JPH0435437Y2 - - Google Patents

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JPH0435437Y2
JPH0435437Y2 JP3436084U JP3436084U JPH0435437Y2 JP H0435437 Y2 JPH0435437 Y2 JP H0435437Y2 JP 3436084 U JP3436084 U JP 3436084U JP 3436084 U JP3436084 U JP 3436084U JP H0435437 Y2 JPH0435437 Y2 JP H0435437Y2
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JP
Japan
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wooden
conveyor
panel
belt conveyor
wooden panel
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JP3436084U
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は瓦、スレート又はトタン等の屋根の野
地板に敷設される木羽板を並列に重ね合せた屋根
下地材の製造装置に関するものである。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来のこの種の屋根下地材は実公昭57−24499
号公報に提案されているように、多数の矩形状木
羽板をその全周側部を重ね合わせて順次並設しな
がらミシンで縫製することによりシート状に形成
されるものである。
しかしながら縫製はミシン等の機械によつて人
手を使わずにできるが、多数の木羽板をベルトコ
ンベア上に載置することは人手に頼らざるを得な
い欠点があつた。
何故なら、木羽板は、ベルトコンベアの進行方
向と直交する方向の幅Wが常に一定であるが、ベ
ルトコンベアの進行方向と平行な長さLは木材の
中心寄りから周側寄りをスライスしたかにより異
なり、種々の長さLを有している。そして木羽板
はそのコンベアの進行方向と平行な重ね合せ幅の
寸法が所定値でなければ全体に嵩張つたものにな
り、施工及び運搬作業にロスが生じるので、コン
ベアの進行方向と平行な重ね合せ部分を所定の寸
法にすることが大切てある。しかしベルトコンベ
ア上にコンベアの進行方向と平行な重ね合せ部を
均一にして木羽板を自動的に載置することは木羽
板が上記種々の長さLを有しているがために困難
であり、結局人手に頼らざるを得なかつた。又自
動化を実施する場合人手作業に比して能率が低下
しやすいといつた問題も有していた。
〔考案の目的〕
本考案は上記実情に基づいてなされたものであ
り、ベルトコンベア上に木羽板をそのコンベアの
進行方向と平行な重ね合せ幅を所定寸法に合わせ
ながら自動的にかつ効率的に載置する屋根下地材
の製造装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の概要〕
前記目的を達成するための本考案の概要は、コ
ンベア上に多数の木羽板を複数列に縦列して供給
すると共に、隣接する前記木羽板の前記コンベア
進行方向と平行な第1の側部を相互に重ね合せ、
かつ隣接する前記木羽板の前記進行方向と直交方
向の第2の側部を相互に重ね合せ、前記第1の側
部による第1の重ね合せ部を縫製ミシンによつて
連綴せしめる屋根下地材の製造装置において、前
記木羽板の縦列に対応して木羽板供給機をコンベ
アの進行方向に沿つて複数段階的に並設し、この
木羽板供給機には各々木羽板を吸着する吸盤を有
する吸着板と、この吸着板を前記コンベア上に送
り出す送り出し機構と、該送り出し機構の送り側
に対応して前記コンベアに向けて設けられる前記
第2の側部の検知用光学式センサとを備えたもの
である。
〔考案の実施例〕
次に本考案の一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
1は複数本のベルトコンベア2を段階的に並設
した機台であり、各ベルトコンベア2に近接して
木羽板供給機3が等間隔毎に段階的に設置されて
いる。それぞれの木羽板供給機3はベルトコンベ
ア2上に木羽板4を載置するものであり、木羽収
納部5を備えている。6は機台1に設置している
縫製ミシンであり、ベルトコンベア2により移動
してくる並列載置された木羽板4を縫製して屋根
下地板7を形成し、送り込みローラ18,18に
よつて屋根下地材7はローラ状7′にされる。尚、
第5図において4Aは前記ベルトコンベア2の進
行方向Xと平行な木羽板4の第1の側部であり、
4Bは前記ベルトコンベア2の進行方向Xと直交
する木羽板4の第2の側部であり、隣接する木羽
板4の第1の側部4Aが重なり合つて第1の重ね
合せ部4Cが形成され、また隣接する木羽板4の
第2の側部4Bが重なり合つて第2の重ね合せ部
4Dが形成される。そして前記第1の重ね合せ部
4Cが前記縫製ミシン6によつて連綴される。そ
して屋根下地材7と防水紙を重ね合せた後にロー
ル状7′にしても良い。
第3図及び第4図において前記木羽板供給機3
のベース9には架台8が立設されており、この架
台8には前記ベルトコンベア2の進行方向に対し
て垂直方向に延びたガイドレール10が横架して
いる。11は前記送り出し機構である送り出しシ
リンダーであり、上記ガイドレール10に沿つて
