JP3484220B2 - 突き出し横引き窓のレール材の移動案内装置 - Google Patents
突き出し横引き窓のレール材の移動案内装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓枠に上下のレール材
を移動自在に組付け、該レール材に備えたレール部片に
障子を横動可能に受支させた、突き出し横引き窓のレー
ル材の移動案内装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば、実公昭60−63666号公報
所載の通り、竪枠の関係でレール材の屋内外方向への移
動のために特別な装置を設けた構造のものはない。 【0003】概し、従来例は前記公報所載の通りの構造
であるので、レール材の支持(突き出し用)アームを窓
枠より屋外方向に回動突出させてレール材の突き出し操
作を行わざるを得ない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来例は、レール材
(突き出し状態時に障子重量が負荷される)の支持アー
ムの回動操作によってのみ、レール材の窓枠からの出入
操作を行うため、障子重量の負荷にも対応できる突き出
し装置を必要とし、該突き出し装置にしても、重量の嵩
む障子の場合に耐荷重性の問題がある。いずれにして
も、従来例は、竪枠との関係でレール材を案内する構造
になっていないため、障子の突き出し、収納操作を必ず
しも円滑に行えない、本発明は斯様な点に着目して創案
したものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】窓枠に上下のレール材を
屋内外方向移動自在に組付け、該レール材に備えたレー
ル部片に障子を横動可能に受支させた突き出し横引き窓
において、竪枠の内面に、該内面に固着した中央部片と
上部片および下部片とから成る断面溝状の案内基枠を設
け、該案内基枠に、中央部片と上部片および下部片とか
ら成る可動枠とレール材の端部に設けた組付駒を、組付
駒を可動枠の前記上部片と下部片間に介在させてそれぞ
れ屋内外方向に移動可能に係合し、しかも、案内基枠の
上部片の内面に設けた上側案内溝、案内基枠の下部片の
内面に設けた下側案内溝、組付駒の上面に設けた上面案
内溝および組付駒の下面に設けた下面案内溝のそれぞれ
を屋内外方向に沿わせて配置し、前記上側案内溝と上面
案内溝に部分的に係合して転動する適宜数の鋼球を可動
枠の前記上部片に、また、前記下側案内溝と下面案内溝
に部分的に係合して転動する適宜数の鋼球を可動枠の前
記下部片にそれぞれ屋内外方向に並べて受支させた構成
とするのである。 【0006】 【実施例】図面は本発明に係る突き出し横引き窓におけ
るレール材の移動案内装置の一実施例を示し、図1は閉
塞状態時の本発明要部の横断面図、図2は開放状態時の
本発明要部の横断面図、図3は組付駒と案内基枠の関係
を示す断面図、図4は可動枠と鋼球の関係を示す断面
図、図5は開放状態時の上枠部側の縦断面図、図6は閉
塞状態時の下枠部の縦断面図、図7は開放状態時におけ
る突き出し用の上アーム部の縦断面図、図8は図7のX
a−Xa線断面図、図9は閉塞状態時における突き出し
用の下アーム部の縦断面図、図10は竪枠の引寄せ部の
横断面図、図11は図10のXb−Xb線断面図、図1
2は下枠部の縦断面図、図13は図12のXc−Xc線
断面図、図14は開放状態を閉める略示縦断面図、図1
5は障子を横動させた状態を示す略示横断面図、図16
は各部材の配置関係を示す略示正面図である。 【0007】図中、Aは上枠1a、下枠1bおよび左右
の竪枠1c,1cを互いに組付けて構成した窓枠で、窓
枠Aの上枠1aには屋外面側を開口した上収納間隙2、
また、下枠1bには同じく屋外面側を開口した下収納間
隙2′をそれぞれ設けてある。 【0008】3は上収納間隙2を出入する上レール材、
3′は下収納間隙2′を出入する下レール材をそれぞれ
示し、上下のレール材3,3′は、角筒状の主体部3
a,3′aと該主体部3a,3′aの屋外面側に相対し
て突設した一対のレール部片3b,3b,3′b,3′
bとで成り、主体部3a,3′aの左右(長手)方向の
両端に嵌着した組付駒4,4を、可動枠5,5を介して
窓枠Aの前記竪枠1c,1cに固着して設けた案内基枠
6,6に支持させてある。すなわち、上下のレール材
3,3′は案内基枠6,6を介して竪枠1c,1cに受
支されている。 【0009】案内基枠6は、中央部片6aと上部片6b
および下部片6cとから成る断面溝状体で成り、上部片
6bの内面に上側案内溝7を、下部片6cの内面に下側
案内溝7′をそれぞれ設けて互いに対向させる一方、中
央部片6aの屋内外方向の両端中央に屋内外一対のスト
ッパーピン8,8′を突設して構成し、前記竪枠1cの
内面に中央部片6a部において固着したものである。 【0010】この案内基枠6に、前記可動枠5を上下部
