JPH04336152A - 屋根パネル間の防水シート連続構造 - Google Patents

屋根パネル間の防水シート連続構造

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JPH04336152A
JPH04336152A JP3138498A JP13849891A JPH04336152A JP H04336152 A JPH04336152 A JP H04336152A JP 3138498 A JP3138498 A JP 3138498A JP 13849891 A JP13849891 A JP 13849891A JP H04336152 A JPH04336152 A JP H04336152A
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roof
waterproof sheet
roof panels
roof panel
panels
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Saburo Izumi
三朗 泉
Hideki Hayashi
秀樹 林
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数並設されることに
よって建物の屋根を形成する屋根パネルの防水シート同
士を連続させる構造に係り、屋根が複数の屋根パネルを
使用したパネル工法で作られる建物に利用できるもので
ある。
【0002】
【背景技術】パネル工法で建てられる住宅の屋根は複数
の屋根パネルによって形成され、図7は、実開平2−8
1830等で示されている従来の屋根パネル間の防水構
造を示す。
【0003】横方向に並設される屋根パネル51,52
は、縦材と横材を組み合わせて形成された枠組みフレー
ム53と、枠組みフレーム53の上面に固定された野地
板54と、野地板54の表面に被せられた防水シート5
5と、防水シート55の上に葺かれた屋根材56とを含
んで構成され、それぞれの枠組みフレーム53の上面端
部には下方へ窪んだ段部53Aが形成され、この段部5
3Aまで防水シート55は延設されている。一方の屋根
パネル51には樋部材57が釘58打ちで取り付けられ
、この樋部材57は屋根パネル51の段部53Aにほぼ
半分が載る幅寸法を有している。
【0004】屋根パネル51,52は工場で生産され、
工場では屋根材56を葺く作業および樋部材57を釘5
8で取り付ける作業まで行われる。住宅の建設現場では
、屋根パネル51に取り付けられた樋部材57を屋根パ
ネル52の段部53Aに載せながら屋根パネル51と5
2を横方向に並設する作業が行われ、これにより、屋根
パネル51,52の屋根材56間の隙間59の下側に樋
部材57が配置された住宅の屋根が形成され、隙間59
から落下する雨水は樋部材57に沿って流下し、住宅外
へ排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術では、
屋根パネル51,52を工場で完成させ、これを住宅の
建設現場で組み合わせる作業だけで住宅の屋根を作るこ
とができるが、横方向に隣接する屋根パネル51,52
の接続部60において、これらの屋根パネル51,52
の防水シート55同士を連続させることができず、これ
らの防水シート55間に隙間61ができるため、その分
だけ防水性が劣るという問題があった。
【0006】本発明の目的は、横方向に並設される2個
の屋根パネル間において、これらの屋根パネルの防水シ
ート同士を連続させることができ、これにより防水性を
高めることができるようになる屋根パネル間の防水シー
ト連続構造を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る屋根パネル
間の防水シート連続構造は、横方向に複数並設されるこ
とにより建物の屋根を形成する屋根パネルの屋根材下側
の防水シート同士をこれらの屋根パネル間において連続
させる屋根パネル間の防水シート連続構造であって、横
方向に隣接する2個の屋根パネルのうちの一方の屋根パ
ネルにおける前記防水シートの端部に上向き突部を備え
た第1水切り部材を取り付けるとともに、他方の屋根パ
ネルにおける前記防水シートの端部に下向き突部を備え
た第2水切り部材を取り付け、前記上向き突部を第2水
切り部材に、前記下向き突部を第1水切り部材にそれぞ
れ接触させてこれらの水切り部材を接続状態とすること
を特徴とするものである。
【0008】以上において、屋根材を小面積の小片状と
し、これらの多数の屋根材を上下方向、左右方向に並べ
ることにより屋根パネル表面を仕上げてもよく、あるい
は屋根材を大面積の大判状とし、この屋根材を1枚また
は複数枚使用して屋根パネル表面を仕上げてもよい。
【0009】また、横方向に並設される2個の屋根パネ
ルの屋根材間の隙間は小片状の屋根材の差し込みにより
埋めてもよく、あるいは、従来技術と同様に、この隙間
