JPH04343988A - キャビネットの扉装置 - Google Patents

キャビネットの扉装置

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JPH04343988A
JPH04343988A JP14406191A JP14406191A JPH04343988A JP H04343988 A JPH04343988 A JP H04343988A JP 14406191 A JP14406191 A JP 14406191A JP 14406191 A JP14406191 A JP 14406191A JP H04343988 A JPH04343988 A JP H04343988A
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door
plate
cabinet
plates
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Seiji Oguma
小熊 誠次
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビネットにおける
扉に係り、特に、引戸式の扉装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、二枚の扉を引き違い式に配した引き
戸式の扉装置が一般的であるが、これはキャビネットの
開口幅の約二分の一の幅の開口しか得ることができず、
しかも通常は扉を閉めた状態で、中央で二枚の扉が重な
り合うような幅を有しているので、実質的には開口幅は
更に狭くなっている。
【0003】この場合、キャビネットの中央に保管して
あるファイル等はその脇のものを取り出してからでない
と取り出すことはできず、また、後方の扉を開ける際は
前方の扉が邪魔になり、把手に手を掛けたままで開ける
ことができなかった。
【0004】開口幅を大きくとれるキャビネットとして
は、実公平2−43988号公報のもののように、3枚
の扉を引き違い式に配した扉装置がある。しかし、扉を
複数に分割した分だけ扉の厚みが増すと共に、扉の左右
が非対称になることから体裁上も好ましいものではない
【0005】また、扉を閉めた状態で、両扉が同一面と
なる扉装置として特公平2−1955号公報に開示され
ているものもあるが、二枚の扉を同時に動かすことがで
きないので、使用上の制約があるばかりか、キャビネッ
トの開口幅の二分の一以上の開口量が得られるものでは
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、扉を開けた
際に、キャビネットの開口幅の二分の一以上の開口が得
られ、かつ左右の扉板が同一面に保持されるように配さ
れ、美観上も好ましいキャビネットの扉装置を得ること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のキャビネットの
扉装置は、同一面に配された幅狭の二枚の扉板と、各扉
板を互いに平行かつ離接自在に連結するX字型リンク機
構と、前記扉板の各裏面の各一端の取り付けられた伸縮
可能な伸縮扉とからなり、各扉板の接触時に、伸縮扉が
扉板の裏面に収納され、各扉板の離隔時に、伸縮扉が各
扉板間を塞ぐようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】扉の開閉時、二枚の扉板は、X字型リンク機構
によって同一面上を移動するように案内され、正確かつ
円滑な移動が行なわれる。更に、幅狭の二枚の扉板の幅
の総和をキャビネットの開口幅の二分の一以下に設計し
ておけば、各扉板の接触時に開口は二分の一以上開かれ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2には、本発明を適用したキャビネッ
ト(1)が示されており、図1には扉を閉塞している状
態が、図2には扉を全開した状態が示されている。
【0010】把手(2)を有するこの扉板(3)は、そ
れぞれの幅が狭く、図2に示すように両扉板(3)(3
)を接触させた際、その幅がキャビネット(1)の開口
幅の二分の一以下になっている。
【0011】図3及び図4には、第1実施例のキャビネ
ット(1)の扉装置の裏面が示され、これは、真中の中
央板(4)とその両側に設けられた側板(5)、(5)
とから成る伸縮扉(6)と、側板(5)、(5)の両側
に設けられた扉板(3)、(3)とから構成され、それ
ぞれの板には、その周囲に裏面に突出する枠(7)が形
成されている。
【0012】中央板(4)の両側には、前述の側板(5
)の枠(7)に係合できる連動板(8)が上下左右に取
り付けられており、また側板(5)の外側片方には、前
述の扉板(3)の枠(7)に係合できる連動板(8)が
上下に取り付けられている。その為、片方の扉板(3)