片6b,6c間に介在させて屋内外方向に移動可能に係
合し、可動枠5は、上下方向の中央に屋内外方向に沿わ
せて係合突条5a′を備えた中央部片5aと上部片5b
および下部片5cで構成し、中央突条5a′の両端に前
記ストッパーピン8,8′を係離する切欠9,9を備
え、また、上下部片5a,5bには屋内外方向にして適
宜数の透孔10,10,…を列設し、該透孔10,1
0,…に鋼球11,11,…を係合してこれを上下部片
5b,5cで受支させてある。 【0011】上部片5bに受支させた鋼球11,11,
…は、前記上側案内溝7に転動自在に部分的に係合し
て、一部を上部片5aより下方に突出させて前記組付駒
4に設けた上面案内溝12に係合し、また、下部片5b
に受支させた鋼球11,11,…は、前記下側案内溝
7′に転動自在に部分的に係合して一部を下部片5cよ
り上方に突出させて組付駒4に設けた下面案内溝12′
に係合してある。 【0012】前記組付駒4は、屋内外方向にして設けた
係合溝13を可動枠5の前記中央突条5a′に係合する
一方、上面に設けた上面案内溝12および下面に設けた
下面案内溝12′に前記の通り鋼球11,11,…を係
合して可動枠5に屋内外方向に移動自在に組付け、この
組付駒4を両端に備えた上下のレール材3,3′は前記
の通り、可動枠5および案内基枠6を介して竪枠1c,
1cに屋内外方向移動自在に受支されている。 【0013】なお、組付駒4の前記係合溝13の適所に
は、屋内外の受止縁14,14′を設け、屋内側の受止
縁14が屋内側のストッパーピン8に係止して組付駒4
すなわち上下のレール材3,3′の屋内方向への移動が
規制され、屋外側の受止縁14′が屋外側のストッパー
ピン8′に係止して組付駒3すなわち上下のレール材
3,3′の屋外方向への移動が規制され、上下のレール
材3,3′は適宜の突出量で竪枠1cすなわち窓枠Aよ
り突出するようにしてある。 【0014】上レール材3と下レール材3′は、前記の
通り案内基枠6を介して竪枠1cに屋内外方向に移動自
在に支持され、それぞれの中間部の2個所において基端
部を上枠1aと下枠1bにそれぞれ回動自在に枢着した
上下の突き出し用アーム15の操作によって屋内外方向
の移動動作(障子の開閉動作)が行われる。 【0015】なお、上枠1a側に装着した一対の突き出
し用アーム15は下枠1b側に装置した一対のものと対
称的に配置され、各枠1a,1bの一対の突き出し用ア
ーム15,15間においても対称的に配置されている。 【0016】突き出し用アーム15は、上枠1a又は下
枠1bに固着した支持材16を介して上枠1aと下枠1
bに基端側を枢軸20によって回動自在に枢着され、先
端に縦軸回動自在に設けたローラ(金属製)17を、上
レール材3の下面と下レール材3′の上面に設けた左右
方向に長い長孔18に係合し、該長孔18を構成する
(上レール材3と下レール材3′に固着した)案内部片
19を介して上レール材3と下レール材3′に組付けて
ある。 【0017】図示、21は基端側を移動駒22に枢軸2
3によって回動自在に枢着した駆動アームで、駆動アー
ム21は、前記の通り上枠1a(上レール材3)および
下枠1b(下レール材3′)のそれぞれの2個所に配置
した各突き出し用アーム15に対応させて配置し、上枠
1a側の駆動アーム21にあっては先端部上面に、又、
下枠1b側の駆動アーム21にあっては先端部下面に、
それぞれ略長形状の突条24を備えて成り、突条24
を、前記突き出し用アーム15の枢軸20側に設けた案
内孔25に係合している。 【0018】案内孔25は、枢軸20側の一側部を前記
突条24の長さを直径とする円とほぼ一致する円形孔部
25aと長形孔部25bとで成り、円形孔部25aと連
通する長形孔部25bは、前記突条24の幅員方向の幅
と一致する横幅を備え、突き出し用アーム15の長手方
向に長くしたものである。 【0019】なお、案内孔25の長形孔部25bを突条
24が移動するときは突き出し用アーム15の枢軸20
を中心とする回動動作が行われず、突条24が円形孔部
25aに移動したとき突き出し用アーム15の屋内外方
向への回動動作が行われるようになっている。すなわ
ち、前記移動駒22が移動して前記枢軸20(突き出し
用アーム15)に近接する当初段階又は離開する終了段
階では突条24と案内孔25の係合関係によって突き出
し用アーム15の屋内外方向への回動動作は行われない
ようにしてある。 【0020】突き出し用アーム15に駆動アーム21を
介して接続した上枠1a側の移動駒22および同じく下
枠1b側の移動駒22(もとより各枠1a,1b側にそ
れぞれ一対に配置されている)は、窓枠Aの四周(すな
わち各枠1a,1b,1c部に連続させて)に配した案
内溝26に摺嵌した一対の摺動体27に固着してある。 【0021】各摺動体27は、上杆体部27a、下杆体
部27b、竪杆体部27cおよびこれら杆体部27a,
