JPH04349698A - 高速回路用多層配線板 - Google Patents

高速回路用多層配線板

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JPH04349698A
JPH04349698A JP3121444A JP12144491A JPH04349698A JP H04349698 A JPH04349698 A JP H04349698A JP 3121444 A JP3121444 A JP 3121444A JP 12144491 A JP12144491 A JP 12144491A JP H04349698 A JPH04349698 A JP H04349698A
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JP
Japan
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wiring
layer
pad
wiring board
component
Prior art date
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Pending
Application number
JP3121444A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Oka
宏規 岡
Tetsuo Mikazuki
哲郎 三日月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH04349698A publication Critical patent/JPH04349698A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速回路用多層配線板に
係り、特に小型で動作速度の速い回路に使用する高速回
路用多層配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の多層配線板の構成を示す。 従来の多層配線板は部品接続用の配線パッド1、配線2
、表面実装部品のリード3、多層配線板の絶縁層4、多
層配線板の金属層5、スルーホール6、部品本体7によ
り構成される。電子回路の小型化と高速化を目的として
多層配線板に接続する方法として多層配線板の表面に形
成された部品接続用の配線パッド1に部品本体7を半田
により接続することが広く行われている。
【0003】一方、高速回路に使用する配線は外部より
雑音の影響を少なくできること及び原理的に隣接配線間
の漏話を少なくできることから金属層に挟まれた内層に
配線を形成することが行われている。但し、ここでいう
内層とは表面層である金属層5より下層の層である絶縁
層4を指す。このような場合は多層配線板には、表面層
に構成された部品接続用の配線パッド1と内層に形成さ
れた配線2とを電気的に接続するために、従来よりスル
ーホール6が用いられている。このスルーホール6はド
リルにより貫通された孔の表面に無電界メッキにより金
属層5を形成して成るもの、または、積層前の絶縁材料
に予め孔を形成し、その中を金属で埋めておき、積層の
際に金属層と電気的な接続をするように構成されたもの
等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、スルーホー
ルを用いる多層配線板は物理的形状が大きくなり、多層
配線板の小型化を阻害している。さらに、静電容量やイ
ンダクタンスが配線に較べて大きく、配線の電気的負荷
となるため、高速化の阻害要因となっている。このよう
な理由によりスルーホールを小型にすることが進められ
ているが、ドリル加工上の制約から小型化には限界があ
った。また、別の試みとしてレーザにより孔を形成する
ことも行われているが貫通孔を形成するための多層配線
板の厚さに対する制約があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
部品接続用の配線パッドと内層配線とを接続するスルー
ホールのない部品接続用パッド構造を持ち、回路動作を
高速化できる高速回路用多層配線板を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】配線層となる絶縁層を多
層に重ねて構成された多層配線板において、多層配線板
の表面に搭載する部品の端子と、多層配線板内部の配線
層に設けられた配線パッドと、配線パッドが露出するよ
うに設けられた開口部を介して配線パッドと部品の端子
を接続する配線とを有する。また、多層配線板において
、搭載する部品を多層配線板の上下に配設する。
【0007】
【作用】本発明は部品接続用の配線パッドを配線層の下
層位置若しくは、配線層上に形成する。ここで、配線層
の下層位置に配線パッドを設けた場合に、その層より上
層の絶縁層又は金属層を除去し開口部を設け、直接的に
配線層上に搭載すべき部品の端子と配線層の内層にある
配線とを接続することを最も主要な特徴とする。従来の
技術での表面層の部品接続用の配線パッドと内層の配線
とを接続するスルーホールを用いずに配線層の内層に設
けられる配線と搭載すべき部品とを接続できる。これに
より配線の容量及び、電気的な不連続がなくなるので、
高速信号の歪が少なくなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の構成図である。 同図中、図6と同一構成部分には同一符号を付す。本実
施例の構成は部品接続用のパッド1、配線2、表面実装
部品のリード3、多層配線板の絶縁層4、多層配線板の
金属層5、部品本体7、絶縁層・金属層を除去した開口
部8よりなる。
【0009】本実施例は部品本体7と配線2を接続させ
るためのリード3が部品接続用のパッド1上に設けられ
ている。部品接続用のパッド1は多層配線板の絶縁層4
より直接配線2に延設され、接続されている。これは本
来、配線層の表面に設けられる部品接続用のパッド1及
び、表面実装部品のリード3を部品接続用のパッド1上
の絶縁層4及び、金属層5を除去することにより開口部
8を設けることにより、パッド1及びリード3は開口部
8を介して露出する状態で、配設され、パッド1と配線
2が接続される。従って、配線層の内層に配してある配
