JPH04350564A - パルスの発生周期演算方法 - Google Patents

パルスの発生周期演算方法

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JPH04350564A
JPH04350564A JP3150933A JP15093391A JPH04350564A JP H04350564 A JPH04350564 A JP H04350564A JP 3150933 A JP3150933 A JP 3150933A JP 15093391 A JP15093391 A JP 15093391A JP H04350564 A JPH04350564 A JP H04350564A
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JP
Japan
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data
pulse
generation
time
input pulse
Prior art date
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JP3150933A
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Kazumasa Kurihara
栗原 万昌
Tsutomu Takahashi
勉 高橋
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Publication of JPH04350564A publication Critical patent/JPH04350564A/ja
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/244Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
    • G01D5/24471Error correction
    • G01D5/24476Signal processing
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/02Arrangements for measuring frequency, e.g. pulse repetition rate; Arrangements for measuring period of current or voltage

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルスの発生周期の演
算方法に関し、例えば車速検出装置の如く回転パルスに
基づいて回転速度を演算するのに特に好適なパルスの発
生周期の演算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、計測対象となっている回転体が
所定角度回転する毎に回転パルスを出力し、この回転パ
ルスの発生周期に基づいてその回転速度を演算する速度
演算方法が広く用いられている。このような目的で用い
られる回転パルスの発生周期演算方法の1つは、一定時
間内に生じる回転パルス数を計数する方法であり、もう
1つは1つの回転パルスが発生してから次の回転パルス
が発生するまでの時間、すなわち回転パルスの発生周期
をより高い周波数のクロックパルスを用いて測定する方
法である。後者の方法によれば、1つのパルスが発生し
てから次のパルスが発生するまでの時間を計測すればよ
いので、多数のパルスの発生を待って所要の計算を行な
う前者の方法に比べ応答性に優れているという利点を有
するため、後者の方法が広く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、後者の方法
による場合においては、被計測体の回転速度が低下した
場合、すなわち、回転パルスの発生周期が長くなった場
合、演算結果得られた速度データの更新周期もこれに従
って長くなる。したがって、低回転速度状態において雑
音パルスの影響を受け、実際には低回転速度であるにも
拘わらず演算結果が高回転速度を示す誤データが出力さ
れてしまった場合、次の回転パルスが入力されるまでの
比較的長い期間この誤データが保持されてしまい、この
ような誤データに基づいて各種の制御が行なわれると、
制御に異常を来たしてしまうという不具合を有していた
。本発明の目的は、したがって、従来技術における上述
の不具合を解決することができる、改善されたパルスの
発生周期演算方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は、入力パルスの発生時間間隔を測定し
て発生周期を得るための方法において、所定の一定周期
で出力されるタイミングパルスに応答し該タイミングパ
ルスの発生毎に最も新しい入力パルスの発生から最新の
