JP2003125516A - 自動車用リレーボックス - Google Patents

自動車用リレーボックス

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JP2003125516A JP2001312870A JP2001312870A JP2003125516A JP 2003125516 A JP2003125516 A JP 2003125516A JP 2001312870 A JP2001312870 A JP 2001312870A JP 2001312870 A JP2001312870 A JP 2001312870A JP 2003125516 A JP2003125516 A JP 2003125516A
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bus bar
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fuse
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JP2001312870A
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Tatsuya Tsunoda
達哉 角田
Yasuhisa Tanaka
靖久 田中
Yoshihiro Isshiki
義博 一色
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/05Component parts thereof
    • H01H85/055Fusible members
    • H01H2085/0555Input terminal connected to a plurality of output terminals, e.g. multielectrode

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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Fuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる車種間でリレーボックスを共用化し、
かつ、オプションが搭載されない時の材料の無駄および
重量を低減すると共に、リレーボックスへ接続するワイ
ヤハーネスでのスプライス処理を低減する。 【解決手段】 ブロック本体11をベース領域とオプシ
ョン領域とに区分けし、ベース領域にバスバー13を配
置し、バスバー13に電源接続部13f、13gを形成
し、電線接続部13f、13gから分岐してベース領域
に設けるリレー搭載部15およびヒューズ搭載部16に
挿入するタブ13d、13eを設けていると共に、電源
出力用端子13j、13hを設け、上記オプション領域
にはカセット式のリレー、ヒューズ等を着脱自在に嵌合
する空洞部を設け、嵌合するリレーカセット等を電源出
力用端子と接続させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用リレーボッ
クスに関し、特に、全車種に共用で用いることを目的と
したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に搭載するバッテリーに接
続される自動車用リレーボックスは図9(A)に示す構
成とされており、ケース1の上面よりヒュージブルリン
ク搭載部2、リレー搭載部3、ヒューズ搭載部4を設
け、これら各搭載部2〜4にそれぞれヒュージブルリン
ク(大電流用ヒューズ)、リレー、ヒューズを嵌合させ
て搭載している。上記ヒュージブルリンクとリレーおよ
びヒューズとは電線を介して接続させている。また、リ
レー、ヒューズの出力側の端子には、ケース1の底面側
に設けている端子収容部(図示せず)に電線端末の端子
を挿入係止して接続している。また、図9(B)に示す
ように電源線w1の端末にボルト止め端子7Aを接続
し、ケース内のバスバー6とボルト8により結合して電
気接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のリレーボッ
クスでは、初めからリレー搭載部3やヒューズ搭載部4
などをフル装備の状態でケース1に設けておき、リレー
やヒューズの取り付けの有無によって、オプションの有
無などの車種毎の仕様に対応しているため、オプション
があまり搭載されない車種の場合には殆どが空きとなっ
てしまい、材料が余分に掛かってしまうと共にリレーボ
ックスの重量も無駄に重くなってしまう問題がある。
【0004】また、実開昭60−132126号等にお
