JPH04351335A - 防振ゴム取付構造 - Google Patents

防振ゴム取付構造

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Publication number
JPH04351335A
JPH04351335A JP15264091A JP15264091A JPH04351335A JP H04351335 A JPH04351335 A JP H04351335A JP 15264091 A JP15264091 A JP 15264091A JP 15264091 A JP15264091 A JP 15264091A JP H04351335 A JPH04351335 A JP H04351335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
vibration
metal fitting
mounting structure
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP15264091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Ishiyama
達郎 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPH04351335A publication Critical patent/JPH04351335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンマウントや
サスペンションリンク等に使用される筒形やブッシュタ
イプの防振ゴムをブラケット等の金具へ取付ける構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】防振ゴムが圧入される金具は、鉄,アル
ミニウム等から鋳造あるいは鍛造により製造されている
。鋳造の方が簡単に安価に製造できる。鋳造製の金具に
は、製造上型抜き勾配が設けられるので、一端から他端
にわたってテーパ状の勾配が形成され、この勾配が1.
5°〜2°程度あるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内周面に勾配のある金
具に、例えば内筒と外筒との間にゴムを有する筒形の防
振ゴムの外筒を圧入して取付けると、開口径の大きい一
端開口側から抜け出るおそれがあり、危険であった。そ
のため、勾配を有する内周面の径を一端側から他端側に
わたって均一にするため、金具の内周面を切削していた
。しかし、切削コストがかかり不経済である。
【0004】そこで、この発明は、内周面に勾配を有す
る金具でも、あるいは勾配を有さない鍛造金具であって
も、圧入して金具に取付けられる防振ゴムの金具からの
抜けを防止した防振ゴム取付構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、内側にゴムを備えた外筒を両端開口の
ブラケット等の金具へ圧入して取付ける防振ゴム取付構
造において、金具の一端開口側に外方へ延長するかしめ
部を形成し、金具へ圧入した防振ゴムの外筒の一端側を
押さえるようにかしめ部を中心側へかしめたものである
【0006】
【作用】金具に取付けられた防振ゴムは、中心側へかし
められたかしめ部の存在により、振動等が作用して圧入
された防振ゴムが抜け出ようとしても、外筒の一端がか
しめ部にぶつかり、抜け出るおそれはなくなる。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【0008】図1に示す実施例は、図2に示すような製
造上型抜きのために一端から他端にわたってテーパ状の
勾配2が形成された内周面を有する両端開口のブラケッ
ト等の金具1の一端開口側に外方へ延長するかしめ部3
を形成し、金具1へ圧入した防振ゴム4の外筒5の一端
側を押さえるようにかしめ部3を中心側へかしめてある
。ここで、圧入される防振ゴム4は、内筒7と外筒5と
の間にゴム6を設けた筒形のものである。図1において
圧入された防振ゴム4は金具1の勾配2に沿って一端側
のゴム6が圧縮されている。何故なら、図3に示すよう
に防振ゴム4の製造時においては外筒5と内筒7とが平
行になったものを使用したためである。外筒5を予め勾
配2の形状に合わせた形状のものを用いてもよい。この
場合、防振ゴム4を圧入した後にゴム6はほぼ均一に圧
縮される。金具1には例えばサスペンションメンバー等
が溶接等の手段により固着される。あるいは金具1がサ
スペンションのスプリング目玉又はリンクの圧入部等で
あってもよい。なお、この金具1の形状は図示するもの
に限定されるものではない。
【0009】図4に示す実施例は、かしめ部3が形成さ
れた一端開口側と反対の他端開口側に中心側へ延長する
ストッパ8を形成したものである。防振ゴム4を開口径
の大きな一端開口側から金具1内へ圧入しすぎることを
このストッパ8が防止する。
【0010】図5に示す実施例はかしめ部3に隣接して
溝部9を形成したものを示す。この溝部9を形成するこ
とにより、内筒7を支える図示しないサイドブラケット
が、金具1の側面に干渉したときにかしめ部3を保護す
ることができる。
【0011】図6に示す実施例は、かしめ部3に多数の
切欠き10を形成することにより、かしめ作業を容易に
したものである。
【0012】図7に示す実施例は金具1に勾配2が形成
されていないものを示し、この実施例では一端開口側に
かしめ部3を、他端開口側にストッパ8をそれぞれ形成
したものを示す。この実施例において、他端開口側のス
トッパ8がなくても充分に防振ゴム4の抜け防止機能を
果たし得る。この図7に示す金具1は鍛造で製造された
ものが一般的である。
【0013】なお、サスペンションのスプリング目玉に
組込まれるゴムブッシュが防振ゴム4である場合には、
外筒5の形状もスプリング目玉やリンクの圧入部の形状
に合わせた形状にしたり外筒5の数個所に軸線方向に沿
った切欠きがあってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、圧入して取付けられる防振ゴムの外筒の一端は金具に
形成されたかしめ部をかしめることによりこの方向への
抜けが防止される。これにより内周面に勾配を有する金
具であっても勾配部分を切削する手間が省け、低コスト
で信頼性の高い取付構造を提供することができる。また
、金具のかしめ部が形成された一端開口側と反対の他端
開口側へ中心側へ延長するストッパを形成したものでは
、より一層防振ゴムの抜けが防止できるとともに、防振
ゴムを圧入しすぎることも防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す断面図。
【図2】金具の断面図。
【図3】防振ゴムの斜視図。
【図4】他の実施例を示す断面図。
【図5】かしめ部の隣に溝部を形成した例を示す断面図
【図6】かしめ部に切欠きを形成した例を示す断面図。
【図7】金具の内周面に勾配がない場合の実施例を示す
断面図。
【符号の説明】
1  金具 2  勾配 3  かしめ部 4  防振ゴム 5  外筒 6  ゴム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内側にゴムを備えた外筒を両端開口の
    ブラケット等の金具へ圧入して取付ける防振ゴム取付構
    造において、金具の一端開口側に外方へ延長するかしめ
    部を形成し、金具へ圧入した防振ゴムの外筒の一端側を
    押さえるようにかしめ部を中心側へかしめたことを特徴
    とする防振ゴム取付構造。
  2. 【請求項2】  金具のかしめ部が形成された一端開口
    側と反対の他端開口側に中心側へ延長するストッパを形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の防振ゴム取付
    構造。
  3. 【請求項3】  金具は一端から他端にわたってテーパ
    状の勾配が形成された内周面を有することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の防振ゴム取付構造。
JP15264091A 1991-05-28 1991-05-28 防振ゴム取付構造 Pending JPH04351335A (ja)

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