JP3151930B2 - コンバインの刈取昇降装置 - Google Patents

コンバインの刈取昇降装置

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JP3151930B2
JP3151930B2 JP13043192A JP13043192A JP3151930B2 JP 3151930 B2 JP3151930 B2 JP 3151930B2 JP 13043192 A JP13043192 A JP 13043192A JP 13043192 A JP13043192 A JP 13043192A JP 3151930 B2 JP3151930 B2 JP 3151930B2
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均 渡辺
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインの刈取昇
降装置に関し、刈取作業中に車体に対して刈取装置を刈
取姿勢に下降させた状態から、刈取穀稈のなくなったこ
とを検出することによって、自動的に非刈取姿勢へ上昇
制御させるものである。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】コン
バインの左右両側部の分草部に設けられた両穀稈センサ
が、共に穀稈を検出しなくなったときに、刈取装置が自
動的に非刈取姿勢に上昇される。このような制御形態で
は、刈取作業の最終刈取行程の残条の穀稈を刈取ると
き、刈取途中で、左右両側部の穀稈センサが非検出状態
となることがあり、穀稈が存在するにも拘らず非刈取姿
勢に上昇してしまうことが多い。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、車体1に対
して昇降される刈取装置2の左右両側部の分草部3にお
いて設けられて穀稈の有無を検出する穀稈センサL,R
により、いずれか一方の穀稈センサLが穀稈検出ONか
ら非検出OFFになってのち一定走行距離内に他方の穀
稈センサRが穀稈検出ONから非検出OFFになったと
きに、刈取装置2を車体1に対して非刈取姿勢に自動的
に上昇出力させることを特徴とするコンバインの刈取昇
降装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】コンバイン作業は、左右の分
草部3の穀稈センサL,Rが、刈取幅の左右両側部の穀
稈を検出ONすることによって行われる。いずれか一側
の穀稈センサL、又はRが検出ONから非検出OFFに
変っても、刈取作業はそのまま行われる。しかしなが
ら、いずれか一側の穀稈センサLが非検出OFFにな
り、続いて前進して一定走行距離内に他方の穀稈センサ
Rが非検出OFFになって、左右両側の穀稈センサL,
Rが共に非検出OFFになると、刈取装置2は自動的に
刈取姿勢から非刈取姿勢へ上昇される。
【0005】このため、刈取幅が、畦端部の残条穀稈の
ように左右両側の穀稈センサL,Rによって同時に検出
ONされないように狭い場合や、穀稈条の幅が途中で幅
狭くなったり、欠株状態となって、左右の穀稈センサ
L,Rによる検出ONが非検出OFFになるときは、一
方の穀稈センサLが検出ONから非検出OFFに切換っ
たのち、一定距離の刈取走行によって他方の穀稈センサ
Rが検出ONから非検出OFFに切換らない限りは、刈
取装置2は上昇されないで、刈取姿勢に維持されて、的
確な刈取を行うことができる。
【0006】
【実施例】コンバインは、左右一対のクローラ4を有し
て走行伝動装置5から連動されるスプロケット6によっ
て駆動走行する車体1上に、脱穀装置7、操縦装置8、
エンジンE、脱穀粒を収容するグレンタンク等を搭載
し、この脱穀装置7の前方には、刈取フレーム9が、昇
降軸10の回りに昇降シリンダ11の油圧伸縮により昇
降自在に支持される。
【0007】刈取装置2は、刈取フレーム9の前下方に
バリカン形態の刈刃装置12を有し、左右両側部からは
前方に亘って分草部3である分草枠13を設け、この左
右の分草部3間に亘って複数の分草枠13を配設してい
る。各分草枠13の後部には、後側上方に亘って傾斜す
る穀稈引起装置14が設けられ、分草枠間に分草案内さ
れる穀稈を、タイン15で係合して梳き上げながら一定
の姿勢に整揃する。この穀稈引起装置14の後側で、刈
取装置12上から後方に亘って、穀稈を掻込案内する掻
込装置16、刈取穀稈の株元部や穂先部側を後方へ集送
する集送装置17、この集送装置17から受け継いだ穀
稈を、後方の脱穀装置7のフィードチエン18始端部へ
移送する移送装置19等を設け、刈取穀稈を脱穀装置7
へ移送しながら脱穀することができる。
【0008】刈取装置2の左右の分草部3には、穀稈引
