JPH04343527A - Fm受信機 - Google Patents

Fm受信機

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Publication number
JPH04343527A
JPH04343527A JP11521891A JP11521891A JPH04343527A JP H04343527 A JPH04343527 A JP H04343527A JP 11521891 A JP11521891 A JP 11521891A JP 11521891 A JP11521891 A JP 11521891A JP H04343527 A JPH04343527 A JP H04343527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
amplifier
multipass
level detector
Prior art date
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Pending
Application number
JP11521891A
Other languages
English (en)
Inventor
Bunichi Okubo
大久保 文一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP11521891A priority Critical patent/JPH04343527A/ja
Publication of JPH04343527A publication Critical patent/JPH04343527A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FM受信機に関し、特
に妨害波による振幅変調を除去した受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用FMチューナにおいては、場所に
よって受信状態が変化し、特にビルや山などによる反射
波の受信(マルチパス)により音質の悪化がある。この
マルチパスの対策としては、根本的な対策はされておら
ず、セパレーションの制御を行い聴感上の改善を行って
いる。
【0003】図6は従来のFM受信機の一例のブロック
図である。このFMチューナの構成は、アンテナ部13
より入力されたFM信号は、フロントエンド12の高周
波増幅部により増幅及び周波数変換(中間周波数10.
7MHzに変換)され中間周波増幅器(IFアンプ)8
に入力され、ここで増幅され、検波器9によりオーディ
オ帯の信号に変換され、さらにステレオ復調器10に供
給され出力端子11からステレオ信号を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来回路において
、アンテナ13から希望信号とマルチパス信号が入力さ
れると、希望信号とマルチパス信号はフロントエンド1
2により増幅及び周波数変換される。このフロントエン
ド12の出力端20における希望信号をEsinωt,
マルチパス信号をEm sin(ωt−φ)とする。 但し、Eを希望信号レベル,Em Oマルチパス信号レ
ベル,φを位相遅れ時間的に変化とする。IFアンプ8
に入力される信号ei は次の(1)式となる。
【0005】
【0006】ベクルト記号法で希望信号を基準ベクルト
として表すと、IFアンプ8に入力される信号ei は
次の(2)式となる。
【0007】
【0008】この式から希望信号は{1+(Em /E
)ε−jφ}で、図7(c)に示すように最大50%の
AM変調を受ける(Em=Eの時AM50%変調,Em
 >Eは存在しないとする)。従来回路においては、前
述のAM変調により、S/Nの劣化及びIFアンプ8で
、AM振幅により希望信号に位相変調など起こし、音質
の劣化が発生する。
【0009】特に、図7(f)のようなランダム的なマ
ルチパス信号が入ってきた場合(車の移動によりマルチ
パス信号は一定でなくなる)、フロントエンド13の出
力は、図7(g)のような信号となり、IF検波器9の
出力には、パルス性のノイズとして現れこの現象が最大
の問題となる。マルチパス信号は通常希望信号に比べ電
界強度が低いため、一定に入力される時は、FM受信機
の電界強度の強い方にロックするという性質上、音質的
には問題ない。
【0010】近年においては、パルスノイズの除去法と
して、ノイズキャンセラが使用されているが、ノイズキ
ャンセラで除去できるノイズは周期の短いパルス性(数
μsec〜数十μsec)のノイズのみであり、マルチ
パス信号のランダム入力で発生する周期の長いパルス性
のノイズについては除去することはできない。
【0011】本発明の目的は、このような問題を解決し
、受信信号とマルチパス信号との重畳の影響を除去し、
音質の劣化を防止したFM受信機を提供することにある
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のFM受信機の構
成は、受信信号を受ける高周波増幅器及び中間周波変換
器からなるフロントエンド部と、このフロントエンド部
の出力信号の振幅成分を検出するレベル検波器と、この
レベル検出器の出力信号を制御信号として前記フロント
エンド部の出力信号を可変制御する可変利得増幅器と、
この可変利得増幅器の出力信号を増幅する中間周波増幅
器とを備えることを特徴とする。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図である
。この実施例は、フロントエンド12,可変利得増幅器
2,レベル検波器3,中間周波増幅器8,検波器9,ス
テレオ復調部10から構成され、図6に対して可変利得
増幅器2,レベル検波器3が付加されている。
【0014】アンテナ13から図7(a),(b)に示
す希望信号及びマルチパス信号が入力されると、フロン
トエンド12出力には、図7(c)に示すような、フロ
ントエンド12で中間周波に変換されたAM波となる。 このAM波をレベル検波器3でそのエンベロープだけを
レベル検波器3で取り出すと、図7(d)のような、図
7(c)のエンベロープだけを取り出した(AM検波さ
れた)波形が出力される。レベル検波器3から出力され
る周波数は、(2)式から分かるように希望信号とマル
チパス信号との遅延時間の変化で決定される。
【0015】レベル検波器3の出力端4は、可変利得増
幅器2の制御端子に接続されている。マルチパス信号で
発生したAM波形のエンベロープをとったレベル検波器
3の出力を用いて、マルチパス信号で発生したAM波形
(C波)と逆相になるように可変利得増幅器2の利得を
制御することにより、可変利得増幅器2の出力、すなわ
ち中間周波増幅器8の入力には、図7(e)のようにA
M変調を削除した信号が出力される。
【0016】このようにして、IFアンプ8の入力には
、マルチパス信号が入力されてもAM変調波は出力され
ない。なお、本実施例におけるレベル検波器3〜可変利
得増幅器2の利得は0dBとする。
【0017】また、従来回路で問題であった、図7(f
