JPH04336471A - 半導体薄膜のピンホールの除去方法 - Google Patents

半導体薄膜のピンホールの除去方法

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JPH04336471A
JPH04336471A JP3135225A JP13522591A JPH04336471A JP H04336471 A JPH04336471 A JP H04336471A JP 3135225 A JP3135225 A JP 3135225A JP 13522591 A JP13522591 A JP 13522591A JP H04336471 A JPH04336471 A JP H04336471A
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JP
Japan
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thin film
semiconductor thin
negative resist
pinholes
substrate
Prior art date
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JP3135225A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Kariya
俊光 狩谷
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Light Receiving Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体デバイスの製造中
に半導体薄膜に発生するピンホールを除去する、半導体
薄膜のピンホールの除去方法に関する。
【0002】
【従来技術】近年、太陽電池、フラットパネルディスプ
レイ、フォトセンサー、電子写真感光体といった大面積
の半導体デバイスを光透過性の基板、例えばガラス等の
上に形成する研究がなされており、アモルファスシリコ
ンなどの非晶質半導体がコストの面からその材料として
有望視されている。
【0003】例えば、ガラス基板上に形成されたPIN
型アモルファスシリコン太陽電池の場合には、非晶質半
導体薄膜中で発生したフォトキャリアを半導体内部の電
界によって、光入射側の透明電極、およびこれと対向す
る上部電極に移動させ、所望の太陽電池出力を得ること
ができる。
【0004】しかしながら、上記の透明電極、および半
導体薄膜はプラズマCVD法、光CVD法、熱CVD法
、真空蒸着法、スパッタリング法等の方法によって真空
容器内で形成されるが、該透明電極、および該半導体薄
膜の膜厚は通常約0.005〜数十μmであるため、透
明電極、あるいは半導体薄膜上に微塵(大きさ数μm程
度)が付着し、のちに剥がれたり、または半導体薄膜の
内部応力や、透明電極との密着性の悪さによって半導体
薄膜の一部が剥がれたりして、基板上に所望の半導体薄
膜が形成されない領域ができてしまう。この状態で上部
電極を形成すると、半導体薄膜が形成されていない領域
において上記光入射側の透明電極と、これと対向する上
部電極がこの領域に於て接触し、電気的に短絡状態とな
り、半導体デバイスとしての機能を果たせなくなるとい
う問題がある。
【0005】特に、上記太陽電池、フラットパネルディ
スプレイ、フォトセンサー、電子写真感光体といった大
面積の半導体デバイスにおいては、上記の問題は深刻で
あり、微塵がほとんどまったくないクリーンな環境のも
とにおいても短絡状態となっている領域がまったくない
大面積の半導体デバイスを製造するのは非常に困難であ
る。
【0006】このような問題を解決する手段として特公
昭62−59901、特公昭62−53958が開示さ
れている。これらの手段はレーザービームを用いてピン
ホールを検出し、その部分をレーザービームで溶融し、
ピンホールを埋没させるものであるが、レーザービーム
によって大面積基板に存在する数多くのピンホールを検
出することは長時間に及ぶ工程になってしまい、この工
程によってコストが高くなるという問題点がある。また
大面積に存在する数多くのピンホールのすべてを検出し
、埋没させることは非常に困難であるため、歩留りの向
上は期待したほど望めるものではない。また特開昭62
−213177においては光透過性基板上に透明電極と
半導体薄膜を順次形成した後に、直ちに感光塗料を塗り
、露光してピンホールの除去を行っている。しかしこの
方法においても露光する前に発生したピンホールは感光
塗料を充填し、短絡を防止できるが、露光させた後に半
