JPH0433858A - 輪転式凹版オフセット印刷機 - Google Patents
輪転式凹版オフセット印刷機Info
- Publication number
- JPH0433858A JPH0433858A JP14089390A JP14089390A JPH0433858A JP H0433858 A JPH0433858 A JP H0433858A JP 14089390 A JP14089390 A JP 14089390A JP 14089390 A JP14089390 A JP 14089390A JP H0433858 A JPH0433858 A JP H0433858A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- blanket
- plate
- cylinder
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、精細パターンなどをガラス基板などの硬質物
に印刷できるようにした印刷機に関するものである。
に印刷できるようにした印刷機に関するものである。
従来、凹版印刷は印刷パターンを精度良く印刷できるこ
とから精細パターンを印刷する際に多く採用されている
。そして液晶カラーフィルタの製造に際してなと、精細
パターンをガラス基板などの平板状の硬質物に印刷する
場合にあっては、平凹版を用いた凹版オフセット印刷の
方法によって精細パターンの印刷が行われている。
とから精細パターンを印刷する際に多く採用されている
。そして液晶カラーフィルタの製造に際してなと、精細
パターンをガラス基板などの平板状の硬質物に印刷する
場合にあっては、平凹版を用いた凹版オフセット印刷の
方法によって精細パターンの印刷が行われている。
ところで、昨今においては要求される精細パターンがよ
り微細に、そしてより精度の高いものとなってきている
。そこで上記の凹版オフセント印刷の方法によって、例
えば線幅５μｍ程度の極めて細い線を印刷再現する場合
、特に上記した凹版（平凹版）を化学的エツチングで作
成する場合、版深を３μｍ以下にする必要がある（エツ
チングが上下左右方向にほぼ同等に作用するため）。こ
のときインキ膜厚が極めて薄くなるため、凹版上及びブ
ランケット上でのインキの乾燥の問題が生してくる。す
なわち凹版オフセット印刷では、ドクタリング後からイ
ンキ転移（版がらブランケットへ）までの間、プランヶ
・７トがらインキ転写（ブランケットから被印刷物へ）
までの間に時間を要しており、前記ドクタリング後に凹
版上でインキが乾き易く、版からインキを受は取ったブ
ランケット上でも乾き易いものとなっていて、被印刷物
への印刷再現が不良になるという問題があった。この対
策としてインキの乾燥速度を極端に遅くすることが考え
られるが、微細線の印刷に適性のあるインキ溶媒で蒸発
速度の遅いものがないのが現状である。 そこで本発明は、凹版印刷の有用性を生かし、かつ線幅
が小さく版深も浅い場合でも印刷再現が行われるように
することを課題とし、硬質物に対して精細パターンが高
精度で印刷できる印刷機を開発することを目的とする。
り微細に、そしてより精度の高いものとなってきている
。そこで上記の凹版オフセント印刷の方法によって、例
えば線幅５μｍ程度の極めて細い線を印刷再現する場合
、特に上記した凹版（平凹版）を化学的エツチングで作
成する場合、版深を３μｍ以下にする必要がある（エツ
チングが上下左右方向にほぼ同等に作用するため）。こ
のときインキ膜厚が極めて薄くなるため、凹版上及びブ
ランケット上でのインキの乾燥の問題が生してくる。す
なわち凹版オフセット印刷では、ドクタリング後からイ
ンキ転移（版がらブランケットへ）までの間、プランヶ
・７トがらインキ転写（ブランケットから被印刷物へ）
までの間に時間を要しており、前記ドクタリング後に凹
版上でインキが乾き易く、版からインキを受は取ったブ
ランケット上でも乾き易いものとなっていて、被印刷物
への印刷再現が不良になるという問題があった。この対
策としてインキの乾燥速度を極端に遅くすることが考え
られるが、微細線の印刷に適性のあるインキ溶媒で蒸発
速度の遅いものがないのが現状である。 そこで本発明は、凹版印刷の有用性を生かし、かつ線幅
が小さく版深も浅い場合でも印刷再現が行われるように
することを課題とし、硬質物に対して精細パターンが高
精度で印刷できる印刷機を開発することを目的とする。
本発明は、上記した課題を考慮してなされたもので、被
印刷物固定定盤と、ブランケットシリンダーと、常回転
の円筒状凹版面に常時インキが供給され、前記円筒状凹
版面からのインキ転移時にのみ前記ブランケットシリン
ダーに接触する離接可能に設けられた版シリンダーと、
を具備することを特徴とする輪転式凹版オフセット印刷
機を提供して、上記課題を解消するものである。
印刷物固定定盤と、ブランケットシリンダーと、常回転
の円筒状凹版面に常時インキが供給され、前記円筒状凹
版面からのインキ転移時にのみ前記ブランケットシリン
ダーに接触する離接可能に設けられた版シリンダーと、
を具備することを特徴とする輪転式凹版オフセット印刷
機を提供して、上記課題を解消するものである。
本発明においては、版シリンダーの版面には常時インキ
が供給されることによって版面上でのインキ状態が一定
となり、乾燥せずに良好な状態が維持され、また印刷時
、版シリンダーのブランケットシリンダーへの接触によ
りインキ転移が行われるとともに、このときにプランケ
