JPH04350313A - オイル供給装置ケーシング - Google Patents
オイル供給装置ケーシングInfo
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- JPH04350313A JPH04350313A JP3003302A JP330291A JPH04350313A JP H04350313 A JPH04350313 A JP H04350313A JP 3003302 A JP3003302 A JP 3003302A JP 330291 A JP330291 A JP 330291A JP H04350313 A JPH04350313 A JP H04350313A
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- oil
- casing
- oil pan
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- oil supply
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- Pending
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/0004—Oilsumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/0004—Oilsumps
- F01M2011/0079—Oilsumps with the oil pump integrated or fixed to sump
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のためのオイ
ル供給装置ケーシングであって、クランクケーシングと
クランク室とを備えていて、シリンダヘッドから逆流す
る潤滑油のための戻し経路が組み込まれており、オイル
供給装置ケーシングがクランクケーシングのフランジに
解除可能に固定されている形式のものに関する。
ル供給装置ケーシングであって、クランクケーシングと
クランク室とを備えていて、シリンダヘッドから逆流す
る潤滑油のための戻し経路が組み込まれており、オイル
供給装置ケーシングがクランクケーシングのフランジに
解除可能に固定されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に組み込まれた内燃機関に、すべ
ての運転状態で常に良好に潤滑油を供給することは、こ
れまでも解決すべき課題であった。例えば、傾斜の強い
道路上を走行することによって又はカーブを高速で走行
する際の高い遠心力によって、オイルが、内燃機関の、
十分な戻し案内が潤滑油経路内で行われ得ない範囲に集
められた時に、不都合な状態が生じる。特に高回転時の
内燃機関において、クランク駆動装置によって生ぜしめ
られる、クランクケーシング内で回転する空気流が原因
となって、シリンダヘッドから流れ出るオイルの逆流が
妨げられて、不都合な泡が形成されることがある。
ての運転状態で常に良好に潤滑油を供給することは、こ
れまでも解決すべき課題であった。例えば、傾斜の強い
道路上を走行することによって又はカーブを高速で走行
する際の高い遠心力によって、オイルが、内燃機関の、
十分な戻し案内が潤滑油経路内で行われ得ない範囲に集
められた時に、不都合な状態が生じる。特に高回転時の
内燃機関において、クランク駆動装置によって生ぜしめ
られる、クランクケーシング内で回転する空気流が原因
となって、シリンダヘッドから流れ出るオイルの逆流が
妨げられて、不都合な泡が形成されることがある。
【0003】このような問題点を解決するためにドイツ
連邦共和国特許出願公開第2751982号明細書によ
れば、シリンダヘッドから逆流する潤滑油のための戻し
通路がクランクケーシングの端部に鋳込み成形されてい
る。この通路からオイルが、平らなオイルパン部分の底
部に配置された閉鎖した通路(油だめに開口している)
に達する。
連邦共和国特許出願公開第2751982号明細書によ
れば、シリンダヘッドから逆流する潤滑油のための戻し
通路がクランクケーシングの端部に鋳込み成形されてい
る。この通路からオイルが、平らなオイルパン部分の底
部に配置された閉鎖した通路(油だめに開口している)
に達する。
【0004】ドイツ連邦共和国特許第3624325号
明細書によれば、油だめのための最も深い箇所の底部が
金属薄板によって覆われているオイルパンが開示されて
いる。油だめに逆流したオイルは、金属薄板によって、
走行中の風にさらされる槽壁部にガイドされ、これによ
ってオイルは十分に冷却される。しかしながらこのよう
な配置は、槽壁部が内燃機関の別の構成部分によって覆
われているか、又は空気力学的な改良を行うために自動
車の底部がコーティングされている場合は、不可能であ
る。
明細書によれば、油だめのための最も深い箇所の底部が
金属薄板によって覆われているオイルパンが開示されて
いる。油だめに逆流したオイルは、金属薄板によって、
走行中の風にさらされる槽壁部にガイドされ、これによ
ってオイルは十分に冷却される。しかしながらこのよう
な配置は、槽壁部が内燃機関の別の構成部分によって覆
われているか、又は空気力学的な改良を行うために自動
車の底部がコーティングされている場合は、不可能であ
る。
【0005】また、特にモータースポーツにおいては、
乾燥式油だめ潤滑を行うことが知られている。この場合
、クランクケーシングから汲み上げを行うポンプとは別
の、オイルを貯蔵タンクから汲み上げて圧力を加えて内
燃機関に供給するポンプを付加的に必要とする。この解
決策においては2つのポンプを必要とし、それに相応し
て、連結部を備えた多数の導管を必要とし、従って構造