導体薄膜が剥がれてピンホールが発生した場合には、短
絡を防止できず、この場合には有効な方法とは言えない
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
決するためになされたもので、半導体薄膜に発生するピ
ンホールに起因する短絡を確実に防止し、製造歩留りの
向上、製造時間の短縮を可能とする大面積の半導体薄膜
等のピンホールの除去方法を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は光透過性基板の一主面に透明電極と半導体
薄膜とを順次形成してなる製造工程中の半導体デバイス
の前記形成した半導体薄膜に発生したピンホールを除去
する方法において、まず液体中に設けられた一対の対向
電極間に前記製造工程中の半導体デバイスを配設して前
記一対の対向電極間に電圧を印加すると共に液体に高周
波を照射することによって前記半導体デバイスに付着し
ている微塵を除去した後、前記半導体薄膜表面に硬化後
に絶縁性を有するネガレジストを塗布し、次いで前記レ
ジストは硬化するが前記半導体薄膜は透過しない波長の
光を基板の一主面の反対面に照射し、その後前記レジス
トを現像することにより硬化した絶縁性を有するネガレ
ジストでピンホールを充填するもので、半導体デバイス
を半導体薄膜表面を下面にして一対の対向電極間にほぼ
水平に配設すること、高周波の周波数が10〜80kH
z であること、ネガレジストを硬化させ得る光の波長
域が可視光短波から遠紫外光までであること、硬化した
絶縁性を有するネガレジストでピンホールを埋めた後に
、上部電極を形成すること、及び硬化した絶縁性を有す
るネガレジストでピンホールを埋めた後に、該ネガレジ
スト用の剥離液で半導体薄膜表面上に残ったネガレジス
トを除去することを含む。
【0009】
【作用】本発明は上記のように構成することにより、主
に静電気的な力や分子間力で半導体薄膜に付着している
微塵を完全に半導体薄膜表面から除去し、対向電極に集
塵し、潜在しているピンホールを顕在化させ、基板の主
面の反対面より照射された光によってピンホール内のネ
ガレジストのみが露光され、ピンホールが存在しない領
域上のネガレジストは半導体薄膜によって上記の光がほ
ぼ完全に吸収されるため、露光されて硬化されず、現像
後は半導体表面から除去されてしまい、選択的にピンホ
ール内のみに絶縁性の樹脂を充填することができるため
、上部電極を形成しても上部電極と透明電極が短絡する
ことはない。
【0010】本発明の半導体薄膜のピンホール除去方法
によれば、半導体薄膜を用いた半導体デバイスの歩留り
を飛躍的に向上させることができる。
【0011】以下、図面に従って本発明を実施できる半
導体デバイス、および本発明の方法を具体的に説明する
【0012】図1は本発明を実施できる半導体デバイス
の一例として太陽電池101を用いた場合の概略的断面
図であり、102は光透過性のあるガラス基板である。 103はITOなどの透明電極、104はPIN接合を
有し、光起電力層であるアモルファスシリコン半導体薄
膜、105は上部電極である。上記構成の太陽電池10
1の製造に際しては、まず基板102上に透明電極を形
成する。
【0013】膜厚約0.005〜0.5μmの透明電極
103は通常行われているように、真空蒸着法、スパッ
タリング法などの方法を用いてガラス等の基板102上
に形成する。0.1〜0.7μmの膜厚を有するアモル
ファスシリコン半導体薄膜104は通常行われているよ
うにプラズマCVD法、熱CVD法、光CVD法などの
方法で透明電極103上に形成する。膜厚約0.1〜1
0μmの上部電極105は透明電極103と同様に真空
蒸着法、スパッタリング法、スクリーン印刷法等の方法
を用いてアモルファスシリコン半導体薄膜104上に形
成する。
【0014】図2(a)、(b)、(c)は本発明のピ
ンホール除去方法の具体的な例を示す図である。201
、202、203はアモルファスシリコン半導体薄膜2
06に発生したピンホールの一例で、ピンホール201
はアモルファスシリコン半導体薄膜206のみが剥がれ
、ピンホール202では透明電極205とアモルファス
シリコン半導体薄膜206の両層が剥がれ、ピンホール
203では透明電極上に微塵204が付着した状態でそ
の上にアモルファスシリコン半導体薄膜206が形成さ
れている。もし微塵204がこの領域から剥がれるとピ
ンホール203が形成されることとなる。これらのピン
ホールを有するアモルファスシリコン半導体薄膜の上に
上部電極を形成すると、図1で示した透明電極103と
上部電極105とが短絡し、光起電力を発生することは
できない。ピンホール201、202、203は主にア
モルファスシリコン半導体薄膜206を形成する工程で
