JP7446200B2 - シリンダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダ装置に関する。
ヘッドキャップをピストンロッドの鍔部に溶接等によって固定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-247842号公報
シリンダ装置においてコストを低減することが要望されている。
したがって、本発明は、コストを低減することができるシリンダ装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、シリンダと、前記シリンダから外部に延出されるピストンロッドと、前記ピストンロッドに装着されるリング部材と、前記ピストンロッドが挿通されて前記リング部材に係合すると共に、相手部材が取り付けられる環状のキャップ部材と、を有し、前記キャップ部材は、前記相手部材と当接する取付部と、内周端に設けられて前記シリンダ側に折り曲げられる折曲部とが形成され、前記折曲部の前記ピストンロッドとの対向部には、前記ピストンロッドに圧入される圧入部と、該圧入部よりも前記シリンダ側に形成され、前記リング部材に当接するリング部材当接部と、
を有する、構成とした。
本発明によれば、コストを低減することができる。
本発明に係る実施形態のシリンダ装置を示す一部を断面とした正面図である。 本発明に係る実施形態のシリンダ装置の要部の断面図である。 本発明に係る実施形態のシリンダ装置の要部の拡大断面図である。 本発明に係る実施形態のシリンダ装置の変形例の要部の断面図である。 本発明に係る実施形態のシリンダ装置のキャップ部材の変形例の要部の拡大断面図である。
本発明に係る実施形態のシリンダ装置を図面を参照して以下に説明する。
実施形態のシリンダ装置11は、自動車や鉄道車両等の車両のサスペンション装置に用いられる緩衝器であり、具体的には自動車のサスペンション装置に用いられる緩衝器である。シリンダ装置11は、略円筒状のシリンダ21と、一端側がシリンダ21内に挿入されると共にシリンダ21の軸方向の一端側から外部に延出されるピストンロッド22とを有している。また、シリンダ装置11は、シリンダ21のピストンロッド22が突出する側とは反対側に固定された取付アイ23を有している。
シリンダ装置11は、ピストンロッド22のシリンダ21内に配置される側の端部に取り付けられてシリンダ21内を二室に区画する図示略のピストンを有しており、ピストンロッド22およびピストンがシリンダ21に対し軸方向に移動し、その際に減衰力を発生させる。
シリンダ装置11は、いずれもピストンロッド22を内側に挿通させて軸方向のシリンダ21側から順に設けられる、リング部材25、キャップ部材26、ワシャ27(相手部材)、クッション受部材28、クッション29、クッション受部材30、ブラケット31、板状部材32、クッション受部材33、クッション34、クッション受部材35およびナット36を有している。また、シリンダ装置11は、キャップ部材26に取り付けられるカバー38(相手部材)を有している。リング部材25、キャップ部材26、ワシャ27、クッション受部材28,30,33,35、ブラケット31、板状部材32、ナット36およびカバー38は、金属製であり、クッション29,34はゴム製である。
ピストンロッド22は、金属製であり、シリンダ21から突出する部分に、主軸部51とネジ軸部52とを有している。ネジ軸部52は、主軸部51に対し軸方向のシリンダ21とは反対側に設けられている。ピストンロッド22は、少なくともシリンダ21から突出する部分全体が継ぎ目のない一部品からなっている。
図2に示すように、主軸部51は、シリンダ21側(図2の下側)から順に、大径部61と、係合溝62と、嵌合部63と、テーパ部64と、小径部65とを有している。
図3に示すように、大径部61は、その外周端にある外周面部71が円筒面である。
嵌合部63は、その外周端にある外周面部73が円筒面である。嵌合部63の外径すなわち外周面部73の径は、大径部61の外径すなわち外周面部71の径よりも若干小径である。
係合溝62は、円環状であり、外周面部71,73よりも径方向内方に凹んでいる。係合溝62は、その凹状の溝内面72が、外周面部71の軸方向の外周面部73側の端縁部から、外周面部73の軸方向の外周面部71側の端縁部まで延びている。溝内面72は、ピストンロッド22の中心軸線を含む面での断面が円弧状をなしている。