起装置14の後側部において、刈取幅側に分草案内され
て引起される穀稈の株元部に接触して穀稈の有無を検出
するリミットスイッチ等からなる穀稈センサL,Rを設
ける。又、刈刃装置12の後側の刈取フレーム9部に
は、超音波の発振によって刈刃装置12の刈取地面に対
する高さを刈高さとして検出する刈高センサ20を設け
る。刈取走行距離を検出する走行距離センサ21は、前
記走行伝動装置5の一部の走行伝動回転を検出するよう
にしている。操縦装置8には操作レバー22が設けられ
て、この操作レバー22を、前側へ倒すと昇降シリンダ
11によって刈取装置2を下降し、後側へ倒すと上昇す
るように操作連動し、かつ、左右側へ倒すことにより、
この倒した側の操向クラッチや操向ブレーキ等を操作し
て操向、旋回しうる構成としている。
【0009】昇降シリンダ11は、刈取フレーム9と車
体1との間の拡縮リンクアーム23を回動させて、車体
1に対して刈取フレーム9を昇降軸10回りに昇降回動
するもので、車体1と拡縮リンクアーム23との間に亘
って枢着連結している。この拡縮リンクアーム23の車
体1に対する昇降角度を、ポテンショメータ24で検出
して、刈取装置2の昇降制御をフィードバック制御する
ように構成している。
【0010】この昇降シリンダ11の油圧回路には、ア
ンロードバルブ25、上下用の各昇降バルブ26,27
を設け、コントローラCPUからの出力によって電磁的
に作動される。28はリリーフバルブ、29はオイルフ
ィルタ、Pは油圧ポンプ、Tはタンクポートである。コ
ントローラCPUは、マイクロコンピュータ等を有し、
手動操作レバー22による昇降操作の昇降スイッチ30
によって、該昇降バルブ26,27を出力できる。刈高
自動スイッチ31は、刈取装置2を、刈高センサ20
や、穀稈センサL,R等によって、自動的に昇降出力さ
せるための制御モードスイッチである。この刈高センサ
20による刈取高さの検出によって、刈取装置2が予め
設定の刈高さに従うように昇降制御される。
【0011】自動スイッチ31が入りの状態で、刈取を
行う場合、刈高センサ20による検出によって、上記の
ような刈高制御が行われると共に、穀稈がなくなれば、
刈取装置2の非刈取姿勢への上昇が行われる。このとき
左右の穀稈センサL,Rが刈取幅の穀稈の左右側端部を
検出ONしているときは、刈取装置2は刈取姿勢に下降
したままの状態であり、刈高制御も行われるが、左右い
ずれか一側の穀稈センサLが非検出OFFに切換り、そ
の後も例えば右側の穀稈センサRが検出ONしておれ
ば、刈取姿勢を維持する。しかしながら、左側の穀稈セ
ンサLが非検出OFFになってから、走行距離センサ2
1による一定(例えば機体の前後長さが5mの場合は、
ほぼこれに等しい5mとする)の刈取走行距離の間内に
おいて、右側の穀稈センサRが、穀稈を検出しない非検
出OFFのとき昇降バルブ26が出力されて昇降シリン
ダ11の伸長で、刈取装置2が刈取姿勢から非刈取姿勢
へ上昇される。
【0012】この左側がOFFして後一定走行距離5m
以上進行したときは、右側の穀稈センサRが非検出OF
Fしても上昇されない。従って、残稈条が刈取幅の中央
部にある場合には、左右の穀稈センサL,RがOFFの
状態として刈取を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御ブロック図。
【図2】フローチャート。
【図3】油圧回路図。
【図4】穀稈センサの作動図。
【図5】コンバインの側面図。
【図6】コンバインの平面図。
【符号の説明】
1 車体 2 刈取装置 3 分草部 L 穀稈センサ(左) R 穀稈センサ(右)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1に対して昇降される刈取装置2の
    左右両側部の分草部3において設けられて穀稈の有無を
    検出する穀稈センサL,Rにより、いずれか一方の穀稈
    センサLが穀稈検出ONから非検出OFFになってのち
    一定走行距離内に他方の穀稈センサRが穀稈検出ONか
    ら非検出OFFになったときに、刈取装置2を車体1に
    対して非刈取姿勢に自動的に上昇出力させることを特徴
    とするコンバインの刈取昇降装置。
JP13043192A 1992-05-22 1992-05-22 コンバインの刈取昇降装置 Expired - Lifetime JP3151930B2 (ja)

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JPH05316849A JPH05316849A (ja) 1993-12-03
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