発生し、具体的には、形成する際に用いる真空容器内の
微塵が透明電極103上に付着し、のちに剥がれる場合
や、あるいはアモルファスシリコン半導体薄膜104の
内部応力や、透明電極との密着性の悪さによって一部の
領域が剥がれることなどにより発生する。
【0015】以下に、半導体薄膜を形成したときに発生
したこのピンホールを絶縁性ネガレジストで埋め、上部
電極を形成した場合に透明電極103と上部電極105
とが短絡するのを防ぐ方法を説明する。
【0016】まずクリーンルーム内(0.3μmクラス
10等)において、よく洗浄された所定の形状(本例に
おいては100×100(mm)、厚さ1.0(mm)
)のガラス基板等の上に上述したように真空蒸着法で透
明電極と、プラズマCVD法でアモルファスシリコン半
導体薄膜を順次形成する。つぎに透明電極とアモルファ
スシリコン半導体薄膜が形成されているこのガラス基板
をアセトン(CH3 COCH3 )等の溶媒を満たし
た図9に示す微塵除去装置の中に浸し、対向電極に電圧
を印加し、所定時間超音波等の高周波を照射し、基板に
付着している微塵の除去を行う。通常は5〜60分程度
が好ましい。つぎに必要があれば洗浄、乾燥を行う。こ
の際、ガラス基板に対してアモルファスシリコン半導体
薄膜が形成されている面を下向きにして図2(a)の2
04のような微塵がすべてアモルファスシリコン半導体
薄膜表面から剥がれ落ちるようにするとよい。微塵除去
に用いるこの装置は市販の超音波洗浄器でもよいが、図
9に示すように溶液の流れが循環系をなしているものが
よい。 図9中の901は基板904を設置する除去装置本体で
溶媒905で満たされている。903は溶媒を循環させ
るためのポンプ、902は本体とポンプの循環系の間に
設けられたフィルターで、剥がれ落ちた微塵を吸着、収
集することができる。高周波発振器906の発振周波数
は10〜80kHz のものが好適である。907a、
907bは銅、ステンレス、アルミニウムなどの金属で
できた一対の対向電極で、2枚の電極が基板904を挟
むようにして対向して溶媒905中に配設してある。9
08はこの対向電極に直流および、または交流の電圧を
印加する電源である。
【0017】なお、図9においては一対の対向電極90
7a、907b及び基板904を溶媒905内に水平に
配設したが、これに限られず傾斜させたり垂直に配設す
ることができ、特に基板904は水平面から10度程度
傾けて配設すると良好な除塵ができるので好ましいもの
である。
【0018】つぎにこの基板を取り出し、アモルファス
シリコン半導体薄膜の表面に、市販の少くとも硬化後絶
縁性を有するネガレジスト207を公知のロールコータ
ー等の塗布手段により均一に塗布し、必要があれば乾燥
させる。次いで、図2(b)に示すように透明電極20
5およびアモルファスシリコン半導体薄膜206が形成
されている表面とは反対側のガラス基板表面208から
上記のネガレジスト207を露光する光209を照射す
る。この光はネガレジストには感光してレジストを硬化
させるが、半導体薄膜はほとんど透過しない波長域のも
のを選択する。その際アモルファスシリコン半導体薄膜
206の一部の領域にできたピンホール201、202
、203の中は上記の絶縁性を有するネガレジストで充
填されており、光209によりピンホール内のネガレジ
ストのみが露光されて硬化するが、ピンホールがない領
域210上のネガレジスト211は光209がアモルフ
ァスシリコン半導体薄膜でほぼ完全に吸収されて透過し
ないため、露光されず、従って硬化しない。またこのと
き光209の強度、露光時間、波長等を調整し、ネガレ
ジストがピンホール内に完全に充填され、かつアモルフ
ァスシリコン半導体薄膜表面上にあまりオーバーカバー
しないようにすることが望ましい。つぎにリンス液等で
上記の露光されていないネガレジストを除去し、必要が
あれば乾燥させる。
【0019】以上の方法によって、図2(c)に示すよ
うにピンホール201、202、203は絶縁性を有す
るネガレジストの硬化した樹脂で完全に充填される。こ
のためアモルファスシリコン半導体薄膜上に上部電極を
形成しても透明電極と上部電極との間で短絡することは
ない。
【0020】図3はアモルファスシリコン半導体薄膜3
06を形成したのちに、高周波を照射して微塵を除去す
ることなく、直ちにアモルファスシリコン半導体薄膜表
面上に上記のネガレジストを上記の方法で塗布し、露光
し、露光されていないネガレジストを除去したのちに乾
燥させ、上部電極302を形成した太陽電池301を示
す。なお、304は透明電極である。この場合において
は、ピンホール303の領域に付着していた不図示の微
塵がネガレジストの除去、乾燥工程の後に剥がれたため
、このピンホール303は絶縁性のネガレジストで充填
