JPH0433577Y2 - - Google Patents

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JPH0433577Y2
JPH0433577Y2 JP9850387U JP9850387U JPH0433577Y2 JP H0433577 Y2 JPH0433577 Y2 JP H0433577Y2 JP 9850387 U JP9850387 U JP 9850387U JP 9850387 U JP9850387 U JP 9850387U JP H0433577 Y2 JPH0433577 Y2 JP H0433577Y2
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JP
Japan
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guide arm
cassette holder
cassette
attached
spring
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JP9850387U
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JPS645244U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、テーププレーヤに使用されるガイド
アーム機構に関するものである。
(従来の技術) テーププレーヤにおいては、カセツトを保持
し、下方の動作位置までローデイングさせ、ある
いは上方の挿入位置までイジエクトさせるための
カセツトホルダが設けられている。このカセツト
ホルダは、機器のサイドプレートに回動自在に取
付けられたガイドアームの上下動に従つて上昇ま
たは下降するように構成されている。ここで、ガ
イドアームの駆動は、その側面に設けられた係合
部をカム駆動することによつて行なわれている。
また、動作位置まで下降したカセツトは、その後
部底面に設けられた2箇所の係止孔にテーププレ
ーヤ基板に設けられた後部2箇所の位置決めピン
を挿入、係止されると共に、その前部底面を、テ
ーププレーヤ基板に設けられた前部2箇所の位置
決めピンにて支持され、これによつてカセツトの
上下位置及び水平位置の位置決めがなされるよう
になつていいる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、以上のようなガイドアーム機構にお
いては、ガイドアームの片側をカム駆動している
ことや、部品精度及び取付精度上の限界等から、
第8図に示すように、動作位置にまで下降したカ
セツトホルダ5が左右に傾いていることがある。
この場合、カセツトホルダ5内に挿入されたカセ
ツト8が傾いた状態にあるため、浮いた側(図中
左側)カセツト8の後部の係止孔8a及び前部の
底面が、テーププレーヤ基板9の後部2箇所の位
置決めピン10及び前部2箇所の位置決めピン1
1に係止されず、カセツト8の位置決めが不可能
になる。なお、第8図中1はサイドプレート、2
はガイドアームである。
このような問題に対し、カセツトホルダとガイ
ドアームとの間に上下方向の遊びを設け、且つ下
降位置においてカセツトホルダを下方に押圧する
ことで、浮上りを防止し、カセツトホルダの左右
の傾きを吸収することが考えられる。しかしなが
ら、このように構成した場合、カセツトホルダ
は、押圧されて固定されるが、ガイドアームは遊
び分だけ自由に移動可能であるため、特に車載用
のテーププレーヤ等において、振動によりガイド
アームが移動して他の部材と衝突し、いわゆるラ
トルノイズを発生する問題がある。
本考案は、このような従来技術の欠点を解決す
るために提案されたものであり、その目的は、カ
セツトホルダとガイドアームとの間に上下方向の
遊びを設けて、カセツトホルダの左右の傾きを吸
収することで、動作位置までカセツトホルダを水
平に下降可能とし、しかも、ガイドアームにおけ
るラトルノイズの発生を防止し得るような優れた
ガイドアーム機構を提供することである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案によるガイドアーム機構は、ガイドアー
ムとカセツトホルダとの取付けを、いずれか一方
の部材に設けた上下方向に長尺な長孔に他方の部
材に取付けた軸を挿入することで行い、且つ、下
降位置にてカセツトホルダまたはカセツトを下方
に押圧する位置決めスプリングを設けると共に、 ガイドアームに被作用部を設け、ガイドアーム
が上昇位置にある際には被作用部を上方向に付勢
し、且つガイドアームが下降位置にある際には被
作用部を下方向に付勢する反転スプリングを設け
ることを構成の特徴としている。
(作用) 以上のような構成を有する本考案においては、
ガイドアームとカセツトホルダとの取付部に設け
られた上下方向の遊びと、位置決めスプリングの
押圧力とにより、カセツトホルダの左右端部が、
ガイドアームに対して下方向に逃げることができ
るため、ここで、カセツトホルダの左右の傾きを
吸収できる。
そして、ガイドアームが上昇位置にある際に
は、反転スプリングの付勢力により被作用部を介
してガイドアームが上方向に付勢され、上昇位置
に固定される。また、ガイドアームが下降位置に
ある際には、同じく反転スプリングの付勢力によ
り被作用部を介してガイドアームが下方向に付勢
