JP2959230B2 - 位相同期発振回路および位相比較器 - Google Patents

位相同期発振回路および位相比較器

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JP2959230B2 JP3232625A JP23262591A JP2959230B2 JP 2959230 B2 JP2959230 B2 JP 2959230B2 JP 3232625 A JP3232625 A JP 3232625A JP 23262591 A JP23262591 A JP 23262591A JP 2959230 B2 JP2959230 B2 JP 2959230B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相同期発振回路および
これに用いられる位相比較器に関し、特に位相同期引込
みおよび位相同期はずれからの復帰特性にすぐれた位相
同期発振回路およびこれに用いる位相比較器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7の位相同期発振回路のブロック図お
よび図8の位相比較器の復調感度特性図を参照して従来
例を説明する。図7の位相同期発振回路は、電圧制御発
振器(VCO)1と、電圧制御発振器1の出力をN(N
は整数)分周する分周器(÷N)2と、基準信号bを出
力する基準信号源4と、電圧制御発振器1の同期状態を
検出しその状態により切替信号を出力するフェーズロッ
ク検出器(PLD)6と、分周器2の出力する比較信号
aを切替信号の制御により切替出力するスイッチ(S
W)71と、スイッチ71の第1の切替状態で出力され
る比較信号aと基準信号bの位相比較を行う図8の復調
感度特性qを有する位相比較器(PD)72と、スイッ
チ71の第2の切替状態で出力される比較信号aと基準
信号bの位相比較を行う図8の復調感度特性rを有する
位相比較器(PD)73と、切替信号により動作中のど
ちらかの位相比較器72または73を選択接続する切替
器(SW)74と、切替器74から出力された位相比較
信号の低域周波数成分を電圧制御発振器1の周波数制御
入力とする低域ろ波器(LPF)5とを有している。
【0003】この位相同期発振回路においては、電源の
立ち上り時の引込み、電圧制御発振器1の発振周波数の
ゆらぎなどによるロックはずれのときには、復調感度特
性が位相差−πから+πまで直線的に伸びている復調感
度特性q(図8参照)の位相比較器72を選択し、電圧
制御発振器1のロック中には、位相雑音特性を良好にす
るために、復調感度特性が位相差0°付近で急峻な復調
感度特性r(図8参照)を有する位相比較器73を選択
する。
【0004】図9は、図7の位相同期発振回路における
位相比較器72の一例の回路図である。この位相比較器
72について、図10に示すタイミングチャート図を参
照して説明する。
【0005】図9の位相比較器72は、基準信号bの入
力端R、比較信号aの入力端V、検出信号cの出力端
D、検出信号dの出力端Uを有する位相・周波数差検出
回路31と、検出信号cおよびdを差動入力とする差動
増幅器34とを有している。
【0006】いま、基準信号bと比較信号aがそれぞれ
位相・周波数差検出回路31に入力されると、比較信号
aの周波数が基準信号bの周波数より低い場合には、検
出信号dは、比較信号aの立ち上りで立ち上り、基準信
号bの立ち上りで立ち下る波形となる。このとき検出信
号cは、常にハイ(H)レベルとなっている。これら検
出信号c,dが、中点レベルMをON,OFFの基準電
圧とする差動増幅器34により差動増幅されると、差動
増幅器34の2つの差動出力端子U−DおよびD−Uに
はそれぞれ、M点で反転している差動出力e1,e2が
得られる。
【0007】反対に、比較信号aの周波数が基準信号b
の周波数より高い場合は、上記と同様の動作原理によ
り、差動出力端子U−DおよびD−Uの差動出力e1,
e2には、出力レベル関係がMレベルを基準に逆転した
出力波形が現れる。
【0008】この差動出力e1およびe2を任意に定め
た比較の一周期で積分し、積分した差動出力e1から積
分した差動出力e2の差(もしくはe1のみ、もしくは
e2の逆数でもよい)をとると、比較の一周期における
