レンズ104から大略構成されている。第2光路10
6はハーフミラ−116、レンズ117、全反射ミラー
118.119、絞り124から大略構成されている。
リング状光源投影部102は、リング状光源とパターン
板(図示を略す)とからなり、ここでは、メリジオナル
断面光線が平行であるような照明光を被検眼に投影する
ものとなっているが、放射照明光を投影してもよい、こ
の照明光を被検眼103に向かって照射すると、被検眼
103の角膜120にはリング状の虚像121が形成さ
れる。ここで、リング状光源投影部102の照明光の波
長は900nm 〜11000nである。ダイクロイン
クミラー115は、その照明光を透過し、後述する近赤
外光の波長を反射する役割を果たす。
角膜120による反射光は、対物レンズ104、ダイク
ロイックミラー115を介してハーフミラ−114に導
かれ、第1光路105と第2光路106とに分岐される
。第1光路105に導かれた反射光はレンズ113に基
づき一旦リング状の空中像122として結像され、さら
に、全反射ミラー112)レンズ111、絞り110、
ハーフミラ−109、結像レンズ108を経由して二次
元イメージセンサ107にリング像i2(第2図参照)
として結像される。なお、このリング像12の結像倍率
は、ここでは、0.5倍とする。第2光路106に導か
れた反射光は全反射ミラー119により反射され、対物
レンズ104に基づき一旦空中像123として結像され
、全反射ミラー118、レンズ117、ハーフミラ−1
16、絞り124、ハーフミラ−108、結像レンズ1
08を経由して、二次元イメージセンサ107にリング
像11として結像される。なお、このリング像iIの結
像倍率は、リング像12の結像倍率よりも大きく設定さ
れている。
絞り110は、第2絞りとしての役割を果たし、レンズ
111、レンズ113によって対物レンズ1(14の後
方焦点位置付近にリレーされ、第1光学系looは、物
側に略テレセントリックである。絞り124は、第1絞
りとしての役割を果たし、レンズ117によって被検眼
103の前方にリレーされ、ここでは、共役像(実像)
126が被検眼の前方25mm〜50a+mの箇所に形
成される。
ここで、対物レンズ104と絞り110.124との関
係を模式的に示す第3図、第4図を参照しつつ説明する
。いま、絞り124の共役像126が形成される光軸0
上での位置を原点Gとして、原点Gから光軸方向に距離
L1だけ離れた箇所に基準位置Yを定める。この基準位
置Yはリング像11.12がピンボケしない程度に決め
る。そして、この基準位置Yに物体高がhの物体(リン
グ像iの半径に相当する)を置く、このとき、第2光路
106によって観察面127(二次元イメージセンサ1
07の位置)に形成される像高をyl、第1光路105
によって観察面127に形成される像高をy2とする0
次に、この既知の物体を距離X@だけ移動させ、このと
きの像高をyl   y2’とする。また、観察面12
7から点2までの距離をL+’とし、基準位置Yから点
2′までの距離をL2)絞り110から観察面127ま
での距離をL2’ とする、さらに、絞り126を点2
ヘリレーする倍率をβ1.絞り110を点Z′ヘリレー
する倍率をβ2とする。
すると、以下の式が得られる。
h / L + = y 1゛β+ / L +   
       ■h/ (L++X5)= (yl”β
+)/L+’  ■h/L2=y2/(β2・L2) 
       ■h/  (L2+XI)  =3’2
’  /  (β2 ・ L2′ )  00式、■式
において倍率β1、距離L1、L+’が定数であるとし
、 K1=(βビL+)/L+ K 2=β1/L1 と置くと、 ■式、■式は、以下の式に変形される。
h = K +・yl            ■h 
−K +・31’+’+Ka・y1′ ・XI    
  ■また、■式、■式において倍率β2)距離L2)
L 21が定数であるとし、 Ka=La/(L2 ・β2) Ka=1/ (Le  ・β2) と置くと、 ■式、■式は、以下の式に変形される。
h ” K s・y2               
■h=Ks−y2′十に4・y2′ ・XI     
■ここで、定数に+1に2)Ka、K4は、物体高h1
像高yを実測することにより、決定可能である。
すなわち、■、0式を変形することにより、下記の式が
得られる。
K + = h / y +            
   ■Ka=(h/ yl)・(yl−y+’ )/
(3z’  HXI)@K a = h / y2  