が複雑でコストが高い。しかも、第2のポンプは、特に
回転数が高い時に騒音を生じる。オイルは潤滑油経路に
迅速に戻し案内し、良好なガス抜きを行い、困難な条件
下においても潤滑油の供給を確実に行えるようにすれば
有利でる。
乾燥式油だめ潤滑を行うことが知られている。この場合
、クランクケーシングから汲み上げを行うポンプとは別
の、オイルを貯蔵タンクから汲み上げて圧力を加えて内
燃機関に供給するポンプを付加的に必要とする。この解
決策においては2つのポンプを必要とし、それに相応し
て、連結部を備えた多数の導管を必要とし、従って構造
が複雑でコストが高い。しかも、第2のポンプは、特に
回転数が高い時に騒音を生じる。オイルは潤滑油経路に
迅速に戻し案内し、良好なガス抜きを行い、困難な条件
下においても潤滑油の供給を確実に行えるようにすれば
有利でる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題は
、前記欠点、特に乾燥式油だめ潤滑における欠点を取り
除いて、内燃機関において潤滑油を良好にガイドし、オ
イルの泡形成を効果的に避け、すべての条件下で内燃機
関に潤滑油が最適に供給されるようにすることである。
、前記欠点、特に乾燥式油だめ潤滑における欠点を取り
除いて、内燃機関において潤滑油を良好にガイドし、オ
イルの泡形成を効果的に避け、すべての条件下で内燃機
関に潤滑油が最適に供給されるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、オイル供給装置ケーシングが、クランク軸に対して
ほぼ平行に延びるオイルパン部分を有していて、該オイ
ルパン部分がクランク軸に隣接してクランク室を制限し
ており、オイルパン部分に、潤滑油のための送り経路と
戻し経路とが互いに分離して配置されていて、これらの
送り経路と戻し経路とが、潤滑油のための貯蔵容器内に
開口しており、該貯蔵容器が、前記オイルパン部分の端
部側で保持されていて、このオイルパン部分の底部によ
ってオイルパン部分に対して分離されていることによっ
て解決された。
ば、オイル供給装置ケーシングが、クランク軸に対して
ほぼ平行に延びるオイルパン部分を有していて、該オイ
ルパン部分がクランク軸に隣接してクランク室を制限し
ており、オイルパン部分に、潤滑油のための送り経路と
戻し経路とが互いに分離して配置されていて、これらの
送り経路と戻し経路とが、潤滑油のための貯蔵容器内に
開口しており、該貯蔵容器が、前記オイルパン部分の端
部側で保持されていて、このオイルパン部分の底部によ
ってオイルパン部分に対して分離されていることによっ
て解決された。
【0008】オイル供給装置ケーシングは、クランク室
の下側を制限し、クランク軸に対してほぼ平行に延びる
オイルパン部分を有しており、このオイルパン部分に、
互いに分離された戻し経路と送り経路とが組み込まれて
いる。オイル供給装置ケーシングの一端部には貯蔵容器
が配置されていて、該貯蔵容器内に、戻し経路に集めら
れた潤滑油が1つの侵入開口を介して流入するようにな
っている。貯蔵容器内には、遅延部分と、組み込まれた
送り経路によって潤滑油をオイル供給装置ケーシングの
他端部に送るオイルポンプとが配置されている。また、
オイルパン部分の下側のケーシング部分には、オイルフ
ィルターを固定するためのフランジ面が配置されていて
、ケーシング部分には、オイル冷却装置を介して又は直
接内燃機関で潤滑油の流れをオイル温度に応じて制御す
るためのサーモスタットが、配置されている。
の下側を制限し、クランク軸に対してほぼ平行に延びる
オイルパン部分を有しており、このオイルパン部分に、
互いに分離された戻し経路と送り経路とが組み込まれて
いる。オイル供給装置ケーシングの一端部には貯蔵容器
が配置されていて、該貯蔵容器内に、戻し経路に集めら
れた潤滑油が1つの侵入開口を介して流入するようにな
っている。貯蔵容器内には、遅延部分と、組み込まれた
送り経路によって潤滑油をオイル供給装置ケーシングの
他端部に送るオイルポンプとが配置されている。また、
オイルパン部分の下側のケーシング部分には、オイルフ
ィルターを固定するためのフランジ面が配置されていて
、ケーシング部分には、オイル冷却装置を介して又は直
接内燃機関で潤滑油の流れをオイル温度に応じて制御す
るためのサーモスタットが、配置されている。
【0009】
【効果】このオイル供給装置ケーシングは、乾燥式油だ
め潤滑装置における利点を提供しつつ、しかもその欠点
を効果的に取り除くことができる。オイルを供給するた
めのすべての必要な導管は組み込まれているので、オイ
ルパンと貯蔵容器とを空間的に分離させるために必要な
別個の導管及び連結部は省略される。オイルパン部分の
形状は、その上に配置されたクランクケーシングの部分
と協働して、クランク駆動装置から逆流して泡立てられ
たオイルと、内燃機関のその他の箇所から貯蔵容器に流
れ込む部分とを完全に分離する。この容器内では、泡立
てられたオイルがオイルポンプから直ちに短絡的に吸い
込まれることは、遅延部分によって避けられ、オイルは
十分にガス抜きされる。
め潤滑装置における利点を提供しつつ、しかもその欠点
を効果的に取り除くことができる。オイルを供給するた
めのすべての必要な導管は組み込まれているので、オイ
ルパンと貯蔵容器とを空間的に分離させるために必要な
別個の導管及び連結部は省略される。オイルパン部分の
形状は、その上に配置されたクランクケーシングの部分
と協働して、クランク駆動装置から逆流して泡立てられ
たオイルと、内燃機関のその他の箇所から貯蔵容器に流
れ込む部分とを完全に分離する。この容器内では、泡立
てられたオイルがオイルポンプから直ちに短絡的に吸い
込まれることは、遅延部分によって避けられ、オイルは
十分にガス抜きされる。
【0010】オイルパン部分と貯蔵容器とを互いに接続
する侵入開口20は、貯蔵容器の水平な横断面で見てほ