線2は従来のスルーホール6が無くとも部品接続用の配
線パッド1と電気的に接続される。
【0010】図2は従来の構造と本発明の構造による電
気信号の比較を示すグラフである。同図中,aは本発明
の構成の場合の信号を示し、bは従来の構成の場合の信
号を示し、cは入力波形を示す。ここでは、高速回路の
配線の電気特性を高い精度で模擬できる分布常数回路網
解析を用いて解析した例を示す。通常、高速回路におい
ては電気特性の劣化を極力避けるために配線を短く構成
することが行われている。
【0011】図3は図2におけるシミュレーション時の
配線を示す。同図(A)は本発明を適用した場合の配線
であり5cmの配線に、スルーホールを設けていない状
態を示している。同図(B)は従来の配線であり、配線
はスルーホール間を3cmとし、その両端付近にスルー
ホール30、31が2個形成されており、それぞれのス
ルーホールから1cmずつ配線されている状態を示す。 図3の(B)に示す構成の場合には図2(b)に示す信
号の波形の歪が(a)に示す本発明の構成の波形と較べ
て大きい。このように、スルーホールを用いなくとも配
線層の内層に形成された配線2とを電気的に接続でき、
さらに、信号の波形歪も従来のスルーホールを用いた場
合よりも明らかに小さくなっている。即ち、本発明では
スルーホールによる静電容量やインダクタンスが無くな
るため、配線の電気的負荷が軽減される。
【0012】次に本発明の第2実施例について説明する
。図4は本発明の第2実施例の構成を示す。同図中、図
1と同一構成部分には同一符号を付す。同図の構成は絶
縁層4が3層になっており、さらに、配線パッド1及び
、リード3は配線層の3か所に設けてあり、配線パッド
11 及び配線パッド12 はそれらの配線パッドが設
けてある位置より上層の部分を除去されて形成された開
口部8に設けられる。従って、配線パッド11 及び配
線パッド12 は開口部8を介して露出されている。ま
た、配線パッド13のみが配線層の表面層に設けられて
いる。
【0013】このうち絶縁層及び金属層を除去した開口
部分が最も深いのは配線パッド11 の設置位置であり
、配線パッド11 を設けた層以上の部分を除去する。 次に開口部分が深いのは配線パッド12 であり、配線
パッド13 は表面層上に設置されている。部品接続用
の配線パッド11 は第1層41 の位置に設けられ、
第1層41 と第2層42 の間より延設されている配
線21 に接続される。部品接続用の配線パッド12 
は第2層42 の位置に設けられ、第2層42 と第3
層43 の間より延設されている配線22 に接続され
る。部品接続用の配線パッド13 は第3層43 上に
設けられ、第3層43 上に延設されている配線23 
に接続される。
【0014】同図の例は3層の場合を示したが、多層に
なる程、絶縁層の除去が困難になる。しかし、多層の絶
縁層の場合はスルーホールの形成においても同時に困難
となるのと同等であるが、スルーホールの形成の場合は
スルーホール長が長くなるに従い、電気特性の劣化が大
きくなるのに比較して、本発明を適用した場合には電気
特性の劣化は殆どない。本実施例のようにどの層に配線
がされていても本方法で部品接続用の配線パッド1を形
成すれば配線2と部品本体7を接続することが可能であ
る。
【0015】さらに、本発明の第3実施例について説明
する。図5は本発明の第3実施例の構成を示す。同図は
第3実施例を説明するための多層配線板の断面図であり
、図1と同一構成部分には同一符号を付す。本実施例の
構成は部品接続用パッド1、配線2、表面実装部品のリ
ード3、多層配線板の絶縁層4、多層配線板の金属層5
、部品本体7よりなる。本実施例は部品本体7を絶縁層
4の上下に配し、それぞれ部品接続用パッド1により配
線2に接続されている。このように部品を多層配線板の
どちらの側にも取り付けられることが可能である。また
、本発明の部品接続用の配線パッド1が表面実装部品の
両面に設置可能であるという特徴を損なわない。
【0016】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、搭載すべ
き部品と配線をスルーホールを用いずに配線層に開口部
を設け、配線パッドを露出した状態になり、配線層の表
面層上に設置されていた状態と同様の作用があり、これ
と、配線を接続するため、配線の容量及び電気的な不連
続がなくなる。これにより、高速信号の歪を少なくする
ことができるので回路動作の高速化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】従来の構造と本発明の構造による電気信号波形
の比較を示すグラフである。
【図3】図2におけるシミュレーション時の配線を示す
図である。
【図4】本発明の第2実施例の構成図である。
【図5】本発明の第3実施例の構成図である。
【図6】従来の多層配線板の構成図である。
【符号の説明】
1  部品接続用の配線パッド 2  配線 3  リード 4  絶縁層 5  金属層 6  スルーホール 7  部品本体 8  開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  配線層となる絶縁層を多層に重ねて構
    成された多層配線板において、前記多層配線板の表面に
    搭載する部品の端子と、前記多層配線板内部の配線層に
    設けられた配線パッドと、前記配線パッドが露出するよ
    うに設けられた開口部を介して前記配線パッドと前記部
    品の端子を接続する配線とを有することを特徴とする高
    速回路用多層配線板。
  2. 【請求項2】  前記多層配線板において、前記搭載す
    る部品を前記多層配線板の上下に配設することを特徴と
    する請求項1記載の高速回路用多層配線板。
JP3121444A 1991-05-27 1991-05-27 高速回路用多層配線板 Pending JPH04349698A (ja)

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JP3121444A JPH04349698A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 高速回路用多層配線板

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