されず、上部電極302と透明電極304はこの領域に
おいて短絡してしまっている。このように半導体薄膜を
形成したのちに、付着している微塵除去を行わないと、
短絡防止(ピンホールの除去)は不完全なものとなって
しまい、効果はそれほど期待できない。
【0021】図4はネガレジストを塗布した基板402
を上述したような方法によって露光する露光装置401
を示すものであり、通常クリーンな環境に保たれたイエ
ロールーム内にて使用される。以下にこの露光装置の各
部および使用手順を説明する。
【0022】403は低圧水銀灯で、球面鏡404の球
対称中心に置かれている。405は低圧水銀灯から放射
される紫外光を平行光線にするレンズであり、レンズホ
ルダー406によってレンズを通らない紫外光を遮断す
るようになっている。407は紫外光強度を検知するフ
ォトダイオードであり、コントローラー408を介して
低圧水銀灯の電源409を調節し、常に一定の光強度に
なるようにしている。410はネガレジストの露光時間
に応じて開閉を行うシャッターで、コントローラー40
8で露光時間を変えることができる。シャッターを閉の
状態にし、低圧水銀灯の光強度が十分安定したところで
、ネガレジストを塗布した基板402を基板ホルダー4
11の上に置き、コントローラーのシャッター開閉時間
を設定する。シャッター開閉スイッチをONにするとシ
ャッター開閉時間に応じて閉から開、開から閉の動作を
おこないネガレジストの露光が終了するようになってい
る。
【0023】上記露光装置を用いて露光したレジストを
、つぎにこのネガレジスト用の現像液で現像し、更に純
水、あるいは専用のリンス液で露光されていないネガレ
ジストを十分に洗い落とし、必要が有れば乾燥させる。 その結果、図2(c)に示すようにアモルファスシリコ
ン半導体薄膜の一部にできたピンホール201、202
、203を硬化した絶縁性樹脂で完全に埋めることがで
きる。その後、アモルファスシリコン半導体薄膜表面の
上に上部電極を形成しても透明電極205と上部電極が
短絡し、該太陽電池の光起電力機能が損なわれることは
ない。またアモルファスシリコン半導体薄膜206の膜
厚が薄いため、露光時間を短くしたり、光209の強度
を弱くしてもアモルファスシリコン半導体薄膜206で
光209をほぼ完全に吸収できない場合には、半導体薄
膜を透過した光がレジストを一部硬化させることがあり
、この場合には現像後、露光されていないネガレジスト
211を十分に洗い落としてもピンホールがない領域2
10上に硬化した不必要なネガレジストが残ることがあ
る。この場合には、該ネガレジスト用の剥離液を用いて
適度に剥離するなどの方法によって、ピンホールがない
領域207上にネガレジストが残らないようにするとよ
い。
【0024】以上のように半導体デバイスとしてPIN
接合を有する太陽電池を例にとって説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えばフラットパネ
ルディスプレイ、フォトセンサー、電子写真感光体など
が本発明を実施することのできる好適な半導体デバイス
として挙げることができる。また本発明を実施すること
のできる半導体薄膜としてアモルファスシリコンを例に
とって説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えばアモルファスシリコンカーバイド、アモル
ファスシリコンゲルマニュームなどの非晶質シリコン合
金薄膜や、微結晶シリコン薄膜や、多結晶シリコン薄膜
や、真空蒸着などの方法で形成されたCdS、CdTe
、CuInSe2 薄膜などにも好適に実施することが
できる。また透明電極103としてはITO、In2 
O3 、SnO2 、ZnOなどの酸化物や、Pd薄膜
、Au薄膜といった光透過性のよい金属薄膜であっても
よく、また集電電極として図5のようにパターニングさ
れたAg、Al、Crなどの金属電極501を基板上に
形成したのちに、上記の透明電極を形成してもよい。ま
た上部電極105としてはAg薄膜、Al薄膜、Cr薄
膜などの金属薄膜であってもよいし、ITO、In2 
O3 、SnO2 、ZnOなどの酸化物薄膜や、Pd
薄膜、Au薄膜といった光透過性のよい金属薄膜であっ
てもよい。
【0025】また本発明に好適に用いることのできる基
板102は光透過性を有するガラス、石英、樹脂フィル
ムなどが挙げられる。
【0026】本発明に好適に用いることのできるネガレ
ジストは主原料が環化ゴム、感光基および増感剤がビス
アジドであるものや、主原料がポリけい皮酸、感光基お
よび増感剤がN−アセチル4ニトロ1ナフチルアミンお
よび2,4,6−トリニトロアニリン等である可視光短
波から近紫外光露光用レジストが挙げられる。あるいは
