JPH04347513A - ケーブルラック敷設工法 - Google Patents

ケーブルラック敷設工法

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Publication number
JPH04347513A
JPH04347513A JP3146662A JP14666291A JPH04347513A JP H04347513 A JPH04347513 A JP H04347513A JP 3146662 A JP3146662 A JP 3146662A JP 14666291 A JP14666291 A JP 14666291A JP H04347513 A JPH04347513 A JP H04347513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
cable
cable rack
racks
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP3146662A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhide Mizuno
水野 立英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
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Publication of JPH04347513A publication Critical patent/JPH04347513A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物のEPS内に敷設
する電気設備工事用のケーブルラック敷設工法に関する
【0002】
【従来の技術】建築物のEPS内に電気設備工事用のケ
ーブルラックを敷設する工法として、従来、下記の工法
が採用されている。この工法は、建築物の最下階から最
上階までの各階の床面にケーブルラックが貫通可能な貫
通孔を設ける。そして、クレーン等の揚重機を用いてケ
ーブルラックの資材を各階に搬入し、各階の配線工事等
の進捗状況に応じて、その都度、作業員が各階でケーブ
ルラックを上記貫通孔を貫通するように接続して固定し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のケーブルラック敷設工法では、予め、ケーブルラッ
クを各階に運搬しておく必要があるため、資材の揚重や
場内の運搬に手間がかかるとともに、各階にケーブルラ
ックを保管する保管場所を確保する必要があった。また
各階の工事の進捗状態に応じて、ケーブルラックを接続
して固定しなければならないため、その都度他階の作業
員が作業階へ移動しなければならず、手間がかかるとと
もに、ケーブルラックを最上階から最下階まで各階の床
面に設けた貫通孔を介して垂直に接続させるには、かな
りの施工精度が必要であった。このように、従来のケー
ブルラックを敷設するには、手間と段取りが必要であっ
た。
【0004】そこで本発明は、ケーブルラックを最下階
で連結して、これを最上階まで次々に吊り上げることに
より、各階へのケーブルラックの搬入、並びに、各階で
のケーブルラックの接続作業を省略することができるケ
ーブルラック敷設工法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物のEPS
内に敷設する電気設備工事用のケーブルラック敷設工法
であって、上記目的を達成したものである。この方法は
、建物のEPS内に敷設する電気設備工事用のケーブル
ラック敷設工法であって、建物の各階の床部に貫通孔を
設けるとともに、各階の床部貫通孔に貫通枠を設け、上
記貫通孔の上側の最上階のスラブにC型チャンネル材を
設けるとともに、同C型チャンネル材に吊り滑車を摺動
可能に設け、最上階の床面に巻揚機を設けてその吊りワ
イヤーを吊滑車を介して上記貫通枠内を上下動可能な吊
り具に連結し、最下階において上記吊り具にケーブルラ
ックを連結して巻揚機により吊り上げ、続いて複数のケ
ーブルラックを次々に直列状に連結して、同ケーブルラ
ックを最上階まで順次吊り上げるようにしたことである
。なお、吊り具は、一対のL字状支持部材の各水平部が
ケーブルラックの幅に応じて左右にスライド可能に連結
されているのが望ましい。
【0006】
【作用】本発明のケーブルラック敷設方法では、巻揚機
を駆動させて吊り具を建築物の各階の床部に設けた貫通
孔を介して最下階に降下させ、最下階において、この吊
り具に複数のケーブルラックを次々に直列状に連結させ
ながら、これらを巻揚機で巻上げれば、各ケーブルラッ
クが最下階から最上階へ順次吊り上げられる。この際、
吊り滑車はC型チャンネル材上を水平移動するため、ケ
ーブルラックが吊り具に傾いた状態に取付られても、ケ
ーブルラックの重量によって吊り滑車がケーブルラック
のセンターに移動するので、各ケーブルラックが垂直状
態に保持される。また、各階の貫通孔に設けた貫通枠に
より、ケーブルラックが上方に上昇する際に双方が損傷
するのが防止される。さらに、吊り具は、一対の支持部
材の重合する水平部が左右に伸縮するので、各種幅のケ
ーブルラックに適用することができる。
【0007】
【実施例】本発明のケーブルラック敷設工法の実施例を
図1〜図3により説明する。本発明のケーブルラック敷
設工法は、図1に示すように、建築物の最下階から最上
階までの各階のEPS内に、ケーブルラック1 が貫通
可能な貫通孔2 が設けられ、各階の床部1 の貫通孔
2 に内部中空の貫通枠3 が嵌合される。貫通枠3 
の内部側壁下部には、ケーブルラック1 と接触する面
がアール型に形成されるとともに、この接触面にゴム4
 を被覆させたケイカル板固定枠5 が設けられ、この
ケイカル板固定枠5 により、ケーブルラック1 を貫
通枠3 に固定することができるとともに、ケーブルラ
ック1 が貫通枠3 内を上方に上昇する際に、双方が
損傷するのが防止されるようになっている。なお、本実
施例では、ケイカル板固定枠5の外周のケーブルラック
1 と接触する面にゴム4 を被覆させることにより、
貫通枠3 とケーブルラック1 とが互いに接触して損
傷するのを防止したが、ケイカル板固定枠5 のケーブ
ルラック1 と接触する面に、図示を省略したゴム製の
ローラーを設けて上記と同じ効果を発しさせてもよい。
【0008】最上階の床部6 に設けた貫通孔2 に対
