JP3409407B2 - コンバインの刈取部 - Google Patents

コンバインの刈取部

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JP3409407B2
JP3409407B2 JP34137893A JP34137893A JP3409407B2 JP 3409407 B2 JP3409407 B2 JP 3409407B2 JP 34137893 A JP34137893 A JP 34137893A JP 34137893 A JP34137893 A JP 34137893A JP 3409407 B2 JP3409407 B2 JP 3409407B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、コンバインの刈取部に
係るものである。 【0002】 【従来技術】従来公知の、実開昭63−4621号公報
には、機体フレームの下部位置に設けた走行装置と、前
記機体フレームいずれか一側上部位置に設けた脱穀装置
と、前記機体フレームのいずれか他側上部位置に設けた
グレンタンクと、該グレンタンクの前側に設けた操縦部
と、該操縦部の前方位置に設けた刈取部と、前記操縦部
の側部に位置して前記刈取部と前記脱穀装置とを接続す
る搬送エレベーターとからなり、前記刈取部には、圃場
の穀稈を掻込む掻込リールと、穂先刈用の第一刈刃と、
根元刈用の格納自在の第二刈刃とを設けたコンバインに
ついて記載されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、第二刈
刃のシリンダは図示されているが、具体的な取付構成は
記載されていない。 【0004】 【発明の目的】本発明は、取付、メンテンナスを容易と
したものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】よって、本発明は、走行
装置2の上方の機体フレーム1のいずれか一側4上部位
置に脱穀装置3を設け、前記機体フレーム1のいずれか
他側6上部位置にグレンタンク5を設け該グレンタン
ク5には穀粒を排出する排出オーガー45を設け、前記
グレンタンク5の前側に設けた操縦部7の前方位置には
圃場の穀稈を掻込む位置調節自在の掻込リール15と穂
先刈用の第一刈刃20と根元刈用の第二刈刃駆動用油圧
モーター31で作動する第二刈刃25とを設けた刈取部
8を設け前記操縦部7の側部に前記刈取部8と前記脱
穀装置3とを接続する搬送エレベーター13を設けたコ
ンバインにおいて、前記第二刈刃駆動用油圧モーター3
1は第二刈刃25が刈取る穀稈の長さが長いときは第二
刈刃25の作動速度を速くするように構成し、該第二刈
刃駆動用油圧モーター31と前記排出オーガー45を駆
動させる駆動用モーター44とは、単一のポンプからの
駆動出力をバルブ43により切替えて夫々駆動するよう
に構成したコンバインとしたものである。 【0006】 【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、図
1および図2はコンバインの概略図で、1は機体フレー
ム、2は機体フレーム1の下部位置に設けた走行装置、
3は機体フレーム1の上部位置の左右いずれか一側4に
設けた脱穀装置、5は該脱穀装置3の側部となる他側6
に設けたグレンタンク、7は該グレンタンク5の前側に
設けた運転席等を有する操縦部、刈取部8は機体フレー
ム1の前方位置に設けた刈取部である。刈取部8は、左
右側壁9および後壁10ならびに底壁11とにより刈取
部フレーム12を構成し、刈取部フレーム12の後壁1
0と前記脱穀装置3とを搬送エレベーター13により接
続している。前記側壁9の最前側位置には分草体14を
設け、該分草体14の上方に掻込リール15を設ける。
掻込リール15は左右一対の取付アーム16の先端に前
後位置調節可能に取付け、取付アーム16の基部を刈取
部フレーム12側に回動自在に取付ける。したがって、
掻込リール15は前後および高さ調節自在である。17
は前後位置調節シリンダ、18は高さ調節用シリンダで
ある。 【0007】前記掻込リール15の下方に位置する前記
底壁11の前縁には穀稈の穂先側を刈り取る第一刈刃2
0を設ける。第一刈刃20は公知構成のものであり、所
謂左右に摺動するバリカン式摺動刃と固定刃とにより構
成されている。該第一刈刃20の後方には左右方向のオ
ーガー21を軸装する。刈取部8は、搬送エレベーター
