JPH04347378A - 可変ポンプ・モータのロッカーカム傾転装置 - Google Patents
可変ポンプ・モータのロッカーカム傾転装置Info
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- JPH04347378A JPH04347378A JP3145312A JP14531291A JPH04347378A JP H04347378 A JPH04347378 A JP H04347378A JP 3145312 A JP3145312 A JP 3145312A JP 14531291 A JP14531291 A JP 14531291A JP H04347378 A JPH04347378 A JP H04347378A
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- port
- pressure oil
- rocker cam
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title abstract 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロッカーカムを揺動し
て、吐出量、つまり容量を可変とする可変ポンプ・モー
タのロッカーカムを傾転する装置に関する。
て、吐出量、つまり容量を可変とする可変ポンプ・モー
タのロッカーカムを傾転する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可変ポンプ・モータは、ハウジング内に
軸とともに回転自在に支承したシリンダーブロックのシ
リンダー孔にピストンを嵌挿してシリンダー室を構成し
、そのピストンをハウジングに支承したロッカーカムに
沿って摺動するピストンシューに連結し、前記シリンダ
ー室を弁板に形成した略半円形の第1・第2ポートを経
て油圧源とタンクとに略180度回転する毎に交互に連
通するようにし、シリンダーブロックの回転によりピス
トンが伸縮して吐出し、吸込みをくりかえすようになり
、ロッカーカムを傾転してその角度を変更することでピ
ストンのストロークが変化して、吐出量を可変とするも
のである。前述のロッカーカムを傾転する装置としては
、例えば実開昭62−169268号公報に示すものが
知られている。つまり、図1に示すように弁板aにおけ
る第1ポートbと第2ポートcとの中間の上死点側に制
御ポートdを形成し、この制御ポートdを2位置切換弁
eで第1・第2ポートb,cの高圧側のポートとタンク
fに連通制御し、制御ポートdに高圧油を供給するとピ
ストンのモーメント着力点A1 がロッカーカム傾転中
心gより上死点寄りとなってロッカーカムを傾転し、制
御ポートdをタンクfに連通するとピストンのモーメン
ト着力点A1 がロッカーカム傾転中心gよりやや下死
点寄りとなってロッカーカムが元の位置に傾転復帰する
ようになる。図2に示す例は制御ポートdを上死点側と
下死点側にそれぞれ形成し、その制御ポートdに2位置
切換弁eで高圧油を供給するようにし、上死点側の制御
ポートdに高圧油を供給すればピストンのモーメント着
力点A1 がロッカーカム傾転中心gより上死点寄りと
なり、下死点側の制御ポートdに高圧油を供給すればピ
ストンのモーメント着力点A1 がロッカーカム傾転中
心gより下死点寄りとなり、これによってロッカーカム
を上死点側、下死点側に傾転するようにしてある。
軸とともに回転自在に支承したシリンダーブロックのシ
リンダー孔にピストンを嵌挿してシリンダー室を構成し
、そのピストンをハウジングに支承したロッカーカムに
沿って摺動するピストンシューに連結し、前記シリンダ
ー室を弁板に形成した略半円形の第1・第2ポートを経
て油圧源とタンクとに略180度回転する毎に交互に連
通するようにし、シリンダーブロックの回転によりピス
トンが伸縮して吐出し、吸込みをくりかえすようになり
、ロッカーカムを傾転してその角度を変更することでピ
ストンのストロークが変化して、吐出量を可変とするも
のである。前述のロッカーカムを傾転する装置としては
、例えば実開昭62−169268号公報に示すものが
知られている。つまり、図1に示すように弁板aにおけ
る第1ポートbと第2ポートcとの中間の上死点側に制
御ポートdを形成し、この制御ポートdを2位置切換弁
eで第1・第2ポートb,cの高圧側のポートとタンク
fに連通制御し、制御ポートdに高圧油を供給するとピ
ストンのモーメント着力点A1 がロッカーカム傾転中
心gより上死点寄りとなってロッカーカムを傾転し、制
御ポートdをタンクfに連通するとピストンのモーメン
ト着力点A1 がロッカーカム傾転中心gよりやや下死
点寄りとなってロッカーカムが元の位置に傾転復帰する