テーパ部64は、その外周端にある外周面部74がテーパ面であって、外周面部73の軸方向における溝内面72とは反対側の端縁部から延びている。この外周面部74は、外周面部73から軸方向に離れるほど外径が小径となる。
小径部65は、その外周端にある外周面部75が、円筒面であって、外周面部74の軸方向における外周面部73とは反対側の端縁部から延びている。小径部65の外径すなわち外周面部75の径は、嵌合部63の外径すなわち外周面部73の径よりも小径である。
図1に示すように、ネジ軸部52の外周部にはオネジ81が形成されている。ネジ軸部52の最大外径であるオネジ81の最大外径は、小径部65の外径よりも小径となっている。図3に示す外周面部71,73,74,75、溝内面72および図1に示すオネジ81は、共通の一本の中心軸線を中心とする同軸状に配置されている。
リング部材25は、周方向の一部が破断された円形状のCリングであり、図2に示すように、その中心軸線を含む面での断面が円形状をなしている。リング部材25は、円柱状の棒材を、両端部を対向させるように円形状に湾曲させて形成されている。リング部材25は、拡縮径可能となっている。リング部材25は、自然状態での最小内径が係合溝62の最小外径に対し同等以下となっている。
キャップ部材26は、円環状であって、一枚の金属製の板状部材からプレス成形による打ち抜きおよび折り曲げによって形成されている。キャップ部材26は、径方向中間から外周端までの円環状の取付部91と、内周端に設けられた折曲部92とを有している。キャップ部材26は、継ぎ目のない一体成形品である。
取付部91は、有孔円形平板状の基板部101と、基板部101の外周縁部から基板部101の径方向における外方かつ軸方向における一側に延出するテーパ状のテーパ板部102と、テーパ板部102の外周縁部からテーパ板部102の軸方向において基板部101とは反対方向に延出する円筒状の取付本体部103とを有している。
折曲部92は、基板部101の内周端から基板部101の軸方向におけるテーパ板部102および取付本体部103の側に折り曲げられている。折曲部92は、基板部101の内周端から基板部101の軸方向におけるテーパ板部102および取付本体部103の側に延びる筒状の軸方向延出部111と、軸方向延出部111の軸方向における基板部101とは反対側の部分から軸方向延出部111の径方向における外方に向けて延出する径方向延出部112とを有している。
径方向延出部112は有孔円形平板状であり、基板部101に対向する対向面115が、基板部101の径方向延出部112に対向する対向面116に面接触で隙間なく当接している。径方向延出部112の外径はワシャ27の外径と同等である。径方向延出部112の対向面115と、径方向延出部112の対向面115とは反対側に向く端面117と、基板部101の対向面116と、基板部101の対向面116とは反対側に向く端面118とは、キャップ部材26の中心軸線に対して垂直に広がる平面状をなしている。
図3に示すように、軸方向延出部111の径方向内側は、軸方向の径方向延出部112とは反対側から順に、一端R面取部121と、圧入部122と、段部123(リング部材当接部)と、中間R面取部124と、大径部125と、他端面取部126と、を有している。
一端R面取部121は、その内周端の内周面部131が、基板部101の端面118の内周端縁部から軸方向の圧入部122側に延出している。内周面部131は、軸方向において圧入部122側ほど小径となり且つ湾曲の中心が軸方向延出部111の内部に配置される湾曲面となっている。
圧入部122は、その内周端の内周面部132が、内周面部131の最小内径の端縁部から軸方向に延出しており、一定径の円筒面となっている。キャップ部材26は、ピストンロッド22に取り付けられる前の状態で、圧入部122の内径すなわち内周面部132の径が、ピストンロッド22の嵌合部63の外径すなわち外周面部73の径よりも締め代分小径となっている。この状態の圧入部122の内径すなわち内周面部132の径は、ピストンロッド22の小径部65の外径すなわち外周面部75の径よりも大径である。ワシャ27の内径も、ピストンロッド22の嵌合部63の外径すなわち外周面部73の径よりも締め代分小径となっている。
