JPS62121056A

JPS62121056A - 凹版オフセツト印刷機のインキ供給装置

Info

Publication number: JPS62121056A
Application number: JP26285985A
Authority: JP
Inventors: Shinya Tachibana; 立花　伸也
Original assignee: Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1985-11-22
Filing date: 1985-11-22
Publication date: 1987-06-02
Also published as: JPH042430B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、版定盤及び被印刷体定盤と、インキ供給架台
及び転写胴とが相対的に移動可能な凹版オフセット印刷
機のインキ供給架台に、凹版に対して昇降動作可能なイ
ンキ均しスキージと、インキを凹版セル内に充填し且つ
セル以外の非画線部のインキを掻き取るためのインキド
クターブレードとを併設した凹版オフセット印刷機のイ
ンキ供給装置に関する。

（従来の技術）凹版オフセット印刷機のインキ供給装置は、例えば第４
図に図示するように、版及び被印刷体の各々定盤（２＞
（３）がインキ供給架台（４）及び転写胴であるブラン
ケット胴（１）に対して可動式になっているものがある
。インキ供給架台（４）には、定盤が移動するときに凹
版（Ａ＞面にインキを所定の厚さに均すインキ均しスキ
ージ（８）を備え、定盤がそれと反対方向に移動すると
きに凹版（Ａ＞セル内にインキを充填し、且つ被画線部
のインキを掻き取るドクターブレード（７）を備える。

スキージ（８）及びブレード（７）は、凹版に対して昇
降動作可能になっている。スキージ（８）は、凹版（Ａ
＞面に対して所定のインキ膜厚に均すために１．ある間
隔を有して下止点で停止する。一方ドクターブレード（
７）は、凹版（Ａ）面にその先端を接触する下止点で停
止する。

第５図は、インキ供給動作の順序を説明する側面図であ
る。

第５図（イ）、凹版（Ａ）面の左端に盛り上げ供給され
たインキ（ａ）の外側にスキージ（８）を下降させて、
該スキージ（８）に対して凹版定盤（２）を図面左方向
に相対移動させて、凹版（Ａ）セル（画線部）内及び非
画線部の全面に所定の膜厚に、インキ（ａ）を供給し、
且つ凹版右端にインキ未付着部分が残るようにして均し
、凹版セル内のインキ乾燥を防ぐようにする。次に第５
図（ロ）、スキージ（８）を上昇させ、ドクターブレー
ド（７）を下降させ、凹版（Ａ＞上のインキ未付着部外
側に接触させて、定盤（２）を右方向に相対移動させな
がら、インキ（ａ）を凹版（Ａ）セル内に充填しながら
、非画線部のインキを完全に掻き取る。次に、第５図（
ハ）、定盤（２）を左方向に移動し、ブランケット胴（
１）を胴入れして、核用に凹版（Ａ＞のインキパターン
を転写する。と同時に、スキージが下降して、ドクター
リングしたインキ（ａ）を均す動作を開始する。そして
第５図（ニ）、定盤（２）と一体に設置する被印刷体定
盤（３）上に載置した被印刷体（Ｂ）に、ブランケット
胴（１）のインキパターンを印刷するものでおる。その
際、凹版（Ａ＞面では、スキージ（８）によって均した
インキ（ａ）が凹版（Ａ＞右端に盛り上っており、印刷
後の被印刷体（Ｂ）を取り出すために、第５図（ホ）の
ようにブランケット胴（１）の印圧を解除して定盤（２
＞（３）を右方向に移動させる際、凹版（Ａ＞の盛り上
りインキがブランケット胴に付着するトラブルが発生し
やすい。そのため、版定盤（２）上に盛り上ったインキ
（ａ）を平坦に均すことが必要であり、且つ、被印刷体
（Ｂ）を取り出している間に、凹版（Ａ＞面のセル内に
残留するインキが乾燥するのを防ぐことが必要になる。

（発明の目的）本１発明は、印刷機のサイズをなるべくコンパクトにし
て、且つ、版上のインキの盛り上りがブランケットに付
着することがないようにするために、また、版上のイン
キの乾燥を防ぐための機構を備えたインキ供給装置を提
供するものである。

（発明の構成）本発明は、版定盤及び被印刷体定盤と、インキ供給架台
及び転写胴とが相対的に移動可能で、インキ供給架台本
体に、凹版に対して昇降動作可能なインキ均しスキージ
とインキドクターブレードとを併設した凹版オフセット
印刷機のインキ供給装置において、昇降動作における上
下上点間に、中間止点を有するインキドクターブレード
を設けたことを特徴とする凹版オフセット印刷機のイン
キ供給装置でおる。