され、下降位置に固定される。従つて、ガイドア
ームは上昇位置及び下降位置において、それぞれ
確実に固定されるため、ラトルノイズを発生する
恐れはない。
(実施例) 以上説明したような本考案によるガイドアーム
機構の一実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。なお、第8図に示した従来技術と同一部分に
ついては同一符号を付し、説明を省略する。
*実施例の構成* 第1図において、サイドプレート1の後部上端
部には、ガイドアーム2の後方端部が、軸3にて
上下方向に回動自在に取付けられている。ガイド
アーム2の前方端部には、軸4にて、カセツトホ
ルダ5の前方よりの上端部が上下方向に回動自在
に取付けられている。ここで、軸4はガイドアー
ム2に固定されており、第3図及び第4図に示す
ように、カセツトホルダ5に設けられた上下方向
に長尺な長孔5aに挿入されている。この軸4と
長孔5との取付構成により、カセツトホルダ5に
は、ガイドアーム2に対し、上下方向に寸法lの
遊びが設けられている。
一方、ガイドアーム2の内側後部には、位置決
め回動部材6が配設され、ガイドアーム2のサイ
ドプレート1との軸3にて、ガイドアーム2と独
立して上下に回動自在に取付けられている。位置
決め回動部材6は、サイドプレート1との間に取
付けられた位置決めスプリング7にて、カセツト
ホルダ5の上面を常時下方に押圧するようになつ
ている。
さらに、第5図及び第6図に示すように、サイ
ドプレート1には、スプリング取付ピン1aが設
けられ、ここに、トーシヨンスプリング12の一
端が回動自在に取付けられている。そして、トー
シヨンスプリング12の他端は、ガイドアーム2
とカセツトホルダ5とを取付けた軸4に回動自在
に取付けられている。ここで、スプリング取付ピ
ン1aの上下方向における位置は、軸4の上下の
移動ストローク範囲の中間位置とされており、ガ
イドアーム2が上昇位置にある際には、トーシヨ
ンスプリング12は、矢印Aに示すように軸4を
上方向に付勢し、且つガイドアーム2が下降位置
にある際には、トーシヨンスプリング12は、矢
印Bに示すように、軸4を下方向に付勢するよう
になつている。
*実施例の作用* 以上のような構成を有する本実施例の作用は次
の通りである。
即ち、ガイドアーム2を、第1図に示すような
上昇位置から下降位置に回動させることにより、
カセツトホルダ5が第2図に示すような下降位置
に移動する。この場合、カム駆動だけでは、部材
の加工精度や取付精度等により、第8図に示した
ように、左右いずれかにガイドアーム2が傾き、
これに取付けられたカセツトホルダ5、及びこの
カセツトホルダ5内に挿入されたカセツト8が傾
いた状態で固定されてしまうことがある。
これに対し、本実施例では、第3図及び第4図
に示すように、ガイドアーム2とカセツトホルダ
5との取付部において、カセツトホルダ5に設け
た上下方向に長尺な長孔5a内に、ガイドアーム
2に固定した軸4を挿入しているため、この長孔
5aの遊び寸法lの範囲内で、ガイドアーム2に
対し、カセツトホルダ5が上下方向に移動可能と
なつている上、カセツトホルダ5は位置決め回動
部材6を介して、その上面から、位置決めスプリ
ング7の付勢力にて下方に押圧されている。即
ち、単にカム駆動にてガイドアーム2を駆動した
だけでは、カセツトホルダ5の左右の片側が浮い
てしまうような場合でも、その浮き上がり分は、
ガイドアーム2に対するカセツトホルダ5の上下
方向の遊び寸法lと位置決めスプリング7による
下方への押圧力によつて吸収される。従つて、本
実施例において、カセツトホルダ5及びカセツト
8は、常に第7図に示すような左右水平状態に位
置決めされる。この結果、カセツトホルダ5内に
挿入されたカセツト8は、その底面の後部の係止
孔8aにテーププレーヤ基板9の後部の位置決め
ピン10を確実に挿入、係止され、且つその前後
の底面をテーププレーヤ基板9の前部の位置決め
ピン11にて支持され、これによつてカセツト8
の上下位置及び水平位置の位置決めが確実に行な
われる。
ところで、以上のように、ガイドアーム2とカ
セツトホルダ5との間に遊びがある場合、ガイド
アーム2が遊び分だけ移動可能であるため、振動
等により他の部材と衝突し、いわゆるラトルノイ
ズを発生する問題がある。これに対し、本実施例
においては、サイドプレート1とガイドアーム2
の軸4との間にトーシヨンスプリング12が設け
られているため、上昇位置及び架構位置に置いて
ガイドアーム2が固定され、ラトルノイズの防止
が可能となつている。即ち、ガイドアーム2が上
昇位置にある際には、第5図中矢印Aに示すよう
に、トーシヨンスプリング12の付勢力が上方向
に作用するため、軸4を介してガイドアーム2が
上方向に押圧、固定され、また、ガイドアーム2
が下降位置にある際には、第6図中矢印Bに示す
ように、トーシヨンスプリング12の付勢力が下
方向に作用するため、軸4を介してガイドアーム
2が下方向に押圧、固定される。
*他の実施例* なお、本考案は、前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、ガイドアームとカセツトホル
ダとの取付部に設ける長孔は、カセツトホルダで
なく、ガイドアーム側に設ける構成の可能であ
る。また、位置決めスプリングの配置構成も適宜
選択可能であり、カセツトホルダでなく、カセツ
ト自体を押圧する構成も可能である。
一方、反転スプリングとしてもトーシヨンスプ