ようになる。図2に示す例は制御ポートdを上死点側と
下死点側にそれぞれ形成し、その制御ポートdに2位置
切換弁eで高圧油を供給するようにし、上死点側の制御
ポートdに高圧油を供給すればピストンのモーメント着
力点A1 がロッカーカム傾転中心gより上死点寄りと
なり、下死点側の制御ポートdに高圧油を供給すればピ
ストンのモーメント着力点A1 がロッカーカム傾転中
心gより下死点寄りとなり、これによってロッカーカム
を上死点側、下死点側に傾転するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者のものであると、
制御ポートdをタンクfに連通した時にロッカーカムに
作用する傾転力が弱くロッカーカムの傾転速度が遅く応
答性が悪くなる。後者のものであると、ロッカーカムに
作用する傾転力がどちらの場合にも同一となるが、傾転
力は制御ポートに供給される高圧油の圧力とその高圧油
の閉じ込み区間の長さにより決定され、傾転力を大きく
すればロッカーカムの傾転速度が速くなって応答性が向
上する。しかしながら、傾転力を大きくするために高圧
油の閉じ込み区間を長くするとシリンダー孔内圧の変化
が大きくなり、騒音が大きくなるし耐久性も悪くなる。 このことは、上死点側の閉じ込み区間を大きくした時に
著しい。また、後者のものであると走行に限らないモー
タ等として用いた場合に、高圧側ポートが正転時と逆転
時で逆になるため、正転と逆転で制御ポートへ導かれる
高圧位置が逆転し、ロッカーカムが不安定となりモータ
としては使えない。
制御ポートdをタンクfに連通した時にロッカーカムに
作用する傾転力が弱くロッカーカムの傾転速度が遅く応
答性が悪くなる。後者のものであると、ロッカーカムに
作用する傾転力がどちらの場合にも同一となるが、傾転
力は制御ポートに供給される高圧油の圧力とその高圧油
の閉じ込み区間の長さにより決定され、傾転力を大きく
すればロッカーカムの傾転速度が速くなって応答性が向
上する。しかしながら、傾転力を大きくするために高圧
油の閉じ込み区間を長くするとシリンダー孔内圧の変化
が大きくなり、騒音が大きくなるし耐久性も悪くなる。 このことは、上死点側の閉じ込み区間を大きくした時に
著しい。また、後者のものであると走行に限らないモー
タ等として用いた場合に、高圧側ポートが正転時と逆転
時で逆になるため、正転と逆転で制御ポートへ導かれる
高圧位置が逆転し、ロッカーカムが不安定となりモータ
としては使えない。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした可変ポンプ・モータのロッカーカム傾転装置
を提供することを目的とする。
ようにした可変ポンプ・モータのロッカーカム傾転装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】弁板における第1・第2
ポートの中間における上死点側、下死点側に制御ポート
をそれぞれ形成し、この一方の制御ポートに高圧油を供
給する切換弁を設け、前記上死点側の閉じ込み区間を下
死点側の閉じ込み区間より短くしたもの。
ポートの中間における上死点側、下死点側に制御ポート
をそれぞれ形成し、この一方の制御ポートに高圧油を供
給する切換弁を設け、前記上死点側の閉じ込み区間を下
死点側の閉じ込み区間より短くしたもの。
【0006】
【作 用】第1・第2ポートにおける高圧側の高
圧油を切換弁で一方の制御ポートに供給できるし、上死
点側の制御ポートに供給した時にはモーメント着力点が
上死点寄りとなるし、下死点側の制御ポートに供給した
時には閉じ込み区間を長くでき、ロッカーカムをどちら
かに傾転する場合でも大きな傾転力が作用すると共に、
高圧となるポートが反対となっても同一の制御ポートに
高圧油を供給でき、他方の制御ポートは、高圧となるポ
ートが反対となっても、ケースドレン側につながる。
圧油を切換弁で一方の制御ポートに供給できるし、上死
点側の制御ポートに供給した時にはモーメント着力点が
上死点寄りとなるし、下死点側の制御ポートに供給した
時には閉じ込み区間を長くでき、ロッカーカムをどちら
かに傾転する場合でも大きな傾転力が作用すると共に、
高圧となるポートが反対となっても同一の制御ポートに
高圧油を供給でき、他方の制御ポートは、高圧となるポ
ートが反対となっても、ケースドレン側につながる。
【0007】
【実 施 例】図3に示すように、ケース1と端板
2より成るハウジング3内にシリンダーブロック4が回
転自在に配設され、このシリンダーブロック4の回転中
心のスプライン孔5にスプライン嵌合連結した軸6の一
端部がケース1の底部1aの孔7に軸受8で支承され、
その軸6の他端部は端板2の盲穴9に軸受10で支承さ
れて軸6とともにシリンダーブロック4が回転動するよ
