JPH04349009A - 水陸両用車両 - Google Patents

水陸両用車両

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Publication number
JPH04349009A
JPH04349009A JP1109591A JP1109591A JPH04349009A JP H04349009 A JPH04349009 A JP H04349009A JP 1109591 A JP1109591 A JP 1109591A JP 1109591 A JP1109591 A JP 1109591A JP H04349009 A JPH04349009 A JP H04349009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hull
cover member
tire house
wheel
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1109591A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Inoue
井上 信昭
Naomichi Sasa
佐々 直道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP1109591A priority Critical patent/JPH04349009A/ja
Publication of JPH04349009A publication Critical patent/JPH04349009A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水上走行時に上昇位置
される車輪を有した水陸両用車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水陸両用車両においては、水上走行時に
車輪を引き上げて水の抵抗を少なくするようにしたもの
が提案されている(特開昭63−2712号公報、他)
【0003】図9に示すように、この水陸両用車両は、
艇体1の下部に備えられた陸上走行用の車輪2,3に、
回動自在のアーム4等を有した車輪移動機構5が設けら
れて構成されており、運転席6に備えた操作ハンドル7
を動かすことで、図中二点鎖線にて示したように、車輪
2,3を上昇させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の水陸両用車両にあっては、突出していた車輪2,3を
艇体1のタイヤハウス内に引き上げることで、車輪2,
3による水抵抗を減少させることはできても、そのタイ
ヤハウスは水中に露出されたままであり、これによって
生ずる水の抵抗が、円滑な水上走行を妨げるという問題
があった。
【0005】そこで本発明は、上記事情に鑑み、タイヤ
ハウスによる水の抵抗を減少できる水陸両用車両を提供
すべく創案されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水上走行時に
上昇される車輪を格納するタイヤハウスの外側部に、上
記車輪を密閉状に覆うと共に艇体の側方へ展開可能なカ
バ部材を設けたものである。
【0007】
【作用】上記構成によって、カバ部材は、水上走行時に
タイヤハウスを水から遮断することで、その抵抗を減少
させる。また陸上走行時には、艇体の側方へ展開される
ことで、車輪の下降を妨げない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。
【0009】図1及び図2は、本発明に係わる水陸両用
車両の第一の実施例を示したものである。
【0010】この水陸両用車両は、水上走行時に上昇さ
れる車輪11を格納するタイヤハウス12の外側部13
に、車輪11を密閉状に覆うと共に艇体14の側方Sへ
展開可能なカバ部材15が設けられて構成されている。
【0011】車輪11は、昇降機構となる懸架装置16
を介して艇体14の下部に設けられている。この懸架装
置16は、車軸(符号17で位置のみ示す)の下方にて
車輪11を適宜支持するロアリンク18と、弓状のリー
フスプリング19の両端部に自在継手20を介して支持
され他端が車輪11に固定された支持杆21とで構成さ
れ、リーフスプリング19は、その長手軸A廻りに回動
可能に形成されている。ロアリンク18は、基部22が
艇体14に、先端部23が車輪11にそれぞれ枢支され
、基部22に設けられた回動軸24廻りに揺動できるよ
うになっている。そして、リーフスプリング19をアク
チュエータ(図示せず)によって回動させ、下方に凸の
状態にすることで車輪11を上昇させ、上方に凸の状態
にすることで(図1中二点鎖線にて示す)車輪11を下
降させるようになっている。
【0012】タイヤハウス12は、艇体14の側部を実
質的に形成する外側板25と、その内側及び車輪11の
前後に適宜屈折されて形成された仕切板26とで区画さ
れている。そして、外側板25に適宜成形された切欠に
よって、側方及び下方に臨む開口部27が形成されてお
り、車輪11が艇体14の下方へ突出できるようになっ
ている。
【0013】そしてカバ部材15は、車輪11の側方な
いし下方、及び前後を覆うように形成された箱部28と
、箱部28の一側から平板状に延出された接合部29と
で成り、箱部28の周縁30には、カバ部材15を外側