いて、図10に示すように、ヒューズ、リレーの個数の
増減に対応できるものとしてカセット式のリレーボック
ス6が提案されている。カセット式のリレーボックス
は、1つ或いは2つ等のリレー収容部あるいは/および
ヒューズ収容部を設けたハウジング7、8を設け、これ
らハウジング7、8の外面に着脱自在に連結される連結
部9を設けており、所要個数のハウジングを着脱自在に
嵌合して連結している。
【0005】しかしながら、カセット式のリレーボック
スを連結する場合、各ハウジング7、8への電源供給
は、ワイヤハーネスW/Hにてスプライス処理を行って
各ハウジング7、8に接続する必要があり、電源の接続
に作業手数がかかると共に、電線を多用するためにコス
ト高になる問題がある。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、異なる車種間でリレーボックスを共用化し、かつ、
オプションが搭載されない時の材料の無駄および重量を
低減すると共に、リレーボックスへ接続するワイヤハー
ネスでのスプライス処理を低減することを課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ブロック本体をベース領域とオプション
領域とに区分けし、上記オプション領域をブロック本体
の一部に集中的に設け、上記ベース領域に電源接続部を
設けたバスバーを配置し、該バスバーに電源接続部から
分岐して、上記ベース領域に設けるリレー搭載部および
ヒューズ搭載部の端子穴に挿入するタブを設けていると
共に、上記オプション領域に着脱自在に取り付ける搭載
部品との接続用の電源出力用端子を設ける一方、上記オ
プション領域には、カセットタイプのリレー、ヒューズ
あるいは/およびコネクタからなる上記搭載部品を挿入
して着脱自在に内嵌する空洞部を設け、これら搭載部品
の端子を上記電源出力用端子と接続させる構成としてい
ることを特徴とする自動車用リレーボックスを提供して
いる。
【0008】上記バスバーの電源出力用端子は、上記オ
プション領域の搭載部品に接続する電線端末に接続した
端子と雌雄嵌合している。具体的には、電源出力用端子
はタブとし、電線端末の端子はメス端子としている。
【0009】上記ベース領域に設けるリレー搭載部およ
びヒューズ搭載部は全車種で共通に用いられるリレーお
よびヒューズを搭載するものである。このように、全車
種共通のベース領域と、車種毎に搭載部品が異なるオプ
ション領域とに分けて、オプション領域に予め設けてい
る空洞部にカセットタイプのリレー、ヒューズを着脱自
在に嵌合させることにより、自動車用リレーボックスの
車種間の共用化を図ることができる。なお、オプション
領域に予め設けている空洞部に挿入しきれないリレー、
ヒューズがある場合には、ブロック本体の周壁外面にカ
セット式リレーやカセット式ヒューザーを着脱自在に取
り付けられるようにしてもよい。また、オプション回路
が不要である車種の場合には、上記カセットタイプのリ
レー、ヒューズあるいは/およびコネクタを搭載しない
ことで、無駄なリレー搭載部やヒューズ搭載部などを搭
載せずに済み、材料の無駄やリレーボックスの重量を低
減することができる。
【0010】また、電源供給用の電線を上記バスバーの
上記電源接続部に接続し、上記バスバーに設けられたタ
ブを介して上記リレー搭載部およびヒューズ搭載部へ電
源供給する一方、オプション用のカセットタイプのリレ
ー、ヒューズあるいは/およびコネクタへの電源供給
も、上記バスバーに設けられた電源出力用端子を介して
接続していることにより、カセットタイプのリレー、ヒ
ューズあるいは/およびコネクタへの電源供給回路は上
記バスバーにてスプライスが吸収され、リレーボックス
へ接続されるワイヤハーネスでのスプライスを低減でき
ると共に、電線の多用も防ぐことができるので、作業工
数の低減およびコストダウンを図ることができる。な
お、上記バスバーとオプション用のリレー、ヒューズあ
るいは/およびコネクタとの接続方法は、電線を介して
行っても、バスバーのタブと直接接続してもよい。
【0011】上記ベース領域はブロック本体の周壁より
上記リレー搭載部、ヒューズ搭載部を突設し、これら搭
載部の隙間は空隙とし、該ベース領域の下部にロアケー
スを組み付け、該ロアケースの底壁を上記空隙に嵌合さ
れる形状とし、該底壁の上面に1枚板からなる上記バス
バーを固定している一方、該バスバーの一部に細幅とし
たヒュージブルリンク部を設けている
【0012】上記のように、バスバーは1枚板とし、ベ
ース領域においてリレー搭載部およびヒューズ搭載部の
間の隙間に沿って配置すると、リレー搭載部およびヒュ
ーズ搭載部の間のデッドスペースとなる隙間を利用で
き、電気接続箱の小型化および高密度化を図ることがで