うに構成してある。前記シリンダー4にはシリンダー孔
11内にピストン12が嵌挿されてシリンダー室13を
構成し、このシリンダー室13はポート14を経て弁板
15に形成した略半円形の第1ポート、第2ポート(図
示せず)に略180度回転するごとに交互に開口し、各
ピストン12に揺動自在に連結したピストンシュー16
はシューリテーナ17でロッカーカム18の前面に押し
つけられている。ロッカーカム18は軸6が貫通する孔
30を有し、その後面31には角度の異なる第1・第2
ストッパ面32,33と円弧面34が形成され、その円
弧面34がケース1の底壁1aに形成した円弧状ガイド
凹溝35に揺動自在に嵌合し、ロッカーカム18が上死
点側に傾転して第1ストッパー面32がケース1の底壁
1aの前面、つまりストッパー36に当るとロッカーカ
ム18の前面37の角度が大きくなり、ロッカーカム1
8が下死点側に傾転して第2ストッパー面33がストッ
パー36に当るとロッカーカム18の前面37の角度が
小さくなるようにしてある。図4に示すように、弁板1
5の第1ポート40と第2ポート41の中間における上
死点側と下死点側に制御ポート42がそれぞれ形成され
、その第1・第2ポート40,41には油圧ポンプ43
の吐出圧油が操作弁44、ブレーキ弁45を経て供給制
御され、その第1・第2ポート40,41の高圧油がチ
ェック弁46で検出されて切換弁47でどちらか一方の
制御ポート42に供給される。該切換弁47は前記端板
2に設けられてバネ48で第1位置Aに保持され、受圧
部49にパイロット圧油が供給されると第2位置Bに切
換るパイロット式弁となり、その受圧部49には速度切
換弁を高速位置とした時にパイロット圧油が外部から供
給される。前記上死点側の閉じ込み区間の長さ、つまり
上死点側の制御ポート42と第1・第2ポート40,4
1の一端部40a、41aとの距離L1 は下死点側の
閉じ込み区間の長さ、つまり下死点側の制御ポート42
と第1・第2ポート40,41の他端部40b,41b
との距離L2 より短くしてある。
2より成るハウジング3内にシリンダーブロック4が回
転自在に配設され、このシリンダーブロック4の回転中
心のスプライン孔5にスプライン嵌合連結した軸6の一
端部がケース1の底部1aの孔7に軸受8で支承され、
その軸6の他端部は端板2の盲穴9に軸受10で支承さ
れて軸6とともにシリンダーブロック4が回転動するよ
うに構成してある。前記シリンダー4にはシリンダー孔
11内にピストン12が嵌挿されてシリンダー室13を
構成し、このシリンダー室13はポート14を経て弁板
15に形成した略半円形の第1ポート、第2ポート(図
示せず)に略180度回転するごとに交互に開口し、各
ピストン12に揺動自在に連結したピストンシュー16
はシューリテーナ17でロッカーカム18の前面に押し
つけられている。ロッカーカム18は軸6が貫通する孔
30を有し、その後面31には角度の異なる第1・第2
ストッパ面32,33と円弧面34が形成され、その円
弧面34がケース1の底壁1aに形成した円弧状ガイド
凹溝35に揺動自在に嵌合し、ロッカーカム18が上死
点側に傾転して第1ストッパー面32がケース1の底壁
1aの前面、つまりストッパー36に当るとロッカーカ
ム18の前面37の角度が大きくなり、ロッカーカム1
8が下死点側に傾転して第2ストッパー面33がストッ
パー36に当るとロッカーカム18の前面37の角度が
小さくなるようにしてある。図4に示すように、弁板1
5の第1ポート40と第2ポート41の中間における上
死点側と下死点側に制御ポート42がそれぞれ形成され
、その第1・第2ポート40,41には油圧ポンプ43
の吐出圧油が操作弁44、ブレーキ弁45を経て供給制
御され、その第1・第2ポート40,41の高圧油がチ
ェック弁46で検出されて切換弁47でどちらか一方の
制御ポート42に供給される。該切換弁47は前記端板
2に設けられてバネ48で第1位置Aに保持され、受圧
部49にパイロット圧油が供給されると第2位置Bに切
換るパイロット式弁となり、その受圧部49には速度切
換弁を高速位置とした時にパイロット圧油が外部から供
給される。前記上死点側の閉じ込み区間の長さ、つまり
上死点側の制御ポート42と第1・第2ポート40,4
1の一端部40a、41aとの距離L1 は下死点側の
閉じ込み区間の長さ、つまり下死点側の制御ポート42
と第1・第2ポート40,41の他端部40b,41b
との距離L2 より短くしてある。
【0008】次に作動を説明する。切換弁47が第1位
置Aの時には高圧油が上死点側の制御ポート42に供給
され、下死点側の制御ポート42はケースドレン側に連
通されてピストンのモーメント着力点A1 がロッカー
カム傾転中心15aよりも上死点寄りとなり、ロッカー