基準信号bと比較信号aの位相および周波数差に比例す
る図8の復調感度特性qが得られる。この位相比較器7
2では、差動出力e1(あるいはe2)は、比較の一周
期でハイ(H)レベルの状態とロー(L)レベルの状態
の比(デューティ比)が50%となるため、復調感度特
性qは(積分された差動出力e1−積分された差動出力
e2)=比較器出力が位相差−πから+πまで直線的に
伸びている。
【0009】図11は、図7の位相同期発振回路におけ
る位相比較器73の一例の回路図である。この位相比較
器は、EX−OR回路を使用しており、この復調感度特
性は図8の復調感度特性rに示されるように、R端子に
入力される基準信号bとV端子に入力される比較信号a
の位相差が±/2のときW端子に出力される比較出力は
最大となる。図8に示されるように、この位相比較器7
3は位相差0°近傍では復調感度は図9に示した位相比
較器72よりよいが、入力信号の可能性のある位相差−
πから+πまでを全てカバーできず、電圧制御発振器1
のロックはずれのとき使用できないため、使用上の限界
がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の位相同
期発振回路では、位相同期状態に応じた2つの位相比較
器を必要とするために回路構成が複雑であり、大きな実
装体積を必要とする欠点があった。特に衛星搭載用など
使用周波数チャンネル数の多い通信機の受信系,送信系
に使用される場合には、重量,体積ともに要求仕様を満
たすことが困難であるという欠点があった。従って、位
相同期のかかった状態,同期がはずれた状態ともに、一
つの位相比較器によって位相比較する位相同期発振回路
が要求されている。また、上述した位相同期発振回路に
用いる位相比較器は、位相・周波数復調感度が変化でき
ないという欠点があった。
【0011】従って、本発明の第1の目的は、位相同期
のかかった状態,同期がはずれた状態ともに唯1つの位
相比較器によって基準信号と比較信号の位相比較を行う
位相同期発振回路を提供することにある。
【0012】本発明の第2の目的は、雑音の増加なしに
位相・周波数復調感度を変化できる位相比較器を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の位相同期発振回
路は、出力信号の周波数が周波数制御信号によって制御
される電圧制御発振器と、前記出力信号を分周した分周
信号を発生する分周器と、前記電圧制御発振器の位相同
期状態を検出し位相同期状態信号を出力する位相同期検
出器と、基準信号を発生する基準信号源と、前記分周信
号と前記基準信号との位相・周波数差を検出する位相比
較器と、前記検出された位相・周波数差から前記周波数
制御信号を作成する低域ろ波器とを有する位相同期発振
器において、前記位相比較器は前記位相同期状態信号に
よって位相・周波数差検出感度を変化させている。
【0014】また、本発明による位相比較器は、基準信
号および比較信号を入力し、一方の検出出力端には常に
Hレベルデューティ1の検出信号を、他方の検出出力端
には前記基準信号と前記比較信号との位相差が増大する
につれてHレベルデューティが減少する検出信号を出力
する位相・周波数差検出回路と、前記一方の検出出力端
および前記他方の検出出力端にそれぞれ接続され入力さ
れる前記検出信号のHレベルデューティが1と0の間で
は前記Hレベルデューティを減少して出力するサンプリ
ング回路と、前記サンプリング回路のそれぞれの出力を
差動入力する差動増幅回路とを含んでいる。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は本発明の一実施例による位相同期発
振回路のブロック図である。また、図2は図1の実施例
に用いられる位相比較器の復調感度特性図である。
【0017】図1の位相同期発振回路は、電圧制御発振
器1と、電圧制御発振器1の出力をN分周する分周器2
と、基準信号bを出力する基準信号源4と、分周器2の
出力である比較信号aと基準信号bとの位相比較を行う
位相比較器3(PD)と、電圧制御発振器1の同期状態
を検出しその状態により位相比較器3の復調感度制御端
子10を制御するフェーズロック検出器6と、位相比較
器3から出力された信号の低域周波数成分を電圧制御発