段部123は、内周面部132の軸方向における内周面部131とは反対側の端縁部から径方向外方に広がる段面部133を有している。段面部133は軸方向において内周面部131,132とは反対側に向いており、キャップ部材26の中心軸線に対して垂直に広がる平面状をなしている。
中間R面取部124は、その内周端の内周面部134が、段面部133の外周端縁部から径方向外方かつ軸方向の内周面部131,132とは反対側に広がっている。内周面部134は、軸方向において内周面部131,132とは反対側ほど大径となり且つ湾曲の中心が軸方向延出部111の外部に配置される湾曲面となっている。
大径部125は、その内周端の内周面部135が、内周面部134の最大内径の端縁部から軸方向に内周面部132とは反対方向に延出しており、一定径の円筒面となっている。大径部125の内径すなわち内周面部135の径は、圧入部122の内径すなわち内周面部132の径よりも大径となっている。大径部125の内径すなわち内周面部135の径は、リング部材25の外径よりも大径となっている。
他端面取部126は、その内周端の内周面部136(ガイド面)が、内周面部135の軸方向の内周面部134とは反対側の端縁部から径方向外方かつ軸方向の内周面部134とは反対側に広がっている。内周面部136は、軸方向において内周面部134とは反対側ほど大径となるテーパ面となっている。内周面部136は、軸方向の内周面部135とは反対側の端縁部が径方向延出部112の端面117の内周端縁部まで延びている。内周面部131,132,134,135,136および段面部133は、共通の一本の中心軸線を中心とした同軸状に配置されている。
図1に示すように、キャップ部材26には、取付部91の取付本体部103の外周部に、相手部材であるカバー38が嵌合されて固定されている。このとき、取付部91はカバー38と当接している。カバー38は、キャップ部材26に固定された状態で、テーパ板部102の外周縁部から軸方向の基板部101とは反対側に延出する状態となる。キャップ部材26は、取付本体部103にカバー38が取り付けられカバー38と一体化された状態で、シリンダ21から突出するピストンロッド22に取り付けられる。
図2に示すように、その際に、まず、ピストンロッド22の係合溝62にリング部材25が装着される。このとき、リング部材25は、弾性変形させられることにより拡径しながら、ピストンロッド22に軸方向におけるシリンダ21とは反対側から嵌合され、係合溝62の位置で縮径して係合溝62内に入り込み、図3に示すように溝内面72に当接する。この状態で、リング部材25は、ピストンロッド22の大径部61の外周面部71および嵌合部63の外周面部73よりも径方向外方に突出する。
そして、この状態で、図1に示すようにカバー38が予め取り付けられた状態のキャップ部材26が、カバー38を先頭にして、ピストンロッド22およびシリンダ21に、ピストンロッド22の軸方向におけるシリンダ21とは反対側から被せられることになり、その際に、図3に示すように軸方向延出部111の内側にピストンロッド22が挿通される。また、その際に、キャップ部材26は、段部123よりもシリンダ21側(図3における下側)の他端面取部126の内周面部136が段部123よりも外径側に広がる形状をなしているため、ピストンロッド22の軸方向延出部111の内側への挿通をガイドする。
その後、キャップ部材26は、圧入部122が内周面部132において、ピストンロッド22の嵌合部63の外周面部73に圧入されて締まり嵌めで嵌合される。また、その際に、軸方向延出部111は、段部123が段面部133においてリング部材25に当接し係合して停止する。なお、このとき、圧入の力でリング部材25が拡径方向に変形しようとしても、軸方向延出部111の大径部125の内周面部135に当接して係合溝62からの外れが規制される。
