JPH043381Y2 - - Google Patents
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- JPH043381Y2 JPH043381Y2 JP1989083137U JP8313789U JPH043381Y2 JP H043381 Y2 JPH043381 Y2 JP H043381Y2 JP 1989083137 U JP1989083137 U JP 1989083137U JP 8313789 U JP8313789 U JP 8313789U JP H043381 Y2 JPH043381 Y2 JP H043381Y2
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- conductor
- conductors
- fuse
- flat
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
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- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 claims 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/04—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
- H01H85/041—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges characterised by the type
- H01H85/0411—Miniature fuses
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
- H01H2085/2075—Junction box, having holders integrated with several other holders in a particular wiring layout
- H01H2085/208—Junction box, having holders integrated with several other holders in a particular wiring layout specially adapted for vehicles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/26—Magazine arrangements
- H01H2085/266—Magazine arrangements with replacement of a fuse which is part of a printed circuit
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
- H01H85/203—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof for fuses with blade type terminals
- H01H85/2035—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof for fuses with blade type terminals for miniature fuses with parallel side contacts
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- Fuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、ケーシング内で支承された矩形断面
の扁平な導体を複数有し、該導体間の観察開口の
領域に溶融導体が設けられ、また予備ヒユーズ用
の端子を有する電流回路のための安全装置に関す
る。
の扁平な導体を複数有し、該導体間の観察開口の
領域に溶融導体が設けられ、また予備ヒユーズ用
の端子を有する電流回路のための安全装置に関す
る。
従来技術
この種の周知の安全装置は、既に工場側で個々
のヒユーズを装着されており、そしてヒユーズは
電流回路の各導体の接点間に挟着保持されてい
る。特に自動車両等においては多数の電流回路を
安全遮断する必要があり、したがつて各車両には
比較的多数のヒユーズが設けられ、これらヒユー
ズは互いに間隔を置いて1列に並置して配置され
ている。このような安全装置には高価であるとい
う欠点がある。即ち、ヒユーズを別の加工もしく
は作業工程で個々の部品として製作する必要があ
り、そのために付加的な製造装置が必要とされて
いる。さらに、個々のヒユーズを、別の作業工程