振器1の周波数制御入力とする低域ろ波器5とを有して
いる。
【0018】この位相同期発振回路においては、電源の
立ち上り時の引込み、電圧制御発振器1の発振周波数の
ゆらぎなどによるロックはずれのときには、フェーズロ
ック検出器6は位相比較器3の復調感度pを復調感度特
性が位相差−πから+πまで直線的に伸びている復調感
度特性q(図2参照)に制御し、電圧制御発振器1のロ
ック中には、位相雑音特性を良好にするために、復調感
度特性が位相差0°付近で急峻な復調感度特性r(図2
参照)に制御する。
【0019】このように図1の実施例の位相同期発振回
路は、位相比較器3の復調感度を電圧制御発振器1の位
相同期状態に応じて自動的に変化させることにより、必
要な位相比較器を1個に留めている。また、スイッチに
よる切替動作が不要であるので位相同期引込みおよび同
期はずれからの復帰特性に優れるという特徴を持ってい
る。
【0020】図3は、図1の実施例に用いる位相比較器
3の一例である位相・周波数差検出型位相比較器の回路
図である。図4は、この位相比較器3のタイミングチャ
ート図を示している。
【0021】図3の位相比較器3は、図9に示した位相
比較器72に2つのサンプリング回路32および33を
追加している。即ち、位相・周波数差検出回路31の出
力端Uと検出信号dを入力する差動増幅回路34の入力
端との間にサンプリング回路32を、位相・周波数差検
出回路31の出力端Dと検出信号cを入力する差動増幅
回路34の入力端との間にサンプリング回路32と同一
のサンプリング回路33を接続している。なお、本実施
例のサンプリング回路32,33はそれぞれ、入力信号
を2分岐して一方をAND回路321の一方の入力端に
入力し、分岐した他方の信号を移相量可変の位相器32
2を介してAND回路321の他方の入力端に入力して
いる。そして、AND回路321の出力が差動増幅回路
34の入力端に入力される。また、位相器322の2つ
の移相制御端子323の接続点が位相比較器3の復調感
度制御端子10とされる。
【0022】以下、図3の位相比較器3の動作を図4を
参照して説明する。位相・周波数差検出回路31の入力
端Rに基準信号b,入力端Vに比較信号aが入力される
と、図9を参照して説明したように、出力端Dに検出信
号c,出力端Uに検出信号dが出力される。
【0023】ここで、サンプリング回路32の位相器3
22から出力される遅延信号fは、検出信号dより位相
器323の遅延量(移相量)によって決定される時間t
1だけ遅れた信号である。AND回路321によってこ
の遅延信号fと検出信号dのANDゲートをとると、A
ND回路321の出力端、即ちサンプリング回路32の
出力端には、サンプリング出力gが現れる。このサンプ
リング出力gのHレベルデューティは比較の一周期を見
ると、検出信号dのHレベルデューティが1と0の間に
あるときはANDゲート効果により、検出信号dのHレ
ベルデューティと位相器322の遅延量に依存して、検
出信号dのHレベルデューティより減少している。この
Hレベルデューティは、位相器322の遅延量を調整す
ることで25%程度まで減少させることができる。な
お、サンプリング回路33も、サンプリング回路32と
同じ動作をするが、入力される検出信号cのHレベルデ
ューティが1であるので、この出力端における出力は、
検出信号cと同じく常にHレベルとなっている。
【0024】これらサンプリング回路32,33の出力
信号g,cが、中点レベルMをON,OFFの基準電圧
とする差動増幅器34により差動増幅されると、差動増
幅器34の2つの差動出力端子U−DおよびD−Uには
それぞれ、サンプリング出力gがM点で反転した差動出
力h1,h2が得られる。
【0025】以上の説明は比較信号aの周波数が基準信
号bの周波数より低い場合についてであるが、逆に比較
信号aの周波数が基準信号bの周波数より高い場合に
は、前記と同様の動作によって、差動出力端子U−Dお
よびD−Uにはそれぞれ、サンプリング出力gのレベル
関係がMレベルを基準に反転した差動出力h1,h2が
出力される。
【0026】この差動出力h1およびh2を、図9にお
ける差動出力e1,e2と同様に処理すると、比較の一
周期における基準信号bと比較信号aの位相および周波
数差に対応する図2の復調感度特性が得られる。ここ