向する上部スラブ7 には、下面に案内溝8 を有する
断面コ字状のC型チャンネル材9 が、貫通孔2 の長
手方向に向かって設けられる。このC型チャンネル材9
 は、図3に示すように、吊り滑車10がC型チャンネ
ル材9 の案内溝8 に沿って水平方向に摺動できるよ
うに取付られる。また、最上階の貫通孔2 の長手方向
の床部6 上には巻揚機11が設けられ、この巻揚機1
1は、その吊りワイヤー13が上記吊り滑車10を介し
て貫通枠3 内を上下動可能な吊り具12の両端に連結
される。そして、巻揚機11が駆動することにより、吊
り具12は各階の床部に設けた貫通枠3 内を上下に昇
降できるようになっている。
【0009】吊り具12は、図2に示すように、水平部
に長溝14a,14b を有する一対のL字状の支持部
材15a,15b を、これらの水平部を重合させて各
長溝14a,14b 内に2組のボルト16を嵌入し、
各ナット17で締め付けることにより、一対の支持部材
15a,15b を連結した構成であり、これらナット
17を緩めることにより、各支持部材15a,15b 
が左右にスライドしてケーブルラック1 の幅に適合で
きるようになっている。また一対の支持部材15a,1
5b の各鉛直部下端には、例えば2つの貫通孔が設け
られ、これら貫通孔にケーブルラック1 の上端に設け
た貫通孔とボルト18で連結することにより、ケーブル
ラック1 は吊り具12と一体に上記貫通枠3 内を上
方に吊り上げるようになっている。またケーブルラック
1 の下端にも貫通孔が設けられ、この貫通孔に他のケ
ーブルラック1 の上端に設けた貫通孔とボルトで連結
することにより、これらのケーブルラック1,1 は吊
り具12と一体に上昇するようになっている。このよう
に複数のケーブルラック1 を次々に吊り具12に直列
状に接続させて、これらを巻揚機11で順次上昇させる
ことにより、各ケーブルラック1は各階の貫通枠3 を
介して順次上階に吊り上げることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明のケーブルラック敷設工法では、
ケーブルラックの連結作業は、最下階だけで行なうこと
ができるので、各階にケーブルラックの部材を運ぶ必要
がない。またESPに各種ケーブルが混在しても、吊り
滑車を移動して吊り具に再取り付けして利用することが
できるので作業効率が向上するとともに、吊り具に取付
るケーブルラックは、最上階から最下階まで垂直に通し
で敷設できため、施工精度が向上する。さらに、各ケー
ブルラックは連結されて揚重されるため、ケーブルラッ
クの途中階の支持は、従来の工法のように各階毎に支持
する必要がなく、用途やケーブルの数量等に応じて隔階
でも可能である。また、巻揚機の操作は遠隔操作(例え
ばリモコン、無線)を用いて行なうことができるように
すれば、ケーブルラックの揚重時は最下階にいるだけで
各階の状況に対応することができ、近い将来の無人化へ
の1ステップに結び付く。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブルラックの敷設工法の実施例を
示す説明図である。
【図2】本発明のケーブルラックの敷設工法におけるC
型チャンネル材と吊り滑車の取付状態を説明する斜視図
である。
【図3】本発明のケーブルラックの敷設工法の実施状況
を説明する部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1      ケーブルラック 2      貫通孔 3      貫通枠 9      C型チャンネル材 10    吊り滑車 11    巻揚機 12    吊り具 13    吊りワイヤー 15a  支持部材 15b  支持部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物のEPS内に敷設する電気設備工事用
    のケーブルラック敷設工法であって、建物の各階の床部
    に貫通孔を設けるとともに、各階の床部貫通孔に貫通枠
    を設け、上記貫通孔の上側の最上階のスラブにC型チャ
    ンネル材を設けるとともに、同C型チャンネル材に吊り
    滑車を摺動可能に設け、最上階の床面に巻揚機を設けて
    その吊りワイヤーを吊滑車を介して上記貫通枠内を上下
    動可能な吊り具に連結し、最下階において上記吊り具に
    ケーブルラックを連結して巻揚機により吊り上げ、続い
    て複数のケーブルラックを次々に直列状に連結して、同
    ケーブルラックを最上階まで順次吊り上げるようにした
    ことを特徴とするケーブルラック敷設工法。
  2. 【請求項2】吊り具は、一対のL字状支持部材の各水平
    部がケーブルラックの幅に応じて左右にスライド可能に
    連結されている請求項1に記載のケーブルラック敷設工
    法。
JP3146662A 1991-05-22 1991-05-22 ケーブルラック敷設工法 Pending JPH04347513A (ja)

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JP3146662A JPH04347513A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 ケーブルラック敷設工法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108683125A (zh) * 2018-05-04 2018-10-19 黄素兰 建筑用电缆敷设装置
JP2020102967A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 株式会社ブレスト工業研究所 ケーブルラック接続工法及びそれに使用する搬送装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108683125A (zh) * 2018-05-04 2018-10-19 黄素兰 建筑用电缆敷设装置
CN108683125B (zh) * 2018-05-04 2020-07-10 浙江金顶建设有限公司 建筑用电缆敷设装置
JP2020102967A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 株式会社ブレスト工業研究所 ケーブルラック接続工法及びそれに使用する搬送装置

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