             ■KJ=(h/ya)・(
y2−y2’ )/(y2’  ・Xs)@よって、既
知の物体の物体高りとその像高とを実測することによっ
て、定数に1、K2)Ka、K4が求められる。
次に、像高り、基準位置Yからの距離Xが未知の場合の
測定について説明する。
この場合には、■式、■式において、距離Xsの代わり
に距離Xとおく、また、y、r  y21をy5、y2
と置き換える。
すると、下記の式が得られる。
h = K +・XI十に2・yl・X      [
相]h = K s・y * 十K m・y2・X  
       ■上記の連立方程式を、距離X1 物体
高りについて連立して解くと、 X=(Ka・y2−に+・yl)/(K2・yl−Ka
・y2)@h=に1・XI十に2・y、−x =(K2′に3−にビに4)yビy2/(K2°y1 
 x4+y2)@従って、像高y1、y2を測定するこ
とによって、基準位置Yから物体までの距離を測定でき
ることになる。
次に、角膜曲率半径Rとその頂点位置の測定について第
5図を参照しつつ説明する。
第5図において、リング像iの半径(楕円近似した場合
の楕円の長径又は短径)を物体高りとする。このとき、
物体高りはメリジオナル光線によって決定される。リン
グ像の直径が3mm程度であるとすると、角度φは20
°程度となり、下記に記載する近軸計算式を用いること
ができない。
h=(R−sinφ)/2 そこで、距離L2を充分に大きくとって、角度φが常に
一定となるようにし、物体高りとして絞り124を通る
第2光路106で測定されたものを使用すれば、下記の
反射法則に基づく式を用いることができる。
h=R−sin(φ/2) 上記式を変形すれば、 R=h/5in(φ/2)         [株]O
式によって得られた物体高りを上記[相]式に代入し、 角膜頂点位置は基準位置Yからの距離Pxとして、Px
=X−(R−h/lanφ)       @を得る。
なお、第5図において Q /は角膜曲率中心、A1は
法線、A2は角@ 120を球面とみなした場合の球面
光軸、A3は角膜120への入射光線である。
次に、第1図を参照しつつ干渉光学系について説明する
干渉光学系101は、レーザーダイオード130、レン
ズ131、ピンホール132)ビームスプリッタ133
、レンズ134、合焦レンズ135、全反射ミラー13
6、レンズ137、全反射ミラー138.139.14
0.  模型眼ユニット部材141、全反射ミラー14
2)ピンホール143、レンズ144、点間口のホトセ
ンサ145を有する。
レーザーダイオード130は低コヒーレント長のもので
あシバ そのコヒーレント長は、例えば、0. 05m
m〜1mm程度である。その波長は近赤外であり、防眩
効果がある。レーザーダイオード130を出射されたレ
ーザー光はレンズ131によってとンホール132に集
光される。ピンホール132は二次点光源としての役割
を果たす、なお、光源としてはレーザーダイオードの代
わりにスペクトル幅の狭いLEDを用いてもよい。
ピンホール132を通過したレーザー光は、ビームスプ
リッタ133によってレンズ134に向かう光束とレン
ズ137に向かう光束とに分割される。レンズ134は
、レンズ135、全反射ミラー136、ダイクロイック
ミラー115と共に測定光路130′を構成している。
レンズ137は、全反射ミラー138.139.140
1模型眠ユニット部材141と共に参照光路140′を
構成している。
レンズ134. 137はピンホール132を通過した
レーザー光をコリメートする役割を果たす、レンズ13
4によってコリメートされたレーザー光は、合焦レンズ
135によってレンズ135の焦点位置146にスポッ
トを形成する。この焦点位置146は対物レンズ104
に関して眼底147と共役とされている。焦点位置14
6にスポットを形成するレーザー光は全反射ミラー13
6、ダイクロイックミラー115、対物レンズ104を
経由して被検眼103に導かれ、眼底147にスポット
を形成する。ここで、眼底147と焦点位置146とは
、対物レンズ104に関して共役であるので、測定装置
の光軸(対物レンズの光軸○)が被検眼103の光軸と
同軸となっていなくとも、眼底反射光が焦点位置146
に像を形成することになる。
ピンホール143は、レンズ134の焦点位置に設置さ
れ、このピンホール143は眼底147と共役である。
レンズ135は眼底反射光をコリメートする機能を果た
し、そのコリメートとされた眼底反射光はレンズ134
によってビームスプリッタ133、全反射ミラー142