で、サンプリング出力gのHレベルデューティは、サン
プリング回路32の位相器322の遅延量を調整するこ
とにより、25%程度まで減少させることができる(比
較信号aの周波数が基準信号bの周波数より高いときは
サンプリング回路33の出力も)。従って、差動出力h
1(あるいはh2)は、比較の一周期でHレベルデュー
ディ(あるいはLレベルデューティ)は、75%程度ま
で大きくすることができ、この結果、位相差0°近傍に
おける復調感度を、図2の復調感度特性pおよびrに示
すように2倍程度まで向上させることができる。この復
調感度の向上は、位相比較器3の雑音(フェーズノイズ
等)を発生させる主要な要素である位相・周波数差検出
回路31の復調感度特性を損なうものではない。
【0027】ここで、位相同期発振回路の発生するフェ
ーズノイズの位相比較器3による寄与について簡単に述
べると、位相同期発振回路の発振周波数近傍でのノイズ
/キャリア比は、1比較周期の復調感度を2倍に向上さ
せると、約3dBの改善がある。この復調感度の改善
は、現在の技術レベルにおいては位相同期ループから発
生するノイズを減少させ、この位相同期ループノイズで
制約されている位相同期発振回路のフェーズノイズを減
少させるので、これを電圧制御発振器1で決定されるフ
ェーズノイズのレベルに大いに近づけることになり、極
めて大きな改善である。
【0028】なお、図3の位相比較器3は、位相・周波
数差検出回路31と差動増幅器34の間に各々1個のサ
ンプリング回路32,33を備えているが、サンプリン
グ回路32,33をそれぞれ複数個縦続に接続すれば、
この位相比較器3の復調感度特性を位相周波数差の0°
近傍においてより急峻にすることができる。
【0029】図5は、図3に示される位相器322の第
1の例を示す回路図である。この位相器は、入力端59
およびこれと共通の端子である出力端Aを含む信号ライ
ンとベースライン60との間に可変容量ダイオード51
を接続し、移相制御端子323と信号ラインの間には、
信号ラインからの交流を阻止するコイル57が接続され
ている。この位相器322の移相量調整は、移相制御端
子323に加える電圧を変化させ、可変容量ダイオード
51の容量値を変化させて行う。
【0030】図6は、図3に示される位相器322の第
2の例を示す回路図である。入力端59と出力端Aの間
には抵抗器53,54が直列に接続され、入力端59と
ベースライン60との間には抵抗器55が接続されてい
る。抵抗器53,54の接続点とベースライン60との
間には、可変容量ダイオード52とコンデンサ56が直
列に接続されている。可変容量ダイオード52とコンデ
ンサ56の接続点と移相制御端子323の間には交流を
阻止するコイル58が接続されている。この位相器32
2においても、移相制御端子323に加える電圧を変化
させ、可変容量ダイオード52の容量値を変化させて移
相量調整を行う。
【0031】図3に示した位相器323としては、図
5,図6に示した位相器を単独あるいは縦続に接続して
使用すれば、図3の位相比較器の復調感度特性を得るの
に必要な移相量を得ることは容易である。なお、図3の
位相器は、論理回路によって構成される遅延回路、ある
いは公知の伝送線を活用した固定位相器の電子的切替に
よって構成されてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明による位
相同期発振回路は、電圧制御発振器の位相同期状態に応
じて、位相比較器の復調感度特性を変化するようにした
ので、唯1個の位相比較器を用意すればよく、位相同期
の引込みおよび同期はずれの場合の復帰特性にすぐれる
とともに、占有体積が小さく軽量の位相同期発振回路を
得る効果がある。更に第2の発明による位相比較器を使
用することにより、雑音特性の優れた位相同期発振回路
を得る効果がある。
【0033】また、第2の発明による位相比較器は、位
相・周波数差検出回路の2つの出力端それぞれと、差動
増幅器の差動入力端それぞれの間にHレベルデューティ
を減少させるサンプリング回路を接続することにより、
雑音の増加なしに位相・周波数復調感度を変化できる効
果があり、これを位相同期発振回路の位相比較器として
使用すれば、雑音が少なく、かつ小型の位相同期発振回