13の上部回転軸22を中心に機体に対して搬送エレベ
ーター13と共に上下するように構成して、前記第一刈
刃20の高さを変更可能とし、刈高さ調節を行なう。2
3は刈取部上下動シリンダである。前記刈取部8の刈取
部フレーム12の後壁10の後面と前記走行装置2の前
端部との間には、以下詳述する第二刈刃25を設ける。
第二刈刃25は、第一刈刃20により穂先を刈り取った
後の圃場に残った穀稈を根元側から切断するものであ
る。前記第二刈刃25は左右方向の第二刈刃取付フレー
ム26に取付けられ、該第二刈刃取付フレーム26は、
その左右側に上下方向の支持杆27の下部を取付け、支
持杆27の上部および下部にアーム28の先端をそれぞ
れ軸着し、支持杆27およびアーム28により上下用リ
ンク29を構成し、後壁10と第二刈刃取付フレーム2
6の間に第二刈刃上下用シリンダ30を設ける。31は
第二刈刃25を作動させる第二刈刃駆動用油圧モーター
である。 【0008】しかして、刈取部フレーム12の後壁10
の前記操縦部7と反対側には、前記前後位置調節シリン
ダ17、高さ調節用シリンダ18等の掻込リール15の
位置調節用シリンダや、前記第二刈刃25の第二刈刃上
下用シリンダ30や、第二刈刃25を作動させる第二刈
刃駆動用油圧モーター31等の油圧を操作する油圧バル
ブ等を設けた油圧制御部33を設け、該油圧制御部33
と前記前後位置調節シリンダ17等と油圧パイプ34に
より接続し、油圧制御部33に一端を接続した接続ホー
ス35の他端にワンタッチカプラー36を設け、該ワン
タッチカプラー36に前記機体フレーム1側に設けた油
圧回路に接続した接続ホースを接続する。即ち、機体フ
レーム1上の左右いずれか一側に操縦部7を設け、該操
縦部7の側部に搬送エレベーター13を位置させ、搬送
エレベーター13の先端を刈取部フレーム12の後壁1
0に取付けているので、前記操縦部7と反対側(実施例
では一側4)に、前記油圧制御部33を設け、メンテナ
ンスを容易に行なえるようにしている。また、第二刈刃
駆動用油圧モーター31も油圧制御部33の近傍に配置
して配管を容易としている。 【0009】また、前記搬送エレベーター13の底板3
8は、図5に示すように、刈取部8が下方位置のとき、
底板38の中間部より前側部分を前側が低い急傾斜に形
成し、後側部分は緩傾斜とし、機体を旋回させるとき等
の刈取部8を上動させたときには、搬送エレベーター1
3の底板38の後側が脱穀装置3に向かって急傾斜とな
るように構成するとともに、旋回等のために刈取部8を
待機位置まで上動させるときには、搬送エレベーター1
3の底板38の後側が急傾斜となるまで刈取部8を上動
させるように構成する。即ち、搬送エレベーター13内
にはチエン55を設け、該チエン55にスラット56を
所定間隔おいて設けているが、このスラット56は搬送
力を強めるため金属製とし、前記底板38の上面とスラ
ット56の下縁とが接触しないようにこの間に隙間を形
成しているため、作業中はスラット56により搬送され
る穀稈がブラシのように作用して脱粒した穀粒を脱穀装
置3に供給するが、刈取部8を上動させると、搬送エレ
ベーター13内に移動する穀稈がなくなるので、穀粒が
刈取部8の方に戻ることになるので、刈取部8を上動さ
せたとき、底板38の傾斜を急にさせて脱穀装置3に穀
粒が流下するように構成している。図8は、スラット5
6の他の実施例である。 【0010】しかして、第一刈刃20は掻込リール15
により掻込んで穀稈の姿勢を良好にして刈取作業を確実
にしているが、第二刈刃25はこのような補助なしで穀
稈を刈るため、良好に刈取作業ができないことがあり、
第一刈刃20と第二刈刃25との間の高さの間隔が大に
なる程、第二刈刃25による刈取は困難になる。そこ
で、前記第二刈刃25の作動速度を変更しうるように構
成し、第二刈刃25が刈取る穀稈の長さが長くなるとき
は、これに比例して第二刈刃25の作動速度を速くする
ように構成している。実施例では、第二刈刃駆動用油圧
モーター31内部の斜板の角度を変更させる制御モータ
ー39を設け、第二刈刃駆動用油圧モーター31の出力
軸の回転数を変更可能とし、刈取部8を設定した高さで
刈取作業させる自動刈高さ制御用の高さ検知センサー4
0を利用し、これにより検出される刈取部8の高さを第
一刈刃20の高さとし、第一刈刃20の高さに対応させ
て、制御モーター39を作動させて第二刈刃駆動用油圧
モーター31を変速させるように構成している。高さ検
知センサー40は、刈取部8または搬送エレベーター1
