JPH04347791A - プリペイドカード発行システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、額面の金額をプリペイ
ドカードに書き込んでこれを発行するシステムに関する
。

【０００２】プリペイドカードを発行する業者（会社，
企業，小売店など）には額面の書き込まれていないカー
ド媒体（プリペイドカード）が提供され、それら業者の
側でカード媒体の磁気記録部に適切な額面（金額）がこ
の種のシステムを用いて書き込まれる。

【０００３】

【従来の技術】この種のシステムはプリペイドカードの
発行機とその制御を行なうコントローラで構成されてお
り、提供されたカード媒体はカード発行機のホッパに一
定量セットされる。

【０００４】それらカードの表面にはデザイン印刷でカ
ードの額面が表記されており、裏面の磁気記録部はカー
ド額面の金額が書き込まれていない状態とされている。

【０００５】そして、コントローラにカードの発行金額
が入力されてその金額がカード発行機に通知されると、
ホッパからカード媒体を取り出して入力された金額をこ
のカード媒体の磁気記録部に書き込む動作が繰り返され
る（ただし、複数の種類のカード媒体がセットされるシ
ステムの場合には、目的のカード媒体が番号などで指定
される）。

【０００６】ところがコントローラに入力された金額が
誤っていた場合、カード表面に表記されていた金額とカ
ード裏面に書き込まれた実際の額面とが不一致となる。

【０００７】そこで従来においては、カードの発行後に
残高照会を行なうことにより、正しい金額がカード媒体
に書き込まれたか否かをチェックしていた。

【０００８】また、入力された金額を媒体裏面へ印刷す
るシステムの場合には、その金額と媒体表面に表記され
ていた金額とが一致するか否かを、一枚ずつチェックし
ていた。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来にお
いては、正しい額面がカード媒体に書き込まれたか否か
をチェックする作業に誤りが生じ、かつ、その作業に時
間を費していた。

【００１０】本発明は上記従来の事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、プリペイドカードの発行処理
を誤りなくしかも効率良く行なうことが可能となるシス
テムを提供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかるシステムは図１のように構成されて
いる。

【００１２】同図の発行金額入力手段１２はプリペイド
カード１０の発行金額を入力し、また、印刷金額読取手
段１４はプリペイドカード１０に印刷されていた金額を
読み取る。

【００１３】そして、金額一致判定手段１６は入力され
た金額と読み取られた金額との一致判定を行ない、発行
禁止手段１８は両金額の不一致を示す判定結果が得られ
たときにプリペイドカード１０の発行を禁止（リジェク
ト）し、入力金額書込手段２０は両金額の一致を示す判
定結果が得られたときにプリペイドカード１０へその額
面（入力された金額）を書き込む。

【００１４】

【作用】本発明では、プリペイドカード１０から読み取
った正規の額面を用いて入力された金額をチェックし、
誤った金額が入力されたときにプリペイドカード１０の
発行を禁止する処理が自動化される。

【００１５】

【実施例】以下、図面に基づいて本発明にかかるプリペ
イドカード発行システムの好適な実施例を説明する。

【００１６】図２には実施例の構成が示されており、こ
のシステムはカード発行機２２とそのコントローラ２４
で構成されている。

【００１７】同図のカード発行機２２にはホッパ２６が
設けられており、そのホッパ２６に一定量のプリペイド
カード１０（額面が書き込まれていないもの）がセット
される。

【００１８】図３にはホッパ２６へセットされるプリペ
イドカード１０の表面が示されており、その表面にはデ
ザイン印刷が行なわれ、この印刷でプリペイドカード１
０の額面が表記される。

【００１９】また図４にはプリペイドカード１０の裏面
が示されており、その裏面は磁気記録面とされている。

【００２０】この磁気記録面にはＩＲ（ＩＮＦＲＡＲＥ
Ｄ）コードが不正使用防止のために予め印刷されており
、そのＩＲコードにはプリぺイドカード１０の額面を示
す金額情報が含まれている。

【００２１】図５においては本実施例の作用がフローチ
ャートで説明されており、各プリペイドカード１０へ書
き込むべき金額（額面）がコントローラ２４の入力部２
８から処理部３０に入力される（ステップ５００）。