路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による位相同期発振回路のブ
ロック図である。
【図2】図1の実施例に用いる位相比較器の復調感度特
性を示す図である。
【図3】図2の復調感度特性を実現する位相比較器の一
例の回路図である。
【図4】図3の位相比較器のタイミングチャート図であ
る。
【図5】図2のサンプリング回路に使用する位相器の第
1の例の回路図である。
【図6】図2のサンプリング回路に使用する位相器の第
2の例の回路図である。
【図7】従来の位相同期発振回路のブロック図である。
【図8】図7の従来例の2つの位相比較器の復調感度特
性を示す図である。
【図9】図8の第1の復調感度特性を実現する位相比較
器の回路図である。
【図10】図9の位相比較器のタイミングチャート図で
ある。
【図11】図8の第2の復調感度特性を実現する位相比
較器の回路図である。
【符号の説明】
1 電圧制御発振器(VCO) 2 分周器(÷N) 3 位相比較器(PD) 4 基準信号源 5 低域ろ波器(LPF) 6 フェーズロック検出器(PLD) 10 復調感度制御端子 31 位相・周波数差検出回路 32,33 サンプリング回路 321 AND回路 322 位相器 323 移相量制御端子 34 差動増幅器 51,52 可変容量ダイオード 53〜55 抵抗器 56 コンデサ 57,58 コイル 59 ベースライン 71,74 スイッチ(SW) 72,73 位相比較器(PD)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準信号および比較信号を入力し
    方の検出出力端には常にHレベルデューティ1の検出信
    号を他方の検出出力端には前記基準信号と前記比較信
    号との位相差が増大するにつれてHレベルデューティが
    減少する検出信号を出力する位相・周波数差検出回路
    と、前記一方の検出出力端および前記他方の検出出力端
    にそれぞれ接続され入力される前記検出信号のHレベ
    ルデューティが1と0の間では前記Hレベルデューティ
    を減少して出力するサンプリング回路と、前記サンプリ
    ング回路のそれぞれの出力を差動入力する差動増幅回路
    とを含み 前記サンプリング回路の各各が、移相量調整信号の制御
    により前記検出信号の出力位相を変化できる位相器と、
    一方の入力端に前記検出信号を入力し他方の入力端に前
    記位相器の出力を入力するAND回路と を含むことを特
    徴とする位相比較器。
  2. 【請求項2】 出力信号の周波数が周波数制御信号に
    よって制御される電圧制御発振器と、前記出力信号を分
    周した分周信号を発生する分周器と、前記電圧制御発振
    器の位相同期状態を検出し位相同期状態信号を出力する
    位相同期検出器と、基準信号を発生する基準信号源と、
    前記分周信号と前記基準信号との位相・周波数差を検出
    する位相比較器と、前記検出された位相・周波数差から
    前記周波数制御信号を作成する低域ろ波器とを有する位
    相同期発振器において、 前記位相比較器は、前記基準信号および前記分周信号を
    入力し,一方の検出出力端には常にHレベルデューティ
    1の検出信号を,他方の検出出力端には前記基準信号と
    前記分周信号との位相差が増大するにつれてHレベルデ
    ューティが減少する検出信号を出力する位相・周波数差
    検出回路と、前記一方の検出出力端および前記他方の検
    出出力端にそれぞれ接続され,入力される前記検出信号
    のHレベルデューティが1と0の間では前記Hレベルデ
    ューティを減少して出力するサンプリング回路と、前記
    サンプリング回路のそれぞれの出力を差動入力する差動
    増幅回路とを含み、 前記サンプリング回路の各各が、前記位相同期状態信号
    により前記検出信号の出力位相を変化できる位相器と、
    一方の入力端に前記検出信号を入力し他方の入 力端に前
    記位相器の出力を入力するAND回路とを含むことを特
    徴とする位相同期発振器。
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