JPH0434589Y2 - - Google Patents

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JPH0434589Y2
JPH0434589Y2 JP1986097725U JP9772586U JPH0434589Y2 JP H0434589 Y2 JPH0434589 Y2 JP H0434589Y2 JP 1986097725 U JP1986097725 U JP 1986097725U JP 9772586 U JP9772586 U JP 9772586U JP H0434589 Y2 JPH0434589 Y2 JP H0434589Y2
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JP
Japan
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vco
power supply
power
pll
voltage controlled
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JP1986097725U
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は無線機に使用する位相同期回路(以下
PLLと称す)に関するものである。
〔考案の概要〕
二つの電圧制御発振器(以下VCOと称す)を
有するPLLにおいて、発振周波数を切換えるた
めVCOの電源を切換えると、電源断側のVCOの
電源立下りよりも電源投入側のVCOの電源立上
りの方が速い場合、第1VCOと第2VCOの両方同
時に発振している状態があり、そのあいだPLL
のLOCKができないで、LOCKする時間が長くな
るという問題があつた。本考案はこれを解決する
ためVCOの切換え電源スイツチに電源立上り時
間遅延回路をもうけて、両方同時に発振している
状態をなくし、LOCKする時間を短縮するもので
ある。
〔従来の技術〕 従来の技術を第2図により説明する。1は基準
信号発振器、2は位相比較器、3はループフイル
タ、4は第1VCO、5は第2VCO、6は分周器、
7は電源切換スイツチ、8はVCOの電源端子で
ある。以下に動作を説明する。基準信号発振器1
の出力と第1VCO4又は第2VCO5の出力を分周
器6で分周した信号とを位相比較器2に入力し、
その出力信号をループフイルタ3を通して第
1VCO4及び第2VCO5に接続してPLLを構成す
る。なお発振周波数に応じて第1VCO4および第
2VCO5の電源を切換スイツチ7で切換えて使用
するものである。ここで第1VCO4及び第2VCO
5の二つのVCOを切替えて用いるのは、互いの
発振周波数が離れている場合、一つのVCOでは
カバーしきれないためである。実際の応用例とし
てはシンセサイザ無線機の送信周波数と受信ロー
カル周波数として使用する場合などがある。ま
た、実際の場合はループ回路も切替えて使用する
場合が多いが、同一ループのままでも使用できる
のでここでは最も簡単な例で示した。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述の従来技術には第1VCO4と第2VCO5の
電源を切換えた時、電源断側のVCOの電源立下
り時間に比べて電源投入側VCOの電源立上り時
間が遅い場合は問題とならないが、上記電源立上
り時間の方が速い場合、第1VCO4と第2VCO5
が同時に発振している状態があり、PLLのロツ
ク時間が遅くなるという欠点がある。本考案はこ
れらの欠点を解決するため、電源の切換時間を制
御して、PLLのロツク時間を早くすることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するため、VCOの
電源にそれぞれ電源立上り時間遅延回路を接続
し、第1VCO4と第2VCO5が同時に発振してい
る状態をなくすようにしたものである。
〔作用〕
それぞれのVCOの電源切換スイツチに設けた
電源立上り時間遅延回路は、電源を切換えたとき
互いに他方のVCOの電源が立ち下がり、発振が
停止するまで電源投入側VCOの電源立上り時間
を遅らせ発振動作を遅らせるので、PLLの不動
作領域がなくなつてロツク時間を早くすることが
できる。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を第1図により説明す
る。1〜8は第2図の従来例と同一部分、9,1
0は電源立上り時間遅延回路である。以下この回
路の動作を説明する。基準信号発振器1の出力
と、第1VCO4又は第2VCO5の出力を分周器6
で分周した信号とを位相比較器2に入力し、その
出力信号をループフイルタ3を通して第1VCO4
及び第2VCO5に接続してPLLを構成する。なお
必要な発振周波数に応じて第1VCO4、第2VCO
5の電源を切換スイツチ7で切換え、切換スイツ
チ7の出力に電源立上り時間遅延回路9,10を
接続して、第1VCO4又は第2VCO5の電源立上
りを片方が発振停止するまで遅らせ、第1VCO
4、第2VCO5が同時に発振している状態がない
ようにしたものである。この結果PLLの不動作
の領域がなくなるのでロツク時間を早くすること
ができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば複数のVCOを切換えたときの
PLLのロツク時間を早くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成を示すブロツク
図、第2図は従来のPLLの構成を示すブロツク
図である。 1……基準信号発振器、2……位相比較器、3
……ループフイルタ、4……第1VCO、5……第
2VCO、6……分周器、7……電源切換スイツ
チ、8……電源端子、9,10……電源立上り時
間遅延回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一個の基準信号発振器と位相比較器とループフ
    イルタと分周器と複数の電圧制御発振器とこの電
    圧制御発振器の電源を切換えるスイツチとで構成
    される位相同期回路において、前記複数の電圧制
    御発振器の電源切換スイツチの出力側にそれぞれ
    電源立上り時間遅延回路を設け、ロツク時間を短
    縮することを特徴とする位相同期回路。
JP1986097725U 1986-06-27 1986-06-27 Expired JPH0434589Y2 (ja)

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JPS635730U JPS635730U (ja) 1988-01-14
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KR101904749B1 (ko) * 2012-05-10 2018-10-08 삼성전자주식회사 위상 고정 루프의 스위칭 및 위상 잡음 향상 기법을 적용한 트랜시버

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56117437A (en) * 1980-02-20 1981-09-14 Toshiba Corp Pll circuit

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JPS56117437A (en) * 1980-02-20 1981-09-14 Toshiba Corp Pll circuit

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