カム18に上死点寄りの傾転力が作用して第1ストッパ
ー面32がストッパー36に当って前面37の角度が大
きくなってロッカーカム18の傾転角度が大となってピ
ストン12のストロークが長くなるからシリンダーブロ
ック4が1回転するのに必要とする流量が多くなって軸
6は低速回転となる。この時、第1ポート40が高圧ポ
ートであるとすれば高圧の圧力分布は上死点寄りとなる
からピストンのモーメント着力点A1 が従来よりも上
死点寄りとなるからロッカーカムの傾転力が大きくなる
。切換弁47を第2位置IIとすると高圧油が下死点側
の制御ポート42に供給され、上死点側の制御ポート4
2はケースドレン側に連通されてピストンのモーメント
着力点A1 がロッカーカム傾転中心15aより下死点
寄りとなってロッカーカム18に下死点寄りの傾転力が
作用して第2ストッパー面33がストッパー36に当っ
て前面37の角度が小さくなってロッカーカム18の傾
転角度が小さくなり、ピストン12のストロークが短く
なるからシリンダーブロック4が1回転するのに必要と
する流量が少なくなって軸6が高速回転する。この時、
高圧油の閉じ込み区間が長くなるのでロッカーカムの傾
転力が大きくなる。図5に示すように、下死点側の制御
ポート42の径d1 を上死点側の制御ポート42の径
d2 よりも大きくしても良い。このようにすれば、下
死点側をピストンが通過する時シリンダー孔内圧が低下
し、キャビテーションが発生しないようにできるし、圧
力が急激に上昇せずに騒音低減、耐久性向上できる。
置Aの時には高圧油が上死点側の制御ポート42に供給
され、下死点側の制御ポート42はケースドレン側に連
通されてピストンのモーメント着力点A1 がロッカー
カム傾転中心15aよりも上死点寄りとなり、ロッカー
カム18に上死点寄りの傾転力が作用して第1ストッパ
ー面32がストッパー36に当って前面37の角度が大
きくなってロッカーカム18の傾転角度が大となってピ
ストン12のストロークが長くなるからシリンダーブロ
ック4が1回転するのに必要とする流量が多くなって軸
6は低速回転となる。この時、第1ポート40が高圧ポ
ートであるとすれば高圧の圧力分布は上死点寄りとなる
からピストンのモーメント着力点A1 が従来よりも上
死点寄りとなるからロッカーカムの傾転力が大きくなる
。切換弁47を第2位置IIとすると高圧油が下死点側
の制御ポート42に供給され、上死点側の制御ポート4
2はケースドレン側に連通されてピストンのモーメント
着力点A1 がロッカーカム傾転中心15aより下死点
寄りとなってロッカーカム18に下死点寄りの傾転力が
作用して第2ストッパー面33がストッパー36に当っ
て前面37の角度が小さくなってロッカーカム18の傾
転角度が小さくなり、ピストン12のストロークが短く
なるからシリンダーブロック4が1回転するのに必要と
する流量が少なくなって軸6が高速回転する。この時、
高圧油の閉じ込み区間が長くなるのでロッカーカムの傾
転力が大きくなる。図5に示すように、下死点側の制御
ポート42の径d1 を上死点側の制御ポート42の径
d2 よりも大きくしても良い。このようにすれば、下
死点側をピストンが通過する時シリンダー孔内圧が低下
し、キャビテーションが発生しないようにできるし、圧
力が急激に上昇せずに騒音低減、耐久性向上できる。
【0009】
【発明の効果】上死点側と下死点側に制御ポート42を
形成し、その一方の制御ポート42に高圧油を供給する
ことでロッカーカム18を傾転させると共に、上死点側
の制御ポート42に高圧油を供給した時にはモーメント
着力点が上死点寄りとなるし、下死点側の制御ポート4
2に高圧油を供給した時には閉じ込み区間が長くなるか
ら、ロッカーカム18をどちらかに傾転させる場合でも
ロッカーカム18に作用する傾転力が大きくなって傾転
速度が速くなるから応答性が向上するし、シリンダー孔
内圧の圧力変化がゆるやかになって騒音低減、耐久性向
上できる。第1・第2ポート40,41の高圧側の高圧
油を制御ポート42に供給するので、高圧となるポート
が逆となっても常に同一の制御ポート42に高圧油が供
給されてロッカーカム18が傾転せずに安定する。
形成し、その一方の制御ポート42に高圧油を供給する
ことでロッカーカム18を傾転させると共に、上死点側
の制御ポート42に高圧油を供給した時にはモーメント
着力点が上死点寄りとなるし、下死点側の制御ポート4
2に高圧油を供給した時には閉じ込み区間が長くなるか
ら、ロッカーカム18をどちらかに傾転させる場合でも
ロッカーカム18に作用する傾転力が大きくなって傾転
速度が速くなるから応答性が向上するし、シリンダー孔
内圧の圧力変化がゆるやかになって騒音低減、耐久性向
上できる。第1・第2ポート40,41の高圧側の高圧
油を制御ポート42に供給するので、高圧となるポート