ぼ中央に配置されている。これによって、中央容器内の
オイルレベルが著しくずれた場合でも、オイルパン部分
に逆流することは避けられる。またこの時に遅延部分は
付加的に、オイルポンプの吸込みケージの直接の外周部
付近からオイルが迅速に流れ出ることを妨げる。
する侵入開口20は、貯蔵容器の水平な横断面で見てほ
ぼ中央に配置されている。これによって、中央容器内の
オイルレベルが著しくずれた場合でも、オイルパン部分
に逆流することは避けられる。またこの時に遅延部分は
付加的に、オイルポンプの吸込みケージの直接の外周部
付近からオイルが迅速に流れ出ることを妨げる。
【0011】オイルフィルターをオイルパン部分の下に
存在するケーシング部分に配置することによって、内燃
機関が運転中止されてからフィルターが空にされること
は避けられ、ひいては新たな始動時に潤滑油経路内に達
する空気を吸込むことは避けられる。オイルフィルター
に隣接してケーシング部分には、オイル冷却装置をオン
・オフするサーモスタットが組み込まれている。
存在するケーシング部分に配置することによって、内燃
機関が運転中止されてからフィルターが空にされること
は避けられ、ひいては新たな始動時に潤滑油経路内に達
する空気を吸込むことは避けられる。オイルフィルター
に隣接してケーシング部分には、オイル冷却装置をオン
・オフするサーモスタットが組み込まれている。
【0012】オイルパン部分と貯蔵容器とを同時に制限
する、オイル供給装置ケーシングの端部に配置された壁
部は、伝動装置のための大きい面を有するフランジとし
て使用され、これによって内燃機関と伝動装置との頑丈
な接続が保証される。
する、オイル供給装置ケーシングの端部に配置された壁
部は、伝動装置のための大きい面を有するフランジとし
て使用され、これによって内燃機関と伝動装置との頑丈
な接続が保証される。
【0013】クランク駆動装置を直接潤滑しないオイル
をクランク駆動装置から遠ざけておくこと、及びオイル
を前述のように基本的にガス抜きすることによって、純
粋なオイルを必要とする構成部分、例えば滑り軸受、液
圧式の弁遊び補償部材及び、可変な弁制御を行うための
液圧式に操作される機構等を、高回転数範囲まで問題な
く駆動させることができる。
をクランク駆動装置から遠ざけておくこと、及びオイル
を前述のように基本的にガス抜きすることによって、純
粋なオイルを必要とする構成部分、例えば滑り軸受、液
圧式の弁遊び補償部材及び、可変な弁制御を行うための
液圧式に操作される機構等を、高回転数範囲まで問題な
く駆動させることができる。
【0014】貯蔵容器は、その侵入開口とは反対側のに
位置する下側がバスタブ状の蓋によって閉鎖されており
、この蓋を取ることによって作業員がオイルポンプに近
付くことができる。遅延部分はその縁部がフランジ状に
形成されていて、この縁部にシール部材が組み込まれて
いる。この縁部は、貯蔵容器と蓋との間の継目箇所で緊
締されていて、オイルが漏れ出ないようになっている。 この縁部に隣接して多数の貫通孔が設けられており、こ
れらの貫通孔は、貯蔵容器から、遅延部分の下に存在す
るオイルポンプの吸込みケージへの唯一の接続部を形成
している。 オイルパン部分の上側には、戻し経路の
一部としての第1及び第2の導管が設けられていて、こ
れらの導管のうちの第1の導管は、この第1の導管の下
側に存在する、クランクケーシングの壁によって閉鎖さ
れている。内燃機関に沿って配置された多数の戻し通路
を介して、シリンダヘッドから逆流するオイルがこの導
管内にガイドされる。これによって、内燃機関が大きく
傾斜された時でもオイルはシリンダヘッドから確実に流
出する。第2の導管のカバーは、クランクケーシング内
でクランク軸に向かって設けられたリブ(オイル掻き出
しを行う)によって行われる。遠心力によって投げ出さ
れたオイルは、これらのリブによって、同様にシリンダ
ヘッドから逆流するオイルを収容する第2の導管に達す
る。
位置する下側がバスタブ状の蓋によって閉鎖されており
、この蓋を取ることによって作業員がオイルポンプに近
付くことができる。遅延部分はその縁部がフランジ状に
形成されていて、この縁部にシール部材が組み込まれて
いる。この縁部は、貯蔵容器と蓋との間の継目箇所で緊
締されていて、オイルが漏れ出ないようになっている。 この縁部に隣接して多数の貫通孔が設けられており、こ
れらの貫通孔は、貯蔵容器から、遅延部分の下に存在す
るオイルポンプの吸込みケージへの唯一の接続部を形成
している。 オイルパン部分の上側には、戻し経路の
一部としての第1及び第2の導管が設けられていて、こ
れらの導管のうちの第1の導管は、この第1の導管の下
側に存在する、クランクケーシングの壁によって閉鎖さ
れている。内燃機関に沿って配置された多数の戻し通路
を介して、シリンダヘッドから逆流するオイルがこの導
管内にガイドされる。これによって、内燃機関が大きく
傾斜された時でもオイルはシリンダヘッドから確実に流
出する。第2の導管のカバーは、クランクケーシング内
でクランク軸に向かって設けられたリブ(オイル掻き出
しを行う)によって行われる。遠心力によって投げ出さ
れたオイルは、これらのリブによって、同様にシリンダ
ヘッドから逆流するオイルを収容する第2の導管に達す
る。
【0015】オイルパン部分とケーシング部分と貯蔵容
器とから成るオイル供給装置ケーシング全体は、金属の
ダイキャスト部分として又はプラスチックから一体的に
製造されるか、或は幾つかの別個の部分から組み立てら
れる。アルミニウム・ダイキャストによって一体的に製
造すれば、相応の構成によってアンダカット部分は生じ
ないので、安価で正確な寸法のものを迅速に製造するこ
とができる。
器とから成るオイル供給装置ケーシング全体は、金属の
ダイキャスト部分として又はプラスチックから一体的に
