JPH0435486Y2 - - Google Patents

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JPH0435486Y2
JPH0435486Y2 JP1986163738U JP16373886U JPH0435486Y2 JP H0435486 Y2 JPH0435486 Y2 JP H0435486Y2 JP 1986163738 U JP1986163738 U JP 1986163738U JP 16373886 U JP16373886 U JP 16373886U JP H0435486 Y2 JPH0435486 Y2 JP H0435486Y2
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JP
Japan
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knob
key
groove
key body
tilting
Prior art date
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JP1986163738U
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JPS6369268U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等のキーのうち、ノブ部が傾
倒するタイプの自動車用キーに関するものであ
る。
(従来技術) 従来、車両事故等により運転者の身体の一部が
キーに当たり負傷することを防ぐためキー自体に
緩衝作用を持たせ運転室全体の安全性向上を図る
ことを目的とした自動車用傾倒キーとしては、実
開昭51−48241号に示されているようなものがあ
る。
すなわち、第6図に示すようにキー本体8自身
の端部にボス部8aが設けられ、このボス部8a
とノブ部9に設けられた軸受部9a,9bに軸1
0が挿入されることによつてキー本体8とノブ部
9が回転自在に連結されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、第6図に示すようなものでは、ノブ部
9とキー本体8との連結が軸10のみによつてな
されているためノブ部9が傾倒するための限界荷
重が小さくなり、わずかな外力でノブ部9が回転
傾倒してしまうという問題点がある。このため、
本来日常的に行うキー操作の時ノブ部9が容易に
傾倒してしまい、キーのぐらつき等によるキーの
操作性が悪くなるという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記のような問題点を解決すること
を目的とするものであり、その手段として、キー
本体と、該キー本体の端部にヒンジ部を介して連
結されたノブ部とを備え、該ノブ部が前記ヒンジ
部を中心として回転可能に形成された自動車用傾
倒キーにおいて、前記キー本体の端部に、前記ノ
ブ部と連続形状をなし、樹脂材よりなるモールド
部を設け、該モールド部と前記ノブ部に設けられ
た軸受部とをピンを介して連結し、前記モールド
部の両側面に前記ピンの挿通孔を通る水平凹溝及
び垂直凹溝からなる十字凹溝を形成すると共に、
前記水平凹溝の一端をノブ部側に開放する一方、
前記ノブ部の軸受部の内側両側面に前記水平凹溝
または垂直凹溝のいずれかと係合する係合突起を
形成するようにしたものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る自動車用傾倒キーの分解
斜視図、第2図は第1図を組立てた状態の正面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図はモ
ールド部の部分拡大斜視図、第5図は第2図の
−断面図である。
第1図において1は自動車用傾倒キーAのキー
本体、2はノブ部を示す。キー本体1は金属によ
り成型されており、その端部には樹脂材で形成さ
れた四角柱状のモールド部3が設けられている。
該モールド部3の両側面4,5には十字凹溝4
a,5a(図示せず)がそれぞれ設けられ、この
十字凹溝4a,5aの中心部にはピン6,7を挿
入することができる挿通孔4b,5b(図示せず)
がそれぞれ穿設されている。
前記モールド部3は、弾性材で形成されている
ノブ部2の一端に設けられた切欠溝2a内に配置
されている。該切欠溝2aの両傍に位置する軸受
部2b,2cの内面にはキー延直方向に係合突起
2b1(図示せず)、2c1がそれぞれ設けられてお
り、前記モールド部3に設けられた十字凹溝4
a,5a(図示せず)のうち、キー延直方向の水
平凹溝4a1,5a1(図示せず)と係合し水平位置
を保持している。尚、この水平凹溝4a1,5a1
は、その一端がノブ部2側に開放されており、こ
れによりキー本体1をノブ部2に対し水平方向か
ら組み付け、キー本体1端部のモールド部3をノ
ブ部2の軸受部2b,2cの内側に仮止めしてお
くことができるので、ピン6,7を挿入する時の
位置決めがやり易く、その結果、キーの組立作業
性が向上する。
モールド部3は前記軸受部2b,2cにピン
6,7を介して軸支されている。該モールド部3
のノブ部2への軸支は、ピン6を軸受部2bに穿
設された挿通孔2eに挿入し、さらにモールド部
3の挿通孔4bまで挿入させ、次に同じくピン7
を軸受部2cに穿設された挿通孔2fに挿入し、
さらにモールド部3の挿通孔5b(図示せず)ま
で挿入させることによつてなされる。