の下側に樋部材を配置し、隙間から落下する雨水をこの
樋部材で受けて流下させるようにしてもよい。
【0010】
【作用】それぞれの屋根パネルは工場で生産されて建物
の建設現場に運ばれる。建設現場では、クレーンによる
吊り込み等により屋根パネルを横方向に並べて屋根を形
成する作業が行われ、この作業時に第1水切り部材の上
向き突部は第2水切り部材に、第2水切り部材の下向き
突部は第1水切り部材にそれぞれ接触せしめられ、これ
によりこれらの水切り部材は接続状態となる。このため
、横方向に隣接する2個の屋根パネルの防水シート同士
は、建設現場作業を要することなく、連続することにな
る。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1、図2は本実施例に係る構造が適用さ
れたパネル工法住宅の屋根1を示す平面図と斜視図であ
る。屋根1は小屋根部2と大屋根部3とからなり、小屋
根部2は屋根パネル4,5で形成され、大屋根部3は屋
根パネル6〜14で形成されている。大屋根部3は通し
棟15と隅棟16,17を有する寄せ棟となっており、
これらの通し棟15、隅棟16,17には棟カバー18
〜20が被せられており、小屋根部2の棟21にも棟カ
バー22が被せられている。
【0012】図3は、屋根パネル4〜14の構造を屋根
パネル10を代表例として示した図である。それぞれの
屋根パネルは、枠組みフレーム23と、枠組みフレーム
23の上面に固定された野地板24と、野地板24の上
面に接着剤で固定されて被せられた防水シート25と、
防水シート25の表面に釘打ちで固定された屋根材26
とにより構成されている。屋根材26は小面積の小片状
で、多数の屋根材26を釘打ちしながら左右方向および
上下方向に重ねて並べる(図6参照)ことにより、それ
ぞれの屋根パネルの表面が仕上げられている。
【0013】図1、図2に示されているように、屋根パ
ネル6〜14のうち横方向に隣接する2個の屋根パネル
の間は接続部27となっており、図4、図5は、これら
の接続部27の代表例として屋根パネル10と屋根パネ
ル11との接続部27を示している。屋根パネル10に
おける前記防水シート25の屋根パネル11側の端部に
は第1水切り部材28が接着テープ29で取り付けられ
、また、屋根パネル11における防水シート25の屋根
パネル10側の端部には第2水切り部材30が接着テー
プ31で取り付けられている。これらの水切り部材28
,30は接続部27の全長に亘る長さを有する。また、
これらの水切り部材28,30は、接着テープ29,3
1で防水シート25に固定された平板状の本体部28A
,30Aと、本体部28A,30Aの先端に設けられた
湾曲折り曲げ状の突部28B,30Bとからなる。第1
水切り部材28の突部28Bは上向き突部であり、第2
水切り部材30の突部30Bは下向き突部である。下向
き突部30Bにはシール部材32が包み込み状態で保持
されている。以上の水切り部材28,30は例えば金属
製あるいはプラスチック製であり、また、シール部材3
2はゴム等の防水性を有する弾性材料製である。
【0014】次に作用について説明する。以上の屋根パ
ネル4〜14は屋根材26を葺く仕上げ作業まで工場で
行われて工場生産され、そして住宅の建設現場に運ばれ
る。建設現場では、住宅の居室部を壁パネルや間仕切り
パネルで形成した後、それぞれの屋根パネル4〜14を
クレーンによる吊り込み作業等で居室部の上部に配置し
、これらの屋根パネル4〜14を所定位置に並べた後、
居室部上部の屋根梁に結合する。
【0015】以上の屋根パネル配置作業を行う際、横方
向に並設される2個の屋根パネルのうち、水切り部材の
突部が上向き突部となっている屋根パネルを先に配置し
、この後、この上から水切り部材の突部が下向き突部と
なっている屋根パネルを配置する。これを屋根パネル1
0と11について説明すると、図4に示されているよう
に、屋根パネル10を先に配置し、この後、この上方か
ら屋根パネル11を配置し、これにより、図5に示され
ているように、屋根パネル10の第1水切り部材28と
屋根パネル11の第2水切り部材30とを部分的に重ね
、第1水切り部材28の上向き突部28Bを第2水切り
部材30の本体部30Aに接触させるとともに、第2水
切り部材30の下向き突部30Bを第1水切り部材28
の本体部28Aに接触させる。
【0016】これによって両方の水切り部材28,29
は接続状態となり、このため、屋根パネル10と11の
防水シート25同士は、屋根パネル10,11間の接続
部27において、水切り部材28,29を介して連続す
ることになる。このときには第2水切り部材30に保持
されていたシール部材32は第1水切り部材28と弾性
接触し、この部分をシール状態としている。
【0017】以上の作業後、屋根パネル10,11間の
接続部27に最も近く配置された屋根パネル11の屋根
材26と屋根パネル11の屋根材26には、図6の通り
、ジョイント用屋根材33を差し込み、最下段から上段