3等の所望位置に設ければよいが、実施例ではポテンシ
ョメーターにより上部回転軸22に対する搬送エレベー
ター13の角度を検出している。 【0011】また、第二刈刃25の高さも変更可能であ
るため、単に第一刈刃20の高さに対応させるのではな
く、第二刈刃25用のACHセンサー41(高さ検知セ
ンサー)を利用し、第一刈刃20と第二刈刃25との間
の間隔を検出し、この間隔を基準に第二刈刃25が刈取
る穀稈の長さを判断し、これに対応させて第二刈刃25
の作動速度を変更する構成でもよい。42は第二刈刃駆
動用油圧モーター31の出力を第二刈刃25に伝達する
ウォブルドライブ、43は電磁ソレノイドバルブ、44
は前記グレンタンク5内の穀粒を圃場近傍のトラック等
に搬送する排出オーガー45の駆動用モーターである。
図12〜図16は、前記第二刈刃25を刈取部フレーム
12に対して左右方向にスライド可能にした実施例を示
し、第二刈刃25の第二刈刃取付フレーム26は上下用
リンク29を構成する支持杆27の下部に設けた取付部
材46に摺動可能に取付け、取付部材46と第二刈刃取
付フレーム26の間にスライド用シリンダ47を設け、
第二刈刃25は第一刈刃20と同一の左右幅に構成し、
回り刈りの場合で通常では内輪差により第二刈刃25で
刈取ってしまう未刈穀稈を(図13)、第二刈刃25を
スライドさせることにより(図14)、刈取らないよう
に構成している。 【0012】そして、前記走行装置2の方向操作するパ
ワステレバーの操作に連動させ、左旋回のときは右動す
るようにし、スイッチまたはパワステレバーの後進操作
により前記第二刈刃25のスライドをリセットするよう
に構成する場合もある(図15)。図16はスライド制
御部48(図12)の一例を示し、一方49を移動側で
ある第二刈刃取付フレーム26に取付け、他方50を固
定側である取付部材46に取付け、いずれか一方にスイ
ッチ51を設け、いずれか他方に前記左右のスイッチ5
1のうち一方に接触する接触体52を設けている。図1
7は、第二刈刃25の第二刈刃取付フレーム26を枠体
53により構成し、該枠体53をスライドさせる実施例
である。図18は、第二刈刃25の第二刈刃取付フレー
ム26を枠体53により構成し、該枠体53を上下用リ
ンク29に設けた前記取付部材46に取付け、枠体53
には複数の係合孔(図示省略)を形成し、該係合孔のう
ち選択したものと取付部材46とをピン54により固定
している。図19は、前記第二刈刃25の作動の入切に
関する実施例であり、60はCPU、61は穀稈有無検
知センサー、62は前記第二刈刃駆動用油圧モーター3
1を入切させるソレノイドバルブを設け、穀稈有無検知
センサー61により穀稈が無いと検知したときは第二刈
刃25を停止させる。前記穀稈有無検知センサー61
は、実施例では搬送エレベーター13の底板38に設
け、搬送エレベーター13内を搬送される穀稈の圧力に
より有無を検知しているが、第一刈刃20の前側、ある
いは第一刈刃20と第二刈刃25の間等所望位置に設け
ればよい。また、63は後進検出センサーであり、後進
させるとき第二刈刃25を停止させる。また、HSTレ
バー64の操作に連動させて第二刈刃25を止める(図
21)。65はミッション、66は油圧式無段変速装置
(HST)である。 【0013】に作用を述べる。本発明は前記の構成で
あり、機体が前進すると、分草体14で分草し、掻込リ
ール15により穀稈を掻き込み、第一刈刃20により穀
稈の穂先側のみを刈取り、掻込リール15により刈取部
フレーム12に掻込んだ穂先穀稈をオーガー21により
搬送エレベーター13と刈取部フレーム12との取付部
に合流させ、搬送エレベーター13により搬送して脱穀
装置3に送込み、脱穀する。したがって、脱穀装置3に
は、穀稈の穂先側のみが供給され、脱穀装置3への負荷
を減少させる。更に機体を前進させると、第一刈刃20
の後方の刈取部フレーム12には第二刈刃25が設けら
れているから、第二刈刃25は第一刈刃20により圃場
に刈残した穀稈を株元側より刈取る。 【0014】しかして、刈取部フレーム12の後壁10
の前記操縦部7と反対側には、前記前後位置調節シリン
ダ17、高さ調節用シリンダ18等の掻込リール15の
位置調節用シリンダや、前記第二刈刃25の第二刈刃上
下用シリンダ30や、第二刈刃25を作動させる第二刈
刃駆動用油圧モーター31等の油圧を操作する油圧バル
ブ等を設けた油圧制御部33を設け、該油圧制御部33
と前記前後位置調節シリンダ17等と油圧パイプ34に