主原料が環化ゴム、感光基および増感剤がビスアジドで
あるものや、主原料がフェノール樹脂、感光基および増
感剤がビスアジドである遠紫外光用レジストが挙げられ
る。前述したようにネガレジストを半導体薄膜表面上に
均一に塗布するためにロールコーターを用いたが、スピ
ナー等の装置を用いて均一に塗布してもよい。
【0027】また本発明に用いる露光用の光源は上記の
ネガレジストと反応し、かつ半導体薄膜で吸収される波
長の光を出すものを用い、具体的には低圧水銀灯、高圧
水銀灯、キセノンランプ、およびキセノン−水銀ランプ
が好適な例として挙げられる。
【0028】また本発明の微塵除去工程に用いる溶媒と
しては、比較的、比抵抗の大きい(100kΩ・cm以
上)もの、具体的には純水、あるいはイソプロピルアル
コール、アセトン、トリクロロエタンなどの有機溶媒が
好適に用いられる。さらに異なった種類の溶媒による微
塵除去工程が複数あっても良い。
【0029】また対向電極に印加する電圧は直流のみで
もよいし、交流のみでもよいし、さらには直流と交流を
重畳させてもよい。このとき直流の電圧は微塵の帯電極
性を考慮にいれ、微塵の帯電極性が正であれば下の電極
907bには上の電極907aに対して負の電位を与え
、逆に微塵の帯電極性が負であれば下の電極907bに
は上の電極907aに対して正の電位を与えればよい。 さらには帯電極性が異なる微塵が同一基板上に付着して
いる場合には印加する電圧の極性を変え、2回の工程で
微塵の除去を行っても良い。印加する直流電圧は微塵の
静電気力にもよるが対向電極間の電界が1〜10000
V/cmとなるようにするのが望ましい。また印加する
交流電圧の周波数は10Hz〜10kHzとするのが望
ましい。 (実施例1)以下に製造工程中の半導体デバイスとして
PIN接合を有するアモルファスシリコン太陽電池の製
造中のものを用いて、本発明のピンホール除去方法をさ
らに具体的に説明する。
【0030】まずクリーンルーム内(0.3μmクラス
10)において、よく洗浄された100×100(mm
)、厚さ1.0(mm)のガラス基板上に真空蒸着法で
図5中501に示すようなパターン形状をなす膜厚約1
.0μmのAg集電電極を形成した。次に、形成したA
g集電電極の上に前述したように真空蒸着法でITO透
明電極を膜厚約0.07μmとなるように形成し、更に
その上にプラズマCVD法で膜厚約0.5μmのPIN
型アモルファスシリコン半導体薄膜を形成した。次にこ
の基板をクリーンルーム内のイエロールームに搬入し、
図9に示す微塵除去装置を用いて基板に付着している微
塵を除去した。このとき本体901(約100リットル
)はイソプロピルアルコールで満たし、発振周波数は4
0kHz 、対向電極の印加電圧は交流100V(周波
数60Hz)にし、毎分10リットルの循環速度でポン
プを回転させた。また基板はアモルファスシリコン半導
体薄膜が形成されている面を下にし、10分間の運転を
行った後、温風循環乾燥機で100℃、10分間乾燥さ
せた。
【0031】次にこの基板をこの乾燥機の中から取り出
し、アモルファスシリコン半導体薄膜の表面に東京応化
工業(株)製、OMR−83  ネガ型フォトレジスト
をサーマトロニクス貿易(株)製、MRC−450  
ロールコーターで膜厚約1.0μmとなるように均一に
塗布し、温風循環乾燥機で80℃、25分間乾燥させた
【0032】次に乾燥後、室温まで冷却した基板を図4
に示す露光装置を用い、前述した手順で露光した。この
ときの露光時間は3.0秒、入射光強度は13.0mW
/cm2である。次に露光した基板を専用の現像液(O
MR現像液)、リンス液(OMRリンス液)で処理し、
さらに温風循環乾燥機で145℃、25分間乾燥させた
【0033】乾燥後、室温まで冷却させた基板を取り出
し、PIN型アモルファスシリコン半導体薄膜上に膜厚
約0.3μmのAg上部電極を真空蒸着法で形成した。
【0034】以上のような方法で作成された太陽電池の
暗状態での電流電圧特性を調べたところ、良好なダイオ
ード特性を示し、短絡はしていなかった。またAM1.
5照射下での光電変換効率は5.2%と良好なものであ
った。
【0035】以上のような工程を20回繰り返し行った
ところ、短絡せず良好なダイオード特性を示したものは
19個、この19個の平均のAM1.5照射下での光電
変換効率は5.0%と良好なものであった。 (比較例1)次に本発明の方法を用いず、他は実施例1
と同様な方法で、すなわちPIN型アモルファスシリコ
ン半導体薄膜を形成したのち、ただちにAg上部電極を
形成する工程を実施例1と同様に合計20回繰り返し行
ったところ、短絡せず、良好なダイオード特性を示した
ものはわずか5個であった。この5個の平均のAM1.