を経由して、ピンホール143にリレーされる。
ピンホール143はピンホール132とビームスプリッ
タ133の反射面に関して共役となり、更にピンホール
132と眼底上のスポット光147は共役であるから、
被検眼に対して測定装置のアライメントが多少ずれても
眼底反射光は、ピンホール143を通過できる。
レンズ137によってコリメートされたレーザー光は、
ミラー138.139.140によって模型眼ユニット
部材141に導かれる。模型眼ユニット部材141は参
照光路の光路長と測定光路の光路長とが同じになるよう
に移動可能とされている。この模型眼ユニット部材14
1は、レンズ148、反射ミラー149、可動枠体15
0から概略構成されている。この模型眼ユニット部材1
41は、その移動に伴って生じるぶれによる反射光束の
偏向を解消するために用いたものであり、原理的には単
なる可動ミラーを用いても構わない。
眼底、反射光と参照光とはピンホール143に集光され
、そのピンホール143を通過した光束はレンズ144
によって第1受光部としてのホトセンサ145に収束さ
れる。模型眼ユニット部材141を移動させて、参照光
路と測定光路との光路差が、レーザーダイオード130
のコヒーレント長程度となると、第6図に示す干渉波形
が得られる。干渉波形は光路長が一波長変化するごとに
正弦波的に変化する。
ここで、レーザーダイオード130のコヒーレント長を
O,1m+nと仮定すれば、干渉が生じる位置は、数分
の−の分解能で決定でき、眼軸長の測定に充分用いるこ
とができる。
眼軸長の測定は、被検眼の動きを考慮すると、角膜頂点
120Pの位置の決定と干渉位置の決定とを理想的には
同時に行うことが望ましく、そこで、たとえば、模型眼
ユニット部材141を可動させ、ホトセンサー145が
最大振幅波形(ピーク)を出力した直後に、二次元イメ
ージセンサ107に形成されたリング像Ll、i2をフ
レームメモリーに記憶させる構成とすれば、時間的なず
れは、最大でも30分の1秒程度に抑制することができ
、好ましい。
以下に、干渉光学系、角膜位置検出系の信号処理回路に
ついて説明する。
第10図は、この干渉光学系、角膜位置検出系の信号処
理回路のブロック図である。
ホトセンサ145の出力は、プリアンプ152を介して
全波整流回路153に入力され、プリアンプ152の増
幅出力は、全波整流回路153によって第7図に示す全
波整流波形C+に整形される。その全波整流波形C1は
平滑回路154に入力されて、第8図に示す平滑波C2
とされる。平滑波c2はホールド回路155を介してコ
ンパレータ156のプラス端子に入力されると共に直接
コンパレータ156のマイナス端子に入力されている。
ここで、ホールド回路155は、第9図に示すように平
滑回路154の出力電圧よりもΔ■だけ低い電圧をホー
ルドする機能を有する。従って、平滑波C2の電圧がホ
ールド電圧よりも低くなると、コンパレータ156の出
力はLからHとなる。
ここで、平滑波形c2が充分高速で、しかもΔVが極め
て小さいものとすると、ピーク位置のズレδも小さいも
のとなり、ピークを示していると考えてよい。
そのコンパレータ156の出力は、チャタリング除去回
路157、波形整形回路158を介してラッチ回路15
9に入力されている。ラッチ回路159は、模型眼ユニ
ット部材141の移動に基づくカウンター160のカウ
ントデータをラッチする役割を果たす、すなわち、カウ
ンター160にはモータ161の回転に伴って回転する
エンコーダー162のパルス出力が入力されており、そ
のパルスの個数は模型眼ユニット部材141の移動量に
対応している。
従って、ラッチ回路159は干渉波形CSのピークが得
られたときの模型眼ユニット部材141の移動位置デー
タをラッチすることになり、その移動位置データは入出
力回路163を介してCPU184に入力され、測定装
置から眼底147までの距離がリアルタイムで演算され
る。同時に、波形整形回路158の出力は、入出力回路
163を介して二次元イメージセンサ107に入力され
、その二次元イメージセンサ107に形成されているリ
ング像11.12のデータがフレームメモリ166に記
憶され、そのフレームメモリ166のデータに基づき角
膜頂点120Pの位置が検出される。その演算について
は既述したのでここでは省略する。
ttls、1417ハRA M、  16gハROM 
テ、必要に応じてそのメモリに記憶されているデータ等
が用いられる。また、169はゲートアレイで二次元イ
メージセンサ107のデータ取り出しの際に用いられ、
170はモニターテレビで、眼軸長の他、必要に応じて