タイミングパルスの発生までの経過時間を測定し、該経
過時間と最新の発生周期とを比較し、該経過時間が上記
最新の発生周期より大きくなった場合には上記経過時間
を最新の発生周期に代えてその時の発生周期とするよう
にした点にある。
【0005】
【作用】最新の入力パルスの発生から最新のタイミング
パルスの発生までの経過時間が測定されており、ここで
、タイミングパルスは一定時間間隔で出力されている。 したがって、入力パルスがこなければ、経過時間は、タ
イミングパルスの発生毎にこの一定時間間隔だけ大きく
なる。このようにして定められる経過時間は最新の入力
パルス発生周期測定値と比較され、経過時間がこの測定
値より大きくなった場合、その時の経過時間が最新の入
力パルス発生周期に代えてその時の発生周期とされる。 したがって、経過時間が最新の入力パルス発生周期より
大きくなる前に次の入力パルスが入力されると測定値の
補正は行なわれないが、経過時間が最新の入力パルス発
生周期より大きくなっても次の入力パルスが入ってこな
いと、次の入力パルスを待たずにデータの補正が行なわ
れる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の方法により車両の走行速
度を示す車速データを得るようにした車速計測システム
1を示す。
【0008】図1において、2は図示しない車両のプロ
ペラシャフトが所定角度回転する毎に回転パルスPを出
力する公知の回転センサ、3は回転パルスPを波形整形
するための整形回路、4は整形回路3から出力される整
形パルスP1に応答しその有意エッジである立上がりの
タイミングの検出を行なうエッジ検出回路である。エッ
ジ検出回路4からは、整形パルスP1の各立上がりタイ
ミングを示すパルスが出力され、このパルスは、パルス
Pの発生周期を計算するための主演算部5に入力パルス
IPとして入力されている。
【0009】符号6で示されるフリーランニングカウン
タは、クロックパルス発生器7から一定周期で繰り返し
出力されるクロックパルスCKに応答して計数動作を行
い、その計数結果を示す計数データCDは、入力パルス
IPによって開閉制御されるスイッチ8を介してラッチ
部9に送られる。フリーランニングカウンタ6の計数値
がオバーフロー状態となる毎に、これを示すタイミング
信号TSがフリーランニングカウンタ6から出力され、
タイミング信号TSは、タイミング信号TSの発生回数
を計数するための計数部10及びデータ処理部11に入
力される。
【0010】計数部10で得られたオーバーフロー発生
回数を示す回数データOD、及びラッチ部9でラッチさ
れたカウント値を示すラッチデータLDは、計算部12
に送られ、ここで、後述するようにして経過時間の計算
が行なわれ、計算された経過時間を示す経過時間データ
KDは、データ処理部11に送られる。
【0011】ラッチデータLDは、主演算部5から出力
されるリセットパルスRPに応答して開閉制御されるス
イッチ14を介して保持部13に送られており、保持部
13には、スイッチ14が閉じられたときのラッチデー
タLDの内容が保持される。保持部13において保持さ
れた保持データHDは、主演算部5に送られている。な
お、リセットパルスRPは、計数部10のリセットを行
なうため、計数部10にも入力されている。
【0012】主演算部5は、入力パルスIP、ラッチデ
ータLD、保持データHD及び回数データODを受け取
っており、1つの入力パルスIPが発生してから次に入
力パルスIPが発生するまでの時間を測定するための演
算を行ない、この結果得られた発生周期データPDを出
力する構成である。
【0013】図2には主演算部5の構成を示す詳細ブロ
ック図が示されている。ここで、21はラッチデータL
Dと保持データHDとの差分を演算しその差分を示す差
分データSDを出力する差分演算部、22は回数データ
ODにフリーランニングカウンタ6の最大カウント値M
AXを乗じてその値を第1タイマ値データD1として出
力する第1タイマ値演算部である。
【0014】差分データSD及び第1タイマ値データD
1は加算器23において加算され、その加算結果を示す
加算データが加算器23から発生周期データPDとして
出力される。発生周期データPDは遅延部24からの出
力によって開閉制御されるスイッチ25を介して所定の
タイミングで取り出される。すなわち、遅延部24には
入力パルスIPが印加されており、入力パルスIPの印
加から所要の遅延時間TD経過後に、すなわち、入力パ
ルスIPが入力された後加算器23から発生周期データ
PDが発生するのに充分な時間経過後に、遅延部24に
よってスイッチ25が閉成され、これにより発生周期デ
ータPDがデータ処理部11に送られる。遅延部24の
出力は、リセットパルスRPとしても出力される。
【0015】このような構成によると、入力パルスIP
の発生によりスイッチ8が閉じられ、その時の計数デー
タCDがラッチ部9にラッチされる。このラッチ動作に
