JPS5950141B2 - 位相同期ル−プ回路 - Google Patents
位相同期ル−プ回路Info
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- JPS5950141B2 JPS5950141B2 JP53135983A JP13598378A JPS5950141B2 JP S5950141 B2 JPS5950141 B2 JP S5950141B2 JP 53135983 A JP53135983 A JP 53135983A JP 13598378 A JP13598378 A JP 13598378A JP S5950141 B2 JPS5950141 B2 JP S5950141B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/08—Details of the phase-locked loop
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は入力信号の位相に追随する信号を得ることが
できる位相同期ループ回路に関するものである。
できる位相同期ループ回路に関するものである。
従来周知のこの種の位相同期ループ(PLL)は第1図
に示す如く、位相比較器1、電圧制御発振器2、ループ
フィルタ3の3つの構成部分から構成されている。
に示す如く、位相比較器1、電圧制御発振器2、ループ
フィルタ3の3つの構成部分から構成されている。
上記位相比較器1はPM信号と上記電圧制御発振器2の
出力信号との位相差に対応するような電圧を発生する機
能をもち、ループフィルタ3は低域通過フィルタで位相
比較器1の出力の高周波成分や雑音等の不要成分を徐去
する機能をもち、また電圧制御発振器2はループフィル
タ3の電圧出力に対応した周波数の信号を発生するもの
であり、このPLLのワイドパックループにより、PM
信号と電圧制御発振器2の信号との周波数差が小さくな
る様にループフィルタ3の出力電圧が電圧制御発振器2
の発振周波数を制御し、PM信号の位相、周波数に追随
した出力信号が得られる。
出力信号との位相差に対応するような電圧を発生する機
能をもち、ループフィルタ3は低域通過フィルタで位相
比較器1の出力の高周波成分や雑音等の不要成分を徐去
する機能をもち、また電圧制御発振器2はループフィル
タ3の電圧出力に対応した周波数の信号を発生するもの
であり、このPLLのワイドパックループにより、PM
信号と電圧制御発振器2の信号との周波数差が小さくな
る様にループフィルタ3の出力電圧が電圧制御発振器2
の発振周波数を制御し、PM信号の位相、周波数に追随
した出力信号が得られる。
この場合、ループフィルタ3の振幅位相特性によってP
LLの安定性、応答特性、同期特性は決定される。
LLの安定性、応答特性、同期特性は決定される。
即ち、ループフィルタ3の特性をPM信号の変調角周波
数に十分高速に追随できる特性に設定した場合には、ル
ープフィルタ3の出力電圧は電圧制御発振器2の出力信
号をPM信号に同期させる様に変化し、このループフィ
ルタ3の出力は周波数復調出力となり、電圧制御発振器
2の入力電圧対偏位周波数特性で決まる出力電圧が得ら
れる。
数に十分高速に追随できる特性に設定した場合には、ル
ープフィルタ3の出力電圧は電圧制御発振器2の出力信
号をPM信号に同期させる様に変化し、このループフィ
ルタ3の出力は周波数復調出力となり、電圧制御発振器
2の入力電圧対偏位周波数特性で決まる出力電圧が得ら
れる。
又、ループフィルタ3の特性をPM信号の変調角周波数
に追随できない時定数の大きい値に設定した場合には、
電圧制御発振器2の出力信号にはPM信号の平均位相、
平均周波数に同期した信号が得られる。
に追随できない時定数の大きい値に設定した場合には、
電圧制御発振器2の出力信号にはPM信号の平均位相、
平均周波数に同期した信号が得られる。
ループフィルタ3の設定により、PM信号に対して平均
π/2ラジアン位相が偏移した出力信号を得る様にすれ
ば位相比較器1の出力を図示しない別の低域通過フィル
タを介して取り出すと、位相復調出力が得られる。
π/2ラジアン位相が偏移した出力信号を得る様にすれ