27b,27c間に介在させた可撓材27x(窓枠Aの
隅角部に配置した)を互いに接続して構成したもので、
案内溝26の上枠部26aに上杆体部27aを、竪枠部
26cに竪杆体部27cを、また、下枠部26bに下杆
体部27bをそれぞれ摺嵌し、上杆体部27aの竪枠1
c側の一端と竪杆体部27cの上端を、また、竪杆体部
27cの下端と下杆体部27bの竪枠1c側の一端を、
それぞれ前記可撓材27xによって互いに接続し、上杆
体部27aの他の一端に案内溝上枠部26aの外に配し
た前記移動駒22を取付け、また、下杆体部27bの左
右方向の中間部に同じく移動駒22,22を取付けてあ
る。 【0022】なお、移動駒22の進路上に前記支持材1
6は配され、移動駒22がこの支持材16に接触するこ
とによって移動駒22の一方向への移動は規制され、か
つ、前記の作動アーム15は回動して窓枠A(上枠1a
と下枠1b)より適宜の角度で突出するようになってい
る。 【0023】図示28は、下枠1bの上面の左右方向の
ほぼ中央に装置した操作ハンドルで、操作ハンドル28
は下枠1bに固着した支持枠29に収設した操作装置に
連けいし、この操作装置によって互いに近接離開する一
対の駆動片30,30を案内溝26の前記下枠部26b
に係合し、各駆動片30に当該駆動片に対応する摺動体
27の下杆体部27bを接続してある。 【0024】31は各移動駒22に縦軸回動自在に設け
た引寄せローラ(金属製)で、障子閉塞時にこの引寄せ
ローラ31が圧接して窓枠Aの屋外面側に設けた気密材
32に障子Bを圧接させる引寄せ受材33を、上レール
材1と下レール材1′の適所に設けてある。 【0025】また、気密材32に障子を圧接させる引寄
せ片兼用の施錠片34の基部を、摺動体27の竪杆体部
27cに固着し、この施錠片34の先端が係止する金属
製の受ローラ35を、各施錠片34に対応する障子Bの
竪框36cに設けてある。 【0026】障子Bは上框36a、下框36bおよび左
右の竪框36c並びにガラスパネル36xを互いに組付
けて構成し、この障子Bの上下框36a,36bに、屋
内側面を開口した案内横溝37,37′を設け、該案内
横溝37,37′の開口部を構成する上下の構成部片を
障子側レール部片38,38としてある。 【0027】障子Bの上框36a側の案内横溝37に、
前記開口部を通じるようにして上レール材3のレール部
片3bを、下框36b側の案内横溝37′に同じく開口
部を通じるようにして下レール材3′のレール部片3′
bをそれぞれ係合して、窓枠Aに上下のレール材3,
3′を介して障子Bを組付け、障子Bは、障子側ローラ
39をレール材3,3′のレール部片3b,3′bに、
また、レール材側ローラ40を障子側レール部片38に
それぞれ係合して、上下のレール材3,3′に移動可能
に支持されている。 【0028】しかして、実施例の突き出し横引き窓は、
閉塞状態時には嵌め殺し窓と略同様の外観体裁を呈し、
この状態から図14で示すように障子Bを窓枠Aより突
き出し、必要に応じて上下の上レール材3,3′に支持
させた障子Bを図15で示すように横動させて開放状態
に置くもので、突き出し操作は、上下のレール材3,
3′を屋外方向に移動させることによって障子Bは該レ
ール材3,3′に伴って屋外方向に突出する。 【0029】なお、突き出し操作時すなわち、上下レー
ル材3,3′の屋外方向への移動時には、障子Bは図示
省略した装置によってレールに沿う横動が規制され、突
出し後、この規制装置を開放することによって障子は横
動するようになっている。 【0030】もとより実施例の窓は、レール材3,3′
に沿わせて障子Bを横動したとき、レール材3,3′か
らの外れを防ぐ外れ防止装置を備えている。 【0031】閉塞状態時において、操作ハンドル28を
操作して操作装置に連けいした駆動片30,30を互い
に離開方向に移動させると(図13の鎖線で示した位置
から実線で示した位置に)、駆動片30を取付けた各摺
動体27,27は案内溝下枠部26b(下枠1b)にあ
っては互いに離開方向に、案内溝上枠部26a(上枠1
a)にあっては互いに近接方向に移動する。この結果、
摺動体27の上杆体部27aと下杆体部27bに取付け
た移動駒22は、突き出し用アーム15を枢着した支持
材16方向に移動し、かつ、引寄せ受材33の屋外側面
に接していた引寄せローラ31は引寄せ受材33から外
れこの移動駒22の移動に伴って、駆動アーム21の先
端側に設けた突条24は突き出し用アーム15の案内孔
25の長形孔部25bに沿って移動し、円形孔部25a
に至る。 【0032】他方、摺動体27の竪杆体部27cにおい
ては、該竪杆体部27cが案内溝26の竪杆体部27c
に沿って上昇し、該竪杆体部27cに取付けた施錠片3
4は竪杆体部27cに伴われて上昇し、障子竪框36c
に備えた受ローラ35より外れ、図11の鎖線で示す状
