JPH04339409A - 電圧制御発振器 - Google Patents
電圧制御発振器Info
- Publication number
- JPH04339409A JPH04339409A JP11136591A JP11136591A JPH04339409A JP H04339409 A JPH04339409 A JP H04339409A JP 11136591 A JP11136591 A JP 11136591A JP 11136591 A JP11136591 A JP 11136591A JP H04339409 A JPH04339409 A JP H04339409A
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- JP
- Japan
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- transistors
- transistor
- oscillation frequency
- emitter
- controlled oscillator
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- Pending
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 19
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006880 cross-coupling reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧制御発振器に関し、
特TV用クロック発生器等のPLL(位相同期ループ)
回路に好適なエミッタ結合型マルチバイブレータに関す
る。
特TV用クロック発生器等のPLL(位相同期ループ)
回路に好適なエミッタ結合型マルチバイブレータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、エミッタ結合型マルチバイブレー
タ方式の電圧制御発振器は、図2に示す回路が知られて
いる。トランジスタ1,2がマルチバイブレータのクロ
スカップリング素子として作用し、トランジスタ1,2
のエミッタ間には発振容量の容量7とトランジスタ3,
4からなる電流吸込用の定電流回路が設けられている。
タ方式の電圧制御発振器は、図2に示す回路が知られて
いる。トランジスタ1,2がマルチバイブレータのクロ
スカップリング素子として作用し、トランジスタ1,2
のエミッタ間には発振容量の容量7とトランジスタ3,
4からなる電流吸込用の定電流回路が設けられている。
【0003】また、トランジスタ1,2のコレクタには
、抵抗5,6とクランプ用ダイオード8,9が接続され
、発振出力はトランジスタ1,2に設けられた端子17
,18より取り出される。トランジスタ3,4のエミッ
タは、エミッタ抵抗11で接地されている。本エミッタ
結合型マルチバイブレータの発振周波数fは、よく知ら
れている様に、トランジスタ1,2のベース・エミッタ
間電圧降下をVBE,コンデンサ7の値をC,エミッタ
抵抗11に流れる電流をIとすると次式(1)で表わせ
る。
、抵抗5,6とクランプ用ダイオード8,9が接続され
、発振出力はトランジスタ1,2に設けられた端子17
,18より取り出される。トランジスタ3,4のエミッ
タは、エミッタ抵抗11で接地されている。本エミッタ
結合型マルチバイブレータの発振周波数fは、よく知ら
れている様に、トランジスタ1,2のベース・エミッタ
間電圧降下をVBE,コンデンサ7の値をC,エミッタ
抵抗11に流れる電流をIとすると次式(1)で表わせ
る。
【0004】
【0005】Iは制御電圧入力端子16に加れられる制
御電圧をVc,トランジスタ3,4のベース・エミッタ
間電圧降下をVBE,エミッタ抵抗11と値をRE と
すると、次式(2)で表わせる。
御電圧をVc,トランジスタ3,4のベース・エミッタ
間電圧降下をVBE,エミッタ抵抗11と値をRE と
すると、次式(2)で表わせる。
【0006】
【0007】(1),(2)式よりエミッタ結合型マル
チバイブレータの発振周波数範囲はVcの可変範囲で決
定し、発振周波数の制御感度を低くするにはVcの可変
範囲を狭くする方法をとっていた。
チバイブレータの発振周波数範囲はVcの可変範囲で決
定し、発振周波数の制御感度を低くするにはVcの可変
範囲を狭くする方法をとっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来のエミッタ結
合型マルチバイブレータでは、発振周波数制御感度を変
えるには制御電圧Vcの変化範囲を変える回路が必要と
なり、特に、低い制御感度の時には制御電圧範囲が狭く
なるため、他のノイズの影響を受け易くなりTVなどで
はジッタの原因となった。
合型マルチバイブレータでは、発振周波数制御感度を変
えるには制御電圧Vcの変化範囲を変える回路が必要と
なり、特に、低い制御感度の時には制御電圧範囲が狭く
なるため、他のノイズの影響を受け易くなりTVなどで
はジッタの原因となった。
【0009】また、トランジスタ3,4のベース電圧を
コントロールするため、トランジスタ3,4が飽和する
可能性があるという問題があった。
コントロールするため、トランジスタ3,4が飽和する
可能性があるという問題があった。
【0010】本発明の目的は、簡単な方法で発振周波数
感度を変えられ、低ジッタ,トランジスタの非飽和を可
能にすることである。
感度を変えられ、低ジッタ,トランジスタの非飽和を可
能にすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のエミッタ結合型
マルチバイブレータの発振器は、電流吸込用トランジス
タを差動増幅回路形式でかつベース接地回路にし、発振
周波数制御感度を変化させる抵抗を差動トランジスタの
エミッタ間に接続する構成となっている。
マルチバイブレータの発振器は、電流吸込用トランジス
タを差動増幅回路形式でかつベース接地回路にし、発振
周波数制御感度を変化させる抵抗を差動トランジスタの
エミッタ間に接続する構成となっている。
【0012】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0013】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。本回路図において抵抗11の値がRE =0,トラ
ンジスタ1,2のベース・エミッタ間電圧降下をVBE
,発振容量値をC1 ,定電圧14の値をあらためてV
c,入力端子16の制御電圧の値をVd,定電流12,
13の値をI0 とすると発振周波数は次式(3)で表
わされる。
る。本回路図において抵抗11の値がRE =0,トラ
ンジスタ1,2のベース・エミッタ間電圧降下をVBE
,発振容量値をC1 ,定電圧14の値をあらためてV
c,入力端子16の制御電圧の値をVd,定電流12,
13の値をI0 とすると発振周波数は次式(3)で表
わされる。
【0014】
【0015】(3)式より発振周波数の可変範囲はVd
で決定する。しかし、抵抗11の値を変えても可能であ