前眼部像と共にリング像i+、  12が映し出される
ものである。
眼軸長の決定は以下の式に基づき行われる。
既知の眼軸長ALeの模を眼180を第11図に示すよ
うに所定の位置において、このときの角膜頂点181の
基準位置から測った距離をpxsとする。このときの干
渉波形のピークが生じるときの模型眼ユニット部材14
1の位置をm8=0とする。そして、仮想的な基準位置
Yから眼底182までの光路長をL・とじ、模型眼18
0の屈折率をn@とすると、Ls=n@1ALll+P
XII 次に、未知の被検眼103の平均屈折率をnos 眼軸
長をAL、  基準位置Yから角膜頂点120Fまでの
距離をP×とすると、 mx=L−Ls =i’lQ+ AL−na・ALi+Px  Pxs従
って、 AL−(mx+Pxs  Px十ns ・ALs)/n
Aとなり、 眼軸長ALが上記演算式を用いて求められることになる
従って、信号処理回路は、眼底位置測定部、角膜位置測
定部として機能することになる。
本発明に係わる信号処理回路では、眼底位置を測定する
と同時にリアルタイムで角膜頂点位置データをフレーム
メモリに取り込むことができるので、最初に角膜頂点位
置を求め次に眼底の位置を求めて眼軸長を測定するとい
う段階的測定の場合に較べて、眼軸長測定精度の向上を
図ることができるという効果を賽する。
以上、第1実施例について説明したが、第1図に示すビ
ームスプリッタ133は可能な限り透過率を小さくし、
反射率を大きく設計するのが望ましい。
眼底147への照射光量は安全上限られているため、ホ
トセンサ14S上での効率を向上させるためには、眼底
反射光をより多くホトセンサ145に導く以外に方策が
考えられないからである。参照先は、眼底反射光に較べ
て多くの光量となるが、ホトセンサ145のダイナミッ
クレンジを大きくとり、交流成分のみを取り出すことに
すれば、ホトセンサ145の暗電流に基づくノイズ成分
勢を取り除くことができる。
さらに、ホトセンサ145に入射する光量は、眼底に対
する合焦位置がずれると、急激に減少するので、反射ミ
ラー142をクイックリターンミラーとして、レンズ1
51、ミラー116、IO9、レンズlO8を経由させ
て、二次元イメージセンサ107にスポット像を前眼部
像と共に結像させ、観察できるようにしてもよい、なお
、この場合、全反射ミラー116の代わりにショートバ
スフィルターを用いる。
この第1実施例によれば、二重リング像を用いて角膜頂
点の位置を測定するものであるので、もともと、角膜の
曲率半径を測定でき、従って、角膜形状測定装置(ケラ
ト装置)に兼用できるという効果を奏する。
(実施例2) 第13図は角膜距離測定系としてアライメント光学系用
いて角膜頂点位置を求める光学系を示すものである。
第13図において、アライメント光学系200は第1光
学系201と第2光学系202とからなっている。第1
光学系201とtJ2光学系202とは光軸01を境に
対称形である。光軸01上には、対物レンズ203、ミ
ラー204、結像レンズ205が設けられている。対物
レンズ203、結像レンズ205は被検眼103の前眼
部観察の際に用いられる。ミラー204にはハーフミラ
−又はバンドパスミラーが用いられ、ミラー204は第
14図、第15図に示す干渉光学系を用いての測定の際
にレーザー光を反射する機能を有する。この干渉光学系
の構成については後述する。
第1光学系201は照射光学系としての点光源206、
ハーフミラ−207、レンズ208を有し、第2光学系
202は、照射光学系としての点光源2o9、ハーフミ
ラ−210、レンズ211を有する1点光源206はハ
ーフミラ−207を介してレンズ208の焦点位置に設
置され、点光[209はハーフミラ−210を介してレ
ンズ211の焦点位置に設置されている0点光源206
からの光はレンズ208によって平行光束として被検眼
103の角膜120に投影され、点光源209からの光
はレンズ211によって平行光束として角膜120に投
影される。
レンズ211による平行光束は角膜120の表面によっ
て反射され、その反射光束はレンズ208、ハーフミラ
−207を通過して全反射ミラー212に導かれ、この
全反射ミラー212によって反射される。一方、レンズ
208による平行光束は角膜120の表面によってその
角膜の焦点位置からの発散光として反射され、その反射
光束はレンズ211、ハーフミラ−210を通過して全
反射ミラー213に導かれ、二の全度射ミラー213に
よって反射される。この角膜鏡面反射によって角膜12
0には、点光源20B、209に基づく輝点像214.
