JPH09174801A - 印刷方法およびそれを用いた印刷機 - Google Patents

印刷方法およびそれを用いた印刷機

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JPH09174801A
JPH09174801A JP34204095A JP34204095A JPH09174801A JP H09174801 A JPH09174801 A JP H09174801A JP 34204095 A JP34204095 A JP 34204095A JP 34204095 A JP34204095 A JP 34204095A JP H09174801 A JPH09174801 A JP H09174801A
Authority
JP
Japan
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printing
ink
plate
pattern
printed
Prior art date
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Pending
Application number
JP34204095A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Iwamoto
洋 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP34204095A priority Critical patent/JPH09174801A/ja
Publication of JPH09174801A publication Critical patent/JPH09174801A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】凹版や平版を用いた印刷を行なうに際し、複数
回印刷での印刷パターンの重なり部分において、ツキ不
良などの無い所望のパターン精度を得ることを目的とす
る。 【解決手段】凹版3および被印刷体6を版収納庫7およ
び被印刷体収納庫8で覆って凹版3および被印刷体6を
インキに含有されている溶剤と同じ溶剤の雰囲気内にさ
らすことにより、凹版3および被印刷体6の印刷パター
ンの表面が乾燥せず、複数回印刷での印刷パターンの重
なり部分において、ツキ不良などの無い所望のパターン
精度を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として凹版や平
版を用いた印刷において使用される印刷方法およびそれ
を用いた印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、エレクトロニクス分野において印
刷技術を応用する分野が盛んとなり、このような分野に
おける印刷方式としてはオフセット印刷方式が挙げられ
る。
【0003】以下、その内容について説明する。図7〜
図11は、一般的な先行技術、例えば特開昭62−121
056号公報に記載されているような凹版印刷機を、そ
の印刷過程に従って示すものであって、図中1はインキ
展延用スキージ、2はインキ充填用スキージであって、
何れも水平配置された凹版3に沿っていて、一定ストロ
ーク上下動可能に構成されている。
【0004】また、前記インキ展延用スキージ1は、凹
版3の全幅に亘ってインキ4を展延可能なように、凹版
3を幅方向に横切るだけの長さを有している。図7にお
いて、上記構成を有する印刷機によってインキ4を展延
するときは、先ず、凹版3の一端部に供給されたインキ
4の外側近傍へインキ展延用スキージ1を矢印Y方向に
下降させる。この場合、インキ展延用スキージ1は凹版
3の溝部3aへ充分に充填できるだけのインキ量を展延
するために凹版3に対してインキ展延用スキージ刃1a
の下端が所要の間隙を有して停止するものである。図8
に示す工程において、凹版3を矢印X方向に移動させる
ことにより、版面の全面に亘ってインキ4を展延する。
【0005】次いで図9に示すように、インキ展延用ス
キージ1を上昇させる一方、凹版3の一端部側でインキ
充填用スキージ2を矢印Y方向に下降させて、その下端
エッジ部分を凹版3上のインキ未付着部に接触させ、凹
版3を矢印X方向に移動させながら凹版3上のインキ4
を溝部3a内に充填しつつ、非溝部3bのインキ4を掻
き取り、これによって凹版3上にインキパターンを形成
する。
【0006】この後、図10に示す工程において、ブラン
ケット5を凹版3の一端部上に下降させ、凹版3を矢印
X方向に移動させて、凹版3のインキパターンをブラン
ケット5周面に転写する。最後に、図11に示すように、
凹版3をブランケット5下より逃した後、被印刷体6を
ブランケット5下まで移動させ、被印刷体6を矢印X方
向へ移動させながら、転写されたインキパターンを被印
刷体6の表面に印刷する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような印刷方法およびそれを用いた印刷機では、連続
印刷での印刷パターンの重なり部分において、前回印刷
の印刷パターン表面が乾燥してしまうと、それに重なる
部分の印刷パターンが完全に印刷されず、ツキ不良など
の印刷不良が発生していた。
【0008】本発明はこのような課題を解決するもの
で、印刷パターンの表面が乾燥せず、複数回印刷での印
刷パターンの重なり部分において、ツキ不良などの無い
所望のパターン精度を得ることができる印刷方法および
それを用いた印刷機を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、版および被印刷体が、転写時以外および印
刷時以外においては、インキに含有されている溶剤と同
じ溶剤の雰囲気内にさらされていることに特徴を有する
ものである。
【0010】本発明によれば、印刷パターンの表面が乾
燥せず、複数回印刷での印刷パターンの重なり部分にお
いて、ツキ不良などが発生せず、所望のパターン精度を
得ることができる印刷方法およびそれを用いた印刷機を
提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、版上もしくは前記版内のインキをブランケットロー
ラーを介して被印刷体にパターンを印刷する印刷方式を
用いて、重なる部分を有する前記パターンの連続印刷を
するに際し、前記版および前記被印刷体が、前記パター
ン転写時外および前記パターン印刷時外においては、前
記インキの含有溶剤の雰囲気内にさらされていることを
特徴とする印刷方法であり、版および被印刷体が、イン
キに含有されている溶剤と同じ溶剤の雰囲気内にさらさ
れているので、印刷パターンの表面が乾燥せず、複数回
印刷での印刷パターンの重なり部分において、ツキ不良
などが発生せず、所望のパターン精度を得ることができ
るという作用を有する。
【0012】また請求項2に記載の発明は、版上もしく