製造されるか、或は幾つかの別個の部分から組み立てら
れる。アルミニウム・ダイキャストによって一体的に製
造すれば、相応の構成によってアンダカット部分は生じ
ないので、安価で正確な寸法のものを迅速に製造するこ
とができる。
【0016】
【実施例】オイル供給装置ケーシング1は、内燃機関の
クランクケーシング下部3のフランジ2に固定されてい
る。オイル供給装置ケーシング1の上側4は水平に延び
る平面E1に来るように配置されている。矢印Aで示さ
れた走行方向に関連してオイル供給装置ケーシング1の
前端部5には、オイルパン部分6の下側にケーシング部
分7が配置されている。後端部8には、オイルパン6の
下側に潤滑油のための貯蔵容器9が配置されている。オ
イルパン部分6は鉛直方向で、平面E1とこの平面E1
に対して平行な平面E2とによって制限されている。
クランクケーシング下部3のフランジ2に固定されてい
る。オイル供給装置ケーシング1の上側4は水平に延び
る平面E1に来るように配置されている。矢印Aで示さ
れた走行方向に関連してオイル供給装置ケーシング1の
前端部5には、オイルパン部分6の下側にケーシング部
分7が配置されている。後端部8には、オイルパン6の
下側に潤滑油のための貯蔵容器9が配置されている。オ
イルパン部分6は鉛直方向で、平面E1とこの平面E1
に対して平行な平面E2とによって制限されている。
【0017】貯蔵容器9の下側10は、オイル供給装置
ケーシング1の下側を制限する水平な平面E3に延びて
いる。下側10に解除可能に保持された蓋11は貯蔵容
器9を閉鎖する。オイル供給装置ケーシング1の矢印方
向X−Xに沿って延びるオイルパン部分6は、平面E1
でほぼ方形に形成されていて、クランク室12の下側を
制限し、さらに、クランク軸13に対してほぼ平行に延
びている。このオイルパン部分1はクランクケーシング
下部3に向かって開放していて、下側が底部16によっ
て制限されている。オイルパン部分6は前端部5から、
伝動装置ケースフランジ17として構成された、後端部
8の壁の直前まで延びている。この伝動装置ケースフラ
ンジ17とオイルパン部分6との間には筒状部分18が
存在しており、この筒状部分18内で、底部16に固定
され貯蔵容器9内に配置されたオイルポンプ19(概略
的に示されている)のための、クランク軸13から出発
する駆動力が伝達される。
ケーシング1の下側を制限する水平な平面E3に延びて
いる。下側10に解除可能に保持された蓋11は貯蔵容
器9を閉鎖する。オイル供給装置ケーシング1の矢印方
向X−Xに沿って延びるオイルパン部分6は、平面E1
でほぼ方形に形成されていて、クランク室12の下側を
制限し、さらに、クランク軸13に対してほぼ平行に延
びている。このオイルパン部分1はクランクケーシング
下部3に向かって開放していて、下側が底部16によっ
て制限されている。オイルパン部分6は前端部5から、
伝動装置ケースフランジ17として構成された、後端部
8の壁の直前まで延びている。この伝動装置ケースフラ
ンジ17とオイルパン部分6との間には筒状部分18が
存在しており、この筒状部分18内で、底部16に固定
され貯蔵容器9内に配置されたオイルポンプ19(概略
的に示されている)のための、クランク軸13から出発
する駆動力が伝達される。
【0018】オイルパン部分6と貯蔵容器9とを互いに
仕切る底部16には、これら2つの部分を接続する侵入
開口20が形成されており、この侵入開口20は、平面
E3に存在する貯蔵容器9の横断面に関連してほぼ中央
に配置されている。
仕切る底部16には、これら2つの部分を接続する侵入
開口20が形成されており、この侵入開口20は、平面
E3に存在する貯蔵容器9の横断面に関連してほぼ中央
に配置されている。
【0019】オイルパン部分6は、矢印方向X−Xに延
びる、側壁21に隣接して配置された、第1及び第2の
導管として構成された潤滑油の戻し経路24を有してお
り、この戻し経路24はウエブ25によって内部に対し
て制限されている。導管22,23とクランク軸13の
下側との間には、矢印方向X−Xで潤滑油のための収集
範囲26が延びている。この収集範囲26の底部16に
は、外方から内方へ向かって下降する傾斜面27が前端
部5から延びている。この傾斜面27には、段部28に
まで達する、やや傾斜した区分29が続いている。底部
16はこの段部28から、平面E1にほぼ平行に筒状部
分18にまで延びていて、侵入開口20を部分的に覆っ
ている。
びる、側壁21に隣接して配置された、第1及び第2の
導管として構成された潤滑油の戻し経路24を有してお
り、この戻し経路24はウエブ25によって内部に対し
て制限されている。導管22,23とクランク軸13の
下側との間には、矢印方向X−Xで潤滑油のための収集
範囲26が延びている。この収集範囲26の底部16に
は、外方から内方へ向かって下降する傾斜面27が前端
部5から延びている。この傾斜面27には、段部28に
まで達する、やや傾斜した区分29が続いている。底部
16はこの段部28から、平面E1にほぼ平行に筒状部
分18にまで延びていて、侵入開口20を部分的に覆っ
ている。
【0020】この底部16に対して平行に、前端部5か
ら第1の導管22が、まず平らに平面E1に対して平行
に延び、次いで段部を備えた傾斜面30を介して、やや
傾斜した区分31に移行している。第2の導管23は前
端部5からやや傾斜して延びている。これら2つのの導
管22,23は侵入開口20に隣接する所で最も深い箇
所を有しており、この箇所でウエブ25が、横断面Qに
配置された切り込み部32によって中断されている。こ
の箇所から底部16が上昇して導管22,23内に延び
て、筒状部分18にまで達している。
ら第1の導管22が、まず平らに平面E1に対して平行
に延び、次いで段部を備えた傾斜面30を介して、やや
傾斜した区分31に移行している。第2の導管23は前