移動盤12をベルトコンベア2の進行方向と直交
方向に移動させる。移動盤12には上下方向に移
動自在な昇降用シリンダー13が設けられてお
り、このシリンダー13のロツド13aの先端に
は複数の吸盤14を下面に配設した吸着板15が
連結されている。16は吸着板15に配設してい
る吸盤14が圧縮破壊されるのを防止する緩衝部
材である。
17は架台8の適所に載置されている反射式光
電管などの木羽板4の前記第2の側部4Bを検知
するための光学式センサであり、前記センサ17
は、第3図の矢印に示すように前記送り出し機構
である送り出しシリンダー11の送り側に対応し
て前記ベルトコンベア2に向けて設けられ、そし
て各々の木羽板供給機3が木羽板4を載置すべき
ベルトコンベア2上位置の木羽板4の有無を検知
するものであり、こにより木羽板4の前記第2の
重ね合せ部4Dの幅Bを均一にできる。
しかして、木羽板供給機3は木羽板収納部5か
ら木羽板4を取り出してベルトコンベア2上に載
置するものであり、その動作を以下に詳述する。
先ず、木羽板収納部5上で上昇用シリンダー13
が下降して複数の吸盤14が木羽板4に圧接し
て、吸盤14内を真空状態とすることにより、木
羽板4が吸盤14に吸着する。そして昇降用シリ
ンダー13が上昇した後、吸着板15及び昇降用
シリンダー13を配設している移動盤12は送り
出しシリンダー11の作動により、ベルトコンベ
ア2の進行方向に対して垂直方向へとガイドレー
ル10に沿つて摺動し、この木羽板供給機3によ
り木羽板4が載置されるべくベルトコンベア2上
の位置で停止する。そして、吸盤14とベルトコ
ンベア2とが若干の隙間を有するまで昇降用シリ
ンダー13が下降し吸盤14内の真空状態を解除
することにより、吸着していた木羽板4は落下し
てベルトコンベア2上の所定位置に載置される。
この際、ベルトコンベア2の高さより、昇降用シ
リンダー13のこの上昇位置を若干高くするよう
に設定すれば、木羽板4の落下のために再び昇降
用シリンダー13を下降させる必要がなくなる。
尚、複数の吸盤14にはそれぞれ個別の真空ポン
プ等を設けて真空状態あるいはその解除をさせた
方が木羽板4の吸着をより確実にすることができ
る。そして、移動盤12は再び木羽板収納部5上
に戻り、次の木羽板4の吸着がなされる。
ところで、第5図に示すように木羽板4はその
幅Wは木材の切断によつてほぼ一定であるが、切
断した木材をスライスする際、その中心寄りか周
側寄りかによつてその長さLはそれぞれ異なるも
のである。そのため、ベルトコンベア2の幅方向
に対しては木羽板4同士の重ね合せ幅Aは特別の
操作をなさなくとも一定であるが、その進行方向
に対しては木羽板4の長さLにばらつきかあるた
め一定間隔毎に木羽板供給機3から木羽板4を供
給するとその前記第2の重ね合せ部4dの幅Bは
まちまちとなつてしまう。
これに対し本考案では光電管17から照射され
た光が木羽板4では吸収され、ベルトコンベア2
では反射されて光電管17を検知状態にすること
を利用して、光電管17を各木羽板供給機3に設
置し、ベルトコンベア2の移動と共に載置された
木羽板4も移動するが、この木羽板4の終端が光
電管17から照射された光を通過するとベルトコ
ンベア2でこの光が反射され光電管17は検知状
態になる。この検知状態によつて木羽板供給機3
が次の木羽板4をベルトコンベア2上に載置す
る。この際、ベルトコンベア2の移動速度と木羽
板4の供給速度とのタイミングを設定すれば、木
羽板4の長さLの差異に関係なく、一定の重ね合
せ幅Bが得られる。
このようにして、ベルトコンベア2の移動に伴
つて、各木羽板供給機3はその列の木羽板4を順
次載置することにより、最終段の木羽板供給機3
の後、すなわち機台1の幅広部では並設された木
羽板4が縫製ミシン5で縫製されて屋根下地材7
が製造されロール状7′に巻かれる。又、本考案
のように水平移動の送り出しシリンダー11と上
下移動の昇降用シリンダー13により木羽板4の
移動を行つたため、木羽板4の供給速度が非常に
速くなり、生産効率が向上する。
〔変更例〕
以上本考案の一実施例を詳述したが本考案はそ
の要旨の範囲内で種々の変形例を含むことは言う
までもない。
例えば第6図は木羽板供給機3の他の実施例を
示しており、架台8には固定ラツク20及びこの
固定ラツク20に噛合するピニオン21を有する
送り出しシリンダー22が固定している。23は
上記ピニオン21に噛合する移動ラツクであり送
り出しシリンダー22の送り出しにより、ベルト
コンベア2の進行方向に対し直交方向へとガイド
レール24に沿つて摺動する。移動ラツク23の
下方には複数の吸盤25を有する吸着板26が配
設されている。27はこの吸着板26を数回震動
させる震動器である。木羽板収納部5は押し上げ
シリンダー28により上下移動自在となつてお
り、収納されている木羽板4の最上部が常にベル
トコンベア2より上方に位置するように上方へ押
し上げられる。
このような構成によれば、押し上げシリンダー
28によつて木羽板4の最上部がベルトコンベア
2より上方に位置される。この最上部の木羽板4
と吸盤25とが若干の隙間を有するように対向配
置されているため、吸盤25を真空状態にすると
木羽板4が吸い上げられる。この際震動器27が
震動して木羽板4の2枚取りを防ぐ。次に送り出
しシリンダー22がピニオン21を押し出すこと
により、ピニオン21に噛合している移動ラツク
23がガイドレール24に沿つて摺動して所定の
位置で停止する。この際、固定ラツク20とピニ
オン21との噛合により、移動ラツク23はシリ