リングに限らず、コイルスプリングを使用する構
成も可能であり、また、ガイドアームにおける反
転スプリングの被作用部は、ガイドアームとカセ
ツトホルダとの取付用の軸に限定されない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案においては、ガイ
ドアームとカセツトホルダとの間に上下方向の遊
びを設け、且つカセツトホルダまたはカセツトを
下方に押圧すると共に、反転スプリングにてガイ
ドアームを固定するという簡単な構成により、カ
セツトホルダを水平状態で動作位置まで下降し
て、カセツトを確実に位置決めしながら、しか
も、ガイドアームにラトルノイズを生じないよう
な優れがガイドアーム機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案によるガイドアーム
機構の一実施例を示す側面図であり、第1図は上
昇位置、第2図は下降位置、第3図及び第4図は
同実施例におけるガイドアームとカセツトホルダ
との取付部を示す拡大側面図であり、第3図はカ
セツトホルダが上に浮いている状態、第4図はカ
セツトホルダが下に押圧された状態、第5図及び
第6図は同実施例におけるトーシヨンスプリング
の取付部を示す拡大側面図であり、第5図は上昇
位置、第6図は下降位置、第7図は同実施例を示
す正面図、第8図は従来のガイドアーム機構にお
いてカセツトホルダが傾いた状態を示している。 1……サイドプレート、1a……スプリング取
付ピン、2……ガイドアーム、3,4……軸、5
……カセツトホルダ、5a……長孔、6……位置
決め回動部材、7……位置決めスプリング、8…
…カセツト、8a……係止孔、9……テーププレ
ーヤ基板、10,11……位置決めピン、12…
…トーシヨンスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 左右のサイドプレートの間に、ガイドアーム
    が上下に回動自在に取付けられ、このガイドア
    ームの左右端部に、カセツトホルダの左右端部
    が上下に回動自在に取付けられ、ガイドアーム
    の上下動に従つてカセツトホルダを上下に移動
    させるガイドアーム機構において、 前記カセツトホルダとガイドアームとの取付
    けは、いずれか一方の部材に設けられた上下方
    向に長尺な長孔に他方の部材に取付けられた軸
    を挿入することで行なわれ、且つカセツトホル
    ダが下降位置にある際にカセツトホルダまたは
    カセツトを下方に押圧する位置決めスプリング
    が設けられ、 さらに、ガイドアームには被作用部が設けら
    れ、ガイドアームが上昇位置にある際には被作
    用部を上方向に付勢し、且つガイドアームが下
    降位置にある際には被作用部を下方向に付勢す
    る反転スプリングが設けられたことを特徴とす
    るガイドアーム機構。 (2) カセツトホルダとガイドアームとの取付け
    が、カセツトホルダに設けられた上下方向に長
    尺な長孔に、ガイドアームに固定された軸を挿
    入することで行なわれ、このガイドアームの軸
    が、被作用部とされた実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載のガイドアーム機構。 (3) 反転スプリングが、トーシヨンスプリングと
    された実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のガ
    イドアーム機構。
JP9850387U 1987-06-29 1987-06-29 Expired JPH0433577Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9850387U JPH0433577Y2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29
US07/210,035 US4912579A (en) 1987-06-29 1988-06-22 Cassette holder mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9850387U JPH0433577Y2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS645244U JPS645244U (ja) 1989-01-12
JPH0433577Y2 true JPH0433577Y2 (ja) 1992-08-11

Family

ID=31324832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9850387U Expired JPH0433577Y2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29

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JP (1) JPH0433577Y2 (ja)

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JPS645244U (ja) 1989-01-12

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