このようにピストンロッド22に取り付けられた状態で、キャップ部材26は、内周端に設けられた折曲部92が取付部91から軸方向のシリンダ21側(図3における下側)に折り曲げられた状態となる。また、この状態で、キャップ部材26は、折曲部92のピストンロッド22と径方向に対向する対向部141に、一端R面取部121と、ピストンロッド22に圧入される圧入部122と、圧入部122よりも軸方向のシリンダ21側に形成され、リング部材25に当接する段部123と、中間R面取部124と、大径部125と、他端面取部126とを有する。また、この状態で、キャップ部材26は、折曲部92の軸方向のシリンダ21側に、径方向外方に向けて延びる径方向延出部112が形成されている。径方向延出部112は、取付部91の基板部101に対し当接している。キャップ部材26は、このように、溶接ではなく圧入でピストンロッド22に取り付けられる。キャップ部材26は、一部品にピストンロッド22への圧入部122とリング部材25に係合する段部123とが設けられている。
このようにして、ピストンロッド22にキャップ部材26を圧入により固定した後、キャップ部材26上に載置させるようにして、ワシャ27を嵌合部63に圧入し締まり嵌めで嵌合させる。すると、ワシャ27は基板部101の端面118に当接する。なお、ワシャ27をキャップ部材26に重ねた状態で、これらワシャ27およびキャップ部材26を嵌合部63に一度に圧入することも可能である。
その後、ワシャ27上に、図1に示すように、クッション受部材28、クッション29、クッション受部材30、ブラケット31、板状部材32、クッション受部材33、クッション34およびクッション受部材35を、それぞれの内側にピストンロッド22を挿通させながら載置させ、ナット36をピストンロッド22のネジ軸部52のオネジ81に螺合させる。
そして、ナット36を締め付けることにより、キャップ部材26とナット36とで、ワシャ27、クッション受部材28、クッション29、クッション受部材30、ブラケット31、板状部材32、クッション受部材33、クッション34およびクッション受部材35を、軸方向に挟持する。この状態で、キャップ部材26の取付部91には、ワシャ27が当接し、ワシャ27が取り付けられる。
ワシャ27、クッション受部材28、クッション29、クッション受部材30、ブラケット31、板状部材32、クッション受部材33、クッション34およびクッション受部材35は、車体マウント用の部品であり、よって、キャップ部材26は、車体マウントの座面となる。キャップ部材26は、ワシャ27に当接することになって、締結軸力および減衰力をうけることになる。キャップ部材26は、一部品で、ピストンロッド22への取り付けとカバー38およびワシャ27の保持とが可能になる。
上記した特許文献1には、ヘッドキャップをピストンロッドの鍔部に溶接等によって固定するシリンダ装置が開示されている。溶接はコストを増大させてしまう。また、このようなシリンダ装置では、ピストンロッドが2体で形成されて、ヘッドキャップを載置するフランジ部を有する第2ピストンロッドを第1ピストンロッドに溶接で接合するようになっているものもあり、やはり溶接によってコストを増大させてしまう。
これに対して、実施形態のシリンダ装置11は、ピストンロッド22に装着されるリング部材25と、ピストンロッド22が挿通されてリング部材25に係合すると共に、相手部材であるワシャ27およびカバー38が取り付けられる環状のキャップ部材26と、を有し、キャップ部材26は、ワシャ27およびカバー38と当接する取付部91と、内周端に設けられてシリンダ21側に折り曲げられる折曲部92とが形成され、折曲部92のピストンロッド22との対向部141には、ピストンロッド22に圧入される圧入部122と、圧入部122よりもシリンダ21側に形成され、リング部材25に当接する段部123とを有する。これにより、キャップ部材26をピストンロッド22に溶接することなく固定することができるため、コストを低減することができる。
また、キャップ部材26は、一部品で、ピストンロッド22への取り付けと、ワシャ27およびカバー38の保持とが可能になるため、部品点数を低減することができ、その点でもコストを低減することができる。
また、折曲部92には、径方向外方に向けて延びる径方向延出部112が形成されているため、取付部91を径方向延出部112で補強することができる。よって、ワシャ27を介して入力されるナット36の軸力を良好に受けることができる。
また、径方向延出部112は、取付部91に対し当接しているため、取付部91を径方向延出部112で、より強固に補強することができる。よって、ワシャ27を介して入力されるナット36の軸力を一層良好に受けることができる。また、圧入時に段部123がリング部材25と当接することにより外周側に変形してしまうことを抑制できる。