ット／リンダ−が被印刷物に接触していることからイン
キ転写もおこなわれ、このインキ転移とインキ転写がほ
ぼ同時に行われるようになる。
が供給されることによって版面上でのインキ状態が一定
となり、乾燥せずに良好な状態が維持され、また印刷時
、版シリンダーのブランケットシリンダーへの接触によ
りインキ転移が行われるとともに、このときにプランケ
ット／リンダ−が被印刷物に接触していることからイン
キ転写もおこなわれ、このインキ転移とインキ転写がほ
ぼ同時に行われるようになる。
つぎに本発明を第１図から第３図に示す一実施例に基づ
いて詳細に説明する。 図中１は輪転式の凹版オフセット印刷機で、該印刷機１
は、第１図に示すように、被印刷物が配置される固定定
盤２と、これに接触して被印刷物にインキを転写するブ
ランケット／リンダ−３と、前記ブランケットシリンダ
ー３にインキを転移する版シリンダー４とからなるもの
である。前記固定定盤２はリニアスライドレール２０に
往復移動可能に支持される。またこの固定定盤２は配置
する被印刷物の素材に応じて例えばガラス定盤とするこ
ともできる。 上記ブランケットシリンダー３は上下移動可能に機器本
体フレームａに被印刷物へのインキ転写後などに上方移
動して回転しながら待機するように設けられている。ま
たこのブランケットシリンダー３に対しては乾燥器５が
対設されていて、常時ブランケットを一定状態に保つよ
うに図られている。 版シリンダー４は周面に円筒状凹版面（ロータリー版）
が形成されている。そしてこの版シリンダー４にはイン
キパン６０とドクター６１とからなるインキ供給体６が
常設されていて、常時回転する版シリンダ−４の凹版面
に常時インキを供給し、凹版面上のインキの乾燥を防止
するように設けられている。またこの版シリンダー４は
前記ブランケットシリンダー３に対して離接するように
機器本体フレームａに支持されていて、印刷時のみにブ
ランケットシリンダー３に接触し、インキを転移させる
ように設けられている（このときはブランケットシリン
ダーは被印刷物に接触している）。図中６２はフィルタ
ー、６３は押し出しポンプ、６４はインキタンクを示し
、前記インキ供給体６にインキを供給（あるいは循環供
給）する構成としている。また７は駆動モータを示し、
版シリンダー４、ブランケットシリンダー３、固定定盤
２それぞれを印刷に対して所定の動作を行わせる駆動源
であるが、前記版シリンダ−４、ブランケットシリンダ
ー３、固定定盤２それぞれが独立駆動源をとるようにし
てもよい。なお、第１図において、版シリンダー４、ブ
ランケットシリンダー３はベアラ−面で表記しである。 第２図と第３図とに示すように印刷に際しては、常時
回転している版シリンダー４かプランケット／リンダ−
３のプランケ、ト３０に接触してインキをこのブランケ
ット３０に転移させ、インキを受けたブランケット３０
は被印刷物（例えばガラス板）８に接触していてインキ
を転写するようになり、輪転式にほぼインキ転移とイン
キ転写が同時に行われるようになる（第２図）。印刷時
以外はブランケットシリンダー３が上昇するとともに、
版シリンダー４もインキングされた状態のままブランケ
ットシリンダー３から離れるように移動し、乾燥器５に
よってブランケット３０を一定状態とし、凹版面上のイ
ンキもインキ供給体６により乾燥させないようにして待
機状態となる（第３図）。
いて詳細に説明する。 図中１は輪転式の凹版オフセット印刷機で、該印刷機１
は、第１図に示すように、被印刷物が配置される固定定
盤２と、これに接触して被印刷物にインキを転写するブ
ランケット／リンダ−３と、前記ブランケットシリンダ
ー３にインキを転移する版シリンダー４とからなるもの
である。前記固定定盤２はリニアスライドレール２０に
往復移動可能に支持される。またこの固定定盤２は配置
する被印刷物の素材に応じて例えばガラス定盤とするこ
ともできる。 上記ブランケットシリンダー３は上下移動可能に機器本
体フレームａに被印刷物へのインキ転写後などに上方移
動して回転しながら待機するように設けられている。ま
たこのブランケットシリンダー３に対しては乾燥器５が
対設されていて、常時ブランケットを一定状態に保つよ
うに図られている。 版シリンダー４は周面に円筒状凹版面（ロータリー版）
が形成されている。そしてこの版シリンダー４にはイン
キパン６０とドクター６１とからなるインキ供給体６が
常設されていて、常時回転する版シリンダ−４の凹版面
に常時インキを供給し、凹版面上のインキの乾燥を防止
するように設けられている。またこの版シリンダー４は
前記ブランケットシリンダー３に対して離接するように
機器本体フレームａに支持されていて、印刷時のみにブ
ランケットシリンダー３に接触し、インキを転移させる
ように設けられている（このときはブランケットシリン
ダーは被印刷物に接触している）。図中６２はフィルタ
ー、６３は押し出しポンプ、６４はインキタンクを示し
、前記インキ供給体６にインキを供給（あるいは循環供
給）する構成としている。また７は駆動モータを示し、
版シリンダー４、ブランケットシリンダー３、固定定盤
２それぞれを印刷に対して所定の動作を行わせる駆動源
であるが、前記版シリンダ−４、ブランケットシリンダ
ー３、固定定盤２それぞれが独立駆動源をとるようにし
てもよい。なお、第１図において、版シリンダー４、ブ
ランケットシリンダー３はベアラ−面で表記しである。 第２図と第３図とに示すように印刷に際しては、常時