板25に着脱自在に取り付けるためのトーションバー3
1が設けられている。
【0014】箱部28の側方及び下方を区画形成する外
壁32は、接合部29が仕切板26の外壁に接合された
ときに、タイヤハウス12の開口部27に完全に嵌まり
、しかもその周囲の外側板25と段差のない状態となる
ように適宜成形されている。また接合部29の内壁には
、仕切板26と密着して接合できるように、シール(リ
ップシール)33が設けられている。
【0015】トーションバー31は、L字状に箱部28
の周縁30に沿って対向するように二本形成され、接合
部29の位置と反対側で重なるように延長されている。 それぞれのトーションバー31の一端34は周縁30に
固定され、他端35は箱部28の前後を区画する外壁3
6の頂部から外方に突出されている。この突出端には断
面が四角形のピン37が取り付けられ、タイヤハウス1
2の前後側の仕切板38に形成された取付穴(四角穴)
39に嵌入されるようになっている。また周縁30の外
側位置には、トーションバー31のスライドを許容しつ
つ拘束するガイド40が取り付けられている。
【0016】従って図3及び図4に示すように、トーシ
ョンバー31のピン37が取付穴39に嵌め合わされる
ことで、カバ部材15がこのトーションバー31を回動
軸として艇体14に支持されることになる。またトーシ
ョンバー31が固定端側にスライドされると、ピン37
が箱部28側に没入して嵌合が解除されることとなり、
着脱が可能な状態となるものである。
【0017】またこの他、接合部29に近い周縁30の
位置にはボルト穴41が形成されており、艇体14の内
部から延長されている操作ワイヤ42の先端に取り付け
られたボルト43に螺合するようになっている。即ち、
カバ部材15が艇体14に展開自在に支持された状態で
、操作ワイヤ42にて引っ張られることで艇体14の内
方へと展開移動して、車輪11を覆うと共にタイヤハウ
ス12を実質的に閉塞するようになっている。
【0018】次に第一の実施例の作用を説明する。
【0019】水上走行を行うに際して、艇体14が水に
入る以前に、ガイド部材15のトーションバー31を撓
ませてピン37を引き込んでおき、タイヤハウス12の
開口部27に嵌め込んだ後、ピン37を取付穴39に嵌
入させる。これでカバ部材15は展開した状態で、艇体
14に取り付けられる。また、艇体14から伸びている
操作ワイヤ42のボルト43を、ボルト穴41に螺合さ
せる。
【0020】そして艇体14が水に入る時点で、アクチ
ュエータを作動させて懸架装置16のリーフスプリング
19を下に凸の状態になるように回転させ、車輪11を
タイヤハウス12内に引き上げる。
【0021】次に、操作ワイヤ42を引っ張ってカバ部
材15を内方に展開移動させ、その接合部29を仕切板
26の端部に密着させる。この時カバ部材15は、図1
に示したように、最も内側の点(箱部28の側端)Pに
おいてもその展開軌道Bが車輪11の外方を通ることと
なり、車輪11と接触することがない。これで、車輪1
1はタイヤハウス12内に格納され、カバ部材15に覆
われた状態となる。
【0022】また陸上走行に移る際は、操作ワイヤ42
を緩めてトーションバー31の復元力によりカバ部材1
5を艇体14の側方へと展開させ、タイヤハウス12の
開口部27を開放させてから、リーフスプリング19の
回動によって車輪11を艇体14の下方へと突出させ、
陸上走行の姿勢とする。
【0023】このように、上昇された車輪11を格納す
るタイヤハウス12に、外側板25と一連の形状となる
カバ部材15を、トーションバー31を回動軸にして展
開可能に取り付け、操作ワイヤ42の操作にてタイヤハ
ウス12を閉塞するようにしたので、タイヤハウス12
を確実に水から遮断することができ、その抵抗を無くす
ることができる。
【0024】そして、カバ部材15の適正な取り付けが
簡単にできるので、艇体14と略一体の形状にてタイヤ
ハウス12を閉塞させることができ、水上において円滑
な航走が実現できる。
【0025】また本実施例にあっては、カバ部材15を
箱形としたので、剛性を高くでき、軽量でしかも水圧等
に対抗できる充分な強度を有したカバ部材15とするこ
とができる。
【0026】なお、本実施例ではトーションバー31を
撓ませてカバ部材15を着脱させるものとしたが、トー
ションバー31の突出端にスプリングを設けて、ピン3
7を外方に付勢した状態としておき、着脱の際にそのス
プリングに抗してピン37を没入させる構成としてもよ
い。
【0027】次に、図5及び図6によって、本発明の第
二の実施例を説明する。
【0028】この実施例では、前記第一の実施例と同様
な形状のカバ部材51を、ボルトにて艇体14に取り付
けるように構成している。
【0029】即ち、外側板25の切欠上部にはボルト穴
52を有した取付部53が形成されており、カバ部材5
1の箱部54上端には、その取付部53に接合すると共
にトーションバー55を回動軸としたヒンジを構成する
取付板56が設けられている。またタイヤハウス12の
開口部27の内方位置には、カバ部材51の箱部54及
び接合部57の周縁に形成されたシール部58に突き合
わされるシール板53が形成されている。
【0030】図7に示すように、取付部53は、取付板
56の部材厚さの分だけ外側板25から窪まされ、その
内壁にボルト穴52となるナット59及びキャップ60
が取り付けられている。
【0031】またカバ部材51と操作ワイヤ42とを係
止させるものとして、操作ワイヤ42の先端にはフック
