JPS6239052Y2 - - Google Patents

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JPS6239052Y2
JPS6239052Y2 JP1982155639U JP15563982U JPS6239052Y2 JP S6239052 Y2 JPS6239052 Y2 JP S6239052Y2 JP 1982155639 U JP1982155639 U JP 1982155639U JP 15563982 U JP15563982 U JP 15563982U JP S6239052 Y2 JPS6239052 Y2 JP S6239052Y2
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JP
Japan
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fabric
edges
armpit
joining
edge
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982155639U
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English (en)
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JPS5961215U (ja
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Publication date
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Publication of JPS5961215U publication Critical patent/JPS5961215U/ja
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Publication of JPS6239052Y2 publication Critical patent/JPS6239052Y2/ja
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  • Outer Garments And Coats (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、雨衣ズボンの改善に関するもので
ある。
雨衣は、熱可塑性合成樹脂等を用いた耐水性の
ある防水加工布からなり、縫い目から水が浸透す
るのを防ぐため、高周波ウエルダーによる熱セツ
トで各裁ち布を溶融接着して形成されている。と
ころが、この雨衣のズボンは、通常各部分が一重
であり、例えば釣り作業など座位での作業が多く
ある水産用の場合、尻部のみが早期に摩耗する欠
点があつた。
この考案の目的は、前述のような欠点を解消す
ることにある。
即ちこの考案は、ズボン本体の左右後布上部内
側面にここと同形で且つズボン本体と共布の補強
用尻当てを重ね合せ本体接合予定縁を利用し合せ
代をミシン縫い後折返して熱セツトし、外観上目
立たず体裁が良いと共に耐久性を向上することが
できるようにした雨衣ズボである。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。この考案の雨衣ズボンは、第1図及び
第2図に示すように、表側面に塩化ビニル等の熱
可塑性合成樹脂を用いて防水加工を施した防水加
工布からなり、前布1及び後布2を脇線3及び股
下線4で接合して筒形脚部が形成され、左右の脚
部を前股上線5及び後股上線6で接合してズボン
本体が形成され、上縁にゴムバンド7が縫い付け
られ、ズボン本体の共布からなる補強用尻当て8
をズボン本体の内側面に重ね合せると共に、脇接
合縁a及び股下接合縁b(第4図参照)を利用し
てその周縁が高周波ウエルダーによる熱セツトで
溶融接着さて成るものである。
前記雨衣ズボンの防水加工布は、表側面に熱可
塑性合成樹脂防水層を有し、裏側面は例えば平織
り組織の基布のままの状態であり、着用時べとつ
かず肌触りが良好なものである。
前記前布1及び後布2には、脇線3、股下線
4、前股上線5及び後股上線6に縫い代に代る小
幅の合せ代9が連成されている。
前記尻当て8は、第3図及び第4図に示すよう
に、後布2の上部(第1図鎖線より上部8′参
照)と同形の左右の尻当て8a,8bを熱セツト
で溶融接着したもので、ズボン本体の内側面に重
ね合せ、上縁10がゴムバンド7に縫い付けら
れ、左右両端縁11が脇接合縁に接合され(詳細
第6図ロ参照)、下縁12が股下接合縁b及び脚
部を横切る溶着線13(第2図参照)に接合され
ている。
前記雨衣ズボンの各裁ち布の接合構造は、第5
図及び第6図イに示すように、防水加工布の裏側
面には熱可塑性合成樹脂層がないため、溶着性能
がなく、前布1及び後布2の合せ代9を重ね溶着
すべき側へ、別の例えば透明体熱可塑性合成樹脂
溶着テープ14を当て、且つミシン縫い15でこ
れを一体縫合し、その後縫い目を略中心にして折
返し高周波ウエルダーによる熱セツトで溶融接着
したものである。
また、尻当て8を後布2の内側面に重ね合せる
場合には、第6図ロに示すように、前布1、後布
2、尻当て8及び溶着テープ14をミシン縫い1
5で一体縫合し、溶着テープ14が芯になる方向
に折返して全体を溶着する。この接合縁はミシン
針の針穴に溶着テープ14の溶融体が充填するた
め完全な防水状態が得られる。
この考案に係る雨衣ズボンは、以上のような構
造であり例えば釣り作業など座位で作業する機会
が多い水産用として有用であり、尻当てがズボン
本体の後布と同形でしかも同じ脇接合縁及び股下
接合縁を利用しているため外観上目立たず体裁が
良いと共にミシン縫いで予め縫合しているため接
合が非常に強固であると共に通常硬化する溶着接
合縁が伏せた姿勢になつているため着心地がよ
く、万一ズボン本体の尻部が摩耗して穴があいて
も共布の尻当てが露出するため穴が目立たず且つ
水が浸入せず着用上全く支障はなく、従来品に比
較して耐久性に優れた長期間使用できて経済的で
あり、また裏側面が基布のままであるため、べと
つかず肌触りがよい等の効果がある。更に、この
雨衣ズボンは、尻当てがズボン本体を形成する接
合縁を大部分流用しているため位置決めも容易で
接合作業が合理的であり生産性が良い利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例の用布を示す平
面図、第2図はこの考案の側面図、第3図は同上
の尻部縦断側面図、第4図は同上の股下から見た
要部展開図、第5図及び第6図イ,ロはこの考案
の接合構造を示す斜視図及び横断平面図である。 1……前布、2……後布、3……脇線、8……
尻当て、9……合せ代、14……溶着テープ、1
5……ミシン縫い、a……脇接合縁、b……股下
接合縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性合成樹脂層を備えた防水加工布からな
    る左右の前布と左右の後布とを脇接合縁・股下接
    合縁及び前後の股上接合縁で溶着し上端周縁にゴ
    ムバンドを縫い付けて成る雨衣ズボンにおいて、
    前記左右の後布の尻部に相当する内側面に、ここ
    と同形状で且つズボン本体と共布の補強用尻当て
    を重ね合せると共に、上端縁をゴムバンド縫着部
    に挿入縫着し、他端縁は脇接合縁・後股上接合縁
    を利用して接合し、前記脇接合縁及び後股上接合
    縁は前布・後布・尻当ての各合せ代を重合させ更
    に溶着テープを重ね合せこれらを縫着後溶着テー
    プを芯に折返して溶着してなることを特徴とする
    雨衣ズボン。
JP15563982U 1982-10-12 1982-10-12 雨衣ズボン Granted JPS5961215U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15563982U JPS5961215U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 雨衣ズボン

Applications Claiming Priority (1)

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JP15563982U JPS5961215U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 雨衣ズボン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5961215U JPS5961215U (ja) 1984-04-21
JPS6239052Y2 true JPS6239052Y2 (ja) 1987-10-05

Family

ID=30343680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15563982U Granted JPS5961215U (ja) 1982-10-12 1982-10-12 雨衣ズボン

Country Status (1)

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JP (1) JPS5961215U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920751U (ja) * 1972-05-26 1974-02-21
JPS5232271U (ja) * 1975-08-28 1977-03-07

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4882009U (ja) * 1972-01-07 1973-10-06
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Patent Citations (2)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5961215U (ja) 1984-04-21

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