215が形成される。
全反射ミラー212の反射方向前方には物側にテレセン
トリックの絞り216が設置され、全反射ミラー213
の反射方向前方には物側にテレセントリックの絞り21
7が設置され、テレセントリック絞り216.217は
レンズ208.211の後方焦点に位置している。
ここに、レンズ208、全反射ミラー212)絞り21
6(レンズ211、全反射ミラー213、絞り217)
は受光光学系を構成している。全反射ミラー212.2
13により反射された反射光は、絞り216.217を
通過してレンズ218. 219にそれぞれ導かれる。
絞り218.217は各レンズ218.21θに関し、
イメージセンサ221と共役であり、絞り216.21
7はその各レンズ218.219の焦点位置にある。レ
ンズ218.219は像側にテレセントリックに設置さ
れており、レンズ218.219に導かれた反射光はミ
ラー220を通過して第2受光部としての二次元イメー
ジセンサ221にそれぞれ結像される。
このアライメント光学系200によれば、Ll/416
図に示すように、被検眼103に対して光軸方向に測定
装置の作動距離がずれた場合でも、物側においてのアラ
イメント光学系200の光軸01と主光線との為す角度
θ1が作動距離がずれていない場合のアライメント光学
系200の光軸01と主光線との為す角度θ盲と等しく
、また、像側においてのアライメント光学系200の光
軸01と主光線との為す角度θ2が作動距離がずれてい
ない場合のアライメント光学系200の光軸○電と主光
線との為す角度θ2と等しい。
また、二次元イメージセンサ221には各点光源206
.209に基づく輝点像L+’   12’が第18図
に示すように中心02を境に対称位置にスプリットして
形成される。一方、作動距離は角膜頂点120Pに一致
しているが、被検l11103に対して左右方向に測定
装置のアライメントがずれた場合には、第17図に示す
ように、物側においてのアライメント光学系200の光
軸0+と主光線との為す角度θ1が作動距離がずれてい
ない場合のアライメント光学系200の光軸0、と主光
線との為す角度θ1と呻しく、また、像側においてのア
ライメント光学系200の光軸o1と主光線との為す角
度θ2が作動距離がずれていない場合のアライメント光
学系200の光軸01と主光線との為す角度θ2と等し
い、この場合には、輝点像11.12は分離せずに、二
次元イメージセンサ221の原点02からの位置がずれ
る。
ここで、レンズ208の焦点距離をfl、レンズ218
の焦点距離をf2とし、絞り216を基準にして考える
。第16図において、作動距離がΔ2だけずれると、作
動距離がずれていない場合に較べて主光線の位置が、Δ
Z−sinθ1だけずれる。また、レンズ208、絞り
216、及びレンズ218が形成する光学系は第16図
に示すように物側及び像側にテレセントリックになって
いるため作動距離のずれΔ2と二次元イメージセンサ2
21上での中心02から輝点11′又は12′までの距
離ΔXは比例関係にある。
従って、この光学系の倍率をβとすると、ΔZsinθ
1=β・ΔX cosθ2の関係がある。
二二でβ=□ よって、作動距離のずれ△2は、 と表わされる。
なお、輝点像11が輝点像12の右側にあるときを、Δ
Xが正、その逆の場合をΔXが負であると決めるものと
する。
ところで、輝点像L+’  i2/は特に区別できるも
のではないので、同時に二次元イメージセンサ221に
形成されている場合には、その区別を行うことができな
い、また、仮に区別できるようになっているとしても、
互いに重なりあってくると、その位置を正確に求めるこ
とができないことになる。従って、輝点像iI′に対応
する点光源206を発光させ、その輝点像11′の二次
元イメージセンサ221の画像データをフレームメモリ
に蓄積させ、次に、輝点像12′に対応する点光源20
9を発光させ、その輝点像12′の画像データをフレー
ムメモリに蓄積させ、この画像データに基づき輝点像i
+’   f2’の距離を求める。二次元イメージセン
サ221の輝点像の間隔2ΔXを測定すれば、fl、f
2)θ1、θ2が既知であるので、作動距離のずれ△Z
が求められ、角膜頂点120Pから測定装置の基準位置
までの距離が得られる。
なお、レンズ218を紙面垂直方向に上側に少しずらし
、レンズ219を紙面垂直方向に下側にずらすことにす
ると、第19図に示すように、作動距離が所定のときに
、輝点像f+   12’が上下方向にスプリットした
状態で二次元イメージセンサ221上に形成されるため
、点光源206.209を同時に点灯させたままでも測
定を行うことができる。ただし、厳密に考えると、輝点
像i、l  421の主光線が二次元イメージセンサ2
21の観察面の垂直面内からずれるので、ΔXとΔ2と
の関係が少しずれるが、その影響に基づく誤差は無視で
きる程度に小さい。
次に、第14図、第15図を参照しつつ干渉光学系25