ば位相比較器1の出力を図示しない別の低域通過フィル
タを介して取り出すと、位相復調出力が得られる。
この復調出力感度はループフィルタ3の時定数が大きい
ほど大きくとれる。
ほど大きくとれる。
ところで、上述の従来周知のPLLによる位相同期ルー
プにおいては、電圧制御発振器2の出力周波数信号を安
定化させる為には、ループフィルタ3及び電圧制御発振
器2に次の様な特性が要求される。
プにおいては、電圧制御発振器2の出力周波数信号を安
定化させる為には、ループフィルタ3及び電圧制御発振
器2に次の様な特性が要求される。
電圧制御発振器2そのものの、周波数安定性が良好でな
ければならない。
ければならない。
なぜなら、もともと、PLLは、2つの入力信号の位相
及び周波数差に対応した、位相比較器1の出力信号をル
ープフィルタ3により電圧制御発振器2の制御電圧に変
換し制御する構成であり、ループフィルタ3の帯域外の
、周波数ジッタ成分は制御されず、そのまま出力に表わ
れる。
及び周波数差に対応した、位相比較器1の出力信号をル
ープフィルタ3により電圧制御発振器2の制御電圧に変
換し制御する構成であり、ループフィルタ3の帯域外の
、周波数ジッタ成分は制御されず、そのまま出力に表わ
れる。
この為に、周波数復調感度を上げるべく、ループフィル
タの時定数を大きくして、平均周波数及び平均位相に追
随させるようにすればするほど、電圧制御発振器2の出
力の周波数安定性が損なわれてしまう。
タの時定数を大きくして、平均周波数及び平均位相に追
随させるようにすればするほど、電圧制御発振器2の出
力の周波数安定性が損なわれてしまう。
ループフィルタの帯域は、位相同期が可能な周波数引込
み範囲あるいは、位相同期に必要な同期時間とも密接な
関係があり、2つの周波数信号の周波数差が、ループフ
ィルタの帯域外になると、無限時間を経ても、同期が行
なわれない事もある。
み範囲あるいは、位相同期に必要な同期時間とも密接な
関係があり、2つの周波数信号の周波数差が、ループフ
ィルタの帯域外になると、無限時間を経ても、同期が行
なわれない事もある。
この為むやみにループフィルタの時定数を大きく出来な
い欠点がある。
い欠点がある。
この発明は、上記欠点を除去しようとするもので、ルー
プフィルタの出力電圧に応じて搬送波信号に対する位相
偏移角が制御される位相偏移信号を用いて位相同期ルー
プを構成することにより周波数安定性に優れ、ループフ
ィルタの設定が容易で、いかなる場合にも位相同期が可
能な位相同期ループを提供し得ると共に、上記位相偏移
信号を発生するための電圧制御位相偏移回路を複雑化す
ることなく簡単に構成できる位相同期ループを提供しよ
うとするものである。
プフィルタの出力電圧に応じて搬送波信号に対する位相
偏移角が制御される位相偏移信号を用いて位相同期ルー
プを構成することにより周波数安定性に優れ、ループフ
ィルタの設定が容易で、いかなる場合にも位相同期が可
能な位相同期ループを提供し得ると共に、上記位相偏移
信号を発生するための電圧制御位相偏移回路を複雑化す
ることなく簡単に構成できる位相同期ループを提供しよ
うとするものである。
以下、第2図に示すこの発明の一実施例について説明す
る。
る。
即ち、第2図において、4は搬送周波数信号発生回路、
5はこの搬送周波数信号発生回路の搬送周波数信号の位
相を変調情報によって変調させる位相変調手段で、この
変調されたPM信号はエクスクル−シブOR回路11に
よて構成された位相比較器1の一方の入力として与えら
れる。
5はこの搬送周波数信号発生回路の搬送周波数信号の位
相を変調情報によって変調させる位相変調手段で、この
変調されたPM信号はエクスクル−シブOR回路11に
よて構成された位相比較器1の一方の入力として与えら
れる。
6は上記搬送周波数信号発生回路4の信号を分周(分周
比1/2)する分周回路、7はループフィルタ3の出力
電圧に対応して上記分周回路6の信号からの位相偏移角
が制御される位相偏移信号を発生する電圧制御位相偏移
回路で互いに継続接続され、ループフィルタ3の出力電
圧によってパルス幅が制御できる複数(本実施例では2
つ)の位相偏移回路71,72と出力パルス幅を決定(
搬送周波数信号パルス幅と等しく設定)する単安定マル
