JPH04342678A - コンバインの走行装置 - Google Patents

コンバインの走行装置

Info

Publication number
JPH04342678A
JPH04342678A JP11288991A JP11288991A JPH04342678A JP H04342678 A JPH04342678 A JP H04342678A JP 11288991 A JP11288991 A JP 11288991A JP 11288991 A JP11288991 A JP 11288991A JP H04342678 A JPH04342678 A JP H04342678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler
travel
pair
crawlers
running
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11288991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayuki Satoji
久幸 里路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP11288991A priority Critical patent/JPH04342678A/ja
Publication of JPH04342678A publication Critical patent/JPH04342678A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインの走行装
置に関し、詳しくは、左右一対の走行クローラ間に、湿
田等における走行性能向上のための中走行クローラを増
設負荷する如き走行装置等に利用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従来
から、通常乾田と言われている水田においても収穫時に
はその土壌面が軟弱化しやすく、特に気候条件等により
雨が多いときなどは大半の水田が湿田化する傾向にある
。このような水田をコンバインにより収穫作業を行うの
であるが、この収穫作業による刈取走行時に、左右一対
の走行クローラが刈取幅と車体幅の関係で制約を受ける
ことから、接地面積が規制され一定のレベルで接地圧が
抑えられるため、軟弱化した土壌面に走行クローラが潜
って直進走行ができ難くなり、刈取性能に支障をきたす
ような状態となることや、また回向のための旋回を繰り
返す圃場端の枕刈地等においては、この旋回により同じ
土壌面を何回となく捏ねまわすことにより、最悪の場合
では走行不能の状態にまで陥りかねないということが懸
念される。
【0003】そこでこの発明は、左右一対の走行クロー
ラ間に、更に中走行クローラを増設付加することによっ
て、湿田等軟弱な土壌面におけるコンバインの走行性能
を向上させようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、左右一対の
走行クローラ1,1間に上下移動可能の中走行クローラ
2を設けてなるコンバインの走行装置の構成とする。
【0005】
【作用、及び発明の効果】上記構成により、土壌面が軟
弱化した圃場において、左右一対の走行クローラ1,1
がこの軟弱化した土壌面に潜って直進走行ができ難くな
り、刈取性能に支障をきたすような状態となったときに
は、非作用位置に上昇移動させて収納している中走行ク
ローラ2を作用位置まで下降移動させて、該左右一対の
走行クローラ1,1の走行を補助させるようにするもの
である。
【0006】このように、該左右一対の走行クローラ1
,1間に、上昇移動により非作用位置に収納すると共に
、作用位置への下降移動により該左右一対の走行クロー
ラ1,1を補助して土壌面を走行させる該中走行クロー
ラ2を増設付加することにより、該左右一対の走行クロ
ーラ1,1が、軟弱化した土壌面に潜って直進走行がで
き難くなり、刈取性能に支障をきたすような状態となる
ことや、また枕地回向時の旋回の繰り返しにより土壌面
を捏ねまわして最悪の場合では走行不能の状態にまで陥
りかねないというようなことがなく、該中走行クローラ
2の補助により該左右一対の走行クローラ1,1が土壌
面に潜ることを防止して、安定した刈取走行や旋回走行
を行いうるものである。
【0007】
【実施例】なお図例において、この発明を穀類の収穫作
業を行うコンバインに適用した場合について例示する。 コンバインの機台3の下部側に土壌面を走行する左右一
対の走行クローラ1,1を有する走行装置Aを配置し、