端部5からやや傾斜して延びている。これら2つのの導
管22,23は侵入開口20に隣接する所で最も深い箇
所を有しており、この箇所でウエブ25が、横断面Qに
配置された切り込み部32によって中断されている。こ
の箇所から底部16が上昇して導管22,23内に延び
て、筒状部分18にまで達している。
【0021】導管23に対応配置されたウエブ25に隣
接して、潤滑油のための送り経路35として用いられる
導管36が底部16内に埋め込まれている。この導管3
6は、貯蔵容器9のスリーブ38内で折り曲げられたイ
ンレット37を有している。この導管36の端部は、ケ
ーシング部分7の上部のほぼ中央で栓39によって閉鎖
されている。
接して、潤滑油のための送り経路35として用いられる
導管36が底部16内に埋め込まれている。この導管3
6は、貯蔵容器9のスリーブ38内で折り曲げられたイ
ンレット37を有している。この導管36の端部は、ケ
ーシング部分7の上部のほぼ中央で栓39によって閉鎖
されている。
【0022】ケーシング部分7は鉛直方向に延びる孔4
5を有しており、この孔45は送り経路35内に開口し
ていて、その下側の端部が閉鎖されている。さらにこの
孔45は、オイルフィルターを受容するためのフランジ
面47の一部であるところの環状通路46を有している
。フランジ面47の中心を貫通する流出孔48は、矢印
方向X−Xを直交する方向に延びていて、オイル冷却装
置に通じる導管(図示せず)内に開口している。オイル
冷却装置からケーシング部分7に通じる導管は孔49に
接続されている。この孔45に対して平行に延びる、2
段状の円筒形の収容部50が配置されており、この収容
部50の第1の段部51は流出孔48によって貫通され
ていて、第2の段部52には孔49が開口している。 第2の段部52は、平面E1に向かって開放する切欠5
3に接続している。
5を有しており、この孔45は送り経路35内に開口し
ていて、その下側の端部が閉鎖されている。さらにこの
孔45は、オイルフィルターを受容するためのフランジ
面47の一部であるところの環状通路46を有している
。フランジ面47の中心を貫通する流出孔48は、矢印
方向X−Xを直交する方向に延びていて、オイル冷却装
置に通じる導管(図示せず)内に開口している。オイル
冷却装置からケーシング部分7に通じる導管は孔49に
接続されている。この孔45に対して平行に延びる、2
段状の円筒形の収容部50が配置されており、この収容
部50の第1の段部51は流出孔48によって貫通され
ていて、第2の段部52には孔49が開口している。 第2の段部52は、平面E1に向かって開放する切欠5
3に接続している。
【0023】第1図によれば貯蔵容器9内には、潤滑油
のための遅延部分60が設けられている。この遅延部分
60は偏平な縁部を有していて、この縁部によって平面
E1で貯蔵容器9と蓋11との間で緊締されている。こ
の縁部にはシール部材が組み込まれている。遅延部分6
0の中央には開口61が配置されていて、この開口61
を通して、上方からオイルポンプ19の吸込みケージ6
2が差し込まれ、その縁部63がオイルポンプ19のフ
ランジ64にねじ固定されている。貯蔵容器9の室は、
多数のリング状の貫通箇所を介して蓋11と遅延部分6
0との間の室に連通している。
のための遅延部分60が設けられている。この遅延部分
60は偏平な縁部を有していて、この縁部によって平面
E1で貯蔵容器9と蓋11との間で緊締されている。こ
の縁部にはシール部材が組み込まれている。遅延部分6
0の中央には開口61が配置されていて、この開口61
を通して、上方からオイルポンプ19の吸込みケージ6
2が差し込まれ、その縁部63がオイルポンプ19のフ
ランジ64にねじ固定されている。貯蔵容器9の室は、
多数のリング状の貫通箇所を介して蓋11と遅延部分6
0との間の室に連通している。
【0024】平面E1に位置する、クランクケーシング
下部3の側は、第3図によれば、第1の導管22が閉鎖
されるように構成されている。戻し経路24のこの閉鎖
された部分内に、クランクケーシング内に配設された戻
し通路70が開口している。戻し通路70は、シリンダ
ヘッドから戻し案内されたオイルを導管22,23内に
案内する。この導管23は、オイルガイドとして働く、
クランク軸12の回転方向とは逆方向に向けられた、連
接棒の運動が描く円弧に沿った形状のリブ71によって
部分的に覆われている。このリブ71は、クランクの駆
動によって汲み上げられたオイルをつかまえる。
下部3の側は、第3図によれば、第1の導管22が閉鎖
されるように構成されている。戻し経路24のこの閉鎖
された部分内に、クランクケーシング内に配設された戻
し通路70が開口している。戻し通路70は、シリンダ
ヘッドから戻し案内されたオイルを導管22,23内に
案内する。この導管23は、オイルガイドとして働く、
クランク軸12の回転方向とは逆方向に向けられた、連
接棒の運動が描く円弧に沿った形状のリブ71によって
部分的に覆われている。このリブ71は、クランクの駆
動によって汲み上げられたオイルをつかまえる。
【0025】内燃機関の運転中に、オイルポンプ19は
潤滑油を貯蔵容器9から送り経路35を通って送り込む
。潤滑油は孔45を介して環状通路46に達し、ここか
らオイルフィルターに達する。収容部50内には、サー
モスタットとして働く伸長部材(図示せず)が配置され
ており、この伸長部材は常温状態では、流出孔48から
流入する潤滑油(オイル)を段部52を介して切欠53
に送る。ここから潤滑油はクランクケーシング内に達し
、必要な範囲に供給される。オイルが加熱されると、伸
長部材(サーモスタット)が、段部51から段部52へ
の通路を閉鎖するので、オイルは流出孔48を介してま
ずオイル冷却装置に達し、次いでこのオイル冷却装置か
ら孔49に送られる。次いでオイルは段部52を介して