が逆となっても常に同一の制御ポート42に高圧油が供
給されてロッカーカム18が傾転せずに安定する。
【図1】従来例の説明図である。
【図2】他の従来例の説明図である。
【図3】本発明の可変ポンプ・モータの断面図である。
【図4】ロッカーカム傾転装置の説明図である。
【図5】他のロッカーカム傾転装置の説明図である。
1 ケース、4 シリンダーブロック、6 軸、
11 シリンダー孔、12ピストン、13 シリン
ダー室、15 弁板、16 ピストンシュー、
17シューリテーナ、18 ロッカーカム、40
第1ポート、41 第2ポート、42 制御ポート
、47 切換弁。
11 シリンダー孔、12ピストン、13 シリン
ダー室、15 弁板、16 ピストンシュー、
17シューリテーナ、18 ロッカーカム、40
第1ポート、41 第2ポート、42 制御ポート
、47 切換弁。
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース1内にシリンダーブロック4を
軸6とともに回転自在に支承し、そのシリンダーブロッ
ク4のシリンダー孔11内にピストン12を嵌挿してシ
リンダー室13を構成し、そのシリンダー室13を弁板
15の第1ポート40と第2ポート41に順次連通し、
前記ピストン12に連結したピストンシュー16をロッ
カーカム18の前面に沿って摺動自在にシューリテーナ
17で押し付けた可変ポンプ・モータにおいて、前記弁
板15における第1ポート40と第2ポート41の中間
における上死点側と下死点側とに制御ポート42をそれ
ぞれ形成し、前記第1ポート40と第2ポート41にお
ける高圧側の高圧油を導き、ケースドレン側と高圧油を
制御ポート42に選択的に供給する切換弁47を設け、
前記上死点側の高圧油の閉じ込み区間を下死点側の高圧
油の閉じ込み区間により短くしたことを特徴とする可変
ポンプ・モータのロッカーカム傾転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145312A JPH04347378A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 可変ポンプ・モータのロッカーカム傾転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145312A JPH04347378A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 可変ポンプ・モータのロッカーカム傾転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04347378A true JPH04347378A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=15382247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3145312A Pending JPH04347378A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 可変ポンプ・モータのロッカーカム傾転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04347378A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017180391A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 日立建機株式会社 | 可変容量型斜板式油圧ポンプの容量制御装置 |
JP2021055615A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 日立建機株式会社 | 可変容量式油圧ポンプ |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3145312A patent/JPH04347378A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017180391A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 日立建機株式会社 | 可変容量型斜板式油圧ポンプの容量制御装置 |
JP2021055615A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 日立建機株式会社 | 可変容量式油圧ポンプ |
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