0の構成について説明する。
干渉光学系250は、第14図に示すように、レーザー
ダイオード251、レンズ252)ピンホール253、
ビームスプリッタ254を有する。レーザーダイオード
251には、W41実施例同様に低コヒーレント長のも
のを用いる。レーザーダイオード251から出射された
レーザー光はレンズ252によってピンホール253に
集光される。ピンホール253は二次光源としての役割
を果たす、そのピンホール253を通過したレーザー光
はビームスプリッタ254により分割される。
ビームスプリッタ254はそのレーザー光を測定光と参
照光とに分割する機能を果たし、第15図において、2
55は測定光路、256は参照光路を示している。
測定光路255には、レンズ257、ハーフミラ−25
8、レンズ259、全反射ミラー260が設けられてい
る。
参照光路256には全反射ミラー261.262.26
3、可動ミラー284、レンズ265が設けられている
。ピンホール253はレンズ257.265の焦点位置
に設けられている。測定光束はレンズ257により平行
光束とされ、ハーフミラ−258、レンズ259、全反
射ミラー260、ハーフミラ−204、対物レンズ20
3を経由して被検眼103の眼底147に投影される。
眼底147からの反射光束は、レンズ203、ハーフミ
ラ−204、全反射ミラー260、レンズ259を経由
してハーフミラ−258に導かれる。そして、その一部
はこのハーフミラ−258により反射され、レンズ26
6、ハーフミラ−220を介して二次元イメージセンサ
221に結像される。そのハーフミラ−258を通過し
た眼底反射光束は、ビームスプリッタ254によりピン
ホール267に導かれる。ピンホール267はレンズ2
57.265の焦点位置に設置されている。可動ミラー
264に導かれた参照先は、この可動ミラー264によ
り反射され、全反射ミラー263.262.261、レ
ンズ265、ビームスプリッタ254を経由してピンホ
ール267に導かれる。このピンホール267を通過し
た参照光と測定光とはレンズ268によりホトセンサ2
69に導かれる。
可動ミラー264を移動させて参照光路256と測定光
路255との光路差が、レーザーダイオード251のコ
ヒーレント長程度となると第1実施例の干渉光学系と同
様にホトセンサ269から干渉波形C@が出力される。
この干渉波形C@に基づき測定装置の基準位置から眼底
までの距離が求められ、測定装置の基準位置から角膜頂
点120Pまでの位置が求められているので、眼軸長A
Lが第1実施例と同様に求められることになる。
(実施例3) 第20図は角膜距離測定系としてコンフォーカル光学系
を用いた実施例を示すものである。干渉光学系について
は、第1実施例、第2実施例に示す構成と同様のものを
用いることができるので、以下に、角膜距離測定系の構
成のみについて説明する。
角膜距離測定系は、光源300、集光レンズ301、第
1絞りとしてのピンホール板302)リレーレンズとし
てのコリメートレンズ303、ビームスプリッタ304
、対物レンズ305、レンズ306、スペーシャルフィ
ルタ307、受光器308からなっている。光源300
を出射した光は集光レンズ301により集光され、ピン
ホール板302に収束される。ピンホール板302は二
次点光源としての役割を果たし、ピンホール板302の
ピンホールを通過した光はコリメートレンズ303によ
り平行光束とされる。
この平行光束はビームスプリッタ304によって対物レ
ンズ305に向けて反射され、収束光束として被検眼1
03に導かれる。対物レンズ305はその平行光束を幾
何光学的に集光点309に集光させる役割を果たす。ピ
ンホール板302と集光点309とはコリメートレンズ
303、対物レンズ305に関して共役であり、集光点
309とスペーシャルフィルタ307とは対物レンズ3
05、レンズ306に関して共役である。すなわち、集
光点309は共焦点(コンフォーカル)となっており、
角膜距離測定系は、共焦点光学系を構成している。この
共焦点光学系は、共焦点近傍以外の点から発した光はス
ペーシャルフィルタ307を通過できないという光学的
性質を有する。なお、対物レンズ305は、集光点30
9の位置を変更する対物レンズ部として機能する。
対物レンズ305は、ここでは、光軸03方向に前後動
可能であり、対物レンズ305には位置検出機構として
のリニアエンコーダ310が臨んでおり、リニアエンコ
ーダ310の出力は位置検出回路311に入力されてい
る。リニアエンコーダ310と位置検出回路311とは
対物レンズ305の位置を検出する役割を果たす、受光
li#308の出力は、増幅器312を介して信号処理
回路313に入力されている。信号処理回路313はト
リガー信号、タイミング信号を出力する機能を有する。
トリガー信号は干渉光学系のレーザーダイオード(図示
を略す)の駆動開始の際に用いられ、タイミング信号は
位置検出回路311によるレンズ位置特定の際に用いら