チ回路73とから構成されている。
比1/2)する分周回路、7はループフィルタ3の出力
電圧に対応して上記分周回路6の信号からの位相偏移角
が制御される位相偏移信号を発生する電圧制御位相偏移
回路で互いに継続接続され、ループフィルタ3の出力電
圧によってパルス幅が制御できる複数(本実施例では2
つ)の位相偏移回路71,72と出力パルス幅を決定(
搬送周波数信号パルス幅と等しく設定)する単安定マル
チ回路73とから構成されている。
上記各段の位相偏移回路71,72はそれぞれ抵抗71
1.721とコンデンサ712,722との時定数回路
、このコンデンサ電圧とループフィルタ3の電圧とを比
較する比較器718,723、上記分周回路6の信号を
第1段のトリガ信号として順次トリガされ上記各比較器
713,723の出力によってリセットされるD形フリ
ップフロップ回路714,724及び該フリップフロッ
プ回路の出力によって上記コンデンサ712,722の
充放電を制御させるダイオード715,725により構
成されている。
1.721とコンデンサ712,722との時定数回路
、このコンデンサ電圧とループフィルタ3の電圧とを比
較する比較器718,723、上記分周回路6の信号を
第1段のトリガ信号として順次トリガされ上記各比較器
713,723の出力によってリセットされるD形フリ
ップフロップ回路714,724及び該フリップフロッ
プ回路の出力によって上記コンデンサ712,722の
充放電を制御させるダイオード715,725により構
成されている。
又上記ループフィルタ3は一方の入力端子(+)に設定
電圧Vcを、他方の入力端子(−)に抵抗33を介して
上記位相比較器1の出力をそれぞれ受ける演算増幅器3
1と、コンデンサ32とにより構成されている。
電圧Vcを、他方の入力端子(−)に抵抗33を介して
上記位相比較器1の出力をそれぞれ受ける演算増幅器3
1と、コンデンサ32とにより構成されている。
第3図■、〜V6は第2図に同符号V1〜v6で示す各
部の電圧信号波形図を示す。
部の電圧信号波形図を示す。
上述の如く構成された位相同期ループにおいて、搬送周
波数信号発生回路4の信号V1を基準として、位相変調
手段5により何らかの変調情報に基づいて、位相変調さ
れた変調信号V6が位相比較器1の一方の入力として与
えられる。
波数信号発生回路4の信号V1を基準として、位相変調
手段5により何らかの変調情報に基づいて、位相変調さ
れた変調信号V6が位相比較器1の一方の入力として与
えられる。
又、搬送波信号v1は分周回路6によって172分周さ
れて電圧制御位相偏移回路7に与えられる。
れて電圧制御位相偏移回路7に与えられる。
電圧制御位相偏移回路7においては、先ず、第1段目の
D形フリップフロップ714が分周回路6の信号V2の
「H」レベルへの立上りによりトリガされて反転作動し
、コンデンサ712の充電が開始され、このコンデンサ
712の充電々圧がループフィルタ3の出力電圧Vcp
に達したときD形フリツプフロツプ714は比較器71
3の出力によりリセットされ、出力電圧Vcpに対応し
た時間幅TD1のパルス出力v3を発生する。
D形フリップフロップ714が分周回路6の信号V2の
「H」レベルへの立上りによりトリガされて反転作動し
、コンデンサ712の充電が開始され、このコンデンサ
712の充電々圧がループフィルタ3の出力電圧Vcp
に達したときD形フリツプフロツプ714は比較器71
3の出力によりリセットされ、出力電圧Vcpに対応し
た時間幅TD1のパルス出力v3を発生する。
第2段目のD形フリップフロップ回路724は第1段目
のパルス出力V3の「H」レベルへの立上りでトリガさ
れてループフィルタ3の出力電圧Vcpに対応した時間
幅TD2のパルス出力V4を発生し、このパルス出力V
4の立上りにより単安定マルチ回路73はトリガされて
所定時間幅のパルス出力v5を発生し、位相比較器1の
他方の入力として与えられる。
のパルス出力V3の「H」レベルへの立上りでトリガさ
れてループフィルタ3の出力電圧Vcpに対応した時間
幅TD2のパルス出力V4を発生し、このパルス出力V
4の立上りにより単安定マルチ回路73はトリガされて
所定時間幅のパルス出力v5を発生し、位相比較器1の