この機台3上に、フィードチエン4に挟持して供給され
る穀稈を脱穀しこの脱穀穀粒を選別回収する脱穀装置B
を載置し、この脱穀装置Bの前方に立毛穀稈を分草し引
起こして刈取ると共に、この刈取り穀稈を後方側へ搬送
しながら横倒れ姿勢にに変更して該フィードチエン4に
受渡す刈取装置Cを土壌面に対して上下昇降自在に装架
すると共に、該脱穀装置Bの一側にコンバインの各装置
を操作制御する操作装置Dとこの操作のための操作席5
とを各々配設してコンバインの車体Eを構成する。
【0008】また、該走行装置Aは前記機台3から八の
字状に下方へ延出したステーによって支持された左右の
クローラ支持枠6,6と、この左右のクローラ支持枠6
,6に沿って配置された左右の転輪群7,7、及び該機
台3の前端部近傍に位置する左右の走行スプロケット8
,8との間に亘って駆動走行可能に巻掛けたゴム材を主
体とする前記左右一対の走行クローラ1,1と、該左右
の走行スプロケット8,8を駆動する連動機構を内装し
た連動ケース9と、この連動ケース9を油圧により駆動
するHST装置10とを適宜配設して構成する。
【0009】また、該左右のクローラ支持枠6,6のス
テー間に、該左右一対の走行クローラ1,1より若干前
後長が短かく、かつ可能範囲で幅広とした中走行クロー
ラ2を、上下移動可能に配設する。この中走行クローラ
2は、ゴム材を主体としており、中クローラ支持枠11
に沿って配置された中の転輪群12と、該中走行クロー
ラ2の前端部に位置する中走行スプロケット13との間
に亘って、駆動走行可能に巻掛けて設けられている。ま
た該中クローラ支持枠11の前後適所位置に設けた連結
部と、帯状で上下方向に配置した前側の左右リンクアー
ム14,14及び後側の左右リンクアーム15,15の
下端部とを連結軸16,17で各々連結し、またその上
端部と該機台3の適所に設けた前後の各支点とを枢支軸
18,19で各々枢支することにより、四点平行リンク
Lを構成すべく適宜配設する。また該前後及び後側の左
リンクアーム14,15を該枢支軸18,19から更に
上方へ任意長延出し、この延出端部と、該前側及び後側
のリンクアーム14,15を上下移動可能に回動させる
、前及び後の油圧等による伸縮シリンダ20,21のピ
ストン先端部とを各々連結ピン22,23で連結して構
成する。
【0010】また、該各伸縮シリンダ20,21のピス
トン先端部に各々突起a,aを設け、この各ピストンの
伸長により前方へ移動した該各突起a,aの移動終端部
近傍、つまり前記中走行クローラ2が外側の左右一対の
走行クローラ1,1と同一レベルとなって土壌面を走行
する作用位置において、各々接点を「入」とする前及び
後のスイッチ24,25を前記機台3に取付けて構成す
る。また該機台3の後端部に土壌面に向けてこの機台3
の沈下量を検出する。例えば非接触形態の超音波等によ
る沈下量センサ26を設け、この沈下量センサ26の検
出値を制御装置33に送り、この制御装置33により検
出値が予め定められた基準値よりも大きくなれば、各電
磁バルブ34,35により前記各伸縮シリンダ20,2
1を伸長させる側に切替えて、自動的に前記中走行クロ
ーラ2を作用位置に下降移動させ、逆に該検出値が該基
準値よりも小さくなれば、該電磁バルブ34,35によ
り該各伸縮シリンダ20,21を短縮させる側に切替え
て、自動的に該中走行クローラ2を非作用位置に上昇移
動して収納させるよう、電気系統及び油圧系統を各々通
電及び駆動可能に配線及び接続して構成する。
【0011】また、図6に示す如く該中走行クローラ2
を駆動する中走行スプロケット13に、例えば油圧によ
り駆動する油圧モータ27を連動連結して設け、このモ
ータ27と、これを駆動させる油圧ポンプ28及びこの
油圧ポンプ28からの油圧を「入・切」して切替える電
磁バルブ29とを各々油圧駆動可能に配管接続し、前記
前及び後のスイッチ24,25の「入・切」作用によっ
て該電磁バルブ29を切替えさせるべく通電可能に配線
接続して構成する。また前記HST装置10を作動させ
る走行レバー30を前記操作装置Dに前後摺動自在に配
設し、この走行レバー30の下部側適所と前記油圧ポン
プ28の流量を制御する変速レバー31とを、該走行レ
バー30の摺動による前記左右一対の走行クローラ1,
1の周速に前記中走行クローラ2の周速を同調させるべ
く、操作ワイヤ32により同調可能に連結して構成する
。なお該中走行クローラ2は該HST装置10から分流
した油圧力によって駆動するようにしても差し支えない
ものである。
【0012】以上のように構成されたコンバインにおい
て、走行装置A、脱穀装置B、刈取装置C等の作用によ
り収穫作業を行う。この収穫作業では走行レバー30の