切欠53に送られる。
潤滑油を貯蔵容器9から送り経路35を通って送り込む
。潤滑油は孔45を介して環状通路46に達し、ここか
らオイルフィルターに達する。収容部50内には、サー
モスタットとして働く伸長部材(図示せず)が配置され
ており、この伸長部材は常温状態では、流出孔48から
流入する潤滑油(オイル)を段部52を介して切欠53
に送る。ここから潤滑油はクランクケーシング内に達し
、必要な範囲に供給される。オイルが加熱されると、伸
長部材(サーモスタット)が、段部51から段部52へ
の通路を閉鎖するので、オイルは流出孔48を介してま
ずオイル冷却装置に達し、次いでこのオイル冷却装置か
ら孔49に送られる。次いでオイルは段部52を介して
切欠53に送られる。
【0026】シリンダヘッドから逆流するオイルは多数
の戻し通路70を介して導管22,23に達する。クラ
ンクの駆動によって汲み上げられたオイルは大部分がリ
ブ71によって第2の導管23に達する。滴り落ちるオ
イルは収集範囲26に集められる。全オイル量は、傾斜
を備えた底部16に沿って導管22,23若しくは収集
範囲26に案内され侵入開口20にまで達する。戻し経
路24として働く導管22,23内であらかじめ部分的
にガス抜きされたオイルは、切り込み部32を通って及
び、この切り込み部32から侵入開口20を通って貯蔵
容器9に流入する。収集範囲26から流れ出るオイルは
段部28を巡って流れ、同様に侵入開口20に達する。 貯蔵容器9の内部では、まだ十分にガス抜きされていな
いオイルが短絡手金良い吸い込まれることが、遅延部分
60によって避けられる。オイルは少なくとも、貯蔵容
器9のほぼ中央に存在する侵入開口20から、この中央
容器9の壁部付近に存在する貫通箇所65まで、及びこ
こから中央に存在する吸込みケージ62まで戻し案内さ
れる。この遅延のために必要な時間は、オイルを必要な
だけガス抜きするのに十分な程度である。貯蔵容器9の
換気及び排気は孔72を介して確実に行われる。この孔
72は、クランクケーシング内の図示していない導管を
介して、シリンダヘッドの上に存在する、内燃機関の室
に接続されている。
の戻し通路70を介して導管22,23に達する。クラ
ンクの駆動によって汲み上げられたオイルは大部分がリ
ブ71によって第2の導管23に達する。滴り落ちるオ
イルは収集範囲26に集められる。全オイル量は、傾斜
を備えた底部16に沿って導管22,23若しくは収集
範囲26に案内され侵入開口20にまで達する。戻し経
路24として働く導管22,23内であらかじめ部分的
にガス抜きされたオイルは、切り込み部32を通って及
び、この切り込み部32から侵入開口20を通って貯蔵
容器9に流入する。収集範囲26から流れ出るオイルは
段部28を巡って流れ、同様に侵入開口20に達する。 貯蔵容器9の内部では、まだ十分にガス抜きされていな
いオイルが短絡手金良い吸い込まれることが、遅延部分
60によって避けられる。オイルは少なくとも、貯蔵容
器9のほぼ中央に存在する侵入開口20から、この中央
容器9の壁部付近に存在する貫通箇所65まで、及びこ
こから中央に存在する吸込みケージ62まで戻し案内さ
れる。この遅延のために必要な時間は、オイルを必要な
だけガス抜きするのに十分な程度である。貯蔵容器9の
換気及び排気は孔72を介して確実に行われる。この孔
72は、クランクケーシング内の図示していない導管を
介して、シリンダヘッドの上に存在する、内燃機関の室
に接続されている。
【0027】例えばカム軸回転装置が油圧式であるため
に、シリンダヘッド内における潤滑油の需要が高くなる
と、この増大されたオイル量は、孔72内でガイドされ
た導管を介して直接シリンダヘッドから貯蔵容器9に導
かれる。
に、シリンダヘッド内における潤滑油の需要が高くなる
と、この増大されたオイル量は、孔72内でガイドされ
た導管を介して直接シリンダヘッドから貯蔵容器9に導
かれる。
【0028】クランク駆動装置で必要とされないオイル
は、クランク室12内で渦を形成するオイル−空気混合
物から完全に分離されて、第2の導管23若しくは貯蔵
容器9内で、クランク駆動装置から出て来るオイルと混
合される。侵入開口20を貯蔵容器9の上でほぼ中央に
配置したことによって、第1図に示されているようにオ
イル面Sが著しく変位した場合でも。オイルパン部分6
内に不都合に逆流することは妨げられる。遅延部分60
の下側のオイル容積は、遠心力が強い場合はほとんど変
化しない。何故ならばオイルは貫通箇所65を介しての
み移動するからである。これによって、吸込みケージ6
2の周囲には常にオイルが確実に流れる。
は、クランク室12内で渦を形成するオイル−空気混合
物から完全に分離されて、第2の導管23若しくは貯蔵
容器9内で、クランク駆動装置から出て来るオイルと混
合される。侵入開口20を貯蔵容器9の上でほぼ中央に
配置したことによって、第1図に示されているようにオ
イル面Sが著しく変位した場合でも。オイルパン部分6
内に不都合に逆流することは妨げられる。遅延部分60
の下側のオイル容積は、遠心力が強い場合はほとんど変
化しない。何故ならばオイルは貫通箇所65を介しての
み移動するからである。これによって、吸込みケージ6
2の周囲には常にオイルが確実に流れる。
【0029】前記本発明の実施例においては、オイル供
給装置ケーシング1は1つの部材より圧力鋳造法によっ
て製造される。遅延部分60は一回の作業工程で金属薄
板より製造され、次いでその外縁部にエラストマー層が
施される。遅延部分60及びオイル供給ケーシング1は
、その機能を限定することなしにまたわずかな構造変化
で、プラスチックより製造することができる。
給装置ケーシング1は1つの部材より圧力鋳造法によっ
て製造される。遅延部分60は一回の作業工程で金属薄
板より製造され、次いでその外縁部にエラストマー層が