よりラッチされたラッチデータLDは、リセットパルス
RPに応答してスイッチ14が閉じられたときに保持部
13に保持される。そして、次の入力パルスIPの発生
によりスイッチ8が閉じられたとき、ラッチ部9にはそ
の時の計数データCDがラッチされる。
【0016】すなわち、ラッチ部9には最新の入力パル
スの発生タイミングを示すデータがラッチされ、保持部
13には1つ前の入力パルスの発生タイミングを示すデ
ータが保持される。したがって、差分演算部21からの
差分データSDは、1つ前の入力パルスの発生から最新
の入力パルスの発生までの時間に関連したデータである
【0017】一方、第1タイマ値演算部22では、1つ
前の入力パルスの発生から最新の入力パルスの発生まで
の間にフリーランニングカウンタ6がオーバーフロー状
態になった場合、そのオーバーフロー回数に応じた第1
タイマ値データD1が計算され、両データが加算される
ことにより、オーバーフロー回数が考慮された、前の入
力パルスIPの発生から最新の入力パルスIPの発生ま
での時間を示す発生周期データPDが演算される。
【0018】次に計算部12について図3を参照しなが
ら説明する。計算部12は、最新の入力パルスIPが発
生してから最新のタイミング信号TSの発生までの時間
を計算するために設けられており、フリーランニングカ
ウンタ6の最大カウント値MAXからラッチデータLD
により示される値を差し引く計算が差分演算部31で行
なわれ、その結果を示す差分データS2が出力される。 一方、オーバーフロー回数を示す回数データODは、減
算部32において−1だけ減算され、その減算結果を示
す減算データGDとMAXとの積を求める演算が第2タ
イマ値演算部33において実行される。第2タイマ値演
算部33での演算結果を示す第2タイマ値データD2は
、差分データS2が入力されている加算器34に入力さ
れ、ここで、両データが加算される。
【0019】この結果、加算器34の加算結果は、最新
の入力パルスIPが発生してから最新のタイミング信号
TSの発生までの経過時間を示していることになる。こ
のデータは経過時間データKDとして出力される。
【0020】データ処理部11は、発生周期データPD
、経過時間データKD及びタイミング信号TSに基づい
て、車速を示す車速データVSを出力するためのもので
あり、その詳細ブロック図が図4に示されている。
【0021】データ処理部11は、発生周期データPD
及び経過時間データKDのうちのいずれか1つを選択す
るためのデータ選択部41と、データ選択部41で選択
された選択データSDを保存しておくデータ保存部42
と、データ保存部42に保存された時間データに基づい
て車速を計算し車速データVSを出力する車速演算部4
3とから成っている。
【0022】データ選択部41は、図5に示されるよう
に、データ保存部42に保存されている前回車速計算の
ために使用された時間データMDと経過時間データKD
とを大小比較する判別部51と、経過時間データKD又
は発生周期データPDのいずれか一方を選択データSD
として選択するための選択スイッチ52を有している。 判別部51はその判別結果に従って「H」又は「L」レ
ベルとなる判別出力信号HSを出力し、判別出力信号H
Sは、タイミング信号TSの印加に応答して閉成される
スイッチ53を介して選択スイッチ52に与えられてい
る。
【0023】図示の実施例では、判別出力信号HSは、
KDがMDより小さい場合には「L」レベルとなり、選
択スイッチ52を実線で示す選択状態とするが、KDが
MD以上となると判別出力信号HSは「H」レベルとな
り、選択スイッチ52を点線で示される選択状態とする
【0024】したがって、タイミング信号TSが出力さ
れていない場合には、選択スイッチ52により発生周期
データPDが選択データSDとして選択されるが、タイ
ミング信号TSの出力によりスイッチ53が閉じられる
と、判別部51の判別結果に応じてデータPD又はKD
のいずれかが選択されることになる。
【0025】次に、図6を参照しながら図1乃至図5に
よって説明した車速計測システム1の動作について説明
する。
【0026】入力パルスIPが、略等間隔にパルスIP
1,IP2,IP3,・・・を出力している場合におい
て、パルスIP2の発生直後に雑音パルスにより生じた
パルスNPが入力パルスとしてエッジ検出回路4から出
力されてしまった場合の動作について説明する。
【0027】既に説明したように、主演算部5では、入
力パルスIPの出力毎に、その発生周期データPDの内
容が、TM1,TM2,TM3,・・・の如く得られて
いる。したがって、入力パルスIP2の発生直後に雑音
パルスNPが出力されると、これらのパルスの発生時間
間隔t4に基づいて発生周期データPDの値が実際の車
速より極めて速い車速を意味する値TM4に変更されて
しまう。
【0028】計算部12では、図6に示したように、雑
音パルスNPが発生したときのフリーランニングカウン
タ6のカウント値W1がラッチデータLDとして入力さ