他方の入力として与えられる。
即ち、電圧制御位相偏移回路7の出力v5はループフィ
ルタ3の出力電圧Vcpに対応した第1第2段の位相偏
位回路71,72のパルス時間幅TD1.TD2の合成
時間位相だけ搬送周波数信号V1に対して位相偏移した
信号となる。
ルタ3の出力電圧Vcpに対応した第1第2段の位相偏
位回路71,72のパルス時間幅TD1.TD2の合成
時間位相だけ搬送周波数信号V1に対して位相偏移した
信号となる。
位相比較器1は上記の変調信号V6と電圧制御位相偏移
回路7の出力信号■5との位相差に対応した電圧を発生
し、ループフィルタ3はその電圧出力の高周波成分や雑
音等の不要成分を除去して電圧制御位相偏移回路7の偏
移角を位相比較器1の2人力位相が小さくなる様に制御
し、結局位相同期ループが構成されるものである。
回路7の出力信号■5との位相差に対応した電圧を発生
し、ループフィルタ3はその電圧出力の高周波成分や雑
音等の不要成分を除去して電圧制御位相偏移回路7の偏
移角を位相比較器1の2人力位相が小さくなる様に制御
し、結局位相同期ループが構成されるものである。
位相比較器1の入力の位相差に対応した平均出力電圧特
性を第4図に示し、信号v6とvlの基本波どうしく同
一周波数)の位相差に対応した平均出力電圧と、信号v
6と分周信号V5の位相差に対応した平均出力電圧をそ
れぞれ示している。
性を第4図に示し、信号v6とvlの基本波どうしく同
一周波数)の位相差に対応した平均出力電圧と、信号v
6と分周信号V5の位相差に対応した平均出力電圧をそ
れぞれ示している。
第4図から明らかな様に第2図ループフィルタ3の゛設
定電圧を172とすれば信号v6とv5の位相差はπ/
2で位相開基ループを構成することが判る。
定電圧を172とすれば信号v6とv5の位相差はπ/
2で位相開基ループを構成することが判る。
一方、位相とは元来2πごとの周期函数であるところか
ら、上述の位相偏移回路71,72の1段当りの偏位可
能な位相偏移角は入力信号に対して0から2πまである
。
ら、上述の位相偏移回路71,72の1段当りの偏位可
能な位相偏移角は入力信号に対して0から2πまである
。
ここで本装置にあっては、電圧制御位相偏移回路7の入
力信号は基本波を分周回路6によって172分周してい
るため、一段当りの位相偏の位相偏移角は172分周波
に対してOから2πまでとなるから基本波に対してはO
から4πまでと、分周回路の分周比に応じて逓倍させる
ことができる。
力信号は基本波を分周回路6によって172分周してい
るため、一段当りの位相偏の位相偏移角は172分周波
に対してOから2πまでとなるから基本波に対してはO
から4πまでと、分周回路の分周比に応じて逓倍させる
ことができる。
このことは、位相変調の変調角度が2πを超えた広角度
の位相変調に追随する位相同期ループを構成する場合に
、縦続接続される多数の位相偏移回路の数を分周比に応
じて減少し得ることを意味し、電圧制御位相偏移回路7
の構成の簡素化を図り得るものである。
の位相変調に追随する位相同期ループを構成する場合に
、縦続接続される多数の位相偏移回路の数を分周比に応
じて減少し得ることを意味し、電圧制御位相偏移回路7
の構成の簡素化を図り得るものである。
更に、本装置は従来のPLLの如く周波数を偏移させて
位相同期ループを構成するのではなく、直接位相を偏移
させて位相同期ループを構成するものであるから、回路
起動時には、変調信号v6と電圧制御位相偏移回路7の
出力信号V5との間には、位相差しか存在せず、前述の
PLLの時に述べた周波数差は存在しない。
位相同期ループを構成するのではなく、直接位相を偏移
させて位相同期ループを構成するものであるから、回路
起動時には、変調信号v6と電圧制御位相偏移回路7の
出力信号V5との間には、位相差しか存在せず、前述の
PLLの時に述べた周波数差は存在しない。
位相差も最大で2πであり、ループフィルタ3で定めら
れた、最寄りの位相同期角へすみやかに位相同期され、
周波数差によって生ずる周波数引込み範囲あるいは位相
同期に必要な同期時間等は考えなくてもよい。
れた、最寄りの位相同期角へすみやかに位相同期され、
周波数差によって生ずる周波数引込み範囲あるいは位相
同期に必要な同期時間等は考えなくてもよい。