施される。遅延部分60及びオイル供給ケーシング1は
、その機能を限定することなしにまたわずかな構造変化
で、プラスチックより製造することができる。
【図1】図2のI−I線に沿った部分断面図を有する、
オイル供給装置ケーシングの側面図である。
オイル供給装置ケーシングの側面図である。
【図2】オイル供給装置ケーシングの平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図である
。
。
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿った断面図である。
1 オイル供給装置装置ケーシング、 2 フラ
ンジ、 3 クランクケーシング下部、 4
上側、 5 前端部、 6 オイルパン部分、
7 ケーシング部分、 8 後端部、 9
貯蔵容器、 10 下側、 11 蓋、
12クランク室、 13 クランク軸、 16
底部、 17 伝動装置ケースフランジ、
18 筒状部分、19 オイルポンプ、 20
侵入開口、 22,23 導管、 24 戻
し経路、 25 ウエブ、 26 収集範囲、
27 傾斜面、 28 段部、 29
区分、 30 傾斜面、 31 区分、 3
2切り込み部部、 35 送り経路、 36
導管、 37 インレット、 38スリーブ、3
9 栓、 45 孔、 46 環状通路、
47 フランジ面、48 流出孔、 49
孔、 50 収容部、 51,52 段部、
53切欠、 60遅延部分、 61 開口、
62 吸込みケージ、 63 縁部、 64
フランジ、 65 貫通箇所、 70 戻
し通路、 71 リブ、72 孔
ンジ、 3 クランクケーシング下部、 4
上側、 5 前端部、 6 オイルパン部分、
7 ケーシング部分、 8 後端部、 9
貯蔵容器、 10 下側、 11 蓋、
12クランク室、 13 クランク軸、 16
底部、 17 伝動装置ケースフランジ、
18 筒状部分、19 オイルポンプ、 20
侵入開口、 22,23 導管、 24 戻
し経路、 25 ウエブ、 26 収集範囲、
27 傾斜面、 28 段部、 29
区分、 30 傾斜面、 31 区分、 3
2切り込み部部、 35 送り経路、 36
導管、 37 インレット、 38スリーブ、3
9 栓、 45 孔、 46 環状通路、
47 フランジ面、48 流出孔、 49
孔、 50 収容部、 51,52 段部、
53切欠、 60遅延部分、 61 開口、
62 吸込みケージ、 63 縁部、 64
フランジ、 65 貫通箇所、 70 戻
し通路、 71 リブ、72 孔
Claims (10)
- 【請求項1】 内燃機関のためのオイル供給装置ケー
シングであって、クランクケーシングとクランク室とを
備えていて、シリンダヘッドから逆流する潤滑油のため
の戻し経路が組み込まれており、オイル供給装置ケーシ
ングがクランクケーシングのフランジに解除可能に固定
されている形式のものにおいて、オイル供給装置ケーシ
ング(1)が、クランク軸(13)に対してほぼ平行に
延びるオイルパン部分(6)を有していて、該オイルパ
ン部分(6)がクランク軸(13)に隣接してクランク
室(12)を制限しており、オイルパン部分(6)に、
潤滑油のための送り経路(35)と戻し経路(24)と
が互いに分離して配置されていて、これらの送り経路(
35)と戻し経路(24)とが、潤滑油のための貯蔵容
器(9)内に開口しており、該貯蔵容器(9)が、前記
オイルパン部分(6)の端部側で保持されていて、この
オイルパン部分(6)の底部(16)によってオイルパ
ン部分(6)に対して分離されていることを特徴とする
、内燃機関のためのオイル供給装置ケーシング。 - 【請求項2】 第1及び第2の導管(22,23)に
よって、オイルパン部分(6)内に戻し経路(24)が
形成されていて、この第1の導管(22)と第2の導管
(23)との間に、別の導管(36)より形成された送
り経路(35)が配置されている、請求項1記載のオイ
ル供給装置ケーシング。 - 【請求項3】 オイルパン部分(6)を制限する平面
(E2)の下側、及びオイルパン部分(6)の端部側に
、オイルフィルターのためのフランジ面(47)を備え
たケーシング部分(7)が配置されていて、このケーシ
ング部分(7)が送り経路(35)に接続されている、
請求項1又は2記載のオイル供給装置ケーシング。 - 【請求項4】 オイルパン部分(6)の底部(16)
のほぼ中央で、貯蔵容器(9)の上側に、オイルのため
の1つの侵入開口(20)が配置されている、請求項1
から3までのいずれか1項に記載のオイル供給装置ケー
シング。 - 【請求項5】 前記第1及び第2の導管(22,23
)が、底部(16)と、オイルパン部分(6)の外側の
側壁(21)と、互いに間隔を保って配置された内側に
延びる長手方向のウエブ(25)とによって制限されて
おり、これらのウエブ(25)が、侵入開口(20)に
隣接して横平面(Q)で切り込み部(32)を有してい
る、請求項1から4までのいずれか1項記載のオイル供
給装置ケーシング。 - 【請求項6】 オイルパン部分(6)の前記底部(1
6)が、オイル供給装置ケーシング(1)の前端部(5
)から、侵入開口(20)までほぼ下降して形成されて
いて、この侵入開口(20)から後端部(8)まで上昇
して形成されていて、該底部(16)が、オイルパン部
分(6)の中央区分で第1の導管(22)と第2の導管
(23)との間で収集範囲(26)を形成している、請
求項5記載のオイル供給装置ケーシング。 - 【請求項7】 第2の導管(23)が、クランクケー
シング内に配置された、連接棒の運動が描く円弧にほぼ
沿った形状のリブ(71)によって部分的に覆われてお
り、向かい合って延びる第1の導管(22)がクランク
装置ケーシングの壁部によって閉鎖されている、請求項
1から6までのいずれか1項記載のオイル供給装置ケー
