JPH0434600Y2 - - Google Patents

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JPH0434600Y2
JPH0434600Y2 JP1983115078U JP11507883U JPH0434600Y2 JP H0434600 Y2 JPH0434600 Y2 JP H0434600Y2 JP 1983115078 U JP1983115078 U JP 1983115078U JP 11507883 U JP11507883 U JP 11507883U JP H0434600 Y2 JPH0434600 Y2 JP H0434600Y2
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output
controlled oscillator
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multiplier
voltage controlled
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JP1983115078U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はFM受信機におけるステレオ復調のた
めの副搬送波信号発生器に関する。
(従来技術) 従来の副搬送波信号発生器はPLL回路、たと
えば第1図に示す如く位相比較器1、電圧制御発
振器2、分周器3、ローパスフイルタ4にて構成
され、電圧制御発振器2の38KHz発振周波数を分
周器3で1/2に分周し、分周器3の出力とパイロ
ツト信号を含むステレオコンポジツト信号とを位
相比較器1で位相比較し、位相比較器1の出力を
ローパスフイルタ4を介して電圧制御発振器2に
制御信号として供給し、電圧制御発振器2から
38KHzの副搬送波信号を得ていた。
以上の如く構成された従来の副搬送波信号発生
器によるときは、ステレオコンポジツト信号中の
パイロツト信号波形は正弦波形であり、一方、分
周器の出力波形は方形波形であり、位相比較器1
に供給される一方の入力が方形波形信号である。
また分周器3の出力信号中には分周器3の出力の
基本波角周波数をPとしたとき、3P,5P,……
の如く奇数次高調波成分を含んでいる。このため
従来の副搬送波発生器を構成するPLL回路は3P,
5P,……の入力周波数でロツクすることになる。
しかるに、FM受信機におけるFM復調出力の
周波数成分は妨害を受けている状態においては上
記3P,5P,……の周波数成分が存在し、PLL回
路の外乱となつて、出力された副搬送波信号はパ
イロツト信号の奇数次高調波成分による妨害を受
けることになる欠点があつた。
またこの妨害を除去するために位相比較器1と
分周器との間にパイロツト信号の奇数次高調波成
分を除去するフイルタを挿入したときは、該フイ
ルタにより生ずる位相回転のため従来の副搬送波
信号発生器を構成するPLL回路が不安定となる
欠点を生ずる、 (考案の目的) 本考案は上記にかんがみなされたもので、上記
の欠点を解消して入力信号中におけるパイロツト
信号の奇数次高調波成分によつて妨害を受けない
副搬送波信号発生器を提供することを目的とす
る。
以下、本考案を実施例により説明する。
(考案の構成) 第2図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図である。
5はアナログ乗算器からなる位相比較器であ
り、6は正弦波信号の発振をする電圧制御発振器
であり自走発振周波数はパイロツト信号周波数
(19KHz)に設定してある。
入力端子INに供給されたステレオコンポジツ
ト信号(パイロツト信号を含む)と電圧制御発振
器6の発振出力とは位相比較器5に供給し、位相
比較器5の出力はローパスフイルタ7に供給し、
ローパスフイルタ7の出力は制御電圧として電圧
制御発振器6に供給して、位相比較器5、電圧制
御発振器6およびローパスフイルタ7でPLL回
路が構成してある。電圧制御発振器6の出力は
π/2移相器8に供給してπ/2ラジアン進相
し、π/2移相器8の出力と電圧制御発振器6の
出力とを乗算器9に供給して乗算するように構成
してある。ここでπ/2移相器8および乗算器9
は周波数変換手段を構成している。
(考案の作用) 以上の如く構成した本考案の一実施例におい
て、電圧制御発振器6はパイロツト信号周波数の
正弦波出力で発振し、アナログ掛算器5からなる
位相比較器5に供給され、ステレオコンポジツト
信号と位相比較される。したがつてステレオコン
ポジツト信号中のパイロツト信号のn信の周波数
成分にロツクすることはなく、またパイロツト信
号のn倍近傍の周波数成分による外乱を受けるこ
ともない。
いまパイロツト信号を第3図aに示す如く
sinptとすると、ロツク状態においては電圧制御
発振器6の出力は−cosptとなり第3図bに示す
如くである。
電圧制御発振器6の出力はπ/2移相器8に供
給されてπ/2ラジアン進相され、π/2移相器
8の出力は第3図cに示す如くsinptとなる。電
圧制御発振器6の出力とπ/2移相器8の出力は
乗算器9にて乗算される。したがつて、乗算器9