61が、接合部57の内側にはそのフック61に引っ掛
けられるリング金具62がそれぞれ取り付けられている
。またシール板53の内周側近傍には、カバ部材51が
操作ワイヤ42により内方に引っ張られたときに、フッ
ク61に係合して、過度な引張を防止するためのストッ
パ63が設けられている。
【0032】このように構成することで、ボルト64に
よりカバ部材51の取付板56と艇体14の取付部53
とを締結接合させることにより、展開可能なカバ部材1
5をタイヤハウス12の所定位置に取り付けることがで
きる。また取付構造と展開構造とを別にしたことで、こ
れら機能の信頼性及び耐久性を増加させることができる
【0033】その他の構成及び作用効果は、前記第一の
実施例と同様であるので省略する。
【0034】なお以上の実施例においては、操作ワイヤ
42を引っ張るための構成については省略しているが、
その操作が運転席にて容易に行い得るようにすることが
望ましい。具体的には、例えば図8に示すように、左右
両側に振り分けた一本の操作ワイヤ42を複数のガイド
71によって適当な経路に拘束しておき、艇体の中央位
置において、巻取用ワイヤ72の端部に取り付けた金具
73を操作ワイヤ42に係合させ、巻取リール74を適
宜回転させて巻取用ワイヤ72を巻き取り或いは巻き出
すことにより、操作ワイヤ42を引っ張る、或いは繰り
出すように構成すればよい。
【0035】また、カバ部材15,51の艇体14側方
への展開は、トーションバー31,55の復元力によっ
て為されるものであるが、これを補助するものとしてア
クチェータ或いはモータを連結させるようにしてもよい
【0036】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0037】水上走行時に上昇される車輪を格納するタ
イヤハウスの外側部に、車輪を密閉状に覆うと共に艇体
の側方へ展開可能なカバ部材を設けたので、確実にタイ
ヤハウスを水から遮断することができ、その抵抗を無く
して水上走行を円滑にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる水陸両用車両の第一の実施例を
示した断面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】図2の要部を示した正面図である。
【図4】図3の作用を説明するための正面図である。
【図5】本発明の第二の実施例の艇体側を示した斜視図
である。
【図6】本発明の第二の実施例のカバ部材を示した斜視
図である。
【図7】図5及び図6の要部を示した部分破断斜視図で
ある。
【図8】本発明の実施例における操作ワイヤを示した構
成図である。
【図9】従来の水陸両用車両を示した側面図である。
【符号の説明】
11  車輪 12  タイヤハウス 13  外側部 14  艇体 15  カバ部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  水上走行時に上昇される車輪を格納す
    るタイヤハウスの外側部に、上記車輪を密閉状に覆うと
    共に艇体の側方へ展開可能なカバ部材を設けたことを特
    徴とする水陸両用車両。
JP1109591A 1991-01-31 1991-01-31 水陸両用車両 Pending JPH04349009A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1109591A JPH04349009A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 水陸両用車両

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JP1109591A JPH04349009A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 水陸両用車両

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JP1109591A Pending JPH04349009A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 水陸両用車両

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JP (1) JPH04349009A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2419326A (en) * 2004-10-22 2006-04-26 Gibbs Tech Ltd Amphibious vehicles with retractable wheels
USD804990S1 (en) 2012-10-13 2017-12-12 Gibbs Technologies Limited Amphibious vehicle

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006043043A1 (en) * 2004-10-22 2006-04-27 Gibbs Technologies Ltd Amphibious vehicles with retractable wheels
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