きる。
【0013】上記オプション領域の空洞部は複数設け、
これら各空洞部はそれぞれリレー収容部、ヒューズ収容
部あるいは/およびコネクタ収容部とし、各収容部を囲
む空洞部の内周面にはカセット式のリレー、ヒューザ
ー、コネクタとのロック部を設けている。上記構成とす
ると、上記ロアケースを全車種共通に設けられるベース
領域の下部に組み付ける一方、オプション領域の各空洞
部には、オプション用のカセットタイプのリレー、ヒュ
ーズあるいは/およびコネクタを下方より挿入して嵌合
し、ロック固定することにより、簡単に搭載することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図7は第1実施形態を示
す。リレーボックス10は図1の分解斜視図に示すよう
に、ブロック本体11、ロアケース12、バスバー1
3、オプション用のリレーカセット14A、14Bを備
えている。
【0015】ブロック本体11は長方形状の周壁11a
の内面よりリレー搭載部15、ヒューズ搭載部16、オ
プション用カセットを収容するための空洞部を囲む仕切
壁17、コネクタ収容部19を突設している。上記リレ
ー搭載部15、ヒューズ搭載部16、コネクタ収容部1
9の間には隙間20を空けており、周壁11aの内面に
沿ってロアケース12より突設する保護壁21を挿入す
る筒部18を設けている。
【0016】仕切壁17に囲まれた空洞部をオプション
用のカセット収容部22、23およびコネクタ収容部1
9としてブロック本体11の一側に集中的に設け、リレ
ーボックス11のうち、カセット収容部22、23およ
びコネクタ収容部19の集まった領域をオプション領域
Yとし、その他の領域を全車種共通のベース領域Xとす
る。なお、上記各収容部19、22、23の仕切壁17
に被ロック部17aを備え、コネクタ24およびリレー
カセット14A、14Bの外面にロック部24a、14
A−1、14B−1を備えて、コネクタ24およびリレ
ーカセット14A、14Bを収容部19、22、23に
嵌合することでロック固定する構成としている。
【0017】上記ブロック本体11の下部に組みつける
ロアケース12の底壁12aは、ブロック本体11の隙
間20に嵌合する形状としている。該底壁12aの上面
にかしめ固定するバスバー13は底壁12aの形状に対
応させた形状に導電性金属板を打抜加工した1枚板から
なり、底壁12aの略全面に配置している。
【0018】バスバー13は導電性金属材を図3に示す
形状に打抜加工し、その後、折り曲げ加工して図1中に
示す形状としている。即ち、底壁12aに固定する平置
き部13aは底壁12aの形状に沿った形状で、ブロッ
ク本体11への組付時にはリレー搭載部15、ヒューズ
搭載部16等の間のデッドスペースとなる隙間20に沿
って配置している。
【0019】上記平置き部13aには、広幅部13bの
間にS字状に形成した細幅のヒュージブルリンク部13
cを形成している。これらヒュージブルリンク部13c
は大容量ヒューズとして利用している。
【0020】また、平置き部13aの先端にはリレー接
続用のタブ13dを上向きに屈折して形成すると共に、
バスバー13の一側部にヒューズ接続用のタブ13eを
並列状態で屈折して形成している。また、平置き部13
aの一側端縁に電源線接続用のタブ13f、オルタネー
タ行きの電線接続用のタブ13gを形成して下向きに屈
折させている。さらに、リレーカセット14Bとの接続
用の電源出力用端子13jおよび他のオプション用の部
品との接続用の電源出力用端子13hを設けている。
【0021】上記リレー、ヒューズ接続用のタブ13
d、13eは先端より圧接スロット13d−1、13e
−1を切り込み、リレー搭載部15、ヒューズ搭載部1
6に搭載するリレー、ヒューズの入力側端子と中継端子
を介さずに直接接続させるようにしている。
【0022】また、電源線接続用のタブ13f、オルタ
ネータ接続用のタブ13gは、ロアケース12の底壁よ
り突出した電線接続部12cの端子収容室に突出させ、
タブ13fは電源線w1の端末に接続した雌端子T1と
嵌合接続させ、タブ13gはオルタネータ行きの電線w
2の端末に接続した雌端子が組み込まれたコネクタT2
と嵌合接続させるようにしている。
【0023】さらに、リレーカセット14Bとの接続用
の電源出力用端子13jは、ロアケース12の底壁より
突出した端子収容室12dに突出させ、他のオプション
用のカセット部品との接続用の電源出力用端子13h
は、端子収容室12bに突出させている。
【0024】ブロック本体11へのロアケース12の組
みつけで、バスバー13はブロック本体11に設けられ
たリレー搭載部15、ヒューズ搭載部16の間のデッド
スペースの隙間に沿って配置され、バスバー13より屈