れ、そのカウント値W1とフリーランニングカウンタ6
の最大カウント値W0との差分WAがデータS2として
出力されると同時に、データD2の値が−W0とされる
。したがって、雑音パルスNPの発生後の経過時間デー
タKDの値は−W1となる。
【0029】経過時間データKDの値は、フリーランニ
ングカウンタ6がオーバーフローとなる毎にW0づつ増
え、したがって、以後、経過時間データKDの値は、フ
リーランニングカウンタ6がオーバーフロー状態になる
毎にWA,WA+W0,WA+2W0と変化する(図6
参照)。
【0030】この結果、データ選択部41では、時刻t
Aにおいてフリーランニングカウンタ6がオーバーフロ
ー状態となったときにKDがMDより大きくなり、判別
信号HSのレベルが「H」となり、この判別信号HSが
スイッチ53の閉成時(tA)に選択スイッチ52に与
えられ、計算信号KDが選択データSDとして出力され
る。したがって、tA以後においてはデータ保存部42
の内容はWAとなる。
【0031】同様にして、フリーランニングカウンタ6
がtB,tCにおいてオーバーフロー状態となる毎に選
択データSDの内容はWA+W0,WA+2W0と変化
する。
【0032】しかる後、入力パルスIP3が出力される
と、発生周期データPDの値がTM5となり、保存デー
タMDの内容がTM5となるため、判別信号HSのレベ
ルは「L」となり、選択スイッチ52は発生周期データ
PDを選択データSDとして選択することになる。この
結果、入力パルスIP3の発生により、保存データMD
の内容がW1+2W0からTM5に変更される。
【0033】上記説明から判るように、雑音パルスNP
により誤って短い周期を示すデータ(TM4)が得られ
ても、車速を計算するための保存データは、フリーラン
ニングカウンタ6がオーバーフローとなる毎にW0だけ
増加する計算データKDに置き換えられるようにして補
正されるので、誤ったデータ値TM4が次の入力パルス
IP3の発生まで保持されることなく、フリーランニン
グカウンタ6のオーバーフロー毎により大きい値のデー
タに置き換えられることになる。
【0034】このため、車速データVSにより各種の車
両用制御を行なう場合、制御等に与える外乱を最小限に
し、安定な制御を行ないうるものである。
【0035】図1に示した車速計測システム1と同様の
機能を有する車速計測システムは、入力パルスIPを所
定の処理プログラムによって処理するマイクロコンピュ
ータを用いて実現することができる。
【0036】図7にはこのように構成した、本発明の方
法による車速計測システム100が示されており、入力
パルスIPを図1に示したシステムの場合と同様にして
処理するための処理ユニット101を有している。図7
において、図1と同一の部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0037】処理ユニット101は、公知のマイクロコ
ンピュータシステムとして構成されており、その内部メ
モリ102内には、入力パルスIPに応答して車速デー
タVSを得るための処理プログラムがストアされている
【0038】図8には、この処理プログラムのフローチ
ャートが示されている。この処理プログラムは、入力パ
ルスIPの入力に応答して割込み起動される第1プログ
ラム110と、処理ユニット101内に設けられたクロ
ックパルス発生器7からのクロックパルスCKに応答し
て計数動作を行なうフリーランニングカウンタ6がオー
バーフロー状態になったことに応答して割込み起動され
る第2プログラム120と、第1又は第2プログラムに
おいて得られた所要のデータに従って車速を計算するた
め一定時間毎に起動される第3プログラム130とを有
している。
【0039】第1プログラムは、入力パルスIPの入力
に応答して割込み起動され、ステップ111で、入力パ
ルスIPの発生時のフリーランニングカウンタ6の今回
のカウント値を示すデータD(N)から入力パルスIP
の前回の発生時のそのカウント値を示すデータD(N−
1)を差し引いた結果を変数Xの内容とし、ステップ1
12に進む。
【0040】ステップ112では入力パルスIP入力後
のフリーランニングカウンタ6のオーバーフロー回数N
Bにその最大カウント値W0を乗じた結果が変数Yの内
容とされ、ステップ113に入る。
【0041】ステップ113では、X+Yの計算結果が
発生周期データPDとしてセットされ、次のステップ1
14において、今回のデータD(N)が前回のデータD
(N−1)としてセットされる。
【0042】しかる後、ステップ115では、オーバー
フロー回数NBが零にされ、このプログラムの実行が終
了する。
【0043】第2プログラム120は、フリーランニン
グカウンタ6がオーバーフロー状態となったことに応答
して割込み起動され、先ず、ステップ121においてオ
ーバーフロー回数NBに1を加え計算が行なわれる。
【0044】次いで、ステップ122に進み、ここでW