摺動操作により適宜な車速で刈取走行を行うのであるが
、この刈取走行時に軟弱な土壌面に遭遇した場合は、左
右一対の走行クローラ1,1がこの軟弱化した土壌面に
沿って直進走行ができ難くなり、このままでは刈取性能
ひいてはコンバインとしての作業性能に支障をきたすよ
うな状態となれば、つまり沈下量センサ26の検出値が
予め設定されている基準値よりも大きくなったときは、
制御装置33によって各電磁バルブ34,35を作用さ
せて、前及び後の伸縮シリンダ20,21が伸長する側
に作動させる。
【0013】この該各伸縮シリンダ20,21の伸長に
より、四点平行リンクLを構成している前側及び後側の
左右リンクアーム14,14,15,15が各々枢支軸
18,19を支点として回動し、この各リンクアーム1
4,14,15,15に各々連結軸16,17で連結さ
れる中クローラ支持枠11に支持された中走行クローラ
2を、前記左右一対の走行クローラ1,1と同一レベル
となるよう土壌面に接地させる作用位置に下降移動させ
る。
【0014】この下降回動により各伸縮シリンダ20,
21のピストン20′21′先端部に設けた各突起a,
aによって相対するスイッチ24,25を押圧し、この
スイッチ24,25の接点を「入」とすることにより該
中走行クローラ2を油圧モータ27により駆動させ、該
中走行クローラ2を該左右一対の走行クローラ1,1に
同調した周速で増設付加することにより、該左右一対の
走行クローラ1,1が土壌面に潜ることを防止して、安
定した刈取走行を行うことができる。
【0015】また、枕地回向時の旋回の繰り返し時にお
いても、該中走行クローラ2を旋回駆動側の左右どちら
かの走行クローラ1と協同して旋回を行うことにより、
土壌面を捏ねまわすこともなく安定した旋回走行を行う
ことができる。また、自動制御により直進走行を行うよ
うなきにも、該中走行クローラ2を方向修正時の駆動側
の左右どちらかの走行クローラ1と協同して方向修正を
行わせることにより、修正能力を向上させることができ
る。
【0016】また、図5に示す如く同じ軟弱な土壌面で
も場所によって特別に潜って沈没するようなときには、
前進時では前側の前記伸縮シリンダ20を、後進時では
後側の前記伸縮シリンダ21を各々短縮させる側に作用
させることにより、該中走行クローラ2を前進時には前
側を、後進時には後側を各々持ち上げることにより、前
記左右一対の走行クローラ1,1の脱出能力を飛躍的に
向上させることができる。なお該中走行クローラ2の駆
動は、前記スイッチ24,25の何れか一方の接点が「
切」となっても駆動継続が可能である。
【0017】また、通常の土壌面、つまり前記制御装置
33に設定されている基準値に対して前記沈下量センサ
26の検出値が小さいときには、該制御装置33により
該中走行クローラ2を非作用位置に上昇移動して収納さ
せうるので、駆動力の損失を防止できると共に、旋回時
においては旋回抵抗を少なくすることができる。また、
特に刈幅が比較的狭幅のコンバインにおいては、刈取り
可能な刈幅に対して前記車体E幅の方がどうしても広く
なりがちで、前記左右一対の走行クローラ1,1が外側
に対しては未刈取穀稈の踏み代が増大し、内側に対して
は前記左右のクローラ支持枠6,6のステー6′,6′
制限をうけるので、クローラ幅を広げることができず、
特に該中走行クローラ2の効果が顕著である。しかし、
刈幅が比較的広幅のコンジインにおいても、一本のクロ
ーラ幅は生産性や組立性の面からも限度があり制限をう
けるので、該中走行クローラ2はまた違った面からみて
も必要なものである。また該左右のクローラ支持枠6,
6に囲まれた空間部に該中走行クローラ2を駆動させる
ことによって、該左右のクローラ支持枠6,6間に詰ま
ろうとする軟弱な泥土を掻き出す作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体側面を示した説明図である。
【図2】走行装置の詳細側面を示した説明図である。
【図3】走行装置の詳細正面を示した説明図である。
【図4】図2の作用移動位置を線図で示した説明図であ
る。
【図5】図2の作用移動位置を線図で示した説明図であ
る。
【図6】走行装置の電気配線と油圧配管並びに作用系統
を示したブロック説明図である。
【図7】走行装置の電気配線と油圧配管を示したブロッ
ク説明図である。
【符号の説明】
1    左右一対の走行クローラ 2    中走行クローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  左右一対の走行クローラ1,1間に上
    下移動可能の中走行クローラ2を設けてなるコンバイン