態となる。 【0033】以上の動作によって、障子は施錠状態から
開放され、先の操作ハンドル28の操作をさらに継続す
ると、移動駒22はさらに支持体16に近接し、案内孔
25の円形孔部25aに移動係合した突条24は、前記
近接に伴う枢軸23を中心とする駆動アーム21の屋外
方向への回動によって前記円形孔部25aにおいて突き
出し用アーム15を屋外方向に押圧し、これを屋外方向
へ回動せしめ、突き出し用アーム15に設けたローラ1
7は案内部片19においてそれぞれに対応する上レール
材3と下レール材3′を屋外方向へ押圧し、この結果、
上下レール材3,3′の端部に備えた組付駒4はその上
面案内溝12および下面案内溝12′に係合した鋼球1
1,11…の転動により、該鋼球11,11…を受支し
た可動枠5と共に、屋外方向へ移動し、上下の収納間隙
2、2′よりレール材3,3′は突出し、前記の操作ハ
ンドル28の操作継続によって、可動枠5は屋外側のス
トッパーピン8′に切欠9′が係止して屋外方向への移
動が規制されて窓枠A内にとどまる一方、上下のレール
材3、3′は鋼球11,11…と案内溝12,12′の
係合関係によって障子Bを伴って窓枠Aより突出し、所
謂突き出し操作が完了する(図2、図5、図14)。 【0034】この突き出し操作中、突き出し用アーム1
5の回動動作は、組付駒4の可動枠5を介する案内基枠
6(すなわち竪框1c)との係合関係によって制約さ
れ、突き出し用アーム15の先端に備えたローラ17が
長孔18に沿って移動することによって、障子Bは円運
動することなく、直線的に窓枠A外へ突き出されるので
ある。 【0035】もとより、操作ハンドル28を原位置に復
帰すると、各部は図2、図5、図7、図8の状態からは
図1、図6、図9、図10、図11或いは図12の状態
に復帰し再び嵌め殺し状態となるのである。 【0036】 【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
障子を受支した上下のレール材は屋内外方向を自在に移
動することができ、重量に嵩ばる大形の突き出し窓に適
用できる。
を移動自在に組付け、該レール材に備えたレール部片に
障子を横動可能に受支させた、突き出し横引き窓のレー
ル材の移動案内装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば、実公昭60−63666号公報
所載の通り、竪枠の関係でレール材の屋内外方向への移
動のために特別な装置を設けた構造のものはない。 【0003】概し、従来例は前記公報所載の通りの構造
であるので、レール材の支持(突き出し用)アームを窓
枠より屋外方向に回動突出させてレール材の突き出し操
作を行わざるを得ない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来例は、レール材
(突き出し状態時に障子重量が負荷される)の支持アー
ムの回動操作によってのみ、レール材の窓枠からの出入
操作を行うため、障子重量の負荷にも対応できる突き出
し装置を必要とし、該突き出し装置にしても、重量の嵩
む障子の場合に耐荷重性の問題がある。いずれにして
も、従来例は、竪枠との関係でレール材を案内する構造
になっていないため、障子の突き出し、収納操作を必ず
しも円滑に行えない、本発明は斯様な点に着目して創案
したものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】窓枠に上下のレール材を
屋内外方向移動自在に組付け、該レール材に備えたレー
ル部片に障子を横動可能に受支させた突き出し横引き窓
において、竪枠の内面に、該内面に固着した中央部片と
上部片および下部片とから成る断面溝状の案内基枠を設
け、該案内基枠に、中央部片と上部片および下部片とか
ら成る可動枠とレール材の端部に設けた組付駒を、組付
駒を可動枠の前記上部片と下部片間に介在させてそれぞ
れ屋内外方向に移動可能に係合し、しかも、案内基枠の
上部片の内面に設けた上側案内溝、案内基枠の下部片の
内面に設けた下側案内溝、組付駒の上面に設けた上面案
内溝および組付駒の下面に設けた下面案内溝のそれぞれ
を屋内外方向に沿わせて配置し、前記上側案内溝と上面
案内溝に部分的に係合して転動する適宜数の鋼球を可動
枠の前記上部片に、また、前記下側案内溝と下面案内溝
に部分的に係合して転動する適宜数の鋼球を可動枠の前
記下部片にそれぞれ屋内外方向に並べて受支させた構成
とするのである。 【0006】 【実施例】図面は本発明に係る突き出し横引き窓におけ
るレール材の移動案内装置の一実施例を示し、図1は閉
塞状態時の本発明要部の横断面図、図2は開放状態時の
本発明要部の横断面図、図3は組付駒と案内基枠の関係
を示す断面図、図4は可動枠と鋼球の関係を示す断面
図、図5は開放状態時の上枠部側の縦断面図、図6は閉
塞状態時の下枠部の縦断面図、図7は開放状態時におけ