で導体の接点間に挟着しなければならず、そのた
めに大きな取付け費用が必要とされるという欠点
がある。さらに加えて、ヒユーズを導体の接点と
の間の電気的接触接続は、特に長期間にわたる使
用後に、構造上の条件ならびに挟着もしくは締着
ばね力に対する依存性と言う理由から、非常に変
動する可能性があり、そのために電気接触接続の
変動範囲は大きくなり、ヒユーズの特性が悪影響
を受ける。例えば電気接触接続が悪いと、必然的
に高い電圧降下が現われ、この電圧降下でヒユー
ズの個所ならびにその周囲が相当に加熱する場合
がある。このような加熱によつてヒユーズの個所
に故障が生ずることが考えられ、その場合には運
転機能が悪影響を受け付加的な修理が必要とな
る。このように、締着もしくは挟着固定される
別々の個々のヒユーズを使用する場合には、技術
面での信頼性が著しく劣化するばかりではなく、
費用が極めて高くなる。このことと関連して、実
際面では、現在電気設備に関する規格が厳しいと
ころから、電流回路を遮断するためのヒユーズは
極めて稀にしか機能しないことを顧慮する必要が
ある。したがつて、例えば自動車両においては、
約10年ないし15年の車両の全運転期間を通して唯
1つのヒユーズさえも交換しないで済むような事
例が決して稀ではないのである。
のヒユーズを装着されており、そしてヒユーズは
電流回路の各導体の接点間に挟着保持されてい
る。特に自動車両等においては多数の電流回路を
安全遮断する必要があり、したがつて各車両には
比較的多数のヒユーズが設けられ、これらヒユー
ズは互いに間隔を置いて1列に並置して配置され
ている。このような安全装置には高価であるとい
う欠点がある。即ち、ヒユーズを別の加工もしく
は作業工程で個々の部品として製作する必要があ
り、そのために付加的な製造装置が必要とされて
いる。さらに、個々のヒユーズを、別の作業工程
で導体の接点間に挟着しなければならず、そのた
めに大きな取付け費用が必要とされるという欠点
がある。さらに加えて、ヒユーズを導体の接点と
の間の電気的接触接続は、特に長期間にわたる使
用後に、構造上の条件ならびに挟着もしくは締着
ばね力に対する依存性と言う理由から、非常に変
動する可能性があり、そのために電気接触接続の
変動範囲は大きくなり、ヒユーズの特性が悪影響
を受ける。例えば電気接触接続が悪いと、必然的
に高い電圧降下が現われ、この電圧降下でヒユー
ズの個所ならびにその周囲が相当に加熱する場合
がある。このような加熱によつてヒユーズの個所
に故障が生ずることが考えられ、その場合には運
転機能が悪影響を受け付加的な修理が必要とな
る。このように、締着もしくは挟着固定される
別々の個々のヒユーズを使用する場合には、技術
面での信頼性が著しく劣化するばかりではなく、
費用が極めて高くなる。このことと関連して、実
際面では、現在電気設備に関する規格が厳しいと
ころから、電流回路を遮断するためのヒユーズは
極めて稀にしか機能しないことを顧慮する必要が
ある。したがつて、例えば自動車両においては、
約10年ないし15年の車両の全運転期間を通して唯
1つのヒユーズさえも交換しないで済むような事
例が決して稀ではないのである。
考案の解決すべき課題
本考案の課題は、冒頭に述べた安全装置を次の
ように改善することである。即ち本考案による安
全装置は、製造および取付けが簡単で、付加的な
素子を必要とせず、コストを低減できるものでな
ければならない。さらに、その取付後の必要な時
に差込みヒユーズを収容でき、しかもその電気的
接触接続を確実かつ永続的に維持し、それにより
安全性を高められるものでなければならない。
ように改善することである。即ち本考案による安
全装置は、製造および取付けが簡単で、付加的な
素子を必要とせず、コストを低減できるものでな
ければならない。さらに、その取付後の必要な時
に差込みヒユーズを収容でき、しかもその電気的
接触接続を確実かつ永続的に維持し、それにより
安全性を高められるものでなければならない。
課題を解決するための手段
本考案によれば、この課題は次のようにして解
決される。即ち、導体に属するウエブに溶融導体
が形成されており、 該溶融導体は、互いに反対方向に延在する2つ
の円弧状部分を有しかつ波形に構成され、前記予
備ヒユーズ用の端子から大きな間隔を置いて導体
のウエブ部分間に形成されており、 さらに前記予備ヒユーズ用の端子が導体と同じ
材料から成りかつこれと一体化された接点を有す
るように構成され、溶融導体の溶断時には前記接
点に差込みヒユーズを取り付け可能であり、 さらに該溶融導体と一体の導体の接点が該導体
と一体に形成された扁平差込み部として形成され
ており、 さらに前記差込みヒユーズが扁平矩形状の差込
み舌片を有し、該差込み舌片は絶縁材料からなる
扁平なグリツプハウジングに取付けられるように
したことによつて解決される。
決される。即ち、導体に属するウエブに溶融導体
が形成されており、 該溶融導体は、互いに反対方向に延在する2つ