5照射下での光電変換効率は4.3%であった。 (比較例2)さらに図9の微塵除去装置の発振周波数を
変えて、他は実施例1と同様な方法で、各周波数ごとに
20回繰り返したところ、周波数と短絡率(短絡した太
陽電池の数/20)の関係は図10に示すものであった
。また短絡せず良好なダイオード特性を示したものの平
均のAM1.5照射下での光電変換効率は4.2%であ
った。
【0036】以上にみられるように本発明のピンホール
除去方法を用いた半導体デバイス作成方法は半導体デバ
イスの品質を損なうことなく歩留りを向上させることが
できる。 (比較例3)さらに図9の微塵除去装置の対向電極に印
加する電圧を0にし、他は実施例1と同様な方法で、繰
り返し20回行ったところ、短絡せず良好なダイオード
特性を示したものはわずか10個であった。また短絡せ
ず良好なダイオード特性を示したものの平均のAM1.
5照射下での光電変換効率は4.6%であった。
【0037】以上にみられるように本発明のピンホール
除去方法を用いた半導体デバイス作成方法は半導体デバ
イスの品質を損なうことなく歩留りを向上させることが
できる。 (実施例2)以下に半導体デバイスとしてPIN型アモ
ルファスシリコン  ダイオード型フォトセンサーを用
いて、本発明のピンホール除去方法を具体的に説明する
。 図6はそのデバイス構成の概略的断面図である。図6に
おいて601がひとつのフォトセンサーチップであり、
602はガラス基板、603は透明電極、604はPI
N型アモルファスシリコン半導体薄膜であり、605は
上部電極、605aは透明電極の引出し電極、606は
リードフレームである。
【0038】実施例1と同様に、まずクリーンルーム内
(0.3μmクラス10)において、よく洗浄された1
00×100(mm)、厚さ1.0(mm)のガラス基
板上に真空蒸着法で図7(a)に示すようなパターン形
状をなす膜厚約0.07μmのITO透明電極を形成し
、通常のフォトリソ工程を用いて図7(a)に示すよう
に透明電極を各センサーサイズの電極701にパターニ
ングした。
【0039】ついでプラズマCVD法で膜厚約0.8μ
mのPIN型アモルファスシリコン半導体薄膜を形成し
、通常のフォトリソ工程を用いて図7(b)に示すよう
にパターニングし、センサーサイズの半導体薄膜702
を形成する。次に、実施例1と同様な方法によってこの
基板をクリーンルーム内のイエロールームに搬入し、1
0分間の微塵除去工程と10分間の乾燥を行った。その
際、本体901内はアセトンで満たし、発振器906の
発振周波数は60kHz 、対向電極の電圧は交流10
0V(周波数60Hz) 、また下の電極907bに+
50Vを印加し、上の電極907aは接地しておき、1
0分間の微塵除去を行った。次に下の電極907bは接
地しておき、上の電極907aに+50Vの電圧を印加
し、他は同じ条件で15分間の微塵除去を行った。その
後、ネガ型フォトレジストを半導体薄膜702上にロー
ルコーターで膜厚約1.0μmとなるように均一に塗布
し、温風循環乾燥機を用いて80℃で25分間乾燥させ
た。
【0040】乾燥後、室温まで冷却した基板を図4に示
す露光装置を用い、前述した手順で露光した。このとき
の露光時間は4.0秒、入射光強度は13.0mW/c
m2 であった。次に露光した基板を専用の現像液(O
MR現像液)、リンス液(OMRリンス液)で処理し、
さらに温風循環乾燥機で145℃、25分間乾燥させた
【0041】乾燥後、室温まで冷却させた基板を取り出
し、PIN型アモルファスシリコン半導体薄膜上に膜厚
約2.0μmのAg上部電極を真空蒸着法で形成し、通
常のフォトリソ工程を用いて図7(c)に示すように上
部電極703をパターニングし、かつ同時に透明電極の
引出し電極703aもパターニングした。最後に各チッ
プごとに切断し、リードフレームをつけた。
【0042】以上のような方法で作成された36個のダ
イオード型フォトセンサーの暗状態での電流電圧特性を
調べたところ、良好なダイオード特性を示し、短絡して
いなかったチップのかずは34個であった。また、短絡
していないフォトセンサーの分光感度特性は非常に良好
なものであった。 (比較例4)次に本発明の方法を用いず、他は実施例2
と同様な方法で、すなわちPIN型アモルファスシリコ
ン半導体薄膜を形成したのち、ただちにAg上部電極を
形成する工程を実施例2と同様に行ったところ、短絡せ
ず良好なダイオード特性を示したものはわずか20個で
あった。
【0043】以上にみられるように本発明のピンホール
除去方法を用いた半導体デバイス作成方法は半導体デバ
イスの品質を損なうことなく歩留りを向上させることが
できる。 (実施例3)以下に半導体デバイスとしてPIN接合を
有するアモルファスシリコンカーバイド太陽電池を用い
て、本発明の他の実施例を具体的に説明する。
【0044】実施例1と同様な方法を用いて、よく洗浄
された100×100(mm)、厚さ1.0(mm)の
ガラス基板上に真空蒸着法で図5の501に示すような
パターン形状をなす膜厚約1.0μmのAg集電電極を
形成し、次に前述したように真空蒸着法で約0.07μ
mのITO透明電極を形成した。その後、更にその上に
プラズマCVD法でPIN型アモルファスシリコンカー
バイド半導体薄膜(膜厚約0.4μm)を形成した。
【0045】次に実施例1と同様な方法によってこの基
板をクリーンルーム内のイエロールームに搬入し、10
分間の微塵除去工程と、10分間の乾燥を行った。つぎ
にネガ型フォトレジストをロールコーターで膜厚約1.