る突き出し用の上アーム部の縦断面図、図8は図7のX
a−Xa線断面図、図9は閉塞状態時における突き出し
用の下アーム部の縦断面図、図10は竪枠の引寄せ部の
横断面図、図11は図10のXb−Xb線断面図、図1
2は下枠部の縦断面図、図13は図12のXc−Xc線
断面図、図14は開放状態を閉める略示縦断面図、図1
5は障子を横動させた状態を示す略示横断面図、図16
は各部材の配置関係を示す略示正面図である。 【0007】図中、Aは上枠1a、下枠1bおよび左右
の竪枠1c,1cを互いに組付けて構成した窓枠で、窓
枠Aの上枠1aには屋外面側を開口した上収納間隙2、
また、下枠1bには同じく屋外面側を開口した下収納間
隙2′をそれぞれ設けてある。 【0008】3は上収納間隙2を出入する上レール材、
3′は下収納間隙2′を出入する下レール材をそれぞれ
示し、上下のレール材3,3′は、角筒状の主体部3
a,3′aと該主体部3a,3′aの屋外面側に相対し
て突設した一対のレール部片3b,3b,3′b,3′
bとで成り、主体部3a,3′aの左右(長手)方向の
両端に嵌着した組付駒4,4を、可動枠5,5を介して
窓枠Aの前記竪枠1c,1cに固着して設けた案内基枠
6,6に支持させてある。すなわち、上下のレール材
3,3′は案内基枠6,6を介して竪枠1c,1cに受
支されている。 【0009】案内基枠6は、中央部片6aと上部片6b
および下部片6cとから成る断面溝状体で成り、上部片
6bの内面に上側案内溝7を、下部片6cの内面に下側
案内溝7′をそれぞれ設けて互いに対向させる一方、中
央部片6aの屋内外方向の両端中央に屋内外一対のスト
ッパーピン8,8′を突設して構成し、前記竪枠1cの
内面に中央部片6a部において固着したものである。 【0010】この案内基枠6に、前記可動枠5を上下部
片6b,6c間に介在させて屋内外方向に移動可能に係
合し、可動枠5は、上下方向の中央に屋内外方向に沿わ
せて係合突条5a′を備えた中央部片5aと上部片5b
および下部片5cで構成し、中央突条5a′の両端に前
記ストッパーピン8,8′を係離する切欠9,9を備
え、また、上下部片5a,5bには屋内外方向にして適
宜数の透孔10,10,…を列設し、該透孔10,1
0,…に鋼球11,11,…を係合してこれを上下部片
5b,5cで受支させてある。 【0011】上部片5bに受支させた鋼球11,11,
…は、前記上側案内溝7に転動自在に部分的に係合し
て、一部を上部片5aより下方に突出させて前記組付駒
4に設けた上面案内溝12に係合し、また、下部片5b
に受支させた鋼球11,11,…は、前記下側案内溝
7′に転動自在に部分的に係合して一部を下部片5cよ
り上方に突出させて組付駒4に設けた下面案内溝12′
に係合してある。 【0012】前記組付駒4は、屋内外方向にして設けた
係合溝13を可動枠5の前記中央突条5a′に係合する
一方、上面に設けた上面案内溝12および下面に設けた
下面案内溝12′に前記の通り鋼球11,11,…を係
合して可動枠5に屋内外方向に移動自在に組付け、この
組付駒4を両端に備えた上下のレール材3,3′は前記
の通り、可動枠5および案内基枠6を介して竪枠1c,
1cに屋内外方向移動自在に受支されている。 【0013】なお、組付駒4の前記係合溝13の適所に
は、屋内外の受止縁14,14′を設け、屋内側の受止
縁14が屋内側のストッパーピン8に係止して組付駒4
すなわち上下のレール材3,3′の屋内方向への移動が
規制され、屋外側の受止縁14′が屋外側のストッパー
ピン8′に係止して組付駒3すなわち上下のレール材
3,3′の屋外方向への移動が規制され、上下のレール
材3,3′は適宜の突出量で竪枠1cすなわち窓枠Aよ
り突出するようにしてある。 【0014】上レール材3と下レール材3′は、前記の
通り案内基枠6を介して竪枠1cに屋内外方向に移動自
在に支持され、それぞれの中間部の2個所において基端
部を上枠1aと下枠1bにそれぞれ回動自在に枢着した
上下の突き出し用アーム15の操作によって屋内外方向
の移動動作(障子の開閉動作)が行われる。 【0015】なお、上枠1a側に装着した一対の突き出
し用アーム15は下枠1b側に装置した一対のものと対
称的に配置され、各枠1a,1bの一対の突き出し用ア
ーム15,15間においても対称的に配置されている。 【0016】突き出し用アーム15は、上枠1a又は下
枠1bに固着した支持材16を介して上枠1aと下枠1
bに基端側を枢軸20によって回動自在に枢着され、先
端に縦軸回動自在に設けたローラ(金属製)17を、上
レール材3の下面と下レール材3′の上面に設けた左右
方向に長い長孔18に係合し、該長孔18を構成する
(上レール材3と下レール材3′に固着した)案内部片
19を介して上レール材3と下レール材3′に組付けて
ある。 【0017】図示、21は基端側を移動駒22に枢軸2
3によって回動自在に枢着した駆動アームで、駆動アー