また、段部123のシリンダ21側には、段部123よりも外径側に広がる内周面部136が形成されているため、キャップ部材26へピストンロッド22を挿通させる作業が容易となる。
また、キャップ部材26は、一枚の板材からプレスによる打ち抜きおよび折り曲げによって形成されるため、基板部101の平面度を出すことができる。よって、図4に示すようにワシャ27を廃止した構造とすることも可能である。この場合、ピストンロッド22の嵌合部63Aは、キャップ部材26のみが圧入されることになるため、軸方向長さが嵌合部63よりも短くなる。
なお、他端面取部126の内周面部136をテーパ面とするのではなく、図5に示す他端面取部126Aの内周面部136A(ガイド面)のように、曲げ加工時に必然的に形成される湾曲面としても良い。すなわち他端面取部126AをR面取りとしても良い。この内周面部136Aは、内周面部135の軸方向の内周面部134とは反対側の端縁部から径方向外方かつ軸方向の内周面部134とは反対側に広がっている。内周面部136Aは、軸方向において内周面部134とは反対側ほど大径となり、しかも湾曲中心が軸方向延出部111内に配置される湾曲面となっている。内周面部136Aも、軸方向の内周面部135とは反対側の端縁部が径方向延出部112の端面117の内周端縁部まで延びている。
以上に述べた実施形態の第1の態様は、シリンダと、前記シリンダから外部に延出されるピストンロッドと、前記ピストンロッドに装着されるリング部材と、前記ピストンロッドが挿通されて前記リング部材に係合すると共に、相手部材が取り付けられる環状のキャップ部材と、を有し、前記キャップ部材は、前記相手部材と当接する取付部と、内周端に設けられて前記シリンダ側に折り曲げられる折曲部とが形成され、前記折曲部の前記ピストンロッドとの対向部には、前記ピストンロッドに圧入される圧入部と、該圧入部よりも前記シリンダ側に形成され、前記リング部材に当接するリング部材当接部と、を有する。これにより、コストを低減することができる。
実施形態の第2の態様は、上記第1の態様において、前記折曲部には、径方向外方に向けて延びる径方向延出部が形成されている。
実施形態の第3の態様は、上記第2の態様において、前記径方向延出部は、前記取付部に対し当接している。
実施形態の第4の態様は、上記第1乃至第3のいずれか一態様において、前記リング部材当接部の前記シリンダ側には、該リング部材当接部よりも外径側に広がるガイド面が形成されている。
11 シリンダ装置
21 シリンダ
22 ピストンロッド
25 リング部材
27 ワシャ(相手部材)
37 カバー(相手部材)
26 キャップ部材
91 取付部
92 折曲部
112 径方向延出部
122 圧入部
123 段部(リング部材当接部)
136,136A 内周面部(ガイド面)
141 対向部

Claims (4)

  1. シリンダと、
    前記シリンダから外部に延出されるピストンロッドと、
    前記ピストンロッドに装着されるリング部材と、
    前記ピストンロッドが挿通されて前記リング部材に係合すると共に、相手部材が取り付けられる環状のキャップ部材と、を有し、
    前記キャップ部材は、
    前記相手部材と当接する取付部と、
    内周端に設けられて前記シリンダ側に折り曲げられる折曲部とが形成され、
    前記折曲部の前記ピストンロッドとの対向部には、前記ピストンロッドに圧入される圧入部と、該圧入部よりも前記シリンダ側に形成され、前記リング部材に当接するリング部材当接部と、
    を有するシリンダ装置。
  2. 請求項1に記載のシリンダ装置であり、
    前記折曲部には、径方向外方に向けて延びる径方向延出部が形成されているシリンダ装置。
  3. 請求項2に記載のシリンダ装置であり、
    前記径方向延出部は、前記取付部に対し当接しているシリンダ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシリンダ装置であり、
    前記リング部材当接部の前記シリンダ側には、該リング部材当接部よりも外径側に広がるガイド面が形成されているシリンダ装置。
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