より接続し、油圧制御部33に一端を接続した接続ホー
ス35の他端にワンタッチカプラー36を設け、該ワン
タッチカプラー36に前記機体フレーム1側に設けた油
圧回路に接続した接続ホースを接続しているから、機体
フレーム1上の左右いずれか一側に操縦部7を設け、該
操縦部7の側部に搬送エレベーター13を位置させ、搬
送エレベーター13の先端を刈取部フレーム12の後壁
10に取付ける構成とし、前記操縦部7と反対側の一側
4に前記油圧制御部33を設けることができ、メンテナ
ンスを容易に行なえる。 【0015】また、刈取部8を搬送エレベーター13か
ら外すときも、各シリンダの油圧パイプ34を外すこと
なく、ワンタッチカプラー36の部分で外すだけで、刈
取部8を搬送エレベーター13から取外せ、着脱作業が
容易となる。しかして、旋回するとき等の刈取部8を上
動させた場合、搬送エレベーター13の底板38は、脱
穀装置3側の部分の傾斜が急傾斜となるように構成して
いるので、搬送エレベーター13内に有る脱粒した穀粒
は底板38の急傾斜に誘導されて、全部脱穀装置3内に
入るので、ロスを防止する。また、前記のようにロスを
防止できるので、搬送エレベーター13内のチエンに
は、金属製のスラット56を底板38の上面と接触しな
いように隙間を有して設けられるので、スラット56の
搬送力を強化して詰まりを防止する。しかして、第二刈
刃25は掻込リール15の補助なしで穀稈を刈るため、
良好に刈取作業ができないことがあるが、第一刈刃20
の高さが高くなる程、第二刈刃25の作動速度を速くし
うるように構成しているから、長い残存穀稈でもその刈
取りを確実にする。 【0016】また、残存穀稈の長さは、刈取部8の自動
刈高さ制御用の高さ検知センサー40を理由しているの
で、簡単な構成で実施できる。また、第二刈刃25用の
ACHセンサー41(高さ検知センサー)を利用する
と、前記高さ検知センサー40と相俟って第一刈刃20
と第二刈刃25との間の間隔を検出することができ、こ
の間隔を基準に第二刈刃25が刈取る穀稈の長さを判断
すると、より一層正確に残存穀稈の長さを判断して第二
刈刃25の作動速度を変更しうる。しかして、第二刈刃
25の第二刈刃取付フレーム26は上下用リンク29を
構成する支持杆27の下部に設けた取付部材46に摺動
可能に取付け、取付部材46と第二刈刃取付フレーム2
6の間にスライド用シリンダ47を設け、第二刈刃25
は刈取部フレーム12に対して左右方向にスライド可能
にしているから、第二刈刃25を第一刈刃20と同一の
左右幅に構成すると、通常では内輪差により内側の未刈
穀稈を、刈取ってしまう場合でも第二刈刃25をスライ
ドさせることにより、内側の未刈穀稈を刈取らず、直進
時の刈取作業のときに残存穀稈の刈残しがない。 【0017】また、走行装置2の方向操作するパワステ
レバーの操作に連動させた構成では、左旋回の操作する
と、スライド用シリンダ47は自動的に第二刈刃25を
右動させ、スライド制御部48の、一方のスイッチ51
に接触体52が接触してスライド用シリンダ47を停止
させ、リセットスイッチまたはパワステレバーの後進操
作により第二刈刃25を元の状態に復帰させるようにス
ライド用シリンダ47を作動させ、他方のスイッチ51
に接触体52が接触してスライド用シリンダ47を停止
させる。 【0018】しかして、旋回等の理由で刈取部8を一定
高さ以上に上動させると、高さ検知センサー40がこれ
を検知し、オーガー21や搬送エレベーター13は停止
させないが、第一刈刃20や第二刈刃25は停止させ、
第二刈刃25の耐久性を向上させる。また、前記高さ検
知センサー40に代えて、穀稈有無検知センサー61に
より穀稈有無検知センサー61すると、刈取作業を行な
っていないと判断し、第二刈刃25を停止させる。ま
た、パワステレバーの旋回操作を検知して、旋回操作を
感知すると、第二刈刃25を止め、畦等の走行時に石等
を第二刈刃25が摺動して噛むことによる破損を、第二
刈刃25を停止させることにより防止する。 【0019】 【効果】本発明は、走行装置2の上方の機体フレーム1
のいずれか一側4上部位置に脱穀装置3を設け、前記機
体フレーム1のいずれか他側6上部位置にグレンタンク
を設け該グレンタンク5には穀粒を排出する排出オ
ーガー45を設け、前記グレンタンク5の前側に設けた
操縦部7の前方位置には圃場の穀稈を掻込む位置調節自
在の掻込リール15と穂先刈用の第一刈刃20と根元刈
用の第二刈刃駆動用油圧モーター31で作動する第二刈
刃25とを設けた刈取部8を設け前記操縦部7の側部