0μmとなるように均一に塗布し、温風循環乾燥機で8
0℃、25分間乾燥させた。
【0046】乾燥後、室温まで冷却した基板を図4に示
す露光装置を用い、前述した手順で露光した。このとき
の露光時間は2.0秒、入射光強度は11.0mW/c
m2 である。次に露光した基板を専用の現像液、リン
ス液で処理し、さらに専用の剥離液(OMR剥離液)に
浸し、半導体表面上に残った不必要なネガレジストを除
去し、温風循環乾燥機を用いて145℃で25分間乾燥
させた。
【0047】乾燥後、室温まで冷却させた基板を取り出
し、実施例1と同様な方法を用いてPIN型アモルファ
スシリコンカーバイド半導体薄膜上に膜厚約0.3μm
のAg上部電極を真空蒸着法で形成した。
【0048】以上のような方法で作成された太陽電池の
暗状態での電流電圧特性を調べたところ、良好なダイオ
ード特性を示し、短絡はしていなかった。またAM1.
5照射下での光電変換効率は3.5%と良好なものであ
った。
【0049】以上のような工程を20回繰り返し行った
ところ、短絡せず良好なダイオード特性を示したものは
19個、この19個の平均のAM1.5照射下での光電
変換効率は3.4%と良好なものであった。 (実施例4)以下に半導体デバイスとして実施例1のP
IN型アモルファスシリコン太陽電池を用いて、本発明
の他の実施例を具体的に説明する。
【0050】実施例1と同様な方法を用いて、よく洗浄
された100×100(mm)、厚さ1.0(mm)の
ガラス基板上に真空蒸着法で図5に示すようなパターン
形状をなす膜厚約1.0μmのAg集電電極501を形
成し、次に前述したように真空蒸着法で約0.07μm
のITO透明電極を形成した。その上にプラズマCVD
法で膜厚約0.5μmのPIN型アモルファスシリコン
半導体薄膜を形成した。つぎに実施例1と同様に10分
間の微塵除去工程と10分間の乾燥を行った。
【0051】図8はインラインで本発明の方法を連続的
に行う装置であり、上記のイエロールームに設置されて
いる。以下にこの装置を説明する。
【0052】801は最大50枚の基板を納めることの
できる基板収納カセットで、802は基板収納カセット
からメイン搬送ライン803に連続的に基板の受渡しを
おこなうハンドリング装置である。804はインライン
方式に対応した実施例1と同様なロールコーター(レジ
スト塗布装置)であり、805はインライン方式に対応
した温風循環乾燥機、冷却機で、これにより基板の加熱
、乾燥、冷却を行う。806はインライン方式に対応さ
せた図4に示す露光装置であり、807はインライン方
式に対応させた現像、リンスの処理を行う装置である。 808は805と同じ温風循環乾燥機、冷却機であり、
基板の加熱、乾燥、冷却を行う。809は802と同じ
ハンドリング装置であり、810は801と同じ基板収
納カセットである。
【0053】まず基板収納カセットに半導体薄膜を形成
させた50枚の基板をセッティングし、ハンドリング装
置、およびメイン搬送ラインを1枚/30秒のスピード
で稼動させ、基板をメイン搬送ラインに送りだしていく
。804のロールコーター装置も1枚/30秒のスピー
ドで実施例1と同じ条件でネガレジストを塗布すること
ができる。805の温風循環乾燥機では80℃、20分
間の加熱、乾燥、冷却機で10分間の冷風冷却を行い、
室温まで冷却することができる。
【0054】次に冷却した基板を806の露光装置を用
いてネガレジストを露光する。このときの露光時間、入
射光強度は実施例1と同じ3.0秒、13.0mW/c
m2 であり、処理スピードは1枚/30秒である。次
に807の装置で露光した基板を専用の現像液、リンス
液で2枚/60秒の処理スピードで処理し、808の温
風循環乾燥機で145℃、20分間、加熱、乾燥、冷却
機で10分間の冷風冷却を行い、室温まで冷却し、ハン
ドリング装置809で基板収納カセット810に収納す
る。
【0055】次にこの50枚の基板を取り出し、実施例
1と同様に真空蒸着法を用いてアモルファスシリコン半
導体薄膜の表面上に0.3μmのAg上部電極を真空蒸
着した。
【0056】以上のような方法で作成された太陽電池の
暗状態での電流電圧特性を調べたところ、短絡していな
かったものは47枚で、これらは良好なダイオード特性
を示した。短絡していない47枚のAM1.5照射下で
の光電変換効率は5.3%と良好なものであった。
【0057】
【発明の効果】本発明のピンホール除去方法によれば、
半導体デバイスの品質を損なうことなく、大面積の基板
上に形成された半導体デバイスに発生した数多くのピン
ホールをほぼ完全に除去できるため、デバイス製造に関