これは、ループフィルタ3の帯域を任意に設定してもよ
い事を意味し、変調信号V6の位相に高速に追随させる
場合はもちろん、平均位相に追随させる場合にも、ルー
プフィルタ30時定数を必要なだけ大きくしてやればよ
く、ループフィルタの設計が容易である。
い事を意味し、変調信号V6の位相に高速に追随させる
場合はもちろん、平均位相に追随させる場合にも、ルー
プフィルタ30時定数を必要なだけ大きくしてやればよ
く、ループフィルタの設計が容易である。
更に、本発明の位相同期ループを用いて、位相復調出力
を取り出す場合で、ループフィルタ3の時定数が小さく
、変調信号に高速に追随させた場合、ループフィルタ3
の出力は、位相復調出力となり、電圧制御位相偏移回路
7の入力電圧対位相偏移角度特性で決まる出力電圧が得
られる。
を取り出す場合で、ループフィルタ3の時定数が小さく
、変調信号に高速に追随させた場合、ループフィルタ3
の出力は、位相復調出力となり、電圧制御位相偏移回路
7の入力電圧対位相偏移角度特性で決まる出力電圧が得
られる。
これは、前述の従来のPLLの時の周波数変調出力を時
間で積分した出力つまり位相復調出力そのものであり、
周波数変化の少ない位相変調の復調には高感度の出力電
圧が得られる。
間で積分した出力つまり位相復調出力そのものであり、
周波数変化の少ない位相変調の復調には高感度の出力電
圧が得られる。
又、ループフィルタ3の特性を、PM信号の変調角周波
数に追随出来ない時定数の大きい値に設定して、電圧制
御位相偏移回路7の出力に、PM信号の平均位相に同期
した信号を得る様にし、分周回路6の分周比毎の基環波
に対して、平均位相がπ/2ずれた信号を得る様にすれ
ば、位相比較器11の出力を図示しない別の低域通過フ
ィルタを介して取り出すと、位相復調出力が得られる。
数に追随出来ない時定数の大きい値に設定して、電圧制
御位相偏移回路7の出力に、PM信号の平均位相に同期
した信号を得る様にし、分周回路6の分周比毎の基環波
に対して、平均位相がπ/2ずれた信号を得る様にすれ
ば、位相比較器11の出力を図示しない別の低域通過フ
ィルタを介して取り出すと、位相復調出力が得られる。
この時の復調出力電圧は、第4図に示す位相偏移対出力
電圧特性により決定され、非常に高感度である。
電圧特性により決定され、非常に高感度である。
以上説明した通り、本発明によれば、ループフィルタの
出力電圧に応じて搬送波信号に対する位相偏移角が制御
される位相偏移信号を用いて位相同期ループを構成する
ことにより、周波数安定性に優れ、ループフィルタの設
定が容易で、いがなる場合にも位相同期が可能な位相同
期ループを構成することができ、更には上記位相偏位信
号を発生するための電圧制御位相偏移回路は搬送波信号
を位相偏位するにあたり、それぞれループフィルタの出
力電圧により入力信号の位相を制御する複数の位相偏位
回路を縦続接続して構成し、これら各位相偏位回路の合
成制御偏位角によって位相偏位制御を行うものであるか
ら低角度から広角度に亘って位相変調が連続的に行われ
る場合にもその位相変調に連続的に追随させて位相同期
制御を行うことができる。
出力電圧に応じて搬送波信号に対する位相偏移角が制御
される位相偏移信号を用いて位相同期ループを構成する
ことにより、周波数安定性に優れ、ループフィルタの設
定が容易で、いがなる場合にも位相同期が可能な位相同
期ループを構成することができ、更には上記位相偏位信
号を発生するための電圧制御位相偏移回路は搬送波信号
を位相偏位するにあたり、それぞれループフィルタの出
力電圧により入力信号の位相を制御する複数の位相偏位
回路を縦続接続して構成し、これら各位相偏位回路の合
成制御偏位角によって位相偏位制御を行うものであるか
ら低角度から広角度に亘って位相変調が連続的に行われ
る場合にもその位相変調に連続的に追随させて位相同期
制御を行うことができる。
第1図は従来の位相同期ループの基本構成図、第2図は
この考案の一実施例の電気回路図、第3図は第2図各点
の電圧波形図、第4図は第2図中の位相比較器の入出力
特性図である。 図において、1は位相比較器、3はループフィルタ、4
は搬送周波数信号発生回路、6は分周回路、7は電圧制
