JPH04351312A - シールワッシャ - Google Patents

シールワッシャ

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Publication number
JPH04351312A
JPH04351312A JP15521891A JP15521891A JPH04351312A JP H04351312 A JPH04351312 A JP H04351312A JP 15521891 A JP15521891 A JP 15521891A JP 15521891 A JP15521891 A JP 15521891A JP H04351312 A JPH04351312 A JP H04351312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic ring
metal case
seal washer
bolt
inner circumferential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15521891A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriji Maeda
前田 紀二
Katsukuni Ueha
上羽 勝邦
Motohiro Hashimoto
橋本 元裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP15521891A priority Critical patent/JPH04351312A/ja
Publication of JPH04351312A publication Critical patent/JPH04351312A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールワッシャに関する
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すようなシールワッシャ
が知られている。即ち、短円筒形のゴムリングaと、そ
れの外端面乃至外周面を包囲する金属ケースbとから成
っている。
【0003】そして、このシールワッシャは、ゴムリン
グaの内径部cが平滑円筒面であり、締結状態で体積圧
縮率が約 130%以上の大きなゴム変形にて密封効果
をねらっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の(図
6に示した)シールワッシャでは、次のような問題点が
あった。
【0005】■  強い締付けトルクを必要とした。■
  ゴムリングaが損傷を受け易い。■  (そのため
)繰返し使用が難しい。■  ボルトのねじの谷底まで
ゴムリングaが完全に侵入して埋るとは限らず、密封性
能が不安定である。■  ゴムリングaの外径D1 が
使用ボルトのねじ径Bの 1.5倍未満と小さく、座面
eに大径の座ぐり孔や逃げ孔fが存在する場合やこの逃
げ孔f等が偏心する場合には、密封出来なくなったり、
密封性が著しく低下する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定厚さ寸法
の円環状であって、該所定厚さ寸法を底辺とする断面三
角形状の内周リップを有する弾性リングと、該弾性リン
グとは別体であって、該弾性リングの外端面に当接する
平面状円環壁部を有すると共に該弾性リングの外周面を
包む円筒壁部を有する金属ケースと、から構成されてい
る。
【0007】
【作用】三角形状の内周リップの先端が、ボルトのねじ
の谷部へ侵入しやすく、この侵入によって谷部が埋めら
れて密封される。
【0008】かつ、内周リップのボルトへの密封性が良
好となるため、締付状態の弾性リングの体積圧縮率を低
くすることが可能となる。従って、ボルトの締付けトル
クを低減出来る。
【0009】また、体積圧縮率が小さくて済むため、弾
性リングは損傷を受けにくくなる。従って、繰返し使用
が可能となる。
【0010】
【実施例】図1の締付直前の状態及び図2の締付状態に
示す如く、本発明に係るシールワッシャは、弾性リング
1と金属ケース2とから成り、座ぐり部3の座ぐり孔径
Cが大きく、さらに、図3のようにこの座ぐり部3が大
きく偏心───偏心量をEで示す───した箇所に好適
なものである。
【0011】4はボルトであり、ねじ径Bのねじ孔5に
、シールワッシャを介して螺着される。
【0012】図例では、座ぐり部3は次のように形成し
た場合を示した。つまり、上記ねじ孔5を貫設した板本
体6と、座ぐり孔径Cなる孔を打抜いた薄板材7とを、
重ね合わせて、座ぐり部3を形成している。
【0013】しかして、シールワッシャを構成する弾性
リング1と金属ケース2とは別体であって、接着や焼付
けにて一体化されていない。つまり、図4と図5のよう
に分解組立自在である。
【0014】そして、この弾性リング1は、図1、図3
、図4のように、所定厚さ寸法Tの円環状であって、こ
の厚さ寸法Tを底辺とする三角形状の内周リップ8を有
し、各種ゴムや軟質プラスチック製とする。
【0015】他方、金属ケース2は、弾性リング1の外
端面9に当接する平面状円環壁部10と、弾性リング1
の外周面11を包む円筒壁部12とから成る。
【0016】さらに詳しく説明すると、図4と図1に於
て、弾性リング1の内周リップ8は、断面二等辺三角形
状とし、その角度θは、45°≦θ≦ 120°とする
。好ましくは、50°≦θ≦70°である。
【0017】内周リップ8の先端のアールrは、 1.
5mm以下とする。望ましくは、 0.5mm以下とし
て、シャープとするのが良い。
【0018】リップ内径dは、適用ボルト4のねじ径B
に対して、d≦Bとするのが良い。
【0019】また、弾性リング1の外径D1 は、金属
ケース2の内径Dより、 0.3mm〜 1.0mm大
きく設定して、組合わせた状態を保ちやすくする。
【0020】また、弾性リング1の外周角部のアールR
は、0.75mm〜3mmとする。又は、約45°の面
取りで、C0.75〜C3とする。これによって、図1
から図2のようにボルト4を締付けていった時に、薄板
材7と金属ケース2の間から、弾性リング1がはみ出た
りせず、また、損傷を受けない。