に順次差し込まれるこれらの屋根材33を釘打ちで固定
する。これにより、図5で示された屋根材26間におけ
る隙間34がジョイント用屋根材33で埋められる。
【0018】以上の作業によって完成する屋根1は、屋
根材26および33が左右方向および上下方向に規則的
に並んだ屋根となり、屋根パネル6〜14のつなぎ目が
外部に露出しない外観良好なものとなる。また、雨が降
った場合、雨水は屋根材26と33に沿って流れ落ちる
ことになる。
【0019】特に、本実施例によれば、横方向に並設さ
れたそれぞれの屋根パネルにおいて、屋根材26,33
の下側に配置された防水シート25同士は水切り部材2
8,30を介して連続状態となっているため、たとえ屋
根材26,33の下側に雨水が浸入しても防水シート2
5によって雨水がさらにその下側に浸入するのを確実に
防止でき、屋根の防水性を高めることができる。また、
本実施例では、水切り部材28,30の間にはシール部
材32が介入されているため、防水シート25同士の接
続部における連続性、防水性を一層高めることができる
【0020】また、本実施例によれば、横方向に並設さ
れる2個の屋根パネルのうちの一方の屋根パネルの防水
シート25に上向き突部28Bを備えた第1水切り部材
28を取り付け、他方の屋根パネルの防水シート25に
下向き突部30Bを備えた第2水切り部材30を取り付
けたため、これらの屋根パネルを端部において上下に重
ねるように配置する作業を行うことにより、防水シート
25同士を水切り部材28,30を介して自動的に連続
させることができ、住宅の建設現場で特別の作業を行う
必要がないため、建設現場作業の迅速化、容易化を達成
できる。
【0021】以上説明した本実施例では、シール部材3
2が使用されていたが、これを省略してもよい。
【0022】また、前記実施例ではそれぞれの屋根パネ
ルは小片状の屋根材を多数使用して仕上げられていたが
、これの代わりに大面積の大判状の屋根材を1枚または
複数枚使用して屋根パネルを仕上げてもよい。
【0023】さらに、前記実施例では、横方向に並設さ
れる2個の屋根パネルの屋根材間の隙間は小片状のジョ
イント用屋根材により埋められていたが、この隙間をそ
のまま残し、従来技術と同様にこの隙間の下側に樋部材
を配置してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、横方向に並設される2
個の屋根パネルの防水シート同士を連続させることがで
きるため、屋根の防水性を高めることができ、また、こ
の防水シートの連続構造を建設現場で特別な作業を行う
ことなく得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例が適用された屋根の平面
図である。
【図2】図1の屋根の斜視図である。
【図3】図1、図2の屋根を構成している屋根パネルの
構造を示す部分破断図である。
【図4】横方向に並設される2個の屋根パネルの接続部
の接続前の状態を示す縦断面図である。
【図5】図4の接続後の状態を示す縦断面図である。
【図6】屋根パネルの屋根材間の隙間をジョイント用屋
根材で埋める作業を示す図である。
【図7】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1  屋根 4〜14  屋根パネル 25  防水シート 26,33  屋根材 27  接続部 28  第1水切り部材 28B  上向き突部 30  第2水切り部材 30B  下向き突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  横方向に複数並設されることにより建
    物の屋根を形成する屋根パネルの屋根材下側の防水シー
    ト同士をこれらの屋根パネル間において連続させる屋根
    パネル間の防水シート連続構造であって、横方向に隣接
    する2個の屋根パネルのうちの一方の屋根パネルにおけ
    る前記防水シートの端部に上向き突部を備えた第1水切
    り部材を取り付けるとともに、他方の屋根パネルにおけ
    る前記防水シートの端部に下向き突部を備えた第2水切
    り部材を取り付け、前記上向き突部を第2水切り部材に
    、前記下向き突部を第1水切り部材にそれぞれ接触させ
    てこれらの水切り部材を接続状態とすることを特徴とす
    る屋根パネル間の防水シート連続構造。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04250247A (ja) * 1991-01-25 1992-09-07 Kubota Corp 屋根パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04250247A (ja) * 1991-01-25 1992-09-07 Kubota Corp 屋根パネル

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