れる。位置検出回路311はレンズ位置検出信号を演算
回路314に向かって出力する。演算回路314は、あ
らかじめ対応関係が付けられているレンズ位置と装置・
焦光点309間との距離関係に基づき、測定装置の基準
位置から角膜頂点120Pまでの距離を演算する機能を
有する。
今、集光点309が第21図(a)に示す位置にあると
き、眼球の各反射面からの反射光はスペーシャルフィル
タ307を通過できず、受光器308にほとんど入射し
ない。対物レンズ305を第21図(b)、 (C)に
示すように光軸03方向に被検眼103に向かって近付
けると、集光点309が角膜120の表面にほぼ一致す
る状態の時から、その角膜120の表面からの反射光が
スペーシャルフィルタ307を通過し始めることになる
。従って、受光器308の出力は徐々に増大し始め、集
光点309が角膜120の表面に一致した時最大となる
。すなわち、角膜120の表面に集光点309が一致す
る状態のときに、まず、最初のピークが現われる。そし
て、更に、対物レンズ305を被検眼103に近付けて
行くと、受光器308からの出力には角膜120の裏面
、水晶体315の表面等の反射光に基づくピークが現わ
れる。
従って、信号処理回路313に最初のピークに基づきト
リガー信号とタイミング信号とを出力させることにすれ
ば、位置検出回路311は集光点309が角膜120の
表面にあるときの対物レンズ305の位置を検出し、演
算回路314はその対物レンズ305の位置に基づき基
準位置から角膜頂点120Pまでの距離を演算すること
になる。同時に、トリガー信号に基づき眼底までの距離
測定が開始される。
この共焦点光学系によれば、対物レンズ305の開口数
(N、  A)を充分に内きく設計しておけば、第22
図に示すように、集光点309が光軸03に対して直交
方向に角膜頂点120Pから若干はずれたとしても、角
膜120の表面と集光点309とが一致している限り、
受光器308が角膜120の表面からの反射光をほとん
ど全て受光でき、従って、角膜120に対する測定装置
のアライメント誤差を許容できることになる。
たとえば、角膜120の曲率半径Rを7.7mmとし、
全く対物レンズ305に反射光が入射しなくなる開口数
NAを0.25とすると、光軸03に対して直交方向の
角膜頂点120Pに対する集光点309のずれ量Δは1
 93mmとなる。ただし、光軸Osに対して直交方向
に角膜頂点120Pに対して集光点309が1. 93
mmずれると、第23図に示すように、光軸03方向に
実際の角膜頂点120Pに対して集光点309の位置が
0、25mmずれるので、ずれ量Δを1. 93mm程
度に大きく設計することはできないが、ずれ量Δを0.
5mm程度に設計しておけば、光軸方向における実際の
角膜頂点120Pに対する集光点309の位置ずれは0
、016mm程度であり、光軸方向への集光点309の
位置ずれを無視できる。なお、第22図において、斜線
で示す部分は角膜からの反射光を示している。
第24図は、角膜距離検出系の変形例を示すもので、コ
リメートレンズ303を対物レンズ305とビームスプ
リッタ304との間に設け、コリメートレンズ303と
対物レンズ305との間にレンズ306を設け、レンズ
306を光軸方向に前後動させることとして、集光点3
09を光軸方向に前後移動させることにしたものであり
、この場合には、レンズ308の位置を検出して角膜頂
点120 Pから測定装置の基準位置までの距離を測定
することにしたものである。
以上の実施例において、模型眼ユニット141を角膜と
眼底の2面により形成し、眼軸長の計測について説明を
行なったが、これを水晶体の各面又は角膜内面等に設定
することにより各面間の眼内長さの測定を行なうべく本
発明を適用できる。
(効果) 本発明に係わる眼内長さ測定装置は、角膜の位置は、幾
何光学的原理を利用した光学系を用いて測定し、眼底の
位置は物理光学的原理を利用した光学系を用いて測定し
ているので、アライメント誤差を許容でき、角膜からの
反射光と眼底からの反射光とを干渉させて眼軸長の測定
を行う眼軸長測定装置に較べてその測定が容易になると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図は本発明に係わる眼内長さ測定装
置の第1実施例を説明するための説明図であって、 第1図は本発明に係わる眼内長さ測定装置の光学系を示
す図、 第2図は第1図に示す二次元イメージセンサに形成され
るリング像を示す図、 第3図、第4図は第1図に示す角膜距離測定光学系の作
用を模式的に説明するための説明図、第5図は角膜頂点
位置検出を説明するための説明図、 第6図は第1図に示すホトセンサから出力される干渉波
形の説明図、 第7図はその干渉波形の全波整流波形図、第8図はその
全波整流波形の平滑波を示す波形第9図はその平滑波の
処理を説明するための説明図、 第10図は信号処理回路のブロック図、第11図、第1