の円弧状部分を有しかつ波形に構成され、前記予
備ヒユーズ用の端子から大きな間隔を置いて導体
のウエブ部分間に形成されており、 さらに前記予備ヒユーズ用の端子が導体と同じ
材料から成りかつこれと一体化された接点を有す
るように構成され、溶融導体の溶断時には前記接
点に差込みヒユーズを取り付け可能であり、 さらに該溶融導体と一体の導体の接点が該導体
と一体に形成された扁平差込み部として形成され
ており、 さらに前記差込みヒユーズが扁平矩形状の差込
み舌片を有し、該差込み舌片は絶縁材料からなる
扁平なグリツプハウジングに取付けられるように
したことによつて解決される。
考案の利点
本考案の利点は、電流回路のヒユーズを、導体
の製作時に同時に単一の加工段階で製作すること
がで、それによりヒユーズの付加的な製造装置な
らびに付加的な取付け作業が不必要となり、費用
を相当大きく節減できるという点にある。特に導
体が扁平な矩形形状のストリツプとして形成され
る自動車両に組込まれる安全装置において、溶融
導体を同一の加工もしくは作業工程で同時に導体
と材料的に一体に1つの素材からポンチ成形する
ことができる。別の利点は、導体もしくはその接
点と溶融導体との間に完全に申し分のない機械的
および電気的に優れた電気接触接続が得られると
いう点にある。上述のように一体的に形成するこ
とによつてほとんど振動や弛緩することのない完
全に固定された接続が達成され、したがつて数年
余に亘る長い使用期間において常に恒常的に不変
の信頼性をもつて良好な接触接続が保証されるか
らである。このようにして、接触接続の劣化に起
因する許容し得ないほどの電圧降下による加熱は
完全に回避され、それによる故障も排除され、高
い動作信頼性が達成される。電気回路に故障が生
じて溶融導体が動作して溶断し、電流回路を強制
遮断した場合には、電流回路の故障を除去した後
に、好ましくは市販品として入手可能なヒユーズ
を導体の接点間に挿込み、電流回路を再び動作可
能な状態にすることができる。したがつて本考案
によれば、工場もしくは製造所で既に導体と一体
的に形成されている溶融導体が故障時に焼断した
場合に(これは極めて稀にしか起こらない)の
み、別個のヒユーズを使用すればよい訳である。
の製作時に同時に単一の加工段階で製作すること
がで、それによりヒユーズの付加的な製造装置な
らびに付加的な取付け作業が不必要となり、費用
を相当大きく節減できるという点にある。特に導
体が扁平な矩形形状のストリツプとして形成され
る自動車両に組込まれる安全装置において、溶融
導体を同一の加工もしくは作業工程で同時に導体
と材料的に一体に1つの素材からポンチ成形する
ことができる。別の利点は、導体もしくはその接
点と溶融導体との間に完全に申し分のない機械的
および電気的に優れた電気接触接続が得られると
いう点にある。上述のように一体的に形成するこ
とによつてほとんど振動や弛緩することのない完
全に固定された接続が達成され、したがつて数年
余に亘る長い使用期間において常に恒常的に不変
の信頼性をもつて良好な接触接続が保証されるか
らである。このようにして、接触接続の劣化に起
因する許容し得ないほどの電圧降下による加熱は
完全に回避され、それによる故障も排除され、高
い動作信頼性が達成される。電気回路に故障が生
じて溶融導体が動作して溶断し、電流回路を強制
遮断した場合には、電流回路の故障を除去した後
に、好ましくは市販品として入手可能なヒユーズ
を導体の接点間に挿込み、電流回路を再び動作可
能な状態にすることができる。したがつて本考案
によれば、工場もしくは製造所で既に導体と一体
的に形成されている溶融導体が故障時に焼断した
場合に(これは極めて稀にしか起こらない)の
み、別個のヒユーズを使用すればよい訳である。
本考案の好まし形態および発展形態は実用新案
登録請求の範囲第2項に記述されている。特に、
多数の電流回路を有する自動車両のための中央電
気装置において、小寸法で高い動作信頼性を有す
るコンパクトな構造単位が合理的に廉価に実現さ
れる。
登録請求の範囲第2項に記述されている。特に、
多数の電流回路を有する自動車両のための中央電
気装置において、小寸法で高い動作信頼性を有す
るコンパクトな構造単位が合理的に廉価に実現さ
れる。
本考案の他の利点ならびに特徴は、単なる例と
して好ましい実施例を示す添付図面を参照しての
以下の説明から明らかになろう。
して好ましい実施例を示す添付図面を参照しての
以下の説明から明らかになろう。
第1図に示した安全装置53は、断面が矩形の
扁平な導体4,4′を備えており、この導体の端
部領域は接点54,54′として形成されており、
従つてこれら接点は導体4,4′と共に材料的に
一体の1つの部材として製作されている。さらに
導体4,4′間には溶融導体55が配設されてお
り、この溶融導体も導体4,4′と材料的に一体
に接続されている。安全装置53はその導体4,
4′ならびにその接点54,54′および関連の溶