この状態でノブ部2の側方に限界荷重を越える
力が加わると、ノブ部2とモールド部3の係合部
すなわち係合突起2c1と水平凹溝5a1(図示せ
ず)、係合突起2b1(図示せず)と水平凹溝4a1
互いに弾性変形しノブ部2は側方に傾倒し、最終
には前記係合突起2b1(図示せず)、2c1が前記十
字凹溝4a,5a(図示せず)の垂直凹溝4a2
5a2(図示せず)にそれぞれ係合して止まり、傾
倒位置が保持される。このように、キー本体1と
ノブ部2との凹凸結合を外部から見えない箇所で
行うことができるので、外観上好ましいものとな
る。
次に本実施例の作用について説明する。
上述のように構成された自動車用傾倒キーA
は、通常時はキー本体1の水平凹溝4a1,5a1
(図示せず)とノブ部2の係合突起2b1(図示せ
ず),2c1とがそれぞれ係合し、連結されている
ためノブ部2がぐらつくことなくイグニツシヨン
キー等として使用することができる。
これに対し、事故等の緊急時にはノブ部2に衝
撃が加わるため係合突起2b1,2c1が水平凹溝4
a1,5a1をそれぞれ乗り越えて側方に傾倒し運転
者がこれに接触して負傷することを防止できる。
(考案の効果) 以上のように本考案では、キー本体と、該キー
本体の端部にヒンジ部を介して連結されたノブ部
とを備え、該ノブ部が前記ヒンジ部を中心として
回転可能に形成された自動車用傾倒キーにおい
て、前記キー本体の端部に、前記ノブ部と連続形
状をなし、樹脂材よりなるモールド部を設け、該
モールド部と前記ノブ部に設けられた軸受部とを
ピンを介して連結し、前記モールド部の両側面に
前記ピンの挿通孔を通る水平凹溝及び垂直凹溝か
らなる十字凹溝を形成すると共に、前記水平凹溝
の一端をノブ部側に開放する一方、前記ノブ部の
軸受部の内側両側面に前記水平凹溝または垂直凹
溝のいずれかと係合する係合突起を形成するよう
にしたことにより、ノブ部が傾倒するために適度
な荷重を持たせることができるので、この自動車
用傾倒キーをイグニツシヨンキー等として日常的
にキー操作する際に決してぐらつくことがなく、
その結果、キーの操作性を向上させることができ
るというすぐれた効果がある。また、キー本体の
端部に、ノブ部と連続形状をなし、樹脂材よりな
るモールド部を設けたことにより、常にはキー本
体の端部とノブ部とが形状的に連続した状態とな
るので、普通のキーとして何ら違和感なく使用す
ることができるというすぐれた効果がある。さら
に、水平凹溝の一端をノブ部側に開放したことに
より、キー本体をノブ部に対し水平方向から組み
付け、キー本体端部のモールド部をノブ部の軸受
部の内側に仮止めしておくことができるので、ピ
ン挿入時の位置決めがやり易くなるというすぐれ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用傾倒キーの分解
斜視図、第2図は第1図を組立てた状態の正面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図はモ
ールド部の部分拡大斜視図、第5図は第2図の
−断面図、第6図は従来技術を示す正面図であ
る。 1……キー本体、2……ノブ部、2b,2c…
…軸受部、2c1……係合突起、3……モールド
部、4a……十字凹溝、6,7……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キー本体と、該キー本体の端部にヒンジ部を介
    して連結されたノブ部とを備え、該ノブ部が前記
    ヒンジ部を中心として回転可能に形成された自動
    車用傾倒キーにおいて、前記キー本体の端部に、
    前記ノブ部と連続形状をなし、樹脂材よりなるモ
    ールド部を設け、該モールド部と前記ノブ部に設
    けられた軸受部とをピンを介して連結し、前記モ
    ールド部の両側面に前記ピンの挿通孔を通る水平
    凹溝及び垂直凹溝からなる十字凹溝を形成すると
    共に、前記水平凹溝の一端をノブ部側に開放する
    一方、前記ノブ部の軸受部の内側両側面に前記水
    平凹溝または垂直凹溝のいずれかと係合する係合
    突起を形成したことを特徴とする自動車用傾倒キ
    ー。
JP1986163738U 1986-10-24 1986-10-24 Expired JPH0435486Y2 (ja)

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JPS6369268U JPS6369268U (ja) 1988-05-10
JPH0435486Y2 true JPH0435486Y2 (ja) 1992-08-21

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JP5330214B2 (ja) * 2009-12-24 2013-10-30 朝日電装株式会社 シリンダ錠の保護装置
JP5985947B2 (ja) * 2012-09-28 2016-09-06 美和ロック株式会社 携帯型キー
JP5985953B2 (ja) * 2012-10-19 2016-09-06 美和ロック株式会社 携帯型キー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5148241U (ja) * 1974-10-07 1976-04-10
JPS61150962U (ja) * 1985-03-09 1986-09-18

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