JPH04354095A - 証明書発行装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［発明の目的］

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、証明書発行装置に関し
、より詳しくは、例えば有料道路の利用履歴を示す証明
情報が蓄積されている無線媒体を基に証明書を発行する
証明書発行装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】我国における有料道路の利用証明書は、
税金対策や荷主に対する証明、車両の運行管理の観点等
から、利用の都度その発行を求めているのが現状である
。

【０００３】一方、近年、有料道路の料金所における通
行料金の収受の際の時間短縮を図り渋滞を防止するため
に無線カードによる料金収受方法が実用化されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た無線カードによる料金収受方法の場合、折角無線カー
ドを用いて料金収受の際の時間短縮を図ろうとしても、
その都度証明書を発行していたのでは実質的に時間短縮
とならず、無線カードを用いる意義が没却されてしまう
という問題がある。

【０００５】そこで、本発明は、無線媒体による料金収
受と証明書の発行とを切り離し、利用者は利用場所以外
の場所で証明書を得ることが可能な証明書発行装置を提
供することを目的とするものである。

【０００６】［発明の構成］

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の証明書発行装置
は、利用履歴を示す証明情報を記憶するとともに送信す
る無線媒体を取り込んでこの無線媒体の証明情報を読み
取る読取手段と、この読取手段で読み取った読み取り情
報に基づいて証明書を発行する発行手段とを有するもの
である。

【０００８】

【作用】以下に上述した証明書発行装置の作用を説明す
る。

【０００９】この証明書発行装置に対し、利用履歴を示
す証明情報が記憶されている無線媒体を挿入すると、読
取手段は、挿入された無線媒体を取り込んでこの無線媒
体の証明情報を読み取る。次に前記発行手段は、読取手
段で読み取った読み取り情報を基にこれに対応した証明
書を発行する。従って、この証明書発行装置を無線媒体
の実際の利用場所以外の場所に設置することで、利用者
はその設置場所において証明書を得ることが可能となり
、無線媒体の実際の利用場所での証明書発行を省くこと
ができる。

【００１０】

【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。

【００１１】図１に示す証明書発行装置１は、箱型状の
装置本体１ａを具備し、この装置本体１ａの操作面１ｂ
に、例えば有料道路２の利用履歴（利用月日、金額情報
、入り口ゲート情報、出口ゲート情報、車種等）を示す
証明情報が記憶されている無線媒体としての無線カード
Ｃを挿入する挿入部１１と、この挿入部１１に挿入され
た無線カードＣの証明情報の件数を表示する蓄積情報表
示部１２と、証明書の発行枚数を表示する発行枚数表示
部１５と、証明書発行を行う場合に操作する発行釦１３
と、発行される証明書用の発行口１４とを設けている。

【００１２】前記証明書発行装置１は、図２に示すよう
に、有料道路２の例えばサービスエリア３に設置される
ようになっている。この有料道路２には車両の通行レー
ンに臨む料金所ゲート４、この料金所ゲート４に隣接す
る料金所事務所５のほか、有料道路２から若干離れた位
置の施設６等が設けられている。

【００１３】次に、前記証明書発行装置１の制御系につ
いて図３を参照して説明する。

【００１４】この証明書発行装置１は、全体の制御を行
う制御手段２０を具備し、この制御手段２０に前記蓄積
情報表示部１２、発行枚数表示部１５の制御を行うよう
になっている。また制御手段２０に前記発行釦１３を接
続している。

【００１５】さらに、前記制御手段２０に、挿入部１１
に挿入された無線カードＣの証明情報を読み取る読取手
段２２と、この読取手段２２により読み取った情報を基
に無線カードＣの利用履歴を示す証明情報に対応した証
明書の発行を行い前記発行口１４に送り出す発行手段２
１とを接続している。

【００１６】次に、上述した構成の証明書発行装置１の
作用を説明する。

【００１７】前記料金所ゲート４において、無線カード
Ｃを利用した料金処理が行われ、この無線カードＣに既
に今回の利用履歴をも含む証明情報が記憶されているも
のとする。

【００１８】この無線カードＣの利用者は、サービスエ
リア３において、前記証明書発行装置１の挿入部１１に
無線カードＣを挿入する。すると、前記制御手段２０の
制御の基に前記読取手段２２は挿入され無線カードＣを
取り込んでその利用履歴を含む証明情報を読み取り、読
み取り情報を制御部２０に送る。制御部２０は読み取り
情報を基にその件数情報を前記蓄積情報表示部１２に送
り、表示させる。

【００１９】利用者は、蓄積情報表示部１２に表示され
る件数情報を確認した後、前記発行釦１３を押下する。 これにより、制御部２０の制御の基に発行手段２１がそ
の件数分の証明書を一括作成し、前記発行口１４に送り
出す。同時に前記発行枚数表示部１５は制御部２０の制
御の基に、発行した証明書の枚数を表示する。

【００２０】このような動作により、利用者は料金所ゲ
ート４ではなく、サービスエリア３において所望の証明
書を得ることができ、料金所ゲート４を通過する際の時
間短縮を図れ、しいては料金所ゲート４の渋滞防止をも
図ることが可能となる。

【００２１】本発明は、上述した実施例のほか、その要
旨の範囲内で種々の変形が可能である。

【００２２】例えば、前記証明書発行装置１は、サービ
スエリア３の他、多数の車両を管理する事業所内等に設
置することも可能である。

【００２３】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
述した構成としたので、利用者の証明書取得の便宜、無
線媒体の実際の利用場所での処理効率の向上を図ること
が可能な証明書発行装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例装置の外観斜視図

【図２】本発
明の実施例装置の設置場所を示す概略平面図

【図３】本発明の実施例装置の制御系のブロック図

【符号の説明】

１　　証明書発行装置 ２　　有料道路 ３　　サービスエリア ２０　　制御手段 ２１　　発行手段 ２２　　読取手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　利用履歴を示す証明情報を記憶すると
   ともに送信する無線媒体を取り込んでこの無線媒体の証
   明情報を読み取る読取手段と、この読取手段で読み取っ
   た読み取り情報に基づいて証明書を発行する発行手段と
   を有することを特徴とする証明書発行装置。