融導体55と共にそれぞれ1つのシート材から造
られており、1つの加工工程で鍛造成形された成
形部材として製作されており、溶融導体55の厚
さはシート材の厚さに対応し、導体4,4′の厚
さに実質的に等しくされている。
扁平な導体4,4′を備えており、この導体の端
部領域は接点54,54′として形成されており、
従つてこれら接点は導体4,4′と共に材料的に
一体の1つの部材として製作されている。さらに
導体4,4′間には溶融導体55が配設されてお
り、この溶融導体も導体4,4′と材料的に一体
に接続されている。安全装置53はその導体4,
4′ならびにその接点54,54′および関連の溶
融導体55と共にそれぞれ1つのシート材から造
られており、1つの加工工程で鍛造成形された成
形部材として製作されており、溶融導体55の厚
さはシート材の厚さに対応し、導体4,4′の厚
さに実質的に等しくされている。
電流回路に過電流を惹起するような故障が生ず
ると、安全装置の溶融導体もしくはヒユーズ部分
55は焼断し、故障の生じた電流回路を遮断す
る。この様にして燃焼の危険を回避するための強
制遮断が行なわれる。電流回路の故障を除去した
後に、該電流回路は、焼断した溶融導体55の代
りに、独立の部材として形成されている新しいヒ
ユーズを接点54,54′に挿入して取り付ける
ことにより再び通電可能な状態になる。この新し
いヒユーズは本実施例の場合、第2図に示されて
いるように小さい狭幅の差込みヒユーズ23とす
るのが好ましい。スペースを取らないこの差込み
ヒユーズ23は、絶縁材料から形成されている扁
平のグリツプハウジング24を有しており、この
ハウジング内には差込み舌25に接続されるヒユ
ーズ・ストリツプが支承されている。このヒユー
ズ・ストリツプが、それ迄用いられていた溶融導
体55の代りに電流回路の安全を確保する働きを
なす。
ると、安全装置の溶融導体もしくはヒユーズ部分
55は焼断し、故障の生じた電流回路を遮断す
る。この様にして燃焼の危険を回避するための強
制遮断が行なわれる。電流回路の故障を除去した
後に、該電流回路は、焼断した溶融導体55の代
りに、独立の部材として形成されている新しいヒ
ユーズを接点54,54′に挿入して取り付ける
ことにより再び通電可能な状態になる。この新し
いヒユーズは本実施例の場合、第2図に示されて
いるように小さい狭幅の差込みヒユーズ23とす
るのが好ましい。スペースを取らないこの差込み
ヒユーズ23は、絶縁材料から形成されている扁
平のグリツプハウジング24を有しており、この
ハウジング内には差込み舌25に接続されるヒユ
ーズ・ストリツプが支承されている。このヒユー
ズ・ストリツプが、それ迄用いられていた溶融導
体55の代りに電流回路の安全を確保する働きを
なす。
第1図に示した安全装置53は、係止切欠き4
9および案内斜切部50を有し導体4,4′より
も狭幅の扁平差込み部47を備えており、扁平差
込み部47の足部領域にはストツパ部48が形成
されている。扁平差込み部47の足部領域は扁平
で矩形の導体4,4′の自由端部で曲げられてい
る。またこの様にして形成された接点54,5
4′の廉価に製作することができる扁平差込み部
47には、必要に応じ、溶融導体55の焼断後
に、差込みヒユーズ23が差し込れる差込み舌片
の差込みスリーブ52を装着することができる。
第1図から明らかなように、溶融導体55は接点
54,54′から比較的大きな間隔を空けて配設
されており、2つの導体4,4′のウエブ56,
56′間に材料的に一体に形成されている。この
様に接点54,54′に対し大きな間隔で溶融導
体55を配設することは、特に自動車両の中央電
気装置において有利である。何故ならば、このよ
うにすれば、例えばリレー等のような別の電気的
な素子を取り付けるのに大きな設計変更の可能性
が与えられるからである。さらにまた明らかなよ
うに、溶融導体55は2つの円弧状部分51,5
1′を備えており、これら円弧状部分は互いに反
対の方向に延在しておつて、溶融導体55は波形
に形成され、大きな伸び補償性とそれに対応して
大きな振動受容性を有しており、従つて持続的な
振動応力に対し非常に大きな耐性を備えている。
9および案内斜切部50を有し導体4,4′より
も狭幅の扁平差込み部47を備えており、扁平差
込み部47の足部領域にはストツパ部48が形成
されている。扁平差込み部47の足部領域は扁平
で矩形の導体4,4′の自由端部で曲げられてい
る。またこの様にして形成された接点54,5
4′の廉価に製作することができる扁平差込み部
47には、必要に応じ、溶融導体55の焼断後
に、差込みヒユーズ23が差し込れる差込み舌片
の差込みスリーブ52を装着することができる。
第1図から明らかなように、溶融導体55は接点
54,54′から比較的大きな間隔を空けて配設
されており、2つの導体4,4′のウエブ56,
56′間に材料的に一体に形成されている。この
様に接点54,54′に対し大きな間隔で溶融導
