JPH0434796Y2 - - Google Patents

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JPH0434796Y2
JPH0434796Y2 JP1987150597U JP15059787U JPH0434796Y2 JP H0434796 Y2 JPH0434796 Y2 JP H0434796Y2 JP 1987150597 U JP1987150597 U JP 1987150597U JP 15059787 U JP15059787 U JP 15059787U JP H0434796 Y2 JPH0434796 Y2 JP H0434796Y2
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JP
Japan
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trim
frame
rod member
convex portion
seat
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JP1987150597U
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JPS6454899U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用シートのトリム端末係止構造
に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、自動車用シートにおいては、第7図及び
第8図に示すように、シートクツシヨンフレーム
1の下面にシートスライダー固定用の凸部1aが
設けられる一方、上記フレーム1を覆うトリム2
の下部をフレーム1の下方に折り込んで、その端
末2aに設けられたロツド部材3をフレーム1の
内端部に止着して、トリム2に張りを与えるトリ
ム端末の係止構造が採用されている。
この場合、上記トリム2の端末2aには、凸部
1aの逃がし用穴2bを明ける必要がある。
ところが、トリム2に張りを与えた状態でロツ
ド部材3をフレーム1に止着するものであるか
ら、トリム2に逃がし用穴2bが明けられた部分
のロツド部材3は、フレーム1に止着できず、ト
リム2の張り反力で引つ張られて、第8図に示し
たようにフレーム1の凸部1aよりも浮き上り、
シートスライダーを凸部1aに当てがつて固定す
る際に邪魔となり、シートスライダーの組付け性
が悪化するという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、トリム端末のロツド部材の浮き上り
を有効に防止して、スライダーの組付け性の向上
を図ることを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、シートクツシヨンフレーム
を覆うトリムの下部をフレームの下方に折り込ん
で、その端末に取付けられたロツド部材を、フレ
ームの内端部に止着して、トリムに張りを与える
トリム端末の係止構造において、上記フレームの
下面にシートスライダー固定用の凸部が設けら
れ、上記トリムの端末に上記凸部の逃がし用穴が
明けられ、該凸部には、逃がし用穴が明けられた
部分のロツド部材を係止して、ロツド部材の浮き
上りを防止する係止爪が一体的に設けられている
ことを特徴とするものである。
(考案の作用・効果) 本考案は、フレームの凸部に、トリムの逃がし
用孔が明けられた部分のロツド部材を係止する係
止爪を一体的に設けたものである。
したがつて、ロツド部材の浮き上りは係止爪で
防止されるので、シートスライダーの組付け時
に、浮き上つたロツド部材が邪魔するということ
がなくなり、シートスライダーの組付け性が向上
する。
また、フレームの凸部に係止爪を一体的に設け
ればよく、構造が簡単でコストアツプになること
もない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第5図及び第6図に示すように、自動車用シー
トのシートクツシヨンフレーム11を覆うトリム
12の下部がフレーム11の下方に折り込まれ
て、その端末12aに取付けられたロツド部材
(ソリツド)13がフレーム11の内端部の小孔
11aにリング14で止着されて、トリム12に
張りを与えるようになつている。
そして、フレーム1の下面には、シートスライ
ダー(アツパーレール)15を固定するための凸
部11bが設けられ、上記トリム12の端末12
aには、凸部11bの逃がし用穴12bが明けら
れている。
第1図にも示すように、上記フレーム11の凸
部11bの内縁部には、上記逃がし用穴12bが
明けられた部分のロツド部材13を係止する係止
爪11cが一体的に設けられている。
上記のような構成であれば、シートクツシヨン
の組付けに際しては、トリム12の下部をフレー
ム11の下方に折り込んで、逃がし用穴12b部
分のロツド部材13をオーバハングさせながら係
止爪11cに係止するとともに、他の部分のロツ
ド部材13をフレーム11の小孔11aにリング
14で止着する。
このように、逃がし用穴12b部分のロツド部
材13が係止爪11cに係止されるので、この部
分のロツド部材13の浮き上りが未然に防止さ
れ、シートスライダー15の組付け性が向上す
る。
また、先に逃がし用穴12b部分のロツド部材
13を係止爪11cに係止することで、トリム1
2を張つた状態で仮係止することができ、リング
14による止着作業が楽に行なえる。
上記実施例は、フレーム11の凸部11bに1
本の係止爪11cを設けただけであつたが、第2
図及び第3図に示すように、フレーム11の凸部
11bの両側に2本の上係止爪11d,11dを
設けるとともに、その中間位置に下方へL字状に
折曲させた1本の下係止爪11eを設けると、ロ
ツド部材13を上、下係止爪11d,11d,1
1eの間に挟み込むことができ、ロツド部材13
の係止がより確実となる。
さらに、第4図に示すように、第1図の係止爪
11cまたは第2図の上係止爪11d,11dの
先端部を下方へ折曲させると、ロツド部材13が
抜け止めされるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る浮き上り防止構造の第1
実施例の斜視図、第2図は第2実施例の斜視図、
第3図は第2図の正面図、第4図は変形例の側面
図、第5図はシートクツシヨンの底面側分解斜視
図、第6図はシートクツシヨンの要部断面図、第
7図はトリムの逃がし用穴部分の斜視図、第8図
は従来のロツド部材の浮き上り状態を示す斜視図
である。 11……シートクツシヨン、11b……凸部、
11c,11d,11e……係止爪、12……ト
リム、12a……端末、12b……逃がし用穴、
13……ロツド部材、15……シートスライダ
ー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートクツシヨンフレームを覆うトリムの下部
    をフレームの下方に折り込んで、その端末に取付
    けられたロツド部材を、フレームの内端部に止着
    して、トリムに張りを与えるトリム端末の係止構
    造において、 上記フレームの下面にシートスライダー固定用
    の凸部が設けられ、上記トリムの端末に上記凸部
    の逃がし用穴が明けられ、該凸部には、逃がし用
    穴が明けられた部分のロツド部材を係止して、ロ
    ツド部材の浮き上りを防止する係止爪が一体的に
    設けられていることを特徴とする自動車用シート
    のトリム端末係止構造。
JP1987150597U 1987-09-30 1987-09-30 Expired JPH0434796Y2 (ja)

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JP1987150597U JPH0434796Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JP1987150597U JPH0434796Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JPS6454899U JPS6454899U (ja) 1989-04-04
JPH0434796Y2 true JPH0434796Y2 (ja) 1992-08-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6235600B2 (ja) * 1982-03-30 1987-08-03 Boeicho Gijutsu Kenkyu Honbucho

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0330080Y2 (ja) * 1985-08-22 1991-06-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6235600B2 (ja) * 1982-03-30 1987-08-03 Boeicho Gijutsu Kenkyu Honbucho

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JPS6454899U (ja) 1989-04-04

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