を移動させると、各板は連動板(8)によって順次連動
して移動するようになっている。
【0013】両扉板(3)、(3)の裏側には、収納枠
(9)が形成されており、図2及び図4のように扉を開
いた状態に於いて、中央板(4)及び側板(5)が扉板
(3)の裏側に収納されるようになっている。更に、収
納枠(9)の一部には上下に延びるガイドレ−ル(10
)が形成されており、後述のX字型リンク機構に取り付
けられたガイドロ−ラ−(11)が移動するようになっ
ている。
【0014】X字型リンク機構(12)は、その中心軸
(13)が中央板(4)に枢着されており、ステ−(1
4)の端部にはガイドロ−ラ−(11)が取り付けられ
ている。扉板(3)、側板(5)及び中央板(4)の下
端にはそれぞれロ−ラ−(15)が装着されており、第
2図に示される第1ガイド溝(16)、第2ガイド溝(
16’)及び第3ガイド溝(16”)内を転がり走行で
きるようになっている。
【0015】次に、上記第1実施例の作用を説明する。 図1、図3には、キャビネット(1)の扉を閉めた状態
が示され、X字型リンク機構(12)のステ−(14)
が水平方向に傾き、両扉板(3)、(3)が同一面で移
動するように保持している。
【0016】次に扉板(3)のいづれかの把手(2)に
手を掛け、図2、図4に示す位置まで開放していくと、
X字型リンク機構(12)のステ−(14)は、その先
端に取り付けられたガイドロ−ラ−(11)がガイドレ
−ル(10)で案内されながら、垂直方向に立ち上がっ
ていく。
【0017】その為、中央板(4)は、両扉板(3)、
(3)の中心を維持したまま、側板(5)、(5)と共
に次第に両扉板(3)、(3)の収納枠(9)、(9)
の中に入っていき、キャビネットの外側から見えない状
態に収納される。
【0018】図5には、第2実施例のキャビネット(1
)の扉装置の裏面が示され、これは、第1実施例の側板
に代えて蛇腹部材(17)を用いたものである。蛇腹部
材(17)は、中央板(4)の両側にその一端が取り付
けられ、それぞれの蛇腹部材(17)の他端が扉板(3
)の収納枠(9)の部分に取り付けられている。
【0019】その作用は、第1実施例と同様に、扉の開
放時、中央板(4)が、両扉板(3)、(3)の中心を
維持したまま、蛇腹部材(17)と共に次第に両扉板(
3)、(3)の収納枠(9)、(9)の中に入っていき
、キャビネットの外側から見えない状態に収納される。
【0020】図6には、第3実施例のキャビネットの扉
装置の裏面が示され、これは、伸縮扉(6)として、巻
き取り式幕状部材(18)を用いたものである。巻き取
り式幕状部材(18)は、扉板(3)の収納枠(9)に
取り付けられた両巻き取りロ−ラ−(19)、(19)
に巻き付けられている。
【0021】更に、X字型リンク機構(12)の中心軸
(13)は、他の部材に枢着されておらず、両ステ−(
14)、(14)の上端は、ガイドロ−ラ−(11)を
介して、ガイドレ−ル(10)で案内されながら昇降で
きるようになっていると共に、両ステ−(14)の下端
部は、ガイドレ−ル(10)の下端部に枢着軸(20)
で枢着されている。
【0022】その作用は、第1実施例及び第2実施例と
同様に、扉の開放時、巻き取り式幕状部材(18)が、
両扉板(3)、(3)の収納枠(9)、(9)中の両巻
き取りロ−ラ−(19)、(19)に次第に巻き取られ
ていき、キャビネットの外側から見えない状態に収納さ
れる。
【0023】その際、X字型リンク機構(12)のステ
−(14)上端のガイドロ−ラ−(11)及びステ−(
14)の回転軸(13)は上昇し、ステ−(14)が垂
直方向に立ち上がっていく。なお、このX字型リンク機
構(12)を利用する場合、巻き取り式幕状部材(18
)に代えて、一枚の蛇腹部材を使用することも出来る。
【0024】図7には、X字型リンク機構(12)の変
形例が示され、中央板(4)にステ−(14)の回転軸
(13)が昇降する昇降溝(21)が形成されており、
また、両ステ−(14)の上端は、ガイドロ−ラ−(1
1)を介して、ガイドレ−ル(10)で案内されながら
昇降できるようになっていると共に、両ステ−(14)
の下端部は、ガイドレ−ルの下端部に枢着軸(20)で
枢着されている。
【0025】その作用として、扉の開放時、X字型リン
ク機構(12)のステ−(14)上端のガイドロ−ラ−
(11)はガイドレ−ル(10)を、ステ−(14)の
回転軸(13)は昇降溝(21)をそれぞれ上昇し、ス
テ−(14)が垂直方向に立ち上がっていく。
【0026】このように、扉の閉塞時には、同一面に配
された各扉板(3)(3)間が、伸縮扉(4)で左右対
称に閉鎖されるとともに、幅狭の二枚の扉板(3)(3
)の幅の総和をキャビネット(1)の開口幅の二分の一
以下に設計しておけば、各扉板(3)(3)の接触時に
開口は二分の一以上開かれる。
【0027】また、キャビネット開口幅の三分の二の開