シング。 - 【請求項8】 ケーシング部分(7)に伸長部材が配
置されていて、該伸長部材を介してオイル冷却装置がオ
イル温度に応じて制御可能である、請求項1から7まで
のいずれか1項記載のオイル供給装置ケーシング。 - 【請求項9】 貯蔵容器(9)内に遅延部分(60)
が配置されていて、該遅延部分(60)の外縁部が、下
側(10)と、この下側(10)を閉じる蓋(15)と
の間で緊締保持されている、請求項1から8までのいず
れか1項記載のオイル供給装置ケーシング。 - 【請求項10】 遅延部分(60)が中央で開口(6
1)を有していて、該開口(60)内に吸込みケージ(
629が挿入され、前記開口(61)の縁部(63)が
オイルポンプ(19)で支えられている、請求項9記載
のオイル供給装置ケーシング。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4001468.1 | 1990-01-19 | ||
DE4001468A DE4001468A1 (de) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | Oelfuehrungsgehaeuse fuer eine brennkraftmaschine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04350313A true JPH04350313A (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=6398382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3003302A Pending JPH04350313A (ja) | 1990-01-19 | 1991-01-16 | オイル供給装置ケーシング |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5136993A (ja) |
EP (1) | EP0437681B1 (ja) |
JP (1) | JPH04350313A (ja) |
DE (2) | DE4001468A1 (ja) |
ES (1) | ES2047227T3 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5662080A (en) * | 1994-11-12 | 1997-09-02 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Engine crankcase |
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AU2001241831A1 (en) * | 2000-02-29 | 2001-09-12 | Bombardier Inc. | Four stroke engine with valve train arrangement |
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DE10105435A1 (de) * | 2001-02-07 | 2002-08-29 | Porsche Ag | Ölauffangvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
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JP2006002633A (ja) | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Yamaha Marine Co Ltd | 水ジェット推進艇 |
JP2006037730A (ja) | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Yamaha Marine Co Ltd | 過給式エンジンの吸気装置 |
JP2006083713A (ja) | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Yamaha Marine Co Ltd | 過給装置の潤滑構造 |
JP2007062432A (ja) | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Yamaha Marine Co Ltd | 小型滑走艇 |
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DE102006035888A1 (de) | 2006-07-31 | 2008-02-07 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Brennkraftmaschine |
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DE102008009873B4 (de) | 2008-02-19 | 2017-11-02 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine |
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DE102008060409B4 (de) | 2008-11-28 | 2023-03-30 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Verbrennungsmotor |
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