御位相偏移回路である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。
この考案の一実施例の電気回路図、第3図は第2図各点
の電圧波形図、第4図は第2図中の位相比較器の入出力
特性図である。 図において、1は位相比較器、3はループフィルタ、4
は搬送周波数信号発生回路、6は分周回路、7は電圧制
御位相偏移回路である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。
Claims (1)
- 1 搬送周波数信号を発生する搬送周波数信号発生回路
、上記搬送周波数信号から位相変調された変調信号を一
方の入力とする位相変較器、この位相比較器の出力の不
要周波数成分を徐去するループフィルタ、及び上記搬送
周波数信号を基準位相波とし、この基準位相波からの位
相偏位角が上記ループフィルタの出力電圧に対応して制
御される出力信号を発生して上記位相比較器の他方の入
力とする電圧制御位相偏位回路を備え、上記電圧制御位
相偏移回路は入力信号によりトリガーされ、制御信号に
より出力パルス幅が制御可能な複数(N個)縦続接続さ
れた位相偏移回路及び上記位相偏移回路に縦続接続され
た固定パルス幅を発生させる為の単安定マルチより成り
、上記複数個の位相偏移回路の出力パルス幅はいずれも
上記ループフィルタの出力電圧に対応してそれぞれの入
力信号からの位相偏位角が0度以上360°未満の範囲
で制御され、これら各位相偏位角の合成の偏位角によっ
て最終段の固定パルスを発生する単安定マルチはトリガ
ーされ上記基準位相波と略等しいパルス幅の矩形波を発
生する事によって、上記基準位相波を上記ループフィル
タの出力電圧に対応して0度以上、N X 360度未
満の広角度に位相偏位制御した事を特徴とする位相同期
ループ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53135983A JPS5950141B2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 位相同期ル−プ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53135983A JPS5950141B2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 位相同期ル−プ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5561148A JPS5561148A (en) | 1980-05-08 |
JPS5950141B2 true JPS5950141B2 (ja) | 1984-12-06 |
Family
ID=15164441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53135983A Expired JPS5950141B2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 位相同期ル−プ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950141B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63267019A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音響装置 |
-
1978
- 1978-10-31 JP JP53135983A patent/JPS5950141B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63267019A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音響装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5561148A (en) | 1980-05-08 |
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