JPH0435192B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0435192B2
JPH0435192B2 JP24668584A JP24668584A JPH0435192B2 JP H0435192 B2 JPH0435192 B2 JP H0435192B2 JP 24668584 A JP24668584 A JP 24668584A JP 24668584 A JP24668584 A JP 24668584A JP H0435192 B2 JPH0435192 B2 JP H0435192B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanging
bag
skin
forming
see
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP24668584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61125381A (ja
Inventor
Akihiro Myota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sheet Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sheet Co Ltd filed Critical Tokyo Sheet Co Ltd
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Publication of JPS61125381A publication Critical patent/JPS61125381A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、シート表皮をクツシヨン体に被着す
る際に用いられる吊込み袋の形成方法に関するも
のである。
従来の技術 従来、シート表皮の吊込み部材は表皮材、ワデ
イング材、裏打ち材の三者を一体接合してシート
表皮を製造した後、その凹凸パターンの凹部個所
に相応してシート表皮を裏面側に別ものを縫着或
いは溶着することにより取付けられているのが通
常である。
発明が解決しようとする問題点 然し、このようにシート表皮を製造する後工程
で別ものの吊込み部材を取付けるには極めて手間
が掛りまた製品にバラ付きが生じ易いばかりでな
く、縫代或いは溶着代が大幅に必要であつてコス
ト高を招き、またその取付け個所から硬い異物感
を座者に与える虞れもある。
問題点を解決するための手段 本発明に係るシート吊込み袋の形成方法におい
ては、表皮材、ワデイング材と重ね合せて三者一
体にする裏打ち材の一部を袋状に垂ませると共
に、その垂ませ部分の上端辺を他の構成部材と接
合して裏打ち材と連続に吊込み袋を設けるように
されている。
作 用 このようにして吊込み袋を形成するときには表
皮材、ワデイング材、裏打ち材を三者一体にする
シート表皮の製造中に吊込み袋も共に設けること
ができるため工程を簡略にでき、また、裏打ち材
から連続して吊込み袋を形成するため垂ませ部分
の上端辺を接合するに必要な縫代や溶着代を少な
くでき、しかも接合部分からほつれて外れたり或
いは座者に異物感を与える虞れをなくするように
できる。
実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通
りである。
このシート表皮1は表皮材1a、ワデイング材
1b、裏打ち材1cを三者一体にし、表面には凹
凸パターンを付形したトリムカバーとして形成さ
れている。裏打ち材1cにはカナキンやNY、
PET、PP等の不織布或いは織編物を用いること
ができ、その一部は袋状に垂ませて上縁辺を他の
構成部材1a,1bと接合することにより吊込み
袋2として成形されている。
この垂ませ部分の接合にあたつては、ミシン縫
い等による縫着(第1図a,b参照)或いは高周
波ウエルダー等による溶着(第2図a,b参照)
を適用することができる。そのうち、縫着による
場合はミシン針Pの手前側にラツパ状をガイドG
を配置し、このガイドGで裏打ち材1cを袋状に
垂ませつつ糸縫いするようにできる。また、溶着
による場合はウエルダーの下型W1に設けた凹所
W2内に裏打ち材1cの垂ませ部分を挿置し、そ
の下型W1と上型W3との間で垂ませ部分の上縁辺
相当個所を挾込んで押圧溶接すればよい。これら
の接合は表皮材1a、ワデイング材1b、裏打ち
材1cを三者一体にするよう行うことができ、ま
たトリムカバー表面に凹凸パターンを形成する際
に凹所3を付形すると共に行うようでできる。
(第3図参照)。
その接合は裏打ち材1cを垂ませた左右の縁辺
に対して夫々別に行ない(第4図参照)、或いは
垂ませた部分を三枚重ねにし(第5図参照)また
四枚重ねにして(第6図参照)一体的に行なうこ
とができる。この重ね接合の場合には、ステツチ
模様4を一本に或いはダブルステツチによる縫着
或いはウエルダー溶着で接合するようにできる。
また、吊込み袋2は一つばかりでなく二つ並列的
に設けるようにしてもよい(第7図参照)。裏打
ち材1cの垂ませにあたつては表皮材1a,ワデ
イング材1bの幅よりも裏打ち材1cを大きく裁
断して余剰部分を垂込ませ、それに代え或いは加
えてワデイング材1bの裏面側に凹状の切欠4を
設けると共に表皮材1aを窪ませることにより生
ずる裏打ち材1cの余剰部分を垂込ませるように
してもよい(第8図a,b参照)。
このようにして製造したシート表皮1は吊込み
袋2にリステイングワイヤ5を挿入し、そのリス
テイングワイヤ5にテンシヨンスプリング6また
はC字クリツプ7を掛止めてS字バネ,フレーム
8等に連結することにより、クツシヨンパツド9
に被着することができるようになる。
発明の効果 以上の如く、本発明に係るシート吊込み袋の形
成方法に依れば、シート表皮を構成する裏打ち材
を用い連続させて吊込み袋を形成するところから
触れ等による外れが生ずることなく長期間に亘つ
て凹凸パターンの形状保持を可能にし、また縫代
や溶着代を少なくできることにより座者に異物感
を与えることがなく、更にはシート表皮の製造工
程中で吊込み袋を形成できるから工程の簡略化も
図り得るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明に係るシート吊込みの袋
の形成方法の一実施例を示す説明図、第2図a,
bは別の実施例を示す説明図、第3は第1及び2
図で示す方法で吊込み袋を形成したシート表皮の
俯角斜視図、第4〜7図及び第8図a,bは更に
別の実施例を示す説明図、第9,10図は本発明
に係る方法で吊込み袋を形成したシート表皮の取
付状態を示す説明図である。 1a:表皮材、1b::ワデイング材、1c:
裏打ち材、2:吊込み袋。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表皮材、ワデイング材と重ね合せて三者一体
    にする裏打ち材の一部を袋状に垂ませると共に、
    その垂ませ部分の上端辺を他の構成部材と接合し
    て裏打ち材と連続に吊込み袋を設けるようにした
    ことを特徴とするシート吊込み袋の形成方法。 2 上記垂ませ部分の上端辺を他の構成部材と接
    合すると共に凹凸パターンの凹所を同時に付形す
    るようにしたところの特許請求の範囲第1項記載
    のシート吊込み袋の形成方法。
JP24668584A 1984-11-21 1984-11-21 シ−ト吊込み袋の形成方法 Granted JPS61125381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24668584A JPS61125381A (ja) 1984-11-21 1984-11-21 シ−ト吊込み袋の形成方法

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JP24668584A JPS61125381A (ja) 1984-11-21 1984-11-21 シ−ト吊込み袋の形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61125381A JPS61125381A (ja) 1986-06-13
JPH0435192B2 true JPH0435192B2 (ja) 1992-06-10

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JPS61125381A (ja) 1986-06-13

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