折させて形成したリレー用のタブ13dはリレー搭載部
15の端子収容部に、ヒューズ用のタブ13eはヒュー
ズ搭載部16の端子収容部に挿入される。
【0025】上記リレー搭載部15の下部には、図5に
示すように、バスバー13のタブ挿入部15aと電線w
3の端末の雌端子T3を挿入係止する端子挿入部15b
とを備え、上記タブ挿入部15aにはリレー接続用のタ
ブ13dを挿入している。該リレー搭載部にはリレー3
0を搭載して、その入力側端子30aを端子孔15cに
差し込み挿入してバスバー13のタブ13dと接続し、
出力側端子30bを端子孔15dに差し込み挿入して電
線端末の雌端子T3と嵌合接続させるようにしている。
ヒューズ搭載部16もリレー搭載部15と同様な構成
で、プラグインタイプでヒューズを搭載して、その入力
側端子をバスバーのタブ13eと出力側端子を電線端末
の端子と嵌合接続させる構成としている。
【0026】カセット収容部23に後付けでロック固定
するリレーカセット14Bについては、図6に示すよう
に、一端の雌端子T4をバスバー13の電源出力側端子
13jと嵌合接続している電線w4の他端の雌端子T5
を端子挿入部14B−1に挿入すると共に、他の電線w
5の端末の雌端子T6を端子挿入部14B−2に挿入
し、リレーカセット14Bの上面よりリレー30を搭載
して、その入力側端子30aを端子孔14B−3に差し
込み挿入して雌端子T5と接続し、出力側端子30bを
端子孔14B−4に差し込み挿入して雌端子T6と嵌合
接続させるようにしている。
【0027】また、リレーカセット14Aはリレーカセ
ット14Bと同様にカセット収容部22に後付けでロッ
ク固定して用いるものの、バスバー13とは接続せずに
単体のオプションリレーとして用いている。但し、リレ
ーカセット14Bが電源出力側端子13jと接続する代
わりに、リレーカセット14Aを電源出力側端子13j
と接続しても構わない。
【0028】上記のように、オプション用のリレーカセ
ット14A、14Bを取り付けることにより、図7のオ
プション領域Yに示すような回路が追加される。そし
て、オプション用のリレーカセット14A、14Bやリ
レー、ヒューズ等を搭載した後に、ブロック本体11の
上面にはアッパーケース(図示せず)が被せられる。
【0029】上記構成とすると、全車種共通のベース領
域と、車種毎に搭載部品が異なるオプション領域とに分
けて、着脱自在のリレーカセット14A、14Bを用い
ることで、リレーボックス10の車種間の共用化を図る
ことができると共に、オプション回路が不要である車種
の場合には、リレーカセット14A、14Bを搭載しな
いことで、無駄なリレー搭載部などを搭載せずに済み、
材料の無駄やリレーボックスの重量を低減することがで
きる。
【0030】また、オプション用のリレーカセット14
Bへの電源供給は、バスバー13に設けられた電源出力
用端子13jにて行っていることにより、リレーカセッ
ト14Bへの電源供給回路はバスバー13にてスプライ
スが吸収され、リレーボックス10へ接続されるワイヤ
ハーネスでのスプライスを低減できると共に、電線の多
用も防ぐことができるので、作業工数の低減およびコス
トダウンを図ることができる。
【0031】図8(A)(B)は第2実施形態を示す。
電線w6の一端の雌端子T7を、ロアケース12の端子
収容室12bにてバスバー13の電源出力側端子13h
と嵌合接続し、電線w6の他端には、圧接スロット25
a−1を有するタブ25aを3つ並列した端子25を圧
着している。端子25はカセットヒューザー26の端子
挿入部26aに挿入すると共に、他の電線w7の端末の
雌端子T8を端子挿入部26bに挿入し、カセットヒュ
ーザー26の上面よりヒューズ31を搭載して、その入
力側端子31aを端子孔26cに差し込み挿入してタブ
25aと接続し、出力側端子31bを端子孔26dに差
し込み挿入して雌端子T8と嵌合接続させるようにして
いる。カセットヒューザー26は、オプション用カセッ
ト収容部の空きスペースに収容してもよいし、空きスペ
ースがなければリレーボックス10の外部に取り付けて
もよい。
【0032】上記構成とすると、カセットヒューザー2
6への電源供給をバスバー13の電源出力用端子13h
で行っているため、従来、ワイヤハーネスにて行ってい
たスプライスをバスバー13にて吸収することができ、
面倒な電線のスプライス処理をなくすことができる。な
お、他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省
略する。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ブロック本体を全車種共通のベース領域と、
車種毎に搭載部品が異なるオプション領域とに分け、オ