ム21は、前記の通り上枠1a(上レール材3)および
下枠1b(下レール材3′)のそれぞれの2個所に配置
した各突き出し用アーム15に対応させて配置し、上枠
1a側の駆動アーム21にあっては先端部上面に、又、
下枠1b側の駆動アーム21にあっては先端部下面に、
それぞれ略長形状の突条24を備えて成り、突条24
を、前記突き出し用アーム15の枢軸20側に設けた案
内孔25に係合している。 【0018】案内孔25は、枢軸20側の一側部を前記
突条24の長さを直径とする円とほぼ一致する円形孔部
25aと長形孔部25bとで成り、円形孔部25aと連
通する長形孔部25bは、前記突条24の幅員方向の幅
と一致する横幅を備え、突き出し用アーム15の長手方
向に長くしたものである。 【0019】なお、案内孔25の長形孔部25bを突条
24が移動するときは突き出し用アーム15の枢軸20
を中心とする回動動作が行われず、突条24が円形孔部
25aに移動したとき突き出し用アーム15の屋内外方
向への回動動作が行われるようになっている。すなわ
ち、前記移動駒22が移動して前記枢軸20(突き出し
用アーム15)に近接する当初段階又は離開する終了段
階では突条24と案内孔25の係合関係によって突き出
し用アーム15の屋内外方向への回動動作は行われない
ようにしてある。 【0020】突き出し用アーム15に駆動アーム21を
介して接続した上枠1a側の移動駒22および同じく下
枠1b側の移動駒22(もとより各枠1a,1b側にそ
れぞれ一対に配置されている)は、窓枠Aの四周(すな
わち各枠1a,1b,1c部に連続させて)に配した案
内溝26に摺嵌した一対の摺動体27に固着してある。 【0021】各摺動体27は、上杆体部27a、下杆体
部27b、竪杆体部27cおよびこれら杆体部27a,
27b,27c間に介在させた可撓材27x(窓枠Aの
隅角部に配置した)を互いに接続して構成したもので、
案内溝26の上枠部26aに上杆体部27aを、竪枠部
26cに竪杆体部27cを、また、下枠部26bに下杆
体部27bをそれぞれ摺嵌し、上杆体部27aの竪枠1
c側の一端と竪杆体部27cの上端を、また、竪杆体部
27cの下端と下杆体部27bの竪枠1c側の一端を、
それぞれ前記可撓材27xによって互いに接続し、上杆
体部27aの他の一端に案内溝上枠部26aの外に配し
た前記移動駒22を取付け、また、下杆体部27bの左
右方向の中間部に同じく移動駒22,22を取付けてあ
る。 【0022】なお、移動駒22の進路上に前記支持材1
6は配され、移動駒22がこの支持材16に接触するこ
とによって移動駒22の一方向への移動は規制され、か
つ、前記の作動アーム15は回動して窓枠A(上枠1a
と下枠1b)より適宜の角度で突出するようになってい
る。 【0023】図示28は、下枠1bの上面の左右方向の
ほぼ中央に装置した操作ハンドルで、操作ハンドル28
は下枠1bに固着した支持枠29に収設した操作装置に
連けいし、この操作装置によって互いに近接離開する一
対の駆動片30,30を案内溝26の前記下枠部26b
に係合し、各駆動片30に当該駆動片に対応する摺動体
27の下杆体部27bを接続してある。 【0024】31は各移動駒22に縦軸回動自在に設け
た引寄せローラ(金属製)で、障子閉塞時にこの引寄せ
ローラ31が圧接して窓枠Aの屋外面側に設けた気密材
32に障子Bを圧接させる引寄せ受材33を、上レール
材1と下レール材1′の適所に設けてある。 【0025】また、気密材32に障子を圧接させる引寄
せ片兼用の施錠片34の基部を、摺動体27の竪杆体部
27cに固着し、この施錠片34の先端が係止する金属
製の受ローラ35を、各施錠片34に対応する障子Bの
竪框36cに設けてある。 【0026】障子Bは上框36a、下框36bおよび左
右の竪框36c並びにガラスパネル36xを互いに組付
けて構成し、この障子Bの上下框36a,36bに、屋
内側面を開口した案内横溝37,37′を設け、該案内
横溝37,37′の開口部を構成する上下の構成部片を
障子側レール部片38,38としてある。 【0027】障子Bの上框36a側の案内横溝37に、
前記開口部を通じるようにして上レール材3のレール部
片3bを、下框36b側の案内横溝37′に同じく開口
部を通じるようにして下レール材3′のレール部片3′
bをそれぞれ係合して、窓枠Aに上下のレール材3,
3′を介して障子Bを組付け、障子Bは、障子側ローラ
39をレール材3,3′のレール部片3b,3′bに、
また、レール材側ローラ40を障子側レール部片38に
それぞれ係合して、上下のレール材3,3′に移動可能
に支持されている。 【0028】しかして、実施例の突き出し横引き窓は、
閉塞状態時には嵌め殺し窓と略同様の外観体裁を呈し、
この状態から図14で示すように障子Bを窓枠Aより突
き出し、必要に応じて上下の上レール材3,3′に支持
させた障子Bを図15で示すように横動させて開放状態