【００２２】そして、入力金額が表示部３２で表示され
てその確認が行なわれると（ステップ５０２）、この入
力金額が処理部３０からカード発行機２２の処理部３４
へ通知される（ステップ５０４）。

【００２３】カード発行機２２においては、入力金額が
通知されたときにホッパ２６の制御が行われてこのホッ
パ２６からプリペイドカード１０が１枚取り出され（ス
テップ５０６）、カード裏面のＩＲコード部分よりカー
ド額面の金額情報が読取部３６で読み取られる（ステッ
プ５０８）。

【００２４】その読取金額はコントローラ２４から通知
された入力金額と判定部３８において比較され（ステッ
プ５１０）、両金額が一致しなかった場合（ステップ５
１２でＮＯ）には、ホッパ２６から取り出されたプリペ
イドカード１０がリジェクトスタッカ４０へ排出され（
ステップ５１４）、入力金額のエラーがコントローラ２
４に通知される（ステップ５１６）。

【００２５】また、コントローラ２４から通知された入
力金額とプリペイドカード１０から読み取った金額とが
一致した場合（ステップ５１２でＹＥＳ）には、プリペ
イドカード１０が書込部４２に送られる（ステップ５１
８）。

【００２６】書込部４２ではコントローラ２４から通知
された金額をプリペイドカード１０の磁気記録面へ書き
込む処理とその金額を図４のようにカード裏面へ印刷す
る処理が行なわれ（ステップ５２０）、これらの処理が
行なわれたプリペイドカード１０は発行すべきものとし
てスタッカ４４に格納される（ステップ５２２）。

【００２７】さらに規定枚数分のプリペイドカード１０
をスタッカ４４に格納したか否かが判断され（ステップ
５２４）、その枚数分を格納していないことが確認され
たとき（ステップ５２４でＮＯ）には、ホッパ２６から
次のプリペイドカード１０が取り出されて上述と同様な
処理が繰り返される（ステップ５０６．．．）。

【００２８】なお、額面の異なるプリペイドカード１０
が混入していた場合にも、そのプリペイドカード１０が
取り出されたときにエラーがコントローラ２４に通知さ
れ、処理が異常終了となる（ステップ５１６）。

【００２９】以上説明したように本実施例によれば、入
力金額のチェックとその金額の誤入力時におけるカード
リジェクトが自動的に行なわれるので、プリペイドカー
ド業を誤りなくしかも効率良く発行ことが可能となる。

【００３０】なお、プリペイドカード１０にバーコード
でその額面を印刷してこれを読み取るようにシステムを
構成し、また、プリペイドカード１０に数字などで印刷
表記されていた額面をＯＣＲ装置によって読み取るよう
にシステムを構成することも可能である。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リペイドカードを自動発行できるので、その処理を誤り
なくしかも効率良く行なうことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】発明の原理説明図である。

【図２】実施例の構成説明図である。

【図３】プリペイドカードの表面説明図である。

【図４】プリペイドカードの裏面説明図である。

【図５】実施例の作用を説明するフローチャートである
。

【符号の説明】

１０　プリペイドカード ２２　カード発行機 ２４　コントローラ ２６　ホッパ ２８　入力部 ３０　処理部 ３２　表示部 ３４　処理部 ３６　読取部 ３８　　判定部 ４０　　リジェクトスタッカ ４２　　書込部 ４４　　スタッカ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　プリペイドカード（１０）の発行金額
   を入力する発行金額入力手段（１２）と、プリペイドカ
   ード（１０）に印刷されていた金額を読み取る印刷金額
   読取手段（１４）と、入力された金額と読み取られた金
   額との一致判定を行なう金額一致判定手段（１６）と、
   両金額の不一致を示す判定結果が得られたときにプリペ
   イドカード（１０）の発行を禁止する発行禁止手段（１
   ８）と、両金額の一致を示す判定結果が得られたときに
   プリペイドカード（１０）へ入力金額を書き込む入力金
   額書込手段（２０）と、を有する、ことを特徴としたプ
   リペイドカード発行システム。