JPS6322738Y2 - - Google Patents

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JPS6322738Y2
JPS6322738Y2 JP7336682U JP7336682U JPS6322738Y2 JP S6322738 Y2 JPS6322738 Y2 JP S6322738Y2 JP 7336682 U JP7336682 U JP 7336682U JP 7336682 U JP7336682 U JP 7336682U JP S6322738 Y2 JPS6322738 Y2 JP S6322738Y2
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JP
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frequency
controlled oscillator
voltage controlled
pll
loop filter
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JP7336682U
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はFM復調回路に係り、特に復調器の中
心周波数の安定及び選局系のPLLの安定とを簡
単な回路により可能としたものに関する。
例えば、PLLを用いてFM変調波を復調する場
合、第1図に示す回路が使用されている。
第1図において、1は信号入力端子、2は周波
数変換器(ミキサ)、3はバンドパス・フイルタ、
4はFM復調器、5はデエンフアシス、6は増幅
器、7は出力端子、8は電圧制御発振器、9はル
ープ・フイルタ、10はフエイズ・デテクタ、1
1はデバイダ、12は基準発振器、13はプログ
ラマブル・デバイダである。
いま信号入力端子1にFM変調された入力周波
数inの入力信号が入力されたとき、この入力周
波数inに対してその差が例えば10.7MHz(便宜
上一般のFM用セラミツク・フイルターの周波
数)になるように電圧制御発振器8の発振周波数
を設定する。このため電圧制御発振器8の出力を
デバイダ11′で分周し、この分周された信号を
プログラマブル・デバイダ13によりさらに分周
し、この分周された信号と、基準発振器12の出
力をデバイダ11で分周した信号とをフエーズ・
デテクタ10により位相比較して、その出力をル
ープ・フイルタ9で直流に変換して電圧制御発振
器8に印加し電圧制御発振器8の発振周波数を制
御する。このとき、プログラマブル・デバイダ1
3に与える選局するための分周コード14は、周
波数変換器2の出力が任意の入力周波数inに対
して常に10.7MHzとなるように選局しようとする
入力周波数inに応じてあらかじめ決められてい
る。なお、この分周コードは例えば押ボタンキー
(図示せず)によつてプログラマブル・デバイダ
13に与えられる。このように構成された通常の
PLL(Phase−Locked Loop)選局システムによ
り周波数変換器2により変換されて10.7MHzに固
定された信号はバンドパス・フイルタ3を経由し
てFM復調器4で復調され、デエンフアシス5で
周波数特性の低周波部分がアツプされてほぼ平坦
な周波数特性に補正されたあとで増幅器6を経由
して復調信号が出力端子7に出力されることにな
る。前記FM復調器4は、例えばモノフオニツク
信号の場合はレシオ検波器の如きもので構成され
ている。そして電圧制御発振器8としては、例え
ばエミツタ結合マルチバイブレータ型のような、
RCマルチバイブレータが使用される。
しかしながらこの第1図の如きFM復調回路で
は次の〜の如き問題点が存在する。すなわち
少なくとも周波数変換器2、バンドパス・フイ
ルタ3、FM復調器4及び電圧制御発振器8の4
つのブロツクがそれぞれバラバラに必要であり、
したがつて大型化ならざるを得なかつた。入力
周波数inと電圧制御発振器8の周波数が異なる
ために、その電圧制御発振器8の周波数の選択の
仕方次第ではビート妨害を生ずる。選局系
PLLは安定としてもFM復調器4の中心周波数の
安定度は別個に深く定める必要がある。
したがつて本考案の目的はこのような問題点を
改善するために、FM復調器にPLLを使用すると
ともにその電圧制御発振器を選局系PLLにも使
用するようにしたFM復調回路を提供することで
ある。
そしてこのような目的を遂行するため本考案の
FM復調回路では、第1の位相比較器と第1のル
ープ・フイルタと電圧制御発振器を備えるFM復
調グループと、前記電圧制御発振器と少くとも第
2のループ・フイルタと第2の位相比較器とプロ
グラマブル・デバイダと基準発振器を備える
PLL選局ループを有することを特徴とする。
本考案の一実施例を第2図ないし第4図にもと
づき説明する。
第2図は本考案の概略構成図、第3図はその
PLL復調器の構成図、第4図は第2図の詳細構
成ブロツク図である。
図中、第1図と同符号部は同一部分を示す。1
5はPLL復調器であつて入力されたFM信号を復
調すると共に選局するものであり、第3図に詳記
するように、位相比較器20、ループ・フイルタ
21及び電圧制御発振器22等により構成され、
1ケのICで構成されている。そして電圧制御発
振器22はマルチバイブレータ型の発振器により
構成され、このICの容量端子には印加電圧によ
り静電容量が変化するバラクタ・ダイオード16
が接続されている。
17はフエイズ・デテクタであつて第1図にお
けるフエイズ・デテクタ10に対応し、18はル
ープ・フイルタであつて第1図におけるループ・
フイルタ9に対応する。
19はプログラマブル・デバイダであつて
PLL復調器15内の電圧制御発振器22の出力
をその分周コード23に応じて分周してフエイ
ズ・デテクタ17に印加して基準発振器12の出
力をデバイダ11で分周した信号との位相比較を
行い、そのフエイズ・デテクタ17の出力をルー
プ・フイルタ18により直流化してPLL復調器
15を構成する電圧制御発振器22の容量端子に
設けられたバラクタ・ダイオード16に印加し、
周波数選局を行わせると共にFM復調を行なわせ
るものである。
すなわち、本考案は単一の電圧制御発振器22
を介して、周波数変換をすることなしに、PLL
選局とFM復調とを同時に行なわせるものであ
り、以下第4図を用いて詳細に説明する。
第4図において、破線で示したブロツクは
PLL選局系、太い実線で示したブロツクはFM復