に置くもので、突き出し操作は、上下のレール材3,
3′を屋外方向に移動させることによって障子Bは該レ
ール材3,3′に伴って屋外方向に突出する。 【0029】なお、突き出し操作時すなわち、上下レー
ル材3,3′の屋外方向への移動時には、障子Bは図示
省略した装置によってレールに沿う横動が規制され、突
出し後、この規制装置を開放することによって障子は横
動するようになっている。 【0030】もとより実施例の窓は、レール材3,3′
に沿わせて障子Bを横動したとき、レール材3,3′か
らの外れを防ぐ外れ防止装置を備えている。 【0031】閉塞状態時において、操作ハンドル28を
操作して操作装置に連けいした駆動片30,30を互い
に離開方向に移動させると(図13の鎖線で示した位置
から実線で示した位置に)、駆動片30を取付けた各摺
動体27,27は案内溝下枠部26b(下枠1b)にあ
っては互いに離開方向に、案内溝上枠部26a(上枠1
a)にあっては互いに近接方向に移動する。この結果、
摺動体27の上杆体部27aと下杆体部27bに取付け
た移動駒22は、突き出し用アーム15を枢着した支持
材16方向に移動し、かつ、引寄せ受材33の屋外側面
に接していた引寄せローラ31は引寄せ受材33から外
れこの移動駒22の移動に伴って、駆動アーム21の先
端側に設けた突条24は突き出し用アーム15の案内孔
25の長形孔部25bに沿って移動し、円形孔部25a
に至る。 【0032】他方、摺動体27の竪杆体部27cにおい
ては、該竪杆体部27cが案内溝26の竪杆体部27c
に沿って上昇し、該竪杆体部27cに取付けた施錠片3
4は竪杆体部27cに伴われて上昇し、障子竪框36c
に備えた受ローラ35より外れ、図11の鎖線で示す状
態となる。 【0033】以上の動作によって、障子は施錠状態から
開放され、先の操作ハンドル28の操作をさらに継続す
ると、移動駒22はさらに支持体16に近接し、案内孔
25の円形孔部25aに移動係合した突条24は、前記
近接に伴う枢軸23を中心とする駆動アーム21の屋外
方向への回動によって前記円形孔部25aにおいて突き
出し用アーム15を屋外方向に押圧し、これを屋外方向
へ回動せしめ、突き出し用アーム15に設けたローラ1
7は案内部片19においてそれぞれに対応する上レール
材3と下レール材3′を屋外方向へ押圧し、この結果、
上下レール材3,3′の端部に備えた組付駒4はその上
面案内溝12および下面案内溝12′に係合した鋼球1
1,11…の転動により、該鋼球11,11…を受支し
た可動枠5と共に、屋外方向へ移動し、上下の収納間隙
2、2′よりレール材3,3′は突出し、前記の操作ハ
ンドル28の操作継続によって、可動枠5は屋外側のス
トッパーピン8′に切欠9′が係止して屋外方向への移
動が規制されて窓枠A内にとどまる一方、上下のレール
材3、3′は鋼球11,11…と案内溝12,12′の
係合関係によって障子Bを伴って窓枠Aより突出し、所
謂突き出し操作が完了する(図2、図5、図14)。 【0034】この突き出し操作中、突き出し用アーム1
5の回動動作は、組付駒4の可動枠5を介する案内基枠
6(すなわち竪框1c)との係合関係によって制約さ
れ、突き出し用アーム15の先端に備えたローラ17が
長孔18に沿って移動することによって、障子Bは円運
動することなく、直線的に窓枠A外へ突き出されるので
ある。 【0035】もとより、操作ハンドル28を原位置に復
帰すると、各部は図2、図5、図7、図8の状態からは
図1、図6、図9、図10、図11或いは図12の状態
に復帰し再び嵌め殺し状態となるのである。 【0036】 【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
障子を受支した上下のレール材は屋内外方向を自在に移
動することができ、重量に嵩ばる大形の突き出し窓に適
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】閉塞状態時の本発明要部の横断面図。
【図2】開放状態時の本発明要部の横断面図。
【図3】組付駒と案内基枠の関係を示す断面図。
【図4】可動枠と鋼球の関係を示す断面図。
【図5】開放状態時の上枠部側の縦断面図。
【図6】閉塞状態時の下枠部の縦断面図。
【図7】開放状態時における突き出し用の上アーム部の
縦断面図。 【図8】図7のXa−Xa線断面図。 【図9】閉塞状態時における突き出し用の下アーム部の
縦断面図。 【図10】竪枠の引寄せ部の横断面図。 【図11】図10のXb−Xb線断面図。 【図12】下枠部の縦断面図。 【図13】図12のXc−Xc線断面図。 【図14】開放状態を閉める略示縦断面図。 【図15】障子を横動させた状態を示す略示横断面図。 【図16】各部材の配置関係を示す略示正面図。 【符号の説明】 A 窓枠 B 障子 1c 竪枠 3 上レール材 3′ 下レール材 4 組付駒 5 可動枠 5a 中央部片 5b 上部片 5c 下部片 6 案内基枠 6a 中央部片 6b 上部片 6c 下部片 7 上側案内溝 7′ 下側案内溝 11 鋼球