口を得るには、扉板(3)の幅をキャビネット開口幅の
六分の一とすればよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は、次の効果を奏する。(a)幅
狭の二枚の扉板の幅の総和をキャビネットの開口幅の二
分の一以下に設計することにより、各扉板の接触時に、
扉の厚みをとることなく、開口は二分の一以上開かれる
。 (b)扉の閉塞時には、同一面に配された各扉板間が、
伸縮扉で左右対称に閉鎖されるので、美観上好ましいも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のキャビネットの扉閉塞時の斜
視図である。
【図2】同上扉開放時の斜視図である。
【図3】第1実施例における閉扉時の扉背面部分の斜視
図である。
【図4】第1実施例における開扉時の扉背面部分の斜視
図である。
【図5】第2実施例における閉扉時の扉背面部分の斜視
図である。
【図6】第3実施例における閉扉時の扉背面部分の斜視
図である。
【図7】X字型リンク機構の変形例の背面図である。
【符号の説明】
(1)キャビネット                
    (2)把手(3)扉板           
                 (4)中央板(5
)側板                      
      (6)伸縮扉(7)枠         
                     (8)連
動板(9)収納枠                 
         (10)ガイドレール (11)ガイドローラー              
    (12)X字型リンク機構 (13)中心軸                  
        (14)ステー(15)ローラー  
                      (16
)第1ガイド溝 (16’)第2ガイド溝              
     (16”)第3ガイド溝 (17)蛇腹部材                 
       (18)巻き取り式幕状部材 (19)ガイドレール               
     (20)枢着軸(21)昇降溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  同一面に配された幅狭の二枚の扉板と
    、各扉板を互いに平行かつ離接自在に連結するX字型リ
    ンク機構と、前記扉板の各裏面の各一端の取り付けられ
    た伸縮可能な伸縮扉とからなり、各扉板の接触時に、伸
    縮扉が扉板の裏面に収納され、各扉板の離隔時に、伸縮
    扉が各扉板間を塞ぐようにしたことを特徴とするキャビ
    ネットの扉装置。
  2. 【請求項2】  伸縮扉が、中央板と左右の両側板とか
    らなる請求項1記載のキャビネットの扉装置。
  3. 【請求項3】  伸縮扉が、中央板と、該中央板と左右
    の両扉板との間にそれぞれ張設される蛇腹状部材とから
    なる請求項1記載のキャビネットの扉装置。
  4. 【請求項4】  伸縮扉が、左右の両扉板の間に張設さ
    れる蛇腹状部材からなる請求項1記載のキャビネットの
    扉装置。
  5. 【請求項5】  伸縮扉が、左右の両扉板の間に張設さ
    れる巻き取り式幕状部材からなる請求項1記載のキャビ
    ネットの扉装置。
  6. 【請求項6】  X字型リンク機構の中心軸が、中央板
    に枢着され、各リンクの両端が扉板に対して上下に移動
    自在に係合されてなる請求項1、2又は3記載のキャビ
    ネットの扉装置。
  7. 【請求項7】  X字型リンク機構の各リンクの一端が
    、扉板に枢着され、各他端が扉板に対して上下に移動自
    在に係合されると共に、リンク機構の中心軸が中央板に
    上下摺動自在に係合されてなる請求項1、2又は3記載
    のキャビネットの扉装置。
  8. 【請求項8】  X字型リンク機構の各リンクの一端が
    、扉板に枢着され、各他端が扉板に対して上下に移動自
    在に係合されてなる請求項1、2、4又は5記載のキャ
    ビネットの扉装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657235U (ja) * 1991-05-27 1994-08-09 株式会社岡村製作所 キャビネットの扉装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657235U (ja) * 1991-05-27 1994-08-09 株式会社岡村製作所 キャビネットの扉装置
JPH0734600Y2 (ja) * 1991-05-27 1995-08-09 株式会社岡村製作所 キャビネットにおける扉装置

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