    の走行装置。
JP11288991A 1991-05-17 1991-05-17 コンバインの走行装置 Pending JPH04342678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11288991A JPH04342678A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 コンバインの走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11288991A JPH04342678A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 コンバインの走行装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04342678A true JPH04342678A (ja) 1992-11-30

Family

ID=14598057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11288991A Pending JPH04342678A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 コンバインの走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04342678A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7036894B1 (en) * 2004-01-29 2006-05-02 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Tandem drive for tracked vehicles
CN102808431A (zh) * 2012-08-21 2012-12-05 长安大学 双挖臂挖掘机
WO2022082402A1 (zh) * 2020-10-20 2022-04-28 周连惠 森林作业车

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7036894B1 (en) * 2004-01-29 2006-05-02 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Tandem drive for tracked vehicles
CN102808431A (zh) * 2012-08-21 2012-12-05 长安大学 双挖臂挖掘机
CN102808431B (zh) * 2012-08-21 2015-05-20 长安大学 双挖臂挖掘机
WO2022082402A1 (zh) * 2020-10-20 2022-04-28 周连惠 森林作业车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04342678A (ja) コンバインの走行装置
JPH0561887B2 (ja)
JPH06907Y2 (ja) 全稈投入型コンパイン
JP4507800B2 (ja) コンバイン
JPH06335313A (ja) コンバインの刈取装置
JP3449921B2 (ja) コンバインの油圧制御装置
JPH1175466A (ja) コンバイン等の刈高制御装置
JP3610699B2 (ja) コンバインの方向制御装置
JPH1056843A (ja) 普通形コンバインの刈取前処理部
JP3319047B2 (ja) コンバインの水平制御車体
JPH0212793B2 (ja)
JP3417045B2 (ja) コンバインの刈取装置
JP2770280B2 (ja) コンバインの刈取装置
JP3194014B2 (ja) 農作業機の水平制御装置
JP3409407B2 (ja) コンバインの刈取部
JP3671451B2 (ja) 刈取収穫機の車体水平制御装置
JP2004135576A (ja) コンバインの引起部回動装置
JPH10215644A (ja) コンバインのローリング制御装置
JPH0440969B2 (ja)
JP2861145B2 (ja) コンバイン等の姿勢制御装置
JP3151930B2 (ja) コンバインの刈取昇降装置
JP3552261B2 (ja) コンバインの車体昇降制御装置
JP2003116313A (ja) コンバインの刈取部
JPH0365927B2 (ja)
JP2004089083A (ja) コンバイン