に前記刈取部8と前記脱穀装置3とを接続する搬送エレ
ベーター13を設けたコンバインにおいて、前記第二刈
刃駆動用油圧モーター31は第二刈刃25が刈取る穀稈
の長さが長いときは第二刈刃25の作動速度を速くする
ように構成し、該第二刈刃駆動用油圧モーター31と前
記排出オーガー45を駆動させる駆動用モーター44と
は、単一のポンプからの駆動出力をバルブ43により切
替えて夫々駆動するように構成したコンバインとしたも
のであるから、コストを低くできるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 全体側面図。 【図2】 概略平面図。 【図3】 刈取部側面図。 【図4】 同平面図。 【図5】 作用状態側面図。 【図6】 搬送エレベーターの断面図。 【図7】 取付状態側面図。 【図8】 スラットの実施例図。 【図9】 刈取部側面図。 【図10】 ブロック図。 【図11】 油圧回路図。 【図12】 刈取部平面図。 【図13】 刈取作業の従来図。 【図14】 本案の実施例図。 【図15】 ブロック図。 【図16】 平面図。 【図17】 背面図。 【図18】 背面図。 【図19】 ブロック図。 【図20】 側面図。 【図21】 油圧回路図。 【符号の説明】 1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…
一側、5…グレンタンク、6…他側、7…操縦部、8…
刈取部、9…側壁、10…後壁、11…底壁、12…刈
取部フレーム、13…搬送エレベーター、14…分草
体、15…掻込リール、16…取付アーム、17…前後
位置調節シリンダ、18…高さ調節用シリンダ、20…
第一刈刃、21…オーガー、22…上部回転軸、23…
刈取部上下動シリンダ、25…第二刈刃、26…第二刈
刃取付フレーム、27…支持杆、28…アーム、29…
上下用リンク、30…第二刈刃上下用シリンダ、31…
第二刈刃駆動用油圧モーター、33…油圧制御部、34
…油圧パイプ、35…接続ホース、36…ワンタッチカ
プラー、38…底板、39…制御モーター、40…高さ
検知センサー、41…ACHセンサー、42…ウォブル
ドライブ、43…電磁ソレノイドバルブ、44…駆動用
モーター、45…排出オーガー、46…取付部材、47
…スライド用シリンダ、48…スライド制御部、49…
一方、50…他方、51…スイッチ、52…接触体、5
3…枠体、54…ピン、55…チエン、56…スラッ
ト、60…CPU、61…穀稈有無検知センサー、62
…ソレノイドバルブ、63…後進検出センサー、64…
HSTレバー、65…ミッション、66…油圧式無段変
速装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−190110(JP,A) 特開 平7−67440(JP,A) 特開 平5−38223(JP,A) 実開 平4−129741(JP,U) 実開 平5−31523(JP,U) 実開 平3−27922(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/00 - 69/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 走行装置2の上方の機体フレーム1のい
    ずれか一側4上部位置に脱穀装置3を設け、前記機体フ
    レーム1のいずれか他側6上部位置にグレンタンク5
    設け該グレンタンク5には穀粒を排出する排出オーガ
    ー45を設け、前記グレンタンク5の前側に設けた操縦
    部7の前方位置には圃場の穀稈を掻込む位置調節自在の
    掻込リール15と穂先刈用の第一刈刃20と根元刈用の
    第二刈刃駆動用油圧モーター31で作動する第二刈刃2
    5とを設けた刈取部8を設け前記操縦部7の側部に前
    記刈取部8と前記脱穀装置3とを接続する搬送エレベー
    ター13を設けたコンバインにおいて、前記第二刈刃駆
    動用油圧モーター31は第二刈刃25が刈取る穀稈の長
    さが長いときは第二刈刃25の作動速度を速くするよう
    に構成し、該第二刈刃駆動用油圧モーター31と前記排
    出オーガー45を駆動させる駆動用モーター44とは、
    単一のポンプからの駆動出力をバルブ43により切替え
    て夫々駆動するように構成したコンバイン。
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