ンダー22の約2倍の速度で移動する。次に、吸
盤25の真空状態が解除されると吸着されていた
木羽板4はベルトコンベア2上に落下して載置す
る。
このようにすれば、吸着板26の移動は水平方
向だけなので、木羽板4の供給時間は短縮され
る。又、この吸着板26の水平移動に対しても固
定ラツク20、ピニオン21及び移動ラツク23
との噛合により送り出しシリンダー22の速度よ
りも速く移動ラツク23を移動でき、さらに木羽
板4の供給時間を短縮できる。
さらに、震動器27を設けたため、木羽板4の
2枚取りがなくなり、確実に1枚毎木羽板4をベ
ルトコンベア2上に載置できる。
また、前記実施例では送り出し機構である送り
出しシリンダー11はベルトコンベア2の進行方
向に対して直交方向へ移動させたがこの方向に限
定することなく例えば木羽板供給機3の設置位置
により進行方向と同方向へ移動させたり、送り出
し機構を回転系にしたりすることができる。
さらに、木羽板供給機3の送り出しシリンダー
11のアーム長さを異ならせることにより、ベル
トコンベアを段階的に並設することなく、同じ長
さのベルトコンベアを並設することもできる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、コンベア
上に多数の木羽板を複数列に縦列して供給すると
共に、隣接する前記木羽板の前記コンベア進行方
向と平行な第1の側部を相互に重ね合せ、かつ隣
接する前記木羽板の前記進行方向と直交方向の第
2の側部を相互に重ね合せ、前記第1の側部によ
る第1の重ね合せ部を縫製ミシンによつて連綴せ
しめる屋根下地材の製造装置において、前記木羽
板の縦列に対応して木羽板供給機をコンベアの進
行方向に沿つて複数段階的に並設し、この木羽板
供給機には各々木羽板を吸着する吸盤を有する吸
着板と、この吸着板を前記コンベア上に送り出す
送り出し機構と、該送り出し機構の送り側に対応
して前記コンベアに向けて設けられる前記第2の
側部の検知用光学式センサとを備えたことによつ
て、コンベア上に多数の木羽板を前記第2の重ね
合せ部の幅を所定寸法に合せながら自動的に、か
つ効率的に載置できるため、従来のように人手に
より多数の木羽板を1枚ずつ丁寧に並べる繁雑な
手間が除去できることになり、コスト的に優れた
ものとなる上、前記重ね合せ部分の寸法がほぼ同
一になるため部分的に嵩張つたりすること等がな
くなり、施工、運搬作業が容易にできる実用的効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す屋根下地材の
製造装置の正面図、第2図は同装置の平面図、第
3図は木羽板供給機の側面図、第4図は同背面
図、第5図は木羽板の重ね合せ幅を示す説明図、
第6図は木羽板供給機の他の実施例を示す側面図
である。 1……機台、2……ベルトコンベア、3……木
羽板供給機、4……木羽板、5……木羽板収納
部、7……屋根下地材、11……送り出しシリン
ダー(送り出し機構)、12……移動盤、13…
…昇降用シリンダー、14……吸盤、15……吸
着板、17……反射式光電管(センサ)、4A…
…第1の側部、4b……第2の側部、4C……第
1の重ね合せ部、4D……第2の重ね合せ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベア上に多数の木羽板を複数列に縦列して
    供給すると共に、隣接する前記木羽板の前記コン
    ベア進行方向と平行な第1の側部を相互に重ね合
    せ、かつ隣接する前記木羽板の前記進行方向と直
    交方向の第2の側部を相互に重ね合せ、前記第1
    の側部による第1の重ね合せ部を縫製ミシンによ
    つて連綴せしめる屋根下地材の製造装置におい
    て、前記木羽板の縦列に対応して木羽板供給機を
    コンベアの進行方向に沿つて複数段階的に並設
    し、この木羽板供給機には各々木羽板を吸着する
    吸盤を有する吸着板と、この吸着板を前記コンベ
    ア上に送り出す送り出し機構と、該送り出し機構
    の送り側に対応して前記コンベアに向けて設けら
    れる前記第2の側部の検知用光学式センサとを備
    えたことを特徴とする屋根下地材の製造装置。
JP3436084U 1984-03-09 1984-03-09 屋根下地材の製造装置 Granted JPS60146729U (ja)

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JP3436084U JPS60146729U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 屋根下地材の製造装置

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JP3436084U JPS60146729U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 屋根下地材の製造装置

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Publication Number Publication Date
JPS60146729U JPS60146729U (ja) 1985-09-28
JPH0435437Y2 true JPH0435437Y2 (ja) 1992-08-21

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