体55を配設することは、特に自動車両の中央電
気装置において有利である。何故ならば、このよ
うにすれば、例えばリレー等のような別の電気的
な素子を取り付けるのに大きな設計変更の可能性
が与えられるからである。さらにまた明らかなよ
うに、溶融導体55は2つの円弧状部分51,5
1′を備えており、これら円弧状部分は互いに反
対の方向に延在しておつて、溶融導体55は波形
に形成され、大きな伸び補償性とそれに対応して
大きな振動受容性を有しており、従つて持続的な
振動応力に対し非常に大きな耐性を備えている。
自明なことであるが、本考案の範囲内で、差込
みヒユーズ23の代りに他の種類のヒユーズを用
いて、本考案に従い導体4,4′と材料的に一体
に形成されている溶融導体55が電流回路の安全
遮断時に焼断した後に、使用することができるよ
うに安全接点装置を具現することができる。しか
しながら、前述した差込みヒユーズ23は、特に
そのコンパクトな構造ならびに扁平な差込み舌2
5の点から鑑みて、電気的に特に好ましいもので
あり、さらに扁平なグリツプハウジング24が狭
幅であるので、スペースを極く僅かしか占めず、
従つて多数の遮断保護すべき電流回路を有する中
央電気装置の場合に極めて小型で場所を取らない
構造装置を得ることができる点を指摘しておく。
みヒユーズ23の代りに他の種類のヒユーズを用
いて、本考案に従い導体4,4′と材料的に一体
に形成されている溶融導体55が電流回路の安全
遮断時に焼断した後に、使用することができるよ
うに安全接点装置を具現することができる。しか
しながら、前述した差込みヒユーズ23は、特に
そのコンパクトな構造ならびに扁平な差込み舌2
5の点から鑑みて、電気的に特に好ましいもので
あり、さらに扁平なグリツプハウジング24が狭
幅であるので、スペースを極く僅かしか占めず、
従つて多数の遮断保護すべき電流回路を有する中
央電気装置の場合に極めて小型で場所を取らない
構造装置を得ることができる点を指摘しておく。
第1図は2つの円弧状の溶融導体部を有する本
考案による安全装置、第2図は接点54,54′
に差込みヒユーズ23を差込んだ状態をそれぞれ
示す。 53……安全装置、4,4′……導体、23…
…差込みヒユーズ、25,52……差込み舌片、
47……扁平差込み部、48……ストツパ部、4
9……係止切欠き、50……傾斜部、51,5
1′……円弧状部分、54,54′……接点、55
……溶融導体。
考案による安全装置、第2図は接点54,54′
に差込みヒユーズ23を差込んだ状態をそれぞれ
示す。 53……安全装置、4,4′……導体、23…
…差込みヒユーズ、25,52……差込み舌片、
47……扁平差込み部、48……ストツパ部、4
9……係止切欠き、50……傾斜部、51,5
1′……円弧状部分、54,54′……接点、55
……溶融導体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ケーシング内で支承された矩形断面の扁平な
導体を複数有し、該導体間の観察開口の領域に
溶融導体が設けられており、また予備ヒユーズ
用の端子を有する、電流回路のための安全装置
において、 導体4、4′に属するウエブ56,56′に溶
融導体55が形成されており、 該溶融導体55は、互いに反対方向に延在す
る2つの円弧状部分51,51′を有しかつ波
形に構成され、前記予備ヒユーズ用の端子から
大きな間隔を置いて導体4,4′のウエブ部分
56,56′間に形成されており、 さらに前記予備ヒユーズ用の端子が導体4,
4′と同じ材料から成りかつこれと一体化され
た接点54,54′を有するように構成され、
溶融導体55の溶断時には前記接点51,5
4′に差込みヒユーズ23を取り付け可能であ
り、 さらに該溶融導体55と一体の導体4,4′
の接点54,54′が該導体と一体に形成され
た扁平差込み部47として形成されており、 さらに前記差込みヒユーズ23が扁平矩形状
の差込み舌片25,52を有し、該差込み舌片
25,52は絶縁材料からなる扁平なグリツプ
ハウジング24に取付けられてなる電流回路の
安全装置。 2 導体4,4′の扁平差込み部47がその中央
領域に係止切欠き49を備えており、且つ自由
端領域に少なくとも1つの案内傾斜部50を、
また足部領域には少なくとも1つのストツパ・
ウエブ48を備えている実用新案登録請求の範
囲第1項記載の安全装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19803040884 DE3040884C2 (de) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | Sicherungseinrichtung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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