から第3図dに示す如く−sin2pt成分を得ること
ができる。
乗算器9の出力端にさらにバンドパスフイルタ
を設けて乗算器9の出力のsin2pt成分を取り出し
てもよい。
またさらにπ/2移相器8でπ/2ラジアン遅
相すればπ/2移相器8の出力は−sinptとなり、
乗算器9からsin2pt成分を得ることができる。
また、電圧制御発振器に互にπ/2ラジアン位
相の異なる2出力を発生するものがある。このよ
うな電圧制御発振器を用いればその2つの出力を
乗算器9で乗算することによつて副搬送波出力を
得ることができる。
また第4図に示す如く電圧制御発振器6の出力
を乗算器9にそれぞれの入力として供給して自乗
し、乗算器9の出力をπ/2移相器8Aに供給し
てπ/2ラジアン移相するように構成してもよ
い。
第4図に示した構成によるときは、乗算器9か
らcos2pt成分が出力される。この出力をπ/2移
相器8Aによつてπ/2ラジアン進相させたとき
はπ/2移相器8Aから−sin2pt成分が出力され、
π/2ラジアン遅相させたときはπ/2移相器8
からsin2pt成分が出力されることになる。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によれば電圧制御発振
器に正弦波信号を出力させ、かつ位相比較器をア
ナログ掛算器で構成したため、入力ステレオコン
ポジツト信号中のパイロツト信号高調波成分によ
る妨害を受けることはなくなり、電圧制御発振器
の出力をπ/2ラジアン移相した出力と電圧制御
発振器の出力とを乗算することにより、または電
圧制御発振器の出力を自乗しπ/2ラジアン移相
することにより副搬送波信号を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の副搬送信号発生器の構成を示す
ブロツク図。第2図は本考案の一実施例の構成を
示すブロツク図。第3図は本考案の一実施例の作
用の説明に供する波形図。第4図は本考案の他の
実施例の構成を示すブロツク図。 5……位相比較器、6……電圧制御発振器、7
……ローパスフイルタ、8および8A……π/2
移相器、9……乗算器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 正弦波信号を発振する電圧制御発振器と、ア
    ナログ掛算器からなりパイロツト信号を含むス
    テレオコンポジツト信号と電圧制御発振器の出
    力とを位相比較する位相比較器と、位相比較器
    の出力を入力としかつ出力を電圧制御発振器に
    制御電圧として供給するローパスフイルタとか
    らなるPLL回路と、 π/2ラジアン移相器と乗算器とからなり、
    電圧制御発振器の出力を入力として副搬送波信
    号を出力する周波数変換手段と を備えてなることを特徴とする副搬送波信号発
    生器。 (2) 周波数変換手段はπ/2ラジアン移相器は電
    圧制御発振器の出力を入力として移相し、乗算
    器はπ/2ラジアン位相器の出力と電圧制御発
    振器の出力とを入力として乗算することを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の副
    搬送波信号発生器。 (3) 周波数変換手段は乗算器は電圧制御発振器の
    出力とを両入力として乗算し、π/2ラジアン
    移相器は乗算器の出力を入力として移相するこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の副搬送波信号発生器。
JP1983115078U 1983-07-26 1983-07-26 副搬送波信号発生器 Granted JPS6025257U (ja)

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JP1983115078U JPS6025257U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 副搬送波信号発生器

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JP1983115078U JPS6025257U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 副搬送波信号発生器

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Publication Number Publication Date
JPS6025257U JPS6025257U (ja) 1985-02-20
JPH0434600Y2 true JPH0434600Y2 (ja) 1992-08-18

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ID=30265771

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JPS6025257U (ja) 1985-02-20

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