る。これと図3より示す。図3のIE は次式(4)で
ある。
で決定する。しかし、抵抗11の値を変えても可能であ
る。これと図3より示す。図3のIE は次式(4)で
ある。
【0016】
【0017】図3においてIE の変化範囲が発振周波
数の可変範囲であることは(3)(4)式より示される
。 すなわちVd−Vcの変化範囲が一定、言い換えれば入
力端子16の制御電圧Vdの変化範囲が一定でも、抵抗
11の値が変化すればIE の変化範囲も変化する。こ
れは図4に示す、差動増幅回路についての良く知られて
いる特性である。
数の可変範囲であることは(3)(4)式より示される
。 すなわちVd−Vcの変化範囲が一定、言い換えれば入
力端子16の制御電圧Vdの変化範囲が一定でも、抵抗
11の値が変化すればIE の変化範囲も変化する。こ
れは図4に示す、差動増幅回路についての良く知られて
いる特性である。
【0018】また、(3)式より制御電圧Vdがどのよ
うな値においても、対ノイズに対する周波数変化は一定
でかつ小さくなる。しかも、制御電圧Vdの変化範囲が
一定でも、発振周波数の制御感度が下げられるため、低
い制御感度にしても対ノイズ性が良くなる。
うな値においても、対ノイズに対する周波数変化は一定
でかつ小さくなる。しかも、制御電圧Vdの変化範囲が
一定でも、発振周波数の制御感度が下げられるため、低
い制御感度にしても対ノイズ性が良くなる。
【0019】差動対の構成にすることにより、電流吸込
用のトランジスタ3,4をベース接地にすることが出来
、より安定した電流をトランジスタ1,2のエミッタか
ら引くことにより、トランジスタ3,4が飽和する可能
性もなくなる。
用のトランジスタ3,4をベース接地にすることが出来
、より安定した電流をトランジスタ1,2のエミッタか
ら引くことにより、トランジスタ3,4が飽和する可能
性もなくなる。
【0020】図5は電流吸込用トランジスタ3,4のエ
ミッタ間を抵抗19,20で接合し、発振周波数のより
安定化を計ったものである。抵抗19,20を接合する
ことにより定電流回路となり、さらに定電流12で電流
を引いているため、電流吸込用トランジスタ3,4のエ
ミッタには安定した電流が流れることになる。
ミッタ間を抵抗19,20で接合し、発振周波数のより
安定化を計ったものである。抵抗19,20を接合する
ことにより定電流回路となり、さらに定電流12で電流
を引いているため、電流吸込用トランジスタ3,4のエ
ミッタには安定した電流が流れることになる。
【0021】また、電流吸込用トランジスタ3,4のコ
レクタ電位の変動によるアーリ効果の低減化につながる
。
レクタ電位の変動によるアーリ効果の低減化につながる
。
【0022】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は電流吸込用ト
ランジスタを差動形式にし、そのエミッタ間を抵抗で結
合し、電流吸込用トランジスタをベース接地にすること
により、低ジッタで容易に発振周波数感度を変えられ、
しかも、入力電圧の印加範囲がGNDからVccまでと
れるという効果を有する。
ランジスタを差動形式にし、そのエミッタ間を抵抗で結
合し、電流吸込用トランジスタをベース接地にすること
により、低ジッタで容易に発振周波数感度を変えられ、
しかも、入力電圧の印加範囲がGNDからVccまでと
れるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】エミッタ結合型マルチバイブレータの基本回路
である。
である。
【図3】Vd−Vc対IE 特性図である。
【図4】差動増幅回路図である。
【図5】本発明の他実施例の回路図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1,第2トランジスタと第1,第2
トランジスタのそれぞれのコレクタに所定の電圧を印加
する抵抗及びダイオードと、第1トランジスタの出力に
より第2トランジスタのベースを制御し、第2トランジ
スタのコレクタ出力が第1トランジスタのベースを制御
する様に接続し、第1,第2トランジスタのそれぞれの
エミッタをコンデンサを介して接続し、さらに第1,第
2トランジスタのエミッタ側に電流吸込用の第3,第4
トランジスタを配置し、第3,第4トランジスタのベー
スを制御入力端子にし、第1,第2トランジスタのコレ
クタを出力端子にしたエミッタ結合型マルチバイブレー
タにおいて、第3,第4トランジスタのエミッタから直
接、又は抵抗を介して差動対に接続した第5トランジス
タと、第3,第4トランジスタのベース又は第5トラン
ジスタのベースを制御入力し、該トランジスタの各々の
エミッタ電流を決定する定電流回路を設けたことを特徴
とする電圧制御発振器。 - 【請求項2】 請求項1記載の電圧制御発振器におい
て、第3,第4トランジスタのベースに所定のバイアス
を与えるベース設置回路にし、第5トランジスタのベー
スを制御入力としたことを特徴とする電圧制御発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11136591A JPH04339409A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 電圧制御発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11136591A JPH04339409A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 電圧制御発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04339409A true JPH04339409A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=14559347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11136591A Pending JPH04339409A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 電圧制御発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04339409A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100324002B1 (ko) * | 1997-12-24 | 2002-03-08 | 니시무로 타이죠 | 안정화발진회로 |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP11136591A patent/JPH04339409A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100324002B1 (ko) * | 1997-12-24 | 2002-03-08 | 니시무로 타이죠 | 안정화발진회로 |
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