調系である。いま、例えば選局しようとする入力
周波数inがFM変調されているとすれば、入力
周波数inは、その中心周波数0に対して音声信
号等の変調波の振幅に応じた△0だけ瞬時周波数
が変化している。そして、前記PLL選局系は、
中心周波数0に対して、動作されるものである。
また入力周波数inが中心周波数0に固定されて
変動しない(すなわち無変調おとき)とするなら
ば、ループ・フイルタ21から電圧制御発振器2
2に印加される直流電圧と、ループ・フイルタ1
8から電圧制御発振器22に印加される直流電圧
とは、共に変動することはなく、一定である。な
おまた、入力周波数inが中心周波数0を中心に
±△0の範囲で変動(なわわちFM変調されてい
る)するならば、前記とは異なつて電圧制御発振
器22に印加されるそれぞれの直流電圧は△0
値に応じて変化しようとする。しかし、このとき
ループ・フイルタ21とループ・フイルタ18と
がそれぞれ具備する時定数を異なつた値とし、ル
ープ・フイルタ18の時定数を△0の変化の速度
(変調波の周波数)に対して追従できないような
値に設定するならば、入力周波数0±△0なる周
波数変化に対しては、ループ・フイルタ21から
電圧制御発振器22に印加される直流電圧のみが
変化し、この電圧をとり出せば、FM復調された
ものとなる。なおこのときの電圧制御発振器22
の発振周波数は入力周波数0±△0と全く同一の
周波数となる。
したがつて選局を行う場合、PLL復調器15
における電圧制御発振器22の出力をプログラマ
ブル・デバイダ19の入力に加え、その選局に応
じた分周コードを印加することにより適当な分周
を行ない、フエイズ・デテクタ17で基準発振器
12の出力をデバイダ11で分周した信号とを位
相比較し、比較された誤差信号をループ・フイル
タ18で直流に変換し、PLL復調器15の容量
端子に設けられたバラクタ・ダイオード16に加
えることによつて所期の選局しようとする入力周
波数と同じ周波数を電圧制御発振器22より発振
させ、かくしてPLL復調器15から選局された
周波数のFMの復調出力を得ることができる。
したがつて本考案によれば、マルチバイブレー
タ電圧制御発振器型のPLL復調器15のICを使
用することによりその内部に兼ね備えた電圧制御
発振器22の出力を選局用の電圧制御発振器に兼
用できるので、従来のように周波数変換器、バン
ドパス・フイルタ、FM復調器及び電圧制御発振
器という少くとも4ブロツクがバラバラに必要だ
つたことに比較して、回路構成を簡単にすること
ができる。
そして復調用の電圧制御発振器と選局用の電圧
制御発振器が同一であるためにそのいかなる高周
波妨害を生せず、クリアーな復調が可能である。
またこの系の安定性はほぼ基準発振器の安定度
で決まるので、一般に不安定といわれる従来の
FM復調器4の中心周波数は常に選局系PLLシス
テムにより安定性が保たれることになる。
さらに選局系のPLLは入力周波数inを中間周
波数に変換する必要がないために周波数が低く構
成できるので、プリスケラーや第1図に示すよう
なデバイダ11′が不要となる。
したがつてTV信号のオーデイオ・サブキヤリ
ア群等のFM変調波を復調する場合に使用して、
非常に動作の安定した、構成の簡単なFM復調回
路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のFM復調回路、第2図は本考案
の概略構成図、第3図はそのPLL復調器の構成
図、第4図は第2図の詳細構成ブロツク図であ
る。 1……信号入力端子、2……周波数変換器、3
……バンドパス・フイルタ、4……FM復調器、
5……デエンフアシス、6……増幅器、7……出
力端子、8……電圧制御発振器、9……ループ・
フイルタ、10……フエイズ・デテクタ、11,
11′……デバイダ、12……基準発振器、13
……プログラマブル・デバイダ、14……分周コ
ード、15……PLL復調器、16……バラク
タ・ダイオード、17……フエイズ・デテクタ、
18……ループ・フイルタ、19……プログラマ
ブル・デバイダ、20……位相比較器、21……
ループ・フイルタ、22……電圧制御発振器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の位相比較器と第1のループ・フイルタと
    電圧制御発振器を備えるFM復調グループと、前
    記電圧制御発振器と少くとも第2のループ・フイ
    ルタと第2の位相比較器とプログラマブル・デバ
    イダと基準発振器を備えるPLL選局ループを有
    することを特徴とするFM復調回路。
JP7336682U 1982-05-19 1982-05-19 Fm復調回路 Granted JPS58176414U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7336682U JPS58176414U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 Fm復調回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7336682U JPS58176414U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 Fm復調回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58176414U JPS58176414U (ja) 1983-11-25
JPS6322738Y2 true JPS6322738Y2 (ja) 1988-06-22

Family

ID=30082875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7336682U Granted JPS58176414U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 Fm復調回路

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JP (1) JPS58176414U (ja)

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JPS58176414U (ja) 1983-11-25

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