本発明装置を図面に従って詳細に説明すれば、第１図は
、本発明装置の一実施例の側面図であり、インキ供給架
台（４）本体フレーム（４ａ）の上部に一体に版定盤（
２）及び被印刷体定盤（３）上方に跨設する支持板（１
４）にエアシリンダー（６）を設け、該シリンダーの下
向きロッド（１７）先端にインキ均しスキージ（８）を
取り付け、前記支持板（１４）に平行に架台フレーム（
４ａ）に対して適宜手段により揺動可能に揺動支持板（
１５）を設け、該支持板（１５）にエアシリンダー（５
）を設け、該シリンダーの下向きロッド先端にホルダー
板（１２）を取り付け、該ホルダー板にドクターブレー
ド（７）を設ける。第２図は、本発明装置の正面図であ
り、ホルダー板（１２）の両端に上向きに前記支持板（
１５）に嵌挿し、該板（１５）上側でナツト（１１）に
より央は止めするガイドシャフト（１３）を設け、該ナ
ツト（１１）下側に適宜厚さの調整板（１０）を出し入
れ可能に設けたものでおる。該調整板（１０）は、支持
板（１５）に取り付けたマイクロエアシリンダー（９）
のロンド先端に設けるものであり、ブレード（７）の上
下動きのタイミングに合わせて、前記シリンダー（９）
を動作させ、ナツト（１１）下側に調整板（１０）を出
し入れするようになっている。一方、ブレード（７）と
平行に設けるスキージ（８）は、エアシリンダー（６）
の動作により版定盤（２）方向に上下動できるようにな
っている。

第３図は、本発明装置の斜視図である。均しスキージ（
８）は、その長手方向両側に、ブレード（７）と同様に
ガイドシャフト（１７ａ）を設けるようにしてもよい。

（発明の作用）本発明インキ供給装置は、第２図に図示するシリンダー
（５）を動作させ、ドクターブレード（７）を上昇させ
たとき、該ブレード（７）の両側に設けたガイドシャフ
ト（１３）を係止するナツト（１１）下面と支持板（１
５）上面との間に形成される空隙内に、調整板（１０）
を差し込んだ後、エアシリンダー（５）を降下させる場
合と、前記調整板（１０）を差し込まない場合とによっ
て、ブレード（７）の下止点を２段に変化させることが
できる。ブレード（７）によって凹版（Ａ）面上の盛り
上りインキを、凹版全面に対して適宜膜厚に平坦に均す
ときは、エアシリンダー（９）を動作させて調整板（１
０）をナツト（１１）下面に差し込みブレード（７）下
端を凹版（Ａ）面との接触位置より僅かに上側に停止さ
せることができ、第６図、印刷後において、定盤（３）
上の被印刷体（Ｂ）を取り出すために、プランケラ１〜
胴（１）を被印刷体上から移動させる場合に、移動する
プランケラ１−胴周面に、第５図（ニ）、凹版（Ａ）の
図面右端に盛り上ったインキ（６）が付着しないように
、上記ドクターブレード（７）刃先を版面に完全に下ろ
さずに、接触しない所望高さに下げて、インキを平坦に
均すことができるものである。

（発明の効果）本発明は、ドクターブレード刃先を版面に完全に下ろさ
ずに、ブランケット胴周面にインキが付着しない程度の
版面よりも所望高さに位置決めして、版上のインキを平
坦に均すことができるので、ブランケット胴を凹版定盤
方向に移動させたとき、核用にインキガ付着するトラブ
ルを回避することができ、また、そのため、印刷機の版
定盤と被印刷体定盤とを、かなり近接させて配列させる
ことができるので、印刷機をコンパクト化できるなどの
効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明装置の側面図、第２図は、本発明装置
の正面図、第３図は、本発明装置の斜視図、第４図は、
本発明装置を設置する凹版オフセット印刷機の概要を示
す側面図、第５図は、凹版オフセット印刷機における従
来のインキ供給動作を説明するインキ供給装置の側面図
、第６図は、本発明装置のインキ供給動作におけるイン
キ均し動作を説明する側面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

版定盤及び被印刷体定盤と、インキ供給架台及び転写胴
とが相対的に移動可能で、インキ供給架台本体に、凹版
に対して昇降動作可能なインキ均しスキージとインキド
クターブレードとを併設した凹版オフセット印刷機のイ
ンキ供給装置において、昇降動作の上下止点間に、中間
止点を有するインキドクターブレードを設けたことを特
徴とする凹版オフセット印刷機のインキ供給装置。