2図は角膜頂点位置と眼底位置とに基づき眼軸長を求め
るための説明図、 第13図ないし第19図は本発明に係わる眼内長さ測定
装置の第2実施例を示す図であって、第13図はその角
膜距離測定系を示す光学図、第14図、第15図はその
干渉光学系を示す図、第16図、第17図はその角膜距
離測定系の作用を示す光学模式図、 第18図、第19図は二次元イメージセンサに形成され
た輝点像を示す図、 第20図ないし第24図は本発明に係わる眼内長さ測定
装置の第3実施例を示す図であって、第20図はその角
膜距離測定系を示す光学図、第21図はその角膜距離測
定系の集光点の位置の変化を示す説明図、 第24図は第20図に示す角膜距離測定系の変更例を示
す光学図、 である。 102・・・リング状光源投影部(照射光学系)103
・・・被検眼、104・・・対物レンズ107.221
.308・・・二次元イメージセンサ(第2受光部) 110・・・絞り(第2絞り)、124・・・絞り(j
lil絞り)120・・・角膜、120P・・・角膜頂
点130・・・レーザー光源 130′、255・・・測定光路 140’、256・・・参照光路 145.269・・・ホトセンサ(第1受光部)147
・・・眼底、164・・・CPU206.209・・・
光源 216.217.301.302川絞り303・・・コ
リメートレンズ(リレーレンズ部)304・・・ビーム
スプリッタ、305・・・対物レンズ第22図、第23
図はアライメントずれの説明図、第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コヒーレント長の短い光源と、 被検眼内を経由する測定光路と装置内部に参照光路とを
    形成し、前記光源からの光束を該測定光路と該参照光路
    に導くビームスプリッタと、前記測定光路を経て眼内測
    定対象物から反射した光と前記参照光路を経た光とを干
    渉させ、その干渉光を受けとる第1受光部と、 前記参照光路の光路長と前記第1受光部からの信号のピ
    ーク位置とから測定光路と参照光路との光路差を求める
    測定対象物位置測定部と、 被検眼角膜に光束を照射する照射光学系と、前記被検眼
    角膜からの反射光を第2受光部に導く受光光学系と、 該第2受光部の出力から前記被検眼角膜の位置を求める
    角膜位置測定部と、 を有することを特徴とする眼内長さ測定装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の眼内長さ測定装置に
    おいて、 前記受光光学系は、被検眼角膜からの反射光を対物レン
    ズの前方と共役位置に配置した第1絞りを介して第2受
    光部に導く第1受光系及び被検眼角膜からの反射光を対
    物レンズの後方と共役位置に配置した第2絞りを介して
    第2受光部に導く第2受光系とから形成され、 前記角膜位置測定部は、前記第1絞りと前記第2絞りと
    を通過した被検眼角膜からの反射光束の前記第2受光部
    での位置から角膜位置を求める構成とされていることを
    特徴とする眼内長さ測定装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項に記載の眼内長さ測定装置
    において、 前記照射光学系は、被検眼角膜に平行光束を照射する構
    成とされ、 前記受光光学系は、被検眼角膜からの反射光を受け取る
    対物レンズ部と、その後方焦点位置に配置した絞りとか
    ら構成され、 前記第2受光部は、前記対物レンズ部及び前記絞りを介
    して受光する構成とされ、 前記角膜位置測定部は、前記第2受光部での受光位置か
    ら角膜位置を求める構成とされていることを特徴とする
    眼内長さ測定装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の眼内長さ測定装置に
    おいて、 前記照射光学系は、被検眼角膜を照射するための点光源
    と、該点光源の像を前記被検眼角膜近傍にその位置を変
    更可能に形成する対物レンズ部とから形成され、 前記受光光学系は前記被検眼角膜からの反射光を前記対
    物レンズを通過した後に前記照射光学系から分離するビ
    ームスプリッターと、前記対物レンズ部に対し前記点光
    源の像と共役位置の第2絞りとから形成され、 前記第2受光部は、被検眼角膜からの反射光のうち前記
    第2絞りを介して受光するように構成され、 前記角膜位置測定部は、前記対物レンズ部によつて形成
    される点光源の像位置の変化に応じた前記第2受光部の
    信号の強度から被検眼角膜位置を求めるものであり、 前記眼底位置測定部と角膜位置測定部から眼内長さを求
    めることを特徴とする眼内長さ測定装置。
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