回転している版シリンダー４かプランケット／リンダ−
３のプランケ、ト３０に接触してインキをこのブランケ
ット３０に転移させ、インキを受けたブランケット３０
は被印刷物（例えばガラス板）８に接触していてインキ
を転写するようになり、輪転式にほぼインキ転移とイン
キ転写が同時に行われるようになる（第２図）。印刷時
以外はブランケットシリンダー３が上昇するとともに、
版シリンダー４もインキングされた状態のままブランケ
ットシリンダー３から離れるように移動し、乾燥器５に
よってブランケット３０を一定状態とし、凹版面上のイ
ンキもインキ供給体６により乾燥させないようにして待
機状態となる（第３図）。
以上説明したように、本発明によれば、被印刷物固定定
盤と、ブランケットシリンダーと、常回転の円筒状凹版
面に常時インキが供給され、前記円筒状凹版面からのイ
ンキ転移時にのみ前記ブランケットシリンダーに接触す
る離接可能に設けられた版シリンダーと、を具備するの
で、凹版面上はインキで湿潤して乾燥せず、また印刷時
には版からブランケットへのインキ転移、そしてブラン
ケットから被印刷物へのインキ転写がほぼ同時に行われ
、版から被印刷物までのインキ受渡時の乾燥を防止して
適正に精細パターンを印刷再現できるようになるなど、
実用性に優れた効果を奏するものである。
盤と、ブランケットシリンダーと、常回転の円筒状凹版
面に常時インキが供給され、前記円筒状凹版面からのイ
ンキ転移時にのみ前記ブランケットシリンダーに接触す
る離接可能に設けられた版シリンダーと、を具備するの
で、凹版面上はインキで湿潤して乾燥せず、また印刷時
には版からブランケットへのインキ転移、そしてブラン
ケットから被印刷物へのインキ転写がほぼ同時に行われ
、版から被印刷物までのインキ受渡時の乾燥を防止して
適正に精細パターンを印刷再現できるようになるなど、
実用性に優れた効果を奏するものである。
第１図は本発明に係る輪転式凹版オフセット印刷機の一
実施例を示す説明図、第２図は一実施と例における印刷
時を示す説明図、第３図は一実施例における非印刷時を
示す説明図である。 １・・・輪転式凹版オフセット印刷機 ３・・・ブランケットシリンダー ４・・・版シリンダー ５・・・乾燥器 ６・・・インキ供給体 ８・・・被印刷物 特許出願人 凸版印刷株式会社 、−−一′ 第１図 第２図 ン 第３図
実施例を示す説明図、第２図は一実施と例における印刷
時を示す説明図、第３図は一実施例における非印刷時を
示す説明図である。 １・・・輪転式凹版オフセット印刷機 ３・・・ブランケットシリンダー ４・・・版シリンダー ５・・・乾燥器 ６・・・インキ供給体 ８・・・被印刷物 特許出願人 凸版印刷株式会社 、−−一′ 第１図 第２図 ン 第３図
Claims (1)
- 被印刷物固定定盤と、ブランケットシリンダーと、常回
転の円筒状凹版面に常時インキが供給され、前記円筒状
凹版面からのインキ転移時にのみ前記ブランケットシリ
ンダーに接触する離接可能に設けられた版シリンダーと
、を具備することを特徴とする輪転式凹版オフセット印
刷機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14089390A JPH0433858A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 輪転式凹版オフセット印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14089390A JPH0433858A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 輪転式凹版オフセット印刷機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0433858A true JPH0433858A (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=15279242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14089390A Pending JPH0433858A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 輪転式凹版オフセット印刷機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0433858A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006051683A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | オフセットロールを用いた印刷機による印刷方法と印刷機 |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP14089390A patent/JPH0433858A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006051683A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | オフセットロールを用いた印刷機による印刷方法と印刷機 |
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