は前記版内のインキをブランケットローラーを介して被
印刷体にパターンを印刷する印刷方式を用いて、重なる
部分を有する前記パターンの連続印刷をするに際し、前
記版および前記被印刷体が、前記パターン転写時外およ
び前記パターン印刷時外においては、前記インキの含有
溶剤の雰囲気内にさらされるように、前記版および前記
被印刷体の四方および上部を囲む収納庫をそれぞれ有
し、前記各収納庫を昇降させる手段を有することを特徴
とする印刷機であり、版および被印刷体が、インキに含
有されている溶剤と同じ溶剤の雰囲気内にさらすことが
できるので、印刷パターンの表面が乾燥せず、複数回印
刷での印刷パターンの重なり部分において、ツキ不良な
どが発生せず、所望のパターン精度を得ることができる
という印刷機を提供する。
【0013】以下、本発明の一実施の形態について、図
面(図1〜図6)に基づいて説明する。なお図中、前記
従来例と同一符号は同一部材を示し、その詳細説明は省
略する。
【0014】先ず、図1において、凹版3および被印刷
体6は、版収納庫7および被印刷体収納庫8に収納され
ており、各々の収納庫7および8は、インキ4に含有さ
れている溶剤と同じ溶剤の雰囲気で満たされている。
【0015】図2において、版収納庫7が上昇し、凹版
3が矢印X方向に移動し、インキ4の外側近傍へインキ
展延用スキージ1を矢印Y方向に下降させる。この場
合、インキ展延用スキージ1は凹版3の溝部3aへ充分
に充填できるだけのインキ量を展延するために凹版3に
対してインキ展延用スキージ刃1aの下端が所要の間隙
を有して停止するものである。
【0016】図3において、凹版3を矢印X方向に移動
させることにより、版面の全面に亘ってインキ4を展延
する。次いで、図4において、インキ展延用スキージ1
を上昇させる一方、凹版3の一端部側でインキ充填用ス
キージ2を矢印Y方向に下降させて、その下端エッジ部
分2aを凹版3上のインキ未付着部に接触させ、凹版3
を矢印X方向に移動させながら凹版3上のインキ4を溝
部1a内に充填しつつ、非溝部3bのインキ4を掻き取
り、これによって凹版3上にインキパターンを形成す
る。
【0017】この後、図5において、ブランケット5を
凹版3の一端部上に下降させ、凹版3を矢印X方向に移
動させて、凹版3のインキパターンをブランケット5の
周面に転写する。
【0018】最後に、図6において、凹版3をブランケ
ット5下より逃し、版収納庫7に収納した後、被印刷体
収納庫8が上昇し、収納されている被印刷体6をブラン
ケット5下まで移動させ、被印刷体6を矢印X方向へ移
動させながら、ブランケット5の周面に転写されている
インキパターンを被印刷体6の表面に印刷するようにし
た。この結果、複数回印刷での印刷パターンの重なり部
分において、ツキ不良などの無い所望のパターン精度を
得ることができた。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、凹版およ
び被印刷体がインキに含有されている溶剤と同じ溶剤の
雰囲気内にさらされているので、印刷パターンの表面が
乾燥せず、複数回印刷での印刷パターンの重なり部分に
おいて、ツキ不良などの無い所望のパターン精度を得る
ことができる。また、印刷間隔があく場合においても、
版および被印刷体の表面は乾燥しないので、版の拭き取
り作業をなくすことができ、生産能力が向上するととも
に、作業性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における版および被印刷
体のセット過程を示す説明図
【図2】同スキージのセット過程を示す説明図
【図3】同インキの展延過程を示す説明図
【図4】同インキの充填、掻き取り過程を示す説明図
【図5】同インキパターンの転写過程を示す説明図
【図6】同インキパターンの印刷過程を示す説明図
【図7】従来例におけるスキージのセット過程を示す説
明図
【図8】同インキの展延過程を示す説明図
【図9】同インキの充填、掻き取り過程を示す説明図
【図10】同インキパターンの転写過程を示す説明図
【図11】同インキパターンの印刷過程を示す説明図
【符号の説明】
1 インキ展延用スキージ 1a インキ展延用スキージ刃 2 インキ充填用スキージ 2a 下端エッジ部分 3 凹版 3a 溝部 3b 非溝部 4 インキ 5 ブランケット 6 被印刷体 7 版収納庫 8 被印刷体収納庫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版上もしくは前記版内のインキをブラン
    ケットローラーを介して被印刷体にパターンを印刷する
    印刷方式を用いて、重なる部分を有する前記パターンの
    連続印刷をするに際し、前記版および前記被印刷体が、
    前記パターン転写時外および前記パターン印刷時外にお
    いては、前記インキの含有溶剤の雰囲気内にさらされて
    いることを特徴とする印刷方法。
  2. 【請求項2】 版上もしくは前記版内のインキをブラン
    ケットローラーを介して被印刷体にパターンを印刷する
    印刷方式を用いて、重なる部分を有する前記パターンの
    連続印刷をするに際し、前記版および前記被印刷体が、
    前記パターン転写時外および前記パターン印刷時外にお
    いては、前記インキの含有溶剤の雰囲気内にさらされる
    ように、前記版および前記被印刷体の四方および上部を
    囲む収納庫をそれぞれ有し、前記各収納庫を昇降させる
    手段を有することを特徴とする印刷機。
JP34204095A 1995-12-28 1995-12-28 印刷方法およびそれを用いた印刷機 Pending JPH09174801A (ja)

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JP34204095A JPH09174801A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 印刷方法およびそれを用いた印刷機

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JPH09174801A true JPH09174801A (ja) 1997-07-08

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JP (1) JPH09174801A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106232363A (zh) * 2014-04-28 2016-12-14 小森公司 凹版印刷机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106232363A (zh) * 2014-04-28 2016-12-14 小森公司 凹版印刷机

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