する歩留りの飛躍的な向上が可能となる。さらにピンホ
ールの空間的位置を検出する必要がないので、デバイス
製造工程の飛躍的な時間短縮が可能となり、ひいてはデ
バイスのコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体デバイスの一例を示す概略断面側面図で
ある。
【図2】本発明方法を説明するための工程図である。
【図3】微塵除去工程を省略した半導体デバイス比較品
の断面側面図である。
【図4】本発明の実施に使用する露光装置の一例を示す
概略説明図である。
【図5】基板上に形成された集電電極のパターンを表わ
す概略斜視図である。
【図6】本発明を実施して製造することのできるフォト
センサーの一例を示す概略断面側面図である。
【図7】本発明を実施してフォトセンサーを製造する製
造工程の説明図である。
【図8】本発明の実施に使用する連続ピンホール除去装
置の一例を示す側面断面図である。
【図9】本発明の実施に使用する微塵除去装置の一例を
示す概略説明図である。
【図10】本発明において使用する除塵装置の高周波の
周波数とデバイスの短絡率の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
101    太陽電池 102    ガラス基板 103    透明電極 104    アモルファスシリコン半導体薄膜105
    上部電極 201、202、203    ピンホール204  
  微塵 205    透明電極 206    アモルファスシリコン半導体薄膜207
    ネガレジスト 208    ガラス表面 209    ネガレジストを露光する光210   
 ピンホールのない半導体薄膜表面211    露光
されないネガレジスト801    基板収納カセット 802    ハンドリング装置 803    メイン搬送ライン 804    レジスト塗布装置 805    温風循環乾燥機、冷却機806    
露光装置 807    現像、リンス処理装置 808    温風循環乾燥機、冷却機809    
ハンドリング装置 810    基板収納カセット 901    本体 902    フィルター 903    循環ポンプ 904    光透過性基板 905    溶液 906    発振器 907a、907b    対向電極 908    直流電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光透過性基板の一主面に透明電極と半
    導体薄膜とを順次形成してなる製造工程中の半導体デバ
    イスの前記形成した半導体薄膜に発生したピンホールを
    除去する方法において、まず液体中に設けられた一対の
    対向電極間に前記製造工程中の半導体デバイスを配設し
    て前記一対の対向電極間に電圧を印加すると共に液体に
    高周波を照射することによって前記半導体デバイスに付
    着している微塵を除去した後、前記半導体薄膜表面に硬
    化後に絶縁性を有するネガレジストを塗布し、次いで前
    記レジストは硬化するが前記半導体薄膜は透過しない波
    長の光を基板の一主面の反対面に照射し、その後前記レ
    ジストを現像することにより硬化した絶縁性を有するネ
    ガレジストでピンホールを充填することを特徴とする製
    造工程中に発生した半導体薄膜のピンホールの除去方法
  2. 【請求項2】  半導体デバイスを半導体薄膜表面を下
    面にして一対の対向電極間にほぼ水平に配設した請求項
    1記載のピンホールの除去方法。
  3. 【請求項3】  高周波の周波数が10〜80kHz 
    である請求項1記載のピンホールの除去方法。
  4. 【請求項4】  ネガレジストを硬化させ得る光の波長
    域が可視光短波から遠紫外光までである請求項1記載の
    ピンホールの除去方法。
  5. 【請求項5】  硬化した絶縁性を有するネガレジスト
    でピンホールを埋めた後に、上部電極を形成する請求項
    1記載のピンホールの除去方法。
  6. 【請求項6】  硬化した絶縁性を有するネガレジスト
    でピンホールを埋めた後に、該ネガレジスト用の剥離液
    で半導体薄膜表面上に残ったネガレジストを除去する請
    求項1記載のピンホールの除去方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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