縦断面図。 【図8】図7のXa−Xa線断面図。 【図9】閉塞状態時における突き出し用の下アーム部の
縦断面図。 【図10】竪枠の引寄せ部の横断面図。 【図11】図10のXb−Xb線断面図。 【図12】下枠部の縦断面図。 【図13】図12のXc−Xc線断面図。 【図14】開放状態を閉める略示縦断面図。 【図15】障子を横動させた状態を示す略示横断面図。 【図16】各部材の配置関係を示す略示正面図。 【符号の説明】 A 窓枠 B 障子 1c 竪枠 3 上レール材 3′ 下レール材 4 組付駒 5 可動枠 5a 中央部片 5b 上部片 5c 下部片 6 案内基枠 6a 中央部片 6b 上部片 6c 下部片 7 上側案内溝 7′ 下側案内溝 11 鋼球
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(56)参考文献 実開 昭60−63666(JP,U)
実開 昭60−161273(JP,U)
実開 平1−157868(JP,U)
実開 昭60−185722(JP,U)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 窓枠に上下のレール材を屋内外方向移動
自在に組付け、該レール材に備えたレール部片に障子を
横動可能に受支させた突き出し横引き窓において、竪枠
の内面に、該内面に固着した中央部片と上部片および下
部片とから成る断面溝状の案内基枠を設け、該案内基枠
に、中央部片と上部片および下部片とから成る可動枠と
レール材の端部に設けた組付駒を、組付駒を可動枠の前
記上部片と下部片間に介在させてそれぞれ屋内外方向に
移動可能に係合し、しかも、案内基枠の上部片の内面に
設けた上側案内溝、案内基枠の下部片の内面に設けた下
側案内溝、組付駒の上面に設けた上面案内溝および組付
駒の下面に設けた下面案内溝のそれぞれを屋内外方向に
沿わせて配置し、前記上側案内溝と上面案内溝に部分的
に係合して転動する適宜数の鋼球を可動枠の前記上部片
に、また、前記下側案内溝と下面案内溝に部分的に係合
して転動する適宜数の鋼球を可動枠の前記下部片にそれ
ぞれ屋内外方向に並べて受支させた、突き出し横引き窓
のレール材の移動案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07695394A JP3484220B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 突き出し横引き窓のレール材の移動案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07695394A JP3484220B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 突き出し横引き窓のレール材の移動案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07279523A JPH07279523A (ja) | 1995-10-27 |
JP3484220B2 true JP3484220B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=13620152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07695394A Expired - Fee Related JP3484220B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 突き出し横引き窓のレール材の移動案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3484220B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5464772B2 (ja) * | 2005-03-09 | 2014-04-09 | 株式会社Lixil | 建物の開口部装置 |
CN104153682B (zh) * | 2014-08-07 | 2015-12-02 | 哈尔滨工程大学 | 外开式推拉窗机构 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP07695394A patent/JP3484220B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07279523A (ja) | 1995-10-27 |
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