プション領域に設けた空洞部からなるリレー、ヒュー
ズ、コネクタ収容部にはカセットタイプのリレー、ヒュ
ーズ等を着脱自在に嵌合固定できるため、自動車用リレ
ーボックスの車種間の共用化を図ることができる。ま
た、オプション回路が不要な車種の場合には、上記カセ
ットタイプのリレー等を搭載しないことで、無駄なリレ
ー搭載部等を搭載せずに済み、材料の無駄やリレーボッ
クスの重量を低減できる。
【0034】また、オプション用のカセットタイプのリ
レー、ヒューズあるいは/およびコネクタへの電源供給
は、上記バスバーに設けられた電源出力用端子にて行っ
ているので、上記バスバーにてスプライスを吸収でき、
リレーボックスへ接続されるワイヤハーネスでのスプラ
イスを低減できると共に、電線の多用も防ぐことがで
き、作業工数の低減およびコストダウンを図ることがで
きる。
【0035】また、上記バスバーは1枚板からなり、上
記リレー搭載部およびヒューズ搭載部の間のデッドスペ
ースとなる隙間を利用して配置しているため、電気接続
箱の小型化および高密度化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るリレーボックス
の分解斜視図である。
【図2】 ロアケースにバスバーを固定した直後の斜視
図である。
【図3】 バスバーの展開図である。
【図4】 リレーボックスの底面図である。
【図5】 リレー搭載部での接続形態を示す概略断面図
である。
【図6】 リレーカセットでの接続形態を示す概略断面
図である。
【図7】 リレーボックスの回路図である。
【図8】 (A)は第2実施形態のカセットヒューザー
の接続形態を示す斜視図、(B)は概略断面図である。
【図9】 従来のリレーボックスの平面図である。
【図10】 別の従来のリレーボックスの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 リレーボックス 11 ブロック本体 12 ロアケース 12a 底壁 13 バスバー 13a 平置き部 13b 広幅部 13c ヒュージブルリンク部 13d リレー接続用タブ 13e ヒューズ接続用タブ 13f 電源接続用タブ 13g オルタネータ接続用タブ 13h、13i、13j 電源出力用端子 14A、14B リレーカセット 14A−1、14B−1 ロック部 15 リレー搭載部 16 ヒューズ搭載部 17 仕切壁 17a 被ロック部 19 コネクタ収容部 20 隙間 22、23 カセット収容部 24 コネクタ X ベース領域 Y オプション領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一色 義博 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5G361 BA01 BA03 BB01 BB03 BC01 5G502 CC60 FF10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック本体をベース領域とオプション
    領域とに区分けし、上記オプション領域をブロック本体
    の一部に集中的に設け、 上記ベース領域に電源接続部を設けたバスバーを配置
    し、該バスバーに電源接続部から分岐して、上記ベース
    領域に設けるリレー搭載部およびヒューズ搭載部の端子
    穴に挿入するタブを設けていると共に、上記オプション
    領域に着脱自在に取り付ける搭載部品との接続用の電源
    出力用端子を設ける一方、 上記オプション領域には、カセットタイプのリレー、ヒ
    ューズあるいは/およびコネクタからなる上記搭載部品
    を挿入して着脱自在に内嵌する空洞部を設け、これら搭
    載部品の端子を上記電源出力用端子と接続させる構成と
    していることを特徴とする自動車用リレーボックス。
  2. 【請求項2】 上記バスバーの電源出力用端子は、上記
    オプション領域の搭載部品に接続する電線端末に接続し
    た端子と雌雄嵌合している請求項1に記載の自動車用リ
    レーボックス。
  3. 【請求項3】 上記ベース領域はブロック本体の周壁よ
    り上記リレー搭載部、ヒューズ搭載部を突設し、これら
    搭載部の隙間は空隙とし、該ベース領域の下部にロアケ
    ースを組み付け、該ロアケースの底壁を上記空隙に嵌合
    される形状とし、該底壁の上面に1枚板からなる上記バ
    スバーを固定している一方、該バスバーの一部に細幅と
    したヒュージブルリンク部を設けている請求項1または
    請求項2に記載の自動車用リレーボックス。
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