)に示す様なランダムにマルチパス信号が入力された時
も、図7(g)のような信号が入力されるが、レベル検
波器3により、図7(h)の様にその変化分を検出し、
この変化信号で可変利得増幅器2の利得を制御すること
により、図7(i)のような安定した信号を得ることが
できる。
【0018】図2は図1の可変利得増幅器2の一例の回
路図を示す。この回路は、トランジスタQ21〜Q23
,抵抗R1〜R3,定電圧源V1から構成される差動増
幅器である。トランジスタQ21のベースが入力端子か
らの信号1に接続され、すなわち、フロントエンド12
出力が接続される。レベル検波器3の出力が、トランジ
スタQ23のベースに接続され、レベル検波器3の出力
に応じた利得でフロントエンド12からの信号を増幅す
ることができる。
【0019】図3は図1のレベル検波器3の一例の回路
図を示す。この回路は、トランジスタQ1〜Q4,抵抗
R4〜R6,定電流源I1,定電圧源V2からなる差動
増幅器と、トランジスタQ5〜Q9,抵抗R7〜R9,
容量C1からなる検波器とから構成され、トランジスタ
Q1のベースに入力信号1を供給し、トランジスタQ8
のコレクタから出力信号4を出力する。
【0020】この回路動作は、差動増幅器の入力である
端子1からの入力AM波は、差動増幅器で増大される。 次に、抵抗R7,トランジスタQ5,Q6,Q9により
正の振幅時のみの波高値を検出し、抵抗R8により電流
変化し、トランジスタQ7,Q8からなるカントミラー
回路で、負荷である抵抗R9,容量C1に電流を流し電
圧変換し、出力電圧4として出力される。
【0021】この回路の利得は、ポルツマン定数K,絶
対温度T,定電流源I1の電流値I,抵抗R5,R8,
R9の抵抗値をR5,R8,R9と表すと、次の式(3
)のようになる。
【0022】
【0023】また、搬送波である中間周波(10.7M
Hz)は、抵抗R9,容量C1で構成されるフィルタで
減衰され、定電流値I,抵抗値R5,R8,R9により
レベル検波器3の利得を設定できる。
【0024】図4は本発明のFMチューナシステムの第
2の実施例のブロック図を示す。本実施例の回路は、図
1に対してレベル検波器3の出力に出力バッファ5が付
加されたもので、このバッファ5の出力6がIFアンプ
8に供給される。本実施例も、マルチパス信号で発生し
たAM成分を除去した信号を検波器9でオーディオ帯の
信号とし、ステレオ復調器10によりステレオ信号とし
て出力端子へ出力する。
【0025】図4の可変利得増幅器2,レベル検波器3
は、図2,図3と同様のものを用い、バッファ5は図5
に示す回路を用いることができる。
【0026】図5は図4のバッファ5の回路の一例の回
路図を示す。この回路は、トランジスタQ10〜Q14
,抵抗R10,定電圧源V3,定電流源I2,I3より
構成され、レベル検波器3の出力が安定に可変利得増幅
器2に出力されるように設けられている。
【0027】以上の回路により、マルチパス信号入力時
に発生するAM振幅を除去することができ、特に従来問
題であったランダムにマルチパスが入ってきた時のパル
ス性ノイズを除去できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来問題
であったマルチパス信号入力時のAM変調によるS/N
比の劣化や、AM振幅による希望信号の位相変調などの
問題も無くなり、特にランダムにマルチパス信号が入力
された時に発生するパルス性ノイズを除去できるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】図1の可変利得増幅器2の一例の回路図。
【図3】図1のレベル検波器3の一例の回路図。
【図4】本発明の第2の実施例のブロック図。
【図5】図4のバッファ5の一例の回路図。
【図6】従来のFM受信機のブロック図。
【図7】マルチパス信号入力時の各部の波形図。
【符号の説明】
1    フロントエンド出力端 2    可変利得増幅器 3    レベル検波器 4,6,7,20    入出力端 5    バッファ 8    中間周波増幅器 9    検波器 10    ステレオ復調器 11    出力端子 12    フロントエンド 13    アンテナ C1,C2    コンデンサ I1〜I3    定電流源 Q1〜Q14,Q21〜Q23    トランジスタR
1〜R10    抵抗 V1〜V3    定電圧源(電源)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  受信信号を受ける高周波増幅器及び中
    間周波変換器からなるフロントエンド部と、このフロン
    トエンド部の出力信号の振幅成分を検出するレベル検波
    器と、このレベル検出器の出力信号を制御信号として前
    記フロントエンド部の出力信号を可変制御する可変利得
    増幅器と、この可変利得増幅器の出力信号を増幅する中
    間周波増幅器とを備えることを特徴とするFM受信機。
JP11521891A 1991-05-21 1991-05-21 Fm受信機 Pending JPH04343527A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11521891A JPH04343527A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 Fm受信機

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JP11521891A JPH04343527A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 Fm受信機

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JPH04343527A true JPH04343527A (ja) 1992-11-30

Family

ID=14657289

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JP11521891A Pending JPH04343527A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 Fm受信機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11148955A (ja) * 1997-07-19 1999-06-02 Robert Bosch Gmbh デジタル入力信号の短いパルスの検出方法、この方法を実施するための回路装置およびこの回路装置の用途

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11148955A (ja) * 1997-07-19 1999-06-02 Robert Bosch Gmbh デジタル入力信号の短いパルスの検出方法、この方法を実施するための回路装置およびこの回路装置の用途

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