【0021】特に、金属ケース2の内径Dを、ボルト4
のねじ径Bに対して、1.4×B≦D≦ 3.0×Bと
する。
【0022】望ましいのは、さらに、 2.0×B≦D
≦ 2.7×Bとすることである。
【0023】そして、金属ケース2、ボルト4のねじ、
及び薄板材7の表面(座面)とで形成される空間容積(
図2参照)に占める弾性リング1の自由状態の体積の割
合(占有率)は、90〜 130%とする。
【0024】従って、図2のように、締付状態では、弾
性リング1の内周リップ8は、縮径しつつボルト4の谷
部へ侵入して埋めると共に、座ぐり部3へも弾性変形し
つつ侵入する。
【0025】上述のように内周リップ8はその断面形状
が二等辺三角形としたから、図4に於て、上下対称であ
り、組み間違を生じない利点がある。
【0026】次に、各種寸法の弾性リング1と金属ケー
ス2を組合せて、エアーによる耐圧テストを実施したと
ころ、次のことが判明した。
【0027】■  ボルト4のねじ部との密封性を向上
するには、内周リップ8の先端のアールrを 0.2m
m以下として、シャープにするのが望ましい。■  金
属ケース2と薄板材7とが接触する締付けトルクは、M
8のボルト4で25kgf−m、M10のボルト4で4
0 kgf−mと低い値を示す。■  金属ケース2と
薄板材7の間からの弾性リング1のはみ出しは生じなか
った。■  繰返し着脱を20回行っても、損傷や漏れ
を生じなかった。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述の構成にて次のような著大
な効果を奏する。
【0029】■  締付けトルクが小さくて済む。■ 
 弾性リング1が損傷を受けにくい。■  繰返し使用
も可能(20回以上)。特に、内周リップ8を、所定厚
さ寸法Tを底辺とする断面三角形としたので、断面が大
きく、この内周リップ8は損傷を受けにくく、多数回の
繰返し使用に耐える。■  内周リップ8がボルト4の
ねじ部(谷部)になじみ易く、優れた密封性を示す。■
  弾性リング1に余分な応力が生じないため、密封寿
命が長い。■  内・外圧両方に使用できる。かつ、気
体と流体に使用できる。■  ボルト4の挿入が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】締付直前の状態を示す一実施例の断面図である
【図2】締付完了状態を示す断面図である。
【図3】偏心状態の説明図である。
【図4】弾性リングの一例の断面図である。
【図5】金属ケースの一例の断面図である。
【図6】従来例を示す半截説明図である。
【符号の説明】
1  弾性リング 2  金属ケース 8  内周リップ 9  外端面 10  円環壁部 11  外周面 12  円筒壁部 T  厚さ寸法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定厚さ寸法の円環状であって、該所
    定厚さ寸法を底辺とする断面三角形状の内周リップを有
    する弾性リングと、該弾性リングとは別体であって、該
    弾性リングの外端面に当接する平面状円環壁部を有する
    と共に該弾性リングの外周面を包む円筒壁部を有する金
    属ケースと、から構成されたことを特徴とするシールワ
    ッシャ。
JP15521891A 1991-05-30 1991-05-30 シールワッシャ Pending JPH04351312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15521891A JPH04351312A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 シールワッシャ

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JP15521891A JPH04351312A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 シールワッシャ

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JPH04351312A true JPH04351312A (ja) 1992-12-07

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ID=15601106

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JP15521891A Pending JPH04351312A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 シールワッシャ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211892A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Teruo Nakagami 締結用組部材及びそれを用いた締結構造体
CN111706709A (zh) * 2020-06-03 2020-09-25 肯卓自控工程(江苏)有限公司 用于高压阀门的低渗漏密封垫圈
US11215400B2 (en) * 2017-10-05 2022-01-04 Mitsubishi Power, Ltd. Heat exchanger
KR102552155B1 (ko) * 2022-11-21 2023-07-10 (주)하이플럭스 백업링 안착부를 가지는 볼트

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515763A (en) * 1978-07-24 1980-02-04 Kahee Shimomura Sinking and setting tecnigue of artificial fish bank
JPS5879487A (ja) * 1981-11-06 1983-05-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直流リ−ルモ−タの制御装置

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