0−D(N−1)の演算結果を変数Zにセットし、ステ
ップ123で(NB−1)×W0の演算結果を変数Qに
セットする。しかる後、ステップ124においてZ+Q
の値をRにセットし、ステップ125に進む。
【0045】ステップ125では、R−PDの値が正で
あるか否かが判別され、ステップ125の判別結果がY
ESの場合にはステップ126に進み、ここでRの値を
周期データPDとしてセットし、第2プログラム120
の実行が終了する。ステップ125の判別結果がNOの
場合には、ステップ126を実行することなしに第2プ
ログラム120の実行が終了する。
【0046】第3プログラム130は所定の一定周期、
例えば50msec毎に起動されるプログラムであり、
第3プログラム130が起動されると、ステップ131
で周期データPDに基づいて車速データVSの演算が行
なわれ、ステップ132においてその他の必要な処理が
実行された後、第3プログラム130の実行が終了する
構成である。
【0047】上述した第1プログラムの実行により、入
力パルスIPの発生周期を計算し、発生周期データPD
を得ることができる。一方、第2プログラムの実行によ
り、フリーランニングカウンタ6がオーバーフロー状態
となるたびに、最新の入力パルスIPの発生からフリー
ランニングカウンタ6がオーバーフローとなるまでの経
過時間をRとして演算し、R−PDが正の場合にRの値
が発生周期データPDとして置き換えられる。
【0048】このようにして決定された発生周期データ
PDに基づいて、第3プログラム130によって車速デ
ータVSが周期的に演算される。
【0049】上記実施例では、いずれも、本発明の方法
によるパルス発生周期演算方法を車速の計測のために使
用した場合について説明したが、本発明の方法は回転パ
ルスの発生周期の演算のために限定されるものではなく
、回転パルス以外のパルスの発生周期に関する測定に、
同様にして広く適用しうるものであり、同様の効果を期
待することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、入力パルスの入力毎に
入力パルスの発生周期を計測する場合において、雑音パ
ルスの重畳その他の理由により周期の測定結果が実際の
値よりも短くなってしまった場合、別途用意されたタイ
ミング信号の発生毎にこの誤った測定結果が補正され、
真の値に順次近づけられるので、特にパルスの発生周期
が長い場合においても、誤った測定結果が長い間保持さ
れるのを有効に防止することができるため、耐雑音性の
大巾な改善を図ることができる等の優れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】図1の主演算部の詳細ブロック図。
【図3】図1の計算部の詳細ブロック図。
【図4】図1のデータ処理部の詳細ブロック図。
【図5】図4のデータ選択部のブロック図。
【図6】図1のシステムの作動を説明するための図。
【図7】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図8】図7の処理ユニットにおいて実行されるプログ
ラムを示すフローチャート。
【符号の説明】
1  車速計測システム 2  回転センサ 5  主演算部 6  フリーランニングカウンタ 10  計数部 11  データ処理部 12  計算部 IP  入力パルス PD  発生周期データ TS  タイミング信号 KD  経過時間データ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力パルスの発生時間間隔を測定して
    発生周期を得るための方法において、所定の一定周期で
    出力されるタイミングパルスに応答し該タイミングパル
    スの発生毎に最も新しい入力パルスの発生から最新のタ
    イミングパルスの発生までの経過時間を測定し、該経過
    時間と最新の発生周期とを比較し、該経過時間が前記最
    新の発生周期より大きくなった場合には前記経過時間を
    その時の発生周期とするようにしたことを特徴とするパ
    ルスの発生周期演算方法。
JP3150933A 1991-05-28 1991-05-28 パルスの発生周期演算方法 Pending JPH04350564A (ja)

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JP3150933A JPH04350564A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 パルスの発生周期演算方法
US08/264,248 US5388053A (en) 1991-05-28 1994-06-22 Data processing method for obtaining data indicating pulse period

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